JP2014139520A - 充電率推定装置および充電率推定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】放電後には間欠的に充電を行い、充電後には間欠的に放電を行うことにより分極を早く解消させ、分極が解消したのちの開回路電圧を用いて充電率を推定する充電率推定装置および充電率推定方法を提供する。
【解決手段】電池が放電を終了した後、決められた第1の期間における電池の電圧の傾きを算出する算出部と、第1の期間における傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する判定部と、閾値より傾きが大きいと判定されたとき、電池へ充電をする第2の期間、電池へ充電をさせる充電部と、電池が放電を終了した後または第2の期間の後の第1の期間において、傾きが、閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する推定部と、を備える充電率推定装置である。
【選択図】図1
【解決手段】電池が放電を終了した後、決められた第1の期間における電池の電圧の傾きを算出する算出部と、第1の期間における傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する判定部と、閾値より傾きが大きいと判定されたとき、電池へ充電をする第2の期間、電池へ充電をさせる充電部と、電池が放電を終了した後または第2の期間の後の第1の期間において、傾きが、閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する推定部と、を備える充電率推定装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、充電率を推定する充電率推定装置および充電率推定方法に関する。
電池の充電率(State Of Charge:SOC)を求める方法として、開回路電圧(Open Circuit Voltage:OCV)を計測し、計測した開回路電圧を用いて充電率を推定することが知られている。しかし、開回路電圧は分極の影響を受けるため、分極の影響を受けている間は正確に充電率を推定することができない。そのため、正確に充電率を推定するためには電池の分極を解消させなければならない。
そのため、分極が解消するまでに長時間を要する二次電池の場合には、正確に充電率の推定をすることができない時間が長く続くことになる。なお、分極が解消するまでに長時間を要する二次電池として、例えば、SiO(一酸化珪素)を負極に用いた二次電池などが知られている。
なお、二次電池の容量を推定する技術として、充電中における二次電池の電圧値と、充電が中断されてから一定時間経過した二次電池の電圧値と、充電電流と、を用いて二次電池の内部抵抗を求め、その内部抵抗に対応する電池容量を求める技術が知られている。特許文献1を参照。
本発明は、放電後には間欠的に充電を行い、充電後には間欠的に放電を行うことにより分極を早く解消させ、分極が解消したのちの開回路電圧を用いて充電率を推定する充電率推定装置および充電率推定方法を提供することを目的とする。
実施の態様のひとつである充電率推定装置は、電圧計測部、算出部、判定部、充電部、推定部を有している。
電圧計測部は電池の開回路電圧を計測する。
電圧計測部は電池の開回路電圧を計測する。
算出部は、電池が放電を終了した後、決められた第1の期間における電池の電圧の傾きを算出する。
判定部は、第1の期間における傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する。
判定部は、第1の期間における傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する。
充電部は、閾値より傾きが大きいと判定されたとき、電池へ充電をする第2の期間、電池へ充電をさせる。
推定部は、電池が放電を終了した後または第2の期間の後の第1の期間において、傾きが、閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する。
推定部は、電池が放電を終了した後または第2の期間の後の第1の期間において、傾きが、閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する。
実施の他の態様のひとつである充電率推定装置は、電圧計測部、算出部、判定部、放電部、推定部を有している。
電圧計測部は電池の開回路電圧を計測する。
電圧計測部は電池の開回路電圧を計測する。
算出部は、電池が充電を終了した後、決められた第3の期間における電池の電圧の傾きを算出する。
判定部は、第3の期間における傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する。
判定部は、第3の期間における傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する。
放電部は、閾値より傾きが大きいと判定されたとき、電池を放電する第4の期間、電池を放電させる。
推定部は、電池が充電を終了した後または第4の期間の後の第3の期間において、傾きが、閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する。
推定部は、電池が充電を終了した後または第4の期間の後の第3の期間において、傾きが、閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する。
実施の形態によれば、分極を早く解消できるとともに精度のよい充電率を推定することができるという効果を奏する。
以下図面に基づいて、実施形態について詳細を説明する。
図1は、充放電装置の一実施例を示す図である。図1の充放電装置1は充電率推定装置を有し、電池2、電圧計測部3、制御部4、記憶部5、充電器6、スイッチSW1、SW2などから構成される。図1の負荷7は、充放電装置1からの電力を受電して動作する装置である。動作する装置は、例えば、モータなどが考えられる。
図1は、充放電装置の一実施例を示す図である。図1の充放電装置1は充電率推定装置を有し、電池2、電圧計測部3、制御部4、記憶部5、充電器6、スイッチSW1、SW2などから構成される。図1の負荷7は、充放電装置1からの電力を受電して動作する装置である。動作する装置は、例えば、モータなどが考えられる。
なお、充電率推定装置は、電圧計測部3、制御部4、記憶部5、スイッチSW1、SW2などである。
電池2は二次電池などを用いることが考えられる。二次電池として、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池などが考えられる。なお、本例では1つの電池を用いて説明しているが1つに限定されるものではなく、複数の電池を用いてもよい。
電池2は二次電池などを用いることが考えられる。二次電池として、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池などが考えられる。なお、本例では1つの電池を用いて説明しているが1つに限定されるものではなく、複数の電池を用いてもよい。
電圧計測部3は電池2の電圧を計測する。例えば、電圧計などが考えられる。また、電圧計測部3が計測したデータは制御部4に出力される。
制御部4(コンピュータなど)は、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)など)を用いることが考えられる。
制御部4(コンピュータなど)は、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)など)を用いることが考えられる。
記憶部5は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部5にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。また、制御部4が記憶部を有している場合には記憶部5を用いなくてもよい。
充電器6は、給電装置から電力を受電して電池2に充電するための装置である。
スイッチSW1、SW2は、制御部4からの指示により充電と放電と開回路電圧を計測とを切り替えるスイッチで、リレーなどを用いることが考えられる。本例では、2つのスイッチSW1、SW2を用いて切り替えをしているが図1の回路に限定されるものではない。
スイッチSW1、SW2は、制御部4からの指示により充電と放電と開回路電圧を計測とを切り替えるスイッチで、リレーなどを用いることが考えられる。本例では、2つのスイッチSW1、SW2を用いて切り替えをしているが図1の回路に限定されるものではない。
制御部について説明する。
図2は、制御部の一実施例を示す図である。図3は、放電後の休止期間と部分充電期間の一実施例を表す図である。図2の制御部は算出部201、判定部202、充放電部203、推定部204などを有している。
図2は、制御部の一実施例を示す図である。図3は、放電後の休止期間と部分充電期間の一実施例を表す図である。図2の制御部は算出部201、判定部202、充放電部203、推定部204などを有している。
算出部201は、電池2が放電を終了した後、休止期間(第1の期間)における電池2の電圧の傾きを算出する。休止期間は図3に示す期間t2、t4、t6である。放電期間は図3の期間t1である。
休止期間における電池2の電圧の傾きについて、図3の301(楕円)の拡大図302に示す期間t6を用いて説明する。傾きは期間t6の始まりの電圧から増加した分の電圧dVと期間t6とを用いて求めることが考えられる。例えば、傾きはdV/t6と表す。または、休止期間のうちの一部の期間とその期間における増加した分の電圧を用いて傾きを求めてもよい。
判定部202は、休止期間における算出部201で算出した電池2の電圧の傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する。分極が解消した場合には期間t8のように傾きが平らになる。
充放電部203は、閾値より傾きが大きいと判定されたとき、電池2の電圧の傾きにより決まる電池2へ充電をする部分充電期間(第2の期間)、充電器6を用いて電池2に充電をさせる。その結果、充電後に間欠的に放電を行うことにより分極を早く解消させることができる。ただし、充放電部203は実施形態1においては部分充電を行う充電部だけを備えているだけでもよい。
部分充電期間は図3に示す期間t3、t5、t7である。部分充電期間の長さは休止期間t2、t4、t6において求めた傾きに応じて決まる。部分充電期間の長さと傾きとの関係は、例えば、実験またはシミュレーションなどにより求め、部分充電期間の長さと傾きとを関連付けて記憶部5などに記憶しておくことが考えられる。または、傾きが大きいほど部分充電期間の長さを長くすることも考えられる。または、部分充電期間の長さは一定でも良い。また、部分充電期間の長さは休止期間または休止期間後に演算により求めてもよい。
推定部204は、電池2が放電を終了した後または部分充電期間の後の休止期間において、電池2の電圧の傾きが閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する。図3に示す期間t8のように分極が解消して傾きが小さくなった開回路電圧を用いて充電状態を推定する。
充電状態の推定は、例えば、開回路電圧(OCV)と充電状態(SOC)との関係を、実験またはシミュレーションなどにより求め、開回路電圧と充電状態とを関連付けて記憶部5などに記憶する。そして、傾きが閾値以下であると判定されたとき、その休止期間または休止期間後の開回路電圧を用いて、関連する充電状態を選択して充電状態を推定する。また、充電状態は休止期間または休止期間後に演算により求めてもよい。
制御部の動作について説明する。
図4は、制御部の動作の一実施例を示す図である。ステップS401では、制御部4が放電を完了したか否かを判定し、放電を完了した場合(Yes)にはステップS402に移行し、放電が完了していない場合(No)には放電が完了するのを待つ。
図4は、制御部の動作の一実施例を示す図である。ステップS401では、制御部4が放電を完了したか否かを判定し、放電を完了した場合(Yes)にはステップS402に移行し、放電が完了していない場合(No)には放電が完了するのを待つ。
ステップS402では制御部4が開回路電圧を取得する。図1の例では、制御部4がスイッチSW1、SW2に開回路電圧を計測するための指示をし、開回路電圧が計測可能になると電圧計測部3が電池2の電圧を計測し、制御部4に送信する。
ステップS403で制御部4は休止期間における電圧の傾きを求め、ステップS404で求めた傾きが決められた閾値より大きいか否かを判定し、大きい場合(Yes)にはステップS405に移行する。閾値以下の場合(No)にはステップS407に移行する。
ステップS405で制御部4は部分充電期間を求め、ステップS406で制御部4が部分充電期間、充電器6を用いて電池2に充電をさせる。休止期間を一定にする場合、休止期間と部分充電期間の回数ができる限り少なくなる電流を用いて、電池2に充電をする。
なお、電流を一定とする場合、休止期間と部分充電期間の回数ができる限り少なくなる休止期間を毎回求め、求めた休止期間に一定電流で電池2に充電をする。これにより、分極を早く解消できる。ステップS406の後は、ステップS402以降を繰り返す。
ステップS407では、制御部4が開回路電圧を用いて、充電率を推定する。
実施形態1によれば、放電後には間欠的に充電を行い、分極を早く解消できるとともに、分極が解消したのちの開回路電圧を用いて、精度のよい充電率を推定することができるという効果を奏する。
実施形態1によれば、放電後には間欠的に充電を行い、分極を早く解消できるとともに、分極が解消したのちの開回路電圧を用いて、精度のよい充電率を推定することができるという効果を奏する。
実施形態2について説明する。
実施形態2の制御部について説明する。
実施形態2の制御部は図2に示すように算出部201、判定部202、充放電部203、推定部204などを有している。図5は、充電後の休止期間と部分放電期間の一実施例を表す図である。
実施形態2の制御部について説明する。
実施形態2の制御部は図2に示すように算出部201、判定部202、充放電部203、推定部204などを有している。図5は、充電後の休止期間と部分放電期間の一実施例を表す図である。
実施形態2の算出部201は、電池2が充電を終了した後、休止期間(第3の期間)における電池2の電圧の傾きを算出する。実施形態2の休止期間は図5に示す期間t12、t14、t16である。充電期間は図5の期間t11である。
休止期間における電池2の電圧の傾きについて、図5の501(楕円)の拡大図502に示す期間t16を用いて説明する。傾きは期間t16の始まりの電圧から減少した分の電圧dVと期間t16とを用いて求めることが考えられる。例えば、傾きはdV/t16と表す。または、休止期間のうちの一部の期間とその期間における減少した分の電圧を用いて傾きを求めてもよい。
実施形態2の判定部202は、休止期間における算出部201で算出した電池2の電圧の傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する。分極が解消した場合には期間t18のように傾きが平らになる。
実施形態2の充放電部203は、閾値より傾きが大きいと判定されたとき、電池2の電圧の傾きにより決まる電池2へ放電をする部分放電期間(第4の期間)、負荷7または放電用抵抗素子などを用いて電池2を放電させる。その結果、充電後に間欠的に放電を行うことにより分極を早く解消させることができる。ただし、充放電部203は実施形態2においては部分放電を行う放電部だけを備えているだけでもよい。
部分放電期間は図5に示す期間t13、t15、t17である。部分放電期間の長さは休止期間t12、t14、t16において求めた傾きに応じて決まる。部分放電期間の長さと傾きとの関係は、例えば、実験またはシミュレーションなどにより求め、部分放電期間の長さと傾きとを関連付けて記憶部5などに記憶しておくことが考えられる。または、傾きが大きいほど部分放電期間の長さを長くすることも考えられる。または、部分放電期間は一定でも良い。また、部分放電期間の長さは休止期間または休止期間後に演算により求めてもよい。
推定部204は、電池2が充電を終了した後または部分放電期間の後の休止期間において、電池2の電圧の傾きが閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて電池2の充電状態を推定する。図5に示す期間t18のように分極が解消して傾きが小さくなった開回路電圧を用いて充電状態を推定する。
充電状態の推定は、例えば、開回路電圧(OCV)と充電状態(SOC)との関係を、実験またはシミュレーションなどにより求め、開回路電圧と充電状態とを関連付けて記憶部5などに記憶する。そして、傾きが閾値以下であると判定されたとき、その休止期間または休止期間後の開回路電圧を用いて、関連する充電状態を選択して充電状態を推定する。また、充電状態は休止期間または休止期間後に演算により求めてもよい。
制御部の動作について説明する。
図6は、実施形態2の制御部の動作の一実施例を示す図である。ステップS601では、実施形態2の制御部4が充電を完了したか否かを判定し、充電を完了した場合(Yes)にはステップS602に移行し、充電が完了していない場合(No)には充電が完了するのを待つ。
図6は、実施形態2の制御部の動作の一実施例を示す図である。ステップS601では、実施形態2の制御部4が充電を完了したか否かを判定し、充電を完了した場合(Yes)にはステップS602に移行し、充電が完了していない場合(No)には充電が完了するのを待つ。
ステップS602では制御部4が開回路電圧を取得する。図1の例では、制御部4がスイッチSW1、SW2に開回路電圧を計測する指示をし、開回路電圧が計測可能になると電圧計測部3が電池2の電圧を計測し、制御部4に送信する。
ステップS603で制御部4は休止期間における電圧の傾きを求め、ステップS604で求めた傾きが決められた閾値より大きいか否かを判定し、大きい場合(Yes)にはステップS605に移行する。閾値以下の場合(No)にはステップS607に移行する。
ステップS605で制御部4は部分放電期間を求め、ステップS606で制御部4が部分放電期間、負荷7などを用いて電池2を放電させる。休止期間を一定にする場合、休止期間と部分放電期間の回数ができる限り少なくなる電流を用いて、電池2から電流を放電させる。
なお、電流を一定とする場合、休止期間と部分放電期間の回数ができる限り少なくなる休止期間を毎回求め、求めた休止期間に一定電流を電池2から放電させる。これにより、分極を早く解消できる。ステップS606の後は、ステップS602以降を繰り返す。
ステップS607では、制御部4が開回路電圧を用いて、充電率を推定する。
実施形態2によれば、充電後には間欠的に放電を行い、分極を早く解消できるとともに、分極が解消したのちの開回路電圧を用いて、精度のよい充電率を推定することができるという効果を奏する。
実施形態2によれば、充電後には間欠的に放電を行い、分極を早く解消できるとともに、分極が解消したのちの開回路電圧を用いて、精度のよい充電率を推定することができるという効果を奏する。
また、本発明は、実施形態1、2に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 充放電装置、
2 電池、
3 電圧計測部、
4 制御部、
5 記憶部、
6 充電器、
7 負荷、
201 算出部、
202 判定部、
203 充放電部、
204 推定部、
SW1、SW2 スイッチ、
2 電池、
3 電圧計測部、
4 制御部、
5 記憶部、
6 充電器、
7 負荷、
201 算出部、
202 判定部、
203 充放電部、
204 推定部、
SW1、SW2 スイッチ、
Claims (10)
- 電池の開回路電圧を計測する電圧計測部と、
前記電池が放電を終了した後、決められた第1の期間における前記電池の電圧の傾きを算出する算出部と、
前記第1の期間における前記傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する判定部と、
前記閾値より前記傾きが大きいと判定されたとき、前記電池へ充電をする第2の期間、前記電池へ充電をさせる充電部と、
前記電池が放電を終了した後または前記第2の期間の後の前記第1の期間において、前記傾きが、前記閾値以下であると判定されたとき、前記開回路電圧を用いて充電状態を推定する推定部と、
を備えることを特徴とする充電率推定装置。 - 前記第2の期間は、前記算出部により算出された前記傾きにより決まる、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電率推定装置。 - 前記充電部は、
前記第1の期間が一定であるとき、前記第1の期間と前記第2の期間の回数が最小となる、前記電池へ充電させる電流を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の充電率推定装置。 - 前記充電部は、
前記電池へ充電させる電流が一定であるとき、前記第1の期間と前記第2の期間の回数が最小となる、前記第1の期間を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の充電率推定装置。 - 電池の開回路電圧を計測する電圧計測部と、
前記電池が充電を終了した後、決められた第3の期間における前記電池の電圧の傾きを算出する算出部と、
前記第3の期間における前記傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定する判定部と、
前記閾値より前記傾きが大きいと判定されたとき、前記電池を放電する第4の期間、前記電池を放電させる放電部と、
前記電池が充電を終了した後または前記第4の期間の後の前記第3の期間において、前記傾きが、前記閾値以下であると判定されたとき、前記開回路電圧を用いて充電状態を推定する推定部と、
を備えることを特徴とする充電率推定装置。 - 前記第4の期間は、前記算出部により算出された前記傾きにより決まる、
ことを特徴とする請求項5に記載の充電率推定装置。 - 前記放電部は、
前記第3の期間が一定であるとき、前記第3の期間と前記第4の期間の回数が最小となる、前記電池を放電させる電流を求めることを特徴とする請求項5または6に記載の充電率推定装置。 - 前記放電部は、
前記電池を放電させる電流が一定であるとき、前記第3の期間と前記第4の期間の回数が最小となる、前記第3の期間を求めることを特徴とする請求項5または6に記載の充電率推定装置。 - コンピュータが、
前記電池が放電を終了した後、決められた第1の期間における前記電池の電圧の傾きを求め、
前記第1の期間における前記傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定し、
前記閾値より前記傾きが大きいと判定されたとき、前記電池へ充電をする第2の期間、前記電池へ充電をさせ、
前記電池が放電を終了した後または前記第2の期間の後の前記第1の期間において、前記傾きが、前記閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する、
処理を実行することを特徴とする充電率推定方法。 - コンピュータが、
前記電池が充電を終了した後、決められた第3の期間における前記電池の電圧の傾きを算出し、
前記第3の期間における前記傾きが、分極が解消したか否かを判定する閾値より大きいか否かを判定し、
前記閾値より前記傾きが大きいと判定されたとき、前記電池を放電する第4の期間、前記電池を放電させ、
前記電池が充電を終了した後または前記第4の期間の後の前記第3の期間において、前記傾きが、前記閾値以下であると判定されたとき、開回路電圧を用いて充電状態を推定する、
処理を実行することを特徴とする充電率推定方法。
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