JP2014139757A - 制御サーバ、クーポン表示システム、及びプログラム - Google Patents

制御サーバ、クーポン表示システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クーポン発行を行って他の店舗へ誘導した店舗に対して、適切な報酬額を算出することができるようにする。
【解決手段】携帯情報端末によるクーポン発行Webページ又はクーポン利用Webページへのアクセスを検知したときに(150)、携帯情報端末のユーザID又はCookie情報、及びコードパターンを提示した店舗の店舗IDを取得する(152、154)。クーポン利用Webページへのアクセスを検知したときに(156)、取得したユーザID又はCookie情報を含み、かつ、クーポン利用日時より所定期間前までの間に発行日時が含まれるクーポン発行ログを検索し(162)、検索されたクーポン発行ログのうち、取得した店舗IDが誘導先店舗として記憶されている誘導元店舗の店舗IDを含むクーポン発行ログを検索する(164)。クーポン発行ログの発行日時に応じた分配率に基づいて、各店舗IDに対して支払う報酬額を算出する。
【選択図】図7

Description

本発明は、制御サーバ、クーポン表示システム、及びプログラムに係り、特に、携帯情報端末にクーポン発行Webページまたはクーポン利用Webページを表示させる制御サーバ、クーポン表示システム、及びプログラムに関する。
従来より、クーポンなどの広告は、需要が見込めるユーザが存在する位置に設置されたり、需要が見込めるユーザに対して配信または配布されている。
また、利用実績情報から利用する可能性が高い電子クーポンを選択して、効率的な販売促進を行なうことができるクーポン管理システムが知られている(特許文献1)。
特開2009−75839号公報
本発明は、クーポン発行を行って他の店舗へ誘導した店舗に対して、適切な報酬額を算出することができる制御サーバ、クーポン表示システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る制御サーバは、各店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記店舗に対して定められた、前記店舗の利用者を前記店舗の後に誘導する誘導先店舗のクーポンを表すクーポン発行WebページのURLを示すクーポン取得用コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記クーポン取得用コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン発行Webページを表示し、前記利用者が前記誘導先店舗で前記クーポンを利用するときに、前記誘導先店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記誘導先店舗に対して定められた、前記クーポンを利用することを表すクーポン利用WebページのURLを示す利用時コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記利用時コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン利用Webページを表示するクーポン表示システムの制御サーバであって、前記クーポン取得用コードパターンを提示する各店舗を誘導元店舗とし、前記誘導元店舗と、前記誘導元店舗で提示される前記クーポン取得用コードパターンのURLのクーポン発行Webページが表すクーポンで誘導される誘導先店舗とを対応付けて記憶した誘導先店舗記憶手段と、前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURL、又は前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記携帯情報端末のユーザのユーザ特定情報を取得すると共に、前記携帯情報端末によって読み込んだ前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを提示した店舗の店舗識別情報を取得する特定情報取得手段と、前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報及び前記店舗識別情報と前記クーポン発行WebページのURLへのアクセス日時とを、クーポン発行ログとしてクーポン発行履歴記憶手段に記憶させるクーポン発行履歴記憶制御手段と、前記携帯情報端末による前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報を含み、かつ、前記クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間に前記アクセス日時が含まれるクーポン発行ログを、前記クーポン発行履歴記憶手段から検索し、前記検索された前記クーポン発行ログのうち、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として前記誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含む前記クーポン発行ログを検索するログ検索手段と、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報に対して予め定められた報酬額と、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々の前記アクセス日時と、に基づいて、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を算出する報酬額算出手段と、を含んで構成されている。
本発明に係るプログラムは、各店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記店舗に対して定められた、前記店舗の利用者を前記店舗の後に誘導する誘導先店舗のクーポンを表すクーポン発行WebページのURLを示すクーポン取得用コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記クーポン取得用コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン発行Webページを表示し、前記利用者が前記誘導先店舗で前記クーポンを利用するときに、前記誘導先店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記誘導先店舗に対して定められた、前記クーポンを利用することを表すクーポン利用WebページのURLを示す利用時コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記利用時コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン利用Webページを表示するクーポン表示システムのプログラムであって、前記クーポン取得用コードパターンを提示する各店舗を誘導元店舗とし、前記誘導元店舗と、前記誘導元店舗で提示される前記クーポン取得用コードパターンのURLのクーポン発行Webページが表すクーポンで誘導される誘導先店舗とを対応付けて記憶した誘導先店舗記憶手段を含むコンピュータを、前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURL、又は前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記携帯情報端末のユーザのユーザ特定情報を取得すると共に、前記携帯情報端末によって読み込んだ前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを提示した店舗の店舗識別情報を取得する特定情報取得手段、前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報及び前記店舗識別情報と前記クーポン発行WebページのURLへのアクセス日時とを、クーポン発行ログとしてクーポン発行履歴記憶手段に記憶させるクーポン発行履歴記憶制御手段、前記携帯情報端末による前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報を含み、かつ、前記クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間に前記アクセス日時が含まれるクーポン発行ログを、前記クーポン発行履歴記憶手段から検索し、前記検索された前記クーポン発行ログのうち、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として前記誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含む前記クーポン発行ログを検索するログ検索手段、及び前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報に対して予め定められた報酬額と、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々の前記アクセス日時と、に基づいて、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を算出する報酬額算出手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、特定情報取得手段によって、前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURL、又は前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記携帯情報端末のユーザのユーザ特定情報を取得すると共に、前記携帯情報端末によって読み込んだ前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを提示した店舗の店舗識別情報を取得する。
そして、クーポン発行履歴記憶制御手段によって、前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報及び前記店舗識別情報と前記クーポン発行WebページのURLへのアクセス日時とを、クーポン発行ログとしてクーポン発行履歴記憶手段に記憶させる。また、ログ検索手段によって、前記携帯情報端末による前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報を含み、かつ、前記クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間に前記アクセス日時が含まれるクーポン発行ログを、前記クーポン発行履歴記憶手段から検索し、前記検索された前記クーポン発行ログのうち、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として前記誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含む前記クーポン発行ログを検索する。
そして、報酬額算出手段によって、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報に対して予め定められた報酬額と、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々の前記アクセス日時と、に基づいて、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を算出する。
このように、携帯情報端末によるクーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、取得したユーザ特定情報を含み、かつ、クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間にアクセス日時が含まれるクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログのうち、取得した店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含むクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を、クーポン発行ログの各々のアクセス日時に基づいて算出することにより、クーポン発行を行って他の店舗へ誘導した店舗に対して、適切な報酬額を算出することができる。
本発明に係るクーポン表示システムは、上記の制御サーバと、撮像手段によって撮像された、前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを、URLへ変換する変換手段、前記ユーザ特定情報として前記ユーザIDを含む、前記変換手段によって変換したURLへのアクセス要求を送信するアクセス要求送信手段、及び前記アクセス要求のURLの前記クーポン発行Webページまたは前記クーポン利用Webページを、表示手段に表示させる表示制御手段を含む携帯情報端末とを含んで構成されている。
本発明のプログラムは、記憶媒体に格納して提供することができる。
以上説明したように、本発明の制御サーバ、クーポン表示システム、及びプログラムによれば、携帯情報端末によるクーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、取得したユーザ特定情報を含み、かつ、クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間にアクセス日時が含まれるクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログのうち、取得した店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含むクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を、クーポン発行ログの各々のアクセス日時に基づいて算出することにより、クーポン発行を行って他の店舗へ誘導した店舗に対して、適切な報酬額を算出することができる、という効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係るクーポン表示システムの構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係るクーポン表示システムの携帯情報端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るクーポン表示システムの制御サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末のクーポン取得利用処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 クーポン取得からクーポン利用までの処理の概要を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末のコードパターン読取処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る制御サーバのクーポン発行利用ログ登録処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、クーポンを表示するWebページを携帯情報端末に表示させるクーポン表示システムに、本発明を適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るクーポン表示システム10は、利用者が操作する携帯情報端末12と、携帯情報端末12によってアクセスされるWebページを記憶している制御サーバ16と、店舗20内に設置された店舗側端末22とを備えている。
携帯情報端末12、制御サーバ16、及び店舗側端末22は、インターネットなどのネットワーク24を介して接続されている。
店舗20内では、クーポン取得用のコードパターン20Aと、クーポン利用用のコードパターン20Bとが利用者に対して提示されている。コードパターン20A、20Bは、例えば、店舗20内に設置された三角POPなどに表示されている。コードパターン20A、20Bは、例えば、QRコード(登録商標)であり、当該店舗20に対して与えられたWebページのURLを変換したものである。また、コードパターン20A、20Bが表すURLは、制御サーバ16上のURLとなっている。
携帯情報端末12は、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)端末、あるいはノート型・ブック型コンピュータ端末等からなる。なお、携帯情報端末12について、スマートフォンを一例として以下、説明する。携帯情報端末12は、図2に示すように、通信部40と、制御部42と、撮像部44と、表示部46と、を含んで構成されている。
通信部40は、ネットワーク24を介した通信を行う。撮像部44は、携帯情報端末12の周辺の所定領域を撮像し、撮像画像を生成する。表示部46は、例えば、タッチパネルディスプレイからなり、通信部40によりアクセスしたWebページを表示する。また、表示部46により、利用者からの指示情報等を入力する。例えば、表示部46に対する利用者の操作に従って、ID,パスワード等を入力する。
制御部42は、CPU、ROM、RAM、及びHDDを備えたコンピュータで構成されており、HDDには、制御サーバ16が提供するサイトからダウンロードし、かつ、インストールした、後述するクーポン取得利用処理ルーチンを含むアプリケーションソフト、及び後述するコードパターン読取処理ルーチンを実現するためのプログラムが記憶されている。制御部42は、機能的には次に示すように構成されている。制御部42は、コード変換部50及び通信制御部52を備えている。なお、通信制御部52は、アクセス要求送信手段及び表示制御手段の一例である。
コード変換部50は、撮像部44により撮像されたコードパターン20A又は20Bを表す画像から、コードパターン20A又は20Bが表す文字列(URL)に変換し、表示部46に表示させる。
通信制御部52は、表示部46に対する利用者の操作に従って、通信部40により所定のWebページへアクセスするように制御すると共に、コード変換部50により変換されたURLのWebページへアクセスするように通信部40を制御する。
店舗側端末22は、クーポンを発行する各店舗側に設置されたコンピュータであり、制御サーバ16が提供するサイトの管理ページにアクセスし、オペレータの操作により、当該店舗の情報を登録する。
また、店舗側端末22は、制御サーバ16が提供するサイトの管理ページにアクセスし、オペレータの操作により、当該店舗のクーポン情報を登録すると共に、当該店舗で発行するクーポンの店舗の情報であって、当該店舗の次に誘導する誘導先店舗の情報を登録する。誘導先店舗の情報を登録する場合には、例えば、管理ページに表示された、各誘導先店舗から発行オファー情報(店舗基本情報、報酬情報などを含む)を参照して、管理ページにおいて、当該店舗の次に誘導する誘導先店舗の情報を登録する。
また、店舗側端末22は、制御サーバ16が提供するサイトの管理ページにおいて、当該店舗に対して定められたクーポン取得用のコードパターン20A及びクーポン利用用のコードパターン20Bの画像データを取得し、印刷することにより、当該店舗で提示するコードパターン20A、20Bを取得する。
制御サーバ16は、CPU、ROM、RAM、及びHDDを備えたコンピュータで構成されており、HDDには、後述するクーポン発行利用ログ登録処理ルーチンに対するプログラムが記憶されている。
制御サーバ16は、機能的には次に示すように構成されている。図3に示すように、制御サーバ16は、通信部56及び制御部60を備えている。制御部60は、店舗側情報受付部62、端末側情報受付部64、店舗情報登録部66、店舗情報データベース68、クーポン情報登録部70、クーポンデータベース72、発行情報登録部74、利用ページ生成部75、発行ページ生成部76、URLリスト記憶部77、ユーザ情報登録部78、ユーザ情報データベース80、認証部82、発行利用ログ登録部84、発行利用ログデータベース86、報酬算出部88、デポジットデータベース90、及び支払データベース91を備えている。なお、クーポンデータベース72は、誘導先店舗記憶手段の一例であり、発行利用ログ登録部84は、特定情報取得手段及びクーポン発行履歴記憶制御手段の一例であり、報酬算出部88は、ログ検索手段及び報酬額算出手段の一例である。
店舗側情報受付部62は、通信部56により受信した、店舗側端末22から送信された情報を受け付ける。端末側情報受付部64は、通信部56により受信した、携帯情報端末12から送信された情報又は要求を受け付ける。
店舗情報登録部66は、制御サーバ16が提供するサイトの管理ページを介して店舗側端末22から送信された店舗基本情報(店舗名、業種、住所など)に対して、店舗IDを付与して、店舗情報データベース68に登録する。また、店舗情報登録部66は、店舗に対して付与した店舗IDを含むURLを、当該店舗に対して定めるクーポン発行WebページのURL及びクーポン利用WebページのURLとして各々決定し、決定したURLを変換したコードパターン20A、20Bの画像データと共に、店舗情報データベース68に登録する。また、店舗情報登録部66は、クーポン発行WebページのURL及びクーポン利用WebページのURLを、店舗IDと対応付けてURLリスト記憶部77に格納する。また、店舗情報登録部66は、管理ページを介して店舗側端末22から送信された報酬情報(当該店舗のクーポン利用時の成約単価(当該店舗のクーポンを発行した店舗へ支払う報酬額))を、当該店舗の店舗IDに対応付けて、店舗情報データベース68に登録する。
クーポン情報登録部70は、制御サーバ16が提供するサイトの管理ページを介して店舗側端末22から送信された、当該店舗のクーポン情報、店舗関連画像、クーポン関連画像、及びクーポン種別(例えば、48時間限定、先着指定など)を含むように生成されたクーポン発行ページデータを、当該店舗の店舗IDと対応付けて、クーポンデータベース72に登録する。
発行情報登録部74は、店舗側端末22から送信されたクーポン発行情報(当該店舗で発行するクーポンが利用される他の誘導先店舗の情報)に基づいて、当該他の誘導先店舗に対応する店舗IDを、誘導元店舗である当該店舗の店舗IDに対応付けて、クーポンデータベース72に登録する。
利用ページ生成部75は、携帯情報端末12から送信された、ユーザID又はCookie情報を含むアクセス要求を検知し、要求されたアクセス先のURLと、URLリスト記憶部77のクーポン利用URLリストとに基づいて、クーポン利用WebページのURLであると判定すると、要求されたアクセス先のURLから、誘導先店舗の店舗IDを取得し、当該誘導先店舗のクーポンを利用することを表したクーポン利用Webページを生成し、生成したクーポン利用Webページを、上記の携帯情報端末12へ送信する。なお、誘導先店舗である各店舗に対して各々予め定められたクーポン利用WebページのURLからなるクーポン利用URLリストが、URLリスト記憶部77に格納されている。クーポン利用URLリストでは、誘導先店舗の店舗IDとURLとが対応付けて格納されている。また、誘導元店舗である各店舗に対して各々予め定められたクーポン発行WebページのURLからなるクーポン発行URLリストが、URLリスト記憶部77に格納されている。クーポン発行URLリストでは、誘導元店舗の店舗IDとURLとが対応付けて格納されている。
発行ページ生成部76は、携帯情報端末12から送信されたアクセス要求を検知し、要求されたアクセス先のURLと、URLリスト記憶部77のクーポン発行URLリストとに基づいて、クーポン発行WebページのURLであると判定すると、要求されたアクセス先のURLから、誘導元店舗の店舗IDを取得し、当該誘導元店舗のクーポン発行情報(当該店舗で発行するクーポンが利用される他の誘導先店舗の情報)に基づいて、当該他の誘導先店舗に対応するクーポン発行ページデータをクーポンデータベース72から取得し、取得したクーポン発行ページデータを誘導先店舗毎に表したクーポン発行Webページを生成し、生成したクーポン発行Webページを、上記の携帯情報端末12へ送信する。
ユーザ情報登録部78は、携帯情報端末12に制御サーバ16からのアプリケーションソフトがインストールされるときに当該携帯情報端末12から送信されたユーザ情報(ユーザID、パスワード、メールアドレス、生年月日、性別、地域など)を、ユーザ情報データベース80に登録する。
認証部82は、携帯情報端末12から送信された、ユーザID及びパスワードと、ユーザ情報データベース80のユーザ情報とを照合して、認証を行い、当該携帯情報端末12へ、認証結果を通信部56により送信させる。
発行利用ログ登録部84は、携帯情報端末12から送信された、ユーザID又はCookie情報を含むアクセス要求を検知し、要求されたアクセス先のURLと、URLリスト記憶部77のクーポン利用URLリスト又はクーポン発行URLリストとに基づいて、クーポン発行WebページのURLであるかクーポン利用WebページのURLであるかを判定すると共に、誘導元店舗又は誘導先店舗の店舗IDを取得し、ユーザID又はCookie情報と誘導元店舗の店舗IDと発行日時とを含むクーポン発行ログ、あるいはユーザID又はCookie情報と誘導先店舗の店舗IDと利用日時とを含むクーポン利用ログを、発行利用ログデータベース86に格納する。なお、本実施の形態では、クーポン発行WebページのURL内に含まれる店舗IDが、誘導元店舗の店舗IDとして取得され、クーポン利用WebページのURL内に含まれる店舗IDが、誘導先店舗の店舗IDとして取得される。
報酬算出部88は、検知したアクセス要求のアクセス先が、クーポン利用WebページのURLであると判定された場合に、アクセス要求に含まれる、ユーザID又はCookie情報と、取得された誘導先店舗の店舗IDと、発行利用ログデータベース86に格納されたクーポン発行ログと、当該誘導先店舗の店舗IDに対応して店舗情報データベース68に格納された報酬情報(成約単価)とに基づいて、誘導先店舗へ誘導した誘導元店舗の各々に対して支払う報酬額を算出し、算出した報酬額を、誘導元店舗の各々の店舗IDに対応付けて、支払データベース91に格納すると共に、デポジットデータベース90に記憶されている誘導先店舗の店舗IDに対応するデポジット金額を、成約単価だけ減額する。
ここで、本実施の形態における報酬額を算出する原理について説明する。
既存のアルゴリズムでは、同一のクーポンが、複数の誘導元店舗で発行された場合、成果報酬を得られるものは、実際に使用されたクーポンを発行した誘導元店舗、あるいは、最初又は最後に発行されたクーポンを発行した誘導元店舗である。
広告では、潜在的認知が顕在的認知に変わって、消費者の行動に結びつく。また、店舗利用の連動性を考慮して、誘導元店舗において、誘導先店舗のクーポンが発行され、誘導先店舗でクーポンが利用される。このとき、同一のクーポンが複数の店舗で発行されて、クーポンが利用された場合、その成果報酬を、上記の既存のアルゴリズムにより分配することは合理的ではない。そこで、本実施の形態では、最終発行場所である誘導元店舗をA0とし、ひとつ前の発行場所である誘導元店舗をA1、さらにひとつ前の発行場所である誘導元店舗をA2とし、以降A3、A4、・・・・とすると、誘導元店舗Anの分配率が、以下の式で算出される。
ただし、Nは、当該クーポンを利用するユーザに対して発行され、かつ、利用された当該クーポンのクーポン発行ログであって、クーポン利用日時より一定期間(例えば、24時間)前までの間に発行日時が含まれるクーポン発行ログに対応する誘導元店舗の数である。
例えば、当該クーポンを利用するユーザに対して発行され、かつ、利用された当該クーポンのクーポン発行ログであって、クーポン利用日時より一定期間前までの間に発行日時が含まれるクーポン発行ログに対応する誘導元店舗の数が、3つであった場合、誘導元店舗A0,A1,A2の分配率は以下のように算出される。
誘導元店舗A0の分配率=1/(1+0.5+0.25)
誘導元店舗A1の分配率=(0.5)/(1+0.5+0.25)
誘導元店舗A2の分配率=(0.25)/(1+0.5+0.25)
そして、誘導元店舗Anの分配率に、誘導先店舗について定められた成約単価を乗じて、誘導元店舗Anの成果報酬が算出される。
次に、第1の実施の形態に係るクーポン表示システム10の作用について説明する。
まず、店舗側のオペレータが、店舗側端末22を操作して、制御サーバ16が提供しているサイトの管理ページにアクセスし、当該店舗の店舗IDを入力すると共に、管理ページに表示された、各誘導先店舗から発行オファー情報(店舗基本情報、報酬情報などを含む)を参照して、当該店舗で発行するクーポン発行情報として、当該店舗の次に誘導する誘導先店舗の情報を登録すると、制御サーバ16において、登録されたクーポン発行情報が、クーポンデータベース72に格納される。
そして、ユーザが、携帯情報端末12を操作して、制御サーバ16からアプリケーションソフトをダウンロードして携帯情報端末12にインストールすると、携帯情報端末12の表示部46に、ユーザ情報設定画面が表示される。ユーザが、携帯情報端末12を操作して、ユーザID、パスワード、メールアドレス、生年月日、性別、地域などを入力すると、携帯情報端末12から、入力されたユーザ情報が、制御サーバ16へ送信される。
制御サーバ16では、受信したユーザ情報を、ユーザ情報データベース80へ登録する。
そして、携帯情報端末12を所持するユーザが利用している店舗において、他の店舗のクーポンデータを取得するとき、ユーザが、携帯情報端末12を操作して、アプリケーションソフトを起動すると、携帯情報端末12において、図4に示すクーポン取得利用処理ルーチンが実行される。
まず、ステップ100において、携帯情報端末12の表示部46に、ログイン画面を表示し、ユーザID及びパスワードの入力を受け付けたか否かを判定する。ユーザが、携帯情報端末12を操作して、ユーザID及びパスワードを入力すると、ステップ102へ進む。ステップ102では、入力されたユーザID及びパスワードを含むログイン情報を、制御サーバ16へ送信する。
このとき、制御サーバ16において、携帯情報端末12から送信されたログイン情報を受け付けると、当該ログイン情報と、ユーザ情報データベース80のユーザ情報とを照合して、認証処理を行い、認証結果を、携帯情報端末12へ送信する。
ステップ104において、制御サーバ16から認証結果を受信したか否かを判定し、認証結果を受信すると、ステップ106へ進む。ステップ106において、上記ステップ104で認証が成功したか否かを判定し、認証が失敗した場合には、クーポン取得利用処理ルーチンを終了し、一方、認証が成功した場合には、ステップ108へ移行する。
ステップ108では、撮像部44を起動すると共に、コードパターンを撮像するように表示部46にメッセージを表示させる。そして、ステップ110において、コードパターンが撮像されたか否かを判定する。ユーザが携帯情報端末12を操作して、ユーザが利用している店舗で提示されているクーポン取得用のコードパターン20Aを撮像すると(図5の(1)参照)、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、上記ステップ110で撮像したコードパターン20Aを、URLを示す文字列に変換し、変換されたURLを表示部46に表示させる。ユーザが携帯情報端末12を操作して、表示部46に表示されたURLへのアクセスを指示すると、ステップ114において、上記ステップ100で入力されたユーザIDを含む、上記ステップ112で変換されたURLへのアクセス要求を制御サーバ16へ送信する。
このとき、制御サーバ16では、携帯情報端末12から送信されたアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求のアクセス先のURLに含まれる店舗IDに対するクーポン発行Webページを生成して、携帯情報端末12へ送信する。
そして、ステップ116において、クーポン発行Webページのデータ又はクーポン利用Webページのデータを、制御サーバ16から受信したか否かを判定し、クーポン発行Webページのデータを受信すると、ステップ118へ進み、受信したクーポン発行Webページを表示部46に表示させて(図5の(2)参照)、クーポン取得利用処理ルーチンを終了する。
そして、ユーザは、携帯情報端末12の表示部46に表示されたクーポン発行Webページを閲覧すると、クーポンが利用できる店舗へ誘導される(図5の(3)参照)。
そして、上記のクーポン発行Webページに含まれるクーポン情報が利用できる店舗(誘導先店舗)において、ユーザが、当該クーポンを利用するとき、ユーザが、携帯情報端末12を操作して、アプリケーションソフトを起動し、携帯情報端末12において、上記のクーポン取得利用処理ルーチンを実行する。
このとき、上記のステップ110において、コードパターンが撮像されたか否かを判定する。ユーザが携帯情報端末12を操作して、クーポンを利用する店舗で提示されているクーポン利用用のコードパターン20Bを撮像すると(図5の(4)参照)、ステップ112へ移行する。
上記ステップ112では、上記ステップ110で撮像したコードパターン20Bを、URLを示す文字列に変換し、変換されたURLを表示部46に表示させる。ユーザが携帯情報端末12を操作して、表示部46に表示されたURLへのアクセスを指示すると、上記ステップ114において、上記ステップ100で入力されたユーザIDを含む、上記ステップ112で変換されたURLへのアクセス要求を制御サーバ16へ送信する。
制御サーバ16では、携帯情報端末12から送信されたアクセス要求を受信すると、後述するページ生成処理ルーチンを実行して、当該アクセス要求のアクセス先のURLに含まれる店舗IDに対するクーポン利用Webページを生成し、携帯情報端末12へ送信する。
上記ステップ116において、クーポン利用Webページのデータを、制御サーバ16から受信したと判定すると、ステップ118へ進み、受信したクーポン利用Webページを表示部46に表示させる。
そして、ユーザは、携帯情報端末12の表示部46に表示されたクーポン利用Webページを、店員に提示して、クーポンを行使する。また、当該店舗において、さらに、他の店舗のクーポンデータを取得する場合には、上記の処理が繰り返される(図5の(5)、(6)、(7)参照)。
上記のクーポン取得利用処理ルーチンでは、ログイン情報を携帯情報端末12に入力して、クーポン発行Webページ又はクーポン利用Webページを表示させる場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ログイン情報の入力をせずに、クーポン発行Webページ又はクーポン利用Webページを携帯情報端末12に表示させるようにすることができる。
例えば、携帯情報端末12において、ユーザの操作により、コードパターンの読み取り処理が指示されると、図6に示すコードパターン読取処理ルーチンが実行される。
ステップ128において、撮像部44を起動すると共に、コードパターンを撮像するように表示部46にメッセージを表示させる。そして、ステップ130において、コードパターンが撮像されたか否かを判定する。ユーザが携帯情報端末12を操作して、店舗で提示されているクーポン取得用のコードパターン20A又はクーポン利用用のコードパターン20Bを撮像すると、ステップ132へ移行する。
ステップ132では、上記ステップ130で撮像したコードパターン20A又は20Bを、URLを示す文字列に変換し、変換されたURLを表示部46に表示させる。ユーザが携帯情報端末12を操作して、表示部46に表示されたURLへのアクセスを指示すると、ステップ134において、携帯情報端末12のCookie情報を含む、上記ステップ132で変換されたURLへのアクセス要求を制御サーバ16へ送信する。
このとき、制御サーバ16では、携帯情報端末12から送信されたアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求のアクセス先のURLに含まれる店舗IDに対するクーポン発行Webページのデータ又はクーポン利用Webページのデータを生成し、携帯情報端末12へ送信する。
そして、ステップ136において、クーポン発行Webページのデータ又はクーポン利用Webページのデータを、制御サーバ16から受信したか否かを判定し、クーポン発行Webページのデータ又はクーポン利用Webページのデータを受信すると、ステップ138へ進み、受信したクーポン発行Webページ又はクーポン利用Webページのデータを表示部46に表示させて、コードパターン読取処理ルーチンを終了する。
また、制御サーバ16において、図7に示すクーポン発行利用ログ登録処理ルーチンが実行される。
ステップ150において、携帯情報端末12からのクーポン発行Webページ又はクーポン利用WebページのURLへのアクセス要求を検知したか否かを判定し、携帯情報端末12からのクーポン発行Webページ又はクーポン利用WebページのURLへのアクセス要求を検知すると、ステップ152へ進む。
ステップ152では、上記ステップ150で検知したアクセス要求に含まれるユーザID又はCookie情報を取得する。ステップ154では、上記ステップ150で検知したアクセス要求のアクセス先のURLから、店舗IDを取得する。
そして、ステップ156において、アクセス要求のアクセス先のURLと、URLリスト記憶部77のクーポン発行URLリスト又はクーポン利用URLリストとを照合して、クーポン発行Webページへのアクセスであるか否かを判定する。クーポン発行Webページへのアクセスである場合には、ステップ158において、上記ステップ152で取得したユーザID又はCookie情報と、上記ステップ154で取得した店舗ID(誘導元店舗の店舗ID)と、クーポン発行日時(現在の日時)とを含むクーポン発行ログを、発行利用ログデータベース86に記憶し、クーポン発行利用ログ登録処理ルーチンを終了する。
一方、クーポン利用Webページへのアクセスである場合には、ステップ160において、上記ステップ152で取得したユーザID又はCookie情報と、上記ステップ154で取得した店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)と、クーポン利用日時(現在の日時)とを含むクーポン利用ログを、発行利用ログデータベース86に記憶する。
そして、ステップ162において、上記ステップ152で取得したユーザID又はCookie情報と同一のユーザID又はCookie情報を含むクーポン発行ログであって、クーポン利用日時により一定期間(例えば、24時間)前までの間にクーポン発行日時が含まれるクーポン発行ログを、発行利用ログデータベース86に記憶されたクーポン発行ログから検索する。
次のステップ164では、クーポンデータベース72に記憶されている誘導先店舗の店舗IDと、誘導元店舗の店舗IDとの対応付けに基づいて、上記ステップ162で検索されたクーポン発行ログのうち、上記ステップ154で取得した店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)に対応付けされた誘導元店舗の店舗IDを有するクーポン発行ログを検索する。
そして、ステップ166において、上記ステップ164で検索されたクーポン発行ログの店舗ID(誘導元店舗の店舗ID)の各々に対して、当該クーポン発行ログの発行日時に基づいて、分配率を算出する。また、上記ステップ154で取得した店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)に対して設定された成約単価を、店舗情報データベース68から取得し、算出した分配率を用いて、上記ステップ164で検索されたクーポン発行ログの店舗IDの各々に対して、支払う報酬額を算出する。
そして、ステップ168において、上記ステップ164で検索されたクーポン発行ログの店舗ID(誘導元店舗の店舗ID)の各々に対応付けて、上記ステップ168で算出された報酬額を、支払データベース91に登録すると共に、デポジットデータベース90を更新して、クーポン発行利用ログ登録処理ルーチンを終了する。
これによって、クーポンが利用される毎に、当該クーポンの発行元の店舗に対して、報酬額が算出され、例えば、月末締めで、発行元の店舗毎に、報酬額の合計額が算出され、算出された合計額が支払われる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係るクーポン表示システムによれば、携帯情報端末によるクーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、取得したユーザID又はCookie情報を含み、かつ、クーポン利用WebページのURLへアクセスした利用日時より所定期間前までの間に発行日時が含まれるクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログのうち、取得した店舗IDが示す店舗が誘導先店舗としてクーポンデータベースに記憶されている誘導元店舗の店舗IDを含むクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログの各々に含まれる店舗IDに対して支払う報酬額を、クーポン発行ログの各々の発行日時に応じた分配率に基づいて算出することにより、クーポン発行を行って他の店舗へ誘導した店舗に対して、適切な報酬額を算出することができる。クーポン発行日時が古いほど、分配率を小さくすることによって、クーポンを用いた店舗誘導による連動性を考慮した貢献度に応じた適切な分配率を算出することができる。
次に、第2の実施の形態に係るクーポン表示システムについて説明する。なお、第2の実施の形態に係るクーポン表示システムの構成は、第1の実施の形態と同様の構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態では、成果報酬の分配率の算出方法が、第1の実施の形態と異なっている。
本発明の実施の形態に係るクーポン表示システムは、顧客を店舗から店舗へ誘導するための仕組みであり、永遠と連鎖するものである。本システムを利用し、広告収入を得ようとした場合、自店舗aの顧客を、他の店舗bに誘導するが、他の店舗bは更に他の店舗cに誘導する。店舗cは直接的には店舗bからの誘導であるが、店舗bに顧客が訪れたのは店舗aの誘導の成果であるため、店舗cでのクーポン利用で発生する報酬は、店舗bに対してだけでなく、店舗aに対しても支払う。
本実施の形態では、最終発行場所である誘導元店舗をA0とし、ひとつ前の発行場所である誘導元店舗をA1、さらにひとつ前の発行場所である誘導元店舗をA2とし、以降A3、A4、・・・・とし、誘導元店舗A0で利用したクーポンの最終発行場所である誘導元店舗をBとすると、誘導元店舗An、Bの分配率が、以下の式で算出される。

誘導元店舗Bの分配率=1/10
なお、誘導元店舗A0で利用したクーポンの最終発行場所である誘導元店舗が存在しない場合には、上記の第1の実施の形態と同様に、誘導元店舗A0、A1、・・・に対して分配率が算出される。
また、第2の実施の形態におけるクーポン発行利用ログ登録処理ルーチンでは、上記ステップ164において、クーポンデータベース72に記憶されている誘導先店舗の店舗IDと、誘導元店舗の店舗IDとの対応付けに基づいて、上記ステップ162で検索されたクーポン発行ログのうち、上記ステップ154で取得した店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)に対応付けされた誘導元店舗の店舗IDを有するクーポン発行ログを検索する。また、クーポンデータベース72に記憶されている誘導先店舗の店舗IDと、誘導元店舗の店舗IDとの対応付けに基づいて、上記ステップ162で検索されたクーポン発行ログのうち、上記で検索されたクーポン発行ログのうち発行日時がクーポン利用日時に最も近いクーポン発行ログの店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)に対応付けされた誘導元店舗の店舗IDを有するクーポン発行ログを検索し、検索されたクーポン発行ログのうち、発行日時がクーポン利用日時に最も近いクーポン発行ログを検索する。
そして、ステップ166において、発行日時がクーポン利用日時に最も近いクーポン発行ログの店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)に対応付けされた誘導元店舗の店舗IDを有するクーポン発行ログであって、発行日時がクーポン利用日時に最も近いクーポン発行ログが検索されたか否かと、クーポン発行ログの発行日時とに基づいて、上記ステップ164で検索されたクーポン発行ログの店舗ID(誘導元店舗の店舗ID)の各々に対して、分配率を算出する。また、上記ステップ154で取得した店舗ID(誘導先店舗の店舗ID)に対して設定された成約単価を、店舗情報データベース68から取得し、算出した分配率を用いて、上記ステップ164で検索されたクーポン発行ログの店舗IDの各々に対して、支払う報酬額を算出する。
なお、第2の実施の形態に係るクーポン表示システムの他の構成及び作用については、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
このように、間接的に誘導した誘導元店舗に対しても分配率を与えることによって、クーポンを用いた店舗誘導による連動性を考慮して、より適切な分配率を算出することができる。
なお、上記の実施の形態では、クーポン発行WebページのURLへのアクセス要求を検知したときに、クーポン発行Webページを生成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、オフラインで、クーポン発行Webページを生成するようにしてもよい。例えば、発行ページ生成部76は、店舗側端末22からクーポン発行情報(当該店舗で発行するクーポンが利用される他の誘導先店舗の情報)が登録されたときに、クーポン発行情報に基づいて、当該他の誘導先店舗に対応するクーポン発行ページデータをクーポンデータベース72から取得し、取得したクーポン発行ページデータを誘導先店舗毎に表したクーポン発行Webページを生成し、生成したクーポン発行Webページを、当該店舗に対して予め定められたURLに該当する位置に格納するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、コードパターンとして、QRコード(登録商標)を用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、他のコードパターンを用いてもよい。たとえば、二次元バーコードや、文字コード等を用いてもよい。
10 クーポン表示システム
12 携帯情報端末
16 制御サーバ
20 店舗
20A、20Bコードパターン
22 店舗側端末
24 ネットワーク
40 通信部
42 制御部
44 撮像部
46 表示部
50 コード変換部
52 通信制御部
56 通信部
60 制御部
66 店舗情報登録部
68 店舗情報データベース
70 クーポン情報登録部
72 クーポンデータベース
74 発行情報登録部
75 利用ページ生成部
76 発行ページ生成部
77 URLリスト記憶部
78 ユーザ情報登録部
80 ユーザ情報データベース
82 認証部
84 発行利用ログ登録部
86 発行利用ログデータベース
88 報酬算出部
91 支払データベース

Claims (6)

  1. 各店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記店舗に対して定められた、前記店舗の利用者を前記店舗の後に誘導する誘導先店舗のクーポンを表すクーポン発行WebページのURLを示すクーポン取得用コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記クーポン取得用コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン発行Webページを表示し、
    前記利用者が前記誘導先店舗で前記クーポンを利用するときに、前記誘導先店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記誘導先店舗に対して定められた、前記クーポンを利用することを表すクーポン利用WebページのURLを示す利用時コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記利用時コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン利用Webページを表示するクーポン表示システムの制御サーバであって、
    前記クーポン取得用コードパターンを提示する各店舗を誘導元店舗とし、前記誘導元店舗と、前記誘導元店舗で提示される前記クーポン取得用コードパターンのURLのクーポン発行Webページが表すクーポンで誘導される誘導先店舗とを対応付けて記憶した誘導先店舗記憶手段と、
    前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURL、又は前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記携帯情報端末のユーザのユーザ特定情報を取得すると共に、前記携帯情報端末によって読み込んだ前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを提示した店舗の店舗識別情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報及び前記店舗識別情報と前記クーポン発行WebページのURLへのアクセス日時とを、クーポン発行ログとしてクーポン発行履歴記憶手段に記憶させるクーポン発行履歴記憶制御手段と、
    前記携帯情報端末による前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報を含み、かつ、前記クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間に前記アクセス日時が含まれるクーポン発行ログを、前記クーポン発行履歴記憶手段から検索し、前記検索された前記クーポン発行ログのうち、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として前記誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含む前記クーポン発行ログを検索するログ検索手段と、
    前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報に対して予め定められた報酬額と、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々の前記アクセス日時と、に基づいて、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を算出する報酬額算出手段と、
    を含む制御サーバ。
  2. 前記報酬額算出手段は、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して、前記クーポン発行ログの前記アクセス日時が古いほど配分が小さくなるように、前記店舗識別情報に対する配分率を決定し、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報に対して予め定められた報酬額と、前記検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して各々決定された配分率とに基づいて、前記検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を各々算出する請求項1記載の制御サーバ。
  3. 前記クーポン取得用コードパターン及び前記利用時コードパターンを、QRコード(登録商標)とした請求項1又は2記載の制御サーバ。
  4. 前記ユーザ特定情報を、ユーザID又はCookie情報とした請求項1〜請求項3の何れか1項記載の制御サーバ。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の制御サーバと、
    撮像手段によって撮像された、前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを、URLへ変換する変換手段、
    前記ユーザ特定情報として前記ユーザIDを含む、前記変換手段によって変換したURLへのアクセス要求を送信するアクセス要求送信手段、及び
    前記アクセス要求のURLの前記クーポン発行Webページまたは前記クーポン利用Webページを、表示手段に表示させる表示制御手段
    を含む携帯情報端末と、
    を含むクーポン表示システム。
  6. 各店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記店舗に対して定められた、前記店舗の利用者を前記店舗の後に誘導する誘導先店舗のクーポンを表すクーポン発行WebページのURLを示すクーポン取得用コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記クーポン取得用コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン発行Webページを表示し、
    前記利用者が前記誘導先店舗で前記クーポンを利用するときに、前記誘導先店舗において利用者に対して提示され、かつ、前記誘導先店舗に対して定められた、前記クーポンを利用することを表すクーポン利用WebページのURLを示す利用時コードパターンを、前記利用者の携帯情報端末によって読み込み、読み込んだ前記利用時コードパターンをURLへ変換して、前記変換したURLへアクセスし、前記クーポン利用Webページを表示するクーポン表示システムのプログラムであって、
    前記クーポン取得用コードパターンを提示する各店舗を誘導元店舗とし、前記誘導元店舗と、前記誘導元店舗で提示される前記クーポン取得用コードパターンのURLのクーポン発行Webページが表すクーポンで誘導される誘導先店舗とを対応付けて記憶した誘導先店舗記憶手段を含むコンピュータを、
    前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURL、又は前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記携帯情報端末のユーザのユーザ特定情報を取得すると共に、前記携帯情報端末によって読み込んだ前記クーポン取得用コードパターン又は前記利用時コードパターンを提示した店舗の店舗識別情報を取得する特定情報取得手段、
    前記携帯情報端末による前記クーポン発行WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報及び前記店舗識別情報と前記クーポン発行WebページのURLへのアクセス日時とを、クーポン発行ログとしてクーポン発行履歴記憶手段に記憶させるクーポン発行履歴記憶制御手段、
    前記携帯情報端末による前記クーポン利用WebページのURLへのアクセスを検知したときに、前記特定情報取得手段によって取得した前記ユーザ特定情報を含み、かつ、前記クーポン利用WebページのURLへアクセスした日時より所定期間前までの間に前記アクセス日時が含まれるクーポン発行ログを、前記クーポン発行履歴記憶手段から検索し、前記検索された前記クーポン発行ログのうち、前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報が示す店舗が誘導先店舗として前記誘導先店舗記憶手段に記憶されている誘導元店舗の店舗識別情報を含む前記クーポン発行ログを検索するログ検索手段、及び
    前記特定情報取得手段によって取得した前記店舗識別情報に対して予め定められた報酬額と、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々の前記アクセス日時と、に基づいて、前記ログ検索手段によって検索された前記クーポン発行ログの各々に含まれる店舗識別情報に対して支払う報酬額を算出する報酬額算出手段
    として機能させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021039438A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 東洋ライフサービス株式会社 クーポンを管理するためのシステム、方法、及びプログラム
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