JP2014141661A - 衣料用液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(a)アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、(b)一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤、(c)炭素数10〜14の炭化水素基を有する特定の第4級アンモニウム塩、(d)炭素数8以上、18以下の炭化水素基を有する特定の非イオン界面活性剤、及び水を含有し、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量と(c)成分の含有量の合計量が15質量%以上、70質量%、(c)/〔(a)+(b)〕質量比が0.02〜0.2、(b)/(a)質量比が0.15〜10である、衣料用液体洗浄剤組成物。
RO−〔(AO)p/(EO)q〕−SO3M (1)
〔式中、Rは炭素数8〜22の炭化水素基、AOは炭素数3〜4のアルキレンオキシ基、EOはエチレンオキシ基、pは0.5〜5、qは0〜10の平均付加モル数、Mは陽イオンであり、“/”はAO基及びEO基がランダム又はブロックのいずれに結合したものであってもよいことを示す。〕
【選択図】なし
Description
本発明は、粒子汚れ、染み汚れ、及び人体由来の汚れの何れの汚れに対しても優れた洗浄力を有する衣料用液体洗浄剤組成物を提供する。
更に、本発明は、洗浄時間が短くても十分な洗浄力、特に皮脂汚れに対する洗浄力が発現する衣料用液体洗浄剤組成物を提供する。
下記(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分及び水を含有し、
(a)成分の含有量と(b)成分の含有量と(c)成分の含有量の合計量が15質量%以上、70質量%以下であり、
(c)成分の含有量と、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量の合計量との質量比が、(c)成分/〔(a)成分+(b)成分〕で、0.02以上、0.2以下であり、
(b)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比が、(b)成分/(a)成分で、0.15以上、10以下である、
衣料用液体洗浄剤組成物に関する。
(a)成分:アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩
(b)成分:下記一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤
RO−〔(AO)p/(EO)q〕−SO3M (1)
〔式中、Rは炭素数8以上、22以下の炭化水素基を示し、AOは炭素数3のアルキレンオキシ基及び炭素数4のアルキレンオキシ基から選ばれるアルキレンオキシ基を示し、EOはエチレンオキシ基を示し、p及びqは平均付加モル数を示し、pは0.5以上、5以下の数、qは0以上、10以下の数である。“/”はAO基及びEO基がランダム又はブロックのいずれに結合したものであってもよいことを示す。Mは陽イオンである。〕
(c)成分:下記一般式(2)で表される第4級アンモニウム塩
(d)成分:下記一般式(3)で表される非イオン界面活性剤
R5O−(EO)t−H (3)
〔式中、R5は炭素数8以上、18以下の炭化水素基を示し、EOはエキレンオキシ基を示し、tは平均付加モル数を示し、1以上、10以下の数である。〕
本発明では、(a)成分及び(b)成分の特定2種の陰イオン界面活性剤を使用することで、陰イオン界面活性剤の含有量に対する、(c)成分である特定の第4級アンモニウム塩の含有量が少なくても、食べこぼし汚れに対する浸透性が高まり、食べこぼし汚れの洗浄性が優れる。また、泥汚れや食べこぼし汚れの洗浄性も高めることが出来る。
(a)成分としては、特に限定されるものではないが、例えば炭素数8以上、更に10以上、そして、20以下、更に15以下のアルキル基、更に直鎖アルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸又はその塩が挙げられる。
(b)成分は、(a)成分と特定の比率で配合し、且つ(c)成分と併用することで、(b)成分を含む液体洗浄剤組成物と水とを含有する組成物と衣料の接触時間が短時間でも、各種汚れに対する洗浄力をより高めることが出来る。とりわけ、(b)成分と(a)成分を特定比率で配合することで、食べこぼし汚れに対する(c)成分の浸透性が高まり、食べこぼし汚れの洗浄性が高まる。
RO−〔(AO)p/(EO)q〕−SO3M (1)
〔式中、Rは炭素数8以上、22以下の炭化水素基を示し、AOは炭素数3のアルキレンオキシ基及び炭素数4のアルキレンオキシ基から選ばれるアルキレンオキシ基を示し、EOはエチレンオキシ基を示し、p及びqは平均付加モル数を示し、pは0.5以上、5以下の数、qは0以上、10以下の数である。“/”はAO基及びEO基がランダム又はブロックのいずれに結合したものであってもよいことを示す。Mは陽イオンである。〕
(c)成分は下記一般式(2)で表される第4級アンモニウム塩である。
(c−2)R1の炭素数が10以上、14以下の分岐鎖アルキル基であり、R2、R3、R4がそれぞれ炭素数1以上、3以下のアルキル基であるアンモニウム塩。
(c−3)R1の炭素数が10以上、14以下の直鎖アルキル基であり、R2がベンジル基であり、R3、R4がそれぞれ炭素数1以上、3以下のアルキル基であるアンモニウム塩。より具体的には、デシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド及びミリスチルジメチルベンジルアンモニウムクロリドから選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
(c−4)R1の炭素数が10以上、14以下の直鎖アルキル基であり、R2が−(A1O)s−Hであり、R3、R4がそれぞれ炭素数1以上、3以下のアルキル基であるアンモニウム塩。
(d)成分は下記一般式(3)で表される非イオン界面活性剤である。
R5O−(EO)t−H (3)
〔式中、R5は炭素数8以上、18以下の炭化水素基を示し、EOはエキレンオキシ基を示し、tは平均付加モル数を示し、1以上、10以下の数である。〕
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、0℃〜40℃における状態を液体状態とする為に、水を含有する。水は脱イオン水(イオン交換水とも言う場合もある)や次亜塩素酸ソーダをイオン交換水に対して1mg/kg以上、5mg/kg以下、添加した水を使用することが出来る。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、泥汚れなどの粒子汚れ、食べこぼし汚れなどの染み汚れ及び皮脂汚れに対する高い洗浄力を維持する点で、(c)成分の含有量と、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量の合計量との質量比が、(c)成分/〔(a)成分+(b)成分〕で、0.02以上、0.2以下である。泥汚れ、食べこぼし汚れに対する洗浄力の点から、前記質量比は、0.03以上がより好ましく、0.04以上がより好ましく、0.05以上がより好ましい。食べ残し汚れや皮脂汚れの洗浄力の点で、前記質量比は、0.15以下が好ましく、0.14以下がより好ましく、0.13以下がより好ましく、0.12以下がより好ましく、0.1以下がより好ましい。
本発明においては、(c)成分と、(a)成分と(b)成分とを併用することで、(a)成分と(b)成分と(c)成分の混合界面活性剤の皮脂汚れに対する浸透性が高まり、(c)成分の含有量が(a)成分及び(b)成分の合計に対して少なくても皮脂汚れの洗浄性が高まる。
本発明では、(b)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比が特定範囲であることで、(a)成分、(b)成分及び(c)成分の食べこぼし汚れに対する浸透性が高まり、食べこぼし汚れの洗浄性を高めることができる。
(e1−1)成分:炭素数2以上、6以下の2価以上、6価以下のアルコール〔(e1−3)成分を除く〕
例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール及びグリセリンから選ばれる2価又は3価のアルコールが挙げられる。
(e1−2)成分:炭素数2以上、4以下のアルキレングリコール単位を含有するポリアルキレングリコール
例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール及びトリプロピレングリコールから選ばれるポリアルキレングリコールが挙げられる。
(e1−3)成分:炭素数2以上、4以下のアルキレングリコール単位と、炭素数1以上、4以下のアルキル基とを有する、(モノ又はポリ)アルキレングリコールのモノアルキルエーテル
例えばジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノール及び1−エトキシ−2−プロパノールから選ばれる化合物が挙げられる。
本発明は、水と、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物0.01質量%以上、0.2質量%以下とを含有する、温度が0℃以上、35℃以下の洗浄液で、衣料の質量と前記洗浄液の量(リットル)の比で表される浴比が、洗浄液の量(リットル)/衣料の質量(kg)=3以上、50以下の条件で、衣料を1分間以上、7分間以下洗浄する、衣料の洗浄方法を提供する。
300mlのガラス製ビーカーに、直径60mmのスターラーピース(テフロン(登録商標)製)を入れ、出来上がり質量が200g、且つ表1に記載の含有量になるように(a)成分、(b)成分又は(b’)成分、(c)成分及び必要量の95質量%の水を投入した。投入後、100回転/分の回転数で20分攪拌した。その後、(d)成分、(e1)成分を投入し、(e2)成分で組成物のpHを表1に記載のpHに調整し、残分の水を用いて最終出来上がり質量(200g)になるように調整し、表1の配合例の衣料用液体洗浄剤組成物を得た。pHは、JIS K3362:1998の項目8.3に記載の方法で測定した(測定時の組成物の温度は20℃)。なお、組成物の調製に用いた成分は以下のものである。
(a−1):炭素数10〜14の直鎖アルキル基(平均炭素数12)を有するアルキルベンゼンスルホン酸(尚、(a−1)成分は表1記載のpHが8.0の液体洗浄剤組成物中では酸塩の状態で含有している。)
(b−1):一般式(1)において、Rが炭素数12、14の直鎖1級アルキル基、AOがプロピレンオキシ基、pが2.0、qが0、Mがモノエタノールアンモニウムの化合物(表中の濃度は酸型の濃度とし、対塩のモノエタノールアンモニウム塩は、モノエタノールアミンの濃度に換算し、(e2)成分に含めた)。
(b−2):一般式(1)において、Rが炭素数12、14の直鎖1級アルキル基、AOがプロピレンオキシ基、pが2.0、qが2.0、Mがモノエタノールアンモニウムの化合物であり、AOとEOは、RO−(AO)2.0−(EO)2.0−の順でブロック結合している(表中の濃度は酸型の濃度とし、対塩のモノエタノールアンモニウム塩は、モノエタノールアミンの濃度に換算し、(e2)成分に含めた)。
(b’−1):一般式(1)において、Rが炭素数12、14の直鎖1級アルキル基であり、pが0、qが2.0、Mがモノエタノールアンモニウムの化合物(表中の濃度は酸型の濃度とし、対塩のモノエタノールアンモニウム塩は、モノエタノールアミンの濃度に換算し、(e2)成分に含めた)。
(c−1):N−ラウリル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロライド〔一般式(2)中、R1が炭素数12の直鎖アルキル基、R2、R3、R4がそれぞれメチル基、X-がCl-である化合物〕
(c−2):N−ラウリル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド〔一般式(2)中、R1が炭素数12の直鎖アルキル基、R2が−(A1O)s−H(AOはエチレンオキシ基、sは1)、R3、R4がそれぞれメチル基、X-がCl-である化合物〕
(d−1):炭素数12〜14の2級アルコールにエチレンオキサイドを平均7モル付加させた化合物〔ソフタノール70(商品名)、株式会社日本触媒製〕
(d−2):炭素数12の1級アルコールにエチレンオキサイドを平均4モル付加させた化合物
(d−3):炭素数12の1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6モル付加させた化合物
(e1−1−1):プロピレングリコール
(e1−3−1):ジエチレングリコールモノブチルエーテル
(e2−1):モノエタノールアミン
表1の衣料用液体洗浄剤組成物を以下の評価に供することで、各種汚れに対する洗浄力や、洗浄時間を短くした場合の洗浄力を評価することができる。表1に各評価を行った結果を示した。なお、表中では、便宜的に(b’)成分を(b)成分とみなして各質量比を示した。
<評価用の汚染布の調製>
・皮脂汚れ汚染布(モデル皮脂人工汚染布)の調製
下記組成のモデル皮脂人工汚染液を布に付着してモデル皮脂人工汚染布を調製する。モデル皮脂人工汚染液の布への付着は、グラビアロールコーターを用いて人工汚染液を布に印刷することで行う。モデル皮脂人工汚染液を布に付着させモデル皮脂人工汚染液を作製する工程は、グラビアロールのセル容量58cm3/m2、塗布速度1.0m/min、乾燥温度100℃、乾燥時間1minで行う。布は木綿2003(谷頭商店製)を使用する。
市販のレトルトミートソース(ママー製)を木綿メリヤス布(谷頭商店製)に0.15g塗布し、均一に塗り広げて25℃、43%RHの環境下で12時間乾燥させたものを試験に供する。
鹿沼園芸用赤玉土を120℃±5℃で4時間乾燥後、粉砕し、150メッシュ(100μm)パスのものを120℃±5℃で2時間乾燥後、±150gを1000Lのパークレン中に分散して分散液を得る。得られた分散液に金巾#2023布(木綿布、10cm×10cm)を接触させた後、ブラッシングし、分散液を除去した後、布表面に過剰に付着した泥を取り除いて泥汚れ評価用の汚染布を得る。
・皮脂洗浄力の評価
(1)洗浄速度の評価
上記で作製したモデル皮脂人工汚染布(6cm×6cm)5枚を、ターゴトメーター(Ueshima, MS-8212)にて、85rpmで5分間又は10分間洗浄する。洗浄の際の攪拌は、ターゴトメーター用の3枚羽根付き攪拌棒(底部直径6.8cm、羽根の最大長さは攪拌棒から半径方向で4.0cm)により行った。洗浄条件は、何れも液体洗浄剤組成物濃度0.033質量%、水温は20℃であり、浴比は20(木綿2003(谷頭商店製)を6cm×6cmに裁断した布で調整)であり、洗浄後、水道水(20℃)で3分間濯ぐ。洗浄率を上記(1)の方法にて測定し、5枚の平均値を求める。洗浄時間5分、10分の各洗浄率(平均値)により、次式によって5分/10分洗浄相対値を求める。
5分/10分洗浄相対値(洗浄速度)=洗浄時間5分における洗浄率(%)/洗浄時間10分における洗浄率(%)
「5分/10分洗浄相対値(洗浄速度)」の値が、より1に近い方が好ましい。
評価用液体洗浄剤組成物を、上記で作製したミートソース汚染布(6cm×6cm)5枚に、それぞれ67μL直接塗り、その状態で5分間静置したのち、1Lの水道水に入れてターゴトメーター(Ueshima, MS-8212、攪拌部材は前記と同じ)にて85rpmで洗浄する。洗浄条件は洗浄時間10分、洗浄時洗剤組成物濃度0.033質量%、水温は20℃であり、洗浄後、水道水(20℃)で3分間濯ぐ。
汚染前の原布、及び洗浄前後の550nmにおける反射率を測色色差計(日本電色株式会社製 Z−300A)にて測定し、次式によって洗浄率(%)を求める(5枚の洗浄率の平均値を求める)。
洗浄率(%)=100×[(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/(原布の反射率−洗浄前の反射率)]
相対洗浄値=〔対比する実施例又は比較例の洗浄率(%)〕−〔比較配合例1(基準組成物)の洗浄率(%)〕
相対洗浄値の値が高い程、洗浄力が高いことを示す。相対洗浄値の差が3以上あれば有意な差が認められる。
洗浄剤水溶液1Lに、上記で作製した人工泥汚れ汚染布(人工汚染布)を5枚入れ、かき混ぜ式洗浄力試験機(ターゴトメーター、株式会社上島製作所製、攪拌部材は前記と同じ)を用いて、以下の条件で洗浄する。
・洗浄条件
回転数:100rpm、洗浄時間:10分、液体洗浄剤組成物の濃度:0.133質量%、水の硬度:4°DH、水温:20℃、濯ぎ:水道水にて5分間
洗浄力は汚染前の原布及び洗浄前後の汚染布の反射率を自記色彩計(株式会社島津製作所製)にて測定し、下記式により、洗浄率(%)(汚染布5枚の測定平均)を算出する。洗浄率(%)=[(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/(原布の反射率−洗浄前の反射率)]×100
相対洗浄値=〔対比する実施例又は比較例の洗浄率(%)〕−〔比較配合例1(基準組成物)の洗浄率(%)〕
相対洗浄値の値が高い程、洗浄力が高いことを示す。相対洗浄値の差が3以上あれば有意な差が認められる。
Claims (5)
- 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分及び水を含有し、
(a)成分の含有量と(b)成分の含有量と(c)成分の含有量の合計量が15質量%以上、70質量%以下であり、
(c)成分の含有量と、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量の合計量との質量比が、(c)成分/〔(a)成分+(b)成分〕で、0.02以上、0.2以下であり、
(b)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比が、(b)成分/(a)成分で、0.15以上、10以下である、
衣料用液体洗浄剤組成物。
(a)成分:アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩
(b)成分:下記一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤
RO−〔(AO)p/(EO)q〕−SO3M (1)
〔式中、Rは炭素数8以上、22以下の炭化水素基を示し、AOは炭素数3のアルキレンオキシ基及び炭素数4のアルキレンオキシ基から選ばれるアルキレンオキシ基を示し、EOはエチレンオキシ基を示し、p及びqは平均付加モル数を示し、pは0.5以上、5以下の数、qは0以上、10以下の数である。“/”はAO基及びEO基がランダム又はブロックのいずれに結合したものであってもよいことを示す。Mは陽イオンである。〕
(c)成分:下記一般式(2)で表される第4級アンモニウム塩
(d)成分:下記一般式(3)で表される非イオン界面活性剤
R5O−(EO)t−H (3)
〔式中、R5は炭素数8以上、18以下の炭化水素基を示し、EOはエキレンオキシ基を示し、tは平均付加モル数を示し、1以上、10以下の数である。〕 - (d)成分の含有量と、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量の合計量との質量比が、(d)成分/〔(a)成分+(b)成分〕で、0.1以上、2以下である、請求項1に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
- 洗浄時間が1分以上、7分以下の洗浄方法に用いられる、請求項1又は2に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
- 水と、請求項1〜3の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物0.01質量%以上、0.2質量%以下とを含有する、温度が0℃以上、35℃以下の洗浄液で、前記洗浄液の量(リットル)と衣料の質量(kg)との比で表される浴比が、洗浄液の量(リットル)/衣料の質量(kg)=3以上、50以下の条件で、衣料を1分間以上、7分間以下洗浄する、衣料の洗浄方法。
- 衣料の洗浄を、回転式洗濯機を用いて行う、請求項4に記載の衣料の洗浄方法。
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