JP2014141395A - ガラス工芸品及びガラス工芸品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】破砕した陶磁器などの廃棄処分されるものを利用できるようにする。
【解決手段】 ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の小さい無機材の粒体との複合体である熱可塑性物3を、見かけ上の熱膨張係数が陶磁器片2と合うようにした状態で、複数の陶磁器片2と融着一体化してある。
【選択図】図1
【解決手段】 ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の小さい無機材の粒体との複合体である熱可塑性物3を、見かけ上の熱膨張係数が陶磁器片2と合うようにした状態で、複数の陶磁器片2と融着一体化してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガラス工芸品及びその製造方法に関する。
従来、ガラス工芸品は、ガラス組成物のみからなる成形体か、陶磁器や七宝焼きで知られているように、一つの耐火物の表面に釉薬としてコートする物はあった(周知技術である)。
しかし、複数の陶磁器片や金属片とガラス組成物との組み合わせによるガラス工芸品はなく、例えば、破砕した陶磁器や金属片などを利用したガラス工芸品はなかった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、例えば、ガラス工芸品で破砕した陶磁器や金属片などの廃棄処分されるものを利用できるようにするところにある。
本発明の第1のガラス工芸品の特徴構成は、ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の小さい無機材の粒体との複合体である熱可塑性物を、見かけ上の熱膨張係数が陶磁器片と合うようにした状態で、複数の陶磁器片と融着一体化したところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、前記熱可塑性物の熱膨張係数を前記陶磁器片のそれに合わせることにより、それらを融着一体化して、工芸品を作ったとき、それらに発生する内部応力を小さく抑えることができる。
従って、廃棄される陶磁器片や一般ガラス片を有効利用できて、例えば、陶磁器片の表面に描写できる模様などを生かしながら、ガラスの持つ透光性を生かし、隣接する複数の陶磁器片間に、ガラスを透して見える光の模様や色の組み合わせを利用して、美観のあり、且つ、割れにくい耐久性のあるガラス工芸品が得られる。
従って、廃棄される陶磁器片や一般ガラス片を有効利用できて、例えば、陶磁器片の表面に描写できる模様などを生かしながら、ガラスの持つ透光性を生かし、隣接する複数の陶磁器片間に、ガラスを透して見える光の模様や色の組み合わせを利用して、美観のあり、且つ、割れにくい耐久性のあるガラス工芸品が得られる。
本発明の第2の特徴構成は、耐熱枠体の内側に複数の陶磁器片を並べ、複数の前記陶磁器片同士の間及び、複数の前記陶磁器片と前記耐熱枠体との間隙に、前記熱可塑性物を充填して、焼成により前記耐熱枠体と前記陶磁器片と前記熱可塑性物とを融着一体化したところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、耐熱枠体の内側でその耐熱枠体と陶磁器片と熱可塑性物とが融着一体化することにより、耐熱枠体によって陶磁器片と熱可塑性物とが拘束され、そのために陶磁器片と熱可塑性物とが、熱膨張係数に多少の差があったとしても、外力に対して強く割れにくい。
従って、耐久性のあるガラス工芸品を提供できる。
従って、耐久性のあるガラス工芸品を提供できる。
本発明の第3の特徴構成は、複数の陶磁器片と、熱膨張係数を実質上前記陶磁器片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化したところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、複数の陶磁器片と、膨張係数を実質上前記陶磁器片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化することにより、一体化後の内部応力を減少でき、全体として強度が高く割れにくいガラス工芸品が形成できる。
従って、陶磁器片とガラス組成物との夫々固有の良さを生かしながら相対的な大きさや配置などを変えることにより、多種の美観のある工芸品を形成することができる。
従って、陶磁器片とガラス組成物との夫々固有の良さを生かしながら相対的な大きさや配置などを変えることにより、多種の美観のある工芸品を形成することができる。
本発明の第4の特徴構成は、前記ガラス組成物は、酸化ケイ素(SiO2)50〜80質量%、酸化ホウ素(B2O3)10〜40質量%、酸化アルミニウム(Al2O3)10質量%以下、酸化アルカリ金属(R2O)10質量%以下からなるもので、熱膨張係数を30〜80×10-7/℃に設定したところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、ガラス組成物を陶磁器片の熱膨張係数に合わせやすくでき、耐久性を上げることができる。
本発明の第5のガラス工芸品の製造方法の特徴構成は、耐熱性の成形支持型の型面上に前記陶磁器片を複数並べ、隣接する前記陶磁器片同士の間隙に、前記熱可塑性物を充填して、焼成により前記熱可塑性物と前記陶磁器片とを融着させた後に、それらを徐冷して得るところにある。
本発明の第5の特徴構成によれば、焼成により耐熱性の成形支持型の型面上に複数並べた陶磁器片と、隣接する陶磁器片同士の間に熱可塑性物が存在した状態で融着一体化し、成形支持型の型面の形状に沿った成形物ができ、その成形品を徐冷することにより、強度の高い、しかも、成形支持型の設計に沿った意図する任意の形状のガラス工芸品を、提供することができる。
本発明の第6の特徴構成は、耐熱性の成形支持型の型面上に前記陶磁器片を複数並べ、隣接する前記陶磁器片同士の間隙に前記ガラス組成物の融液を流し込んだ後に、徐冷して前記陶磁器片と前記ガラス組成物との一体化物を得るところにある。
本発明の第6の特徴構成によれば、型面上に並べられた隣接する陶磁器片同士の間に、溶融したガラス組成物の融液が流し込まれることにより、確実にガラス組成物と陶磁器片とが密接に接触して、強固な一体化物ができる。
本発明の第7の特徴構成は、耐熱性の成形支持型の型面上に前記陶磁器片と前記ガラス組成物片とを、少なくとも一部が互いに重なるように複数並べ、前記ガラス組成物が軟化して前記陶磁器片同士の間に侵入するまで加熱し、その後徐冷して前記陶磁器片と前記ガラス組成物との一体化物を得るところにある。
本発明の第7の特徴構成によれば、陶磁器片とガラス組成物片とを少なくとも一部を重ねて型面上に置くだけで、その重なった部分は、確実に陶磁器片とガラス組成物との密接な一体化が確保され、強度のある一体化物が得られる。
本発明の第8の特徴構成は、耐熱性の成形支持型の型面上にガラス組成物の融液を流し込んでガラス組成物層を形成し、前記ガラス組成物層が固化する前に、そのガラス組成物層の表面に前記陶磁器片を置いた後、徐冷して前記陶磁器片と前記ガラス組成物との一体化物を得るところにある。
本発明の第8の特徴構成によれば、型面上に流し込まれるガラス組成物の融液は、均一な基材としてのガラス組成物の成形体を形成することができ、ガラス組成物層の固化前に、ガラス組成物層の表面に陶磁器片を置くことにより、陶磁器片とガラス組成物とが融着した一体化物を確実に形成できる。
本発明の第9の特徴構成は、前記成形支持型は、粉粒状の離型材を基台上に盛り上げて形成したものである。
本発明の第9の特徴構成によれば、成形支持型を粉粒状の離型材の基台上への盛り上げにより形成することで、簡単に成形型表面形状を短時間で形成しやすく、また、再生利用も簡単にすることができる。
本発明の第10の特徴構成は、前記成形支持型は、無機成形体の表面に離型材を被覆したものである。
本発明の第10の特徴構成によれば、無機成形体を形成しておくことで、何度でも利用でき、大量生産する場合に有利である。
本発明の第11の特徴構成は、前記成形支持型は、貴金属の成形体、または、卑金属の成形体の表面に貴金属を被覆したものである。
本発明の第11の特徴構成によれば、貴金属はガラス組成物とは、融着しにくく、そのために、成形支持型上で陶磁器片とガラス組成物とを一体化した後に、型面から離してガラス工芸品を回収しやすい。
本発明の第12のガラス工芸品の特徴構成は、ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の大きい無機材の粒体との複合体である熱可塑性物を、見かけ上の熱膨張係数が金属片と合うようにした状態で、複数の前記金属片と融着一体化したところにある。
本発明の第12の特徴構成によれば、一般的に金属の熱膨張係数は、ソーダライム系のガラス組成物よりも大きく、そのために、熱可塑性物を、ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の大きい無機材の粒体との複合体にすることにより、熱可塑性物を、見かけ上の熱膨張係数が金属片と合うようにして、強度の高い融着一体化物が得られる。
従って、廃棄される金属片や一般ガラス片を有効利用できて、例えば、金属片の表面に光沢や色調などを生かしながら、ガラスの持つ透光性を生かし、隣接する複数の金属片間に、ガラスを透して見える光の模様や色の組み合わせを利用して、美観のあり、且つ、割れにくい耐久性のあるガラス工芸品が得られる。
従って、廃棄される金属片や一般ガラス片を有効利用できて、例えば、金属片の表面に光沢や色調などを生かしながら、ガラスの持つ透光性を生かし、隣接する複数の金属片間に、ガラスを透して見える光の模様や色の組み合わせを利用して、美観のあり、且つ、割れにくい耐久性のあるガラス工芸品が得られる。
本発明の第13の特徴構成は、耐熱枠体の内側に複数の前記金属片を並べ、複数の前記金属片同士の間及び、複数の前記金属片と前記耐熱枠体との間隙に、前記熱可塑性物を充填して、焼成により前記耐熱枠体と前記金属片と前記熱可塑性物とを融着一体化したところにある。
本発明の第13の特徴構成によれば、耐熱枠体の内側でその耐熱枠体と金属片と熱可塑性物とが融着一体化することにより、耐熱枠体によって金属片と熱可塑性物とが拘束され、そのために金属片と熱可塑性物とが、熱膨張係数に多少の差があったとしても、外力に対して強く割れにくい。
従って、耐久性のあるガラス工芸品を提供できる。
従って、耐久性のあるガラス工芸品を提供できる。
本発明の第14の特徴構成は、複数の金属片と、熱膨張係数を実質上前記金属片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化したところにある。
本発明の第14の特徴構成によれば、複数の金属片と、膨張係数を実質上前記金属片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化することにより、一体化後の内部応力を減少でき、全体として強度が高く割れにくいガラス工芸品が形成できる。
従って、金属片とガラス組成物との夫々固有の良さを生かしながら相対的な大きさや配置などを変えることにより、多種の美観のある工芸品を形成することができる。
従って、金属片とガラス組成物との夫々固有の良さを生かしながら相対的な大きさや配置などを変えることにより、多種の美観のある工芸品を形成することができる。
本発明の第15の特徴構成は、前記金属片が貴金属からなるものである。
本発明の第15の特徴構成によれば、貴金属から成る金属片は、腐食しにくく独特の金属光沢と色調を長期に亘って維持でき、装飾品としての価値の高いガラス工芸品が得られる。
本発明の第16のガラス工芸品の製造方法の特徴構成は、耐熱性の成形支持型の型面上に前記金属片を複数並べ、隣接する前記金属片同士の間隙に、前記熱可塑性物を充填して、焼成により前記熱可塑性物と前記金属片とを融着させた後に、それらを徐冷して得るところにある。
本発明の第16の特徴構成によれば、焼成により耐熱性の成形支持型の型面上に複数並べた金属片と、隣接する金属片同士の間に熱可塑性物が存在した状態で融着一体化し、成形支持型の型面の形状に沿った成形物ができ、その成形品を徐冷することにより、強度の高い、しかも、成形支持型の設計に沿った意図する任意の形状のガラス工芸品を、提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔成形物〕
(第1実施形態)
図1に示すように、例えばアクセサリーや美術品や器などに形成されるガラス工芸品1は、複数の陶磁器片2と、熱膨張係数を見かけ上又は実質上陶磁器片2に合わせた熱可塑性物3とを、融着一体化したもので、特に、廃セラミックスとして放出される陶磁器片2や天災などで排出された陶磁器の破片等と、熱可塑性物3としての廃棄ビンガラスや廃棄板ガラスなどの破片を、有効利用することができるように構成してある。
従って、本来廃棄処分として埋め立て処理されるものを、付加価値の高い商品として再生利用できる。
〔成形物〕
(第1実施形態)
図1に示すように、例えばアクセサリーや美術品や器などに形成されるガラス工芸品1は、複数の陶磁器片2と、熱膨張係数を見かけ上又は実質上陶磁器片2に合わせた熱可塑性物3とを、融着一体化したもので、特に、廃セラミックスとして放出される陶磁器片2や天災などで排出された陶磁器の破片等と、熱可塑性物3としての廃棄ビンガラスや廃棄板ガラスなどの破片を、有効利用することができるように構成してある。
従って、本来廃棄処分として埋め立て処理されるものを、付加価値の高い商品として再生利用できる。
前記熱可塑性物3は、複数の陶磁器片2と、熱膨張係数を見かけ上陶磁器片2に合わせるために、廃棄ビンガラスや廃棄板ガラス等のソーダライム系のガラス組成物からなるガラス破砕粒子3Aと、そのガラス組成物よりも低膨張係数の無機材として石英粒子3Bとを混合した複合体で、それらの複合体の見かけ上の熱膨張係数を、陶磁器片2と合わせる(略同等にする、一致させる)。
(第2実施形態)
ガラス工芸品1は、図2に示すように、耐熱枠体4の内側に複数の陶磁器片2を並べ、複数の陶磁器片2同士の間及び、複数の陶磁器片2と耐熱枠体4との間隙に、熱可塑性物3を充填して焼成により耐熱枠体4と陶磁器片2と熱可塑性物3とを融着一体化して形成してある。
ガラス工芸品1は、図2に示すように、耐熱枠体4の内側に複数の陶磁器片2を並べ、複数の陶磁器片2同士の間及び、複数の陶磁器片2と耐熱枠体4との間隙に、熱可塑性物3を充填して焼成により耐熱枠体4と陶磁器片2と熱可塑性物3とを融着一体化して形成してある。
前記耐熱枠体4は、剛性を持つ鋳物製のフレームや、剛性と伸縮性を併せ持つ金属製のワイヤー及びフレームや、焼成により金属フレームになる銀粘土などを使用する。
この場合、耐熱枠体4によって陶磁器片2と熱可塑性物3とが拘束され、そのために陶磁器片2と熱可塑性物3とが、熱膨張係数に多少の差があったとしても、外力に対して強く割れにくくなる。
この場合、耐熱枠体4によって陶磁器片2と熱可塑性物3とが拘束され、そのために陶磁器片2と熱可塑性物3とが、熱膨張係数に多少の差があったとしても、外力に対して強く割れにくくなる。
(第3実施形態)
ガラス工芸品1における熱可塑性物3は、比較的熱膨張係数の大きいソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体3Aと、熱膨張係数の小さい無機材粒体3Bとの組み合わせからなる複合体で、且つ、見かけ上の熱膨張係数が陶磁器片と合うようにしたもの以外に、熱膨張係数を実質上陶磁器片2に合わせたガラス組成物からなる単体の熱可塑性物3を使用すべく、酸化ケイ素(SiO2)50〜80質量%、酸化ホウ素(B2O3)10〜40質量%、酸化アルミニウム(Al2O3)10質量%以下、酸化アルカリ金属(R2O)10質量%以下からなる組成のガラス材料で、熱膨張係数を30〜80×10-7/℃になるように溶融して、ガラスフリットに形成してあってもよい。また、図3に示すように、上記ガラスフリットと廃ガラス片5とを組み合わせて使用しても良い。
ガラス工芸品1における熱可塑性物3は、比較的熱膨張係数の大きいソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体3Aと、熱膨張係数の小さい無機材粒体3Bとの組み合わせからなる複合体で、且つ、見かけ上の熱膨張係数が陶磁器片と合うようにしたもの以外に、熱膨張係数を実質上陶磁器片2に合わせたガラス組成物からなる単体の熱可塑性物3を使用すべく、酸化ケイ素(SiO2)50〜80質量%、酸化ホウ素(B2O3)10〜40質量%、酸化アルミニウム(Al2O3)10質量%以下、酸化アルカリ金属(R2O)10質量%以下からなる組成のガラス材料で、熱膨張係数を30〜80×10-7/℃になるように溶融して、ガラスフリットに形成してあってもよい。また、図3に示すように、上記ガラスフリットと廃ガラス片5とを組み合わせて使用しても良い。
上記第1〜第3実施形態などにより、陶磁器片2の表面に描写できる模様などを生かしながら、ガラスの持つ透光性を生かし、隣接する複数の陶磁器片2間に、ガラスを透して見える光の模様や色の組み合わせを利用して、多種の美観のあるガラス工芸品1が得られる。
例えば、ガラス工芸品の一例として、ランプを形成した写真を図8〜図10に示す。
つまり、図8のランプシェード8の背部にろうそくや電球、LED等の光源を配設すると、図9、図10で示すように、暗闇で複数の陶磁器片2間に存在するガラス組成物3が、光源からの光を透して浮かび上がる。
例えば、ガラス工芸品の一例として、ランプを形成した写真を図8〜図10に示す。
つまり、図8のランプシェード8の背部にろうそくや電球、LED等の光源を配設すると、図9、図10で示すように、暗闇で複数の陶磁器片2間に存在するガラス組成物3が、光源からの光を透して浮かび上がる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 陶磁器片2や熱可塑性物3は、廃棄物を利用するのに限らず、本発明のガラス工芸品1を製作するために、予め溶融や焼成により製造準備しておくものであっても良い。
〈2〉 熱可塑性物3としては、亜鉛系、鉛系、ビスマス系、アルカリ土類系、リン酸系等の低熱膨張ガラスが使用できる。
〈3〉 前記熱可塑性物3は、ビンガラスや板ガラスなどの廃ガラスや、その他の熱膨張
係数の大きいガラス組成物を使用する場合に、焼成により陶磁器片2と融着させた後に、熱処理により結晶化させると共に徐冷して一体化物を形成しても良く、この場合、その結晶化処理によりガラス部分の熱膨張係数が低下し、陶磁器片2の熱膨張係数に近くなる。
〈4〉 前記陶磁器片2の代わりに、天然石、蓄光ガラス、レンガ等のセラミックスや、熱に強い金属片も使用でき、また、陶磁器片2とそれらとを組み合わせて使用しても良い。
そこで、前記陶磁器片2の代わりに金属片を使用する場合、ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の大きい無機材の粒体との複合体で、熱可塑性物を構成し、見かけ上の熱膨張係数が金属片と合うようにした状態で、複数の金属片と融着一体化する。前記ガラス組成物の破砕粒体に混入する無機材の粒体としては、アルカリやアルカリ土類の酸化物が有効である。
例えば、使用する金属片として、熱膨張係数は、ステンレス鋼(SUS304)では、173×10-7/℃、銅では168×10-7/℃、ニッケルでは128×10-7/℃、銀では189×10-7/℃であり、できれば貴金属を使用する方が、金属光沢及び金属固有の色調を長期に亘って維持できるガラス工芸品を提供できる。
また、金属片は、1種類の金属に限らず、複数種の金属からなる合金であってもよい。
尚、前記熱可塑性物を構成する一部のガラス組成物の粒径は、特に問わず、大きい粒子であれば、ソーダライムガラスの透明性及び豊富な色調を生かしやすく、小さい粒子であれば、混入する無機材の粒体とのなじみが良くなって、より均質なガラス質の熱可塑性物が形成されやすく、高い強度のガラス工芸品を得やすくなる。
また、複数の金属片に対し、熱膨張係数を実質上前記金属片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化してあるものでもよい。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 陶磁器片2や熱可塑性物3は、廃棄物を利用するのに限らず、本発明のガラス工芸品1を製作するために、予め溶融や焼成により製造準備しておくものであっても良い。
〈2〉 熱可塑性物3としては、亜鉛系、鉛系、ビスマス系、アルカリ土類系、リン酸系等の低熱膨張ガラスが使用できる。
〈3〉 前記熱可塑性物3は、ビンガラスや板ガラスなどの廃ガラスや、その他の熱膨張
係数の大きいガラス組成物を使用する場合に、焼成により陶磁器片2と融着させた後に、熱処理により結晶化させると共に徐冷して一体化物を形成しても良く、この場合、その結晶化処理によりガラス部分の熱膨張係数が低下し、陶磁器片2の熱膨張係数に近くなる。
〈4〉 前記陶磁器片2の代わりに、天然石、蓄光ガラス、レンガ等のセラミックスや、熱に強い金属片も使用でき、また、陶磁器片2とそれらとを組み合わせて使用しても良い。
そこで、前記陶磁器片2の代わりに金属片を使用する場合、ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の大きい無機材の粒体との複合体で、熱可塑性物を構成し、見かけ上の熱膨張係数が金属片と合うようにした状態で、複数の金属片と融着一体化する。前記ガラス組成物の破砕粒体に混入する無機材の粒体としては、アルカリやアルカリ土類の酸化物が有効である。
例えば、使用する金属片として、熱膨張係数は、ステンレス鋼(SUS304)では、173×10-7/℃、銅では168×10-7/℃、ニッケルでは128×10-7/℃、銀では189×10-7/℃であり、できれば貴金属を使用する方が、金属光沢及び金属固有の色調を長期に亘って維持できるガラス工芸品を提供できる。
また、金属片は、1種類の金属に限らず、複数種の金属からなる合金であってもよい。
尚、前記熱可塑性物を構成する一部のガラス組成物の粒径は、特に問わず、大きい粒子であれば、ソーダライムガラスの透明性及び豊富な色調を生かしやすく、小さい粒子であれば、混入する無機材の粒体とのなじみが良くなって、より均質なガラス質の熱可塑性物が形成されやすく、高い強度のガラス工芸品を得やすくなる。
また、複数の金属片に対し、熱膨張係数を実質上前記金属片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化してあるものでもよい。
〔製法〕
(第1実施形態)
前記ガラス工芸品1を製造するには、図4に示すように、耐熱性の成形支持型6の型面上に陶磁器片2を複数並べ(図4(a))、隣接する陶磁器片2同士の間隙に、熱可塑性物3を充填して(図4(b))、焼成により熱可塑性物3と陶磁器片2とを融着させた後に、これら陶磁器片2、熱可塑性物3、成形支持型6を徐冷して内部残存応力を減少させた製品を形成する。
例えば、図11の写真で示すように、陶磁器片2と熱可塑性物3との並べ方により、ペンダントなどのアクセサリーに形成できる。
(第1実施形態)
前記ガラス工芸品1を製造するには、図4に示すように、耐熱性の成形支持型6の型面上に陶磁器片2を複数並べ(図4(a))、隣接する陶磁器片2同士の間隙に、熱可塑性物3を充填して(図4(b))、焼成により熱可塑性物3と陶磁器片2とを融着させた後に、これら陶磁器片2、熱可塑性物3、成形支持型6を徐冷して内部残存応力を減少させた製品を形成する。
例えば、図11の写真で示すように、陶磁器片2と熱可塑性物3との並べ方により、ペンダントなどのアクセサリーに形成できる。
(第2実施形態)
耐熱性の成形支持型6の型面上に陶磁器片2を複数並べ、図5に示すように、隣接する陶磁器片2同士の間隙に熱可塑性物3の融液を流し込んだ(図5(a)→(b))後に、徐冷して陶磁器片2と熱可塑性物3との一体化物を得る。
耐熱性の成形支持型6の型面上に陶磁器片2を複数並べ、図5に示すように、隣接する陶磁器片2同士の間隙に熱可塑性物3の融液を流し込んだ(図5(a)→(b))後に、徐冷して陶磁器片2と熱可塑性物3との一体化物を得る。
(第3実施形態)
耐熱性の成形支持型6の型面上に陶磁器片2とガラス組成物片とを、図6に示すように、少なくとも一部が互いに重なるように複数並べ(図6(a))、ガラス組成物片が軟化して陶磁器片2同士の間に侵入するまで加熱し(図6(b))、その後徐冷して陶磁器片2とガラス組成物との一体化物を得る。
耐熱性の成形支持型6の型面上に陶磁器片2とガラス組成物片とを、図6に示すように、少なくとも一部が互いに重なるように複数並べ(図6(a))、ガラス組成物片が軟化して陶磁器片2同士の間に侵入するまで加熱し(図6(b))、その後徐冷して陶磁器片2とガラス組成物との一体化物を得る。
(第4実施形態)
図7に示すように、耐熱性の成形支持型6の型面上に熱可塑性物3の融液を流し込んでガラス組成物層7を形成し(図7(a))、ガラス組成物層7が固化する前に、そのガラス組成物層7の表面に陶磁器片2を置いた後(図7(b))、徐冷して陶磁器片2と熱可塑性物3との一体化物を得る。
例えば、アクセサリーとしてのペンダントなどの工芸品を溶融したガラス組成物層7の上に、陶磁器片2を置いて一体化したものの写真を、図12に示す。
尚、複数の陶磁器片2の代わりに、複数の金属片と前記熱可塑性物とを使ってガラス工芸品を製造する場合にも、前述の方法を採用することができる。
図7に示すように、耐熱性の成形支持型6の型面上に熱可塑性物3の融液を流し込んでガラス組成物層7を形成し(図7(a))、ガラス組成物層7が固化する前に、そのガラス組成物層7の表面に陶磁器片2を置いた後(図7(b))、徐冷して陶磁器片2と熱可塑性物3との一体化物を得る。
例えば、アクセサリーとしてのペンダントなどの工芸品を溶融したガラス組成物層7の上に、陶磁器片2を置いて一体化したものの写真を、図12に示す。
尚、複数の陶磁器片2の代わりに、複数の金属片と前記熱可塑性物とを使ってガラス工芸品を製造する場合にも、前述の方法を採用することができる。
〔成形支持型〕
(第1実施形態)
前記成形支持型6は、粉粒状の離型材を基台上に盛り上げて形成する。
(第2実施形態)
前記成形支持型6は、無機成形体の表面に離型材を被覆したものを使用する。
(第3実施形態)
前記成形支持型6は、金、白金、ロジウムなどの貴金属又は、それらの貴金属を含む合金の成形体、または、鉄などの卑金属の成形体の表面に貴金属を被覆したものを使用する。
(第1実施形態)
前記成形支持型6は、粉粒状の離型材を基台上に盛り上げて形成する。
(第2実施形態)
前記成形支持型6は、無機成形体の表面に離型材を被覆したものを使用する。
(第3実施形態)
前記成形支持型6は、金、白金、ロジウムなどの貴金属又は、それらの貴金属を含む合金の成形体、または、鉄などの卑金属の成形体の表面に貴金属を被覆したものを使用する。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 ガラス工芸品
2 陶磁器片
3 熱可塑性物
4 耐熱枠体
6 成形支持型
7 ガラス組成物
2 陶磁器片
3 熱可塑性物
4 耐熱枠体
6 成形支持型
7 ガラス組成物
Claims (16)
- ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の小さい無機材の粒体との複合体である熱可塑性物を、見かけ上の熱膨張係数が陶磁器片と合うようにした状態で、複数の陶磁器片と融着一体化してあるガラス工芸品。
- 耐熱枠体の内側に複数の陶磁器片を並べ、
複数の前記陶磁器片同士の間及び、複数の前記陶磁器片と前記耐熱枠体との間隙に、前記熱可塑性物を充填して、焼成により前記耐熱枠体と前記陶磁器片と前記熱可塑性物とを融着一体化してある請求項1に記載のガラス工芸品。 - 複数の陶磁器片と、熱膨張係数を実質上前記陶磁器片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化してあるガラス工芸品。
- 前記ガラス組成物は、酸化ケイ素(SiO2)50〜80質量%、酸化ホウ素(B2O3)10〜40質量%、酸化アルミニウム(Al2O3)10質量%以下、酸化アルカリ金属(R2O)10質量%以下からなるもので、熱膨張係数を30〜80×10-7/℃に設定してある請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス工芸品。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法であって、
耐熱性の成形支持型の型面上に前記陶磁器片を複数並べ、
隣接する前記陶磁器片同士の間隙に、前記熱可塑性物を充填して、
焼成により前記熱可塑性物と前記陶磁器片とを融着させた後に、それらを徐冷して得るガラス工芸品の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法であって、
耐熱性の成形支持型の型面上に前記陶磁器片を複数並べ、
隣接する前記陶磁器片同士の間隙に前記ガラス組成物の融液を流し込んだ後に、徐冷して前記陶磁器片と前記ガラス組成物との一体化物を得るガラス工芸品の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法であって、
耐熱性の成形支持型の型面上に前記陶磁器片と前記ガラス組成物片とを、少なくとも一部が互いに重なるように複数並べ、
前記ガラス組成物が軟化して前記陶磁器片同士の間に侵入するまで加熱し、その後徐冷して前記陶磁器片と前記ガラス組成物との一体化物を得るガラス工芸品の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法であって、
耐熱性の成形支持型の型面上にガラス組成物の融液を流し込んでガラス組成物層を形成し、
前記ガラス組成物層が固化する前に、そのガラス組成物層の表面に前記陶磁器片を置いた後、徐冷して前記陶磁器片と前記ガラス組成物との一体化物を得るガラス工芸品の製造方法。 - 前記成形支持型は、粉粒状の離型材を基台上に盛り上げて形成したものである請求項5〜8のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法。
- 前記成形支持型は、無機成形体の表面に離型材を被覆したものである請求項5〜8のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法。
- 前記成形支持型は、貴金属の成形体、または、卑金属の成形体の表面に貴金属を被覆したものである請求項5〜8のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法。
- ソーダライム系のガラス組成物の破砕粒体とそのガラス組成物より熱膨張係数の大きい無機材の粒体との複合体である熱可塑性物を、見かけ上の熱膨張係数が金属片と合うようにした状態で、複数の前記金属片と融着一体化してあるガラス工芸品。
- 耐熱枠体の内側に複数の前記金属片を並べ、
複数の前記金属片同士の間及び、複数の前記金属片と前記耐熱枠体との間隙に、前記熱可塑性物を充填して、焼成により前記耐熱枠体と前記金属片と前記熱可塑性物とを融着一体化してある請求項12に記載のガラス工芸品。 - 複数の金属片と、熱膨張係数を実質上前記金属片のそれに合わせた1種類のガラス組成物からなる単体の熱可塑性物とを、融着一体化してあるガラス工芸品。
- 前記金属片が貴金属からなるものである請求項12〜14のいずれか1項に記載のガラス工芸品。
- 請求項12〜15のいずれか1項に記載のガラス工芸品の製造方法であって、
耐熱性の成形支持型の型面上に前記金属片を複数並べ、
隣接する前記金属片同士の間隙に、前記熱可塑性物を充填して、
焼成により前記熱可塑性物と前記金属片とを融着させた後に、それらを徐冷して得るガラス工芸品の製造方法。
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