JP2014142498A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】環境騒音や人の状況等の実態に即して稼働音を適切に低減する。
【解決手段】集音器コントローラ202は環境騒音のレベルを計測し、人感センサコントローラ303は、人の位置、体温、動作速度から判定した活動度合いを示す活動度合いデータをモードコマンダ4に送信し、CPU401は活動度合いを判定する。CPU401は、稼働音発生源であるプリントシステム1の位置情報と、人感センサコントローラ303から送られてくる位置の情報とからプリントシステム1から人までの距離Lを算出すると共に、プリントジョブを標準モードで実行する際にプリントシステム1から発生する稼働音のレベルを予測して、環境騒音のレベル、活動度合い、距離L、及び予測される稼働音のレベルに基づいて動作モードを選択する。
【選択図】図8

Description

本発明は、プリントジョブを実行する際の動作モードとして、標準モードと稼働音のレベルが低い静音モードとを選択することが可能な画像形成システムに関する。
従来、プリンタ等の画像形成装置、あるいはそれを含んだ画像形成システムにおいて、発生する騒音を抑制することが課題となっており、静穏化の技術革新が進んでいる。そのような背景から、画像形成装置には、稼働音のレベルが異なる複数の動作モード、例えば通常の動作モード(標準モード)と、それよりも稼働音のレベルが小さい静音モードとを動作モードとして選択可能なものも存在する。
このような画像形成装置においては、一般に、静音モードは標準モードと比較して稼働音は小さいが、時間当たり、消費電力あたり、もしくはトナー消費あたりの生産性が低くなる。そのため、状況に応じて生産性と静音化のどちらを優先させるべきかを適切に判断することが重要な課題である。
この課題を解決するために、特許文献1では、装置外部の周辺の音量(環境騒音)を計測し、音量が大きいときは標準モード、音量が小さいときは静音モードでそれぞれプリント制御を行うようにしている。すなわち、装置の周囲の音量が小さいために装置の動作音が目立つときようなときにだけ、動作音を小さくするべく静音モードが選択される。
また、特許文献2では、人感センサが人の存在を検知したときは標準モード、人を検知していないときは静音モードでそれぞれプリント制御を行うようにしている。これにより、人が装置の周りにいるときには標準モードを選択して生産性の向上を優先させ、人がいないときは静粛性を優先させる必要があるので静音モードを選択して動作音を小さくするような制御がなされる。
特開2007−33569号公報 特開2007−57606号公報
しかしながら、特許文献1に記載される技術によると、周囲が静かであるというだけで静音モードが選択される。そのため、人が居ない場合や、居てもその人が画像形成装置の稼働音を不快に感じる状況でない場合であっても静音モードで動作することで生産性が低下する。
また、特許文献2に記載される技術によると、人の存在が検知されるだけで標準モードが選択される。そのため、画像形成装置の周りに存在する人が、そのときには静かな環境を望むような状況であったとしても、標準モードで動作することで静粛性は確保されない。その一方、例えばユーザがプリントジョブを入力した後にその場を離れ、装置の周りが無人になったような場合であっても、人の存在が検知されなくなることで動作モードは静音モードとなり、生産性が低下する。
このように、従来技術においては、動作モードの選択において、生産性と静粛性を両立させる上で改善の余地があった。すなわち、画像形成装置の稼働音を不快に感じる主体はあくまで人であり、周囲の騒音や人の活動等の状況によっても、求められる静粛性及び生産性が異なると考えられ、これら環境騒音や人の状況等の実態により即したモード選択が望まれる。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、環境騒音や人の状況等の実態に即して稼働音を適切に低減することができる画像形成システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、プリントジョブを実行するために動作して稼働音を発生させる動作要素を含んだ稼働音発生源を有し、プリントジョブを実行する際の動作モードとして、標準モードと、少なくとも一部の動作要素を前記標準モードとは異なる態様で動作させることで前記稼働音発生源から発生する稼働音のレベルを低減する静音モードとを選択することが可能な画像形成システムであって、環境騒音のレベルを計測する計測手段と、人の活動度合いを判定する判定手段と、前記稼働音発生源から人までの距離を把握する把握手段と、入力されたプリントジョブを前記標準モードで実行する際に前記稼働音発生源から発生する稼働音のレベルを予測する予測手段と、前記計測手段の計測の結果、前記判定手段の判定の結果、前記把握手段の把握の結果、及び前記予測手段の予測の結果に基づいて、前記入力されたプリントジョブを実行する際の動作モードを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された動作モードで前記入力されたプリントジョブを実行する実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、環境騒音や人の状況等の実態に即して稼働音を適切に低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。 プリントシステムの構成を示す断面図である。 全体制御部の構成を示す全体ブロック図である。 動作要素ごとの動作モードによる動作の違いを示す概念図である。 1つの集音器の構成を示すブロック図である。 1つの人感センサの構成を示すブロック図である。 モードコマンダの構成を示すブロック図である。 動作モードの決定処理のフローチャートである。 図8のステップS104で実行される活動度合い判定処理(判定手段)のフローチャートである。 プリントシステムにおけるプリントジョブの制御処理のフローチャートである。 第2の実施の形態におけるプリントジョブの制御処理の一部を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。
この画像形成システムは、画像形成装置であるプリントシステム1、複数の集音器2(2−1、2−2)、複数の人感センサ3(3−1、3−2)、及びモードコマンダ4が、ネットワーク5で接続されてなる。ネットワーク5は、一般のオフィスで採用されるEthernet(登録商標)を介しTCP/IP通信を行う構成である。ネットワーク5は、各機器間をつなぎ、情報のやり取りを行う。ネットワーク5の種類は問わない。集音器2、人感センサ3の数は問わない。
プリントシステム1が配置される室内ないしオフィスにおいては、プリントシステム1以外にも、騒音を発生させる電話機3000等の装置が存在し、また室外の音も室内に入る。従って、これら、プリントシステム1の周辺に届く音の全てが環境騒音の元となる。
集音器2、人感センサ3及びモードコマンダ4の詳細については、図5〜図7で後述する。概略を述べると、集音器2は、一般には、防犯のための侵入音や火災発生時の燃焼・爆発音等を検知するために配設されるものである。本実施の形態では、集音器2は、各々の配置位置での騒音の度合い(環境騒音のレベル)を計測すると共に、騒音の発生位置を特定するのにも用いられる。
人感センサ3は、エアコン、照明、パソコン等の節電を行うために配置される。人感センサ3は、プリントシステム1が使用される環境(例えば室内)における人(ユーザ)の有無や、各々の配置位置からの人の存在方向及び距離を検出可能である。人感センサ3は、プリントシステム1から人までの距離を把握するのに用いられる。人感センサ3はさらに環境内の人の活動度合いを判定するのにも用いられる。
モードコマンダ4は、内蔵される時計からの情報と、集音器2の検知結果や人感センサ3の検知結果を元に、プリントシステム1のプリント動作において行うべき動作モードを選択・決定する。そして、ネットワーク5を通じてプリントシステム1に対してその動作モードの情報を送信する。
プリントシステム1は、プリント動作時に稼働音を発生させる。すなわち、プリントシステム1は、プリントジョブを実行するために動作して稼働音を発生させる動作要素を複数有し、これら動作要素が稼働音発生源となる。ここで動作要素は、例えば、搬送・プロセス速度、給紙増速制御、紙間制御、ファン制御、排紙口、後処理等の各動作のために稼働するデバイスである。
プリントシステム1は、プリントジョブを実行する際の動作モードとして、標準モードと静音モードとを選択することが可能である。静音モードは、少なくとも一部の動作要素を標準モードとは異なる態様で動作させることで稼働音発生源から発生する稼働音のレベルを低減する動作モードである。
図2は、プリントシステム1の構成を示す断面図である。
プリントシステム1は、プリンタ本体10とフィニッシャ500とから構成される。プリンタ本体10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ200、プリンタ300、操作部400を備える。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を図2の左側から流し読取り位置を経て右方向へ搬送し、その後、外部の排紙トレイ112に排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位置を通過するときに、流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により原稿画像が読み取られる。その際の読取り方法は、一般的に原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように流し読取り位置を一方向へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読取りが行われる。光学的に読み取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、画像信号制御部53(図3参照)において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザが原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104が左から右へ走査することにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,115,119から給紙ローラ127、128、131によって給紙されるか、あるいは、手差給紙部125または両面搬送パス124から給紙される。給紙された用紙P0は、一時停止中のレジローラ126に搬送され、一定量のループが形成された後に一旦停止する。
そして用紙P0は、レジローラ126において形成されるループによって斜行取りがなされ、感光ドラム111上へのトナー像の形成と同期して、再度駆動が開始され、用紙P0は感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により用紙P0上に転写される。
現像剤像が転写された用紙P0は定着部117に搬送され、定着部117は用紙P0を熱圧することによって現像剤像を用紙P0上に定着させる。定着部117を通過した用紙P0は、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。
ここで、用紙P0をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙P0がフラッパ121の切換動作により一旦、反転パス122内に導かれる。そして、その用紙P0の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙P0がスイッチバックして排出ローラ118によりプリンタ300から排出される。この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときのように先頭頁から順に画像形成する場合に行われ、排紙後の用紙P0の順序は正しい頁順になる。
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙は反転パス122に導かれることなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出される。
さらに、用紙P0の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙P0が反転パス122に導かれた後に両面搬送パス124へ搬送される。そして両面搬送パス124へ導かれた用紙P0を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
廃熱ファン140はプリンタ300の背面に取り付けられ、主に定着部117が用紙P0上に乗ったトナー像を定着するときに発する熱を外部に逃がすために設けられる。廃熱ファン140は、プリンタ300が動作するモードや実際の機内の温度に基づいて、全速、半速、1/3速の複数の速度を切り替えて回転する。
プリンタ300から出力された用紙P0はフィニッシャ500に送られる。フィニッシャ500ではソート処理、インサート処理、綴じ処理などの各処理が行われる。プリントジョブには、画像形成だけでなく、これらの処理も含まれ得る。
フィニッシャ500が用紙P0に対して特に何も処理せずに出力するときは、サンプルトレイ590上に用紙P0が出力される。プリンタ300から出力された用紙P0は、搬送ローラ501、502、504、505、512を順次通過する。一方で、用紙検知センサ570、571を通過し、搬送ローラ502、504を通過することに伴ってバッファパスローラ503の近辺も通過する。
フィニッシャ500が出力紙揃え、ステイプルを行うなどの処理を行う場合は、用紙P0はフィニッシャトレイ591に出力される。上記と同様に搬送された用紙P0は、バッファパスローラ503において一定量蓄積され、その後に搬送ローラ513、514を通過し、フィニッシングユニット520にさらに一時的に蓄積される。
用紙P0が予め定められた枚数蓄積された後、ステイプルユニット524は、ステイプル押さえ521とともに動作し、用紙P0に対してステイプルを行い、それをフィニッシャトレイ591に出力する。
インサート処理は次のようにしてなされる。インサート処理とは、プリンタ300から出力された用紙P0の間に、インサータトレイ580に載置された用紙P1を挟み込む処理である。
インサート動作では、インサータトレイ580に載置された用紙P1が所定のインサートタイミングで給紙ローラ581によって給紙され、搬送ローラ582によって搬送される。そして、用紙検知センサ576によって用紙P1が検知された所定の時間後に用紙P1が停止して、搬送ローラ583によるレジ取りがなされる。
プリンタ300は、インサートタイミングでは給紙ローラ127、128の給紙タイミングをずらすことにより、用紙P0の出力間隔を調整する。さらに、所定のタイミングで搬送ローラ583の回転を再開することにより、搬送ローラ501に用紙P1を搬送する。これらによって、結果として用紙検知センサ570に対して等間隔で用紙P1及び用紙P0が検知されるように制御される。
フィニッシャ500にはまた、サドル処理(中綴じ処理)を行うためのサドルユニット560が設けられている。
次に、プリントシステム1の全体の制御を司る全体制御部の構成について図3を参照しながら説明する。この全体制御部50は、図2には図示しないが、プリントシステム1の例えばプリンタ本体10に設けられる。全体制御部50は、各制御部を通じて、フィニッシャ500、原稿給送装置100、イメージリーダ200、操作部400と通信可能になっている。
図3は、全体制御部50の構成を示す全体ブロック図である。
全体制御部50は、CPU60、ROM61、RAM62を内蔵する。ROM61に格納されている制御プログラムにより、全体制御部50は各ブロックを統括的に制御する。各ブロックには、リーダスキャナ制御部51、プリンタ制御部52、画像信号制御部53、原稿給紙制御部54、操作表示制御部55、外部I/F制御部56、認証制御部57がある。RAM62は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給紙制御部54は、全体制御部50からの指示に基づき原稿給送装置100を駆動制御する。リーダスキャナ制御部51は、イメージリーダ200に対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ信号を画像信号制御部53に転送する。
画像信号制御部53は、イメージセンサ109からのアナログ信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部52に出力する。画像信号制御部53はまた、外部I/F制御部56を介してコンピュ−タ等から入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部52に出力する。この画像信号制御部53による処理動作は全体制御部50により制御される。プリンタ制御部52は、入力されたビデオ信号に基づき、プリンタ300を駆動する。
操作表示制御部55は、操作部400と全体制御部50との間で情報のやり取りを行う。操作部400は、プリントシステム1に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部等を有する。操作部400は、各キーの操作に対応するキー信号を全体制御部50に出力するとともに、全体制御部50からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
外部I/F制御部56はネットワーク5に接続され、プリントシステム1によって発生した画像データ等を不図示のパーソナルコンピュータに出力する。外部I/F制御部56はまた、パーソナルコンピュータからのプリント信号を受信して、上述の機構によってプリントアウトを行わせるための制御を行う。
図4は、動作要素ごとの動作モードによる動作の違いを示す概念図である。
図4では、要素番号1〜6の各々に対応する動作要素の制御や処理と、各動作要素につき、標準モードで動作した場合に対して静音モードで動作した場合の静音効果及び低減音量が示されている。これらの情報はROM61に格納され、モードコマンダ4が参照可能になっている。
図4の要素番号1に対応する動作要素は、搬送・プロセス速度に関与するデバイスである。搬送・プロセス速度とは、上述した用紙P0を搬送するスピードや、感光ドラム111上におけるトナー画像の形成や、転写部116における転写、定着部117における定着を行うためのスピードのことである。
これらの動作によって、用紙P0が搬送パスのガイドに対して擦れる音や、負荷を駆動するモータの動作音、一次帯電ユニット132が感光ドラム111を帯電させるときに発生するAC出力による共鳴音などの各種プロセスに関わる音が発生する。従って、静音モードでは、標準モードよりも搬送・プロセス速度がダウンし、その静音効果は、紙擦れ音低減や、共鳴音のダウン(DW)等であり、その低減音量は3dBである。
要素番号2に対応する動作要素は、給紙増速制御に関与するデバイスである。給紙増速制御とは、給紙ローラ127,128,137によって給紙されてからレジローラ126に到達するまでの用紙搬送の制御であり、生産性を高めたりFCOT(First Copy Time)を短縮したりするために用いられる手法である。標準モードでは給紙増速制御が行われる。静音モードでは給紙増速制御をやめて、搬送・プロセススピードと同等にすることで、静音効果として紙擦れ音低減が得られ、標準モードに対する低減音量は2dBである。
要素番号3に対応する動作要素は、紙間制御に関与するデバイスである。紙間制御とは、複数枚のプリントをする場合の用紙間隔を開ける制御である。標準モードに対して、静音モードでは紙間を大きく開ける。これにより、定着部117に過大な電力を使わなくて済み、発生熱を抑えることができ、廃熱ファン140の回転数の低減や、低速化を実現することができる。要素番号4に対応する動作要素は、ファン制御に関与するデバイスである。
要素番号1〜4までは、静音モードで動作しても、プリントの成果物の仕上がりに影響を与えない。すなわち、生産性は落ちるが、ユーザが意図したとおりの成果物が得られるよう動作する。
一方、要素番号5、6に関しては、静音モードで動作することで成果物の仕上がりに影響が生じる。すなわち、要素番号5、6に対応する動作要素(排紙口、後処理に関与するデバイス)に関しては、静音モードに、「機能維持」と「機能非維持」とがある。
機能非維持は、本来の静音モードで動作することを意味し、静音効果が得られるが、ユーザが望んだ通りの成果物となるような動作は維持されない。機能維持は、静音モードといっても、要素番号5、または要素番号5、6に対応するデバイスが標準モードと同じ態様で動作するようなモードで、これも静音モードに属する。
要素番号5に対応する動作要素は、排紙口に関与するデバイスである。要素番号5に関する静音モード(機能非維持)では、用紙の排出先となる排紙口を標準モードとは違う部分に設定する。これは、排紙口をフィニッシャトレイ591に設定すると、フィニッシングのための各種動作音が発生するという事情によるものである。例えば、フィニッシャトレイ591の上下可動、フィニッシングユニット520の動作、用紙を揃える動作、ステイプルユニット524の動作によって、稼働音が発生する。しかし静音モード(機能非維持)では、上述のフィニッシャトレイ591に設定したときの動作を行わず、サンプルトレイ590に排紙することで、フィニッシングの動作音が低減される。従って、出力紙揃えやステイプルは行われない。
要素番号6に対応する動作要素は、後処理に関与するデバイスである。要素番号6に関する静音モード(機能非維持)では、標準モード時には行うステイプルを、行わないように設定する。その理由は、後処理にステイプルを行うと、ステイプルのための動作音が発生するからであり、これを行わないことで動作音を低減できるからである。
要素番号5、6に関する静音モード(機能非維持)は、本来、プリントシステム1が持つ機能の一部を使わないことによって動作音を低減する手法である。しかしながら、この手法を用いることで、ユーザに対し、追加で出力紙を揃えたり、ステイプルをしたりするなどの後処理を、後から手作業で行うという手間を発生させることになる。
これはユーザにとってのデメリットである。しかし、静音モード(機能非維持)という選択肢を設けておくことで、例えば小部数なら多少不便でも静かに印刷するといったユーザの意向を反映させることが可能となる。
図5は、1つの集音器2の構成を示すブロック図である。各集音器2−1、2−1の構成は同様である。
集音器2は、1つ以上のマイクロフォン201(201−1、201−2)と、集音器コントローラ202とで構成される。各マイクロフォン201は、環境騒音(プリントシステム1の周辺の騒音もしくはユーザの周辺の騒音)を電気信号に変換し、それを集音器コントローラ202が受信する。
集音器コントローラ202は、これらの信号を用いて、予め設定されたデータを元に、騒音の位置と大きさを算出する。マイクロフォン201が1つの場合は騒音の大きさのみが特定できるが、複数ある場合はそれぞれが集音する音の大きさの違いから、音源の場所と想定される騒音の大きさ(環境騒音のレベル)を特定することができる。従って、集音器コントローラ202は、少なくとも、環境騒音のレベルを計測する計測手段として機能する。集音器コントローラ202は、このようにして算出された騒音に関するデータを、「集音器データ」としてネットワーク5を介してモードコマンダ4に送信する。
図6は、1つの人感センサ3の構成を示すブロック図である。各人感センサ3−1、3−1の構成は同様である。
各人感センサ3は、検出装置として、画像センサ301、赤外線センサ302、及び人感センサコントローラ303を備える。画像センサ301は人の有無と位置を検出し、赤外線センサ302は人の体温を測定する。人感センサコントローラ303は、画像センサ301で検出される人の位置の時間的変化から人の動作速度も把握できる。そして人感センサコントローラ303は、人の有無、位置、体温、動作速度を総合的に解析することで、人の活動度合いを判定する。
例えば、人感センサコントローラ303は、人の位置、体温、動作速度をパラメータとして活動度合いと対応付けた不図示の活動度合いテーブル(乃至マップ)を予め記憶しており、このテーブルを参照して活動度合いを判定する。活動度合いテーブルにおいては、体温や動作速度が高いほど活動度合いが高くなるように設定されている。あるいは演算式を用いて活動度合いを算出してもよい。人感センサコントローラ303は、判定した活動度合いを示す活動度合いデータとして、ネットワーク5を経由して、モードコマンダ4に送信する。なお、人感センサコントローラ303は、検出された各パラメータについてもモードコマンダ4に送信する。
図7は、モードコマンダ4の構成を示すブロック図である。
モードコマンダ4は、モードコマンダCPU401、モードコマンダROM402、モードコマンダRAM403、モードコマンダRTC404、及び通信制御部405から構成される。モードコマンダRTC404は、計時を行うRTC(Real Time Clock)計時装置である。通信制御部405は外部との通信を行う。
モードコマンダ4は、モードコマンダROM402に記憶されているプログラムに基づいて各種制御を行う。モードコマンダ4は、人感センサ3、集音器2、モードコマンダRTC404からのデータを元に、図4に示した内容を参照しつつ、プリントシステム1が動作すべき動作モードを選択・決定する。そして、選択した動作モード(標準モードまたは静音モード)を示す「動作モードの決定情報」を、通信制御部405によってプリントシステム1に送信する。プリントシステム1は、基本的には、送信されてきた動作モードの決定情報に従った動作モードでプリント動作を行う。
一般に、プリンタの稼働音は、白黒POD(プリントオンデマンド)で60〜70dB程度、白黒オフィス機で50〜60dB程度、パーソナル機で40〜50dB程度と言われている。この稼働音は、騒音発生源からおおよそ1m程度離れた距離で測定された値で表現される。従って、以降、特に断りが無い限り、稼働音とは、騒音発生源から1m離れた位置で計測されるものを指すこととする。
一方、一般に、人が感じる感受騒音のレベルとして許容できる最大値(以下、「感受許容値」と呼称する)は、リラックスした状態では静かな環境とされる40dBである。仕事等の活動をしているときは、最大でも、少しうるさいとされる55dB程度であれば、感受許容値の範囲内であるとされている。
音源からの距離と、聞こえる音の減衰の度合いとの関係は、その採るモデルによって変わってくる。一般的なオフィス内の音源は「点音源」とみなされ、オフィス内の空間としては「半自由空間」と呼ばれるモデルが適用される。これを元にすると、下記数式1に従って音は減衰する。
[数1]
P=P−20×log10(l/l
ここで、lは音源からの距離、lは元となる距離である。Pは起点となる音圧(音源から距離lの位置で計測される音のレベル)、Pは求める音圧(音源から距離lの位置で感じる音のレベル)である。数式1から、元の位置を基準として、音源からの距離が2倍になる毎に、感じる騒音のレベルは6(dB)だけ低下することがわかる。
例えば、音源から1mだけ離れた位置で計測された騒音の測定値(稼働音に相当)がEd(dB)、稼働しているプリントシステム1からL(m)だけ離れている位置でユーザに聞こえてくる騒音のレベル(感受騒音に相当)をEm(dB)とする。この場合は、数式1に基づく下記数式2により、Em(dB)が求められる。
[数2]
Em=Ed−20×log10(L/1)
例えば、プリントシステム1の稼働音が60(dB)であるとすると、活動中の人が耐えられる感受許容値である55(dB)まで音が減衰するためには、数式2において、距離Lを、Em=55で且つEd=60となるような値とすればよい。この場合、距離L=1.8となるから、その人は音源から1.8m以上離れればよいということになる。
同様に、稼働音が70(dB)の場合は、数式2において、距離Lを、Em=55で且つEd=70となるような値とすればよい。この場合、距離L=5.6となるから、その人は音源から5.6m以上離れればよいということになる。
プリントシステム1からL(m)離れた位置にいる人の感受許容値がEmであるとする。感受騒音がEm以下となることを満足するために、プリントシステム1の動作音がどのくらいまで許されるかを求める。すなわち、プリントシステム1自体に許容される稼働音のレベルの最大値である稼働音許容レベルEdを求める。稼働音許容レベル(Ed)は、プリントシステム1からの離間距離L(m)、感受許容値(Em)を用いて、数式2に基づく下記数式3により求められる。
[数3]
Ed=Em+20×log10(L/1)
感受許容値は、人の活動度合い等によって変化するが、例えば、人が作業している(活動度合いが高い)ため感受許容値が55(dB)であるとし、その人の離間距離Lが4mであったとする。この場合の稼働音許容レベル(Ed1)は、数式3から、Ed1=55(dB)+20×log10(4/1)≒67dBと算出される。つまり、プリントシステム1の稼働音のレベルを67(dB)以内に抑えればよいことになる。
一方、例えば、ある人が休息中である(活動度合いが低い)ため感受許容値が40(dB)であるとし、その人の離間距離Lが2mであったとする。この場合の稼働音許容レベル(Ed2)は、数式3から、Ed2=40(dB)+20×log10(2/1)≒46dBと算出される。つまり、プリントシステム1の稼働音のレベルを46(dB)以内に抑えればよいことになる。
上記の例のように、稼働音のレベルが67(dB)まで許されるなら、プリントシステム1が白黒オフィス機である場合は、標準モードで動作してよいことになる。一方、稼働音のレベルが46(dB)までしか許されないなら、静かといわれるパーソナル機であっても場合によっては何らかの静音モードで動作しなければならないことになる。
例えば、あるパーソナル機の稼働音が50(dB)である場合は、46(dB)に対して稼動音が4(dB)オーバーとなる。そこでこの場合は、図4に示す要素番号1、2の動作要素を静音モードと同じ態様で動作させ、要素番号3以降の動作要素を標準モードと同じ態様で動作させるような静音モードが選択される。
ここに述べた具体的数値は一例であり、動作音の減衰の度合いはオフィスの間取りによっても違い、材質によっても異なる。いずれにしても、モードコマンダ4は、集音器2からの情報を元に過去の情報も参考にして、プリントシステム1の動作モードを決定する。モードコマンダ4が動作モードを決定する処理について、図8を用いて説明する。
図8は、動作モードの決定処理のフローチャートである。この処理は、モードコマンダ4のモードコマンダCPU401(以下、CPU401と略記する場合もある)が、モードコマンダROM402に格納された命令セットを逐次読み出しながら実行する。
モードコマンダ4が、プリントシステム1から「動作モード決定の依頼情報」を受け取ると、動作モード決定処理の動作が開始される(ステップS101)。この動作モード決定の依頼情報は、プリントシステム1に対してユーザによるプリント開始コマンドが投入されたとき、図10のステップS302でプリントシステム1から送られてくる。
ステップS102では、CPU401は、集音器コントローラ202から送られてくる集音器データを取得する。CPU401は、取得した集音器データが示す環境騒音のレベルが、予め定められた値x1(所定のレベル)より高いか否かを判別する(ステップS103)。その判別の結果、環境騒音のレベルが値x1より高い場合は、そもそもプリントシステム1の周辺が騒がしいと判断できるので、静音化する必要がない。そこで、CPU401は、動作モードとして標準モードを選択すると共に、標準モードを選択すべき旨の動作モードの決定情報をプリントシステム1に送信する(ステップS109)。その後、CPU401は図8の処理を終了させる。
一方、環境騒音のレベルが値x1より高くない場合は、静寂な環境にあるので、CPU401は、後述する図9の活動度合い判定処理を実行する(ステップS104)。次にCPU401は、人感センサ3の人感センサコントローラ303から送られてくる位置の情報を取得する(ステップS105)。CPU401は、プリントシステム1の位置情報を予め把握しており、これと、取得した人の位置の情報とから、プリントシステム1から人までの距離Lを算出する(ステップS106)(把握手段)。
なお、人の存在が複数確認できる場合は、代表してプリントシステム1に最も近い位置にいる人に関する情報を用いて動作モード決定を行うとする。あるいは、全ての人の情報の平均値を用いるようにしてもよい。
次に、CPU401は、数式3を用いて、プリントシステム1が許容される稼働音許容レベルを算出する(ステップS107)。ステップS104で判定された人の活動度合いによって感受許容値が定まり、活動度合いの「高い/低い」に対して感受許容値は「55/40(dB)」に設定されるとする。従って、人の活動度合いの高い/低いに応じて、数式3におけるEmに55/40が代入される。また、ステップS106で算出された距離Lが数式3におけるLに代入される。その結果、数式3のEd値が、稼働音許容レベルとして算出される。
なお、ステップS104では、活動度合いの「高い/低い」の2段階で判定されるとしたが、3段階以上とし、それぞれの段階に応じた数値を数式3におけるEmに代入するようにしてもよい。あるいは、演算式や対応関係を規定するテーブルを用いて、活動度合いに応じた数値を無段階で設定するようにしてもよい。
次に、CPU401は、標準モードでの稼働音が稼働音許容レベルを超えるか否かを判別する(ステップS108)。この判別にあたって、CPU401は、入力されたプリントジョブを標準モードで実行する際にプリントシステム1から発生する稼働音のレベルを予測する(予測手段)。そのためにCPU401は、まず、プリントジョブを標準モードで実行するために動作が必要な動作要素を把握し、その動作要素が動作することで発生する稼働音のレベルを算出する。動作要素ごとの騒音の情報は、予めROM61に格納されていて、CPU401はそれを参照して稼働音のレベルを算出する。算出した値が、予測される稼働音のレベルとなる。従って、CPU401は、ステップS108では、予測される稼働音のレベル>稼働音許容レベルが成立するか否かを判別することになる。
その判別の結果、予測される稼働音のレベル≦稼働音許容レベルである場合は、CPU401は、静音化する必要がないと判断できるので、標準モードを選択すべき旨の動作モードの決定情報をプリントシステム1に送信する(ステップS109)。その後CPU401は図8の処理を終了させる。
一方、予測される稼働音のレベル>稼働音許容レベルが成立する場合は、CPU401は、静音化する必要があると判断できるので、静音モードを選択すべき旨の動作モードの決定情報をプリントシステム1に送信する(ステップS110)。ここで、ステップS110では、静音モードを選択するわけであるが、予測される稼働音のレベルと稼働音許容レベルとの大小関係によって、図4に示す要素番号のいずれの動作要素を本来の静音モードで動作させるべきかも決定する。つまり、静音モードを選択する際に、要素番号のどこまでを静音モードの態様で動作させるべきかを判別する。
具体的には、CPU401は、図4に示す要素番号1から順に静音モードを適用していき、予測される稼働音のレベルが稼働音許容レベル以下となるときの要素番号を特定する。CPU401は、特定された要素番号までの動作要素を静音モードの態様で動作させるような動作モードを、静音モードとして選択する。
例えば、要素番号1〜3までの動作要素を静音モードで動作させれば稼働音のレベル≦稼働音許容レベルが成立するならば、特定される要素番号は3である。この場合は、要素番号1〜3は静音モードの態様、要素番号4〜6は標準モードと同じ態様で動作するような静音モードが選択されることになる。
従って、予測される稼働音のレベルが稼働音許容レベルより高くならない範囲で、プリントジョブの実行に必要な動作要素のうち少なくとも一部の動作要素については標準モードと同じ態様で動作させるような静音モードが選択可能である。これにより、必要十分な範囲で稼働音を低減することができる。
ところで、特定された要素番号が5または6である場合、すなわち要素番号5以降の動作要素を静音モード(機能非維持)で動作させる静音モードが選択された場合は、上述したように、成果物の仕上がりに影響を与えることになる。従って、CPU401は、特定された要素番号が5以降であるとき、標準モードと比べて成果物の仕上がりに差異が生じる(影響がある)と判別することができる。
このようにして、ステップS110では、静音モードを選択すべき旨だけでなく、その静音モードが厳密には動作要素ごとにどのように動作すべきかを示す情報を生成し、それを動作モードの決定情報としてプリントシステム1に送信する。
図9は、図8のステップS104で実行される活動度合い判定処理(判定手段)のフローチャートである。
モードコマンダ4に内蔵されたモードコマンダRTC404は、現時点がいつであるかを、カレンダーのルールに従って示すことができる。一方、モードコマンダROM402には、日時に関する属性のデータが格納されている。具体的には、ある日時が、就業時間内、休憩時間中、その他のうちのどれであるかを示すデータが記憶されている。ステップS202では、CPU401は、これらのデータを参照し、現在の時刻が属する時間帯の属性を取得する。
CPU401は、取得した時間帯の属性から、現在が就業時間内であるか否かを判別し(ステップS203)、現在が就業時間内である場合は、人の活動度合いが高いと判定する(ステップS208)。一方、現在が就業時間内でなければ、CPU401は、現在が休憩時間中であるか否かを判別し(ステップS204)、現在が休憩時間中である場合は、人の活動度合いが低いと判定する(ステップS207)。
現在が休憩時間中でない場合は、就業時間前や後、あるいは休日等である。この場合、CPU401は、人感センサコントローラ303から送信されてくる、人感センサ3の検知結果に基づく活動度合いデータを取得する(ステップS205)。そしてCPU401は、取得した活動度合いデータが、活動度合いが高いことを示すか否かを判別する(ステップS206)。
その判別の結果、活動度合いデータが、活動度合いが高いことを示す場合は、人の活動度合いが高いと判定する一方(ステップS208)。活動度合いが低いことを示す場合は、人の活動度合いが低いと判定する(ステップS207)。
図10は、プリントシステム1におけるプリントジョブの制御処理のフローチャートである。
この制御処理は、プリントシステム1に設けられる全体制御部50のCPU60が、ROM61に格納されたコードに基づいて実行する(実行手段)。
ユーザからのプリント開始コマンド(プリントジョブの入力)に従って、プリントのための処理が開始される(ステップS301)。ステップS302では、CPU60は、「動作モード決定の依頼情報」を、ネットワーク5を経由してモードコマンダ4に送信すると共に、それに応答してモードコマンダ4から返信されてくる動作モードの決定情報を受信する。上述したように、この動作モードの決定情報は、モードコマンダ4において図8の処理を経て得られ、図8のステップS109、S110で送信されてくるものである。
CPU60は、受信した動作モードの決定情報が示す動作モードが標準モードであるか否かを判別する(ステップS303)。その判別の結果、標準モードである場合は、CPU60は、そのまま標準モードでプリントを実行し(ステップS304)、図10の処理を終了させる。
一方、動作モードの決定情報が示す動作モードが標準モードでない場合は、静音モードとなるが、その静音モードが、成果物の仕上がりに影響を与える静音モードであるか否かをCPU60は判別する(ステップS306)。ここでは、上述したように、図4に示す要素番号5以降の動作要素を静音モード(機能非維持)で動作させる静音モードである場合は、成果物の仕上がりに影響を与えると判別される。要素番号4以前の動作要素のみを静音モードで動作させる静音モードである場合は、成果物の仕上がりに影響を与えないと判別される。
その判別の結果、成果物の仕上がりに影響を与えない静音モードである場合は、CPU60は、その静音モードのまま、プリントを実行し(ステップS307)、図10の処理を終了させる。一方、成果物の仕上がりに影響を与える静音モードである場合は、CPU60は、ステップS309に処理を進める。
ステップS309では、CPU60は、選択されている静音モードで動作したとしても、予測される稼働音のレベルが稼働音許容レベルよりも高いか否かを判別する。その判別の結果、予測される稼働音のレベルが稼働音許容レベルよりも高くない場合は、CPU60は処理をステップS310に進める。この場合、今回選択されている静音モードは、図4の要素番号1〜5、または1〜6までの動作要素が静音モードで動作するような静音モードである。
ステップS310では、CPU60は、操作部400に、「成果物の仕上がりに影響を与えます」と表示させることで、成果物の仕上がりに影響が生じる旨を報知する(報知手段)。その際、操作部400にてプリント指示等の入力を促すような内容も表示させる。
一方、予測される稼働音のレベルが稼働音許容レベルよりも高い場合は、CPU60は処理をステップS311に進める。この場合、今回選択されている静音モードは、図4の要素番号1〜6までの動作要素が静音モードで動作するが、それでもなおかつ稼働音のレベルが稼働音許容レベルを超えてしまうような静音モードである。
ステップS311では、CPU60は、操作部400に、「うるさくなります」と表示させることで警告すると共に、操作部400にてプリント指示等の入力を促すような内容も表示させる。なお、ステップS311では、これらに加えて、成果物の仕上がりに影響が生じる旨も表示させて報知してもよい(報知手段)。
このように、成果物の仕上がりに差異が生じるような場合には、事前にその旨が報知されるので、ユーザの判断の便宜に寄与する。なお、ステップS310、S311での報知や警告の態様は表示に限られず、音声等であってもよい。
ステップS310、S311の処理後のユーザの選択肢は、「そのままプリントする」、「中止する」、「時限プリント」の3つである。ステップS312では、CPU60は、これらの選択肢の中から操作部400にてユーザにより入力される選択を受け付ける。そしてCPU60は、受け付けた選択に従って、処理をステップS313、S314またはS315に進める。
まず、「そのままプリントする」が選択された場合は、CPU60は、現在選択されている静音モードのままプリント処理を実行し(ステップS314)、図10の処理を終了させる。これにより、成果物の仕上がりに差異が生じるような場合は、ユーザからの許可を得てからプリントされるので、ユーザの利便性が向上する。
「中止する」が選択された場合は、CPU60は、今回入力されたプリントジョブの処理を中止して(ステップS315)、図10の処理を終了させる。これにより、成果物の仕上がりに差異が生じるようなプリントの実行を禁止できるので、ユーザの利便性が向上する。
「時限プリント」が選択された場合は、CPU60は、条件が整ったらプリントする処理を実行する(ステップS313)。このステップS313では、CPU60は、プリントジョブの処理を一旦保留にし、それから所定時間T(例えば30分)の経過後に、ステップS302からの処理を再開する。
これにより、CPU401による動作モードの決定処理(図8)のやり直し後に選択された動作モードで、CPU60がプリントジョブを実行することが可能になるので、プリントを急がず静かな状態を望むユーザにとって利便性が向上する。なお、「時限プリント」が選択された場合における、ステップS302からの再開の回数に制限を設けてもよい。
本実施の形態によれば、環境騒音、人の活動度合い、プリントシステム1から人までの距離、及び、プリントジョブを標準モードで実行する際に発生が予測される稼働音のレベルに基づいて動作モードが選択される。従って、周囲の騒音や人の活動等の状況に応じて静粛性及び生産性の優先順位を適切に制御することができる。例えば、プリントシステム1の周辺に居る人が稼働音を不快に感じる可能性が高いときだけ静音モードが選択されるようにでき、生産性を大きく損なうことなく、必要且つ十分な静音効果が得られる。よって、環境騒音や人の状況等の実態に即して稼働音を適切に低減することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対し、図10の、プリントシステム1におけるプリントジョブの制御処理が異なり、その他は同様である。
図11は、第2の実施の形態におけるプリントジョブの制御処理の一部を示すフローチャートである。図11では、ステップS312以降の処理が示されており、ステップS301〜S311までは、図10に示すステップ処理と同様であるので図示を省略している。
図11のステップS312では、第1の実施の形態に対して、ユーザの選択肢として「標準モードプリント」が追加される。「そのままプリントする」、「中止する」が選択された場合にステップS314、S315をCPU60が実行する点は、第1の実施の形態と同様である。
ステップS312で、「標準モードプリント」が選択された場合は、CPU60は、選択されている動作モードを静音モードから標準モードに変更し、標準モードでプリント処理を実行し(ステップS316)、図11の処理を終了させる。
ステップS312で、「時限プリント」が選択された場合は、CPU60は、プリントジョブの処理を一旦保留にすると同時に、内蔵タイマにて計時をスタートさせる(ステップS317)。そして、CPU60は、操作部400に、「標準モードでプリントしますか?」と表示させながら(ステップS318)、ユーザからのプリント指示を所定時間Tだけ待つ(ステップS319、S320)。
その結果、所定時間Tの経過前にユーザからのプリント指示があった場合は、選択されている動作モードを静音モードから標準モードに変更し、標準モードでプリント処理を実行して(ステップS316→S319)、図11の処理を終了させる。一方、ユーザからのプリント指示がないまま所定時間Tが経過したら、CPU60は、ステップS302からの処理を再開する(ステップS320→S302)。
本実施の形態によれば、環境騒音や人の状況等の実態に即して稼働音を適切に低減することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、静音モードが選択されている場合であっても、成果物の仕上がりに差異が生じるような場合は、ユーザの意思で標準モードに切り替えてプリントを実行させることが可能となる。しかも標準モードへの切り替えは、時限プリントの指示後の処理待機中においても、所定時間T内であればいつもで指示できる。従って、ユーザの利便性が一層高まる。
なお、図9の活動度合い判定処理では、時間帯の情報と、人感センサ3の検知結果に基づく情報(活動度合いデータ)とを組み合わせて活動度合いを判定したが、これらのいずれか片方の情報のみで判定するようにしてもよい。
上記各実施の形態においては、動作モードを決定するモードコマンダ4は、画像形成装置であるプリントシステム1とは別個に設け、ネットワーク5で接続して、全体を画像形成システムであるとした。しかしこれに限定されず、全体制御部50の一機能として、ROM61に動作内容を記述するようにして、動作モードを決定する機能を画像形成装置に設けてもよい。あるいは画像形成装置にオプションとして装着されるようにしてもよい。いずれにしても、プリントジョブを実行する機能とその動作モードを決定する機能とを含むシステムが、形態を問わず画像形成システムと把握される。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
1 プリントシステム
2 集音器
3 人感センサ
4 モードコマンダ
50 全体制御部
60 CPU
401 モードコマンダCPU

Claims (10)

  1. プリントジョブを実行するために動作して稼働音を発生させる動作要素を含んだ稼働音発生源を有し、プリントジョブを実行する際の動作モードとして、標準モードと、少なくとも一部の動作要素を前記標準モードとは異なる態様で動作させることで前記稼働音発生源から発生する稼働音のレベルを低減する静音モードとを選択することが可能な画像形成システムであって、
    環境騒音のレベルを計測する計測手段と、
    人の活動度合いを判定する判定手段と、
    前記稼働音発生源から人までの距離を把握する把握手段と、
    入力されたプリントジョブを前記標準モードで実行する際に前記稼働音発生源から発生する稼働音のレベルを予測する予測手段と、
    前記計測手段の計測の結果、前記判定手段の判定の結果、前記把握手段の把握の結果、及び前記予測手段の予測の結果に基づいて、前記入力されたプリントジョブを実行する際の動作モードを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された動作モードで前記入力されたプリントジョブを実行する実行手段とを有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記選択手段は、前記把握手段により把握された距離及び前記判定手段により判定された活動度合いに基づいて、前記稼働音発生源から発生することが許容される稼働音の許容レベルを算出し、前記計測手段により計測された環境騒音のレベルが所定のレベルより高い場合は動作モードとして前記標準モードを選択し、前記予測手段により予測された稼働音のレベルが前記許容レベルより高くない場合は動作モードとして前記標準モードを選択し、前記環境騒音のレベルが前記所定のレベルより高くなく且つ前記予測された稼働音のレベルが前記許容レベルより高い場合は動作モードとして前記静音モードを選択することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記判定手段は計時装置により計時される現在の時刻が予め定めた時間帯に含まれるか否かによって、人の活動度合いを判定することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成システム。
  4. 前記判定手段は、人の有無、人の体温及び人の動作速度を検出する検出装置の検出の結果から、人の活動度合いを判定することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成システム。
  5. 前記選択手段は、前記予測された稼働音のレベルが前記許容レベルより高くならない範囲で、前記入力されたプリントジョブを実行するのに必要な動作要素のうち少なくとも一部の動作要素については前記標準モードと同じ態様で動作させるようなモードを前記静音モードとして選択することが可能であることを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
  6. 前記実行手段は、前記入力されたプリントジョブを実行するのに必要な動作要素を前記標準モードで動作させるのと比べて、前記動作要素を前記静音モードで動作させた場合に、前記入力されたプリントジョブの実行による成果物の仕上がりに差異が生じるか否かを判別し、前記成果物の仕上がりに差異が生じないと判別した場合は、ユーザからの許可を得ることなく前記入力されたプリントジョブを前記静音モードで実行する一方、前記成果物の仕上がりに差異が生じると判別した場合は、ユーザからの許可を得てから前記入力されたプリントジョブを前記静音モードで実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記実行手段は、前記成果物の仕上がりに差異が生じると判別した場合は、ユーザからの指示に応じて、前記入力されたプリントジョブの実行を中止することが可能であることを特徴とする請求項6記載の画像形成システム。
  8. 前記成果物の仕上がりに差異が生じると判別した場合は、前記実行手段は、ユーザからの指示に応じて前記入力されたプリントジョブの実行を一旦保留し、保留から所定時間の経過後に前記選択手段は改めて動作モードの選択をやり直し、さらに前記実行手段は、前記選択手段によるやり直し後に選択された動作モードで、前記入力されたプリントジョブを実行することが可能であることを特徴とする請求項6または7記載の画像形成システム。
  9. 前記成果物の仕上がりに差異が生じると判別した場合は、前記実行手段は、ユーザからの指示に応じて、前記標準モードで前記プリントジョブを実行することが可能であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 前記成果物の仕上がりに差異が生じると判別した場合に、その旨を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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