JP2014140462A - バルーン収縮用補助具、カテーテルセットおよびバルーン収縮方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バルーン収縮用補助具100は、少なくとも一端130に開口135を有する中空筒部110を備える。中空筒部110の内周面112には、分散して形成された複数の小径部102と、これらの小径部102どうしの間に形成され、小径部102よりも大径の大径部106と、が一端130から他端120に向かって延在している。バルーン収縮用補助具100は、バルーンカテーテルに装備された膨張状態のバルーンを開口135から中空筒部110に押入することにより、バルーンの外周面を中空筒部110の小径部102で内向きに付勢して、バルーンを断面放射状に収縮させる。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の実施形態にかかるカテーテルセット300の一例を示す模式図である。
カテーテルセット300は、バルーン210が装備されたバルーンカテーテル200と、少なくとも一端130に開口135を有する中空筒部110を備えるバルーン収縮用補助具100と、を含む。バルーン収縮用補助具100の中空筒部110の内周面112には、膨張状態のバルーン210よりも小径の複数の小径部102が分散して形成され、これらの小径部102どうしの間には小径部102よりも大径の大径部106が形成されている。小径部102および大径部106は、中空筒部110の一端130から他端120に向かって延在している。そしてバルーン収縮用補助具100は、膨張状態のバルーン210を開口135から中空筒部110に押入することにより、バルーン210の外周面を小径部102で内向きに付勢してバルーン210を断面放射状に収縮させる。
図2(a)は第一実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図2(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図2(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図2(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図2(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
膨張工程は、収縮状態のバルーン210にバルーンカテーテル200を通じて液体を注入して当該バルーン210を膨張させる工程である。膨張したバルーン210を、小径部102および大径部106が一端130から他端120に向かって延在して形成された中空筒部110に押入する工程である。バルーン210の外周面を小径部102で内向きに付勢して、バルーン210に注入された液体の一部をバルーン210から排出しながらバルーン210を断面放射状に収縮させる工程である。
図4(a)は第二実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図4(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図4(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図4(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図4(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
図5(a)は第三実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図5(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図5(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図5(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図5(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
図6(a)は第四実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図6(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図6(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図6(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図6(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
図7(a)は第五実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図7(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図7(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図7(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図7(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
(1)少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備え、前記中空筒部の内周面には、分散して形成された複数の小径部と、前記小径部どうしの間に形成され前記小径部よりも大径の大径部と、が前記一端から他端に向かって延在しており、バルーンカテーテルに装備された膨張状態のバルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させるバルーン収縮用補助具。
(2)前記小径部が、前記中空筒部の軸心に向かって突出する突起部である上記(1)に記載のバルーン収縮用補助具。
(3)前記小径部が、前記内周面の4箇所以上に等間隔に形成されている上記(1)または(2)に記載のバルーン収縮用補助具。
(4)前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さが、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(5)前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さと、前記大径部の半径と、の比率にあたる突比率が、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする上記(1)から(4)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(6)前記大径部の半径が、前記一端から前記他端に向かって縮径している上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(7)前記小径部が、前記中空筒部の軸心に対向する平坦面である上記(1)に記載のバルーン収縮用補助具。
(8)前記小径部が前記一端から前記他端に向かって螺旋状に形成されている上記(1)から(7)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(9)バルーンが装備されたバルーンカテーテルと、少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備えるバルーン収縮用補助具と、を含むカテーテルセットであって、前記中空筒部の内周面には、膨張状態の前記バルーンよりも小径の複数の小径部が分散して形成され、前記小径部どうしの間には前記小径部よりも大径の大径部が形成され、前記小径部および前記大径部は前記中空筒部の前記一端から他端に向かって延在しており、バルーン収縮用補助具は、膨張状態の前記バルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させることを特徴とするカテーテルセット。
(10)前記バルーンを穿刺する穿刺針を更に備える上記(9)に記載のカテーテルセットであって、前記バルーンが、保形性を有する非破裂型穿刺用バルーンであることを特徴とするカテーテルセット。
(11)先端が屈曲しているガイドワイヤと、ダイレータと、を更に含み、経皮経食道胃管挿入術に用いられる上記(10)に記載のカテーテルセット。
(12)バルーンカテーテルに装備されたバルーンを収縮させる方法であって、収縮状態の前記バルーンに前記バルーンカテーテルを通じて液体を注入して当該バルーンを膨張させる工程と、膨張した前記バルーンを、小径部および大径部が一端から他端に向かって延在して形成された中空筒部に押入する工程と、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して、前記液体の一部を前記バルーンから排出しながら前記バルーンを断面放射状に収縮させる工程と、を含むバルーン収縮方法。
(13)前記バルーンを膨張させる工程において、前記液体として造影剤を、前記バルーンおよび前記バルーンカテーテルのルーメンにプライミングする上記(12)に記載のバルーン収縮方法。
102、108 小径部
104 辺部
106 大径部
110 中空筒部
112 内周面
120 他端
125、135 開口
130 一端
200 バルーンカテーテル
210、212 バルーン
214 鰭状部
220 カテーテルチューブ
222 ルーメン
230 X線不透過ライン
232 ルアーコネクタ
234 コネクタ
236 コック
238 分岐コネクタ
240、250 ガイドワイヤ
260 穿刺針
270 ダイレータ
300 カテーテルセット
C1、C2 外接円
C3、C4 内接円
H1、H2 突高さ
Claims (13)
- 少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備え、
前記中空筒部の内周面には、分散して形成された複数の小径部と、前記小径部どうしの間に形成され前記小径部よりも大径の大径部と、が前記一端から他端に向かって延在しており、
バルーンカテーテルに装備された膨張状態のバルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させるバルーン収縮用補助具。 - 前記小径部が、前記中空筒部の軸心に向かって突出する突起部である請求項1に記載のバルーン収縮用補助具。
- 前記小径部が、前記内周面の4箇所以上に等間隔に形成されている請求項1または2に記載のバルーン収縮用補助具。
- 前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さが、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
- 前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さと、前記大径部の半径と、の比率にあたる突比率が、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
- 前記大径部の半径が、前記一端から前記他端に向かって縮径している請求項1から5のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
- 前記小径部が、前記中空筒部の軸心に対向する平坦面である請求項1に記載のバルーン収縮用補助具。
- 前記小径部が前記一端から前記他端に向かって螺旋状に形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
- バルーンが装備されたバルーンカテーテルと、
少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備えるバルーン収縮用補助具と、を含むカテーテルセットであって、
前記中空筒部の内周面には、膨張状態の前記バルーンよりも小径の複数の小径部が分散して形成され、前記小径部どうしの間には前記小径部よりも大径の大径部が形成され、前記小径部および前記大径部は前記中空筒部の前記一端から他端に向かって延在しており、
バルーン収縮用補助具は、膨張状態の前記バルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させることを特徴とするカテーテルセット。 - 前記バルーンを穿刺する穿刺針を更に備える請求項9に記載のカテーテルセットであって、前記バルーンが、保形性を有する非破裂型穿刺用バルーンであることを特徴とするカテーテルセット。
- 先端が屈曲しているガイドワイヤと、ダイレータと、を更に含み、経皮経食道胃管挿入術に用いられる請求項10に記載のカテーテルセット。
- バルーンカテーテルに装備されたバルーンを収縮させる方法であって、
収縮状態の前記バルーンに前記バルーンカテーテルを通じて液体を注入して当該バルーンを膨張させる工程と、
膨張した前記バルーンを、小径部および大径部が一端から他端に向かって延在して形成された中空筒部に押入する工程と、
前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して、前記液体の一部を前記バルーンから排出しながら前記バルーンを断面放射状に収縮させる工程と、を含むバルーン収縮方法。 - 前記バルーンを膨張させる工程において、前記液体として造影剤を、前記バルーンおよび前記バルーンカテーテルのルーメンにプライミングする請求項12に記載のバルーン収縮方法。
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- 2013-01-23 JP JP2013010175A patent/JP6075078B2/ja active Active
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