JP2014139436A - スワール阻止シールを有するターボ機械 - Google Patents

スワール阻止シールを有するターボ機械 Download PDF

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Abstract

【課題】擦れ合いに適しており、大きな空間を必要としないスワール阻止シールを提供すること。
【解決手段】種々の実施形態は、スワール阻止シールを含むターボ機械を含んでいる。種々の特定の実施形態では、ターボ機械は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、軸方向に延在するフランジを含み、このフランジ内部にはターボ機械における流体流れを制御するためにスロットが延在する、半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルを含む。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示される主題は、電力システムに関する。より詳細には、この主題は、タービンターボ機械システムに関する。
従来のターボ機械(タービンとも呼ばれる)、例えば蒸気タービンなどは一般に、回転シャフト(ロータとも呼ばれる)を囲むケーシングと、シャフトに取り付けられた半径方向に延在する複数のブレードの列とを含む。ブレードに誘導された加圧蒸気によって、ブレードとシャフトを回転させる。連続する蒸気の経路は典型的には、蒸気入口と、タービン内の複数の蒸気加圧区域と、蒸気出口とを含む。
従来より蒸気ターボ機械(タービン)は、静止ブレードの列と回転ブレードの列の連続する段の間で複数の加圧区域に分離されている。タービンブレードの幾何学形及び構成は、蒸気流からの有効な抽出エネルギーを最大限にするように意図されており、これにより蒸気ターボ機械(例えば発電機を駆動するために)を利用する発電所全体の効率を高める。
蒸気タービンシャフトがタービンケーシングに貫入する領域は、ケーシングから加圧蒸気が逃げるのを防ぐために密閉される。さらに、タービン効率を高めるために、従来のタービン設計は、段間シールを利用することで、蒸気が静止構成要素と回転構成要素の間の隙間を通って段の静止ブレードを回避する、又は回転ブレードを回避するのを阻止する。
回転構成要素又はブレードによって生じた蒸気スワールが、シール歯の間の空洞にひとたび入り込むと、不安定な空気力学的な力を生成する場合がある。ロータの表面に作用するこのような力は、ロータを不安定にさせる可能性がある。より多くのかつより緊密なシールを使用してターボ機械の効率を改善させる際、スワールにより誘発されるロータの動的な不安定さは、特に大型の蒸気タービンの場合、ますます重大なものになる。ロータの動的安定性を改善させるために、アンチスワール歯又はスワールブレイクを利用してスワールを消滅させる又はスワールの方向を反対にしてきた。従来のアンチスワール又はスワールブレイク装置は、それらを効果的なものするにはロータの表面との緊密な隙間に位置決めする必要がある。しかしながらこのような装置は、擦れ合いに適していない。激しい摩擦動作を避けるために(例えば静止構成要素と回転構成要素の接触)、従来のアンチスワール装置は、パッキングリングに装着され、これはリングを閉鎖するように付勢するばね要素によって静止構成要素に柔軟性を有して装着されている。このような手法は、ターボ機械内にかなりの空間を必要とする。また、ターボ機械技術の進歩によってターボ機械における構成要素間の空間は縮小しており、従来のアンチスワールリングを流体の流路に実装することをより困難なものにしている。したがって、ターボ機械における流体スワールに対処する現在の手法は、1つ又は複数の点において不十分である。
米国特許出願公開第2005/0067789号公報
種々の実施形態は、スワール阻止パッキングを含むターボ機械を含む。種々の特定の実施形態では、ターボ機械は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、ターボ機械における流体流れを制御するためのスロットが貫通している軸方向に延在するフランジを含む半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルを含む。
本発明の第1の態様は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、ターボ機械における流体流れを制御するためのスロットが貫通している軸方向に延在するフランジを含む半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルを含む。
本発明の第2の態様は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、半径方向に面する面と、半径方向に面する面に隣接する軸方向に面する面と、軸方向に面する面と半径方向に面する面を貫通して延在することで、ターボ機械における流体流れを制御するスロットとを含む半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルを含む。
本発明の第3の態様は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションであって、軸方向に配設されたブレードの各々が、ロータ本体に結合したベースセクションと、ベースセクションから半径方向に延在するブレードセクションとを含むロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルと、ロータ本体又は1以上のノズルの半径方向先端セクションの一方から延在する1組の半径方向に延在するシール歯と、ダイアフラムセクションから半径方向に延在する半径方向の段差であって、ターボ機械における流体流れを制御するためにスロットが内部に延在する半径方向の段差とを含む。
本発明のこれらの及び他の特徴は、本発明の種々の実施形態を描く添付の図面と併せて、本発明の種々の態様の以下の詳細な記載からより容易に理解されるであろう。
本発明の種々の実施形態によるスワール阻止設計を備えたターボ機械の概略断面図である。 本発明の種々の実施形態による図1のターボ機械の特定の断面の切欠き断面図である。 本発明の種々の実施形態によるターボ機械の代替の一実施形態の断面図である。 本発明の種々の実施形態によるターボ機械の代替の一実施形態の断面図である。 本発明の種々の実施形態による図4のターボ機械の特定の断面の切欠き断面図である。 本発明の種々の実施形態によるスワール阻止設計を備えたターボ機械の代替の一実施形態の断面図である。
本発明の図面は、必ずしも縮尺通りではないことに留意されたい。これらの図面は、単に本発明の典型的な態様を描くことを意図されており、したがって本発明の範囲を限定するものとみなすべきではない。図面において、同様の番号付けは、図面における同様の要素を表している。
指摘したように、本明細書に開示される主題は、電力システムに関する。より詳細には、本主題は、タービンターボ機械システムに関する。
本明細書に記載されるように、従来のターボ機械では、蒸気タービンシャフトがタービンケーシングに貫入する領域は、ケーシングから加圧蒸気が逃げるのを阻止するために密閉される。さらにタービン効率を改善するために、従来のタービン設計は、段間シールを利用することで、蒸気が静止構成要素と回転構成要素の間の隙間を通って段の静止ブレードを回避する、又は回転ブレードを回避するのを阻止する。
しかしながらこのような従来のシステムは、そのシール設計も含めて、シールの空洞に進入する流体(蒸気)流れにおけるスワールを受けやすく、これはロータの動的不安定性につながる可能性がある。回転構成要素又はブレードによって生じるスワールは、ひとたびシール歯の間の空洞に入り込むと、不安定な空気力学的な力を生成する可能性がある。ロータの表面に作用するこのような力は、ロータを不安定にさせる可能性がある。より多くのかつより緊密なシールを使用して、技術の進歩の中でターボ機械の効率を改善させる際、スワールにより誘発されるロータの動的な不安定さは、特に大型の蒸気タービンの場合、ますます重大なものになる。ロータの動的安定性を改善させるために、アンチスワール歯又はスワールブレイクを利用してスワールを消滅させる又はスワールの方向を反対にしてきた。従来のアンチスワール又はスワールブレイク装置は、それらを効果的なものするためにロータの表面との緊密な隙間に配置される。しかしながらこのような装置は、擦れ合いに適していない。激しい摩擦動作を避けるために(例えば静止構成要素と回転構成要素の接触)、これらのアンチスワール装置は、パッキングリングに装着され、これはリングを閉鎖するように付勢するばね要素によって、静止構成要素に柔軟に装着されている。このような手法は、ターボ機械内にかなりの空間を必要とする。ターボ機械技術の進歩はまた、ターボ機械における構成要素間の空間を縮小しており、従来のアンチスワールリングを流体の流路に実装することをより困難なものにしている。したがって、ターボ機械における流体スワールに対処する現在の手法は、1つ又は複数の点において不十分である。
従来の手法とは対照的に、本発明の態様は、スワール抑制スロットを含むターボ機械の軸方向のノズルシールを含む。一部のケースでは、スワール抑制スロットは、少なくとも部分的に半径方向に軸方向のノズルシールを貫通して延在する。種々の実施形態では、スワール抑制スロットは、一部が半径方向に及び一部が軸方向にシール部分を貫通して延在している。
本発明の種々の態様は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、ターボ機械における流体流れを制御するためのスロットが貫通している軸方向に延在するフランジを含む半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルを含む。
本発明の種々の他の態様は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、半径方向に面する面と、半径方向に面する面に隣接する軸方向に面する面と、軸方向に面する面と半径方向に面する面を貫通して延在することで、ターボ機械における流体流れを制御するスロットとを含む半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルを含む。
本発明の種々の別の態様は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、軸方向に延在するフランジを含み、このフランジは、ターボ機械における流体流れを制御するために、完全に半径方向に延在するスロットを内部に有する、半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルと、半径方向先端セクションと接続された1組の半径方向に延在するシール歯とを含み、このスロットは、1組の半径方向に延在するシール歯における隣接するシール歯の間に半径方向に延在している。
本発明の種々の特定の実施形態は、軸方向に配設された(回転可能な)ブレード(動翼)を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、隣接する動翼の組の間に配置された1組の(静止)ブレード(ノズル)を含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含む。特定の組の動翼とノズルが、ターボ機械内の1つの段を画定する。段間シールは、ノズルの半径方向の内径とロータの半径方向外側面の間及び動翼の先端とダイアフラムの内径の間に配置される。回転構成要素の少なくとも1つの半径方向端部に結合した静止構成要素上に所定の角度を有するスロットによって画定されるスワール阻止パッキングが、少なくとも1つの段間シールの上流に配置される。
本発明の種々の他の特定の実施形態は、軸方向に配設された(回転可能な)ブレード(動翼)の組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、隣接する動翼の組の間に配置された1組の(静止)ブレード(ノズル)を含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、このノズルが内側カバーを含んでおり、第1のシールが、ノズルの内側カバーとロータの表面の間に画定され、内側カバーが、内部に延在するスロットを有する軸方向に延在するフランジを含むことで、第1のシールへの流体流れの角度を調節し、動翼の半径方向端部と共に第2のシールを形成することで、流体流れがスロットを通るように押しやる。
本発明の別の特定の実施形態は、軸方向に配設された(回転可能な)ブレード(動翼)の組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、隣接する動翼の組の間に配置された1組の(静止)ブレード(ノズル)を含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、このノズルの少なくとも1つが、内側カバーを含んでおり、第1のシールが、ノズルの内側カバーとロータの表面の間に画定され、内側カバーがさらに、半径方向に面する面と、半径方向に面する面に隣接する軸方向に面する面と、内側カバーの軸方向に面する面及び半径方向に面する面を貫通して延在することで、第1のシールへの流体流れを制御するスロットと、回転構成要素の半径方向端部に形成され、流体流れがスロットを通るように押しやる第2のシールとを含む。
本発明の他の特定の実施形態は、軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションであって、軸方向に配設されたブレードの各々が、ロータ本体に結合したベースセクションと、ベースセクションから半径方向に延在するブレードセクションとを含むロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、この1組のノズルは、ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、ベースセクションに結合したブレードと、ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルと、ロータ本体又は1以上のノズルの半径方向先端セクションの一方から延在する1組の半径方向に延在するシール歯と、ダイアフラムセクションから半径方向に延在する半径方向の段差であって、ターボ機械における流体流れを制御するためにスロットが内部に延在する半径方向の段差とを有する。
本発明のさらに別の特定の実施形態は、軸方向に配設された(回転可能な)ブレード(動翼と呼ばれる)の組を有するロータセクションと、少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、隣接する動翼の組の間に配置された1組の(静止)ブレード(ノズルと呼ばれる)を含むダイアフラムセクションとを有するターボ機械を含んでおり、少なくとも1つの動翼が、外側カバーと、動翼の外側カバーとダイアフラムの内径の間のシールとを含んでおり、外側カバーがさらに、ダイアフラム上の半径方向に延在する段差と係合する少なくとも1つの歯とを含む。種々の実施形態では、ダイアフラム上の半径方向に延在する段差は、内部に軸方向に延在するスロットを有することで第1のシールに進入する流体流れを制御する。
本明細書で使用されるように、用語「軸方向」及び/又は「軸方向に」は、軸Aに沿った対象物の相対的な位置/方向を指しており、この軸は、ターボ機械(詳細には、ロータセクション)の回転軸にほぼ平行である。さらに本明細書で使用されるように、用語「半径方向」及び/又は「半径方向に」は、軸(r)に沿った対象物の相対的な位置/方向を指しており、この軸は、軸Aとほぼ直交し、一箇所のみで軸Aに交差する。付加的に用語「円周方向」及び/又は「円周方向に」は、円周に沿った対象物の相対的な位置/方向を指しており、この円周は、軸Aを取り囲んでいるが、いかなる場所でも軸Aと交差しない。
図1に注目すると、ターボ機械(例えば蒸気タービン)の一部の概略断面図が、本発明の種々の実施形態によって示されている。示されるように、ターボ機械2は、軸方向に配設された1組のロータブレード6を備えたロータセクション4を含むことができる。従来技術で知られるように、ロータブレード6(本明細書では動翼とも呼ばれる)は、ターボ機械2における流体流れに応答してロータセクション4と共に回転することができる。ロータブレード(動翼)6は、ロータセクション4の本体10に結合したベースセクション8(ダブテールセクションとも呼ばれる)を含むことができる。ブレード6はまた、ベースセクション8からターボ機械のダイアフラムセクション12に向かって半径方向に延在するブレードセクション7を含むことができる。ブレード6の半径方向の一端は、シュラウド9である。指摘したように、ターボ機械2はまた、少なくとも部分的にロータセクション4を取り囲むダイアフラムセクション12を含むことができる。ダイアフラムセクション12は、軸方向に配設されたブレード(動翼)6の隣接する組16の間に配置された1組のノズル14を含むことができる。1組のノズル14とブレードの組(動翼)16の各々の組は、ターボ機械の1つの「段」と呼ばれる。従来技術で知られるように、ターボ機械2の運転中、作用流体(例えば蒸気)が、ダイアフラム(ダイアフラムセクション12として示される)とロータ(ロータセクション4として示される)の間の空間に進入し、ノズル14(詳細には、ブレードセクション22)によってロータブレード(動翼)6(ブレードセクション7)を横切るように誘導され、これによりロータセクション4をダイアフラムセクション12において回転させる。
ダイアフラムセクション12内のノズル14の組は、ダイアフラムセクション12に結合したベースセクション20を有する1以上のノズル18を含む。ノズル18はさらに、ベースセクション20に結合したブレード(ノズルブレード)22を含む。ノズル18はさらに、半径方向先端セクション(内側カバーとも呼ばれる)24、及びブレード22の半径方向端部26に結合した半径方向先端セクション24を含む。ロータ本体10の表面25から、又は半径方向先端セクション24の半径方向の内側面から延在し得る半径方向に延在するシール歯33と協働して、半径方向先端セクション24とシール歯33が、ターボ機械2の隣接する段の間に第1のシール32(軸方向シール、また「シール領域」とも呼ばれる)を形成する。
半径方向先端セクション24は、軸方向に延在するフランジ28を含むことができ、このフランジは、内部に延在する(例えば少なくとも一部が半径方向に内部で延在する)スロット(又は穴)30を含む。軸方向に延在するフランジ28(スロット30を含めた)は、流体流れを制御することを目的とし、例えばターボ機械2における流体流れ(例えば蒸気流)の方向を制御する。すなわち、ターボ機械2の運転中、軸方向に延在するフランジ28(スロット30を含む)は、ターボ機械2においてシール領域32に進入する流体におけるスワールを阻止するのを助けることができる。本明細書に記載したように、「スワール」及び/又は「流体スワール」は、同一の回転方向での流体の接線速度成分を指すことができる。
図1はまた、1以上のノズル18に隣接する軸方向に配設されたブレード6の1つが、フックフランジ34(例えばフック型フランジ、又は一部が軸方向で一部が半径方向に延在する他の2つの部品からなるフランジであり、これは「エンジェルウィング」フランジと呼ばれる場合がある)を備えたベースセクション8を含むことを示している。示されるように、フックフランジ34は、1以上のノズル18に向かって軸方向に延在している。フックフランジ34は、軸方向に延在するフランジ28と軸方向に重なることで、(一部が半径方向の)第2のシール35(第2のシール領域とも呼ばれる)を形成することができ、これは、漏出した流れが、ターボ機械2における一次流路36と二次流路38の間のスロット(又は穴)30を回避するのを阻止するのを助けている。図1に示される実施形態に示されるように、フックフランジ34が、軸方向に延在するフランジ28におけるスロット30と軸方向に重ならないことにより、スロット30によってなお、そこを通過する流体流れがターボ機械2においてシール領域32に進入する流体のスワールを軽減させることを可能にする。図1はまた、シール32が、1組の半径方向に延在するシール歯33を含み、このシール歯は、一部のケースではロータ本体10の半径方向外側面25から半径方向先端セクション(ノズルの内側カバー)24の半径方向端部に向かって延在する場合、或いは他のケースでは、半径方向先端セクション24の半径方向内側面から延在する場合がある。いずれのケースにおいても、半径方向に延在するシール歯33は、ロータ本体10の外側面25又は半径方向先端セクション24の半径方向内側面の一方に結合される。
半径方向に延在するシール歯33の組が、漏出流体(例えば蒸気)が横断するための蛇行性の経路を形成することで、ターボ機械2の効率を改善させることができる。一部のケースでは、漏出をさらに抑え、ターボ機械の効率を改善させるために、摩耗性材料の1つ又は複数の層37を半径方向先端セクション(内側カバー)24の半径方向の内径(表面)上に塗布することで、シール歯33の先端と半径方向先端セクション24(内側カバー)の半径方向外側面の間の隙間を縮小し、ロータ摩擦のリスクを緩和させることができる。さらにスロット30及び第2のシール領域35によって生じるスワールを軽減させることによって、第1のシール領域32(隣接するシール歯33の間)内のシール空洞における不安定な蒸気の力を不安定化させる作用を緩和させ、これによりロータの動的安定性を改善させることができる。
図2は、内部に延在する複数のスロット(又は穴)30を含む軸方向に延在するフランジ28の切欠き図を示す。一部のケースでは、スロット30は、軸方向に延在するフランジ28を少なくとも部分的に円周方向に貫通して延在する。示されるように、全てのケースにおいて、スロット30は、軸方向に延在するフランジ28を完全に半径方向に(r)貫通して延在している。一部のケースでは、スロット30は、円周方向にずれた開口を有し、そのため半径方向内側の開口44は、半径方向外側の開口46から円周方向にずれている(半径方向に整列されない)。示されるようにスロット30は、一次流路36から二次流路38に流体が流れるのを可能にするように設計されており、これは、二次流路38(又は漏出経路)における流体スワールを阻止するのを助けることができる。
図1のターボ機械2の代替の描写が、図3のターボ機械102の概略断面的な描写で示されている。このケースでは、全く同様に番号付けされた要素は、ほぼ同一の構成要素を表している。この描写では、ターボ機械102は、ブレード22の半径方向端部26に結合した半径方向先端セクション104を含んでおり、この場合、半径方向先端セクション104は、軸方向フランジ108を含んでおり、このフランジは内部に延在する(例えば完全に半径方向に内部で延在する)スロット110を有することで、流体流れ(例えば蒸気)の方向を制御する。図1を参照して記載したように、ターボ機械102の半径方向先端セクション104は、シール歯33と協働して作用して、第1のシールセクション132を形成することができる。シール歯33は、ロータ本体10の表面25から半径方向に延在し、半径方向先端セクション104の半径方向内側面と係合することができる。第1のシールセクション132は、ターボ機械102の段の間の軸方向の二次的な流体の流れを阻止する助けをすることができる。種々の実施形態において、軸方向フランジ108、及び詳細にはスロット110は、ターボ機械102において第1のシール領域132に送り込まれる流体流れの方向を制御することができる。種々の実施形態において、軸方向フランジ108は、内側密閉面を有し、これは、シール歯33の組における軸方向の最も外側のシール歯33Aと嵌合することで、第2のシール(又は第2のシール領域)135を形成する。シール132及び135の両方の密閉効果は、一部の実施形態では摩耗性コーティング37によって改善させることができ、これは、半径方向先端セクション104上に塗布することができる。スロット110は、第1のシール132と第2のシール135の間に位置決めすることができる。種々の実施形態では、スロット110は、1組のシール歯における隣接するシール歯33の間(例えば軸方向の最も外側のシール歯33Aとその隣接するシール歯33の間)に半径方向に延在する。一部の実施形態において、第2のシール135は漏出流体をスロット110へと押しやることができ、これにより流体流れの方向を制御し、第1のシール132へと導くことができる。一方で第1のシール132は、ノズルブレード22を回避する(例えば蒸気の)漏出流れを低減させることができる。一部のケースでは、図1を参照して示され記載される実施形態とは区別して、ターボ機械102の半径方向先端セクション104は、ロータ本体10の表面25から延在して隣接するシール歯33の間に延在するスロット110を含む。一部のケースでは、スロット110は、図2のスロット30に関して描写されるものと同様の断面を有する場合もある。
図1のターボ機械2及び図3のターボ機械102の代替の描写が、図4においてターボ機械202の概略断面的な描写で示されている。このケースでは、全く同様に番号付けされた要素は、ほぼ同一の構成要素を表している。この描写では、ターボ機械202は、ブレード22の半径方向端部26に結合した半径方向先端セクション(ノズルの内側カバーとも呼ばれる)204を含んでおり、この場合半径方向先端セクション204は、半径方向に面する面206と、半径方向に面する面206に隣接する軸方向に面する面208と、軸方向に面する面208と半径方向に面する面206を貫通して延在するスロット(又は穴)210とを含む。スロット210は、ターボ機械202における流体流れを制御する目的で使用することができる。一部のケースでは、スロット210は、第2のシール235の助けを借りて、第1のシール232に至る流体流れ方向を制御するために使用することができる。
種々の実施形態において、スロット210は、隣接する半径方向に延在するシール歯33(ロータ本体10の半径方向外側の壁25から半径方向に面する面206に向かって延在することで、半径方向先端セクション204と嵌合する)の間で半径方向に面する面206上に開口214を含む。図4に示されるように、半径方向に面する面206は、多様な段差付きの部分の面で構成されてよい。段差の一部は、軸方向に面している可能性がある。種々の実施形態では、スロット210はまた、半径方向先端セクション204の軸方向に面する面208上の開口217と、軸方向に面する段差上の別の開口とを含む。一部のケースでは、軸方向に面する面208は、圧縮機の場合のように下流面である。スロットは、スワールを緩和させる、又は漏出流れを主要な流路へと戻すように誘導するために使用することができる。種々の実施形態において、スロット210は、半径方向に面する面206と軸方向に面する面208の間にほぼ対角線上(直線で)に延在する。
図5は、スロット210を貫通する半径方向先端セクション204の切欠き図を示しており、この図は、半径方向先端セクション204を貫通して延在する複数のスロット210を示している。一部のケースでは、スロット210は、少なくとも部分的に円周方向に半径方向先端セクション204を貫通して延在している。示されるように全てのケースにおいて、スロット210は、完全に半径方向に(r)半径方向先端セクション204を貫通して延在している。一部のケースでは、スロット210は、円周方向にずれた開口を有することで、半径方向内側の開口220は、半径方向外側の開口222と円周方向にずれている(半径方向に整列されない)。
本明細書に記載されるスワール阻止ノズルシールの種々の実施形態は(例えば図5に関して)、動翼先端シールにおいて等しく実装することができる。種々の代替の実施形態では、図6に示されるように、流れを中断する同様の原理をターボ機械302の動翼の先端箇所に適用することができる、このようなケースでは、スロット(又は穴)310は、静止構成要素324から延在する半径方向の段差機構308を軸方向に貫通して延びており、この静止構成要素は、ダイアフラム12と一体式である、或いはダイアフラム12に設置された部品の場合がある。第1のシール領域332が形成され、これはシール歯333A、333C(動翼シュラウド9から延在する)と、シール歯333B(ダイアフラム12の半径方向内向きの面から延在する)とを含む。これらのシール歯333A、333C、333Bが、動翼シュラウド9とダイアフラム12の間の蛇行性の流路を形成することで漏出を制限する。第2のシール領域335もまた形成され、これは動翼シュラウド9からの少なくとも1つの歯333Aと、段差機構308上の内側の嵌合面とを含む。第2のシール領域335は、漏出流れをスロット310を通るように押しやることで、第1のシール332への正のスワールを軽減させることができる。
代替として、シール歯333Bは、図1、図3及び図4に示されるようにブラシシール40によって置き換えることも可能である。付加的にさらなる摩耗性コーティングを機構308(歯333Aに接触する)の内径(半径方向の内側面)に塗布することも可能である。
種々の他の実施形態では、ロータの動的安定性をさらに改善させるために、スロット310を、ターボ機械302の回転方向に対して円周方向に角度を付けることで、ロータの力学をさらに安定させる負のスワールを生成することができる。
本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を記載することのみを目的としており、本開示を限定することは意図されていない。本明細書で使用されるように、単数の形態「a」、「an」及び「the」は、文脈がそうでないことをはっきりと指摘しない限り、複数の形態も同様に含めることが意図されている。用語「comprise(備える)」及び/又は「comprising(備えている)」は本明細書で使用される際、記述される機能、整数、ステップ、作用、要素及び/又は構成要素の存在を特定するものであるが、1つ又は複数の他の機能、整数、ステップ、作用、要素、構成要素及び/又はその集合体の存在又は追加を排除するものではないことがさらに理解されよう。用語「前方」及び「後方」は、限定することは意図されていないため、適切ならば相互に入れ替え可能であることが意図されることがさらに理解されよう。
この書面による記載は、本発明を開示することを目的とした最適な態様を含む例を利用しており、また任意の装置又はシステムを作製し利用すること、並びに任意の採用された方法を実行することを含め、当業者が本発明を実施することができるようにするものである。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義されており、当業者が思い付く他の例を含むことができる。このような他の例は、それらが特許請求の範囲の文字通りの言い回しと相違ない構造上の要素を含む場合、或いはそれらが特許請求の範囲の文字通りの言い回しとわずかな相違点を有する等価な構造上の要素を含む場合、特許請求の範囲の範囲内にあることが意図されている。
2 ターボ機械
4 ロータセクション
6 ロータブレード
7 ブレードセクション
8 ベースセクション
9 シュラウド
10 ロータ本体
12 ダイアフラムセクション
14 ノズル
16 ブレードの組
18 ノズル
20 ノズルのべースセクション
22 ブレード
24 半径方向先端セクション
25 ロータ本体の表面(半径方向外側の壁)
26 ブレードの半径方向端部
28 軸方向に延在するフランジ
30 スロット
32 シール領域
33 シール歯
33A 軸方向の最も外側のシール歯
34 フックフランジ
35 第2のシール領域
36 一次流路
37 摩耗性材料
38 二次流路
40 ブラシシール
44 半径方向内側の開口
46 半径方向外側の開口
102 ターボ機械
104 半径方向先端セクション
108 軸方向フランジ
110 スロット
132 第1のシール
135 第2のシール
202 ターボ機械
204 半径方向先端セクション
206 半径方向に面する面
208 軸方向に面する面
210 スロット
214 開口
217 開口
220 半径方向内側の開口
222 半径方向外側の開口
232 第1のシール
235 第2のシール
302 ターボ機械
308 半径方向の段差機構
310 スロット
324 静止構成要素
332 第1のシール領域
333A、333B、333C シール歯
335 第2のシール領域

Claims (20)

  1. 軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、
    少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションと
    を備えるターボ機械であって、前記1組のノズルが、
    ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、
    ベースセクションに結合したブレードと、
    ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、ターボ機械における流体流れを制御するためのスロットが貫通している軸方向に延在するフランジを含む半径方向先端セクションと
    を有する1以上のノズルを含んでいる、ターボ機械。
  2. 前記ロータセクションから延在して、半径方向先端セクションと嵌合する半径方向に延在する1組のシール歯をさらに備える、請求項1記載のターボ機械。
  3. 前記半径方向先端セクションから延在して、ロータセクションと嵌合する少なくとも1つの半径方向に延在するシール歯をさらに備える、請求項1記載のターボ機械。
  4. 前記スロットが、軸方向に延在するフランジを半径方向に完全に貫通する、請求項1記載のターボ機械。
  5. 1以上のノズルに隣接する軸方向に配設されたブレードの1つがさらに、
    ロータ本体に結合したベースセクションと、
    ベースセクションからダイアフラムセクションに向かって半径方向に延在するブレードセクションと
    を含んでおり、ベースセクションが、1以上のノズルに向かって軸方向に延在するフックフランジを含む、請求項1記載のターボ機械。
  6. 前記フックフランジが、軸方向に延在するフランジと軸方向に重なって、部分的に半径方向シールを形成する、請求項5記載のターボ機械。
  7. 前記フックフランジが、軸方向に延在するフランジのスロットと軸方向に重ならない、請求項6記載のターボ機械。
  8. 前記スロットが、シールセクションを少なくとも部分的に円周方向に貫通して延在する、請求項1記載のターボ機械。
  9. 軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションと、
    少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを備えるターボ機械であって、1組のノズルが、
    ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、
    ベースセクションに結合したブレードと、
    ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションであって、半径方向に面する面と、半径方向に面する面に隣接する軸方向に面する面と、ターボ機械における流体流れを制御するため軸方向に面する面及び半径方向に面する面を貫通するスロットとを含む半径方向先端セクションと
    を有する1以上のノズルを含むターボ機械。
  10. ロータセクションから半径方向先端セクションの半径方向に面する面に向かって延在する1組の半径方向に延在するシール歯をさらに備える、請求項9記載のターボ機械。
  11. 半径方向先端セクションの半径方向に面する面からロータセクションに向かって延在する少なくとも1つの半径方向に延在するシール歯をさらに備える、請求項9記載のターボ機械。
  12. スロットが、半径方向に延在するシール歯の組における隣接する半径方向に延在するシール歯の間で半径方向に面する面上に開口を含む、請求項10記載のターボ機械。
  13. 軸方向に面する面が、下流に面する面を含む、請求項9記載のターボ機械。
  14. スロットが、半径方向に面する面と軸方向に面する面の間にほぼ対角線上に延在する、請求項9記載のターボ機械。
  15. スロットが、軸方向に延在するフランジを少なくとも部分的に円周方向に貫通して延在する、請求項9記載のターボ機械。
  16. 軸方向に配設されたブレードの組を有するロータセクションであって、各々の軸方向に配設されたブレードが、
    ロータ本体に結合したベースセクションと、
    ベースセクションから半径方向に延在するブレードセクションとを含むロータセクションと、
    少なくとも部分的にロータセクションを取り囲むダイアフラムセクションであって、軸方向に配設されたブレードの隣接する組の間に配置された1組のノズルを含むダイアフラムセクションとを備えるターボ機械であって、1組のノズルが、
    ダイアフラムセクションに結合したベースセクションと、
    ベースセクションに結合したブレードと、
    ブレードの半径方向端部に結合した半径方向先端セクションとを有する1以上のノズルと、
    ロータ本体又は1以上のノズルの半径方向先端セクションの一方から延在する1組の半径方向に延在するシール歯と、
    ダイアフラムセクションから半径方向に延在する半径方向の段差であって、ターボ機械における流体流れを制御するためにスロットが内部に延在する、半径方向の段差とを含むターボ機械。
  17. ロータセクションが、半径方向外側の壁を含み、半径方向に延在するシール歯の組が、半径方向外側の壁の上でロータセクションから延在する、請求項16記載のターボ機械。
  18. ロータセクションが、半径方向外側の壁を含み、半径方向に延在するシール歯の組が、半径方向先端セクションから延在し、ロータの半径方向外側の壁と嵌合する、請求項16記載のターボ機械。
  19. スロットが半径方向の段差を軸方向に少なくとも部分的に貫通して延在する、請求項16記載のターボ機械。
  20. スロットが、半径方向の段差を軸方向に完全に貫通して延在する、請求項19記載のターボ機械。
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