JP2014137625A - 車両の加速度検知、評価装置 - Google Patents

車両の加速度検知、評価装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014137625A
JP2014137625A JP2013004536A JP2013004536A JP2014137625A JP 2014137625 A JP2014137625 A JP 2014137625A JP 2013004536 A JP2013004536 A JP 2013004536A JP 2013004536 A JP2013004536 A JP 2013004536A JP 2014137625 A JP2014137625 A JP 2014137625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
vehicle
penalty
measurement
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013004536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6112294B2 (ja
Inventor
Tadashi Watanabe
忠司 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIG SPICE CO Ltd
Original Assignee
DIG SPICE CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIG SPICE CO Ltd filed Critical DIG SPICE CO Ltd
Priority to JP2013004536A priority Critical patent/JP6112294B2/ja
Publication of JP2014137625A publication Critical patent/JP2014137625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6112294B2 publication Critical patent/JP6112294B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 車車両の運転中に生じる加速度を計測する一方で、個々の運転者に対応して競技のための計測条件を設定し、この計測条件に基づく計測値を運転評価に反映させること。
【解決手段】 車両に搭載された加速度センサと、タイマー装置と、加速度等の計測を行うための条件を設定する計測条件設定手段と、計測した各種データを格納する記憶手段と、記憶手段からデータを読み出して解析する解析手段とを備え、前記計測条件設定手段は計測条件として、少なくとも、車両走行中において印加が許容される加速度の限度を表すペナルティレベルと、車両のスタート時における検知加速度を表す開始レベルと、車両のストップ時における検知加速度と、ペナルティレベルを連続して超えた状態が所定の時間経過したことの判定基準となる時間を表すペナルティ加算時間との各項目が設定されて解析され、運転の技量を評価するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の加速度検知、評価装置、特にサーキットなどを走行する車両の加速度から、走行時のデータを収集、記録し、そのデータを再現及び解析して運転技能を評価する車両の加速度検知、評価装置に関するものである。
自動車競技などにおいては、競技に参加する運転者の運転技量を計る手法としてタイムトライアル方式を採用することが一般的である。この方式では、サーキット等において、スタート地点からゴール地点まで、それぞれの運転者が自動車を運転し、その間の時間を競うものである。このような自動車競技では、車両に測定装置を積載し、走行中の車両から、スタートからゴールまでの各時点における速度、加速度、などの各種データを収集記録し、その記録データを再生及び解析して運転技量を評価し、得点を競うことが行われる。
従来においては、特許文献1として挙げているような、自動車競技で走行中の車両から、各時点における速度、加速度、などの各種データを測定及び記録し、表示演算装置においてその記録データから他のパラメータを検出したり記録内容の一部を表示する競技車両用データロガー装置がある。この従来装置では、2軸加速度センサの計測した二つの加速度情報と速度検出センサから検出した速度情報から車体の傾斜角とコーナリング半径(旋回半径)を演算により検出するデータ検出手段を付加したことを特徴としている。
特開2004−318216号公報
上記従来のデータロガー装置では、競技車両の周回別の各種情報を重ね合わせて表示できるようにし、且つ、距離系列のデータ表示を可能にして、サーキット上での走行位置の特定を可能にすると共に、車体傾斜角とコーナリング半径を正確に検出できるように工夫している。しかしながら、この従来のデータロガー装置では、装置側に個々の運転者に対応して競技のための計測条件を設定したり、運転者の運転操作が計測条件を逸脱したときに運転者に対して、注意、警報を発したりする機能は持っておらず、また、運転者の運転操作が上記設定された計測条件を逸脱した事柄を記録しておいて、運転評価に反映させる機能は持っていないという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、車両の運転中に生じる加速度の変化などを記録する一方で、個々の運転者に対応して競技のための計測条件を設定できるようにし、また、運転者の運転操作が上記設定された計測条件を逸脱した事柄を記録しておいて、運転評価に反映させる機能を持つ車両の加速度検知、評価装置を提供することである。
本発明は、上記の技術的課題を解決するために、車両に搭載され、走行中の車両の加速度を計測する加速度センサと、時間を計測するタイマー装置と、前記各計測を行うための条件を設定する計測条件設定手段と、加速度計測及び時間計測した各種データを格納する記憶手段と、記憶手段からデータを読み出すデータ読出手段と、読み出されたデータを解析する解析手段とを備えた車両の加速度検知、評価装置であって、前記計測条件設定手段は計測条件として、少なくとも、車両走行中において印加が許容される加速度の限度を表すペナルティレベルと、車両のスタート時における検知加速度を表す開始レベルと、車両のストップ時における検知加速度と、ペナルティレベルを連続して超えた状態が所定の時間経過したことの判定基準となる時間を表すペナルティ加算時間との各項目が設定され、これらの設定項目について運転の技量を評価することを特徴とするものである。また、上記態様に加えて、前記計測条件設定手段は計測条件として、さらに、ペナルティレベルを超えた加速度に対して、ペナルティのオン又はオフを規定する時間を表すペナルティ検知時間が設定されてもよい。
本発明によれば、個々の運転者に対応して競技のための計測条件を設定でき、運転者の運転操作が上記設定された計測条件を逸脱した事柄を記録して運転評価に反映させることができるから、運転技量のレベルに応じた目標設定をして、その目標への到達を競うことが可能となり、運転者の技量の段階的向上に役立てることができる。
本発明に係る車両の加速度検知、評価装置の構成を示すブロック図である。 上記実施の形態に係る車両の加速度検知、評価装置の機能を説明する機能ブロック図である。 上記実施の形態において、車両走行中における加速度を円グラフで表示するインジケータの例を示す図である。 上記実施の形態において、計測条件の項目のディスプレイへの表示例を示す図である。 上記実施の形態において、表示部における加速度計測中画面の例を示す図である。 上記実施の形態において、ペナルティカウント処理動作の内容を説明するグラフ図である。 上記実施の形態において、ペナルティ検知時間の解析処理動作の内容を説明するグラフ図である。
以下に、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る車両の加速度検知、評価装置(以下、単に「加速度検知、評価装置」という)の構成を示すブロック図である。この加速度検知、評価装置は、当該加速度検知、評価装置全体の動作制御及び収集したデータの解析を行う制御手段としての制御演算部1と、時間計測および制御演算部1の動作タイミングをとるタイマー装置2と、車両の加速度を検出する加速度センサ3と、収集した加速度データを格納するメモリ4と、計測条件を設定するためのデータ(コマンド)を入力する入力部5と、制御演算部1において処理された結果を表示する手段であるディスプレイ6とを備えている。制御演算部1は各種演算を行うためのCPUと、CPUの演算処理に必要なプログラム、データが展開されるRAMを有している。加速度センサ3には、例えばジャイロスコープを組み込んだセンサ装置が用いられ、加減速加速度及び角加速度を測定可能である。タイマー装置2については、制御演算部1に内蔵させてもよい。メモリ4には書き換え自在のRAM(ランダム・アクセス・メモリ)が用いられる。なおメモリ4には加速度検知、評価装置が加速度検知及び評価動作を行うためのプログラムも格納される。
図2は上記実施の形態に係る加速度検知、評価装置の機能ブロック図である。図2に示されるように、制御演算部1は、データ取得部11と、設定部12と、データ解析部13とを備えている。また、図1に示されたディスプレイ6は表示部を構成する。データ取得部11は、タイマー装置2からの時刻データと、加速度センサ3からの加速度データと、入力部5から入力された計測条件などのデータを受け入れる。データ取得部11はまた、制御演算部1で実行される演算の種類に応じて必要なデータを記憶部14から読み出す。設定部12は、上記計測条件などのデータに基づいて自動車競技を遂行するための条件設定を行う。データ解析部13は、競技車両が走行することによって得られた各種データ(加速度データなど)が計測条件などの設定データに合致しているかどうかを解析し、その結果を基に運転者の運転技量についての評価を出す。データ解析部13における解析、評価結果は表示部6に表示される。表示部6にはまた、車両走行中における加速度を図3に示されるようにグラフ表示する機能を有する。図3は上記加速度を円グラフで表示するインジケータの例を示している。図3において円グラフの中心を原点Oとし、左右方向にX軸(右方を正)、上下方向にY軸(上方を正)をとると、原点Oは加速度が0を表し、原点Oから遠ざかるにしたがって大きな加速度値を表す。X軸の正方向は車両が左旋回したときに表れる加速度であり、X軸の負方向は車両が右旋回したときに表れる加速度である。また、Y軸の正方向は車両がブレーキをかけたときに表れる加速度であり、Y軸の負方向は車両が急発進したときに表れる加速度である。原点O近辺に位置しているマーク(小円で描かれている)25は加速度値及び加速度の方向を表すためのものであり、車両の運転にしたがって、インジケータの円グラフの中を移動可能(表示場所が変わる)である。また、円グラフは原点Oを中心にして、同心円状に区画分けされ、原点Oに近い区画部分27は、安全な加速度を示す一方、原点Oから遠ざかった区画部分28については、例えば黄色に着色され、最も遠い区画部分29は赤色に着色されてもよい。そして、加速度Gがかかり、マーク25が原点Oから離れると、黄色部分がワーニングとなって注意音を発し、また、その後赤色区画に入ると警告音が発せられる。
以上のような構成を有する車両の加速度検知、評価装置について、以下動作を説明する。
(1)計測条件設定動作
先ず自動車競技をするに当たって計測の条件を設定する。図4は計測条件の項目のディスプレイ4への表示例を示す図である。計測条件の項目としては、例えば、ペナルティレベル15、カウントダウン時間16、開始レベル17、停止レベル18、ストップ判定時間19、ペナルティ加算時間20、ペナルティ検知時間21、パトライト(登録商標)出力時間22などの各項目(条件)を設定し、また、画面方向23とか、計測モード24などの選択項目がある。なお計測条件としては、以上に挙げた項目15〜22より少なくてもよいし、さらに別の計測条件項目が加わってもよい。
ペナルティレベル15の設定とは、ペナルティ基準加速度、すなわち、車体への印加が許容される加速度の限度を設定することを意味し、図3に示される加速度が表示される円形インジケータの円グラフの外枠26で表わされる。ペナルティレベル15の入力単位は×0.1Gであり、設定範囲は0.1〜9.9Gに規定されている。カウントダウン時間16の設定とは、セミオート時、車両のスタート前に表示されるカウントダウンの初期時間を設定することである。カウントダウン時間16の入力単位は×1.0秒であり、設定範囲は1〜99秒に規定されている。図4の例ではカウントダウン時間16は「5」秒と設定されているから、スタートまでのカウントダウンは5,4,3、・・・というように秒読みが行われる。開始レベル17の設定とは、車両のスタート時における検知加速度を設定することである。検知加速度の入力単位は×0.1Gであり、設定範囲は0.1〜9.9Gに規定されている。停止レベル18の設定とは、車両のストップ時における検知加速度を設定することである。検知加速度の入力単位は×0.1Gであり、設定範囲は0.1〜9.9Gに規定されている。ストップ判定時間19の設定とは、車両のストップ検知時間を設定することである。このストップ検知時間の計測は、上記停止レベルが設定時間下回った場合に計測を停止する。ストップ判定時間19の入力単位は×0.1秒であり、設定範囲は0.1〜9.9秒に規定されている。ペナルティ加算時間20の設定とは、ペナルティレベルを連続して超えた状態が所定の時間経過したことの判定基準となる時間を設定することである。このペナルティ加算時間20を経過するとペナルティカウントが加算される。ペナルティ加算時間20の入力単位は×0.1秒であり、設定範囲は0.1〜9.9秒に規定されている。ペナルティ検知時間21の設定とは、上記ペナルティ加算時間20の起動と関連性を持つもので、ペナルティのオン/オフを規定する条件を設定することである。このペナルティ検知時間21として設定された時間を経過した場合にペナルティをオンする。これによりペナルティ検知を鈍くするという作用がある。ペナルティ検知時間21の入力単位は×1.0秒であり、設定範囲は0.1〜9.9秒に規定されている。仮にペナルティ検知時間21の設定値を1とした場合は、即座にペナルティとなる。パトライト(登録商標)出力時間22の設定とは、ペナルティ検知されたとき、パトライト(登録商標)出力される最低保持時間を設定することである。一瞬でペナルティがオフとなった場合にパトライト(登録商標)出力時間として設定された時間だけパトライト(登録商標)オンを保持する。
また、上記最低保持時間経過後にペナルティがオフとなった場合、即座に消灯する。パトライト(登録商標)出力時間22の入力単位は×1.0秒であり、設定範囲は0.1〜9.9秒に規定されている。
画面方向23は、上記各設定項目の表示形態を表し、縦方向配列表示にするか、或いは横方向配列にするかを選択するようになっている。図4は計測条件の項目を横方向配列にしてディスプレイ4へ表示した例を示している。縦方向配列が選択された場合は、上記ペナルティレベル15、カウントダウン時間16・・・などの計測条件の項目が縦方向に配列されてディスプレイ4へ表示される。縦方向配列は携帯電話やスマートホン等の携帯情報端末のディスプレイに整合しやすい。 表示計測モード22とは、車両の加速度計測について、自動、又は手動といった操作の種類を表示したものである。オート、セミオート、マニュアルの3つのモードから選択するようになっている。
(2)計測動作
加速度の計測は上述したオート、セミオート、マニュアルの3つのモードのいずれかにより実行される。マニュアルモードは、車両のスタート、ストップを手動で計測するときのモードであり、本実施の形態に係る加速度検知、評価装置の対応するスイッチをオンすると、車両スタート待ちとなる。車両がスタートして加速度を検知すると計測動作が開始される。表示部6におけるスタンバイ画面は、図3に示したものと同じである。すなわち、スタンバイの状態では車両はスタートしていないから、加速度はゼロであり、マーク25は円グラフの原点付近に位置している。この状態から、車両がスタートすると、表示部6は計測中画面となり、車両に加速度が加わることによりマーク25が円グラフの中で移動する。図5は表示部6における加速度計測中の画面の例を示す図である。この図から明らかなように、車両に加速度が加わったことによりマーク25が円グラフの中で上方、やや右へずれた方向へ移動していることがわかる。
オートモードによる計測では、車両のスタート、ストップを、加速度を検知することにより自動的に計測開始および計測停止するモードである。この場合においても、表示部6におけるスタンバイ画面は、図3に示したものと同じ(マーク25は円グラフの原点付近に位置している)である。この状態から、加速度検知、評価装置のオートモード計測のスイッチをオンすると車両スタート待ちとなる。車両がスタートすると、計測動作が開始され、これと同時にタイム計測がスタートする。さらに、車両の開始加速度検知処理動作が実行される。これらの計測動作中における表示部6の画面は上述したのと同じ計測中画面となる。また、このオートモード計測においては、加速度が上記ストップ判定時間19として設定された時間規定値より小さい場合、自動的に加速度計測を停止する。車両がストップするときは停止加速度検知処理動作が実行される。この場合において、上記加速度計測が自動停止していた場合は、再び計測動作が開始されて停止加速度検知処理動作が実行される。以上の計測動作において取得された計測値(加速度データ及びタイマデータ)は、制御演算部1のデータ取得部11で受け取った後、逐一記憶部4に格納される。
セミオートモードによる計測は、カウントダウン表示及び音声により車両をスタートさせ、ストップはオートモードによる計測と同じ操作によって実行される。カウントダウン操作は、上述したカウントダウン時間16の設定にしたがって行われ、車両のスタート前に表示部6にカウントダウンの初期時間(図4では5秒)が表示され、5,4,3,・・・というように表示及び音声によりカウントダウンされる。
以上のようにして記憶部4に格納された計測値は記憶部4から読み出されて、データ解析部13へ送られ、ここで加速度データの解析が行われる。データ解析される項目としては、上述したように、ペナルティレベル15、カウントダウン時間16、開始レベル17、停止レベル18、ストップ判定時間19、ペナルティ加算時間20、ペナルティ検知時間21、パトライト(登録商標)出力時間22などの各設定項目があるが、基本的な項目として、少なくとも、ペナルティレベル15と、開始レベル17と、停止レベル18と、ペナルティ加算時間20については解析されることが好ましい。ペナルティ検知時間21もまた基本的な項目に準じる設定項目である。
基本的なデータ解析の1つとしてはペナルティカウント処理動作がある。図6はペナルティカウント処理動作の内容を説明するグラフ図である。このグラフ図において、横軸は時間を表し、縦軸は加速度を表す。また、図6中の台形線図30は時間経過にともなう加速度の変化グラフを表し、この加速度変化グラフの上底付近に描かれた横線31はペナルティレベル(図4では0.5G)を表し、一定間隔毎に表示された縦線32はペナルティカウント値を表す。この処理動作は、例えば車両のスタート段階において、その加速度がペナルティレベル15に設定された加速度0.5Gを超えた状態が連続してペナルティ加算時間(図4では3秒)分経過した場合、ペナルティカウントを加算する処理動作である。ペナルティカウントが加算された場合は、その分だけ運転技量に関する点数の低下を招き、この点数によりその運転者の技量が判定される。
データ解析の他の1つとしてはペナルティ検知時間21の解析処理動作がある。図7はペナルティ検知時間21の解析処理動作の内容を説明するグラフ図である。このグラフ図において、横軸は時間を表し、縦軸は加速度を表す。また、図7中の折れ線図33は時間経過にともなう加速度の変化グラフを表し、この加速度変化グラフの折れ線途中に描かれた横線34はペナルティレベル(図4では0.5G)を表し、所定の間隔を置いて表示された検出マーク(図7でH形状のマーク)35はペナルティ検知時間の値を表す。この処理動作は、例えば車両走行で得られた加速度変化を解析してペナルティ加算時間20の起動をオンするかオフのままにするかを判定する処理動作である。図7に示す例では、加速度はグラフ上で、時間の経過とともに加速度の値がA点から始まってA1点でペナルティレベル34を超えてB点に達し、次にB1点でペナルティレベル34を下回ってC点に達し、さらにペナルティレベル34を下回ったままでD点に達し、次にD1点でペナルティレベル34を超えてE点に達し、このままペナルティレベル34を超えたままの状態が継続してFに達するというグラフで表される。このような加速度変化において、加速度がペナルティレベル34を超えているのは加速度変化グラフ中のA1−B−B1の第1区間と、D1−E−Fの第2区間である。そこで、それぞれの区間に上記検出マーク35を適用してそれぞれのペナルティレベル34超過区間がペナルティ検知時間21を超えているか否かをチェックする。その結果、第1区間はペナルティ検知時間21を超えていないので、ペナルティ加算時間20は起動させない。他方第2区間はペナルティ検知時間21を超えているので、ペナルティ加算時間20は起動され、図6に示された態様と同様に処理動作される。
以上のようにして加速度データの解析が行われ、全体としての運転者の運転技量についての評価を出す。
本発明によれば、簡易な装置に加速度を計測するための計測条件の項目を設定し、車両の走行中における加速度を検知し、その加速度或いは加速度の時間変化を上記設定された計測条件にしたがって解析することにより、運転者個々の違いを考慮した運転技量の評価を行って運転者の技量の向上に役立てることができる。
1 制御演算部
2 タイマー装置
3 加速度センサ
4 メモリ(記憶部)
5 入力部
11 データ取得部
12 設定部
13 データ解析部
15 ペナルティレベル
16 カウントダウン時間
17 開始レベル
18 停止レベル
19 ストップ判定時間
20 ペナルティ加算時間
21 ペナルティ検知時間
22 パトライト(登録商標)出力時間
23 画面方向
24 計測モード

Claims (2)

  1. 車両に搭載され、走行中の車両の加速度を計測する加速度センサと、時間を計測するタイマー装置と、前記各計測を行うための条件を設定する計測条件設定手段と、加速度計測及び時間計測した各種データを格納する記憶手段と、記憶手段からデータを読み出すデータ読出手段と、読み出されたデータを解析する解析手段とを備えた車両の加速度検知、評価装置であって、
    前記計測条件設定手段は計測条件として、少なくとも、車両走行中において印加が許容される加速度の限度を表すペナルティレベルと、車両のスタート時における検知加速度を表す開始レベルと、車両のストップ時における検知加速度と、ペナルティレベルを連続して超えた状態が所定の時間経過したことの判定基準となる時間を表すペナルティ加算時間との各項目が設定され、これらの設定項目について運転の技量を評価することを特徴とする車両の加速度検知、評価装置。
  2. 前記計測条件設定手段は計測条件として、さらに、ペナルティレベルを超えた加速度に対して、ペナルティのオン又はオフを規定する時間を表すペナルティ検知時間が設定されることを特徴とする請求項1記載の車両の加速度検知、評価装置。
JP2013004536A 2013-01-15 2013-01-15 車両の加速度検知、評価装置 Expired - Fee Related JP6112294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004536A JP6112294B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 車両の加速度検知、評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004536A JP6112294B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 車両の加速度検知、評価装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014137625A true JP2014137625A (ja) 2014-07-28
JP6112294B2 JP6112294B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=51415107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013004536A Expired - Fee Related JP6112294B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 車両の加速度検知、評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6112294B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122731A1 (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社セガゲームス プログラム及び装置
JP2020071266A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 本田技研工業株式会社 運転教習装置及び運転教習方法
EP4056401A1 (en) 2021-03-10 2022-09-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device and display control method

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268297A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Nissan Motor Co Ltd 安全運転評価装置
JP2011060083A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Yazaki Corp 車両情報記録装置
JP2012133023A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Dig Spice Co Ltd 車両走行再現評価装置
JP2012185537A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Data Tec:Kk 移動体に搭載される運行管理装置、携帯情報端末、運行管理サーバ、コンピュータプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268297A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Nissan Motor Co Ltd 安全運転評価装置
JP2011060083A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Yazaki Corp 車両情報記録装置
JP2012133023A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Dig Spice Co Ltd 車両走行再現評価装置
JP2012185537A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Data Tec:Kk 移動体に搭載される運行管理装置、携帯情報端末、運行管理サーバ、コンピュータプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122731A1 (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社セガゲームス プログラム及び装置
JP2017124015A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社セガゲームス プログラム及び装置
JP2020071266A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 本田技研工業株式会社 運転教習装置及び運転教習方法
JP7082030B2 (ja) 2018-10-29 2022-06-07 本田技研工業株式会社 運転教習装置及び運転教習方法
EP4056401A1 (en) 2021-03-10 2022-09-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device and display control method
US11941314B2 (en) 2021-03-10 2024-03-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device and display control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP6112294B2 (ja) 2017-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106043299B (zh) 车辆控制装置
JP5974915B2 (ja) 覚醒度検出装置、および覚醒度検出方法
JP5774847B2 (ja) 車両走行再現評価装置
US9944297B2 (en) System and method for estimating the driving style of a vehicle
US8825341B2 (en) Vehicle information management system
JP6112294B2 (ja) 車両の加速度検知、評価装置
JP2016119080A5 (ja)
KR20140072618A (ko) 지능형 순항 제어 시스템 및 그 제어방법
JP2006034379A5 (ja)
RU2017101822A (ru) Система и способ динамического отображения для транспортного средства
JP2021026718A (ja) 運転行動評価装置及びプログラム
JP2005092285A (ja) 車両運転状態推定装置、及びドライバの車両運転特性推定装置
JP2019051162A5 (ja)
JP2012221307A (ja) 運転内容評価装置
JP2006034438A5 (ja)
JP2001074764A (ja) 運転技能評価装置及びゲーム装置並びに運転技能評価機能付きゲーム装置
JP2015214171A (ja) 運転者体調検知装置、運転者体調検知方法、運転支援装置
JP2005352619A5 (ja)
CN113468678A (zh) 一种自动驾驶算法准确度的计算方法及装置
JP6587438B2 (ja) 車間情報表示装置
JP2019033855A5 (ja)
JP2019033986A5 (ja)
CN113643512B (zh) 一种疲劳驾驶检测方法、装置、电子设备及存储介质
JP5613012B2 (ja) 運転評価装置
US10086697B2 (en) Method and device for fatigue detection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6112294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees