JP2014138402A - 差替装置、配信装置、キャッシュ装置、プログラム、配信方法及びキャッシュ方法 - Google Patents

差替装置、配信装置、キャッシュ装置、プログラム、配信方法及びキャッシュ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像データの再生時における視聴者の利便性を向上させる。
【解決手段】データ記憶装置208に記憶されている映像のデータに含まれる映像フレームのうち特定情報を含む特定フレームを検出する特定フレーム検出部201と、通信ネットワークを介して、特定フレーム検出部201が検出した特定フレームに対応する、特定情報が含まれない差替フレームデータを要求するデータ要求部202と、通信ネットワークを介して、データ要求部202からの要求に応じて供給される差替フレームデータを受信するデータ受信部203と、データ受信部203が受信した差替フレームデータを用いて、特定フレームのデータを差し替えることにより上記映像の内容を変更する差替部209と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、差替装置、配信装置、キャッシュ装置、プログラム、配信方法及びキャッシュ方法に関する。
デジタル放送の規格において、緊急ニュースなどのテロップの情報を、映像音声とは別に、データ放送として送信し、受信装置において映像と一緒に表示することが可能である。例えば、特許文献1には、映像信号と音声信号と少なくともテロップを含んだデータと該データを表示または非表示とする制御信号が符号化デジタルデータとして多重されて送信されたデジタル放送を録画および再生するデジタル放送受信装置が開示されている。そのデジタル放送受信装置は、データを表示するか否かを設定するデータ表示設定手段と、録画された放送を再生しているか否かを判定する判定手段とを有し、前記判定手段により録画が再生中であると判定され、前記データ表示設定手段によりデータを非表示にすると設定された場合には、制御信号がデータを第1の表示装置に表示する場合であっても、第1の表示装置に該データを非表示とする。
特開2004−343312号公報
しかし、デジタル放送の運用において、送信側の送出装置がニュースなど緊急のテロップの情報を、データ放送の情報として映像音声とは別に送信することは少なく、送信側の送出装置はテロップを含む映像を送信することが多い。受信側の録画装置がそのテロップを含む映像データを録画するとき、そのテロップを含む映像データをそのまま録画する。
録画装置がその録画された映像データを再生するとき、テロップで表示されている情報の内容は既に過去のものなので緊急性に乏しい。また、視聴者はそのテロップで表示されている情報を映像データを再生する時の情報であると誤解することがある。更にテロップは、映像を視覚的に阻害することがある。このように、録画された映像データの再生時に、表示装置にテロップが表示されることで視聴者の利便性が損なわれる場合がある。
そこで本発明の一態様は、上記問題に鑑みてなされたものであり、映像データの再生時における視聴者の利便性を向上させることを可能とする差替装置、配信装置、キャッシュ装置、プログラム、配信方法及びキャッシュ方法を提供することを課題とする。
(1)本発明の一態様は、データ記憶部に記憶されている映像のデータに含まれる映像フレームのうち特定情報を含む特定フレームを検出する特定フレーム検出部と、通信ネットワークを介して、前記特定フレーム検出部が検出した前記特定フレームに対応する、前記特定情報が含まれない差替フレームデータを要求するデータ要求部と、通信ネットワークを介して、前記データ要求部からの要求に応じて供給される差替フレームデータを受信するデータ受信部と、前記データ受信部が受信した前記差替フレームデータを用いて、前記特定フレームのデータを差し替えることにより前記映像の内容を変更する差替部と、を備える差替装置である。
(2)また、本発明の一態様は、上述の差替装置であって、前記差替部は、前記特定フレームを差し替えることにより得られる新たな映像のデータを、前記データ記憶部に記憶させる。
(3)また、本発明の一態様は、上述の差替装置であって、前記データ要求部は、前記データ記憶部に記憶されている前記映像のデータを再生する際に前記差替フレームデータを要求し、前記差替部は、受信した前記差替フレームデータを用いて、前記特定フレームを差し替えて得られる映像を再生映像として出力する。
(4)また、本発明の一態様は、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付部と、データ記憶装置から前記データ要求受付部が受け付けた前記差替フレームデータを読み出すデータ読出部と、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを送信するデータ送信部と、を備える配信装置である。
(5)また、本発明の一態様は、上述の配信装置であって、入力装置が受け付けた放送番組を識別する番組識別情報と、前記放送番組において前記特定情報を含んで放送された特定フレームを識別する特定フレーム識別情報とを関連付けて特定フレーム識別情報記憶装置に記憶させる記憶処理部を更に備え、前記データ要求受付部が前記要求を受け付けた際に、前記データ読出部は、要求された差し替えフレームデータに対応する前記特定フレームを識別する特定フレーム識別情報が前記番組識別情報と関連付けられて前記特定フレーム識別情報記憶装置に記憶されていた場合、該番組識別情報に関連付けられた他の差し替えフレームデータをも前記データ記憶装置から読み出し、前記データ送信部は、前記データ読出部が読み出した前記他の差し替えフレームデータをも送信する。
(6)また、本発明の一態様は、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータを配信装置に要求するデータ要求部と、通信ネットワークを介して、前記データ要求部からの要求に応じて供給される差替フレームデータを前記配信装置から受信するデータ受信部と、前記データ受信部が受信した差替フレームデータを記憶装置に記憶させる記憶処理部と、通信ネットワークを介して、前記差替フレームデータに対応するデータであって前記特定情報が含まれない映像フレームのデータを前記差替フレームデータに差し替える差替装置から、前記差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付部と、前記データ要求受付部が受け付けた要求で要求された前記差替フレームデータを前記記憶装置から読み出すデータ読出部と、通信ネットワークを介して、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを差替装置へ送信するデータ送信部と、を備えるキャッシュ装置である。
(7)また、本発明の一態様は、コンピュータに、データ記憶部に記憶されている映像のデータに含まれる映像フレームのうち特定情報を含む特定フレームを検出する特定フレーム検出ステップと、通信ネットワークを介して、前記特定フレーム検出ステップで検出された前記特定フレームに対応する、前記特定情報が含まれない差替フレームデータを要求するデータ要求ステップと、通信ネットワークを介して、前記データ要求ステップでの要求に応じて供給される差替フレームデータを受信するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップで受信された前記差替フレームデータを用いて、前記特定フレームを差し替えることにより前記映像の内容を変更する差替ステップと、を実行させるためのプログラムである。
(8)また、本発明の一態様は、データ要求受付部が、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータの要求を受け付ける手順と、データ読出部が、データ記憶装置から前記データ要求受付部が受け付けた前記差替フレームデータを読み出す手順と、データ送信部が、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを送信する手順と、を有する配信方法である。
(9)また、本発明の一態様は、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付ステップと、データ記憶装置から前記データ要求受付ステップで受け付けられた前記差替フレームデータを読み出すデータ読出ステップと、前記データ読出ステップで読み出された差替フレームデータを送信するデータ送信ステップと、を実行させるためのプログラムである。
(10)また、本発明の一態様は、データ要求部が、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータを配信装置に要求する手順と、データ受信部が、通信ネットワークを介して、前記データ要求部からの要求に応じて供給される差替フレームデータを前記配信装置から受信する手順と、記憶処理部が、前記データ受信部が受信した差替フレームデータを記憶装置に記憶させる手順と、データ要求受付部が、通信ネットワークを介して、前記差替フレームデータに対応するデータであって前記特定情報が含まれない映像フレームのデータを前記差替フレームデータに差し替える差替装置から、前記差替フレームデータの要求を受け付ける手順と、データ読出部が、前記データ要求受付部が受け付けた要求で要求された前記差替フレームデータを前記記憶装置から読み出す手順と、データ送信部が、通信ネットワークを介して、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを差替装置へ送信する手順と、を有するキャッシュ方法である。
(11)また、本発明の一態様は、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータを配信装置に要求するデータ要求ステップと、通信ネットワークを介して、前記データ要求ステップでの要求に応じて供給される差替フレームデータを前記配信装置から受信するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップで受信された差替フレームデータを記憶装置に記憶させる記憶処理ステップと、通信ネットワークを介して、前記差替フレームデータに対応するデータであって前記特定情報が含まれない映像フレームのデータを前記差替フレームデータに差し替える差替装置から、前記差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付ステップと、前記データ要求受付ステップで受け付けられた要求で要求された前記差替フレームデータを前記記憶装置から読み出すデータ読出ステップと、通信ネットワークを介して、前記データ読出ステップで読み出された差替フレームデータを差替装置へ送信するデータ送信ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、映像データの再生時における視聴者の利便性を向上させることができる。
第1の実施形態における配信システムの構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態における配信サーバの構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態における録画再生装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態における配信システムの第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における配信システムの第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における配信システムの第3の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における配信システムの第4の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7のフローチャートの続きである。 第2の実施形態における配信システムの構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態におけるキャッシュサーバの構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態における配信システムの第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11のフローチャートの続きである。 第2の実施形態における配信システムの第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13のフローチャートの続きである。 第2の実施形態における配信システムの第3の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図15のフローチャートの続きである。 第2の実施形態における配信システムの第4の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図17のフローチャートの続きである。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。各実施形態において、特定情報は、録画された映像データを再生する時には表示させない方が好ましい情報である。例えば特定情報はテロップである。具体的には例えば、特定情報は地震速報、災害速報、選挙の開票速報、ニュース速報などの番組中に速報で流れる速報テロップである。また他の具体例として、特定情報はL字型画面時のL字テロップである。ここでL字型画面は、テレビの通常放送の画面に字幕情報をアルファベットのLの字の形(鉤括弧)のようにして見せた画面である。L字テロップとは、L字型画面において、表示画面に向かって左下に表示されるL字形状のテロップである。L字型画面においてL字テロップの部分以外には通常の番組の画面が配置される。また他の具体例として、特定情報は再生時には既に放送日時が過ぎた番組の宣伝テロップである。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態における配信システム1の構成を示す概略ブロック図である。配信システム1は、配信サーバ(配信装置)100と録画再生装置(差替装置)200−1、…、200−NまでのN台の録画再生装置(差替装置)とを備える。ここで、録画再生装置200−1、…、200−Nを総称して録画再生装置200という。通信ネットワーク400は、例えばインターネットなどの通信回線網である。配信サーバ100と録画再生装置200とは通信ネットワーク400を介して接続されている。これにより、配信サーバ100と録画再生装置200は、通信ネットワーク400を介して互いに情報を送受信する。本実施形態では、特定情報を一例としてテロップとして説明する。
配信サーバ100は、テロップ(例えば、速報テロップ、L字テロップ)を含まない映像データを保持する。本実施形態では、映像データを一例として番組コンテンツのデータ(以下、番組コンテンツデータ)として以下説明する。
録画再生装置200は、例えば放送電波を受信し、受信して得たデジタル放送番組をファイル化する。そして録画再生装置200は、ファイル化したデータを番組コンテンツデータとして保存する。録画再生装置200は、例えば保存された番組コンテンツデータの中から、テロップ(例えば、速報テロップ、L字テロップ)を含む映像フレーム(以下、「特定フレーム」ともいう)を検出する。そして、録画再生装置200は、特定フレームのデータ(以下、「特定フレームデータ」という)にテロップを含ませる前の映像フレームのデータ(以下、「差替フレームデータ」ともいう)を通信ネットワーク400を介して配信サーバ100を要求する。そして、配信サーバ100は、録画再生装置200からの要求に応じて差替フレームデータを通信ネットワーク400を介して録画再生装置200へ送信する。続いて、録画再生装置200は、要求に応じて配信サーバ100が送信した差替フレームデータを受信する。そして、録画再生装置200は、受信した差替フレームデータを、対応する特定フレームデータに差し替えることにより映像の内容を変更する。
また、録画再生装置200は、例えば特定フレームを差し替えることにより得られる新たな映像のデータを保持する。また、例えば、録画再生装置200は、未だ特定フレームが差し替えられた新たな映像のデータを保持していない場合、例えば録画された番組コンテンツを再生する際に差替フレームデータを通信ネットワーク400を介して配信サーバ100から取得する。そして録画再生装置200は、例えば取得した差替フレームデータを用いて特定フレームを差し替えて得られる映像を再生映像として不図示の表示装置に出力する。これにより、表示装置はテロップが含まれない再生映像を表示することができる。
なお、本実施形態では、番組コンテンツは映像であるものとして説明する。この映像に付随するデータの種類は、例えば音声である。なお、映像に付随するデータの種類は、音声に限ったものではなく、データ放送のデータでも、音声を字幕化した文字データでもよい。
図2は、第1の実施形態における配信サーバ100の構成を示す概略ブロック図である。配信サーバ100は、データ記憶装置105と、処理部110と、通信部120と、差替データ入力部130とを備える。
データ記憶装置105には、テロップ(例えば、速報テロップ、L字テロップ)を含まない番組コンテンツデータが記憶されている。例えば、データ記憶装置105には、放送局(例えば、NHK)及び放送チャンネル(例えば、NHK BS1)の双方を識別するチャンネル識別情報(以下、「チャンネルID」という)と番組コンテンツの放送日時とテロップを含まない番組コンテンツデータとが関連付けられて記憶されている。これにより、処理部110の後述するデータ読出部102は、例えばチャンネルIDと番組コンテンツの放送日時から番組コンテンツデータを特定し、特定した番組コンテンツデータを映像フレーム単位で読み出すことができる。また、データ記憶装置105は、テロップが表示された放送日時に関するデータを保持する。
本実施形態では、一例として文献(金子、黄、竹内、和泉、“分散ファイルシステムにおける連続IDを使ったファイル管理手法の提案、”11−1、2011年映像情報メディア学会年次大会)の分散ファイルシステムをデータ記憶装置105に利用することとして説明する。なお、データ記憶装置105は、一つのサーバであってもいいし、複数のサーバから構成されるものであってもよく、その実装方式を限定するものではない。
通信部120は、通信ネットワーク400を介して録画再生装置200と通信する。
差替データ入力部130は、例えば放送局のオペレータによって入力された、テロップが表示された放送番組のチャンネルIDと放送番組の放送日時とテロップが表示された放送日時を受け付ける。ここで、放送日時は、放送日と放送時刻(タイムコード)を含む。差替データ入力部130は、受け付けたチャンネルIDと放送日時とを示すデータを処理部110の後述する記憶処理部104へ出力する。
処理部110は、データ記憶装置105、通信部120または差替データ入力部130から入力された情報を処理する。ここで、処理部110は、データ要求受付部101と、データ読出部102と、データ送信部103と、記憶処理部104とを備える。
データ要求受付部101は、通信ネットワーク400を介して通信部120が受信した、録画再生装置200からの差替フレームデータの配信要求を受け付ける。また、データ要求受付部101は、要求された映像フレームの、チャンネルIDと番組コンテンツが放送された日時を示す日時情報を、データ読出部102へ出力する。
記憶処理部104は、差替データ入力部130から入力されたデータを用いて、テロップが表示された放送番組のチャンネルIDと放送番組の放送日時とテロップが表示された放送日時を関連付けてデータ記憶装置105に記憶させる。ここで、放送番組を識別する番組識別情報は、例えば、放送番組のチャンネルIDと放送番組の放送日時との組である。これにより、配信サーバ100は、番組識別情報を用いて放送番組を一意に特定することができる。また、上記放送番組において特定情報を含んで放送された映像フレームである特定フレームを識別する特定フレーム識別情報は、例えばテロップが表示された放送日時である。その場合、記憶処理部104は、差替データ入力部130が受け付けた放送番組を識別する番組識別情報と、上記放送番組において特定情報を含んで放送された特定フレームを識別する特定フレーム識別情報とを関連付けてデータ記憶装置(特定フレーム識別情報記憶装置)105に記憶させる。
データ読出部102は、データ要求受付部101から入力されたチャンネルID情報と日時情報を用いて、データ記憶装置105に記憶されている番組コンテンツの中から、配信要求のあった差替フレームデータを検索する。そして、データ読出部102は、例えば検索により得られた一フレーム分の差替フレームデータをデータ記憶装置105から読み出し、読み出した一フレーム分の差替フレームデータをデータ送信部103へ出力する。
データ読出部102は、データ要求受付部101から入力されたチャンネルIDと日時情報とで特定される番組においてテロップが表示された放送時刻を、データ記憶装置105に記憶されている、テロップが表示された放送番組のチャンネルIDと放送日と放送時刻(タイムコード)との組から検索することで取得する。これにより、データ読出部102は、その番組内においてテロップが表示された複数の放送日時を取得する。そして、データ読出部102は、取得した複数の放送日時に放送された、テロップを含まない複数フレーム分の差替フレームデータをデータ記憶装置105から読み出す。ここで、テロップを含まない複数フレーム分の差替フレームデータは、配信要求があった差替フレームデータと、その差替フレームデータ以外の他の差替フレームデータを含む。そして、データ読出部102は、読み出した複数の差替フレームデータをデータ送信部103へ出力する。以上のことから、データ読出部102は、要求された差し替えフレームデータに対応する特定フレームを識別する特定フレーム識別情報が、番組を識別する番組識別情報と関連付けられてデータ記憶装置(特定フレーム識別情報記憶装置)105に記憶されていた場合、該番組識別情報に関連付けられた他の差し替えフレームデータをもデータ記憶装置105から読み出す。
データ送信部103は、データ読出部102が読み出した差替フレームデータを通信部120から通信ネットワーク400を介して録画再生装置200へ送信する。また、データ読出部102は、データ読出部102が読み出した他の差し替えフレームデータをも通信ネットワーク400を介して録画再生装置200へ送信する。
図3は、第1の実施形態における録画再生装置200の構成を示す概略ブロック図である。録画再生装置200は、処理部210と入力部211とデータ記憶装置208と通信部220とを備える。録画再生装置200は、例えばハードディスク内蔵の録画再生装置である。
入力部211は、視聴者からの入力を受け付ける。具体的には例えば、入力部211は、視聴者がリモコンを操作することで該リモコンから出射された赤外線信号を受信する。そして、入力部211は、受信した赤外線信号を復調して得た信号が示す視聴者操作情報を処理部210の後述する番組コンテンツ再生部204へ出力する。視聴者操作情報は、例えば、番組表の表示の指示、再生または録画する番組コンテンツを選択するために視聴者が指示するカーソル位置の変更の指示、選択された番組コンテンツの再生の指示、または選択された番組コンテンツの録画の指示である。ここで、カーソル位置は例えば外部の表示装置に表示される。本実施形態では視聴者がリモコンを用いて操作するが、視聴者の操作機器はリモコンだけに限定しない。
処理部210は、データを処理する。ここで処理部210は、特定フレーム検出部201と、データ要求部202と、データ受信部203と、差替部209と、データ読出部206と、放送受信部207とを備える。
特定フレーム検出部201は、データ記憶装置208に記憶されている映像のデータ(本実施形態では、一例として番組コンテンツのデータ)に含まれる映像フレームのうち、特定情報(本実施形態では、一例としてテロップ)を含む映像フレームである特定フレームを検出する。また、特定フレーム検出部201は、その特定フレームの放送チャンネルを識別するチャンネルIDとその特定フレームを含む番組が放送された日時とを検出する。具体的には例えば、特定フレーム検出部201は、テロップを含むか否かを、TS(Transport Stream:トランスポートストリーム)に含まれるデータ放送の情報を用いて検出する。ここで、データ放送の情報は、例えばテロップを含むか否かを示すフラグである。また、特定フレーム検出部201は、例えば特定フレームのチャンネルIDとその特定フレームを含む番組が放送された日時を、TSのヘッダから取得する。特定フレーム検出部201は、検出した情報を、データ要求部202へ出力する。
データ要求部202は、通信ネットワーク400を介して、特定フレーム検出部201が検出した特定フレームに対応する、テロップが含まれない差替フレームデータの配信を配信サーバ100へ要求する。その際、データ要求部202は、特定フレーム検出部201から入力された情報を、通信ネットワーク400を介して配信サーバ100へ送信する。ここで、特定フレーム検出部201から入力された情報は、要求する差替フレームデータを含む番組コンテンツのチャンネルIDと該番組コンテンツが放送された日時を示す日時情報である。このように、データ要求部202は、通信ネットワーク400を介して、特定フレーム検出部201が検出した特定フレームに対応する、特定情報(本実施形態では一例としてテロップ)が含まれない差替フレームデータを要求する。
また、番組コンテンツの再生を行うのと並行して番組コンテンツに含まれる特定フレームを差し替える場合、データ要求部202は、データ記憶装置208に記憶されている映像のデータを再生する際に差替フレームデータを要求する。
データ受信部203は、通信ネットワーク400を介して、データ要求部202からの要求に応じて配信サーバ100から供給される差替フレームデータを受信する。また、データ受信部203は、受信した差替フレームデータをデータ記憶処理部205に出力する。これにより、データ記憶処理部205は、データ受信部203から入力された差替フレームデータをデータ記憶装置208に記憶させる。また、データ受信部203は、番組コンテンツの再生を行うのと並行して番組コンテンツに含まれる特定フレームを差し替える場合、受信した差替フレームデータを、差替部209の後述する番組コンテンツ再生部204へ出力する。
差替部209は、データ受信部203が受信した差替フレームデータを用いて、特定フレームのデータを差し替えることにより番組コンテンツの映像の内容を変更する。そして、差替部209は、特定フレームを差し替えることにより得られる新たな映像のデータを、前記データ記憶部に記憶させる。また、番組コンテンツの再生を行うのと並行して番組コンテンツに含まれる特定フレームを差し替える場合、差替部209は、受信した差替フレームデータを用いて、特定フレームを差し替えて得られる映像を再生映像として外部の表示装置へ出力する。そして、外部の表示装置は、差替部209から入力された再生映像を表示する。これにより、外部の表示装置(例えば、液晶ディスプレイ)に供給された再生映像にはテロップが含まれる映像フレームがないので、外部の表示装置はテロップが含まれない映像フレームデータを表示することができる。
ここで、差替部209は、番組コンテンツ再生部204と、データ記録部205とを備える。番組コンテンツ再生部204は、データ読出部206を制御して、データ記憶装置208から番組コンテンツのデータを読み出す。番組コンテンツ再生部204は、外部の表示装置に、読み出したデータが示す映像を表示し、外部の音声再生装置(例えば、スピーカー)で音声を再生する。また、番組コンテンツ再生部204は、番組コンテンツの再生を行うのと並行して特定フレームデータを差し替える場合、特定フレームデータをデータ受信部203から入力された差替フレームデータに差し替えて得られる映像を再生映像として外部の表示装置へ出力する。外部の表示装置は、番組コンテンツ再生部204から入力された再生映像を表示する。
放送受信部207は、例えばデジタル放送波を受信し、受信して得た信号を復号する。そして、放送受信部207は、復号して得た番組コンテンツのデータを、データ記録処理部205に出力する。
データ記録処理部205は、例えば放送受信部207から入力された番組コンテンツのデータをファイル化し、ファイル化したデータをデータ記憶装置208に記録させる。また、データ記録処理部205は、データ受信部203から入力された、番組コンテンツの映像フレームのデータを、データ記憶装置208に記憶させる。
データ読出部206は、例えば、入力部211から入力された視聴者操作情報が番組コンテンツの再生を示す場合、現在選択されている番組コンテンツのデータをデータ記憶装置208から読み出す。
データ記憶装置208は、データ受信部203から入力された番組コンテンツのデータを保持する。また、データ記憶装置208は、放送受信部207から入力された番組コンテンツのデータを保持する。データ記憶装置208は、例えばハードディスクである。
通信部220は、通信ネットワーク400を介して配信サーバ100とデータの送受信を行う。
続いて、第1の実施形態における録画再生装置200が保存している番組コンテンツのうち、テロップを含む映像フレームを書き換える処理の流れの一例について図4を用いて説明する。図4は、第1の実施形態における配信システム1の第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS101)まず、放送受信部207は、デジタル放送波を受信し、受信して得た信号を映像と音声とデータに復号する。
(ステップS102)次に、データ記憶処理部205は、放送受信部207が復号して得た番組コンテンツのデータをデータ記憶装置208に記録させる。ここで、どのような放送を受信し保存するかの指定は、例えばEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)を用いて行われる。なお、本実施形態では一例として番組コンテンツがEPGを用いた録画予約方式で録画されるとして説明したが、これに限定されるものではない。
(ステップS103)次に、ステップS102でデータ記憶処理部205が録画を完了したときに、特定フレーム検出部201は、データ記憶装置208に記憶された番組コンテンツのデータ中に、テロップを含む映像フレームである特定フレームがあるか否か検索する。特定フレーム検出部201は、一つ以上の特定フレームを検出した場合(YES)、ステップS104の処理に進む。一方、特定フレーム検出部201は、特定フレームを全く検出しなかった場合(NO)、録画再生装置200は処理を終了する。
(ステップS104)特定フレーム検出部201は、検出した特定フレームを含む番組コンテンツが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該複数の特定フレームの放送日時を示す日時情報を取得し、取得したそれらの情報をデータ要求部202へ出力する。
(ステップS105)次に、データ要求部202は、最初に差替フレームデータの配信を要求する場合には、先頭の特定フレームデータを特定する。データ要求部202は、2回目以降に差替フレームデータの配信を要求する場合には、順次、検出された複数の特定フレームのうち、次の特定フレームデータを特定する。そして、データ要求部202は、通信ネットワーク400を介して、特定した特定フレームデータと同じフレームのデータであってテロップが含まれない差替フレームデータの配信を配信サーバ100に要求する。その際、データ要求部202は、通信ネットワーク400を介して、配信要求する特定フレームのチャンネルIDと配信要求する特定フレームの放送日時を示す日時情報を配信サーバ100へ送信する。
<配信サーバ100の処理>
(ステップS106)次に、データ要求受付部101は、差替フレームデータの配信要求を受け付ける。次に、データ要求受付部101は、録画再生装置200から受信したチャンネルIDと日時情報をデータ読出部102へ出力する。
(ステップS107)次に、データ読出部102は、入力されたチャンネルIDと日時情報によって特定される映像フレームをデータ記憶装置105から検索する。そして、データ読出部102は、検索により特定された映像フレームのデータを差替フレームデータとして読み出し、読み出した差替フレームデータをデータ送信部103に出力する。ここで読み出した差替フレームデータは、テロップが含まれない制作された段階と同じ映像フレームのデータである。
(ステップS108)次に、データ送信部103は、データ読出部102から入力された差替フレームデータを、通信ネットワーク400を介して、録画再生装置200へ送信する。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS109)次に、データ受信部203は、配信サーバ100から送信された差替フレームデータを受信する。
(ステップS110)次に、データ記憶処理部205は、特定フレームデータを、受信した差替フレームデータで差し替えて得た新たな映像のデータにデータ記憶装置208へ記録する。
(ステップS111)次に、データ記憶処理部205は、特定フレーム検出部201が検出した特定フレームのうち最後の特定フレームを差し替えたか否か判定する。データ記憶処理部205が最後の特定フレームを差し替えていない場合(NO)、録画再生装置200は、ステップS105の処理に戻る。一方、データ記憶処理部205が最後の特定フレームを差し替えた場合(YES)、録画再生装置200は、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、本フローチャートの処理によれば、録画再生装置200は、順次、特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて記録することができる。これにより、録画再生装置200は、放送時にはテロップが含まれて放送された映像を、テロップを含まない状態で表示装置に表示することができる。その結果、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送された映像を、再生時にはテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性を向上することができる。
なお、本フローチャートでは、一例として録画再生装置200は録画を完了したときに、保存している番組コンテンツを書き換えたが、この書き換え処理のタイミングはこのタイミングに限ったものではない。例えば、録画再生装置200は録画を完了した時からランダムな時間が経過した時に書き換え処理を実行してもよい。これにより、各録画再生装置200が異なる時間に配信を要求するため、配信サーバ100の負荷を分散させることができる。
また、本フローチャートでは、一例として録画再生装置200はフレーム単位で差替フレームデータを要求したが、これに限らず、例えば、GOP(Group Of Pictures)単位で差替フレームデータを要求してもよい。その場合、配信サーバ100は、要求に応じてGOP単位で差替フレームデータを録画再生装置200へ送信してもよい。
続いて、第1の実施形態において、放送局のオペレータがテロップを含む映像フレームが放送された日時を配信サーバ100に入力した場合に、特定フレームが書き換えられる処理の流れの一例について図5を用いて説明する。図5は、第1の実施形態における配信システム1の第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS201〜ステップS202の処理は、図4のステップS101〜ステップS102の処理と同一であるので、その説明を省略する。
<配信サーバ100の処理>
(ステップS203)次に、差替データ入力部130は、例えば放送局のオペレータが放送の後に入力した、複数の特定フレームを含む番組コンテンツが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該番組コンテンツ放送中で特定フレームが放送された放送日時を受け付ける。差替データ入力部130は、受け付けたチャンネルIDと特定フレームの放送日時を示す日時情報を記憶処理部104へ出力する。
(ステップS204)次に、記憶処理部104は、差替データ入力部130から入力されたチャンネルIDと複数の日時情報とを関連付けてデータ記憶装置105に記憶させる。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS205)次に、一例としてステップS204の処理時刻より後に、特定フレーム検出部201は、ステップS202で保存された番組コンテンツ中に、テロップを含む映像フレームである特定フレームがあるか否か判定する。特定フレームがある場合(YES)、ステップS206の処理に進む。特定フレームがない場合(NO)、配信システム1はその処理を終了する。
(ステップS206)次に、特定フレーム検出部201は、検出した特定フレームを含む番組コンテンツが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該特定フレームの放送日時を示す日時情報を取得し、取得したそれらの情報をデータ要求部202へ出力する。
(ステップS207)次に、データ要求部202は、例えば番組コンテンツのデータ中に含まれる複数の特定フレームデータのうち、先頭のフレームの特定フレームデータ(以下、先頭特定フレームデータという)を特定する。そして、データ要求部202は、例えば特定した先頭特定フレームデータと同じフレームのデータであってテロップが含まれない差替フレームデータ(以下、先頭差替フレームデータという)の配信を、通信ネットワーク400を介して、配信サーバ100に要求する。その際、データ要求部202は、通信ネットワーク400を介して、先頭差替フレームデータのチャンネルIDと先頭差替フレームデータの放送日時を示す日時情報を配信サーバ100へ送信する。
<配信サーバ100の処理>
(ステップS208)次に、データ要求受付部101は、先頭差替フレームデータの要求を受け付ける。次に、データ要求受付部101は、録画再生装置200から受信した、チャンネルIDと日時情報をデータ読出部102へ出力する。
(ステップS209)次に、データ読出部102は、入力されたチャンネルIDと日時情報とを検索キーとして、データ記憶装置105に記憶されている映像フレームデータから対応する差替フレームデータを検索する。そして、データ読出部102は、検索により特定された映像フレームのデータを先頭差替フレームデータとして読み出し、読み出した先頭差替フレームデータをデータ送信部103に出力する。
(ステップS210)次に、データ読出部102は、配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時を、データ記憶装置105に記憶されている複数の日時情報から検索する。ここで複数の日時情報は、テロップを含んで放送された映像フレームの日時である。配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時がデータ記憶装置105に記憶されている場合(YES)、データ読出部102はステップS211の処理に進む。一方、差替フレームデータの放送日時がデータ記憶装置105に記憶されていない場合(NO)、データ読出部102はステップS212の処理に進む。
(ステップS211)データ読出部102は、データ記憶装置105に記憶されている日時情報が示すに日時(この日時は、特定フレームの日時を示す)の差替フレームデータであって、配信要求された先頭差替フレームデータ以外の連続する他の差替フレームデータを読み出す。ここで、他の差替フレームデータは、配信要求があった先頭差替フレームデータで差し替え対象となる特定フレームデータが含むテロップと同じテロップを含むデータを差し替えるための映像フレームデータである。データ読出部102は、読み出した他の複数の差替フレームデータをデータ送信部103へ出力する。
(ステップS212)次に、データ送信部103は、データ読出部102が読み出したデータを通信ネットワーク400を介して録画再生装置200へ送信する。ここで、ステップS210で配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時がデータ記憶装置105に記憶されていた場合、データ読出部102が読み出したデータは、先頭差替フレームデータと他の複数の差替フレームデータとを含む。ステップS210で配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時がデータ記憶装置105に記憶されていなかった場合、データ読出部102が読み出したデータは、先頭差替フレームデータである。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS213)次に、データ受信部203は、配信サーバ100から送信されたデータを受信する。
(ステップS214)次に、データ記憶処理部205は、特定フレームデータを、受信したデータで差し替えて得た新たな映像のデータをデータ記憶装置208に記録する。ここで、ステップS213でデータ受信部203が先頭差替フレームデータと他の複数の差替フレームデータとを含むデータを受信した場合、データ記憶処理部205は、検出した複数の特定フレームデータを、先頭差替フレームデータと他の複数の差替フレームデータで差し替えて得た新たな映像のデータをデータ記憶装置208に記録する。ステップS213でデータ受信部203が先頭差替フレームデータのみを受信した場合、データ記憶処理部205は、検出した特定フレームデータを、先頭差替フレームデータで差し替えて得た新たな映像のデータをデータ記憶装置208に記録する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、本フローチャートの処理によれば、先頭差替フレームデータのフレームを起点とする連続するフレームにテロップが含まれる場合、録画再生装置200は、先頭差替フレームデータを要求するだけで、他のテロップが含まれるフレームについての差替フレームデータを取得することができる。そして、録画再生装置200は、複数の特定フレームデータを、対応する差替フレームデータで差し替えた新たな映像データを保持することができる。これにより、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに一回の配信要求でよいので、録画再生装置200の処理負荷を低減することができる。それとともに、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに、通信ネットワーク400で伝送される配信要求は一回分のみでよいので、通信量を低減することができる。
なお、録画再生装置200がデータ記憶装置208に記憶されている映像フレームデータを書き換える処理のタイミングは、上述したタイミングに限定するものではない。
続いて、録画再生装置200が、番組コンテンツを再生しながら該番組コンテンツに含まれる特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて再生する処理の流れの一例について図6を用いて説明する。図6は、第1の実施形態における配信システム1の第3の処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS301〜ステップS302の処理は、図4のステップS101〜ステップS102の処理と同一であるのでその説明を省略する。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS303)次に、入力部211は、視聴者により選択された番組コンテンツについて、視聴者による再生要求を受け付ける。入力部211は、受け付けた視聴者による再生要求と選択された番組コンテンツを示す選択番組コンテンツ情報を番組コンテンツ再生部204に出力する。なお、本実施形態では、再生対象となる番組コンテンツの選択方式について特に限定しない。
(ステップS304)次に、番組コンテンツ再生部204は、入力部211から視聴者による再生要求を受けた場合、データ読出部206を制御して、入力部211から入力された選択番組コンテンツ情報が示す番組コンテンツの最初の映像フレームデータを読み出す。データ読出部206は読み出した最初の映像フレームデータを特定フレーム検出部201に出力する。
(ステップS305)次に、特定フレーム検出部201は、データ読出部206が読み出した最初の映像フレームデータにテロップが含まれるか否か判定する。最初の映像フレームデータにテロップが含まれる場合(YES)、特定フレーム検出部201は、ステップS306の処理に進む。最初の映像フレームデータにテロップが含まれない場合(NO)、特定フレーム検出部201は、ステップS313の処理に進む。
ステップS306〜ステップS311の処理は、図4のステップS104〜ステップS109の処理と同一であるので、その説明を省略する。
(ステップS312)次に、番組コンテンツ再生部204は、データ受信部203が受信した差替フレームデータの映像を外部の表示装置に表示し、その差替フレームデータの音声を外部の音声再生装置で再生する。
(ステップS313)次に、番組コンテンツ再生部204は、データ読出部206がデータ記憶装置208から読み出した映像フレームデータの映像を外部の表示装置に表示し、その映像フレームデータの音声を音声再生装置で再生する。
(ステップS314)次に、番組コンテンツ再生部204は、データ読出部206が読み出した映像フレームが番組コンテンツの最後のフレームであるか否か判定する。読み出した映像フレームが番組コンテンツの最後のフレームでない場合(NO)、ステップS315の処理に進む。読み出した映像フレームが番組コンテンツの最後のフレームである場合(YES)、録画再生装置200は処理を終了する。
(ステップS315)番組コンテンツ再生部204は、データ読出部206に次の映像フレームデータをデータ記憶装置208から読み出させる。そして、録画再生装置200は、ステップS305の処理に戻る。
以上、本フローチャートの処理によれば、録画再生装置200は、フレーム単位で特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて外部の表示装置に表示する。これにより、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送されたコンテンツを、再生時にはテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性を向上することができる。更に、視聴者が、録画された番組コンテンツを再生する日時は視聴者毎に異なるので、録画再生装置200が差替フレームデータの配信を要求する日時が録画再生装置200毎に異なる。よって、配信サーバ100は、録画再生装置200それぞれからの要求に対して、それぞれ異なる日時に処理することができるので、配信サーバ100の負荷を分散することができる。
なお、本フローチャートでは、一例として録画再生装置200はフレーム単位で差替フレームデータを要求したが、これに限らず、例えば、GOP(Group Of Pictures)単位で差替フレームデータを要求してもよい。
続いて、第1の実施形態において、放送局のオペレータがテロップを含む映像フレームが放送された日時を配信サーバ100に入力した場合に、録画再生装置200が番組コンテンツを再生しながら該番組コンテンツに含まれる特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて再生する処理の流れの一例を図7及び図8を用いて説明する。図7は、第1の実施形態における配信システム1の第4の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8は、図7のフローチャートの続きである。ステップS401〜ステップS402の処理は、図4のステップS101〜ステップS102の処理と同一であるのでその説明を省略する。また、ステップS403〜ステップS404の処理は、図5のステップS203〜ステップS204の処理と同一であるのでその説明を省略する。ステップS405の処理は、図6のステップS303の処理と同一であるのでその説明を省略する。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS406)次に、番組コンテンツ再生部204は、入力部211から視聴者による再生要求を受けた場合、データ読出部206を制御して、入力部211から入力された選択番組コンテンツ情報が示す番組コンテンツの全ての映像フレームデータを読み出す。データ読出部206は読み出した全ての映像フレームデータを特定フレーム検出部201に出力する。
(ステップS407)次に、特定フレーム検出部201は、データ読出部206から入力された全ての映像フレームデータ中に、テロップが含まれているフレームがあるか否か判定する。テロップが含まれているフレームがある場合(YES)、特定フレーム検出部201は、ステップS409の処理に進む。一方、テロップが含まれているフレームがない場合(NO)、特定フレーム検出部201は、ステップS408の処理に進む。
(ステップS408)番組コンテンツ再生部204は、読み出した番組コンテンツの映像フレームデータの映像を外部の表示装置に順次表示し、その映像フレームデータの音声を外部の音声再生装置で再生する。
ステップS409〜ステップS416の処理は、図5のステップS206〜ステップS213の処理と同一であるのでその説明を省略する。
(ステップS417)番組コンテンツ再生部204は、複数の特定フレームデータそれぞれを、データ受信部203が受信した対応する差替フレームデータに差し替えて再生する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、本フローチャートの処理によれば、先頭差替フレームデータのフレームを起点とする連続するフレームにおいてテロップが含まれる場合、録画再生装置200は、先頭差替フレームデータを要求するだけで、他のテロップが含まれるフレームについての差替フレームデータを取得することができる。そして、録画再生装置200は、複数の特定フレームを対応する差替フレームデータに差し替えた新たな映像のデータを再生することができる。これにより、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに一回の配信要求でよいので、録画再生装置200の処理負荷を低減することができる。それとともに、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに、通信ネットワーク400で伝送される配信要求は一回分のみでよいので、通信量を低減することができる。
以上、第1の実施形態における録画再生装置200において、特定フレーム検出部201は、データ記憶装置208に記憶されている映像のデータに含まれる映像フレームのうち特定情報を含む特定フレームを検出する。データ要求部202は、通信ネットワーク400を介して、特定フレーム検出部が検出した特定フレームに対応する、特定情報が含まれない差替フレームデータを要求する。データ受信部203は、通信ネットワーク400を介して、データ要求部202からの要求に応じて供給される差替フレームデータを受信する。差替部209は、データ受信部203が受信した差替フレームデータを用いて、特定フレームのデータを差し替えることにより上記映像の内容を変更する。これにより、録画再生装置200は、放送時にはテロップが含まれて放送されたコンテンツをテロップが含まれない状態に変更することができる。その結果、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送されたコンテンツをテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性が向上する。
また、差替部209は、特定フレームを差し替えることにより得られる新たな映像のデータを、データ記憶装置208に記憶させる。これにより、録画再生装置200がこの新たな映像をデータ記憶装置208から読み出して再生することができる。その結果、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送されたコンテンツを、再生時にはテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性が向上する。
また、データ要求部202は、データ記憶装置208に記憶されている映像のデータを再生する際に差替フレームデータを要求する。そして、差替部209は、受信した上記差替フレームデータを用いて、上記特定フレームを差し替えて得られる映像を再生映像として出力する。これにより、録画再生装置200は映像データを再生しながら、その映像データ中のテロップを含むフレームデータを、テロップを含まないフレームテータに差し替えて表示装置に表示させることができる。その結果、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送されたコンテンツを、再生時にはテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性が向上する。
<第2の実施形態>
続いて、第2の実施形態について説明する。図9は、第2の実施形態における配信システム2の構成を示す概略ブロック図である。配信システム2は、なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。第2の実施形態における配信システム2の構成は、第1の実施形態における配信システム1の構成に対して、キャッシュサーバ300−1、…、300−M(Mは正の整数)までのM個のキャッシュサーバが追加されたものになっている。ここで、キャッシュサーバ300−1、…、300−Mを総称してキャッシュサーバ300と称する。配信サーバ100と各キャッシュサーバ300とは通信ネットワーク410を介して接続されている。また、各キャッシュサーバ300と各録画再生装置200とは通信ネットワーク420を介して接続されている。
例えば、番組コンテンツ中にテロップが含まれていた場合、その番組の放送終了後、配信サーバ100は、例えばそのテロップが含まれていた映像フレームのデータである差替フレームデータをキャッシュサーバ300へ配信する。キャッシュサーバ300は、配信サーバ100から配信された差替フレームデータを受信し、受信した差替フレームデータを一時的に保存する。
キャッシュサーバ300は、録画再生装置200の差替フレームデータの配信要求を受け付ける。そして、キャッシュサーバ300は、配信サーバ100に保存されている番組コンテンツの中から、配信要求のあった差替フレームデータを検索する。キャッシュサーバ300は、検索の結果、配信要求のあった差替フレームデータが見つかった場合、検索して得た差替フレームデータを録画再生装置200に配信する。
一方、キャッシュサーバ300は、検索の結果、配信要求のあった差替フレームデータが見つからなかった場合、その差替フレームデータを配信サーバ100に要求する。配信サーバ100は、キャッシュサーバ300の要求に従って該当する差替フレームデータをキャッシュサーバ300へ配信する。そしてキャッシュサーバ300は、配信サーバ100から要求に従って配信された差替フレームデータを受信する。そして、キャッシュサーバ300は、受信した差替フレームデータを録画再生装置200へ配信する。それとともに、キャッシュサーバ300は、受信した差替フレームデータを一時的に保持する。
録画再生装置200は、キャッシュサーバ300から配信された差替フレームデータを受信し、テロップを含む特定フレームデータを受信した差替フレームデータに差し替える。そして、録画再生装置200は、差し替えて得た新たな映像データを保存する。または、録画再生装置200は、差し替えて得た新たな映像データを表示装置に表示させる。
図10は、第2の実施形態におけるキャッシュサーバ300の構成を示す概略ブロック図である。キャッシュサーバ300は、記憶装置308と、処理部310と、通信部320とを備える。処理部310は、他の各部から入力されたデータを処理する。ここで、処理部310は、データ要求受付部301と、データ読出部302と、データ送信部303と、データ要求部304と、データ受信部305と、記憶処理部306と、差替データ入力部307とを備える。
データ要求受付部301は、録画再生装置200による差替フレームデータの配信要求を受け付ける。それとともにデータ要求受付部301は、配信要求された差替フレームデータの番組のチャンネルIDと差替フレームデータが放送された日時を示す日時情報を受け付ける。そして、データ要求受付部301は、受け付けたチャンネルIDと日時情報をデータ読出部302へ出力する。
データ読出部302は、データ要求受付部301から入力された情報を用いて、記憶装置308に保存されている番組コンテンツの中から、配信要求のあった差替フレームデータを検索する。そして、データ読出部302は、検索の結果、配信要求のあった差替フレームデータが見つかった場合、その差替フレームデータを記憶装置308から読み出す。そして、データ読出部302は、読み出した差替フレームデータをデータ送信部303へ出力する。
また、データ読出部302は、差替データ入力部307によって入力されることで記憶装置308に記憶されている、テロップを含んで放送された映像フレームの放送日時を示す日時情報の中から、配信要求があった差替フレームデータの放送日時を検索する。データ読出部302は、検索の結果、配信要求があった差替フレームデータの放送日時が記憶装置308に記録されていた場合、他の差替フレームデータを読み出す。ここで、他の差替フレームデータは、配信要求があった差替フレームデータで差し替え対象となる特定フレームデータが含むテロップと同じテロップを含むデータを差し替えるための映像フレームデータである。データ読出部302は、読み出した他の差替フレームデータをデータ送信部303へ出力する。
データ送信部303は、データ読出部302から入力された差替フレームデータまたは他の差替フレームデータを、通信ネットワーク420を介して録画再生装置200へ送信する。
データ要求部304は、データ読出部302による検索の結果、録画再生装置200が配信要求した差替フレームデータの放送日時が記憶装置308に記録されていなかった場合、通信ネットワーク410を介して配信サーバ100に、その差替フレームデータの配信を要求する。その際、データ要求部304は、要求する差替フレームデータが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該差替フレームデータが放送された日時を示す日時情報を通信ネットワーク410を介して配信サーバ100に送信する。
データ受信部305は、配信サーバ100から配信された差替フレームデータを受信し、受信した差替フレームデータをデータ送信部303に出力する。また、データ受信部305は、受信した差替フレームデータを記憶処理部306に出力し、記憶処理部306を介して記憶装置308に記憶させる。また、データ受信部305は、配信サーバ100から送信された、特定フレームが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと特定フレームが放送された日時を示す日時情報を差替データ入力部307に出力し、差替データ入力部307を介して記憶装置308に記憶させる。
記憶処理部306は、データ受信部305から入力された差替フレームデータを記憶装置308に記憶させる。
差替データ入力部307は、配信サーバ100から受信した、特定フレームが放送されたチャンネルを識別するチャネルIDと特定フレームが放送された放送日時を示す日時情報を記憶装置308に記憶させる。これにより、記憶装置308は、特定フレームが放送されたチャンネルを識別するチャネルIDと特定フレームが放送された放送日時を示す日時情報とを関連付けて保持する。
記憶装置308は、配信サーバ100から配信された番組コンテンツを保持する。その際、記憶装置308は、その番組コンテンツのデータとその番組コンテンツが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDとその番組コンテンツが放送された日時とを関連付けて保持する。これにより、データ読出部302は、チャンネルIDと日時情報を検索キーとして、番組コンテンツを読み出すことができる。
データ受信部305は、配信サーバ100から配信された差替フレームデータを受信し、受信した差替フレームデータを記憶処理部306へ出力する。記憶処理部306は、データ受信部305が受信した差替フレームデータを記憶装置308に記憶させる。これにより、記憶装置308は、配信サーバ100から配信された差替フレームデータを一時的に保持する。また、記憶装置308には、その差替フレームデータとその差替フレームデータが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDとその差替フレームデータが放送された日時を示す日時情報とが関連付けられて記憶される。これにより、データ読出部302は、チャンネルIDと日時情報を検索キーとして、差替フレームデータを例えば映像フレーム単位で読み出すことができる。
なお、記憶装置308は、一つのサーバであってもいいし、複数のサーバから構成されるものであってもよく、本実施形態では限定しない。また、文献(竹内、黄、金子、和泉、“タイムシフトザッピング視聴サービスのためのキャッシング制御手法の検討,” B−6−9,2012年電子情報通信学会総合大会)のように分散ファイルシステムを記憶装置308に利用してもよい。
通信部320は、通信ネットワーク410を介して、配信サーバ100とデータの送受信を行う。また、通信部320は、通信ネットワーク420を介して、録画再生装置200とデータの送受信を行う。
続いて、第2の実施形態において、録画再生装置200が保存している番組コンテンツのうち特定フレームを書き換える処理の流れの一例を図11と図12を用いて説明する。図11は、第2の実施形態における配信システム2の第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12は、図11のフローチャートの続きである。ステップS501〜ステップS505の処理は、図4のステップS101〜ステップS105の処理と同一であるので、その説明を省略する。
<キャッシュサーバ300の処理>
(ステップS506)次に、データ要求受付部301は、録画再生装置200による差替フレームデータの配信要求を受け付ける。データ要求受付部301は、録画再生装置200から入力された、差替フレームデータが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと差替フレームデータの放送日時を示す日時情報を、データ読出部302に出力する。
(ステップS507)次に、データ読出部302は、記憶装置308に記憶された映像フレームから、入力されたチャンネルIDと日時情報に該当する差替フレームデータを検索する。
(ステップS508)次に、データ読出部302は、検索の結果、要求された差替フレームデータが見つかったか否か判定する。要求された差替フレームデータが見つかった場合(YES)、データ読出部302はステップS509の処理に進む。要求された差替フレームデータが見つからなかった場合(NO)、データ読出部302はステップS511の処理に進む。
(ステップS509)データ読出部302は、差替フレームデータを読み出し、読み出した差替フレームデータをデータ送信部303に出力する。ここで読み出した差替フレームデータは、テロップが含まれない、制作された段階と同じ映像フレームデータである。
(ステップS510)次に、データ送信部303は、データ読出部302から入力された差替フレームデータを、通信ネットワーク420を介して録画再生装置200へ送信する。
(ステップS511)データ要求部304は、通信ネットワーク410を介して配信サーバ100に、差替フレームデータの配信を要求する。
<配信サーバ100の処理>
(ステップS512)次に、データ要求受付部101は、キャッシュサーバ300による差替フレームデータの配信要求を受け付ける。またデータ要求受付部101は、キャッシュサーバ300から入力された差替フレームデータが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと差替フレームデータの放送日時を示す日時情報をデータ読出部102へ出力する。
(ステップS513)次に、データ読出部102は、データ要求受付部101から入力されたチャンネルIDと日時情報を検索キーとして、データ記憶装置105に記憶された映像フレームデータのうちから、その差替フレームデータを検索する。データ読出部102は、検索の結果、見つかった差替フレームデータを読み出し、読み出した差替フレームデータをデータ送信部103に出力する。ここで読み出した差替フレームデータは、テロップが含まれない、制作された段階と同じ映像フレームデータである。
(ステップS514)次に、データ送信部103は、データ読出部102から入力された差替フレームデータを、通信ネットワーク410を介してキャッシュサーバ300に送信する
<キャッシュサーバ300の処理>
(ステップS515)次に、データ受信部305は、配信サーバ100から送信された差替フレームデータを受信する。データ受信部305は、受信した差替フレームデータをデータ送信部303へ出力する
(ステップS516)次に、データ送信部303は、データ受信部305が受信した差替フレームを録画再生装置200へ送信する。また、データ受信部305は、記憶処理部306を介して、受信した差替フレームデータを記憶装置308に記憶させる。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS517)次に、データ受信部203は、キャッシュサーバ300から送信された差替フレームデータを受信する。データ受信部203は、受信した差替フレームデータをデータ記録処理部205へ出力する。
(ステップS518)次に、データ記憶処理部205は、特定フレームデータを、受信した差替フレームデータで差し替えて得た新たな映像のデータをデータ記憶装置208に記憶させる。
(ステップS519)次に、データ記憶処理部205は、特定フレーム検出部201が検出した特定フレームのうち最後の特定フレームを差し替えたか否か判定する。データ記憶処理部205が最後の特定フレームを差し替えていない場合(NO)、録画再生装置200は、ステップS505の処理に戻る。一方、データ記憶処理部205が最後の特定フレームを差し替えた場合(YES)、録画再生装置200は、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、本フローチャートの処理によれば、録画再生装置200は、順次、特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて記録することができる。これにより、録画再生装置200は、放送時にはテロップが含まれて放送された映像を、テロップを含まない状態で表示装置に表示することができる。その結果、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送された映像を、再生時にはテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性を向上することができる。
更に、キャッシュサーバ300が予め配信サーバ100から差替フレームデータを取得して保持しておき、録画再生装置200の配信要求に応じて差替フレームデータを録画再生装置200へ配信する。これにより、録画再生装置200がキャッシュサーバ300に配信を要求し配信サーバ100に直接配信要求をしないので、配信サーバ100の処理負荷を低減することができる。また、キャッシュサーバ300は、予め差替フレームデータを配信サーバ100から取得して保持しておく。このため、録画再生装置200から配信要求があるたびに、配信サーバ100に対して配信要求をせずに、予め保持する差替フレームデータを録画再生装置200へ送信する。これにより、キャッシュサーバ300が配信サーバ100に対して配信要求をする頻度が下がる結果、配信サーバ100がキャッシュサーバ300からの配信要求に応じて処理する頻度が下がるので、配信サーバ100の負荷を低減することができる。
なお、本フローチャートでは、一例として録画再生装置200は録画を完了したときに、保存している番組コンテンツを書き換えたが、この書き換え処理のタイミングはこのタイミングに限ったものではない。その書き換え処理のタイミングは、録画再生装置200がテロップを含む番組コンテンツを再生する前であればよい。
また、本フローチャートでは、一例として録画再生装置200はフレーム単位で差替フレームデータを要求したが、これに限らず、例えば、GOP(Group Of Pictures)単位で差替フレームデータを要求してもよい。その場合、キャッシュサーバ300は、GOP単位で差替フレームデータを録画再生装置200へ送信する。
続いて、第2の実施形態において、放送局のオペレータがテロップを含む映像フレームが放送された日時を配信サーバ100に入力した場合に、特定フレームが書き換えられる処理の流れの一例を図13と図14を用いて説明する。図13は、第2の実施形態における配信システム2の第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14は、図13のフローチャートの続きである。ステップS601〜ステップS602の処理は、図4のステップS101〜ステップS102の処理と同一であるので、その説明を省略する。また、ステップS603〜ステップS604の処理は、図5のステップS203〜ステップS204の処理と同一であるので、その説明を省略する。
<配信サーバ100の処理>
(ステップS605)次に、データ送信部103は、特定フレームが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該特定フレームの放送日時を示す日時情報をキャッシュサーバ300へ送信する。
<キャッシュサーバ300の処理>
(ステップS606)次に、データ受信部305は、配信サーバ100から送信されたチャンネルIDと日時情報を受信する。
(ステップS607)次に、記憶処理部306は、データ受信部305が受信したチャンネルIDと日時情報とを関連付けて記憶装置308に記憶させる。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS608)次に、特定フレーム検出部201は、データ記憶装置208に記録された番組コンテンツのデータの中に、テロップが含まれているフレームすなわち特定フレームがあるか否か検出する。特定フレームが検出されなかった場合(NO)、配信システム2はその処理を終了する。特定フレーム検出部201が特定フレームを検出した場合、ステップS609の処理に進む。
(ステップS609)次に、特定フレーム検出部201は、検出した特定フレームを含む番組コンテンツが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該複数の特定フレームの放送日時を示す日時情報を取得し、取得したそれらの情報をデータ要求部202へ出力する。
(ステップS610)次に、データ要求部202は、例えば番組コンテンツのデータ中に含まれる複数の特定フレームデータのうち、先頭のフレームの特定フレームデータ(以下、先頭特定フレームデータという)を特定する。そして、データ要求部202は、例えば特定した先頭特定フレームデータと同じフレームのデータであってテロップが含まれない差替フレームデータ(以下、先頭差替フレームデータという)の配信を、通信ネットワーク420を介して、キャッシュサーバ300に要求する。その際、データ要求部202は、通信ネットワーク420を介して、先頭差替フレームデータのチャンネルIDと先頭差替フレームデータの放送日時を示す日時情報をキャッシュサーバ300へ送信する。
<キャッシュサーバ300の処理>
(ステップS611)次に、データ要求受付部301は、先頭差替フレームデータの要求を受け付ける。データ要求受付部301は、録画再生装置200から受信した、チャンネルIDと日時情報をデータ読出部302へ出力する。
(ステップS612)次に、データ読出部302は、データ要求受付部301から入力されたチャンネルIDと日時情報とを検索キーとして、記憶装置308に記憶されている映像フレームデータから対応する差替フレームデータを検索する。
(ステップS613)次に、データ読出部302は、検索の結果、要求された先頭差替フレームデータが見つかったか否か判定する。要求された先頭差替フレームデータが見つかった場合(YES)、データ読出部302はステップS614の処理に進む。一方、要求された先頭差替フレームデータが見つからなかった場合(NO)、データ読出部302はステップS618の処理に進む。
(ステップS614)データ読出部302は、先頭差替フレームデータを読み出し、読み出した差替フレームデータをデータ送信部303に出力する。ここで読み出した先頭差替フレームデータは、テロップが含まれない、制作された段階と同じ映像フレームデータである。
(ステップS615)次に、データ読出部302は、配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時を、記憶装置308に記憶されている複数の日時情報から検索する。ここで複数の日時情報は、テロップを含んで放送された映像フレームの日時である。配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時が記憶装置308に記憶されている場合(YES)、データ読出部302はステップS616の処理に進む。一方、差替フレームデータの放送日時が記憶装置308に記憶されていない場合(NO)、データ読出部302はステップS617の処理に進む。
(ステップS616)データ読出部302は、記憶装置308に記憶されている日時情報が示す日時(この日時は特定フレームの日時を示す)の差替フレームデータであって、配信要求された先頭差替フレームデータとフレーム番号が連続する他の差替フレームデータを読み出す。ここで、他の差替フレームデータは、配信要求があった先頭差替フレームデータで差し替え対象となる特定フレームデータが含むテロップと同じテロップを含むデータを差し替えるための映像フレームデータである。データ読出部302は、読み出した他の複数の差替フレームデータをデータ送信部303へ出力する。
(ステップS617)次に、データ送信部303は、データ読出部302が読み出したデータを、通信ネットワーク420を介して録画再生装置200へ送信する。ここで、ステップS615で配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時がデータ記憶装置105に記憶されていた場合、データ読出部302が読み出したデータは、先頭差替フレームデータと他の差替フレームデータとを含む。ステップS615で配信要求された先頭差替フレームデータの放送日時がデータ記憶装置105に記憶されていなかった場合、データ読出部302が読み出したデータは、先頭差替フレームデータである。
(ステップS618)データ要求部304は、通信ネットワーク410を介して、上記チャンネルIDと日時情報で一意に特定される番組コンテンツのデータに含まれる全ての特定フレームデータを差し替えるための、全ての差替フレームデータ(以下、全差替フレームデータという)の配信を配信サーバ100に要求する。
<配信サーバ100の処理>
(ステップS619)データ要求受付部101は、全差替フレームデータの配信要求を受け付ける。データ要求受付部101は、入力された差替フレームデータが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該差替フレームデータの放送日時を示す日時情報を、データ読出部102へ出力する。
(ステップS620)次に、データ読出部102は、入力されたチャンネルIDと日時情報を検索キーとして、データ記憶装置105に記憶された番組コンテンツのデータから差替フレームデータを検索する。データ読出部102は、検索により得られた全差替フレームデータをデータ記憶装置105から読み出し、読み出した全差替フレームデータをデータ送信部103へ出力する。
(ステップS621)次に、データ送信部103は、データ読出部102から入力された全差替フレームデータを、通信ネットワーク410を介してキャッシュサーバ300へ送信する。
<キャッシュサーバ300の処理>
(ステップS622)次に、データ受信部305は、配信サーバ100から送信された全差替フレームデータを受信する。データ受信部305は、受信した全差替フレームデータをデータ送信部303へ出力する。
(ステップS623)次に、データ送信部303は入力された全差替フレームデータを録画再生装置200へ送信する。また、データ受信部305は、記憶装置308を介して、受信した全差替フレームデータを記憶装置308に記憶させる。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS624)次に、データ受信部203は、ステップS617でキャッシュサーバ300から送信されたデータを受信する。あるいはデータ受信部203は、ステップS623でキャッシュサーバ300から送信された全差替フレームデータを受信する。データ受信部203は、受信したデータまたは全差替フレームデータをデータ記憶処理部205へ出力する。
(ステップS625)次に、データ記憶処理部205は、複数の特定フレームデータを、対応する差替フレームデータで差し替えた新たな映像データを生成する。そして、データ記憶処理部205は、新たな映像データをデータ記憶装置208に記憶させる。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、本フローチャートの処理によれば、先頭差替フレームデータのフレームを起点とする連続するフレームにテロップが含まれる場合、録画再生装置200は、先頭差替フレームデータを要求するだけで、他のテロップが含まれるフレームについての差替フレームデータをキャッシュサーバ300から取得することができる。そして、録画再生装置200は、複数の特定フレームを、対応する差替フレームデータで差し替えた新たな映像のデータを保持することができる。これにより、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに一回の配信要求でよいので、録画再生装置200の処理負荷を低減することができる。それとともに、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに、通信ネットワーク420で伝送される配信要求は一回分のみでよいので、通信量を低減することができる。
なお、録画再生装置200がデータ記憶装置208に記憶されている映像フレームデータを書き換える処理のタイミングは、上述したタイミングに限定されるものではない。
続いて、第2の実施形態において、録画再生装置200が番組コンテンツを再生しながら該番組コンテンツに含まれる特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて再生する処理の流れの一例を図15及び図16を用いて説明する。図15は、第2の実施形態における配信システムの第3の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図16は、図15のフローチャートの続きである。ステップS701〜ステップS702の処理は、図4のステップS101〜ステップS102の処理と同一であるので、その説明を省略する。また、ステップS703〜ステップS704の処理は、図6のステップS303〜ステップS304の処理と同一であるので、その説明を省略する。
(ステップS705)次に、特定フレーム検出部201は、データ読出部206が読み出した映像フレームデータにテロップが含まれるか否か判定する。テロップが含まれる場合(YES)、特定フレーム検出部201は、ステップS707の処理に進む。テロップが含まれない場合(NO)、特定フレーム検出部201は、ステップS706の処理に進む。
(ステップS706)次に、データ読出部206は、読み出したデータを番組コンテンツ再生部204に出力する。番組コンテンツ再生部204は、入力されたデータのうち映像を表示装置に表示し、データのうち音声を音声再生装置で再生する。
(ステップS707)次に、特定フレーム検出部201は、検出した特定フレームを含む番組コンテンツが放送されたチャンネルを識別するチャンネルIDと該複数の特定フレームの放送日時を示す日時情報を取得し、取得したそれらの情報をデータ要求部202へ出力する。
(ステップS708)次に、データ要求部202は、例えばデータ読出部206が読み出したテロップが含まれる映像フレームデータと同じフレームのデータであってテロップが含まれない差替フレームデータの配信を、通信ネットワーク420を介して、キャッシュサーバ300に要求する。その際、データ要求部202は、通信ネットワーク420を介して、差替フレームデータのチャンネルIDと差替フレームデータの放送日時を示す日時情報をキャッシュサーバ300へ送信する。
<キャッシュサーバ300の処理>
(ステップS709)次に、データ要求受付部301は、差替フレームデータの要求を受け付ける。データ要求受付部301は、録画再生装置200から受信した、チャンネルIDと日時情報をデータ読出部302へ出力する。
(ステップS710)次に、データ読出部302は、データ要求受付部301から入力されたチャンネルIDと日時情報とを検索キーとして、記憶装置308に記憶されている映像フレームデータから対応する差替フレームデータを検索する。
(ステップS711)次に、データ読出部302は、検索の結果、要求された差替フレームデータが見つかったか否か判定する。要求された差替フレームデータが見つかった場合(YES)、データ読出部302はステップS712の処理に進む。一方、要求された差替フレームデータが見つからなかった場合(NO)、データ読出部302はステップS714の処理に進む。
(ステップS712)データ読出部302は、検索の結果得られた差替フレームデータを読み出し、読み出した差替フレームデータをデータ送信部303へ出力する。
(ステップS713)次に、データ送信部303は、データ読出部302が読み出した差替フレームデータを、通信ネットワーク420を介して録画再生装置200へ送信する。そして、配信システム2は、ステップS720の処理に進む。
(ステップS714)データ要求部304は、通信ネットワーク410を介して、配信サーバ100に差替フレームデータの配信を要求する。
ステップS715〜ステップS719の処理は、図11及び図12のステップS512〜ステップS516の処理と同一であるので、その説明を省略する。
<録画再生装置200の処理>
(ステップS720)次に、データ受信部203は、配信サーバ100またはキャッシュサーバ300から送信された差替フレームデータを受信する。データ受信部203は受信した差替フレームデータを番組コンテンツ再生部204へ出力する。
(ステップS721)次に、番組コンテンツ再生部204は、特定フレームデータを受信した差替フレームデータで差し替えて得た新たな映像フレームデータのうち映像を表示装置に表示し、新たな映像フレームデータのうち音声を音声再生装置で再生する。
(ステップS722)次に、番組コンテンツ再生部204は、再生した映像フレームデータが番組コンテンツの中の最後のフレームか否か判定する。最後のフレームである場合(YES)、配信システム2はその処理を終了する。最後のフレームでない場合(NO)、ステップS723の処理に進む。
(ステップS723)データ読出部206は次の映像フレームデータをデータ記憶装置208から読み出し、ステップS705の処理に戻る。
以上により、本フローチャートの処理によれば、録画再生装置200は、フレーム毎に、順次特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて再生することができる。これにより、録画再生装置200は、放送時にはテロップが含まれて放送された映像を、テロップを含まない状態で表示装置に表示することができる。その結果、視聴者は、放送時にはテロップが含まれて放送された映像を、再生時にはテロップが含まれない状態で観賞することができるので、視聴者の利便性を向上することができる。更に、視聴者が、録画された番組コンテンツを再生する日時は視聴者毎に異なるので、録画再生装置200が差替フレームデータの配信を要求する日時が録画再生装置200毎に異なる。よって、キャッシュサーバ300は、録画再生装置200それぞれからの要求に対して、それぞれ異なる日時に処理することができるので、キャッシュサーバ300の負荷を分散することができる。また、配信サーバ100は、キャッシュサーバ300が差替フレームデータを保持していないときのみ、録画再生装置200に対して差替フレームデータを送信するので、配信サーバ100の負荷を低減することができる。
なお、本フローチャートでは、一例として録画再生装置200はフレーム単位で差替フレームデータを要求したが、これに限らず、例えば、GOP(Group Of Pictures)単位で差替フレームデータを要求してもよい。
続いて、第2の実施形態において、放送局のオペレータがテロップを含む映像フレームが放送された日時を配信サーバに入力した場合に、録画再生装置が番組コンテンツを再生しながら該番組コンテンツに含まれる特定フレームデータを差替フレームデータに差し替えて再生する処理の流れの一例を図17及び図18を用いて説明する。図17は、第2の実施形態における配信システム2の第4の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図18は、図17のフローチャートの続きである。ステップS801〜ステップS802の処理は、図4のステップS101〜ステップS102の処理と同一であるのでその説明を省略する。また、ステップS803〜ステップS804の処理は、図5のステップS203〜ステップS204の処理と同一であるのでその説明を省略する。ステップS805〜ステップS807の処理は、図13のステップS605〜ステップS607の処理と同一であるので、その説明を省略する。ステップS808の処理は、図6のステップS303の処理と同一であるので、その説明を省略する。ステップS809の処理は、図7のステップS406の処理と同一であるので、その説明を省略する。
(ステップS810)次に、特定フレーム検出部201は、データ読出部206から入力された全ての映像フレームデータ中に、テロップが含まれているフレームがあるか否か判定する。テロップが含まれているフレームがある場合(YES)、特定フレーム検出部201は、ステップS810の処理に進む。一方、テロップが含まれているフレームがない場合(NO)、特定フレーム検出部201は、ステップS811の処理に進む。
(ステップS811)次に、番組コンテンツ再生部204は、読み出した番組コンテンツの映像フレームデータを再生する。ステップS812〜ステップS813の処理は、図13のステップS609〜ステップS610の処理と同一であるので、その説明を省略する。またステップS814〜ステップS827の処理は、図13および図14のステップS611〜ステップS624の処理と同一であるので、その説明を省略する。
(ステップS828)次に、番組コンテンツ再生部204は、複数の特定フレームデータを、対応する差替フレームデータで差し替えた新たな映像データを生成する。そして、番組コンテンツ再生部204は、生成した新たな映像データのうち映像を表示装置に表示し、新たな映像データのうち音声を音声再生装置で再生する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、本フローチャートの処理によれば、先頭差替フレームデータのフレームを起点とする連続するフレームにテロップが含まれる場合、録画再生装置200は、先頭差替フレームデータを要求するだけで、他のテロップが含まれるフレームについての差替フレームデータを取得することができる。そして、録画再生装置200は、複数の特定フレームデータを、対応する差替フレームデータで差し替えた新たな映像データを生成し、新たな映像データを再生することができる。これにより、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに一回の配信要求でよいので、録画再生装置200の処理負荷を低減することができる。それとともに、録画再生装置200は、連続する特定フレームデータを差し替えるのに、通信ネットワーク420で伝送される配信要求は一回分のみでよいので、通信量を低減することができる。
更に、視聴者が、録画された番組コンテンツを再生する日時は視聴者毎に異なるので、録画再生装置200が差替フレームデータの配信を要求する日時が録画再生装置200毎に異なる。よって、キャッシュサーバ300は、録画再生装置200それぞれからの要求に対して、それぞれ異なる日時に処理することができるので、キャッシュサーバ300の負荷を分散することができる。また、配信サーバ100は、キャッシュサーバ300が差替フレームデータを保持していないときのみ、録画再生装置200に対して差替フレームデータを送信するので、配信サーバ100の負荷を低減することができる。
以上、第2の実施形態におけるキャッシュサーバ300において、データ要求部304は、通信ネットワーク410を介して、テロップが含まれない差替フレームデータを配信装置に要求する。そしてデータ受信部305は、通信ネットワーク410を介して、データ要求部304からの要求に応じて供給される差替フレームデータを配信サーバ100から受信する。そして、記憶処理部306は、データ受信部305が受信した差替フレームデータを記憶装置308に記憶させる。続いて、データ要求受付部301は、通信ネットワーク420を介して、録画再生装置200から差替フレームデータの要求を受け付ける。そして、データ読出部302は、記憶装置308からデータ要求受付部301が受け付けた差替フレームデータを読み出す。そして、データ送信部303は、データ読出部302が読み出した差替フレームデータを、通信ネットワーク420を介して録画再生装置200へ送信する。
これにより、第1の実施形態における効果に加えて、キャッシュサーバ300が予め配信サーバ100から差替フレームデータを取得して保持しておき、録画再生装置200の配信要求に応じて差替フレームデータを録画再生装置200へ配信する。これにより、録画再生装置200がキャッシュサーバ300に配信を要求し配信サーバ100に直接配信を要求しないので、配信サーバ100の処理負荷を低減することができる。
また、キャッシュサーバ300は、予め差替フレームデータを配信サーバ100から取得して保持しておく。このため、録画再生装置200から配信要求があるたびに、配信サーバ100に対して配信要求をせずに、予め保持する差替フレームデータを録画再生装置200へ送信する。これにより、キャッシュサーバ300が配信サーバ100に対して配信要求をする頻度が下がる結果、配信サーバ100がキャッシュサーバ300からの配信要求に応じて処理する頻度が下がるので、配信サーバ100の負荷を低減することができる。
各実施形態において、配信サーバ100が一台であることとして説明したが、複数台あってもよい。また、各実施形態において、配信サーバ100が一例としてデータ記憶装置105を備えたが、これに限らず、データ記憶装置105は配信サーバ100の外部にあってもよい。また、各実施形態において、録画再生装置200が一例としてデータ記憶装置208を備えたが、これに限らず、データ記憶装置208は録画再生装置200の外部にあってもよい。また、実施形態において、キャッシュサーバ300が一例として記憶装置308を備えたが、これに限らず、記憶装置308はキャッシュサーバ300の外部にあってもよい。
なお、各実施形態の配信サーバ100、録画再生装置200またはキャッシュサーバ300の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、配信サーバ100、録画再生装置200またはキャッシュサーバ300に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではない。各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
1、2 配信システム
100 配信サーバ
101 データ要求受付部
102 データ読出部
103 データ送信部
104 記憶処理部
105 データ記憶装置(特定フレーム識別情報記憶装置)
110 処理部
120 通信部
130 差替データ入力部
200 録画再生装置
201 特定フレーム検出部
202 データ要求部
203 データ受信部
204 番組コンテンツ再生部
205 データ記憶処理部
206 データ読出部
207 放送受信部
208 データ記憶装置
210 処理部
211 入力部
220 通信部
400、410、420 通信ネットワーク
300 キャッシュサーバ
301 データ要求受付部
302 データ読出部
303 データ送信部
304 データ要求部
305 データ受信部
306 記憶処理部
307 差替データ入力部
308 記憶装置
310 処理部
320 通信部

Claims (11)

  1. データ記憶部に記憶されている映像のデータに含まれる映像フレームのうち特定情報を含む特定フレームを検出する特定フレーム検出部と、
    通信ネットワークを介して、前記特定フレーム検出部が検出した前記特定フレームに対応する、前記特定情報が含まれない差替フレームデータを要求するデータ要求部と、
    通信ネットワークを介して、前記データ要求部からの要求に応じて供給される差替フレームデータを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した前記差替フレームデータを用いて、前記特定フレームのデータを差し替えることにより前記映像の内容を変更する差替部と、
    を備える差替装置。
  2. 前記差替部は、前記特定フレームを差し替えることにより得られる新たな映像のデータを、前記データ記憶部に記憶させる請求項1に記載の差替装置。
  3. 前記データ要求部は、前記データ記憶部に記憶されている前記映像のデータを再生する際に前記差替フレームデータを要求し、
    前記差替部は、受信した前記差替フレームデータを用いて、前記特定フレームを差し替えて得られる映像を再生映像として出力する請求項1に記載の差替装置。
  4. 通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付部と、
    データ記憶装置から前記データ要求受付部が受け付けた前記差替フレームデータを読み出すデータ読出部と、
    前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを送信するデータ送信部と、
    を備える配信装置。
  5. 入力装置が受け付けた放送番組を識別する番組識別情報と、前記放送番組において前記特定情報を含んで放送された特定フレームを識別する特定フレーム識別情報とを関連付けて特定フレーム識別情報記憶装置に記憶させる記憶処理部を更に備え、
    前記データ要求受付部が前記要求を受け付けた際に、前記データ読出部は、要求された差し替えフレームデータに対応する前記特定フレームを識別する特定フレーム識別情報が前記番組識別情報と関連付けられて前記特定フレーム識別情報記憶装置に記憶されていた場合、該番組識別情報に関連付けられた他の差し替えフレームデータをも前記データ記憶装置から読み出し、
    前記データ送信部は、前記データ読出部が読み出した前記他の差し替えフレームデータをも送信する請求項4に記載の配信装置。
  6. 通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータを配信装置に要求するデータ要求部と、
    通信ネットワークを介して、前記データ要求部からの要求に応じて供給される差替フレームデータを前記配信装置から受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した差替フレームデータを記憶装置に記憶させる記憶処理部と、
    通信ネットワークを介して、前記差替フレームデータに対応するデータであって前記特定情報が含まれない映像フレームのデータを前記差替フレームデータに差し替える差替装置から、前記差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付部と、
    前記データ要求受付部が受け付けた要求で要求された前記差替フレームデータを前記記憶装置から読み出すデータ読出部と、
    通信ネットワークを介して、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを差替装置へ送信するデータ送信部と、
    を備えるキャッシュ装置。
  7. コンピュータに、
    データ記憶部に記憶されている映像のデータに含まれる映像フレームのうち特定情報を含む特定フレームを検出する特定フレーム検出ステップと、
    通信ネットワークを介して、前記特定フレーム検出ステップで検出された前記特定フレームに対応する、前記特定情報が含まれない差替フレームデータを要求するデータ要求ステップと、
    通信ネットワークを介して、前記データ要求ステップでの要求に応じて供給される差替フレームデータを受信するデータ受信ステップと、
    前記データ受信ステップで受信された前記差替フレームデータを用いて、前記特定フレームを差し替えることにより前記映像の内容を変更する差替ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  8. データ要求受付部が、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータの要求を受け付ける手順と、
    データ読出部が、データ記憶装置から前記データ要求受付部が受け付けた前記差替フレームデータを読み出す手順と、
    データ送信部が、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを送信する手順と、
    を有する配信方法。
  9. 通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付ステップと、
    データ記憶装置から前記データ要求受付ステップで受け付けられた前記差替フレームデータを読み出すデータ読出ステップと、
    前記データ読出ステップで読み出された差替フレームデータを送信するデータ送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  10. データ要求部が、通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータを配信装置に要求する手順と、
    データ受信部が、通信ネットワークを介して、前記データ要求部からの要求に応じて供給される差替フレームデータを前記配信装置から受信する手順と、
    記憶処理部が、前記データ受信部が受信した差替フレームデータを記憶装置に記憶させる手順と、
    データ要求受付部が、通信ネットワークを介して、前記差替フレームデータに対応するデータであって前記特定情報が含まれない映像フレームのデータを前記差替フレームデータに差し替える差替装置から、前記差替フレームデータの要求を受け付ける手順と、
    データ読出部が、前記データ要求受付部が受け付けた要求で要求された前記差替フレームデータを前記記憶装置から読み出す手順と、
    データ送信部が、通信ネットワークを介して、前記データ読出部が読み出した差替フレームデータを差替装置へ送信する手順と、
    を有するキャッシュ方法。
  11. 通信ネットワークを介して、特定情報が含まれない差替フレームデータを配信装置に要求するデータ要求ステップと、
    通信ネットワークを介して、前記データ要求ステップでの要求に応じて供給される差替フレームデータを前記配信装置から受信するデータ受信ステップと、
    前記データ受信ステップで受信された差替フレームデータを記憶装置に記憶させる記憶処理ステップと、
    通信ネットワークを介して、前記差替フレームデータに対応するデータであって前記特定情報が含まれない映像フレームのデータを前記差替フレームデータに差し替える差替装置から、前記差替フレームデータの要求を受け付けるデータ要求受付ステップと、
    前記データ要求受付ステップで受け付けられた要求で要求された前記差替フレームデータを前記記憶装置から読み出すデータ読出ステップと、
    通信ネットワークを介して、前記データ読出ステップで読み出された差替フレームデータを差替装置へ送信するデータ送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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