JP2014143907A - 電力供給装置及び電気機器 - Google Patents

電力供給装置及び電気機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014143907A
JP2014143907A JP2013272523A JP2013272523A JP2014143907A JP 2014143907 A JP2014143907 A JP 2014143907A JP 2013272523 A JP2013272523 A JP 2013272523A JP 2013272523 A JP2013272523 A JP 2013272523A JP 2014143907 A JP2014143907 A JP 2014143907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
load
power supply
secondary battery
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013272523A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yoshida
雅昭 吉田
Masami Takai
正巳 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013272523A priority Critical patent/JP2014143907A/ja
Publication of JP2014143907A publication Critical patent/JP2014143907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/28Arrangements for balancing of the load in a network by storage of energy
    • H02J3/32Arrangements for balancing of the load in a network by storage of energy using batteries with converting means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】外部電源が供給可能な最大電力量を超える電力を負荷に供給することが可能な電力供給装置を提供すること。
【解決手段】外部電源に接続して負荷に電力を供給する電力供給装置であって、二次電池と、前記外部電源から供給される電力に前記二次電池から出力される電力を重畳して前記負荷に出力する重畳手段と、前記負荷の消費電力量を取得する消費電力量取得手段と、前記消費電力量に基づいて、前記二次電池から出力される電力量を制御する制御手段と、を有する電力供給装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給装置及び電気機器に関する。
例えばヘアドライヤ、電気湯沸かし器、電子レンジ等、家庭やオフィス等で使用される電気機器は、使用場所に設けられているコンセント等の電源に接続されて電力供給を受けて動作する。この様な電気機器が使用される家庭やオフィス等では電源から供給される最大電力量が定められており、電気機器等による消費電力量が一定の電力量を超えるとブレーカが落ちて電力供給が停止されることとなる。そのため、上記した様な電気機器は、同時に複数の電気機器を使用出来る様に、消費電力量が電源から供給される最大電力量を超えない範囲で設計されるのが一般的である。
しかし、電気機器の中には、電源の最大電力量を超える電力を用いた時に、その機能をより発揮し得るものがある。例えばヘアドライヤは、より大きい電力を使用することで出力する温風の風量や温度を向上させることが可能になる。また、例えば電気湯沸かし器は、同様に大きい電力を使用することで湯沸し時間を短縮することが可能になる。
そこで、負荷に電力を供給する方法として、例えば電源から供給される電力にリチウムイオン電池等の二次電池から出力される電力を加えて負荷に出力する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記した特許文献1に係る技術は、電気機器等の負荷への出力電圧の低下を防ぐことはできるが、負荷に外部電源が供給可能な最大電力量を超える電力を供給することは困難である。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、外部電源が供給可能な最大電力量を超える電力を負荷に供給することが可能な電力供給装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の電力供給装置によれば、外部電源に接続して負荷に電力を供給する電力供給装置であって、二次電池と、前記外部電源から供給される電力に前記二次電池から出力される電力を重畳して前記負荷に出力する重畳手段と、前記負荷の消費電力量を取得する消費電力量取得手段と、前記消費電力量に基づいて、前記二次電池から出力される電力量を制御する制御手段と、を有する。
本発明の実施形態によれば、外部電源が供給可能な最大電力量を超える電力を負荷に供給することが可能な電力供給装置を提供できる。
第1の実施形態に係る電力供給装置の構成を例示する図である。 第1の実施形態における電力供給処理のフローチャートを例示する図である。 第1の実施形態に係る電力供給装置の他の構成を例示する図である。 第2の実施形態に係る電力供給装置の構成を例示する図である。 第2の実施形態における電力供給処理のフローチャートを例示する図である。 第3の実施形態に係る電力供給装置の構成を例示する図である。 第4の実施形態に係る電力供給装置の構成を例示する図である。 第4の実施形態に係る電力供給装置の他の構成を例示する図である。 第4の実施形態における電力供給処理のフローチャートを例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る電力供給装置100の概略構成を例示する図である。
図1に示す様に、電力供給装置100は、分電盤20のブレーカ1を介して外部電源としての電力系統10に接続し、負荷30に電力を供給する。分電盤20は、例えば複数のブレーカ1〜3を有し、各ブレーカは電力供給装置100に例えば1500W以上の電力が供給された時に電力系統10からの電力供給を遮断する。
電力供給装置100は、コントローラ101、AC/DC充電回路102、二次電池103、DC/AC出力回路104、重畳回路105、電力センサ106を有する。
コントローラ101は、制御手段の一例であり、AC/DC充電回路102、二次電池103、DC/AC出力回路104、重畳回路等を制御する。コントローラ101は、電力センサ106による重畳回路105から負荷に供給される電力量計測値に応じてDC/AC出力回路104を制御し、二次電池103から重畳回路105に電力を出力させることが出来る。コントローラ101は、例えばCPU、ROM等を含み、ROM等に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現される。
AC/DC充電回路102は、分電盤20のブレーカ1を介して電力系統10から供給される電力を、ACからDCに変換して二次電池103に充電する。なお、負荷30が電力供給装置100に接続されて使用されている場合には、負荷30への電力供給が優先される。
二次電池103は、例えば鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池等を用いることが出来るが、容量が大きく充放電速度が速いほど好適である。
DC/AC出力回路104は、コントローラ101に制御されて二次電池103に蓄えられている電力から必要な電力をACに変換して出力する。
重畳回路105は、重畳手段の一例であり、分電盤20のブレーカ1を介して電力系統10から供給される電力に、DC/AC出力回路104によって二次電池103から出力される電力を重畳し、負荷30に電力を供給する。なお重畳回路105は、DC/AC出力回路104によって二次電池103から電力が出力されない場合には、電力系統10からの電力のみを負荷30に供給する。また、重畳回路105は、電力系統10の実効電圧、位相及び周波数を、二次電池103から出力される電圧、位相及び周波数に合わせる機能を有する。
電力センサ106は、消費電力量取得手段の一例であり、重畳回路105から負荷30に出力される電力量を計測する。負荷30の消費電力量が増加すると、重畳回路105から負荷30に供給される電力量が大きくなる。なお、消費電力量取得手段としては、重畳回路105から負荷30に流れる電流を計測する電流センサであっても良い。
電力供給装置100では、電力センサ106が負荷30の使用に伴って重畳回路105から負荷30に供給される電力量を計測し、コントローラ101が電力センサ106の計測結果に応じてDC/AC出力回路104を制御して二次電池103から電力を出力させる。二次電池103から電力が出力されると、重畳回路105により電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力が重畳され、負荷30には分電盤20のブレーカ1によって制限される電力以上の電力を供給することが可能になる。
図2に、第1の実施形態における電力供給処理のフローチャートの一例を示す。
電力供給装置100における電力供給処理は、まずステップS11にて、コントローラ101が電力センサ106の計測値を取得する。次にステップS12にて、コントローラ101が、電力センサ106の計測値が例えば所定の電力量1200Wより大きいか否かを判断する。なお、コントローラ101が電力センサ106の計測値を比較する値は適宜設定できるが、分電盤20のブレーカ1により制限される電力量(本実施形態では1500W)よりも低い値に設定することが好ましい。
電力センサ106の計測値が1200Wより大きい場合には、ステップS13にて、コントローラ101がDC/AC出力回路104を制御して、二次電池103から電力を出力させる。この場合においてコントローラ101は、電力センサ106の計測値と所定の電力量との差分を、二次電池103から出力させる。
DC/AC出力回路104により二次電池103から電力が出力されると、重畳回路105により電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力が重畳されて負荷30に供給される。したがって、負荷30は、電力系統10からブレーカ1を介して供給される電力よりも大きい電力を受けて動作することが可能になる。
また、電力センサ106の計測値が1200W以下の場合には、ステップS14にて、コントローラ101は二次電池103から電力を出力させず、電力系統10から供給される電力のみを負荷30に供給する。
電力供給装置100は、コントローラ101が以上で説明した処理を一定周期で実施することで、負荷30に供給する電力量を制御する。
以上で説明した様に、電力供給装置100は、負荷30の使用状況に応じて電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力を重畳して出力する。したがって、負荷30は、電力系統10から分電盤20のブレーカ1により制限される電力以上の電力を受けて動作することが可能になる。
負荷30は、例えば電気湯沸かし器、給湯機器、コーヒーメーカー、ヘアドライヤ、電気式洗浄便座、掃除機、電子レンジ、パン焼き器等の電気機器全般であり、電力供給装置100に接続される負荷30の数は1つに限らない。
本実施形態に係る電力供給装置100を用いることで、上記した電気機器等の負荷30を分電盤20のブレーカ1により制限される電力以上で使用することが可能になる。使用可能電力量が大きくなることで、例えば電気湯沸かし器、給湯機器及びコーヒーメーカー等ではより速くお湯を沸かすことが可能になる。また、ヘアドライヤは温風の風量や温度を向上させることができ、電気式洗浄便座では温度を短時間で上昇させることができる。また、掃除機の吸引力を高め、電子レンジ、パン焼き器等の調理器具では調理時間を短縮することが可能になる。
なお、図3に示す様に、電力供給装置100に電流制限回路107、表示部108を設けても良い。
電流制限回路107は、電流制限手段の一例であり、例えば電力系統10と重畳回路105との間に設けられて一定以上の電流が流れるのを防止し、ブレーカ1により電力供給が遮断されるのを防ぐことで、ブレーカ1に接続する負荷等の故障、破損を防ぐことができる。
表示部108は、例えばLCD等のディスプレイ等を有する。表示部108は、例えばディスプレイに二次電池103の残量、電力供給装置100の出力可能電力及び出力可能時間等を表示する。また、例えば音声出力装置やLED等のランプを設け、二次電池103の残電力量が残り少なくなったことを音声(ブザー)や光等でユーザに通知しても良い。
また、電力供給装置100と負荷30にそれぞれ通信手段を設けると共に、電力供給装置100ではなく負荷30に電力センサを設けても良い。この場合には、電力供給装置100から出力される電力を負荷30の電力センサが計測し、負荷30の通信手段が電力供給装置100に計測結果を送信する。電力供給装置100は、負荷30からの電力計測結果を受信し、二次電池から必要に応じて電力を出力させることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図4は、第2の実施形態に係る電力供給装置100の概略構成を例示する図である。
電力供給装置100は、コントローラ101、AC/DC充電回路102、二次電池103、DC/AC出力回路104、重畳回路105、通信部109を有する。第2の実施形態に係る電力供給装置100は、消費電力量取得手段として、電力センサ106に代えて通信部109が設けられている点で、第1の実施形態とは異なっている。
電力供給装置100の通信部109は、通信手段の一例であり、負荷30に設けられている通信部31との間でデータの送受信を行うことが可能である。
負荷30は、例えばメモリ等の記憶手段を有し、メモリには使用モード(例えば負荷30が湯沸かし器の場合には急速湯沸しモード、通常湯沸しモード等)に応じて消費される予定消費電力量が記憶されている。負荷30の通信部31は、ユーザによって選択される負荷30の使用モードに応じてメモリから予定消費電力量を取得し、取得した予定消費電力量を電力供給装置100の通信部109に送信する。
通信部31,109は、有線方式、近距離無線方式等を用いることができる。近距離無線方式としては、例えばIEEE802.15、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、Felica、TransferJet、Personal Area Network、RFID等を採用できる。
コントローラ101は、通信部109により受信される負荷30の予定消費電力量に応じて、DC/AC出力回路104を制御し、電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力を重畳して負荷30に出力させる。したがって、電力供給装置100は、電力系統10から分電盤20のブレーカ1により制限される所定の電力量以上の電力を負荷30に供給することが可能になる。
図5に、第2の実施形態における電力供給処理のフローチャートの一例を示す。
電力供給装置100における電力供給処理は、まずステップS21にて、電力供給装置100の通信部109が、負荷30の通信部31から送信される負荷30の予定消費電力量を受信する。次にステップS22にて、コントローラ101が、通信部109により受信された負荷30の予定消費電力量が例えば1500Wより大きいか否かを判断する。なお、コントローラ101が負荷30の予定消費電力量を比較する電力量は、分電盤20のブレーカ1により制限される電力量(本実施形態では1500W)以下で適宜設定できる。
負荷30の予定消費電力量が1500Wより大きい場合には、ステップS23にて、コントローラ101が二次電池103の電池残量をチェックし、負荷に1500W以上の電力を供給できるかどうかを判断する。電力供給が可能な場合には、ステップS24にて、通信部109から負荷へ1500W以上の電力使用の許可と共に、使用可能時間を通知する。続いて、ステップS25にて、コントローラ101がDC/AC出力回路104を制御して、二次電池103から電力を出力させる。この時、負荷30の予定消費電力量と電力系統10から供給される電力量との差分を二次電池103から出力させる。DC/AC出力回路104により二次電池103から電力が出力されると、重畳回路105により電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力が重畳されて負荷30に供給される。したがって、負荷30は、電力系統10からブレーカ1を介して供給される電力よりも大きい電力を受けて動作することが可能になる。
負荷30に1500W以上の電力供給ができない場合には、ステップS26にて、通信部109から負荷30に1500W以上の電力は使用できないことを通知し、続いてステップS27にて、電力系統10から供給される電力のみを負荷30に供給する。
また、負荷30の予定消費電力量が1500W以下の場合には、ステップS27にて、コントローラ101は二次電池103から電力を出力させず、電力系統10から供給される電力のみを負荷30に供給する。
電力供給装置100は、コントローラ101が以上で説明した処理を一定周期で実施することで、負荷30に供給する電力量を制御する。
以上で説明した様に、電力供給装置100は、通信部109が負荷30の消費電力量として予定消費電力量を受信し、負荷30の予定消費電力量に応じて電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力を重畳して出力する。したがって、負荷30は、電力系統10から分電盤20のブレーカ1により制限される電力以上の電力を受けて動作することが可能になる。
なお、第2の実施形態に係る電力供給装置100において、第1の実施形態と同様に、電流制限回路107、表示部108を設けても良い。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図6は、第3の実施形態に係る電力供給装置100の概略構成を例示する図である。第3の実施形態に係る電力供給装置100は、負荷30が有する二次電池32の充電器として機能する。
電力供給装置100は、コントローラ101、AC/DC充電回路102、二次電池103、重畳回路105、DC/DC出力回路110、電力センサ106を有する。
AC/DC充電回路102は、分電盤20のブレーカ1を介して電力系統10から供給されるAC電力を、ACからDCに変換して重畳回路105に出力する。また、AC/DC充電回路102は、コントローラ101に制御されて、負荷30に電力を供給しない場合には二次電池103に電力を供給して充電させる。
二次電池103は、蓄えている電力をDCで重畳回路105に出力し、重畳回路105からは電力系統10から電力に二次電池103からの電力が重畳されたDCの電力がDC/DC出力回路110に出力される。DC/DC出力回路110は、DCの電力を負荷30の二次電池32に出力する。
第3の実施形態に係る電力供給装置100では、コントローラ101が電力センサ106の計測値に応じて重畳回路105を制御し、二次電池103から電力を出力させる。重畳回路105は、二次電池103からの出力を制御すると共に、AC/DC充電回路102を介する電力系統10からの電力と、二次電池103からの電力を重畳させる機能を有する。重畳回路105は、特に二次電池103からの出力電圧が経過時間と共に変化するのを補正する。DC/DC出力回路110は、重畳回路105から出力される電力を、負荷30の二次電池32に合わせた電圧に変換して出力する。
したがって、本実施形態に係る電力供給装置100によれば、電力系統10から分電盤20のブレーカ1により制限される電力以上の電力を負荷30に供給でき、負荷30の二次電池32を短時間で充電させることが可能になる。
なお、電力供給装置100の電力センサ106に代えて通信部109を設け、負荷30の通信部31から送信される負荷30の二次電池32の必要電力量に応じて、コントローラ101がDC/DC出力回路110により負荷30に供給する電力を制御しても良い。この場合には、負荷30の二次電池32を含む電池パックが備える記憶手段に、必要電力量等の情報が記憶されており、負荷30の通信部31から必要電力量が電力供給装置100の通信部109に送信される。コントローラ101は、負荷30の必要電力量が電力系統10の供給可能電力量を上回る場合には、負荷30の必要電力量と電力系統10の供給可能電力量との差分を二次電池103から出力させる。
また、第3の実施形態に係る電力供給装置100は、第1及び第2の実施形態と同様に、電流制限回路107、表示部108を設けても良い。
さらに、電力供給装置100と負荷30にそれぞれ通信手段を設けると共に、電力供給装置100ではなく負荷30に電力センサを設けても良い。この場合には、電力供給装置100から出力される電力を負荷30の電力センサが計測し、負荷30の通信手段が電力供給装置100に計測結果を送信する。電力供給装置100は、負荷30からの電力計測結果を受信し、二次電池から必要に応じて電力を出力させることができる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図7Aは、第4の実施形態に係る電気機器200の概略構成を例示する図である。電気機器200は、負荷30、電力供給装置100を有し、ACコンセント40に接続されている。
電力供給装置100は、コントローラ101、AC/DC充電回路102、二次電池103、重畳回路105を有する。
コントローラ101は、ユーザによって選択される負荷30の使用モードに応じて電気機器200に設けられているメモリから負荷30の予定消費電力量を取得し、取得した予定消費電力量に応じて重畳回路105を制御し、二次電池103から電力を出力させる。
重畳回路105は、二次電池103の出力を制御すると共に、ACコンセント40から供給され、AC/DC充電回路102から出力される電力に二次電池103から出力される電力を重畳する機能を有し、その出力を負荷30に供給する。
したがって、本実施形態に係る電気機器200では、負荷30をACコンセントが供給可能な最大電力以上の電力で使用することが可能になる。なお、図7Bに示す様に、二次電池103は、電気機器200の外部電池として、電力供給装置100に対して着脱可能に設けられてもよい。この場合、電力供給装置100は、二次電池103を接続するための端子120を備えてもよい。
図8に、第4の実施形態における電力供給処理のフローチャートの一例を示す。
電気機器200における電力供給処理は、まずステップS31にて、コントローラ101が、負荷30の予定消費電力量を取得する。次にステップS32にて、コントローラ101が、負荷30の予定消費電力量が例えば1500Wより大きいか否かを判断する。なお、コントローラ101が負荷30の予定消費電力量を比較する電力量は、ACコンセント40が供給可能な最大電力量(本実施形態では1500W)以下で適宜設定できる。
負荷30の予定消費電力量が1500Wより大きい場合には、ステップS33にて、コントローラ101が重畳回路105を制御して、二次電池103から電力を出力させる。この時、負荷30の予定消費電力量とACコンセント40から供給される電力量との差分を二次電池103から出力させる。重畳回路105は、二次電池103から出力される電力に、ACコンセント40から供給される電力を重畳して負荷30に供給する。したがって、負荷30は、ACコンセント40から供給され最大電力よりも大きい電力を受けて動作することが可能になる。
また、負荷30の予定消費電力量が1500W以下の場合には、ステップS34にて、コントローラ101は二次電池103から電力を出力させず、ACコンセント40から供給される電力のみを負荷30に供給する。
電気機器200は、コントローラ101が以上で説明した処理を一定周期で実施することで、負荷30に供給する電力量を制御する。
以上で説明した様に、電気機器200は、コントローラ101が負荷30の予定消費電力量を取得し、負荷30の予定消費電力量に応じて電力系統10から供給される電力に二次電池103から出力される電力を重畳して出力する。したがって、負荷30は、ACコンセント40から供給される最大電力以上の電力を受けて動作することが可能になる。
電気機器200は、例えば電気湯沸かし器、給湯機器、コーヒーメーカー、ヘアドライヤ、電気式洗浄便座、掃除機、電子レンジ、パン焼き器等の電気機器全般である。
第4の実施形態に係る電気機器200によれば、ACコンセント40により供給される最大電力以上で使用することが可能である。使用可能電力量が大きくなることで、例えば電気湯沸かし器、給湯機器及びコーヒーメーカー等ではより速くお湯を沸かすことが可能になる。また、ヘアドライヤの場合には温風の風量や温度を向上させることができ、電気式洗浄便座の場合には温度を短時間で上昇させることができる。また、掃除機の場合には吸引力を高め、電子レンジ、パン焼き器等の調理器具の場合には調理時間を短縮することが可能になる。
なお、第4の実施系形態に係る電気機器200の電力供給装置には、消費電力量取得手段として、電力センサ106又は通信部109を設けても良い。また、電気機器200の電力供給装置100には、電流制限回路107、表示部108を設けても良い。
以上、実施形態に係る電力供給装置及び電気機器について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
10 電力系統(外部電源)
30 負荷
100 電力供給装置
101 コントローラ(制御手段)
103 二次電池
105 重畳回路(重畳手段)
106 電力センサ(消費電力量取得手段)
107 電流制限回路(電流制限手段)
108 表示部(表示手段)
109 通信部(通信手段)
200 電気機器
特開2006−191796号公報

Claims (9)

  1. 外部電源に接続して負荷に電力を供給する電力供給装置であって、
    二次電池と、
    前記外部電源から供給される電力に前記二次電池から出力される電力を重畳して前記負荷に出力する重畳手段と、
    前記負荷の消費電力量を取得する消費電力量取得手段と、
    前記消費電力量に基づいて、前記二次電池から出力される電力量を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする電力供給装置。
  2. 前記制御手段は、前記消費電力量が所定の電力量を超えている場合に、前記二次電池から電力を出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記制御手段は、前記消費電力量と前記所定の電力量との差分を前記二次電池から出力させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  4. 前記消費電力量取得手段は、前記重畳手段から前記負荷に出力される電力を計測する電力センサであり、
    前記制御手段は、前記電力センサの計測値に基づいて、前記二次電池から出力される電力量を制御する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の電力供給装置。
  5. 前記消費電力量取得手段は、前記負荷から送信される前記消費電力量を受信する通信手段であり、
    前記制御手段は、前記通信手段により受信される前記消費電力量に基づいて、前記二次電池から出力される電力量を制御する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の電力供給装置。
  6. 前記制御手段は、前記消費電力量を前記負荷に供給可能であるか判断し、
    前記通信手段は、前記制御手段により前記消費電力量を前記負荷に供給可能であるか判断された結果を前記負荷に送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電力供給装置。
  7. 前記外部電源から前記重畳手段に流れる電流を制限する電流制限手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の電力供給装置。
  8. 前記二次電池の残電力量を表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の電力供給装置。
  9. 前記負荷と、請求項1から8の何れか一項に記載の電力供給装置と、
    を有することを特徴とする電気機器。
JP2013272523A 2012-12-28 2013-12-27 電力供給装置及び電気機器 Pending JP2014143907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013272523A JP2014143907A (ja) 2012-12-28 2013-12-27 電力供給装置及び電気機器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012287142 2012-12-28
JP2012287142 2012-12-28
JP2013272523A JP2014143907A (ja) 2012-12-28 2013-12-27 電力供給装置及び電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014143907A true JP2014143907A (ja) 2014-08-07

Family

ID=49911288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013272523A Pending JP2014143907A (ja) 2012-12-28 2013-12-27 電力供給装置及び電気機器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9620962B2 (ja)
EP (1) EP2750260A3 (ja)
JP (1) JP2014143907A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9124090B2 (en) * 2013-08-29 2015-09-01 Siemens Industry, Inc. Combined circuit breaker and DC power supply apparatus, systems, and methods
JP6160383B2 (ja) 2013-09-11 2017-07-12 株式会社リコー 二次電池を用いた電力制御システム
US10046652B2 (en) 2015-05-07 2018-08-14 Ricoh Company, Ltd. Charge control apparatus, movable body, and charge control method
EP3311444B1 (en) 2015-06-16 2021-07-28 Ricoh Company, Ltd. Storage apparatus, control apparatus, and moving body
JP6699391B2 (ja) 2016-06-22 2020-05-27 株式会社リコー 状態出力装置、状態出力プログラム及び状態出力方法
US10534062B2 (en) * 2017-05-16 2020-01-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Determining method and determining apparatus
US11251637B2 (en) * 2018-12-04 2022-02-15 Mobile Escapes, Llc Mobile power system with multiple converters and related platforms and methods
CN115530427A (zh) * 2022-10-11 2022-12-30 深圳麦克韦尔科技有限公司 一种电子雾化装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001145262A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Sanyo Electric Co Ltd 電力制御装置及びその電力制御装置に接続する電気機器
JP2001306195A (ja) * 2000-04-21 2001-11-02 Kyocera Mita Corp 省電力モード制御装置
JP2002369407A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Hitachi Ltd ピークカット機能付きバックアップ電源
JP2011097669A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Ricoh Co Ltd 充電回路及び充電方法
JP2012095424A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Panasonic Corp 電力管理システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7733061B2 (en) 2004-12-29 2010-06-08 Linear Technology Corporation Current control circuitry and methodology for controlling current from current constrained source
US7952231B1 (en) * 2008-10-31 2011-05-31 Netapp, Inc. Method and system for providing supplemental power
TW201112578A (en) * 2009-06-29 2011-04-01 Powergetics Inc High speed feedback adjustment of power charge/discharge from energy storage system
GB2474305B (en) * 2009-10-09 2012-08-01 Siemens Plc Device and method for smoothing domestic electricity consumption
US9748778B2 (en) * 2012-08-24 2017-08-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power supply apparatus

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001145262A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Sanyo Electric Co Ltd 電力制御装置及びその電力制御装置に接続する電気機器
JP2001306195A (ja) * 2000-04-21 2001-11-02 Kyocera Mita Corp 省電力モード制御装置
JP2002369407A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Hitachi Ltd ピークカット機能付きバックアップ電源
JP2011097669A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Ricoh Co Ltd 充電回路及び充電方法
JP2012095424A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Panasonic Corp 電力管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2750260A2 (en) 2014-07-02
US9620962B2 (en) 2017-04-11
EP2750260A3 (en) 2015-08-26
US20140183954A1 (en) 2014-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014143907A (ja) 電力供給装置及び電気機器
JP5655167B2 (ja) 電力管理装置およびプログラム
US9906025B2 (en) Electric power supply apparatus and system
JP6655805B2 (ja) エネルギー管理装置、およびエネルギー管理方法
EP2736143B1 (en) Startup control method, grid-connected device, and control device
JP2015106962A (ja) 充放電制御装置及び充放電システム
WO2015118845A1 (ja) コージェネレーション装置の制御装置、およびコージェネレーション装置の制御方法
JP2015173592A (ja) 分電盤装置
JP2012186963A (ja) 建物用エネルギーシステム
JP2017127194A (ja) 電力供給システム、端末装置及び電力供給システムの制御方法
JP2013093981A (ja) 電動車両の充放電システム
JP2013236518A (ja) 蓄電池管理装置
JP6462371B2 (ja) 電力供給システム
WO2016084391A1 (ja) 電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラム
JP2013243794A (ja) 電力供給システムおよび電力供給方法
JP6762297B2 (ja) 機器制御システムおよび制御方法
JP6257388B2 (ja) 電力供給システム
JP2014042418A (ja) 非常時電力供給方法
JP6694930B2 (ja) 電力制御システムの制御方法、電力制御システム、及び電力制御装置
JP6257425B2 (ja) 電力供給システム
CA2868131A1 (en) Power converter
JP6257387B2 (ja) 電力供給システム
WO2015198678A1 (ja) 電力供給システムおよびコントローラ
JP6276036B2 (ja) 電力制御装置、電力制御装置の制御方法および電力制御装置の制御プログラム
JP6314603B2 (ja) 電動車両の充電装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180327