JP2014145399A - ケーブル保持体 - Google Patents

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Yasuto Abe
靖人 安倍
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Abstract

【課題】ケーブル類の磨耗等を防止し、ケーブル類の長寿命化を容易に図れる信頼性の高いケーブル保持体を提供する。
【解決手段】ケーブル保持体1は、ケーブル類2を収容する空間10aを有し屈曲自在な収容体5を備えるケーブル保持体において、この空間10aには、少なくとも収容体5の屈曲方向両端に回転可能な回転体20が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力や信号を伝達するためのケーブルや気体や液体を供給するための配管類を保持するケーブル保持体に関する。
従来から、ケーブルを保護しつつガイドするケーブル保持体が知られている(特許文献1参照)。また、一般に、複数の枠形状のケースをピンやリンク等で互いに回転自在に鎖状に連結して構成されるケーブル保持体が知られている。
この種のケーブル保持体のケース内には、ケーブルや配管等のケーブル類が収容されており、このケーブル類は、可動体として機能する作業ユニットと接続されている。そして、この作業ユニットの移動により、ケーブル類の移動に追従して、ケースが所定の屈曲半径で屈曲することでケーブル類の捩れや他の部材との接触等による損傷の発生を防止している。
特開平3−122603号公報
しかしながら、この種のケーブル保持体は、ケースの屈曲によってケーブル類がケース内面と接触することでケーブル類の断線、ダストの発生が原因の遺物付着による歩留まりの低下を招いていた。
本発明は、このような問題の解消を一つの課題とし、その目的の一例は、ケーブル類の磨耗等を防止し、ケーブル類の長寿命化を容易に図れる信頼性の高いケーブル保持体を提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のケーブル保持体(1)は、ケーブル類(2)を収容する空間(10a)を有し屈曲自在な収容体(5)を備えるケーブル保持体において、前記空間には、少なくとも前記収容体内面の屈曲方向両端に回転可能な回転体(20)が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載のケーブル保持体は、請求項1に記載のケーブル保持体において、前記収容体は、前記ケーブル類を収容する空間を有する複数のケース(10)が関節部(15)を介して屈曲可能に連結されていることを特徴とする。
ケーブル類の磨耗を防止することで長寿命化を容易に図れる。
本実施形態のケーブル保持体の外観を示す模式図であって、図1(a)は斜視図、図1(b)は平面図である。 ケーブル保持体の屈曲状態を示す模式図である。 図1のA−A断面を示す模式図である。 他のケーブル保持体の断面を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のケーブル保持体1は、図1及び図2に示すように、屈曲自在な収容体5を備え、例えば、産業用機械の可動体として機能する作業用ユニットと接続されるケーブルや配管(以下、「ケーブル類2」」と称する。)をこの収容体5に収容することで作業用ユニットと接続されるケーブル類2を保護する。また、このケーブル保持体1は、作業用ユニットの移動に追随して移動するケーブル類2が他の構成部材との接触や捩れ等により損傷を受けることを防ぐために設けられる。
なお、このケーブル類2とは、例えば、長尺の導体が絶縁体と保護皮膜で覆われた電源ケーブルの他、信号を伝達するケーブルや気体や液体を供給する配管類である。
この収容体5は、例えば、内部にケーブル類2を収容するための空間10aを有する多数のケース10が関節部15(連結部分)を介して互いに回動自在に鎖状に連結されており、このケース10の空間10aには、単数または複数のケーブル類2がまとめて収容される。
ここで、ケーブル保持体1は、図2に示すように、ケース10同士が連結されている関節部15が屈曲しながら、作業用ユニットの移動に追随するものの、その屈曲部分において、収容体5の内壁と接触することでケーブル類2が磨耗(劣化)したり、ケーブルの皮膜が削れてダストを生じたりして低寿命化を招く要因となっていた。
本実施形態のケーブル保持体1は、図3に示すように、収容体5の内面上下(屈曲方向両端)に、その収容体5の長さ方向に回転する回転体20を設け、ケーブル類2をこの回転体20によって挟持されるように配置することで、収容体5の内面とのケーブル類2の接触を防止し、ケーブル類2の磨耗(劣化)による低寿命化を防止する。
以下、ケーブル保持体1の具体的な実施形態について説明する。
ケーブル保持体1は、図1に示すように、多数個の枠形状に形成された金属製のケース10を互いに回転自在に長鎖状に連結して形成される。ケース10は、図3に示すように、底面11と、この底面11の左右に立設された側片12a、12bと、一方の側片12aに例えばヒンジ50を介して回動可能に連結され、他方の側片12bとの間で連結可能に設けられた連結片13と、を備えている。
連結片13は、ケーブル類2をケース10内に収容するためにケース10の上部を開くものであって、ケース10内にケーブル類2が収容された後は、他方の側片12bに係止され連結される。
図1に示すように、側片12a、12bの前端部は、例えば、略半円状の突起部16を有し、側片12a、12bの後端部は、略半円状の凹部17を有し、この突起部16と凹部17には、それぞれ貫通孔16a、17aが形成されている。この貫通孔16a、17aには、ピン18で連結体19と連結され、隣接する他のケース10と連結される。この貫通孔16a、17a、ピン18、及び連結体19は、関節部15として機能し、2つのケース10、10同士を連結するとともに、この関節部15において、一方のケース10に対して他方のケース10を上下方向に回動可能となっている。そして、収容体5は、連続して直列状に配置された多数のケース10、10をこの関節部15で屈曲自在となっている。
なお、ケース10の材質は、金属製に限られるものではなく、所定の剛性を有していればよく、例えば合成樹脂等により形成されてもかまわない。
また、ケース10は内部にケーブル類2を収納する収納部として機能する空間10aを有する。図3に示すように、この空間10aは高さと幅を有する略長方形状をなし、関節部15は、ケース10の両側外側面の高さ方向、略中央位置に設けられている。そして、ケーブル保持体1は、複数のケース10を、関節部15を介して連結したときに連通される各ケース10の空間10aにケーブル類2を収納し、これらケーブル類2の一方、又は他方が移動した場合にケーブル類2への外的負荷やケース10内面との接触等による損傷からケーブル類2を保護する。
また、ケース10内部の底面11と連結片13側には、ケーブル類2の長さ方向に回転する回転体20が設けられる。
回転体20は、その長さ方向に軸を有し、この軸を両側片12a、12bに掛け渡して、表面が回転可能に配置される。なお、図4に示すように、底面11及び連結片13の両側に支持体21を立設し、この支持体21に回転体20の軸を掛け渡してもかまわない。
このような構成によれば、回転体20をケース10内の屈曲方向両端に設けることで収容体5の屈曲によるケース10内面との接触によるケーブル類2の磨耗を防止できる。
また、ケーブル類2を複数収容した場合、左右方向にも移動するため、図4に示すように、回転体30をケース10内の左右両側に設けることでケース10内面との接触によるケーブル類2の磨耗を完全に防止できる。具体的には、回転体30は、ケース10内の側片12a、12b側に設けられ、ケーブル類2の長さ方向に回転する。
回転体30は、その長さ方向に軸を有し、この軸を両側の各側片12a、12bの上下に内側に突出するようにして立設された支持体31に掛け渡して配置される。
このような構成によれば、ケーブル類2がケース10内を左右に移動しても、回転体30がケーブル類2とともに回転し、摩擦を軽減するため、ケーブル類2のすれや接触による磨耗を防止することが可能となり長寿命化を図れる。
以上に説明したように、本実施形態のケーブル保持体1によれば、ケーブル保持体1の曲げ使用において、そのケース10内に設けられた回転体20、30によってケーブル類2とケース10内面との接触が防止される。従って、ケーブル保持体1を曲げ使用しても、ケーブル類2の耐久性が低下したり、断線したりすることがなく、信頼性に優れる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変更可能である。
1 ケーブル保持体
2 ケーブル類
5 収容体
10 ケース
10a 空間
20、30 回転体

Claims (2)

  1. ケーブル類を収容する空間を有し屈曲自在な収容体を備えるケーブル保持体において、
    前記空間には、
    少なくとも収容体内面の屈曲方向両端に回転可能な回転体が設けられていることを特徴とするケーブル保持体。
  2. 前記収容体は、
    前記ケーブル類を収容する空間を有する複数のケースが関節部を介して屈曲可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル保持体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180001304A (ko) * 2016-06-27 2018-01-04 신무현 전송라인용 슬리브의 관절형 지지모듈

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