JP2014138344A - 画像データ転送システム - Google Patents

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JP2014138344A JP2013006865A JP2013006865A JP2014138344A JP 2014138344 A JP2014138344 A JP 2014138344A JP 2013006865 A JP2013006865 A JP 2013006865A JP 2013006865 A JP2013006865 A JP 2013006865A JP 2014138344 A JP2014138344 A JP 2014138344A
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Abstract

【課題】再送要求信号のノイズ耐性を向上させる。
【解決手段】画像データ転送システムは、画像データをパケット単位で読み出し、各パケットにエラー検出用データを付加して画像形成装置に送信するプリントコントローラーと、プリントコントローラーから受信した各パケットを連結して画像データを取得し、各パケットに付加されたエラー検出用データを用いて各パケットのエラーを検出し、エラーが検出されたパケットのエラー訂正を行う画像形成装置と、を備える。画像形成装置は、エラーが検出された場合、プリントコントローラーに、再送要求信号として特定のパルスパターンからなるパルス信号を送信し(ステップS18)、当該再送要求信号に応じて、前記プリントコントローラーから再送されたパケットによりエラー訂正を行う。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像データ転送システムに関する。
画像データの転送に用いられるインターフェイスは、静電気をはじめとするノイズの影響を受けやすい。
プリントコントローラーと画像形成装置間で行われるような高速シリアル通信においては、不要輻射(EMI;Electro Magnetic Interference)対策としてシールドタイプのケーブルを用いたり、ノイズにより生じた画像データのエラーを検出する手段を備えたりしている。
例えば、主走査ラインのライン単位で画像データを送信し、各ラインの画像データにチェックサムを付加して、ノイズ等により生じたエラーの検出が行われている(例えば、特許文献1参照)。また、各ラインのデータに未使用ビットを設け、この未使用ビットにパリティビットを付加して、エラーを検出することも行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−191188号公報 特開2010−288014号公報
エラー訂正のため、画像データを再送する場合、受信側から送信側へ再送要求信号を送信する必要がある。しかし、ノイズの発生は1回とは限らず、連続する場合があり、再送要求信号にもノイズが印加される可能性がある。
よって、送信側がノイズを誤検出するのを防止し、ノイズにより再送要求信号が破損した場合の対策が必要となる。
本発明の課題は、再送要求信号のノイズ耐性を向上させることである。
請求項1に記載の発明によれば、
画像データをパケット単位で読み出し、各パケットにエラー検出用データを付加して画像形成装置に送信するプリントコントローラーと、
前記プリントコントローラーから受信した各パケットを連結して画像データを取得し、各パケットに付加されたエラー検出用データを用いて各パケットのエラーを検出し、エラーが検出されたパケットのエラー訂正を行う画像形成装置と、を備え、
前記画像形成装置は、前記エラーが検出された場合、前記プリントコントローラーに、再送要求信号として特定のパルスパターンからなるパルス信号を送信し、当該再送要求信号に応じて、前記プリントコントローラーから再送されたパケットによりエラー訂正を行う、
画像データ転送システムが提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
前記プリントコントローラーは、前記画像形成装置から送信された再送要求信号において前記パルス信号を検出すると、エラーが検出されたパケットの再送を行う、
請求項1に記載の画像データ転送システムが提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
前記画像形成装置は、前記エラーが検出されてから、前記プリントコントローラーが読出中のパケットの読み出しを終えるまでの一定期間の間、前記パルス信号を複数回繰り返し送信する、
請求項1又は2に記載の画像データ転送システムが提供される。
本発明によれば、プリントコントローラーは、パルス信号によって、エラーが検出されたときの再送要求信号とノイズとを精度良く区別することができ、再送要求信号のノイズ耐性が向上する。
本実施の形態に係る画像データ転送システムを示す図である。 図1の送信処理部の構成図である。 (a)エラーが1回検出された場合に読み出されるパケットの例を示している。(b)エラーが遇数回連続して検出された場合に読み出されるパケットの例を示している。(c)エラーが奇数回連続して検出された場合に読み出されるパケットの例を示している。 図1の受信処理部の構成図である。 (a)受信処理部がプリントコントローラーへ再送要求信号を送信するときのタイミングチャートである。(b)エラー検出時に再送要求信号として送信されるパルス信号を示す図である。 プリントコントローラーから画像形成装置へパケットを転送するときのタイミングチャートである。 (a)パケットにノイズが印加されたときのタイミングチャートである。(b)ノイズが印加された再送要求信号を示す図である。 プリントコントローラーが1パケットを送信するときの処理手順を示すフローチャートである。 画像形成装置が1パケットを受信したときの処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の画像データ転送システムの実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像データ転送システムGを示す。
画像データ転送システムGは、図1に示すように、プリントコントローラーg1及び画像形成装置g2を備えて構成されている。
プリントコントローラーg1と画像形成装置g2は専用ケーブルで接続され、当該専用ケーブルを介して、プリントコントローラーg1から画像形成装置g2へ画像データを転送する。
プリントコントローラーg1は、ネットワーク上のコンピューターからPDL(Page Description Language)データを受信し、当該PDLデータから画像データを生成する。
プリントコントローラーg1は、図1に示すように、画像データ生成部101、送信処理部102、シリアル変換部103、記憶部104、制御部105、通信部106を備えて構成されている。
画像データ生成部101は、PDLデータをラスタライズ処理して、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色の画像データを生成する。
送信処理部102は、画像データ生成部101により生成された画像データをライン単位で入力する。送信処理部102は、1ラインを1ラインより小さいパケット単位で読み出して、各パケットにエラー検出用データを付加して出力する。
また、送信処理部102は、画像形成装置g2から送信された再送要求信号に応じて、エラーが検出されたパケットを再度読み出し、エラー検出用データを付加して出力する。
シリアル変換部103は、スクランブル回路を備えている。
シリアル変換部103は、送信処理部102から出力されたパケットをシリアル変換した後、スクランブル処理して画像形成装置g2に送信する。
記憶部104は、制御部105が読み取り可能なプログラムを記憶している。記憶部104としては、ハードディスク、不揮発メモリー等を用いることができる。
制御部105は、記憶部104に記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って、プリントコントローラーg1の各部を制御する。
例えば、制御部105は、通信部106によりネットワーク上のコンピューターからPDLデータを受信し、画像データ生成部101により当該PDLデータをラスタライズ処理させる。
通信部106は、ネットワークインターフェイスを備え、ネットワーク上のコンピューター及び画像形成装置g2と通信する。
画像形成装置g2は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。
画像形成装置g2は、図1に示すように、パラレル変換部201、受信処理部202、画像メモリー203、画像処理部204、画像形成部205、通信部206、制御部207、記憶部208を備えて構成されている。
パラレル変換部201は、デスクランブル回路を備えている。
パラレル変換部201は、プリントコントローラーg1から各パケットを受信し、当該各パケットをデスクランブル処理した後、パラレル変換して出力する。
受信処理部202は、パラレル変換部201から出力された各パケットを連結してライン単位の画像データを出力する。
受信処理部202は、各パケットに付加されたエラー検出用データを用いて、各パケットのエラーを検出する。エラーが検出された場合、受信処理部202は、プリントコントローラーg1に再送要求信号を送信し、プリントコントローラーg1から再送されたパケットにより、エラーが検出されたパケットのエラー訂正を行う。
画像メモリー203は、画像データを保持するメモリーである。画像メモリー203としては、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を用いることができる。
画像メモリー203は、受信処理部202からライン単位で出力された画像データを保持する。また、画像メモリー203は、画像処理部204により画像処理された画像データを保持する。
画像処理部204は、制御部207からの指示に従って、画像メモリー203から画像データを読み出し、各種画像処理を施す。画像処理部204は、画像処理された画像データを画像メモリー203に出力する。
例えば、画像処理部204は、色補正のため、画像データを色変換することができる。また、画像処理部204は、拡大又は縮小、回転等の画像処理を施すこともできる。
最終的に、画像処理部204は、画像データを中間調処理して、画像形成部205に出力する。中間調処理としては、例えば誤差拡散処理、ディザマトリクスを用いたスクリーン処理等が挙げられる。
画像形成部205は、画像処理部204から出力された画像データに基づき、用紙上に画像を形成する。
具体的には、画像形成部205は、C、M、Y、Kの色毎に露光部、現像部、感光体を4セット備えている。露光部は、帯電し、回転する感光体上を、画像データに基づいて光走査して露光する。現像部は、露光により感光体上に形成された静電潜像を、トナーで現像する。このようにして4つの感光体上に形成された各色の画像を、画像形成部205は、中間転写ベルト等を介して用紙上に重ねて転写する。その後、用紙は定着装置により定着処理される。
通信部206は、ネットワークインターフェイスを備え、制御部207の指示に従って、プリントコントローラーg1と通信する。
制御部207は、記憶部208に記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って、画像形成装置g2の各部を制御する。
例えば、制御部207は、画像処理部204に画像データを画像処理させ、画像形成部205に画像を形成させる。
記憶部208は、制御部207が読み取り可能なプログラムを記憶している。記憶部208としては、ハードディスク、不揮発メモリー等を用いることができる。
次に、プリントコントローラーg1が備える送信処理部102の詳細を説明する。
図2は、送信処理部102の構成図である。
送信処理部102は、図2に示すように、ラインバッファー11、書込制御部12、読出制御部13及び検出用データ付加部14を備えて構成されている。
ラインバッファー11は、1ラインの画像データを保持するメモリーである。
ラインバッファー11は、書込制御部12から出力されたイネーブル信号及び書込アドレスに応じて、1ラインの画像データを入力し、保持する。
また、ラインバッファー11は、読出制御部13から出力されたイネーブル信号及び読出アドレスに応じて、保持している画像データを出力する。
書込制御部12は、画像データとともに入力された同期信号HV(Horizontal Valid)、VV(Vertical Valid)及びINDに同期して、ラインバッファー11にイネーブル信号及び書込アドレスを出力し、1ラインの画像データをラインバッファー11に書き込む。
同期信号HVは、主走査方向における画像の有効領域、すなわち各ラインの有効領域を示す。同期信号VVは、副走査方向における画像の有効領域、すなわち各ページの有効領域を示す。同期信号INDは、各ラインの開始タイミングを示す。
例えば、1ラインが8000画素からなる場合、書込制御部12は、0〜7999の書込アドレスを出力する。これにより、1ラインの各画素が、先頭画素から順に0〜7999のアドレスが対応付けられてラインバッファー11に保持される。
読出制御部13は、ラインバッファー11にイネーブル信号及び読出アドレスを出力し、ラインバッファー11に保持されている1ラインの画像データを、パケット単位で読み出す。
読出制御部13は、パケットの読み出しに応じて、同期信号DE(Data Enable)及びHSYNCを生成し、出力する。同期信号DEは、各パケットと各パケットに付加されたエラー検出用データの有効領域を示す。また、同期信号HSYNCは、各ラインの開始タイミングを示す。
この同期信号DE及びHSYNCは、パケットとともに画像形成装置g2へ送信される。
読出制御部13は、パケット間で間隔を空けながら、1ライン分のアドレス0〜7999をパケット単位でカウントして、読出アドレスとして出力する。
128画素を1パケットとした場合、読出制御部13は、0からカウントを始め、128画素のアドレスをカウントして、最初のパケットの読出アドレス0〜127を出力する。読出制御部13は、1パケット分の読出アドレスを出力すると、アドレスのカウントを一時停止し、所定の間隔を空けた後、アドレスのカウントを再開する。読出制御部13は、128画素のアドレスをカウントし、次のパケットの読出アドレス128〜255を出力する。
なお、パケット間の間隔は、パケットに付加されるエラー検出用データとスクランブル処理のリセットに必要な時間に応じて適宜設定すればよい。例えば、エラー検出用データのために1クロック、スクランブル処理のリセットのために2クロック必要であれば、3クロックの間隔を空ければよい。
読出制御部13によるパケットの読み出しと並行して、1つ前に読み出したパケットのエラーの検出が画像形成装置g2により行われる。エラーが検出された場合、画像形成装置g2から再送要求信号として特定のパルスパターンからなるパルス信号が送信される。
読出制御部13は、パケットの読み出しを終えるまでに、画像形成装置g2から送信された再送要求信号において上記パルス信号を検出すると、再送のため、エラーが検出された1つ前のパケットを再度読み出す。
このように、特定のパルスパターンからなるパルス信号を検出した場合のみ、再送するパケットの読み出しを行うので、ノイズの誤検出を防止して必要なパケットのみ再送することができる。
図3(a)は、エラーが1回検出された場合、図3(b)はエラーが偶数回連続して検出された場合、図3(c)はエラーが奇数回連続して検出された場合のそれぞれにおいて、読み出された各パケットを表している。
図3(a)〜図3(c)において、各パケットの1ラインにおける並び順に、各パケットをパケット1〜4と表す。パケット1〜4は、それぞれアドレスが0〜127、128〜255、256〜383、384〜511のパケットである。また、斜線が付されたパケットは、エラーが検出され、再送のために再度読み出されたパケットを表す。
図3(a)に示すように、パケット2のエラーが検出されると、パケット3の読出中に特定のパルスパターンからなるパルス信号が再送要求信号として送信される。図示するように、再送要求信号は、当該パルス信号が送信されている間、アサートされている。
読出制御部13は、パケット3の読出中にパルス信号を検出すると、パケット3の読み出し後、1つ前に読み出されたパケット2を再度読み出す。
エラーが連続すると、図3(b)に示すように、このパケット2の読出中にもパルス信号が送信される。読出制御部13は、当該パルス信号を検出すると、再度読み出しているパケット2の次に、1つ前に読み出されたパケット3を再度読み出す。
さらにエラーが連続すると、図3(c)に示すように、このパケット3の読出中にもパルス信号が送信される。読出制御部13は、当該パルス信号を検出すると、再度読み出しているパケット3の次に、1つ前に読み出されたパケット2を再度読み出す。
エラーが検出されたパケットの読出中に、パルス信号が検出されない場合、図3(a)〜図3(c)に示すように、読出制御部13は、元の順番に戻ってパケット4を読み出す。
エラーが1回検出されたか又は奇数回連続して検出された場合、図3(a)及び図3(c)に示すように、読出制御部13は、2つ前のパケット3の続きからアドレスをカウントして読出アドレスを出力し、パケット4を読み出す。
一方、エラーが遇数回連続して検出された場合、図3(b)に示すように、読出制御部13は、1つ前のパケット3の続きからアドレスをカウントして読出アドレスを出力し、パケット4を読み出す。
読出制御部13は、再送するパケットも含めた各パケット1〜4の読み出しに応じて、同期信号DEを生成する。図3(a)〜図3(c)に示すように、同期信号DEは、パケットとパケットに付加されたエラー検出用データが有効である間はアサートされ、パケット間はネゲートされている。
検出用データ付加部14は、ラインバッファー11から出力されたパケットから、エラー検出用データを生成する。
エラー検出用データを用いてエラーを検出できるのであれば、特にその方式は限定されず、例えばパリティチェック、チェックサム、CRC(Cyclic Redundancy Check)等を用いることができる。なかでも、回路構成が簡易であることから、CRCが好ましい。
CRCを用いる場合、検出用データ付加部14は、エラー検出用データとして、画像データからCRC符号を算出する。CRC符号は、画像データのビット列を所定の生成多項式で除算したときの余りである。
検出用データ付加部14は、パケットの最後にエラー検出用データを付加して、パケットを出力する。
次に、画像形成装置g2が備える受信処理部202の詳細を説明する。
図4は、受信処理部202の構成図である。
受信処理部202は、図4に示すように、エラー検出部21、ラインバッファー22、書込制御部23及び読出制御部24を備えて構成されている。
エラー検出部21は、パケットとともにプリントコントローラーg1から送信された同期信号DE及びHSYNCに同期して、パラレル変換部201からパケット及びエラー検出用データを入力する。エラー検出部21は、パケットとパケットの最後に付加されたエラー検出用データを分離し、分離されたパケットをラインバッファー22に出力する。
また、エラー検出部21は、分離されたパケットから、送信処理部102の検出用データ付加部14と同様にして、エラー検出用データを生成する。エラー検出部21は、この生成されたエラー検出用データと、パケットから分離されたエラー検出用データを比較する。
エラー検出部21は、2つのエラー検出用データが一致する場合、エラーが検出されなかったことを示す検出結果を出力し、不一致の場合、エラーが検出されたことを示す検出結果を出力する。
ラインバッファー22は、1ラインの画像データを保持できるメモリーである。
ラインバッファー22は、書込制御部23から出力されたイネーブル信号及び書込アドレスに応じて、エラー検出部21から出力された各パケットを保持する。
また、ラインバッファー22は、読出制御部24から出力されたイネーブル信号及び読出アドレスに応じて、保持している1ラインの画像データを出力する。
書込制御部23は、同期信号DE及びHSYNCに同期して、イネーブル信号及び書込アドレスをラインバッファー22に出力し、エラー検出部21から出力された各パケットをラインバッファー22に書き込む。
書込制御部23は、パケットの書き込み時、同期信号DEに同期して、0〜7999の1ライン分のアドレスをパケット単位でカウントし、書込アドレスを出力する。
具体的には、書込制御部23は、同期信号DE及びHSYNCがアサートされると、0からカウントを開始し、128画素のアドレスをカウントして、最初のパケットの書込アドレス0〜127を出力する。書込制御部23は、1パケット分の書込アドレスを出力すると、カウントを一時停止し、次の同期信号DEのアサート時にカウントを再開して、1パケット分のアドレス128〜255をカウントする。
パケットのエラーの検出は、エラー検出部21がパケットの最後に付加されたエラー検出用データを入力した後に行われるため、書込制御部23によるパケットの書き込みは、1つ前のパケットのエラーの検出と並行して行われる。
書込制御部23は、エラー検出部21によりエラーが検出された場合、プリントコントローラーg1に、再送要求信号として特定のパルスパターンからなるパルス信号を送信する。
パルス信号によって、プリントコントローラーg1はエラーが検出されたときの再送要求信号とノイズとを精度良く区別することができ、再送要求信号のノイズ耐性が向上する。
パルス信号の送信時、プリントコントローラーg1では既に次のパケットの読出中である。書込制御部23は、エラーが検出されてから、プリントコントローラーg1が読出中のパケットの読み出しを終えるまでの一定期間の間、上記パルス信号を複数回送信することが好ましい。
プリントコントローラーg1は、パケットの読み出しを終えるまでの間に、上記パルス信号を検出することができれば、次のパケットとしてエラーが検出されたパケットの読み出しを開始できる。
また、複数回パルス信号を送信することにより、何れかがノイズの印加によって破損しても残りのパルス信号をプリントコントローラーg1が検出できれば、パケットの再送を行うことができる。
図5(a)は、エラーが検出されたときの送信側のプリントコントローラーg1及び受信側の画像形成装置g2の各同期信号DEを示している。
図5(a)において、同期信号DEの各アサート期間の数字2〜4は、各アサート期間が対応するパケット2〜4を表す。
図5(a)に示すように、パケット2のエラーが検出された時、プリントコントローラーg1はパケット3の読出中であり、画像形成装置g2においても書込制御部23がパケット3を書込中である。書込制御部23は、エラーが検出されてから、プリントコントローラーg1がパケット3の読み出しを終えるまでの一定期間Tの間、図5(b)に示すように特定のパルスパターンからなるパルス信号Lを複数回繰り返し送信する。
なお、画像形成装置g2における同期信号DEは、プリントコントローラーg1における同期信号DEより一定期間遅延しているので、書込制御部23はこの遅延時間から、プリントコントローラーg1がパケットの読み出しを終了するタイミングを判断することができる。
書込制御部23は、エラーが検出されたパケットを破棄する。ここで、破棄とはラインバッファー22においてデータの上書きを可能とすることである。
上記パルス信号の送信後、プリントコントローラーg1からエラーが検出されたパケットが再送されるので、書込制御部23は、再送されたパケットをラインバッファー22に書き込み、エラー訂正する。
書込制御部23は、プリントコントローラーg1の読出制御部13が読出アドレスを制御するのと同じようにして、書込アドレスを制御する。
すなわち、書込制御部23は、パケットの書込中にエラーが検出されると、次のパケットの書込時、1つ前に書き込みをしたパケットの書込アドレスに戻して出力し、再送されたパケットを書き込む。再送されたパケットの書込中にエラーが検出されない場合、次のパケットの書込時、書込制御部23は元のパケットの並び順に書込アドレスを戻して出力する。再送されたパケット以前のパケットのエラーが1回又は奇数回連続して検出された場合、書込制御部23は2つ前に書き込んだパケットの続きから書込アドレスを出力する。また、再送されたパケット以前のパケットのエラーが遇数回連続して検出された場合、書込制御部23は1つ前に書き込んだパケットの続きから書込アドレスを出力する。
これにより、パケットの再送があっても、書込制御部23のパケットの書き込みを、読出制御部13のパケットの読み出しに同期させることができ、元の並び順どおりに1ラインの各画素を書き込むことができる。
読出制御部24は、イネーブル信号及び読出アドレスをラインバッファー22に出力する。読出制御部24は、0〜7999の1ライン分の読出アドレスを出力し、ラインバッファー22に書き込まれた各パケットを連結して、1ラインの画像データを読み出す。
また、読出制御部24は、同期信号HSYNCに応じて、同期信号HV、VV及びINDを生成する。同期信号HV、VV及びINDは、読み出された画像データとともに出力される。
図6は、プリントコントローラーg1から画像形成装置g2へパケットを転送するときのタイミングチャートである。
図6において、各パケットをパケットの並び順にパケット1〜Nと表す。同期信号DE及びHVの各アサート期間の数字1〜Nは、各アサート期間が対応するパケット1〜Nを表す。
図6に示すように、送信側のプリントコントローラーg1は、画像データとともに入力された同期信号HV、VV及びINDに同期して、各パケット1〜Nを読み出し、画像形成装置g2に送信する。プリントコントローラーg1は、各パケットの読み出しに応じて、同期信号DE及びHSYNCを生成する。
受信側の画像形成装置g2は、同期信号DEに同期して、プリントコントローラーg1から受信した各パケットをラインバッファー22に書き込む。画像形成装置g2は、同期信号HSYNCのアサートから所定期間後に、各パケット1〜Nを連結して読み出し、1ラインの画像データを得る。画像形成装置g2は、この読み出しに応じて、図6に示すように同期信号HV及びINDを生成する。
図6に示すように、パケット2の送信中にノイズが印加されると、画像形成装置g2はパケット3の書込中にパケット2のエラーを検出し、再送要求信号としてパルス信号を送信する。
プリントコントローラーg1は、パケット3の読出中に再送要求信号においてパルス信号を検出すると、次にパケット2を再度読み出し、画像形成装置g2に再送する。画像形成装置g2は、再送されたパケット2により、ラインバッファー22に書き込まれたパケット2のエラー訂正を行う。
プリントコントローラーg1は、再送するパケットを含む1ラインの読み出しに、同期信号HVが示す当該ラインのアサート期間t1だけでなく、次のラインまでのネゲート期間t2も使用することができる。再送するパケットを含む1ラインの読み出しを、同期信号HVが示す次のラインの開始タイミングまでに終了できれば、元のライン周期がずれることも無く、受信側と送信側でライン同期を維持することができる。
再送するパケットが多く、再送するパケットを含む1ラインの読み出しを、次のラインの開始タイミングまでに終了できない場合、プリントコントローラーg1は、1ラインの終了タイミングより後に、同期信号HSYNCの次のラインの開始タイミングを遅延させる。
受信側の画像形成装置g2は、同期信号HSYNCに同期して、各パケットの書込みを開始するので、パケットの再送により元のライン周期にずれが生じても、ライン同期を維持することができる。
図7(a)は、図6のパケット2〜4に注目したタイミングチャートである。
図7(a)に示すように、パケット2にノイズが印加されると、画像形成装置g2から送信された再送要求信号にもノイズが印加されるが、特定のパルスパターンからなるパルス信号ではないので、プリントコントローラーg1はパケットの再送を行わない。仮に、再送要求信号がエラー検出時のみ立ち上がるような信号である場合、図7(a)に示すノイズと同様の信号になるため、ノイズと再送要求信号との区別が難しくなる。
その後、パケット2のエラーの検出によって、画像形成装置g2からの再送要求信号がアサートされ、一定期間Tの間、パルス信号が繰り返し送信される。
図7(b)は、図7(a)に示すA1−A2間の再送要求信号を拡大した図である。
図7(b)に示すように、パルス信号が送信されてからもノイズが発生したため、最初のパルス信号Lはノイズの印加により破損している。プリントコントローラーg1は、最初のパルス信号Lのパルスパターンが特定のパルスパターンと一致していないため、パケットの再送を行わない。
次のパルス信号Lはノイズが印加されておらず、そのパルスパターンが特定のパルスパターンと一致するため、プリントコントローラーg1は、パケットの再送を行う。
次に、上記画像データ転送システムGが、画像データを転送するときの処理手順を説明する。
最初に、プリントコントローラーg1が、画像データ生成部101により画像データを生成すると、当該画像データをパケット単位で画像形成装置g2に送信する。
図8は、プリントコントローラーg1が、1パケットを送信するときの処理手順を示している。
図8に示すように、送信処理部102は、画像形成装置g2から送信された再送要求信号においてパルス信号を検出していない場合(ステップS1;N)、1ラインにおけるパケットの並び順どおりに、次のパケットを読み出す(ステップS2)。一方、再送要求信号においてパルス信号を検出した場合(ステップS1;Y)、送信処理部102は、検出時に読出中であったパケットの1つ前に読み出したパケットを、再度読み出す(ステップS3)。
検出用データ付加部14は、読み出されたパケットに、エラー検出用データを付加する(ステップS4)。
シリアル変換部103は、エラー検出用データが付加されたパケットをシリアル変換した後、スクランブル処理して、画像形成装置g2に送信する(ステップS5)。
図9は、画像形成装置g2が、1パケットを受信したときの処理手順を示している。
図9に示すように、パラレル変換部201がプリントコントローラーg1からパケットを受信する(ステップS11)。パラレル変換部201は、受信したパケットをデスクランブル処理した後、パラレルデータに変換する(ステップS12)。
次に、受信処理部202のエラー検出部21が、パケットとパケットの最後に付加されたエラー検出用データを分離し、分離されたパケットをラインバッファー22に書き込む(ステップS13)。
受信処理部202は、パケットの最後に付加されたエラー検出用データを用いて、書き込まれたパケットのエラーを検出する(ステップS14)。エラーが検出されなかった場合(ステップS15;N)、受信処理部202は、1ラインの画像データを読み出す時、書き込まれたパケットを採用する(ステップS16)。
一方、エラーが検出された場合(ステップS15;Y)、受信処理部202は書き込まれたパケットを破棄する(ステップS17)。また、受信処理部202は、再送要求信号としてプリントコントローラーg1へのパルス信号の送信を開始する(ステップS18)。受信処理部202は、一定期間が経過するまで、このパルス信号の送信を継続する(ステップS19;N、S18)。そして、パルス信号を一定期間送信すると(ステップS19;Y)、受信処理部202はパルス信号の送信を終了する(ステップS20)。
再送要求信号に応じて、プリントコントローラーg1から再送されたパケットに対し、画像形成装置g2は上述した処理を繰り返す。再送されたパケットにエラーが検出されなければ、再送されたパケットがラインバッファー22に書き込まれ、エラー訂正が行われる。
このようにしてエラー訂正した後、受信処理部202により各パケットを連結して読み出し、画像形成装置g2は画像データを取得する。
以上のように、本実施の形態によれば、画像データ転送システムGは、画像データをパケット単位で読み出し、各パケットにエラー検出用データを付加して画像形成装置g2に送信するプリントコントローラーg1と、プリントコントローラーg1から受信した各パケットを連結して画像データを取得し、各パケットに付加されたエラー検出用データを用いて各パケットのエラーを検出し、エラーが検出されたパケットのエラー訂正を行う画像形成装置g2と、を備えている。画像形成装置g2は、エラーが検出された場合、プリントコントローラーg1に、再送要求信号として特定のパルスパターンからなるパルス信号を送信し、当該再送要求信号に応じて、プリントコントローラーg1から再送されたパケットによりエラー訂正を行う。
パルス信号を送信することによって、プリントコントローラーg1は、エラーが検出されたときの再送要求信号とノイズとを精度良く区別することができ、再送要求信号のノイズ耐性が向上する。
なお、上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
G 画像データ転送システム
g1 プリントコントローラー
101 画像データ生成部
102 送信処理部
11 ラインバッファー
12 書込制御部
13 読出制御部
14 検出用データ付加部
103 シリアル変換部
g2 画像形成装置
201 パラレル変換部
202 受信処理部
21 エラー検出部
22 ラインバッファー
23 書込制御部
24 読出制御部
203 画像メモリー
204 画像処理部
205 画像形成部

Claims (3)

  1. 画像データをパケット単位で読み出し、各パケットにエラー検出用データを付加して画像形成装置に送信するプリントコントローラーと、
    前記プリントコントローラーから受信した各パケットを連結して画像データを取得し、各パケットに付加されたエラー検出用データを用いて各パケットのエラーを検出し、エラーが検出されたパケットのエラー訂正を行う画像形成装置と、を備え、
    前記画像形成装置は、前記エラーが検出された場合、前記プリントコントローラーに、再送要求信号として特定のパルスパターンからなるパルス信号を送信し、当該再送要求信号に応じて、前記プリントコントローラーから再送されたパケットによりエラー訂正を行う、
    画像データ転送システム。
  2. 前記プリントコントローラーは、前記画像形成装置から送信された再送要求信号において前記パルス信号を検出すると、エラーが検出されたパケットの再送を行う、
    請求項1に記載の画像データ転送システム。
  3. 前記画像形成装置は、前記エラーが検出されてから、前記プリントコントローラーが読出中のパケットの読み出しを終えるまでの一定期間の間、前記パルス信号を複数回繰り返し送信する、
    請求項1又は2に記載の画像データ転送システム。
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