JP2014142003A - 油圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】油量制御を実行してオイルパン内におけるエア吸いを防止しつつ、車両発進時のショックの発生を防止できる油圧制御装置を提供する。
【解決手段】多段の自動変速機を搭載した車両に用いられる油圧制御装置は、1st(エンジンブレーキ作動)を形成するブレーキB4または2nd(エンジンブレーキ作動)を形成するブレーキB2に対して油圧を供給させるか否かを切り換えるリニアソレノイドSLと、リニアソレノイドSLを介して供給される油圧の供給先がブレーキB4となる第1の状態またはその供給先がブレーキB2となる第2の状態を切り換えるソレノイドSと、所定の作動条件成立を条件にソレノイドSを第2の状態に切り換えることによりオイルパン内の作動油の量を調整する油量制御を実行するECUとを備え、ECUは、油量制御の実行中はリニアソレノイドSLを介してブレーキB4またはブレーキB2に対して油圧を供給させないようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動変速機を搭載した車両に用いられる油圧制御装置に関する。
従来、この種の油圧制御装置として、作動油の温度(以下、油温という)が予め定められた所定の低温範囲内にあるときに、自動変速機の変速制御に関連して油路を切り換える切換弁を制御することにより潤滑部位に供給する潤滑油量を低減させる潤滑油量制御(以下、油量制御ともいう)を実行するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。従来の油圧制御装置によれば、低油温時におけるオイルパン内の油量減少に起因したエア吸いを防止することができる。
特開2003−294117号公報
しかしながら、上述した従来の油圧制御装置にあっては、上記切換弁が、所定の変速段を形成するための油路と、該所定の変速段以外の変速段を形成するための油路とを選択的に切り換える機能と、上記油量制御を実行するための油路に切り換える機能とを兼ね備えたものについて何ら考慮されていなかった。
こうした切換弁を採用した油圧制御装置では、油量制御のために上記切換弁を切り換えると、同時に切換弁によって変速用の油路が切り換えられるため、例えば油量制御の終了時に所定の変速段を成立させようとする場合には、所定の変速段以外の変速段を成立させるための摩擦係合要素から所定の変速段を成立させるための摩擦係合要素への掴み換えが行われ、車両にショックが生じるおそれがあった。
例えば、車両停止時は、油量制御のために所定の変速段以外の変速段(例えば、2nd)を形成している状態から、車両発進時に油量制御が終了すると、所定の変速段(例えば、1st)を形成することになるので、摩擦係合要素の掴み換えが行われることに起因したショックが生ずるおそれがあるという問題があった。
この点、上記油量制御を行わないようにすれば、所定の変速段以外の変速段が形成されないため、上述したようなショックの発生を防止することが可能である。ところが、この場合、油量制御の実行によるエア吸いの防止を図ることができない。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、油量制御を実行してオイルパン内におけるエア吸いを防止しつつ、車両発進時のショックの発生を防止することができる油圧制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る油圧制御装置は、上記目的達成のため、(1)最低前進段を含む複数の変速段を有する多段の自動変速機を搭載した車両に用いられる油圧制御装置であって、前記最低前進段を形成する第1の摩擦係合要素または前記最低前進段以外の変速段を形成する第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させるか否かを切り換える第1の制御弁と、前記第1の制御弁を介して供給される油圧の供給先が前記第1の摩擦係合要素となる第1の状態または前記供給先が前記第2の摩擦係合要素となる第2の状態を切り換える第2の制御弁と、所定の作動条件が成立したことを条件に、前記第2の制御弁を前記第2の状態に切り換えることにより、オイルパン内の作動油の量を調整する油量制御を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記油量制御の実行中は前記第1の制御弁を介して前記第1の摩擦係合要素または前記第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させないようにした構成を有する。
この構成により、本発明に係る油圧制御装置において、油量制御の実行中は第1の制御弁を介して第1の摩擦係合要素または第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させないようにしたので、例えば車両発進時などの油量制御の終了時に、第2の制御弁を第2の状態から第1の状態に切り換えても第2の摩擦係合要素から第1の摩擦係合要素への掴み換えが行われない。
このため、第1の摩擦係合要素を係合する際のショックが抑制される。特に車両発進時の極低車速におけるクリープ状態では、最低前進段を形成するよう第1の摩擦係合要素を係合させてもショックが生ずることがない。したがって、所定の作動条件成立時は、油量制御の実行によりオイルパン内におけるエア吸いを防止しつつ、車両発進時のショックの発生を防止することができる。
本発明に係る油圧制御装置は、上記(1)に記載の油圧制御装置において、(2)前記自動変速機内の作動油の温度を検出する油温検出手段と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、をさらに備え、前記所定の作動条件は、前記自動変速機内の作動油の温度が所定温度以下であり、かつ前記車速が停止状態を含む所定の車速以下である構成を有する。
この構成により、本発明に係る油圧制御装置において、所定の作動条件は自動変速機内の作動油の温度が所定温度以下であり、かつ車速が停止状態を含む所定の車速以下であるので、作動油の粘性が高まる低油温時におけるオイルパン内のエア吸いを効果的に防止することができる。
本発明に係る油圧制御装置は、上記(1)または(2)に記載の油圧制御装置において、(3)前記自動変速機のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段をさらに備え、前記第1の摩擦係合要素は、前記最低前進段においてエンジンブレーキを作動させる際に係合されるエンジンブレーキ用摩擦係合要素であり、前記制御手段は、前記シフトレンジ検出手段により検出されたシフトレンジが前記変速段を前記最低前進段に固定するシフトレンジであることを条件に、前記油量制御の実行中は前記第1の制御弁を介して前記第1の摩擦係合要素または前記第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させないようにするのが好ましい。
本発明によれば、油量制御を実行してオイルパン内におけるエア吸いを防止しつつ、車両発進時のショックの発生を防止することができる油圧制御装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る油圧制御装置を備えた車両を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る自動変速機のスケルトン図である。 本発明の実施の形態に係る変速機構における摩擦係合要素に関する係合表である。 本発明の実施の形態に係る油圧制御回路の要部を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るソレノイドSと変速用油圧回路および潤滑用油圧回路における切換弁との関係を示す表である。 本発明の実施の形態に係る変速機構における一部の摩擦係合要素に関する係合表である。 本発明の実施の形態に係るECUにより実行されるソレノイドSの切換制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、構成について説明する。
以下の説明においては、変速機を備えたFR(Front engine Rear drive)車両に本発明に係る油圧制御装置を適用した例を説明する。なお、本発明に係る油圧制御装置は、FF車両に限らず、FF(Front engine Front drive)車両や4輪駆動車等にも適用可能である。
図1に示すように、本実施の形態における車両1は、内燃機関を構成するエンジン2と、エンジン2から出力された出力トルクを増幅させるトルクコンバータ3と、トルクコンバータ3の出力軸の回転速度を変速して出力する変速機構5とを備えている。
エンジン2は、火花点火式の多気筒内燃機関、例えば、4サイクルの直列4気筒エンジンによって構成されている。本実施の形態において、エンジン2は、直列4気筒エンジンによって構成されているものとするが、本発明においては、直列6気筒エンジン、V型6気筒エンジン、V型12気筒エンジンまたは水平対向6気筒エンジン等の種々の型式のエンジンによって構成されていてもよい。
エンジン2に用いられる燃料は、ガソリンとするが、ガソリンに代えて、軽油等の炭化水素系の燃料またはエタノール等のアルコールとガソリンとを混合したアルコール燃料であってもよい。
トルクコンバータ3および変速機構5は、自動変速機9を構成する。本実施の形態では、自動変速機9として、互いに変速比の異なる複数の変速段を有する多段の自動変速機を用いた。トルクコンバータ3は、エンジン2と変速機構5との間で流体を介して動力の伝達を行うものである。
また、車両1は、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)10と、自動変速機9を油圧によって制御する油圧制御回路11とを含んで構成されている。
ECU10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、フラッシュメモリと、入出力ポートと、を備えたマイクロプロセッサによって構成されている。
ECU10は、当該マイクロプロセッサをECU10として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、ECU10のCPUがRAMを作業領域としてROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該マイクロプロセッサは、ECU10として機能する。
本実施の形態において、ECU10の入力側には、クランク角センサ21、アクセル開度センサ22、車速センサ23、シフトポジションセンサ(SPセンサ)24、AT油温センサ25、ブレーキセンサ26を含む各種センサ類が接続されている。一方、ECU10の出力側には、エンジン2に搭載された図示しない燃料噴射装置や点火装置等の各種装置と、油圧制御回路11とが接続されている。
クランク角センサ21は、エンジン2のクランクシャフト2a(図2参照)に設けられたクランクセンサプレート(図示省略)によりクランク回転信号を検出し、クランク位置およびクランク角速度の検出を行うとともに、検出結果に応じた信号をECU10に出力するようになっている。ECU10は、クランク角センサ21から出力された検出信号からクランクシャフト2aの回転数を算出し、エンジン回転数Neとして取得するようになっている。
アクセル開度センサ22は、アクセルペダル7が運転者により操作されると、アクセルペダル7の踏み込み量、すなわちアクセルペダル7の開度を検出し、当該開度を示すアクセル開度Accを表す信号をECU10に出力するようになっている。
車速センサ23は、図示しないドライブシャフトの回転角を検出し、検出したドライブシャフトの回転角を平均化した車速Vを表す信号をECU10に出力するようになっている。本実施の形態における車速センサ23は、車両1の車速Vを検出する車速検出手段を構成する。
シフトポジションセンサ(SPセンサ)24は、シフトレバーの操作位置、すなわちシフトレンジを検出し、検出したシフトレンジを表す信号をECU10に出力するようになっている。本実施の形態におけるSPセンサ24は、本発明に係るシフトレンジ検出手段を構成する。
シフトレンジとしては、例えば前進走行用であって前進段のうち最も大きい変速比となる最低前進段(1st)〜最も小さな変速比となる最高前進段(5th)のいずれかの前進段が成立する「Dレンジ」、最低前進段(1st)のみが成立する「Lレンジ」、2nd以下の変速段に固定される「2レンジ」、中立位置となる「Nレンジ」、後進走行用の「Rレンジ」などがある。
AT油温センサ25は、自動変速機9内、すなわち自動変速機9の内部を循環する作動油(以下、「オイル」ともいう)の温度(以下、「AT油温」という)を検出し、検出したAT油温を表す信号をECU10に出力するようになっている。本実施の形態におけるAT油温センサ25は、本発明に係る油温検出手段を構成する。
ブレーキセンサ26は、ブレーキペダル8の踏み込み量を検出して、当該踏み込み量を示す信号をECU10に出力するようになっている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る自動変速機9の構成について説明する。
図2に示すように、トルクコンバータ3は、入力軸側のポンプ翼車31と、出力軸側のタービン翼車32と、トルク増幅機能を発現するステータ33と、ワンウェイクラッチ34とを備えている。トルクコンバータ3は、ポンプ翼車31とタービン翼車32との間で流体を介して動力伝達を行うようになっている。
ポンプ翼車31には、ギヤポンプ等の機械式のオイルポンプ12(図4参照)が連結されている。このオイルポンプ12は、エンジン2によりポンプ翼車31とともに回転駆動されることにより変速用や潤滑用等の油圧を発生するようになっている。
また、トルクコンバータ3には、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ35が設けられている。このロックアップクラッチ35を完全係合することにより、ポンプ翼車31とタービン翼車32とが一体回転するようになっている。また、ロックアップクラッチ35を所定のスリップ状態で係合させることにより、駆動時には所定のスリップ量でタービン翼車32がポンプ翼車31に追随して回転するようになっている。
変速機構5は、遊星歯車式の変速機構であり、ダブルピニオン型の第1遊星歯車機構51と、シングルピニオン型の第2遊星歯車機構52および第3遊星歯車機構53とを備えている。
第1遊星歯車装置51のサンギヤS1は、クラッチC3を介して入力軸55に選択的に連結されている。また、サンギヤS1は、ワンウェイクラッチF2およびブレーキB3を介して非回転部材であるハウジングに選択的に連結され、逆方向(入力軸55の回転と反対方向)の回転が阻止されるようになっている。
第1遊星歯車装置51のキャリアCA1は、ブレーキB1を介してハウジングに選択的に連結されるとともに、そのブレーキB1と並列に設けられたワンウェイクラッチF1により、常に逆方向の回転が阻止されるようになっている。
第1遊星歯車装置51のリングギヤR1は、第2遊星歯車装置52のリングギヤR2と一体的に連結されており、ブレーキB2を介してハウジングに選択的に連結されている。
第2遊星歯車装置52のサンギヤS2は、第3遊星歯車装置53のサンギヤS3と一体的に連結されており、クラッチC1を介して入力軸55に選択的に連結されている。
第2遊星歯車装置52のキャリアCA2は、第3遊星歯車装置53のリングギヤR3と一体的に連結されており、クラッチC2を介して入力軸55に選択的に連結されるとともに、ブレーキB4を介してハウジングに選択的に連結されている。
さらに、キャリアCA2は、ブレーキB4と並列に設けられたワンウェイクラッチF3によって、常に逆方向の回転が阻止されるようになっている。そして、第3遊星歯車装置53のキャリアCA3は、出力軸54に一体的に連結されている。
ここで、上記クラッチC1〜C3、およびブレーキB1〜B4は、多板式のクラッチやブレーキなど油圧アクチュエータによって係合制御される油圧式の摩擦係合要素であり、油圧制御回路11(図1参照)が備える各種リニアソレノイドおよびソレノイドの励磁、非励磁や、図示しないマニュアルバルブによって油圧回路が切り換えられることにより係合、解放状態が切り換えられるようになっている。
本実施の形態に係る変速機構5では、上記クラッチC1〜C3、およびブレーキB1〜B4の係合、解放状態が切り換えられることによって、図3に示すように、シフトレンジに応じて5つの前進変速段(1st〜5th)および1つの後進変速段(Rev)が成立させられるようになっている。
図3の係合表において、「●」は「係合」を表し、「空欄」は「解放」を表している。また、「▲」は「エンジンブレーキ作動時のみ係合」を表している。
ここで、最低前進段である「1st」については、シフトレンジがDレンジにあるときはクラッチC1およびワンウェイクラッチF3が係合状態となる一方で、シフトレンジがLレンジにあるときはクラッチC1およびワンウェイクラッチF3に加えて、ブレーキB4が係合状態となる。これにより、Lレンジにおいては、エンジンブレーキが作動させられる。すなわち、LレンジにおけるブレーキB4は、「1st」においてエンジンブレーキを作動させる際に係合されるエンジンブレーキ用摩擦係合要素である。なお、Lレンジでは、上述した通りエンジンブレーキが作動し、かつ変速機構5における変速段が「1st」に固定される。本実施の形態におけるブレーキB4は、本発明に係る第1の摩擦係合要素を構成する。
このように、本実施の形態に係る自動変速機9は、通常走行(Dレンジ)における「1st」では、エンジン2から出力される駆動力のみを伝達するワンウェイクラッチ構造とし、Lレンジ状態形成時では、ブレーキB4を係合させ、被駆動状態においてエンジンブレーキが作動する構造である。
また、「2nd」については、シフトレンジがDレンジにあるときはクラッチC1、ブレーキB3、ワンウェイクラッチF1およびF2が係合状態となる一方で、シフトレンジが2レンジにあるときはクラッチC1、ブレーキB3、ワンウェイクラッチF1およびF2に加えて、ブレーキB2が係合状態となる。これにより、2レンジにおいては、エンジンブレーキが作動させられる。このように、ブレーキB2は、最低前進段である「1st」以外の変速段であるエンジンブレーキ作動時の「2nd」を形成する摩擦係合要素である。本実施の形態におけるブレーキB2は、本発明に係る第2の摩擦係合要素を構成する。
図4は、本実施の形態に係る油圧制御回路11の要部を示すものである。
図4に示すように、オイルパン13内の作動油は、オイルポンプ12により汲み上げられ、ライン圧調圧部14に圧送される。ライン圧調圧部14に圧送された作動油は、所定のライン圧PLに調圧された後、変速用油圧回路60およびトルクコンバータ3等に供給される一方で、一部が潤滑用油圧回路70に供給される。
なお、図4における変速用油圧回路60は、クラッチC1〜C3、およびブレーキB1〜B4の摩擦係合要素のうち、「1st」におけるエンジンブレーキ用摩擦係合要素のブレーキB4および「2nd」におけるエンジンブレーキ作動時に係合されるブレーキB2についてのみを図示しており、その他の摩擦係合要素については図示を省略している。
変速用油圧回路60は、ブレーキB4およびブレーキB2の係合・解放を切り換える構成要素として、リニアソレノイドSL、ソレノイドS、切換弁15および切換弁16を備えている。
リニアソレノイドSLは、自動変速機9の各変速段を形成するための油圧コントロールソレノイドの1つであって、励磁状態(ON)をデューティ制御等により連続的に変化させることにより、ブレーキB4またはブレーキB2に対してライン圧(油圧)を供給するか否かを切り換えるものである。また、リニアソレノイドSLは、非励磁状態(OFF)に制御されることで、ブレーキB4またはブレーキB2に対して油圧を供給させないようにすることができる。本実施の形態におけるリニアソレノイドSLは、本発明に係る第1の制御弁を構成する。
ソレノイドSは、励磁状態(ON)、非励磁状態(OFF)を切り換える、ON−OFFソレノイドであり、励磁状態(ON)か非励磁状態(OFF)かにより切換弁15および切換弁16に供給する制御圧を制御することによって、切換弁15および切換弁16における油圧経路を切り換えるものである。
例えば、ソレノイドSが励磁状態(ON)とされると、切換弁15における油圧経路がブレーキB2の経路に切り換えられるようになっている。一方、ソレノイドSが非励磁状態(OFF)とされると、切換弁15における油圧経路がブレーキB4の経路に切り換えられるようになっている。
このように、ソレノイドSは、リニアソレノイドSLを介して供給される油圧の供給先がブレーキB4となる第1の状態、またはその供給先がブレーキB2となる第2の状態とを切り換える機能を有する。本実施の形態におけるソレノイドSは、本発明に係る第2の制御弁を構成する。
切換弁15は、ソレノイドSから供給される制御圧に応じて、内部の油圧経路がブレーキB4の経路、あるいはブレーキB2の経路に切り換えられるようになっている。
潤滑用油圧回路70は、小径オリフィス71aが設けられた小流量油路71と、小径オリフィス71aよりも大径の大径オリフィス72aが設けられた大流量油路72と、切換弁15とを含んで構成されている。これら小流量油路71と大流量油路72とは、ライン圧調圧部14の下流側で分岐されるとともに潤滑部位73の上流側で合流するように、並列に設けられている。
これら小流量油路71と大流量油路72との切換は、切換弁16によって行われるようになっている。具体的に、大流量油路72には、切換弁16が設けられており、この切換弁16によって大流量油路72の遮断状態と連通状態とが切り換えられることによって、潤滑用油圧回路70における油圧経路が小流量油路71および大流量油路72のいずれかに切り換えられる。
潤滑用油圧回路70における切換弁16は、上述した変速用油圧回路60における切換弁15と一体に構成されている。したがって、切換弁16の切換を行うソレノイドSは、変速用油圧回路60においてリニアソレノイドSLを介して供給される油圧の供給先を切り換える機能と、潤滑用油圧回路70において潤滑用の流路を切り換える機能とを兼ね備えたものである。なお、本実施の形態においては、説明の便宜上、これら両機能を備えたソレノイドSによって制御される切換弁にそれぞれ異なる符号(15、16)を付して説明している。
したがって、潤滑用油圧回路70において、切換弁16は、ソレノイドSが励磁状態(ON)とされると、大流量油路72を遮断する油圧経路に切り換えられるようになっている。このとき、潤滑用油圧回路70における油圧経路は、大流量油路72が遮断されたことによって小流量油路71に切り換えられる。これにより、潤滑部位73に供給される潤滑油の量が少量となる。
一方で、切換弁16は、ソレノイドSが非励磁状態(OFF)とされると、大流量油路72を連通する油圧経路に切り換えられるようになっている。このとき、潤滑用油圧回路70における油圧経路は、大流量油路72が連通されたことによって小流量油路71と大流量油路72とによって潤滑用の作動油を供給する状態に切り換えられる。これにより、潤滑部位73に供給される潤滑油の量が多量となる。
以上のように、本実施の形態では、ソレノイドSの励磁状態(ON)、非励磁状態(OFF)を制御することによって、変速用油圧回路60における切換弁15の油圧経路、および潤滑用油圧回路70における切換弁16の油圧経路を同時に切り換えるようになっている。
ここで、ソレノイドSと変速用油圧回路60および潤滑用油圧回路70における切換弁15、16との関係を、図5に示す。
図5に示すように、ソレノイドSが励磁状態(ON)のときは、変速用油圧回路60における切換弁15はブレーキB2に油圧を供給する経路に切り換えられるとともに、潤滑用油圧回路70における切換弁16は小流量油路71に切り換えられる。
一方、ソレノイドSが非励磁状態(OFF)のときは、変速用油圧回路60における切換弁15はブレーキB4に油圧を供給する経路に切り換えられるとともに、潤滑用油圧回路70における切換弁16は小流量油路71および大流量油路72に切り換えられる。
こうした切換弁15、16の切換を制御するソレノイドSは、ECU10によって励磁状態(ON)、非励磁状態(OFF)が制御される。特に、ECU10は、低油温時等の所定の作動条件成立時にオイルパン13内におけるエア吸いを防止する目的で、オイルパン13内の作動油の量を調整する油量制御を実行するようになっている。この油量制御は、低油温時に作動油の粘性が高まることで潤滑用油圧回路70内における作動油のオイルパン13への戻りが遅くなることに起因してオイルパン13内の油量が減少し、その結果、エア吸いが生ずるため、こうしたエア吸いを防止するために実行されるものである。本実施の形態におけるECU10は、本発明に係る制御手段を構成する。
具体的には、ECU10は、所定の作動条件が成立したことを条件に、ソレノイドSを励磁状態(ON)に切り換えるようになっている。これにより、潤滑用油圧回路70における切換弁16が大流量油路72を遮断し、小流量油路71によって少量の潤滑用の作動油が潤滑部位73に供給される。したがって、オイルパン13内の作動油の減少が抑制され、エア吸いが防止される。
ここで、上記所定の作動条件は、AT油温センサ25により検出されたAT油温が予め定められた所定温度以下であり、かつ車速センサ23により検出された車速Vが車両1の停止状態を含む所定の車速以下であることである。したがって、本実施の形態では、これら全ての条件が成立したときに所定の作動条件が成立したものと判断される。
なお、上記所定の作動条件には、上記の他、1st(Dレンジにおける1stおよびLレンジにおける1stのいずれも含む)の変速段を形成中であること、変速中でないこと、ブレーキONであること、およびエンジン2がアイドル状態であることが含まれていてもよい。
上記所定温度は、オイルパン13内におけるエア吸いが生じるおそれがある程度に作動油の粘性が高まったと判断できる温度であって、予め実験的に求めてECU10のROMに記憶されている。また、上述した「停止状態を含む所定の車速以下」とは、車両1の停止状態(V=0)であることはもとより、車速Vが0とならなくとも略0とみなせる程度の極低車速(V≒0)が含まれることを意味する。
また、ECU10は、例えば、油圧制御回路11が備える各種リニアソレノイドやソレノイドの指令信号の出力状態、あるいはシフトポジションセンサ(SPセンサ)24の検出結果から1st(Dレンジにおける1stおよびLレンジにおける1stのいずれも含む)の変速段を形成中であるか否かを判断できる。ECU10は、例えば変速比の時間変化率に基づき変速中でないか否かを判断できる。また、ECU10は、ブレーキセンサ26の検出結果からブレーキONであるか否かを判断できる。さらに、ECU10は、クランク角センサ21の検出結果に応じて算出されたエンジン回転数Neからエンジン2がアイドル状態である否かを判断できる。
ところで、上述の油量制御が実行されると、ソレノイドSが励磁状態(ON)とされることで変速用油圧回路60において切換弁15がブレーキB2に油圧を供給する経路に切り換えられる(図5参照)。
このとき、リニアソレノイドSLが励磁状態(ON)に制御されていると、切換弁15を介してブレーキB2に対して油圧が供給されてしまう。このような場合、例えば車両停止状態で油量制御の実行中は、「2nd」におけるエンジンブレーキ用摩擦係合要素のブレーキB2が係合することとなって、「1st」以外の変速段であるエンジンブレーキ作動時の「2nd」が成立してしまうこととなる。
つまり、図6に示すように、エンジンブレーキ作動時の「1st」にあっては、ソレノイドSを非励磁状態(OFF)、リニアソレノイドSLを励磁状態(ON)とすることで、クラッチC1およびブレーキB4をそれぞれ係合している。また、エンジンブレーキ作動時の「2nd」にあっては、ソレノイドSおよびリニアソレノイドSLをともに励磁状態(ON)とすることで、クラッチC1およびブレーキB2をそれぞれ係合している。このとき、図示はしていないが、実際にはブレーキB3を係合させるためのソレノイドが励磁状態(ON)とされ、これによってブレーキB3が係合している。なお、図6は、「1st(エンジンブレーキ含む)」および「2nd(エンジンブレーキ含む)」の各変速段における摩擦係合要素の係合表である。
このように、油量制御の実行中にソレノイドSおよびリニアソレノイドSLがともに励磁状態(ON)とされると、ブレーキB2が係合してエンジンブレーキ作動時の「2nd」が成立してしまう。このとき、つまり油量制御の実行中は、ブレーキB3を係合させるためのソレノイドは非励磁状態(OFF)とされるので、実際にはクラッチC1およびブレーキB2が係合することとなる。
この結果、例えば車両停止状態からLレンジ発進状態に移行した際には、油量制御が解除され、ブレーキB2からブレーキB4に係合を切り換えることとなる(ブレーキの掴み換え)。こうした摩擦係合要素の切換を行う構成のものでは、ブレーキB2からブレーキB4に係合の切換によってショックが生ずるという問題があった。
こうした問題は、油量制御の実行中にソレノイドSが励磁状態(ON)に制御されているためにブレーキB2に対して油圧が供給されてしまっていることに起因する。
そこで、本実施の形態では、こうした問題の解決を図るべく、Lレンジで車両1が停止している際に油量制御が実行されている場合には、ソレノイドSを非励磁状態(OFF)に制御することとした。これにより、Lレンジでの油量制御の実行中は、切換弁15の油圧経路がブレーキB2の経路に切り換えられている場合であっても、ブレーキB2に供給される油圧を遮断することができる。このため、例えばLレンジ発進を行う場合であっても、ブレーキの掴み換えを行う必要がないので、従来のようなショックが防止される。
次に、図7を参照して、上記問題を解決するべく実行されるソレノイドSの切換制御について説明する。図7に示すソレノイドSの切換制御は、予め定められた時間間隔でECU10によって実行される。
図7に示すように、ECU10は、シフトポジションセンサ(SPセンサ)24の検出結果に応じてシフトレンジがLレンジであるか否かを判定する(ステップS1)。ECU10は、シフトレンジがLレンジでないと判定した場合には、ステップS7に処理を移行する。ステップS7以降の処理については後述する。
一方、ECU10は、シフトレンジがLレンジであると判定した場合には、油量制御の作動条件が成立したか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、ECU10は、AT油温が所定温度以下であること、車速Vが所定の車速以下であることの全ての条件が成立しているか否かを判定する。
ECU10は、油量制御の作動条件が成立していないと判定した場合には、リニアソレノイドSLを励磁状態(ON)に制御する(ステップS3)。この場合、油量制御の作動条件が成立していないので、ソレノイドSは非励磁状態(OFF)とされている。したがって、潤滑用油圧回路70における油圧経路は、小流量油路71と大流量油路72とによって潤滑用の作動油を供給する状態に切り換えられる。また、変速用油圧回路60における切換弁15の油圧経路は、Lレンジの成立を維持するためにブレーキB4の経路に切り換えられている。次いで、ECU10は、油量制御を不実施、つまり実行せずに本処理を終了する(ステップS4)。
一方、ECU10は、ステップS2において油量制御の作動条件が成立していると判定した場合には、リニアソレノイドSLを非励磁状態(OFF)に制御する(ステップS5)。
この場合、油量制御の作動条件が成立しているので、ソレノイドSは励磁状態(ON)とされている。したがって、潤滑用油圧回路70における油圧経路は、小流量油路71に切り換えられる。また、変速用油圧回路60における切換弁15の油圧経路は、ソレノイドSの励磁状態(ON)によってブレーキB2の経路に切り換えられている。次いで、ECU10は、油量制御を実施、つまり実行して本処理を終了する(ステップS6)。
このように、ECU10は、油量制御の実行中はリニアソレノイドSLを介してブレーキB4またはブレーキB2に対して油圧を供給させないようにしている。
他方、ECU10は、ステップS1においてシフトレンジがLレンジでないと判定した場合には、リニアソレノイドSLを非励磁状態(OFF)に制御する(ステップS7)。ここで、ステップS7以降に行われる処理は、Lレンジでないときに行われる処理であり、上述したような問題も生じないので、上記ステップS2における作動条件の成立有無に応じたリニアソレノイドSLの切換を行わないようにしている。
次いで、ECU10は、油量制御の作動条件が成立したか否かを判定する(ステップS8)。ECU10は、油量制御の作動条件が成立していると判定した場合には、油量制御を実施、つまり実行して本処理を終了する(ステップS6)。
一方、ECU10は、油量制御の作動条件が成立していないと判定した場合には、油量制御を不実施、つまり実行せずに本処理を終了する(ステップS4)。
以上のように、本実施の形態に係る油圧制御装置において、油量制御の実行中はリニアソレノイドSLを介してブレーキB4またはブレーキB2に対して油圧を供給させないようにしたので、例えば車両発進時などの油量制御の終了時に、ソレノイドSを第2の状態(リニアソレノイドSLを介して供給される油圧の供給先がブレーキB2となる状態)から第1の状態(リニアソレノイドSLを介して供給される油圧の供給先がブレーキB4となる状態)に切り換えてもブレーキB2からブレーキB4への掴み換えが行われない。
このため、ブレーキB4を係合する際のショックが抑制される。特に車両発進時における極低車速におけるクリープ状態では、1st(エンジンブレーキ作動)を形成するようブレーキB4を係合させてもショックが生ずることがない。したがって、所定の作動条件成立時は、油量制御の実行によりオイルパン13内におけるエア吸いを防止しつつ、車両発進時のショックの発生を防止することができる。
また、本実施の形態に係る油圧制御装置において、所定の作動条件はAT油温が所定温度以下であり、かつ車速Vが停止状態を含む所定の車速以下であることを含むので、オイルの粘性が高まる低油温時におけるオイルパン13内のエア吸いを効果的に防止することができる。
なお、本実施の形態では、切換弁15、16を一体の切換弁として構成したが、これに限らず、例えばこれら切換弁15、16をそれぞれ別体の切換弁で構成してもよい。
以上説明したように、本発明に係る油圧制御装置は、油量制御を実行してオイルパン内におけるエア吸いを防止しつつ、車両発進時のショックの発生を防止することができ、自動変速機を搭載した車両に用いられる油圧制御装置に有用である。
1…車両、9…自動変速機、10…ECU(制御手段)、11…油圧制御回路、13…オイルパン、15,16…切換弁、23…車速センサ(車速検出手段)、24…シフトポジションセンサ(シフトレンジ検出手段)、25…AT油温センサ(油温検出手段)、60…変速用油圧回路、70…潤滑用油圧回路、71…小流量油路、71a…小径オリフィス、72…大流量油路、72a…大径オリフィス、73…潤滑部位、B4…ブレーキ(第1の摩擦係合要素)、B2…ブレーキ(第2の摩擦係合要素)、SL…リニアソレノイド(第1の制御弁)、S…ソレノイド(第2の制御弁)

Claims (3)

  1. 最低前進段を含む複数の変速段を有する多段の自動変速機を搭載した車両に用いられる油圧制御装置であって、
    前記最低前進段を形成する第1の摩擦係合要素または前記最低前進段以外の変速段を形成する第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させるか否かを切り換える第1の制御弁と、
    前記第1の制御弁を介して供給される油圧の供給先が前記第1の摩擦係合要素となる第1の状態または前記供給先が前記第2の摩擦係合要素となる第2の状態を切り換える第2の制御弁と、
    所定の作動条件が成立したことを条件に、前記第2の制御弁を前記第2の状態に切り換えることにより、オイルパン内の作動油の量を調整する油量制御を実行する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記油量制御の実行中は前記第1の制御弁を介して前記第1の摩擦係合要素または前記第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させないようにしたことを特徴とする油圧制御装置。
  2. 前記自動変速機内の作動油の温度を検出する油温検出手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、をさらに備え、
    前記所定の作動条件は、前記自動変速機内の作動油の温度が所定温度以下であり、かつ前記車速が停止状態を含む所定の車速以下であることを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置。
  3. 前記自動変速機のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段をさらに備え、
    前記第1の摩擦係合要素は、前記最低前進段においてエンジンブレーキを作動させる際に係合されるエンジンブレーキ用摩擦係合要素であり、
    前記制御手段は、前記シフトレンジ検出手段により検出されたシフトレンジが前記変速段を前記最低前進段に固定するシフトレンジであることを条件に、前記油量制御の実行中は前記第1の制御弁を介して前記第1の摩擦係合要素または前記第2の摩擦係合要素に対して油圧を供給させないようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の油圧制御装置。
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