JP2014139491A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯温度を調整可能な給湯装置において、ユーザが給湯温度を変更する操作を給湯実行中に行なった場合に、ユーザに不快感を与えることなく利便性を向上させる。
【解決手段】給湯温度を調整可能な給湯装置において、制御装置は、給湯温度を変更する変更操作がユーザによって行なわれた場合(S10にてYES)、給湯実行中であるとき(S11にてYES)は、変更操作の反映を延期し(S12)、変更操作の反映を延期している旨をユーザに報知する(S13)。制御装置は、給湯が終了した場合(S14にてYES)、延期していた変更操作を反映し(S15)、変更操作を反映した旨をユーザに報知する(S16)。
【選択図】図2

Description

本発明は給湯装置に関し、より特定的には給湯装置の制御に関する。
従来より、給湯温度を調整可能な給湯装置が用いられている。このような給湯装置は、給湯配管を流れる水を加熱するために用いられる熱量を制御することによって、給湯温度を給湯設定温度に応じた温度に調整する。
特許第4445884号公報(特許文献1)には、上述のような給湯装置において、給湯実行中にユーザが給湯設定温度を変更する操作を行なった場合にその操作を無効にして受け付けない構成が開示されている。
また、特許第3461118号公報(特許文献2)には、給湯装置において、給湯設定温度を変更するための操作などをユーザが入力するためのリモコンを複数備える構成が開示されている。
特許第4445884号公報 特許第3461118号公報
しかしながら、特許文献1のように、ユーザが給湯設定温度を変更する操作を給湯実行中に行なった場合にその操作を無効にすると、給湯実行中には給湯温度が変更されないためユーザに不快感を与えることを回避できるが、その一方で給湯終了後に再び同じ操作をユーザに強いることになり利便性が良くなかった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、給湯温度を調整可能な給湯装置において、ユーザが給湯温度を変更する操作を給湯実行中に行なった場合に、ユーザに不快感を与えることなく利便性を向上させることである。
この発明に係る給湯装置は、給湯温度を設定温度に応じた温度に調整可能な給湯器と、給湯温度を変更する変更操作をユーザが入力するための操作装置と、変更操作を反映するように給湯器を制御する制御装置とを備える。制御装置は、変更操作が給湯実行中に行なわれた場合、変更操作を給湯実行中は反映せずに給湯終了後に反映する。
好ましくは、給湯器の運転モードは、給湯温度を設定温度に制御する第1モードと、給湯温度を設定温度よりも所定温度低い温度に制御する第2モードとのいずれかに切替可能である。変更操作は、運転モードを第1モードと第2モードとの間で切り替える操作を含む。
好ましくは、変更操作は、設定温度を変更する操作および給湯器の運転を停止する操作の少なくともいずれかを含む。
好ましくは、給湯装置は、いずれか1つに給湯温度を変更する権限が与えられる複数の操作装置を備える。変更操作は、権限を有する操作装置を変更するための操作を含む。
好ましくは、操作装置は、ユーザに情報を報知するための報知部を含む。制御装置は、給湯実行中に変更操作を反映しない場合、給湯実行中に変更操作を反映しない旨を報知部を用いてユーザに報知する。
好ましくは、操作装置は、ユーザに情報を報知するための報知部を含む。制御装置は、給湯実行中に反映していなかった変更操作を給湯終了後に反映する場合、給湯実行中に反映していなかった変更操作を給湯終了後に反映する旨を報知部を用いてユーザに報知する。
本発明によれば、給湯温度を調整可能な給湯装置において、ユーザが給湯温度を変更する操作を給湯実行中に行なった場合に、ユーザに不快感を与えることなく利便性を向上させることができる。
給湯装置の全体構成を示す概略図である。 制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 制御装置の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて詳細に説明する。なお以下では、図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則的に繰り返さないものとする。
図1は、本実施の形態による給湯装置1の全体構成を示す概略図である。給湯装置1は、給湯器100と、リモコン(操作装置)200と、制御装置300とを含む。
給湯器100は、缶体110と、燃焼ファン120と、給湯配管130と、ガス供給配管140とを含む。
缶体110の内部には、給湯配管130を流れる水を加熱するための熱交換器111と、ガスバーナ112とが収容されている。ガスバーナ112は、ガス供給配管140から供給されたガスを燃焼することによって熱量を発生する。ガスバーナ112は熱交換器111に近接配置されており、ガスバーナ112が燃焼により発生した熱量は、熱交換器111を介して給湯配管130を流れる水に伝達される。
缶体110には、排気口113および吸気口114が設けられる。燃焼ファン120は、吸気口114に接続されて、燃焼用空気を強制的に缶体110の内部へ供給する。排気口113は、燃焼後の排気を缶体110の外部へ排出する。
ガス供給配管140には、ガス比例弁141が介挿接続される。ガス比例弁141は、たとえば比例電磁弁で構成される。制御装置300からの指令に応じてガス比例弁141の開度が制御されることによって、ガスバーナ112へ供給されるガス圧が制御される。ガス圧の制御により、ガスバーナ112に対する単位時間あたりのガス供給量が制御される。
燃焼ファン120は、直流モータ121によって駆動される。燃焼ファン120から缶体110へ供給される空気量は、燃焼ファン120の回転数に応じて変化する。燃焼ファン120の回転数は、図示しない電力変換器から直流モータ121に供給されるファン駆動電圧によって制御される。
給湯配管130には、流量センサ131と、温度センサ132,133とが設けられる。流量センサ131は、熱交換器111よりも上流側に設けられて、給湯配管130の流量Qを検出する。温度センサ132は、熱交換器111よりも下流側に設けられて、給湯温度Thを検出する。温度センサ133は、熱交換器111よりも上流側に設けられて、入水温度Tcを検出する。
給湯配管130は、熱交換器111よりも下流側で複数の給湯口に分岐される。以下の説明では、台所に設けられた給湯口134Aと浴室に設けられた給湯口134B(シャワー)との2つの給湯口に分岐される場合について例示的に説明する。なお、給湯口の数は3つ以上であってもよいし1つであってもよい。また給湯口の設置場所は台所および浴室以外の場所であってもよい。
給湯口134A,134Bには、それぞれ給湯栓135A,135Bが設けられる。給湯配管130の流量Qは、給湯栓135A,135Bの開度に応じて変化する。
リモコン200は、給湯口134Aに対応させて台所に設置される台所リモコン200Aと、給湯口134Bに対応させて浴室に設置される風呂リモコン200Bとを含む。なお、本実施の形態ではリモコンの数を2つとする場合を例示したが、リモコンの数は2つに限定されず、3つ以上であってもよいし1つであってもよい。
台所リモコン200Aは、ユーザが各種の操作を入力するための操作部210Aと、ユーザに各種の情報を報知するための報知部220Aとを含む。
操作部210Aは、給湯器100の運転状態(作動状態/停止状態)を切り替えるための運転スイッチ211と、給湯設定温度を設定するための温度設定スイッチ(たとえばアップ・ダウンスイッチ)212と、給湯器100の運転モードを通常モードとエコモードとの間で切り替えるためのエコスイッチ213とを含む。
報知部220Aは、ユーザに各種の情報を映像表示するためのディスプレイ221と、ユーザに各種の情報を音声出力するためのスピーカ222とを含む。
風呂リモコン200Bは、操作部210Bと報知部220Bとを含む。操作部210Bは、操作部210Aと同様の運転スイッチ211、温度設定スイッチ212およびエコスイッチ213に加えて、さらに優先スイッチ214を含む。
優先スイッチ214は、給湯設定温度を設定および変更する権限(以下「優先権限」ともいう)を有するリモコンを台所リモコン200Aと風呂リモコン200Bとの間でユーザが切り替えるためのスイッチである。
報知部220Bは、報知部220Aと同様のディスプレイ221およびスピーカ222を含む。
給湯器100が停止状態であるときにどちらか一方のリモコンの運転スイッチ211が押されると、制御装置300は、給湯器100を作動状態にする。そして、制御装置300は、どちらか一方のリモコンによって設定された給湯設定温度に応じた温度に給湯温度Thが調整されるように、給湯器100を制御する。
逆に、給湯器100が作動状態であるときにどちらか一方のリモコンの運転スイッチ211が押されると、制御装置300は、給湯器100を停止状態にする。給湯器100が停止状態であると、ガスバーナ112の燃焼が停止され、給湯配管130を流れる水が加熱されることなくそのまま給湯栓135A,135Bから出力される。
給湯設定温度は、各リモコン200A,200B毎に設定可能であり、各リモコン200A,200B毎に記憶される。ところが、本実施の形態による給湯装置1は1つの熱交換器111によって水を加熱するため、1つの給湯設定温度に基づいて給湯温度Thを制御する必要がある。そこで、制御装置300は、リモコン200A,200Bのどちらか一方に上述の優先権限(給湯設定温度を設定および変更する権限)を与える。制御装置300は、給湯器100が停止状態であるときにどちらか一方のリモコンの運転スイッチ211が押された場合、運転スイッチ211が押された方のリモコンに優先権限を与える。また、制御装置300は、台所リモコン200Aに優先権限があるときに風呂リモコン200Bの優先スイッチ214が押された場合、優先権限を有するリモコンを台所リモコン200Aから風呂リモコン200Bに切り替える。
優先権限を有するリモコンで設定された給湯設定温度は、双方のリモコンのディスプレイ221に表示される。たとえば、台所リモコン200Aでの給湯設定温度が37℃であり、風呂リモコン200Bでの給湯設定温度が40℃である場合において、優先権限を有するリモコンが台所リモコン200Aであるときは双方のリモコンのディスプレイ221に台所リモコン200Aでの給湯設定温度「37℃」が表示され、優先権限を有するリモコンが風呂リモコン200Bであるときは双方のリモコンのディスプレイ221に風呂リモコン200Bでの給湯設定温度「40℃」が表示される。
そして、制御装置300は、優先権限を有するリモコンで設定された給湯設定温度に応じた温度に給湯温度が調整されるように、給湯器100(具体的にはガス比例弁141での開度および燃焼ファン120の回転速度等)を制御する。
給湯器100が作動状態である場合、制御装置300は、給湯器100の運転モードを通常モードとエコモードとのいずれかに設定する。通常モードとエコモードとの切替は、ユーザによるエコスイッチ213の操作によって行なわれる。上述したように、エコスイッチ213は、台所リモコン200Aにも風呂リモコン200Bにも備えられる。ユーザが通常モード中にどちらか一方のリモコンのエコスイッチ213を押す操作(以下「エコモードオン操作」という)を行なうと、制御装置300は運転モードをエコモードに切り替える。逆に、ユーザがエコモード中にどちらか一方のリモコンのエコスイッチ213を押す操作(以下「エコモードオフ操作」という)を行なうと、制御装置300はエコモードを解除して通常モードに戻す。
エコモード中である場合は、通常モード中である場合よりも、給湯温度および給湯量が制限される。具体的には、通常モード中、制御装置300は、給湯温度を給湯設定温度に制御するとともに、給湯量を設定量に制御する。一方、エコモード中、制御装置300は、給湯温度を給湯設定温度よりも所定温度(たとえば1℃)だけ低い温度に制限するとともに、給湯量を設定量以下に制限する。そのため、ユーザは、エコモードオン操作を行なうことによって省エネを積極的に行なうことができる。なお、給湯装置1に浴室を暖房する機能が備えられている場合には、エコモード中の暖房能力を通常モード中よりも抑えるようにしてもよい。
以上のような構成を有する給湯装置1において、給湯温度Thを変更する操作(以下「変更操作」ともいう)が給湯実行中に行なわれた場合、その変更操作を給湯実行中に反映するとユーザに不快感を与えてしまう可能性があるという問題がある。
たとえばエコモードでの給湯実行中にユーザがエコモードオフ操作を行なった場合、その操作を給湯実行中に反映する(すなわち通常モードに変更する)と、給湯実行中に給湯温度が上昇するとともに給湯量が増加することになる。エコモードでの給湯温度および給湯量がユーザにとって最適であった場合には、このような反映をユーザが不快に感じる可能性がある。また、たとえば通常モードでの給湯実行中にユーザがエコモードオン操作を行なった場合、その操作を給湯実行中に反映する(すなわちエコモードに変更する)と、給湯実行中に給湯温度が低下するとともに給湯量が減少することになる。通常モードでの給湯温度および給湯量がユーザに最適であった場合には、このような反映をユーザが不快に感じる可能性がある。
その一方で、給湯実行中に行なわれた変更操作を完全に無効にすると、給湯終了後に再び同じ操作をユーザに強いることになり、利便性が良くないという問題がある。
これらの問題に鑑み、本実施の形態による制御装置300は、上述の変更操作が給湯実行中に行なわれた場合、その変更操作を給湯実行中は反映せずに給湯終了後に反映する。
ここで、変更操作には、上述のエコモードオフ操作およびエコモードオン操作の他、温度設定スイッチ212を押して給湯設定温度を変更する操作(以下「設定温度変更操作」ともいう)、運転スイッチ211を押して給湯器100を停止状態にする操作(以下「停止操作」ともいう)、優先権限を有するリモコンを変更する操作(以下「優先変更操作」ともいう)なども含まれる。
図2は、制御装置300の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、給湯器100が作動状態である場合に所定周期で繰り返し実行される。
S10にて、制御装置300は、台所リモコン200Aおよび風呂リモコン200Bの少なくとも一方において、変更操作が行なわれたか否かを判定する。上述したように、変更操作には、エコモードオフ操作、エコモードオン操作、設定温度変更操作、停止操作、優先変更操作などが含まれる。変更操作が行なわれていない場合(S10にてNO)、制御装置300は処理を終了させる。
変更操作が行なわれた場合(S10にてYES)、制御装置300は、処理をS11に移し、台所および浴室の少なくとも一方において、給湯実行中であるか否かを判定する。たとえば、制御装置300は、給湯配管130の流量Qがしきい量Q0よりも多い場合に給湯実行中であると判定する。なお、しきい量Q0は、流量センサ131による流量Qの検出が不正確になったり熱交換器130内で沸騰が発生したりする不具合を生じることなく、給湯器100による給湯を安定的に行なうことができる最小流量に設定することができる。
給湯実行中である場合(S11にてYES)、制御装置300は、S12にて、変更操作の反映を延期する。ここで、変更操作の反映を延期するとは、変更操作を受け付けた上で、その変更操作に対応する制御の実行を一時的に遅らせる(変更操作前の制御状態を一時的に維持する)ことをいう。たとえば、エコモードオフ操作の反映を延期する場合、制御装置300は、エコモードオフ操作を受け付けた上で、一時的にエコモードの解除を遅らせてエコモードを維持する。
続くS13にて、制御装置300は、台所リモコン200Aの報知部220Aおよび風呂リモコン200Bの報知部220Bを用いて、変更操作の反映を延期している旨をユーザに報知する。
S14にて、制御装置300は、給湯が終了したか否かを判定する。たとえば、制御装置300は、給湯配管130の流量Qが上述のしきい量Q0よりも少なくなった場合に給湯が終了したと判定する。
給湯が終了していない場合(S14にてNO)、制御装置300は、処理をS12に戻し、給湯が終了するまでS12およびS13の処理を繰り返す。
給湯が終了した場合(S14にてYES)、制御装置300は、処理をS15に移し、変更操作を反映する。ここで、変更操作を反映するとは、変更操作に対応する制御を実行することをいう。たとえば、エコモードオフ操作を反映する場合、制御装置300は、エコモードを解除して運転モードを通常モードに変更する。
続くS16にて、制御装置300は、台所リモコン200Aの報知部220Aおよび風呂リモコン200Bの報知部220Bを用いて、変更操作を反映した旨をユーザに報知する。
一方、給湯実行中でない場合(S11にてNO)、制御装置300は、S12〜S14の処理を行なうことなく、S15およびS16の処理を行なう。
図3は、浴室側ユーザがシャワー使用中(給湯実行中)に台所ユーザが台所リモコン200Aでエコモードオン操作を行なった場合の制御装置300の動作を説明するための図である。なお、図3では、エコモードオン操作が台所リモコン200Aで行なわれた場合を例示しているが、エコモードオン操作が風呂リモコン200Bで行なわれた場合(すなわちシャワー使用中の浴室側ユーザ自らがエコモードオン操作を行なった場合)も同様の動作が行なわれる。
この場合、給湯実行中(給湯が継続されている間)は、制御装置300は、エコモードへの変更を一時的に延期するとともに、給湯実行中のためエコモードへの変更が延期されていることを示す映像を双方のリモコンのディスプレイ221に表示させる。なお、同じ内容の音声を双方のリモコンのスピーカ222からも出力するようにしてもよい。
これにより、給湯温度Thがシャワー使用中に変更されることが回避されるため、浴室側ユーザに不快感を与えることを防止できる。特に、通常モードからエコモードへの変更時には、給湯温度Thが給湯設定温度から給湯設定温度よりも所定温度低い温度に低下されるが、ディスプレイ221に表示される給湯設定温度は変更されない。そのため、通常モードからエコモードへの変更を給湯実行中に行なうとユーザに違和感を与える可能性があるが、本実施の形態ではそのような問題を回避できる。
さらに、浴室側ユーザおよび台所側ユーザの双方とも、給湯実行中のためにエコモードへの変更が延期されていることを把握することができる。また、台所側ユーザは、自らの操作自体は正常に受け付けられたこと、および給湯終了後に再び同じ操作を行なう必要はないことを把握できる。
浴室での給湯終了後(シャワー使用終了後)は、制御装置300は、延期されていたエコモードへの変更を開始する。このように、同じエコモードオン操作を給湯終了後に行なうことを台所側ユーザに強いることなくエコモードへの変更が行なわれる。そのため、利便性が向上する。
さらに、制御装置300は、延期されていたエコモードへの変更が開始されたことを示す映像を双方のリモコンのディスプレイ221に表示させる。なお、同じ内容の音声を双方のリモコンのスピーカ222からも出力するようにしてもよい。これにより、浴室側ユーザおよび台所側ユーザの双方とも、延期されていたエコモードオフ操作が反映されたことを把握することができる。
以上のように、本実施の形態による制御装置300は、変更操作が給湯実行中に行なわれた場合、その変更操作を給湯実行中は反映せずに給湯終了後に反映する。そのため、ユーザに不快感を与えることなく利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態ではエコスイッチ213が台所リモコン200Aおよび風呂リモコン200Bの双方に備えられる構成を例示したが、エコスイッチ213が台所リモコン200Aおよび風呂リモコン200Bのどちらか一方に備えられる構成であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 給湯装置、100 給湯器、110 缶体、111 熱交換器、112 ガスバーナ、113 排気口、114 吸気口、120 燃焼ファン、121 直流モータ、130 給湯配管、131 流量センサ、132,133 温度センサ、134A,134B 給湯口、135A,135B 給湯栓、140 ガス供給配管、141 ガス比例弁、200 リモコン、200A 台所リモコン、200B 風呂リモコン、210A,210B 操作部、211 運転スイッチ、212 温度設定スイッチ、213 エコスイッチ、214 優先スイッチ、220A,220B 報知部、221 ディスプレイ、222 スピーカ、300 制御装置。

Claims (6)

  1. 給湯温度を設定温度に応じた温度に調整可能な給湯器と、
    前記給湯温度を変更する変更操作をユーザが入力するための操作装置と、
    前記変更操作を反映するように前記給湯器を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記変更操作が給湯実行中に行なわれた場合、前記変更操作を給湯実行中は反映せずに給湯終了後に反映する、給湯装置。
  2. 前記給湯器の運転モードは、前記給湯温度を前記設定温度に制御する第1モードと、前記給湯温度を前記設定温度よりも所定温度低い温度に制御する第2モードとのいずれかに切替可能であり、
    前記変更操作は、前記運転モードを前記第1モードと前記第2モードとの間で切り替える操作を含む、請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記変更操作は、前記設定温度を変更する操作および前記給湯器の運転を停止する操作の少なくともいずれかを含む、請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. 前記給湯装置は、いずれか1つに前記給湯温度を変更する権限が与えられる複数の前記操作装置を備え、
    前記変更操作は、前記権限を有する前記操作装置を変更するための操作を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の給湯装置。
  5. 前記操作装置は、ユーザに情報を報知するための報知部を含み、
    前記制御装置は、給湯実行中に前記変更操作を反映しない場合、給湯実行中に前記変更操作を反映しない旨を前記報知部を用いてユーザに報知する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の給湯装置。
  6. 前記操作装置は、ユーザに情報を報知するための報知部を含み、
    前記制御装置は、給湯実行中に反映していなかった前記変更操作を給湯終了後に反映する場合、給湯実行中に反映していなかった前記変更操作を給湯終了後に反映する旨を前記報知部を用いてユーザに報知する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の給湯装置。
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