JP2014139751A - 文書の登録を行う装置、方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子的なワークフローシステムが存在する環境において、ワークフローシステム外から取得した紙文書の添付が必要な申請の場合、原本が必ずしも必要ではない申請についても紙文書での申請が必要であった。
【解決手段】 ワークフロー情報を格納した2次元コード付き申請書を用いることで、紙文書の原本が必要なケースと、必ずしも必要ではないケースのどちらであっても、ケースに即した申請が可能なワークフローシステムを提供する。
【選択図】 図4
【解決手段】 ワークフロー情報を格納した2次元コード付き申請書を用いることで、紙文書の原本が必要なケースと、必ずしも必要ではないケースのどちらであっても、ケースに即した申請が可能なワークフローシステムを提供する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、文書の登録を行う装置、方法、プログラムに関する。
近年、企業では文書の多くが電子化されている。領収書のように法律で紙文書の保管が義務付けられている文書であっても、電子文書法(e−文書法)の施行により、一定の条件を満たせば電子的に保管が可能になったこともあり、文書の電子化は一般的になっている。
また、企業内で行われる各種申請もワークフローシステムを用いて電子的に行われることが多くなってきている。例えば、個人で立て替えた経費の決算システムをペーパーレスで実現する仕組みが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、企業内で行われる各種申請もワークフローシステムを用いて電子的に行われることが多くなってきている。例えば、個人で立て替えた経費の決算システムをペーパーレスで実現する仕組みが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した従来技術においては、領収書が必要なケースではワークフローシステムでの申請に併せ、紙文書での申請が必要になっている。つまり、領収書というワークフローシステム外からの紙文書を伴う申請の場合、電子文書法により領収書の電子的な保管が可能な場合であっても、常に紙文書での申請が必要になってしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ワークフローシステム外からの紙文書が必要な申請において、2次元コードを用いることで、ユーザの利便性を向上させたワークフローシステムを提供することを目的とする。2次元コードを用いたワークフローシステムは、紙文書の原本が必要なケースと、必ずしも必要ではないケースのどちらであっても、ケースに即した申請の方法を提供する。
サーバへの文書の登録指示が所定のユーザによりなされたか判定する判定手段と、サーバへの文書の登録指示が所定のユーザによりなされたと判定した場合に、前記文書を前記サーバに本登録する本登録手段と、 サーバへの文書の登録指示が前記所定のユーザとは異なるユーザによりなされたと判定した場合に、前記文書を前記サーバに仮登録し、さらに前記所定のユーザが本登録の承認を行うための情報を前記所定のユーザに送信する送信手段とを有することを特徴とする装置。
本発明の効果によれば、ワークフローシステム外からの紙文書が必要な申請において、2次元コードを用いることで、ユーザの利便性を向上させたワークフローシステムを提供することができる。2次元コードを用いたワークフローシステムは、紙文書の原本が必要なケースと、必ずしも必要ではないケースのどちらであっても、ケースに即した申請の方法を提供する。
以下、本発明を実施するための実施例について図面を用いて説明する。以下では、ワークフローシステム外からの紙文書が必要な申請として、個人で立て替えた出張費の清算申請を例に本発明のワークフローシステムの説明を行う。ただし、本発明は出張費の清算処理に限定されるものではない。
また、本実施例では、文書に含まれる2次元コードとして、QRコード(登録商標)を使用する。これはあくまで本実施例の場合であり、これ以外の2次元コードを使用しても良い。
(実施例1)
図1は、本実施形態のワークフローシステムのシステム構成の一例を示す図である。本システムは、LAN110を介して接続されるMFP101、申請者PC102、承認者PC103、WFサーバ104と認証サーバ105から構成される。
図1は、本実施形態のワークフローシステムのシステム構成の一例を示す図である。本システムは、LAN110を介して接続されるMFP101、申請者PC102、承認者PC103、WFサーバ104と認証サーバ105から構成される。
MFP101は、コピー機能を有する。それと共に、MFP101は、原稿画像を読み取り、読み取って得られた文書データを、WFサーバ104に送信するデータ送信機能を有する。申請者PC102は、ワークフローの申請者が用いるPCで、WFサーバ104が提供するワークフローシステムのウェブページを閲覧するためのウェブブラウザがインストールされている。承認者PC103は、ワークフローの承認者が用いるPCで、申請者PC102同様、ウェブブラウザがインストールされている。
WFサーバ104は、ワークフローを管理するためのサーバである。WFサーバ104では、ワークフローシステムを管理するためのウェブアプリケーションが稼働しており、申請者PC102および承認者PC103はウェブブラウザを使用してワークフローシステムを利用する。また、WFサーバ104はワークフローに添付された文書データを管理する文書管理システムを有する。なお、本実施例ではWFサーバ104が、ワークフローシステムと文書管理システムの両方を有するが、システム毎に別のサーバで管理するようにしてもよい。
認証サーバ105は、システム内で統一された認証を実現するためのサーバである。MFP101やWFサーバ104に対する認証は、認証サーバ105へ中継され、認証サーバ105で認証の可否を処理する。
なお、本実施形態では、上述した装置の数に限られることはない。
図2は、MFP101の構成を示すブロック図である。CPU211を含む制御部210は、MFP101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御処理を実行する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する。HDD214には図9および図10のフローチャートに示される処理を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU211がこのプログラムをRAM213に読み出し、解析、実行することで、図9および図10のフローチャートの処理が実行される。
操作部I/F215は、操作部219と制御部210とを接続する。操作部219には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードなどが備えられている。
プリンタI/F216は、プリンタ220と制御部210とを接続する。プリンタ220で印刷すべき画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ220に転送され、プリンタ220において記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F217は、スキャナ221と制御部210とを接続する。スキャナ221は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。ネットワークI/F218は、制御部210(MFP101)をLAN110に接続する。
図3は、WFサーバ104の構成を示すブロック図である。なお、申請者PC102、承認者PC103および認証サーバ105は、WFサーバ104と同様の構成を有しているため、ここで合わせて説明する。
CPU311を含む制御部310は、WFサーバ104全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラムおよび各種管理テーブルを記憶する。WFサーバ104のHDD314には、図7および図11のフローチャートに示される処理を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU311がこのプログラムをRAM313に読み出し、解析、実行することで、図7および図11のフローチャートの処理が実行される。
表示部I/F315は、表示部318と制御部310とを接続する。キーボードI/F316は、キーボード319と制御部310とを接続する。CPU311は、キーボード319を介したユーザからの指示を認識し、認識した指示に応じて表示部318に表示する画面を遷移させる。
ネットワークI/F317は、制御部310をLAN110に接続する。ネットワークI/F317は、LAN110上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
次に図4を用いて、本実施例のワークフローシステムにおける処理の概要を説明する。図4は、本実施例のワークフローシステムにおける処理のシーケンス図で、個人で立て替えた出張費の清算申請において、申請から承認までの一連の処理を表す。
まず申請者PC102は、申請者の申請情報を入力として受け取り、受け取った申請情報を出力としてWFサーバ104に送信する(ステップS401)。申請情報を受け取ったWFサーバ104は、申請情報の内容に不備や矛盾がないかをチェックする(ステップS402)。WFサーバ104は、問題がなければ申請を受理し、領収書の添付が必要な申請であれば(ステップS403)、申請書を電子ファイルとして生成する(ステップS404)。
申請書の電子ファイル(以降、申請書データ)はPDF(Portable Document Format)として生成される。これはあくまで本実施例の場合であり、これ以外のフォーマットを使用しても良い。また、申請書データには、申請情報の他にワークフローシステムの処理に必要な各種情報(以降、WF情報)がメタデータとして格納されている。WF情報には、申請を特定する申請IDや承認者ユーザを示す承認者IDなどが含まれている。
なお、領収書の添付が必要な申請とは、高額な旅費の申請や少額であってもタクシーなど公共交通機関以外を利用した場合の申請などが該当する。一方、領収書の添付が不要な申請とは、公共交通機関を利用した少額の旅費の申請などが該当する。
WFサーバ104は、申請の受付が完了した旨を申請者PC102に通知する(ステップS405)。このとき、領収書の添付が必要な申請の場合、WFサーバ104は、併せて申請書データが生成され、申請者PC102から取得可能になった旨も申請者PC102に通知する。通知を受けた申請者PC102は、WFサーバ104から申請書データを取得する(ステップS406)。
領収書の添付が不要な申請の場合、WFサーバ104は承認者PC103に承認依頼通知を送付し、承認者PC103から承認を受け取るとワークフローを完了する(不図示)。
一方、領収書の添付が必要な申請の場合、申請者PC102はMFP101に対して、申請書データを送付し、申請書データの印刷を指示する(ステップS407)。MFP101は、受け取った申請書データを印刷する(ステップS408)。このとき、申請書データに埋め込まれたメタデータは符号化および画像化され、QRコード(登録商標)として印刷される。
次に、MFP101はステップS408で印刷された申請書と、申請書に対応する領収書を一緒にスキャンする指示をユーザから受け取る(ステップS409)。
ここで、MFP101にスキャンの指示を行うユーザ(以降、スキャンユーザ)は、領収書の原本が不要な申請か、必要な申請かによって異なる。領収書の原本が不要な申請の場合は申請者がMFP101でスキャンを行う。結果として、申請書と領収書の原本は申請者の手元に残ったままになる。一方、領収書の原本が必要な申請の場合は、申請者が申請書と領収書の原本を承認者に手渡しや社内便など物理的な手段によって渡し、承認者は受け取った申請書と領収書の原本をMFP101でスキャンする。このとき、申請者が使用するMFP101と承認者が使用するMFP101は、同一の個体であってもよいし、別の個体であってもよい。
なお、申請に際し、領収書の原本が必要か否かの条件は、法律や社内規則など環境によって異なるが、例えば、電子文書法では額面3万円未満の領収書の場合は、電子的な保存が可能となっている。
スキャンユーザ(即ち、申請書や領収書などの文書の登録指示を行ったユーザ。)より指示を受け取ったMFP101は、申請書と領収書をスキャンして、申請書と領収書の原稿画像を生成する(ステップS410)。次に、MFP101は、申請書の原稿画像からQRコード(登録商標)を見つけ出して、見つけ出したQRコード(登録商標)を情報化して埋込情報を得る。この埋込情報を復号してWF情報を得る(ステップS411)。MFP101は、申請書と領収書の原稿画像をWFサーバ104が扱えるフォーマット(例えばPDF)に変換して、申請書データと領収書データを生成する。そして、ステップS411で得たWF情報と、スキャンユーザを特定する情報をメタデータとして申請書データに埋め込む(ステップS412)。MFP101は、生成した申請書データと領収書データをWFサーバ104へ送信する(ステップS413)。
申請書データと領収書データを受け取ったWFサーバ104は、申請書データのメタデータに格納されているWF情報(承認者ID。)とスキャンユーザの情報を取り出し、スキャンユーザが承認者(即ち、所定のユーザ)だった場合、ステップS418に処理を進める(ステップS414)。
スキャンユーザが承認者でなかった場合、WFサーバ104は、領収書データをステップS401で行った申請に対する仮の添付書類として登録する。(ステップS415)。仮の添付書類として登録された領収書データは、閲覧できるユーザに制限があったり、メタデータによる検索ができなかったりなどの各種制限が掛かった状態となる。なお、領収書データ(即ち、スキャンデータ)の登録に際しては、登録指示したユーザを示す情報や登録日時と関連付けて登録を行う。
次にWFサーバ104は、承認者PC103へ承認の依頼を通知する(ステップS416)。承認者PC103は、承認者の操作に従って、WFサーバ104へアクセスし、申請の承認を行う(ステップS417)。
スキャンユーザが承認者だった場合、または、申請者PC103から申請の承認通知を受け取った場合、WFサーバ104は、ステップS418へ処理を進める。ステップS418で、WFサーバ104は申請を承認して、領収書データにメタデータとしてWF情報とタイムスタンプを付与することで、領収書データをステップS401で行った申請に対する正式な添付書類として登録する。最後に、WFサーバ104は、申請者PC102に承認結果を通知する(ステップS419)。
図5は、本実施例のWFサーバ104におけるソフトウェア構成図である。WFサーバ104のHDD314に記憶されているプログラム(ソフトウェア)を、CPU311がRAM313に読み出し、解析、実行することで、図7および図11のフローチャートの処理が実行される。
ワークフロー管理部501は、ワークフローの管理を行う。ワークフロー管理部501は、申請者PC102の申請を受け付けて申請IDを発番したり、申請書データを生成したりする。また、ワークフロー管理部501は、MFP101より受け取った申請書データと領収書データによって、ワークフローの処理を制御したりする。
ユーザ管理部502は、ユーザの管理を行う。ユーザ管理部502は、WFサーバ104にアクセスするユーザを認証したり、文書へのアクセス制御を行ったりする。また、ユーザ管理部502は、ユーザ認証を認証サーバ105へ中継することによって認証処理を実現する。
通知部503は、申請者PC102に申請の受付通知や承認結果通知を行ったり、承認者PC103へ承認の依頼通知を行ったりする。
ドキュメント管理部504は、MFP101から受け取った申請書データや領収書データを管理し、メタデータによる文書検索など文書管理システムとしての機能を提供する。
図6は、本実施例のMFP101におけるソフトウェア構成図である。MFP101のHDD214に記憶されているプログラム(ソフトウェア)を、CPU211がRAM213に読み出し、解析、実行することで、図9および図10のフローチャートの処理が実行される。
ユーザ管理部601は、MFP101のユーザ認証を管理する。また、ユーザ管理部601は、ユーザ認証を認証サーバ105へ中継することによって認証処理を実現する。MFP101とWFサーバ104は認証サーバ105を利用することで同一のユーザID、パスワードを用いて認証が可能となっている。
印刷処理部602は、印刷を処理する。例えば、印刷処理部602は、申請者PC102から申請書データを受け取って印刷する。
スキャン処理部603は、スキャンを処理する。例えば、スキャン処理部603は、ユーザの指示により申請書データと領収書データをスキャンして原稿画像を生成する。
送信処理部604は、スキャン処理部603で生成した原稿画像をPDFのような一般的なフォーマットに変換して、WFサーバ104に送信するための処理を行う。
QRコード(登録商標)処理部605は、印刷時およびスキャン時にQRコード(登録商標)に関する処理を行う。印刷時には、文書データのメタデータを符号化および画像化して、QRコード(登録商標)として印刷する。スキャン時には、原稿画像からQRコード(登録商標)を見つけ出して、見つけ出したQRコード(登録商標)を情報化して埋込情報を得る。
図7は、図4のシーケンス図におけるステップS401からステップS405を処理するためのWFサーバ104におけるフローチャートである。
まずユーザ管理部502は、申請者PC102から申請者の認証要求を受け付ける(ステップS701)。認証要求には申請者PC102で申請者が入力した認証情報(ユーザID、パスワードなど)が含まれている。ユーザ管理部502は、受け取った認証情報を認証サーバ105へ認証を中継することで認証の可否を判定し(ステップS702)、認証がOKなら次のステップS703へ処理を進める。ユーザ管理部502は、認証がNGなら認証失敗を申請者PC102へ通知して(ステップS711)、処理を終了する。すなわち、ここでユーザ管理部502はワークフローの申請を行う申請者を認証する申請者認証手段として機能する。
ステップS703で、ワークフロー管理部501は申請画面を生成して、申請者PC102へ送信する。ワークフロー管理部501は、申請者PC102より送信される申請情報を待ち受け(ステップS704)、受け付けると次のステップS705に処理を進める。すなわち、ここでワークフロー管理部501はワークフロー申請受付手段として機能する。
ワークフロー管理部501は、ステップS704で受け付けた申請情報の内容に不備や矛盾がないかをチェックし、内容に問題がなければ次のステップS706に処理を進める。ワークフロー管理部501は、内容に問題があれば申請情報に問題がある旨を申請者PC102に通知して(ステップS721)、申請情報の待ち受け(ステップS704)に戻る。
ステップS706で、ワークフロー管理部501は、申請を一意に識別するための申請IDを発番する。次にワークフロー管理部501は、申請情報の内容から添付書類(領収書)が必要な申請か、不要な申請かを判別し(ステップS707)、領収書が必要な申請であればステップS708へ処理を進め、領収書が不要な申請であればステップS709へ処理を進める。
ステップS708で、ワークフロー管理部501は、申請情報の内容をもとに申請書をPDF(以降、申請書データ)として生成する。そして、ワークフロー管理部501は、申請書データに、ワークフローシステムの処理に必要な各種情報(以降、WF情報)をメタデータとして格納する(ステップS709)。すなわち、ここでワークフロー管理部501は申請書データ生成手段として機能する。
メタデータに含まれるWF情報を図8に示す。メタデータには、申請を特定する申請ID801、申請者のユーザIDを示す申請者ID802、承認者のユーザIDを示す承認者ID803が含まれている。なお、承認者ID803は、承認者が複数いる場合は承認者のユーザIDを列挙してもよいし、承認者がグループの場合は承認者のロールを指定してもよい。
最後に、通知部503は、申請の受付が完了した旨を申請者PC102に通知して処理を終了する(ステップS710)。このとき、ステップS704で受け付けた申請によって申請書データが生成されていた場合は、通知部503は、併せて申請データが生成され取得可能になった旨を申請者PC102に通知する。
図9は、図4のシーケンス図におけるステップS407からステップS408を処理するためのMFP101におけるフローチャートである。
まず印刷処理部602は、申請者PC102より図7のフローチャートの処理によって生成された申請書データの印刷要求を受け付ける(ステップS901)。
次にQRコード(登録商標)処理部605は、申請書データに埋め込まれたメタデータを符号化および画像化してQRコード(登録商標)画像を生成する(ステップS902)。すなわち、ここでQRコード(登録商標)処理部605は2次元コード生成手段として機能する。
最後に、印刷処理部602は、申請書データを画像化したあと、その画像にステップS902で生成したQRコード(登録商標)を合成してプリンタ220で印刷を実行する(ステップS903)。すなわち、ここで印刷処理部602は申請書印刷手段として機能する。
図10は、図4のシーケンス図におけるステップS409からステップS413を処理するためのMFP101におけるフローチャートである。
まずユーザ管理部601は、MFP101を使用するユーザの認証要求を受け付ける(ステップS1001)。認証要求にはユーザが操作部219から入力した認証情報(ユーザID、パスワードなど)が含まれている。ユーザ管理部601は、受け取った認証情報を認証サーバ105へ認証を中継することで認証の可否を判定し(ステップS1002)、認証がOKなら次のステップS1003へ処理を進める。ユーザ管理部601は、認証がNGなら認証失敗を操作部210に表示して(ステップS1021)、処理を終了する。すなわち、ここでユーザ管理部601はスキャンを実行するスキャンユーザを認証するスキャンユーザ認証手段として機能する。
ステップS1003で、スキャン処理部602はステップS1002で認証したユーザ(以降、スキャンユーザ)から申請書と領収書をスキャンする指示を受け取る(ステップS1003)。ここで、スキャンする申請書は図9で印刷された申請書であり、スキャンする領収書は申請書に対応する領収書である。
スキャンユーザより指示を受け取ったスキャン処理部602は、スキャナ221で申請書と領収書を読み取り、申請書と領収書の原稿画像を生成する(ステップS1004)。すなわち、ここでスキャン処理部602はスキャン手段として機能する。
次に、QRコード(登録商標)処理部605は、申請書の原稿画像からQRコード(登録商標)を見つけ出して、見つけ出したQRコード(登録商標)を情報化して埋込情報を得る。この埋込情報を復号してWF情報を得る(ステップS1005)。すなわち、ここでQRコード(登録商標)処理部605は2次元コード解析手段として機能する。
ステップS1005でWF情報が得られた場合、スキャン処理部602は、次のステップS1007へ処理を進める(ステップS1006)。ステップS1005でWF情報が得られなかった場合、スキャン処理部602は処理が続行できない旨を操作部210に表示して(ステップS1031)、処理を終了する。
送信処理部604は、申請書と領収書の原稿画像をWFサーバ104が扱えるフォーマット(例えばPDF)に変換して、申請書データと領収書データを生成する(ステップS1007)。そして、送信処理部604は、申請書データにステップS1005で取得したWF情報をメタデータとして埋め込む(ステップS1008)。すなわち、ここで送信処理部604はワークフロー情報付与手段として機能する。
次に送信処理部604は、スキャンユーザを特定する情報(ステップS1001で受け取ったユーザID。以降、スキャンユーザID)を申請書データのメタデータに追加する(ステップS1009)。すなわち、ここで送信処理部604はスキャンユーザ情報付与手段として機能する。
最後に、送信処理部604は、生成した申請書データと領収書データをWFサーバ104へ送信して(ステップS1010)処理を終了する。すなわち、ここで送信処理部604はデータ送付手段として機能する。
なお、WFサーバ104へスキャンユーザの情報を渡すためにステップS1009で申請書のメタデータにスキャンユーザIDを追加しているが、申請書のメタデータではなく、単純に情報として渡すようにしてもよい。
図11は、図4のシーケンス図におけるステップS413からステップS419を処理するためのWFサーバ104におけるフローチャートである。
まずワークフロー管理部501は、MFP101より送信された申請書データと領収書データを受信する(ステップS1101)。すなわち、ここでワークフロー管理部501はデータ受信手段として機能する。
次にワークフロー管理部501は、申請書データに含まれるメタデータを取り出し、WF情報とスキャンユーザIDを取得する(ステップS1102)。すなわち、ここでワークフロー管理部501はメタデータ抽出手段として機能する。
ワークフロー管理部501は、WF情報の承認者ID803とスキャンユーザIDが一致するか否かをチェックすることで、スキャンユーザが申請者かどうかを判断する。ワークフロー管理部501は、スキャンユーザが承認者だった場合ステップS1108に処理を進め、スキャンユーザが承認者ではなかった場合ステップS1104に処理を進める(ステップS1103)。すなわち、ここでワークフロー管理部501はスキャンユーザ判別手段として機能する。
ステップS1104で、ドキュメント管理部504は、領収書データをWF情報の申請ID801で示される申請に対する仮の添付書類として登録する。すなわち、ここでドキュメント管理部504は添付書類仮登録手段として機能する。仮の添付書類として登録された領収書データは、閲覧できるユーザに制限があったり、メタデータによる検索ができなかったりなどの各種制限が掛かった状態となる。
次に通知部503は、承認者PC103へ承認の依頼を通知する(ステップS1105)。
ワークフロー管理部501は、通知を受け取った承認者が承認者PC103より入力した承認の可否を受け付ける(ステップS1106)。
ワークフロー管理部501は、承認が否だった場合はステップS1121へ処理を進め、承認が可だった場合はステップS1108へ処理を進める(ステップS1107)。
ステップS1121では、通知部503が申請者PC102に申請が却下された旨を通知して処理を終了する。
ステップS1108では、ワークフロー管理部501は、WF情報の申請ID801で示される申請を承認する。次に、ドキュメント管理部504は、領収書データにメタデータとしてWF情報とタイムスタンプを付与することで、領収書データをWF情報の申請ID801で示される申請に対する正式な添付書類として登録する(ステップS1109)。すなわち、ここでドキュメント管理部504は添付書類本登録手段として機能する。
最後に、通知部503は、申請者PC102に申請が承認された旨を通知する(ステップS1110)。
以上、第1の実施例において説明した手順により、紙文書の原本(領収書)が必要なケースと、必ずしも必要ではないケースのどちらであっても、ケースに即した申請の手順を提供でき、ユーザの利便性が向上する。
(実施例2)
次に、本発明に係る第2の実施例について説明する。第1の実施例では、領収書の原本の要否によってMFP101で申請書と領収書をスキャンするユーザが異なる運用を想定していた。領収書の原本が不要な申請では、申請者が自らMFP101で申請書と領収書の原本をスキャンする。一方、領収書の原本が必要な申請の場合は、申請者が申請書と領収書の原本を承認者に手渡しや社内便など物理的な手段によって渡し、承認者は受け取った申請書と領収書の原本をMFP101でスキャンする。
次に、本発明に係る第2の実施例について説明する。第1の実施例では、領収書の原本の要否によってMFP101で申請書と領収書をスキャンするユーザが異なる運用を想定していた。領収書の原本が不要な申請では、申請者が自らMFP101で申請書と領収書の原本をスキャンする。一方、領収書の原本が必要な申請の場合は、申請者が申請書と領収書の原本を承認者に手渡しや社内便など物理的な手段によって渡し、承認者は受け取った申請書と領収書の原本をMFP101でスキャンする。
これは、領収書の原本が必要な場合には申請者が、申請書と領収書の原本を必ず承認者に渡すという前提に立っている。しかし、領収書の原本が必要なすべての申請において申請者が間違いなく承認者に申請書と領収書の原本を渡してくれるという保証はない。仮に、申請書と領収書の原本を承認者に送付する必要がある旨を、ステップS709の申請完了通知時に申請者に伝えたり、ステップS708で生成される申請書データに記載したりして、注意を促したとしても、申請者が間違える可能性はゼロにはならない。
そこで、第2の実施例では、領収書の原本が必要な申請時に、申請者が間違えてMFP101で申請書と領収書の原本をスキャンした際に、申請者が間違いに気づくことができるようにした実施例を説明する。
第2の実施例は、第1の実施例を拡張したものであるため、第1の実施例との差分のみ説明する。
図13に第2の実施例で使用するWF情報1300を示す。WF情報1300は図8のWF情報800を拡張したものである。WF情報1300には、WF情報800に原本要否1301が追加されている。
WF情報1300を作成するために図7のフローチャートを拡張する。第1の実施例と異なるステップのみ説明する。ステップS709で、ワークフロー管理部501は申請情報の内容をもとに原本要否1301を決定(例えば、額面3万円以上の申請は領収書の原本が必要とする、など)し、WF情報1300を申請書データにメタデータとして格納する。すなわち、ここでワークフロー管理部501は原本要否判別手段および原本要否メタデータ付与手段として機能する。
図12は、図10のフローチャートを拡張したフローチャートである。図10と同じステップ番号を持つステップは、図10のフローチャートで説明した各ステップと同様の処理が行われるため説明は省略する。
図10と異なるのは、ステップS1006とステップS1007の間に原本要否1301をチェックする処理を追加した点である。
ステップS1201で、スキャン処理部602は、WF情報1301の原本要否1301をチェックし、原本が必要な申請であればステップS1202へ処理を進め、原本が不要な申請であればステップS1007へ処理を進める。すなわち、ここでスキャン処理部602は原本要否確認手段として機能する。
ステップS1202で、スキャン処理部602は、スキャンユーザのユーザIDとWF情報1301の承認者ID803が一致するかをチェックすることで、スキャンユーザが承認者であるかを判別する。スキャンユーザが承認者であれば、スキャン処理部602は、ステップS1007へ処理を進める。すなわち、ここでスキャン処理部602はスキャンユーザチェック手段として機能する。
一方、スキャンユーザが承認者でなければ、スキャン処理部602は、操作部210に領収書の原本を承認者に渡す必要がある旨を表示して(ステップS1211)、処理を終了する。すなわち、ここでスキャン処理部602は原本必須通知手段として機能する。
以上、第2の実施例において説明した手順により、領収書の原本が必要な申請時に、申請者が間違えてMFP101で申請書と領収書の原本をスキャンした際に、申請者が間違いに気づくことができるワークフローシステムを提供できる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (7)
- サーバへの文書の登録指示が所定のユーザによりなされたか判定する判定手段と、
サーバへの文書の登録指示が所定のユーザによりなされたと判定した場合に、前記文書を前記サーバに本登録する本登録手段と、
サーバへの文書の登録指示が前記所定のユーザとは異なるユーザによりなされたと判定した場合に、前記文書を前記サーバに仮登録し、さらに前記所定のユーザが本登録の承認を行うための情報を前記所定のユーザに送信する送信手段とを有することを特徴とする装置。 - 前記文書は、印刷物のスキャンデータとなっており、
前記スキャンデータに二次元コードとして前記所定のユーザを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記文書の登録の際には、
前記文書の登録指示を行ったユーザを示す情報を前記文書に関連付けて登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。 - サーバへの文書の登録指示が所定のユーザによりなされたか判定する判定工程と、
サーバへの文書の登録指示が所定のユーザによりなされたと判定した場合に、前記文書を前記サーバに本登録する本登録工程と、
サーバへの文書の登録指示が前記所定のユーザとは異なるユーザによりなされたと判定した場合に、前記文書を前記サーバに仮登録し、さらに前記所定のユーザが本登録の承認を行うための情報を前記所定のユーザに送信する送信工程とを有することを特徴とする方法。 - 前記文書は、印刷物のスキャンデータとなっており、
前記スキャンデータに二次元コードとして前記所定のユーザを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記文書の登録の際には、
前記文書の登録指示を行ったユーザを示す情報を前記文書に関連付けて登録することを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。 - 請求項4乃至6の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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