JP6075078B2 - バルーン収縮用補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、バルーンカテーテルのバルーンを収縮させるバルーン収縮用補助具、バルーンカテーテルを含むカテーテルセット、およびバルーン収縮方法に関する。
経口的に栄養を摂取することが困難な患者に対して、経皮的に消化管用カテーテルを留置して栄養摂取または栄養補給を可能とする留置カテーテルが知られている。特許文献1には、経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG:Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)に用いられる胃瘻カテーテルが記載されている。PEGでは、患者の腹部に穿刺針およびダイレータを用いて瘻孔を開口形成し、この瘻孔に胃瘻カテーテルを挿置する。特許文献1の胃瘻カテーテルの先端にはバルーンが装備されている。このバルーンを胃内で膨張させることで、留置カテーテルが瘻孔から脱離することを防止する。
このほか、経皮経食道胃管挿入術(PTEG:Percutaneous Trans Esophageal Gastro-tubing)に用いられる非破裂型穿刺用バルーン(RFB:Rupture-Free Balloon)カテーテルが知られている。PTEGでは、頸部に略垂直に挿入されたガイドワイヤを、経鼻的に挿入されたRFBカテーテルを用いて下方、すなわち胃の方向に偏向させて留置する。具体的には、経鼻的に挿入されたRFBカテーテルのバルーンを食道に位置させた状態で膨張させ、患者の頸部の外部からこのバルーンを穿刺する。つぎに、頸部の穿刺孔よりガイドワイヤを穿刺針に沿って経皮的に挿入し、バルーンの穿刺孔にこのガイドワイヤの先端を掛止する。この状態でRFBカテーテルを鼻孔から胃に向けて押し込むと、ガイドワイヤは胃に向けて偏向された状態で食道内に留置されることとなる。そして、ガイドワイヤによる案内のもとで頸部の穿刺孔をダイレータで拡張し、またRFBカテーテルを抜去したうえで、ガイドワイヤに留置カテーテルを被せて押し込む。これにより、留置カテーテルは胃や小腸の所定の位置まで頸部を通じて経皮的に留置され、頸部食道瘻が造設される。PTEGの留置カテーテルは、任意で先端にバルーンを備えている。
特開2011−234796号公報
経皮的に消化管用カテーテルを留置するにあたっては、瘻孔や鼻孔を通じてバルーンを体腔に挿入する際の患者の負担を軽減する観点から、バルーンをできるだけ小径に収縮させた状態で体腔に挿入することが望まれている。一方で、胃瘻カテーテルにあっては、留置状態の安定性を確保する観点から、膨張したバルーンの内圧を過度に高くすることなくバルーンが所定の保形性を有していることが求められる。また、RFBカテーテルの非破裂型穿刺用バルーンに関しては、穿刺針で穿刺しても破裂せず、また掛止されたガイドワイヤを保持して偏向させることができるよう、十分な保形性が求められる。
しかしながら、バルーンに保形性を付与するためには、所定の肉厚やコシの強さを与える必要があるため、バルーンを小径に収縮させることが困難である。このため、バルーンを瘻孔や鼻孔に挿通する際に患者の負担が大きいという課題がある。その他の手技に用いられるバルーンカテーテルに関しても、同様の課題を有するものがある。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、バルーンカテーテルを体腔に挿入する際の患者の負担を軽減することができる技術を提供するものである。
本発明によれば、少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備え、前記中空筒部の内周面には、分散して形成された複数の小径部と、前記小径部どうしの間に形成され前記小径部よりも大径の大径部と、が前記一端から他端に向かって延在しており、バルーンカテーテルに装備された膨張状態のバルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させるバルーン収縮用補助具であって、前記中空筒部の前記一端における前記小径部は三次元的な鈍頭形状をなし、当該小径部の頂部は、前記横断面の面内で円弧状をなし、かつ前記中空筒部の軸心方向に沿う縦断面の面内でも円弧状をなしていることを特徴とするバルーン収縮用補助具が提供される。
ここで、保形性のあるバルーンは内圧を増減しても周長は大きく伸び縮みしないことから、膨張状態のバルーンを減圧して収縮状態にした場合には、折り畳まれたバルーンが鰭状に延びて嵩張ることが問題となる。図8(a)はバルーンカテーテル200の先端部の平面図である。バルーン210は収縮状態にある。図8(b)は、図8(a)のI−I線断面図である。図8(b)には、収縮状態のバルーン210(実線)と膨張状態のバルーン212(仮想線)を図示してある。カテーテルチューブ220の周囲に設けられた所定の保形性のある断面円形のバルーン210を減圧すると、図8(b)に示すように三芒星形の断面形状に収縮して径方向に嵩張ることが本発明者らの知見により明らかとなっている。これは、バルーン210を自然に減圧すると、周方向の等方性を維持しつつ、最小の屈曲点数で折り畳まれることに因ると考えられる。このとき、偏平に収縮したバルーン210の鰭状部214の径方向の張り出し長さは、膨張状態の円形の外径寸法に比べて、同等またはより大きくなる。このため鰭状部214が嵩張ることとなる。これに対し、本発明のバルーン収縮用補助具によれば、中空筒部の内周面に形成された複数の小径部によってバルーンを外周面から内向きに付勢して断面放射状に収縮させるため、バルーンを三芒星形に自然に収縮させた状態や、元の膨張状態に比べて、バルーンの嵩張りを小さくすることができる。
本発明のバルーン収縮用補助具、バルーンカテーテルおよびバルーン収縮方法によれば、嵩張りの小さな状態にバルーンを収縮させることができるため、バルーンカテーテルを体腔に挿入する際の患者の負担を軽減することが可能である。
本発明の実施形態にかかるカテーテルセットの一例を示す模式図である。 (a)は第一実施形態のバルーン収縮用補助具の縦断面図である。(b)はI−I線横断面図である。(c)はII−II線横断面図である。 (a)はバルーンカテーテルの平面模式図であり、第一実施形態のバルーン収縮用補助具でバルーンを折り畳んだ状態を示す図である。(b)は(a)のI−I線断面図である。(c)は(a)のII−II線断面図である。 (a)は第二実施形態のバルーン収縮用補助具の縦断面図である。(b)はI−I線横断面図である。(c)はII−II線横断面図である。 (a)は第三実施形態のバルーン収縮用補助具の縦断面図である。(b)はI−I線横断面図である。(c)はII−II線横断面図である。 (a)は第四実施形態のバルーン収縮用補助具の縦断面図である。(b)はI−I線横断面図である。(c)はII−II線横断面図である。 (a)は第五実施形態のバルーン収縮用補助具の縦断面図である。(b)はI−I線横断面図である。(c)はII−II線横断面図である。 (a)はバルーンカテーテルの平面図であり、従来のバルーンの収縮状態を示す図である。(b)は(a)のI−I線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
なお、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。具体的には、中空筒部は複数の部材で構成されていてもよい。
また、本発明のバルーン収縮方法は、複数の工程を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の工程を実行する順番やタイミングを限定するものではない。このため、本発明のバルーン収縮方法を実施するときには、その複数の工程の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数の工程の実行タイミングの一部または全部が互いに重複していてもよい。具体的には、バルーンを中空筒部に押入する工程と、バルーンを収縮させる工程とは相前後して発生してもよく、または略同時に発生してもよい。
(カテーテルセット)
図1は、本発明の実施形態にかかるカテーテルセット300の一例を示す模式図である。
はじめに、本実施形態のカテーテルセット300およびバルーン収縮用補助具100の概要について説明する。
カテーテルセット300は、バルーン210が装備されたバルーンカテーテル200と、少なくとも一端130に開口135を有する中空筒部110を備えるバルーン収縮用補助具100と、を含む。バルーン収縮用補助具100の中空筒部110の内周面112には、膨張状態のバルーン210よりも小径の複数の小径部102が分散して形成され、これらの小径部102どうしの間には小径部102よりも大径の大径部106が形成されている。小径部102および大径部106は、中空筒部110の一端130から他端120に向かって延在している。そしてバルーン収縮用補助具100は、膨張状態のバルーン210を開口135から中空筒部110に押入することにより、バルーン210の外周面を小径部102で内向きに付勢してバルーン210を断面放射状に収縮させる。
次に、カテーテルセット300について詳細に説明する。本実施形態のバルーンカテーテル200として、PTEGに用いられるRFBカテーテルを例示する。RFBカテーテルのバルーン210は、保形性を有する非破裂型穿刺用バルーンである。カテーテルセット300は、バルーン210を穿刺する穿刺針260を更に備えている。
ここで、バルーン210が保形性を有しているとは、バルーン210の内部に流体、すなわち気体または液体が導入された膨張状態、およびこの流体が導入されていない収縮状態において、自重により撓み変形しないことをいう。
図1に示すように、カテーテルセット300は、先端が屈曲しているガイドワイヤ250と、ダイレータ270と、を更に含む。このカテーテルセット300は、上述のように経皮経食道胃管挿入術(PTEG)に用いられる。また、カテーテルセット300は、先端が直線状の他のガイドワイヤ240を更に含む。
バルーンカテーテル200のカテーテルチューブ220の遠位部の周囲にバルーン210が装着されている。カテーテルチューブ220の内部には、ガイドワイヤ250を挿通するための主管腔(図示せず)と、バルーン210に流体を導入するためのバルーン管腔(図示せず)とが形成されている。経鼻的に食道内に挿入したバルーン210を膨張させることで、頸椎の椎体と皮膚との間にある甲状腺や頸動脈、頸静脈、気管などを押し退けることができる。これにより、皮膚表面から穿刺針260でバルーン210を穿刺するときに、これらの器官を傷つけることがない。カテーテルチューブ220の周面には、長手方向に沿ってX線不透過ライン230が設けられている。これにより、食道内におけるバルーン210の位置をX線観察下で確認することができる。
カテーテルチューブ220の近位側には分岐コネクタ238が接続されている。分岐コネクタ238は、主管腔とバルーン管腔とを分離する連結部材である。主管腔はルアーコネクタ232と連通し、バルーン管腔はコネクタ234およびコック236と連通している。ルアーコネクタ232には、直線状のガイドワイヤ240が挿通される。コック236には、バルーン210を膨張させるための流体が充填されたシリンジ(図示せず)が接続される。本実施形態では、流体としてウログラフィン等の液体の造影剤を用いる。造影剤によるバルーン210のプライミングについては後述する。
バルーン210は、軟質ポリ塩化ビニルなどの軟質樹脂材料からなる。可塑剤は特に限定されないが、フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)などのフタル酸エステル類を例示することができる。カテーテルチューブ220の長手方向に亘るバルーン210の寸法は、たとえば2cm以上5cm以下である。膨張時のバルーン210の内容積は10mm程度とすることができる。
ガイドワイヤ250は、先端がJ字状に曲げ形成されてなる。ガイドワイヤ250は、先端を直線状に付勢した状態で、バルーン210に穿刺された穿刺針260の内孔に挿通される。ガイドワイヤ250の先端をバルーン210の内部において穿刺針260の遠位端から突出させると、ガイドワイヤ250の先端はJ字状に復元される。これによりガイドワイヤ250はバルーン210に掛止される。つぎにバルーンカテーテル200を鼻孔から胃に向けて押し込むと、ガイドワイヤ250は胃に向けて偏向された状態で食道内に留置されるとともに、ガイドワイヤ250の先端がバルーン210から離脱する。コック236に接続されたシリンジを牽引してバルーン210を収縮させたうえで、バルーンカテーテル200を患者の鼻孔から抜去する。さらに、ガイドワイヤ250に沿ってダイレータ270を頸部に押入して穿刺孔を拡径する。図1では、単一のダイレータ270を図示してあるが、外径寸法が異なる複数本のダイレータ270を含んでもよい。
カテーテルセット300はバルーンカテーテル200に加えて、更に留置カテーテル(図示せず)を含んでもよい。留置カテーテルは、患者の頸部に造設された頸部食道瘻に留置されて、栄養を胃や腸に供給するためのカテーテルである。留置カテーテルは任意でバルーンを備えてもよい。ダイレータ270の内孔に留置カテーテルを押入して穿刺孔に留置したうえで、ダイレータ270を軸心方向に引き裂いて穿刺孔から抜去する。これにより、頸部食道瘻が造設される。
(バルーン収縮用補助具)
図2(a)は第一実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図2(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図2(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図2(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図2(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
図2(a)に示すように、本実施形態のバルーン収縮用補助具100は、少なくとも一端130に開口135を有する中空筒部110を備える。中空筒部110の内周面112には、分散して形成された複数の小径部102と、これらの小径部102どうしの間に形成され、小径部102よりも大径の大径部106と、が一端130から他端120に向かって延在している。バルーン収縮用補助具100は、バルーンカテーテル200(図1を参照)に装備された膨張状態のバルーン210を開口135から中空筒部110に押入することにより、バルーン210の外周面を中空筒部110の小径部102で内向きに付勢して、バルーン210を断面放射状に収縮させるものである。
このように、バルーンカテーテル200のバルーン210を収縮させる際、バルーン210が膨張した状態でバルーン収縮用補助具100に挿入され、その状態から収縮させることで、小径部102と大径部106の凹凸の形状に合わせてバルーン210が断面放射状に折られることとなる。このため、嵩張りの小さい形状にバルーン210を収縮させることができる。これにより、経鼻的に患者の食道内にバルーンカテーテル200を挿入する際の抵抗をより小さくすることができる。このため、バルーンカテーテル200を挿入する際の患者の負担が軽減される。
バルーン収縮用補助具100をより詳細に説明する。本実施形態の中空筒部110は、両端が開口した筒状をなす。バルーン収縮用補助具100は、本実施形態のように中空筒部110のみで構成されてもよく、または把持部材などの他の部材を更に備えてもよい。
中空筒部110のうち、図2(a)の右端を一端130といい、左端を他端120と呼称する。バルーン210の先端を、中空筒部110の一端130から挿入して他端120に向かって押し込む。したがって、中空筒部110の使用時には、一端130が近位端となり、他端120が遠位端となる。以下、中空筒部110の一端130を近位端、他端120を遠位端と呼称し、また一端130の側を近位側、他端120の側を遠位側と呼称する場合がある。
本実施形態の中空筒部110は両端開口している。中空筒部110の他端120には開口125が形成され、一端130には開口135が形成されている。開口125、135の形状は、ともに星形である。図2(b)および図2(c)に示すように、中空筒部110を長手方向に対して垂直に切った断面形状は、回転対称形である。
小径部102は、内周面112の4箇所以上に等間隔に形成されている。内周面112の数量は特に限定されないが、4箇所以上、かつ12箇所以下とすることができ、8箇所以下とすることが好ましい。本実施形態の小径部102は6箇所に等間隔に形成されている。すなわち本実施形態の開口125、135の形状は六芒星形である。遠位側の開口125の星形形状の外接円C1の半径をR1、内接円C3の半径をR3とする。近位側の開口135の星形形状の外接円C2の半径をR2、内接円C4の半径をR4とする。
本実施形態の小径部102は、中空筒部110の軸心に向かって突出する突起部である。小径部102は、星形の断面開口における窪み部分にあたる。大径部106は、星形の断面開口の頂点にあたる。
中空筒部110の遠位側の開口125における外接円C1の半径R1と、内接円C3の半径R3との差分が、遠位側の小径部102の突高さH1にあたる。中空筒部110の近位側の開口135における外接円C2の半径R2と、内接円C4の半径R4との差分が、近位側の小径部102の突高さH2にあたる。遠位側の小径部102の突高さH1は、近位側の小径部102の突高さH2よりも高い。すなわち、大径部106の半径(R1、R2)と小径部102の半径(R3、R4)との差分にあたる突高さ(H1、H2)は、中空筒部110の近位側の一端130(突高さH2)よりも、遠位側の他端120(突高さH1)において、より高い。
遠位側の外接円C1の半径R1と、近位側の外接円C2の半径R2とは略等しい。そして遠位側の内接円C3の半径R3は、近位側の内接円C4の半径R4よりも小さい。これにより、中空筒部110の内径は、近位側から遠位側に向かって、半径R4から半径R3まで縮径している。言い換えると、中空筒部110の内部に形成された収容空間の内径(内接円)は、近位側から遠位側に向かって先細りとなるテーパー状である。中空筒部110の近位側の小径部102には丸め加工が施されている。中空筒部110の近位側の開口135に現れている小径部102は三次元的な鈍頭形状である。言い換えると、近位側の小径部102の頂部は、中空筒部110の軸心方向に対して垂直な横断面(図2(c))の面内で円弧状をなし、かつ中空筒部110の軸心方向に沿う縦断面(図2(a))の面内でも円弧状をなしている。近位側の小径部102の頂部の、上記横断面の面内における曲率半径は、遠位側の小径部102の当該曲率半径よりも大きい。これにより、バルーン210を開口135から中空筒部110に押入するにあたって、近位側の小径部102がバルーン210を傷つけることがない。
図3(a)は、バルーン収縮用補助具100を用いてバルーン210を折り畳んだ状態を示す、バルーンカテーテル200の平面模式図である。カテーテルチューブ220の中間部から基端側は図示省略している。
バルーン210は、バルーン収縮用補助具100の内周面112に沿った形状に折り畳まれる。具体的には、バルーン210は、小径部102の両側近傍において辺部104に沿った形状に折り畳まれる。本実施形態の中空筒部110の内周面112の周長は、バルーン210の周長よりも長い。これにより、バルーン210は、小径部102の突出高さ(H1、H2)だけ外周側から押し込まれ、バルーン210のうち小径部102どうしの間にあたる部分は鰭状部214となる。
つぎに、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を用いて行うバルーン収縮方法(以下、本方法という場合がある)を詳細に説明する。
本方法は、バルーンカテーテル200に装備されたバルーン210を収縮させる方法である。本方法は、膨張工程、押入工程および収縮工程を含む。
膨張工程は、収縮状態のバルーン210にバルーンカテーテル200を通じて液体を注入して当該バルーン210を膨張させる工程である。膨張したバルーン210を、小径部102および大径部106が一端130から他端120に向かって延在して形成された中空筒部110に押入する工程である。バルーン210の外周面を小径部102で内向きに付勢して、バルーン210に注入された液体の一部をバルーン210から排出しながらバルーン210を断面放射状に収縮させる工程である。
上述のように本方法は、バルーン210を膨張させる工程(膨張行程)において、液体として造影剤を、バルーン210およびバルーンカテーテル200のルーメン222にプライミングすることを特徴とする。これにより、収縮して内容積が小さくなったバルーン210の内部に造影剤を充填することができる。よって、X線不透過ライン230のみならず、バルーン210をX線監視下で目視することができ、食道内におけるバルーン210の位置を正確に把握することができる。
膨張工程では、図1に示すバルーンカテーテル200のコック236にシリンジを接続し、コック236を開放してシリンジより造影剤を注入する。バルーン210は収縮させておく。このときバルーン210は、図8に示すように三芒星形などに自然に収縮させてよい。コック236はカテーテルチューブ220を通じてバルーン210と連通しており、造影剤はバルーン210の内部に供給されてバルーン210は膨張する。バルーン210の先端を鉛直下方に向けておくことで、供給された造影剤はバルーン210の内部に貯留されてエアと置き換わる。シリンジを吸引させてエアを抜き、再び造影剤をシリンジに充填して注入する動作を繰り返すと、バルーンカテーテル200の内部を造影剤で完全にプライミングすることができる。
押入工程では、造影剤で充填されたバルーン210の先端を、バルーン収縮用補助具100の中空筒部110の一端130(近位側)に押し込む。このとき、コック236は開放しておく。これにより、バルーン210の外周面が中空筒部110の一端130(近位側)の小径部102によって内径方向に押し込まれると、バルーン210から造影剤が放出される。中空筒部110の近位側の内接円C4の半径R4は比較的小さいため、バルーン210は緩やかに縮径する。
収縮工程では、バルーン210の外周面を小径部102で内向きに付勢して、造影剤をバルーン210から排出しながらバルーン210を断面放射状に収縮させる。この収縮工程は押入工程と同時に行われる。本実施形態の中空筒部110の小径部102の突出高さ(H1、H2)は、近位側から遠位側に向かって徐々に増大している。このため、バルーン210を中空筒部110に深く押し込んでいくと、バルーン210の遠位部は小径部102によって更に深く押し込まれて鰭状部214が形成されていく。鰭状部214は、小径部102と大径部106との間の辺部104に沿って平坦に形成される。折り畳まれるバルーン210に形成される鰭状部214の数は、大径部106の数と等しい。小径部102および大径部106は、中空筒部110の一端130から他端120まで連続的に形成されている。このため、複数の鰭状部214は、それぞれ一続きに形成される。
図3各図は、収縮工程で折り畳まれたバルーン210を表している。図3各図に示すように、折り畳まれたバルーン210は、近位側から遠位側に向かって先細りとなるテーパー状となる。これは、近位側と遠位側とでバルーン210の周長が共通であるところ、小径部102の突出高さ(H1、H2)が、遠位側ほど大きいためである。
本実施形態のバルーン収縮用補助具100においては、内周面112に6箇所の小径部102が形成されており、バルーン210は六芒星形に折り畳まれる。このため、図8各図に示したように自然にバルーン210を収縮させた三芒星形の折り畳み形状に比べて、鰭状部214の張り出し長さが約半分に低減されている。これにより、折り畳まれたバルーン210は患者への挿入負荷が抑制される。折り畳まれたバルーン210は、中空筒部110の近位側の一端130から取り出される。この状態で、コック236に接続されたシリンジ(図示せず)を牽引し、バルーン210を完全に収縮させる。バルーン210の内部にごく僅かに造影剤が残留した状態でバルーン210は収縮する。
<第二実施形態>
図4(a)は第二実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図4(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図4(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図4(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図4(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
本実施形態のバルーン収縮用補助具100は、星形の内周面112の頂点を構成する大径部106が広幅である点で第一実施形態と相違する。大径部106は外接円C1および外接円C2の部分円弧状をなしている。大径部106は、小径部102よりも曲率半径が大きい。
本実施形態は、遠位側の小径部102の突高さH1が、近位側の小径部102の突高さH2よりも高い点で第一実施形態と共通する。
本実施形態のバルーン収縮用補助具100によれば、バルーン210の鰭状部214の先端が、広幅の大径部106に沿って平坦に折り畳まれるため、第一実施形態のバルーン収縮用補助具100に比べて、より小径に収縮される。
<第三実施形態>
図5(a)は第三実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図5(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図5(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図5(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図5(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
本実施形態は、小径部102が一端130から他端120に向かって螺旋状に形成されている点でのみ第二実施形態と相違する。遠位側の小径部102の突高さH1は、近位側の小径部102の突高さH2よりも高い。図5(a)から(c)に示すように、中空筒部110の一端130の開口135と他端120の開口125とで対応する小径部102および108ならびに辺部104は、中空筒部110の軸心まわりに所定角度(本実施形態では60度)だけ捩れの位置にある。
本実施形態によれば、バルーン210を中空筒部110に挿入することで、折り畳み傘のごとく鰭状部214がカテーテルチューブ220の周りに旋回しながら巻き付けられるため、鰭状部214の嵩張りを好適に抑制することができる。
<第四実施形態>
図6(a)は第四実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図6(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図6(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図6(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図6(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
本実施形態のバルーン収縮用補助具100は、大径部106の半径が、一端130から他端120に向かって縮径している。点で第一実施形態と相違している。ここで、大径部106の半径が縮径しているとは、一端130よりも他端120において内周面112の大径部106の半径が小さいことをいい、中空筒部110の軸心方向に沿って大径部106が連続的または段階的に縮径していることをいう。
本実施形態においては、大径部106の半径(R1、R2)と小径部102の半径(R3、R4)との差分にあたる突高さ(H1、H2)と、大径部106の半径(R1、R2)と、の比率にあたる突比率が、中空筒部110の一端130よりも他端120においてより高いことを特徴とする。言い換えると、他端120における突高さH1/外接円C1の半径R1は、一端130における突高さH2/外接円C2の半径R2よりも大きい。
これにより、本実施形態のバルーン収縮用補助具100で折り畳まれるバルーン210の鰭状部214は遠位側に向かって顕著にテーパー状に先細り形状となるため、患者の瘻孔や鼻孔にバルーンカテーテル200を挿入する場合の抵抗が良好に低減される。
<第五実施形態>
図7(a)は第五実施形態のバルーン収縮用補助具100を軸心に沿って切った縦断面図である。図7(b)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図7(a)のI−I線の位置で切った横断面図である。図7(c)は、本実施形態のバルーン収縮用補助具100を図7(a)のII−II線の位置で切った横断面図である。
本実施形態のバルーン収縮用補助具100は、小径部102が中空筒部110の軸心に対向する平坦面である点で第一から第四実施形態と相違する。本実施形態の内周面112は正多角形をなしている。大径部106が正多角形の頂点にあたり、小径部102は正多角形の辺部104にあたる。一端130における大径部106は、他端120における大径部106よりも大径である。
本実施形態のバルーン収縮用補助具100でも、バルーンカテーテル200を一端130の開口135から他端120に向けて押入することで、バルーン210を断面放射状に収縮させることができる。したがって、本発明の中空筒部110の収容空間は星形に限られず、複数の小径部102および大径部106が周方向に繰り返し形成された多様な筒状形状をなすことができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。上記実施形態ではバルーンカテーテル200としてRFBカテーテルを例示したが、そのほかにも保形性のあるバルーンとして血管拡張用バルーンを挙げることができる。さらに本発明のバルーン収縮用補助具100を用いて収縮させるバルーンはこれに限られない。伸縮性のある材料からなり、内圧を増大することにより周長が自然長よりも長く伸長する伸長性のバルーンでもよい。この種の伸長性のバルーンであっても、本実施形態のバルーン収縮用補助具を用いることで、断面放射状に容易に収縮させることができる。
本発明の上記実施形態は以下の技術思想を包含するものである。
(1)少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備え、前記中空筒部の内周面には、分散して形成された複数の小径部と、前記小径部どうしの間に形成され前記小径部よりも大径の大径部と、が前記一端から他端に向かって延在しており、バルーンカテーテルに装備された膨張状態のバルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させるバルーン収縮用補助具。
(2)前記小径部が、前記中空筒部の軸心に向かって突出する突起部である上記(1)に記載のバルーン収縮用補助具。
(3)前記小径部が、前記内周面の4箇所以上に等間隔に形成されている上記(1)または(2)に記載のバルーン収縮用補助具。
(4)前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さが、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(5)前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さと、前記大径部の半径と、の比率にあたる突比率が、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする上記(1)から(4)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(6)前記大径部の半径が、前記一端から前記他端に向かって縮径している上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(7)前記小径部が、前記中空筒部の軸心に対向する平坦面である上記(1)に記載のバルーン収縮用補助具。
(8)前記小径部が前記一端から前記他端に向かって螺旋状に形成されている上記(1)から(7)のいずれか一項に記載のバルーン収縮用補助具。
(9)バルーンが装備されたバルーンカテーテルと、少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備えるバルーン収縮用補助具と、を含むカテーテルセットであって、前記中空筒部の内周面には、膨張状態の前記バルーンよりも小径の複数の小径部が分散して形成され、前記小径部どうしの間には前記小径部よりも大径の大径部が形成され、前記小径部および前記大径部は前記中空筒部の前記一端から他端に向かって延在しており、バルーン収縮用補助具は、膨張状態の前記バルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させることを特徴とするカテーテルセット。
(10)前記バルーンを穿刺する穿刺針を更に備える上記(9)に記載のカテーテルセットであって、前記バルーンが、保形性を有する非破裂型穿刺用バルーンであることを特徴とするカテーテルセット。
(11)先端が屈曲しているガイドワイヤと、ダイレータと、を更に含み、経皮経食道胃管挿入術に用いられる上記(10)に記載のカテーテルセット。
(12)バルーンカテーテルに装備されたバルーンを収縮させる方法であって、収縮状態の前記バルーンに前記バルーンカテーテルを通じて液体を注入して当該バルーンを膨張させる工程と、膨張した前記バルーンを、小径部および大径部が一端から他端に向かって延在して形成された中空筒部に押入する工程と、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して、前記液体の一部を前記バルーンから排出しながら前記バルーンを断面放射状に収縮させる工程と、を含むバルーン収縮方法。
(13)前記バルーンを膨張させる工程において、前記液体として造影剤を、前記バルーンおよび前記バルーンカテーテルのルーメンにプライミングする上記(12)に記載のバルーン収縮方法。
100 バルーン収縮用補助具
102、108 小径部
104 辺部
106 大径部
110 中空筒部
112 内周面
120 他端
125、135 開口
130 一端
200 バルーンカテーテル
210、212 バルーン
214 鰭状部
220 カテーテルチューブ
222 ルーメン
230 X線不透過ライン
232 ルアーコネクタ
234 コネクタ
236 コック
238 分岐コネクタ
240、250 ガイドワイヤ
260 穿刺針
270 ダイレータ
300 カテーテルセット
C1、C2 外接円
C3、C4 内接円
H1、H2 突高さ

Claims (3)

  1. 少なくとも一端に開口を有する中空筒部を備え、
    前記中空筒部の内周面には、分散して形成された複数の小径部と、前記小径部どうしの間に形成され前記小径部よりも大径の大径部と、が前記一端から他端に向かって延在しており、
    バルーンカテーテルに装備された膨張状態のバルーンを前記開口から前記中空筒部に押入することにより、前記バルーンの外周面を前記小径部で内向きに付勢して前記バルーンを断面放射状に収縮させるバルーン収縮用補助具であって、
    前記中空筒部の前記一端における前記小径部は三次元的な鈍頭形状をなし、当該小径部の頂部は、前記横断面の面内で円弧状をなし、かつ前記中空筒部の軸心方向に沿う縦断面の面内でも円弧状をなしていることを特徴とするバルーン収縮用補助具。
  2. 前記大径部が、前記一端および前記他端のそれぞれにおける前記中空筒部の軸心方向に対して垂直な横断面において、前記中空筒部の軸心を中心とする外接円の部分円弧状をなしている請求項1に記載のバルーン収縮用補助具。
  3. 前記大径部の半径が、前記一端から前記他端に向かって縮径しており、
    前記大径部の半径と前記小径部の半径との差分にあたる突高さと、前記大径部の半径と、の比率にあたる突比率が、前記中空筒部の前記一端よりも前記他端においてより高いことを特徴とする請求項1または2に記載のバルーン収縮用補助具。
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