JP2014137246A - 放射性物質の吸着装置およびその吸着方法 - Google Patents

放射性物質の吸着装置およびその吸着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分割可能に締結された収納容器に吸着剤の充填・取出しを容易にするとともに、汎用品を組み合せた安価な処理水回収装置により、放射性物質の除去と吸着剤の流出を防止する放射性物質の吸着技術を提供するもの。
【解決手段】本発明に係る放射性物質の吸着装置は、分割可能に締結された収納容器11と、この収納容器11の流入口後段に設置され、供給される被処理水を均一に拡散させる流入側スクリーン23と、収納容器11内に充填され、被処理水から放射性物質を吸着する吸着剤24と、収納容器11内に設けられ、吸着剤24で処理された処理水を回収する処理水回収装置25と、この処理水回収装置25の排出側と処理水出口ラインに接続された出口配管32とを接続する接続管23とを有し、処理水回収装置25は、吸着剤24の流出を防止する一方、吸着剤24で処理された処理水を回収し、出口配管32から処理水出口ラインに排出されることを特徴とするものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、下水道や食品加工工場等の一般産業、原子力発電プラントや火力発電プラントにおける水処理技術に好適な放射性物質の吸着装置およびその吸着方法に関する。
従来、一般産業の廃液中や、原子力発電プラントまたは火力発電プラントの炉水中に不純物として存在するイオンを分離回収する技術には、廃液中の特定イオンを選択的に回収する方法として吸着剤を充填した吸着システムが知られている。
また吸着システムでは廃液を通水する際、充填された吸着剤に均等に通水できるように上部スクリーンと、吸着剤の流出を防止するための下部スクリーンが設置されているのが一般的である。
特開平3−161006号公報
吸着装置に吸着剤を充填する際や取り出す際に、容器の開口部が小さいために時間がかかる問題があった。また、吸着装置に用いられる下部スクリーンは汚染物を吸着させた吸着剤の流出を防ぐ目的で設置されることから高い信頼性が求められる。これまでのスクリーンは金属ワイヤーで製作するのが一般的であり、均一で細かな網目となるように加工しなければならず精密で高価な加工技術が必要とされる問題があった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、分割可能に締結される収納容器を用いて、吸着剤の充填・取出しを容易にし、かつ汎用品を組み合せた安価な処理水回収装置により、吸着剤の流出を防止するとともに被処理水の処理を効果的に行なうことができる放射性物質の吸着装置およびその吸着方法を提供することを目的とする。
本発明に係る放射性物質の吸着装置は、上述した課題を解決するために、分割可能に締結された収納容器と、この収納容器の流入口後段に設置され、供給される被処理水を均一に拡散させる流入側スクリーンと、前記収納容器内に充填され、被処理水から放射性物質を吸着する吸着剤と、前記収納容器内に設けられ、前記吸着剤で処理された処理水を回収する処理水回収装置と、この処理水回収装置の排出側と処理水出口ラインに接続された出口配管とを接続する接続管とを有し、前記処理水回収装置は、前記吸着剤の流出を防止する一方、前記吸着剤で処理された前記処理水を回収し、前記出口配管から処理水出口ラインに排出されることを特徴とするものである。
また、本発明に係る放射性物質の吸着装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載の放射性物質の吸着装置において、前記収納容器を収納する有底筒状の遮蔽体容器と、この遮蔽体容器に一体に設けられた放射性物質の遮蔽体と、前記遮蔽体容器を設置する設置台とをさらに備え、前記遮蔽体容器は、放射線の表面線量率を基準値以下に抑制したことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る放射性物質の吸着装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載の放射性物質の吸着装置において、前記収納容器内に設置されたオープン型ドラム缶と、このドラム缶の寸法公差を調整するために、前記収納容器の底部に設置された弾性体と、前記オープン型ドラム缶と収納容器の接触圧を確保するために、前記収納容器の頂部下面に設置された弾性体とが設けられ、前記収納容器を再利用可能に構成したことを特徴とするものである。
またさらに、本発明に係る放射性物質の吸着装置は、上述した課題を解決するために、請求項1または6に記載の放射性物質の吸着装置において、前記収納容器の内部に残留した被処理液をドレンするポンプと、前記収納容器内部の吸着剤を乾燥させるヒータ付ブロアと、このヒータ付ブロアにより発生する蒸気を含む空気から放射性物質を取り除く粒子フィルタとを追設し、前記収納容器内部の吸着剤から水分を除去する構成を備えたことを特徴とするものである。
一方、本発明に係る放射性物質の吸着装置は、上述した課題を解決するために、請求項1および請求項5ないし7に記載の放射性物質の吸着装置において、前記吸着装置は収納容器が2つ以上直列に配置されたことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る放射性物質の吸着装置は、上述した課題を解決するために、請求項1および請求項5ないし7に記載の放射性物質の吸着装置において、前記吸着装置は収納容器が2つ以上並列に配置されたことを特徴とするものである。
他方、本発明に係る放射性物質の吸着方法は、上述した課題を解決するために、分割可能に締結された収納容器内に吸着剤を充填させる一方、前記収納容器内に供給される被処理水から、充填された前記吸着剤に放射性物質を吸着させて捕捉し、前記吸着剤で処理された処理水を処理水回収装置で回収し、前記処理水回収装置は前記吸着剤の流出を防止するとともに、回収された処理水を接続管から出口配管を経て、前記収納容器以外に排出することを特徴とする方法である。
本発明は、分割可能に締結される収納容器を用いることで、吸着剤の充填・取出しを容易にし、かつ汎用品を組み合せた安価な処理水回収装置により吸着剤の流出を防止するとともに、被処理水の処理を効果的に行なうことができる。
本発明に係る放射性物質の吸着装置の第1実施形態を示す外観斜視図。 第1実施形態に係る放射性物質の吸着装置を示すもので、図3のA−A線に沿う縦断面図。 第1実施形態に係る放射性物質の吸着装置を示すもので、図2の平面図。 第1実施形態に係る放射性物質の吸着装置の収納容器内に設けられる処理水回収装置を示す平断面図。 図4のB−B線に沿う断面図。 第2実施形態に係る放射性物質の吸着装置を示す縦断面図。 第3実施形態に係る放射性物質の吸着装置を示すもので、図8のC−C線に沿う縦断面図。 図7の平面図。 第4実施形態に係る放射性物質の吸着装置を示すもので、ドレンポンプ操作時を説明する構成図。 第4実施形態に係る放射性物質の吸着装置を示すもので、ブロア操作時を示す構成図。 放射性物質の吸着装置の他の実施形態を示すもので、複数台の収納容器を直列に接続した収納容器の多段直列接続構造を示す構成図。 複数台の収納容器を並列に接続した収納容器の並列接続構造を示す構成図。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明に係る放射性物質の吸着装置の第1の実施形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る放射性物質の吸着装置の外観を示す斜視図、図2は図1に示された吸着装置の概略的な縦断面図、図3は吸着装置の平面図である。
図1および図2に示す吸着装置10は、吸着塔を構成するもので、分割可能に締結(結合)される収納容器11を有する。収納容器11は、容器下部12の外周フランジ12aと容器上部13の外周フランジ13aとを合せて2分割可能な密閉容器を構成している。収納容器11の各外周フランジ12a,13aには放射状に延びる複数のU溝14,15が上下に対向して設けられており、各放射状の対のU溝14,15は半径方向外方に開口している。収納容器11を構成する容器下部12および容器上部13は炭素鋼やステンレス鋼の金属材料で成形加工されて構成される。
また、収納容器11の外周フランジ12a,13aに形成された、対向する対のU溝14,15にスイングボルト締結機構16がそれぞれ着脱自在に設けられる。スイングボルト締結機構16は、基材ベース17の支点P廻りにスイングするスイングボルト18をU溝14,15内に挿入し、スイングさせて立ち上げ、締付ナット19を廻して締め付けることで、収納容器11の両外周フランジ12a,13aを合せて締め付けることができる。スイングボルト18は頭部が吊りボルト形式に構成される。
しかして、収納容器11の両外周フランジ12a,13aを合せて接合させ、各対をなすU溝14,15内にスイングボルト締結機構16をそれぞれ位置させ、スイングボルト締結機構16のスイングボルト18をスイングさせて立上げ、締付ナット19で締め付けることにより、両外周フランジ12a,13aは接合され、締め付けられる。
一方、締め付けられた各スイングボルト締結機構16は、締付ナット19を緩む方向に廻した後、スイングさせて半径方向外方に倒すことにより、U溝14,15から取り外される。各スイングボルト締結機構16を操作して取り外すことにより、収納容器11は容器上部13を容器下部12から取り外すことができる。これにより、容器下部12は大きく開口させることができる。
このように、収納容器12は、スイングボルト締結機構16のスイング操作とナット締付けおよびナット緩み操作とを併用させることにより、容器上部13と容器下部12は簡単かつ容易に着脱させ、締め付けることができる。なお、符号20は収納容器11内を液密に密封するOリングである。
収納容器11の容器下部12および容器上部13は、外周フランジ12a,13aが一体に形成され、簡易なスイングボルト締結機構16により着脱自在に取り付けられる例を説明したが、各外周フランジ12a,13aのU溝14,15に取り付けられるスイングボルト締結機構16に必ずしも限定されない。例えば、容器下部12と容器上部13は、一般のボルト・ナットが結合して締結しても、溶接で接合してもよい。収納容器11は、容器上部13を取り外すことで、大きく開口させることができ、吸着剤24の充填や取外し作業を容易に行なうことができる。
また、吸着装置10の収納容器11には、図2に示すように、頂部に被処理水入口22が設けられ、この入口22を覆うように流入側スクリーン23が収納容器11内部に設けられる。流入側スクリーン23は被処理水入口22から供給される被処理水を均一に拡散して吸着剤24に被処理水を均等に導くようになっている。吸着剤24に案内された被処理水は、ここで処理されて洗浄され、処理水となる。なお、符号23aは被処理水を拡散させる多孔板の一例を示す。
吸着剤24は、放射性物質、例えば放射性セシウム、放射性ヨウ素、放射性コバルト、放射性ストロンチウム等を吸着するのに適するもので、モルデナイト(天然ゼオライト)、ケイチタン酸塩、フェロシアン化物等がある。吸着剤24であるケイチタン酸化物の一例として、1mmφ以下、例えば0.75mmφの粒状物、あるいは粒状アニオン交換樹脂に固定されたフェロシアン化銅、フェロシアン化コバルトがある。粒状物である吸着剤24は、2分割可能な収納容器11内に収容され、容器下部12の外周フランジ12a相当レベル位置まで充填される。
また、収納容器11内には、処理水回収装置25が設置される。この処理水回収装置25は、収納容器11の容器下部12内の底部に設けられる処理水排出機構26と、この処理水排出機構26の上部に設置され、吸着剤24の流出を防止するウールフィルタ等のフィルタ27と、このフィルタ27を覆うメッシュ状のフィルタ抑え部材28とを組み合せて構成される。処理水回収装置25を構成する処理水排出機構26、フィルタ27およびフィルタ抑え部材28には、市販の汎用品が用いられ、安価に作成することができる。
フィルタ27は、吸着剤24が処理水と一緒に排出されるのを防止している。洗浄液や廃液である被処理水が吸着剤24で処理されて放射性物質が吸着され、捕捉された後、フィルタ固定メッシュ等のフィルタ抑え部材28を経てウールフィルタ27に案内される。このフィルタ27は吸着剤24で処理された処理水は通水できるが、放射性物質を捕捉した吸着剤24が流出しない吸着剤流出防止構造に構成される。例えば、吸着剤24の粒子径dがd<d<d(水処理排出管29の穴径)であるとき、フィルタ27は穴径がd以下のメッシュ径であることが望まれる。
処理水回収装置25のフィルタ抑え部材28は、例えばフィルタ固定メッシュである。このフィルタ固定メッシュ28は、ウールフィルタ27を処理水排出機構26の上に固定するためのものである。フィルタ固定メッシュ28は、処理水排出機構26を設置させるための収納凹部が設けられる。フィルタ固定メッシュ28は、内部に処理水排出機構26を収納することができる。図4に示すフィルタ固定メッシュ28は円形であるが、収納容器11内に収納可能であればよく、円形に限定されるものではない。
一方、収納容器11の容器下部12の底部上に設けられる処理水排出機構26は、図3に示すように、矩形等の多角形、円形、あるいは楕円形等のループ状水処理排出管29は、例えば安価な塩ビ管で形成され、処理水を排出する断面積以上の開口面積を有する列状の多数の穴30を有する。例えば、ループ状水処理排出管29は、一例では、管長手方向に沿って2mmφのキリ穴が6mmのピッチ間隔を置いて列状に多数設けられる。
また、処理水回収装置25の排出側は、処理水排出機構26の水処理排出管29が、側方に突出した後、湾曲して上方に立ち上がって延びており、収納容器11内上部で出口配管32に接続されるゴム等の可撓性の接続管33が設けられている。このため、処理水回収装置25の排出側は、処理水排出機構26の水処理排出管29からゴム接続管33および出口配管32を経て図示しない処理水出口ラインに接続され、この処理水出口ラインを通って排出される。
ゴム接続管33は、図2に示すように、処理水回収装置25の上部に設置してあり、出口配管32である処理水出口塩ビ管と接続するためのものである。ゴム接続管33と出口配管(処理水出口塩ビ管)32を分離させることで、容器上部13を取外し可能にしている。出口配管32は、収納容器11の頂部に形成された開口を通して収納容器11外に導出されており、収納容器11の開口に挿通される出口配管32は、シール治具34で着脱可能に閉塞される。このシール治具34は、例えばウィルソンシールで構成される。
しかして、使用済みの吸着装置10を保管庫等に移送する際には、出口配管(処理水出口塩ビ管)32を抜き出し、被処理水入口22およびウィルソンシール34に閉止措置を施すことで収納容器11を安定的に保管することができる。
[第1の実施形態の作用]
第1の実施形態に係る放射性物質の吸着装置10によれば、吸着塔である収納容器11は、スイングボルト締結機構16の脱着操作により、容器上部13を容器下部12から着脱させて容器に取り外すことができる。容器上部13を取り外すと、収納容器11は大きく開口し、この開口を通して処理水回収装置25を収納容器11内に設置したり、吸着剤24を収納容器11内に充填させたり、取り出すことができる。
また、処理水回収装置25は、市販で汎用性のある処理水吸収機構26、フィルタ27およびフィルタ抑え部材28を組み付けて構成できるので安価である。
さらに、吸着装置10は、収納容器11内に処理水回収装置25をセットし、この処理水回収装置25の排出側を可撓性の接続管33を介して出口配管32に接続する一方、収納容器11内の所要のレベルまで吸着剤24を充填させることにより、準備作業が終了する。
続いて、被処理水の浄化作業のために、吸着装置10の収納容器11内に被処理水入口22から被処理水が供給される。被処理水入口22から供給された被処理水は、流入側スクリーン23により均一に拡散されて吸着剤24に案内され、吸着剤24内を通水される。吸着剤24は被処理水としての廃液や洗浄液に含まれる放射性セシウム等の放射性物質を吸着して捕捉するものである。
被処理水から放射性物質が吸着されて浄化処理された処理水は続いて処理水回収装置25に送られ、メッシュ状のフィルタ抑え部材28を通り、ウールフィルタ27にて吸着剤24が確実に捕捉され、吸着剤24の流出が防止される。
一方、処理水回収装置25は吸着剤流出防止構造を構成しており、ウールフィルタ27を通過した処理水は、放射性物質が例えば検出限界(0.2ppm)以下まで低下して、処理水排出機構26に回収される。浄化された清浄な処理水は処理水排出機構26の通水孔(穴30)から回収されて水処理排出管29に送られる。処理水は続いて処理水排出機構26の水処理排出管29からゴム接続管33を通り、収納容器11外で排出され、図示しない処理水出口ラインに送られる。
このように、処理水回収装置25は、フィルタ27が吸着剤流出防止構造を構成しており、微細な粒状の吸着剤24が収納容器11から流出するのを確実に防止することができる。しかも、処理水回収装置25は市販の汎用品である処理水排出機構26、フィルタ27およびフィルタ抑え部材28を組立て構成されるので、安価に製作することができる。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態の放射性物質の吸着装置によれば、収納容器11は、スイングボルト締結機構16を操作することにより、容器上部13を容器下部12から容易かつ簡単に取り外して、収納容器11を大きく開口させることができる。したがって、吸着剤24の充填や取出しを簡単かつスムーズに行なうことができる。
また、処理水回収装置25は、吸着剤流出防止構造を構成しており、汎用の処理水排出機構26、フィルタ27およびフィルタ抑え部材28を用いて簡易かつ安価に組み立てることができる一方、フィルタ27で吸着剤24の流出を確実に防止することができる。
[第2の実施形態]
図6は、放射性物質の吸着装置の第2の実施形態を示すものである。
この放射性物質の吸着装置10Aは、第1の実施形態に示された放射性物質の吸着装置10を吸着塔設置台36上に設置された有底筒状の遮蔽体容器37を備えたものである。遮蔽体容器37内に収容される収納容器11の構成は第1の実施形態に示された放射性物質の吸着装置10と異ならないので、同じ構成には同一符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図6に示す第2の実施形態の吸着装置10Aは、第1の実施形態に示す吸着装置10と同様、収納容器11の容器下部12と容器上部13は分割可能に合され、各外周フランジ12a,13aのU溝14,15に装着された複数のスイングボルト締結機構16の着脱操作により、分割可能に締結される。収納容器11内には処理水回収装置25が設けられ、処理水回収装置25上に吸着剤24が収納され充填される。
遮蔽体容器37は、放射性物質を取り込んだ吸着剤24からの放射線を遮蔽するために、容器下部12および容器上部13からなる収納容器11を取り囲むように収容し、設置している。遮蔽体容器37は固設された設置台36頂部の収納凹部36aに安定的に設置され、吸着塔である収納容器11は、遮蔽体容器37内に挿入され、収容される。収納容器11を設置した遮蔽体容器37は蓋体38で必要に応じて覆われる。
一方、有底筒状の遮蔽体容器37には、トーラス状あるいはスリーブの鉛遮蔽体39が一体に設けられて格納され、放射線が遮蔽体容器37外に飛散するのを防止している。吸着塔設置台36上に遮蔽体容器37が設置されるが、吸着塔である収納容器11の周囲に設置される。遮蔽体容器37の高さは人が放射線の散乱線により被曝しないために、2m程度となることが望ましい。被処理水に含まれる不純物の放射能濃度に応じて、遮蔽体39の厚さを調整することで、放射線の表面線量率を基準値以下に設定することが容易にできる。
次に、放射性物質の吸着装置の作用を説明する。
第2の実施形態に係る吸着装置10Aによれば、遮蔽体容器37の表面線量率を基準値以下にすることができる。吸着装置10Aを廃棄する際には、収納容器11を遮蔽体容器37に収容した状態で、遮蔽体容器37ごと固定された設置台36から取り出し、吊りボルト40を利用してフォークリフト等で図示しない保管庫まで搬送させることができる。作業員の被曝量を大幅に低減させることができる。このとき、遮蔽体容器37は吸着塔である収納容器11から独立して設けられ、高価な遮蔽体容器を繰り返し再利用することができる。
[第2の実施形態の効果]
第2の実施形態に係る放射性物質の吸着装置10Aは、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる他、収納容器11を遮蔽体容器37内に設けたので、遮蔽体容器37の放射線の表面線量率を所要の基準値以下に下げることができる。さらに、遮蔽体容器37は収納容器11を独立して設置できるので、繰り返し反復して再利用することができる。
[第3の実施形態]
図7および図8は、放射性物質の吸着装置の第3の実施形態を示すものである。
この放射性物質の吸着装置10Bは、分割可能に締結される収納容器11内にドラム缶45を設置し、収納容器11内の底部と頂部に弾性体46,47を設けた構成が、第1の実施形態に記載した放射性物質の吸着装置10の構成と基本的に異にする。他の構成は、第1の実施形態記載の吸着装置10と異ならないので、同じ構成、作用には同一符号を付し、重複する説明は省略あるいは簡略化する。
第3の実施形態に示された放射性物質の吸着装置10Bは、分割可能に締結される収納容器11内に頂部が開口したオープン型ドラム缶45が収容される。収納容器11の底部には所要厚さの弾性体46としてゴムシートが設置され、このゴムシート46によりドラム缶45の寸法公差が調整される。収納容器11の頂部裏側にドラム缶45と収納容器11との間に所要の接触圧を確保する弾性体47としてスポンジゴムシートが設けられる。
第3の実施形態に示された吸着装置10Bは、図1に示された吸着装置10と比較して、ドラム缶45とゴムシート46およびスポンジゴムシート47が追設された以外の構成は、実質的に異ならない。スポンジゴムシート47はドラム缶45の外部が被処理水である洗浄水で汚染しないように容器上部12の下面に設置され、ゴムシート46はドラム缶45の寸法公差を調整するために、容器下部12の底部に適当なゴム厚さを有して設置される。
オープン型ドラム缶45は容器下部12と容器上部13とから構成される収納容器11内に収容される。ドラム缶45内には吸着剤24および処理水回収装置25が設けられる。吸着剤24はドラム缶45内に充填され、収容されるが、この場合、吸着剤24は、収納容器11の外周フランジ12a,13aの設置レベルを超えて接続管33近傍まで充填させることができる。
[第3の実施形態の作用]
第3の実施形態に係る放射性物質の吸着装置10Bによれば、第1の実施形態に記載の吸着装置10と実質的に同じ作用を奏する。吸着装置10Bの収納容器11は各スイングボルト締結機構16の着脱操作により、容器上部13を容器下部12から容易に着脱させることができる。容器上部13を取り外すと収納容器11は大きく開口し、ドラム缶45の出し入れが容易にできる。
また、ドラム缶45は頂部が開口したオープン型であるので、収納容器11の大きな開口からドラム缶45を収容しても、ドラム缶45の頂部は大きく開口しているので、処理水回収装置25の設置が容易であるとともに、ドラム缶45内に吸着剤24の充填や取出しが容易にできる。
また、吸着装置10Bを廃棄する際には、収納容器11は容器上部13を取り外せば、ドラム缶45の上部が大きく露出し、ドラム缶45を収納容器11の容器下部12から取り出して廃棄することができる。したがって、吸着装置10Bを廃棄する場合には、安価なドラム缶45のみを廃棄し、高価な容器下部12および容器上部13の収納容器は再利用することができる。
[第3の実施形態の効果]
第3の実施形態によれば、第1の実施形態記載の吸着装置10と同様な作用効果を奏する他、収納容器11はスイングボルト締結機構16の着脱操作により容器上部13を容器下部12から取り外して大きく開口させることができ、この大きな開口からオープン型ドラム缶45の出し入れも容易である。オープン型ドラム缶45は頂部が大きく開口しているので、ドラム缶45内への吸着剤の充填や取出しを容易に行なうことができる。
また、吸着装置10Bを廃棄する際には、安価なドラム缶45のみを廃棄し、高価な容器下部および容器上部は繰り返し再利用することができる。
[第4の実施形態]
図9および図10は、放射性物質の吸着装置の第4の実施形態を示す模式的構成図である。
第4の実施形態に示された吸着装置10Cは、第1の実施形態に記載された吸着装置10とほぼ同じ構成を有し、第1実施形態の吸着装置10と比較して、第4の実施形態の吸着装置10Cは収納容器11の処理水流入口22の上流側に入口三方弁50を介して一方が被処理水配管51から大気開放側に、他方が粒子フィルタ52に接続されるとともに、収納容器11からの出口配管32の下流側に出口三方弁54を介して一方がドレン用ポンプ55に、他方がヒータ付ブロア56に接続された構成を追加したものである。
第4の実施形態を構成する吸着装置10Cの収納容器11Aは、第1の実施形態の吸着装置10に備えられる収納容器11と実質的に同じ構成を有する。したがって、第4の実施形態の吸着装置10Cを説明するに当り、第1の実施形態に示された吸着装置10と同じ構成には同一符号を付して重複する構成および作用の説明は、省略または簡略化する。
図9に示される吸着装置10Cは、出口配管32の下流側に出口三方弁54を介してドレン用ポンプ55を接続したものである。このドレン用ポンプ55は、吸着塔である収納容器11Aの内部に残留している被処理水を排出するための自給式ポンプである。
また、図10に示すように、吸着装置10Cの出口配管32の下流側に出口三方弁54を介してヒータ付ブロア56が接続される。このヒータ付ブロア56は、出口三方弁54を切り換えることにより、処理水の処理による通水と逆方向に、温風を送風し、収納容器11A内に充填された吸着剤(24)を乾燥させるためのものである。ヒータ付ブロア56からの送風で収納容器11A内の吸着剤24を乾燥させている際に発生する蒸気は、ヒータ付ブロア56からの温風で吸着剤24を乾燥させる際に発生する蒸気からの放射性物質を取り除くために設けられる。
なお、図9および図10において、遮蔽体容器37内に収納され、設置された収納容器11Aに接続される処理水の出口配管32および被処理水入口22の配管51は、吸着塔である吸着装置10Cの収納容器11Aの方向に下り勾配の傾斜をつけて配設され、被処理水や処理水の配管内に残存しない構造とすることが好ましい。
[第4の実施形態の作用]
第4の実施形態に係る放射性物質の吸着装置10Cは、ドレン用ポンプ操作時には、入口三方弁50および出口三方弁54が図9に示すようにセットされる。この吸着装置10Cによれば、吸着装置10Cを交換する際に、吸着装置入口弁である入口三方弁50を大気開放側に切り換え、吸着装置出口弁である出口三方弁54をドレン用ポンプ55側に切り換える。
入口三方弁50および出口三方弁54を図9に示す切換状態を保って、吸着塔である収納容器11A内の被処理水を図示しない処理水回収装置から出口配管32および出口三方弁54を経てドレン用ポンプ55で外部にドレンしている。
一方、ヒータ付ブロア56の操作時には、入口三方弁50および出口三方弁54を図10に示すように切り換える。この切換状態を保って、ヒータ付ブロア56を作動させる。
ヒータ付ブロア56の作動により、ヒータで加熱された温風は出口三方弁54から出口配管32を逆方向に送風されて収納容器11A内の吸着剤24に案内される。吸着剤24に導かれた温風により吸着剤24は乾燥される一方、吸着剤24を乾燥させている際に発生する蒸気は廃風となって入口三方弁50を経て粒子フィルタ52に送られ、ここで蒸気に含まれる放射性物質を吸着して捕捉しており、放射性物質の外部環境への流出を防止している。
ヒータ付ブロア56からの温風により、吸着剤24を緩めて乾燥させ、吸着剤24から放射性物質を分離させて取り除く一方、所要時間のブロア操作経過後、被処理水入口22および処理水出口配管32を閉止フランジ(図示せず)を用いて閉塞させる。収納容器11Aの被処理水入口22および処理水出口配管32を閉じた状態で、吸着装置10Cの放射線の線量が規定値以下に保持されていることを確認する。
吸着装置10Cの放射線線量が規定値以下であることを確認後、吸着装置10Cを図示しない保管庫に完全に移動して、保管することができる。
なお、第4の実施形態では、ヒータ付ブロア56を用いて、ヒータによる温風で吸着剤24を乾燥させた例を示したが、吸着剤24の乾燥は温風乾燥に限定されず、冷風による乾燥であってもよい。
[他の実施形態]
図11および図12、放射性物質の吸着装置の他の実施形態を示すものである。
第1の実施形態ないし第4の実施形態に示された吸着装置10〜10Cは、収納容器11(11A)を単体で設置した例について説明したが、放射性物質の吸着装置10D(10E)は他の実施形態で示すように、吸着塔としての収納容器11を複数台接続した接続配置構造に構成してもよい。
図11に示された放射性物質の吸着装置10Dは、複数台、例えば2台の収納容器11,11を直列に接続した直列多段構造の収納容器11,11の接続例を示す。各段の収納容器11,11は、第1実施形態に示された収納容器11と異なるところがないので、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
放射性物質の吸着装置10Dは、各収納容器11を多段構造に直列接続することにより、最終段の収納容器11から排出される処理水は、被処理水から放射性物質を除去する放射線浄化処理が、より一層良好となり、放射性物質は検出限界(0.2ppm)以下まで低下し、汚染水の除染を良好に行なうことができる。
また、図12に示された放射性物質の吸着装置10Eは、複数台、例えば2台の収納容器11,11を並列に接続した並列接続構造の例を示すものである。複数台の収納容器11,11のうち1台がトラブル等で故障しても、残りの収納容器11で被処理水の処理を継続させ、続行させることができる。
図11および図12には、放射性物質の吸着装置10D,10Eとして、収納容器を2台ずつ直列に接続したり、並列に接続した例を図示したが、吸着塔を構成する吸着装置は、複数台ずつ直列接続した多段直列接続構造の収納容器11,11を1つの組に構成し、各組の収納容器11,11同士を並列に接続して構成してもよい。
なお、放射性物質の吸着装置の各実施形態では、被処理水として、放射性物質を含んだ洗浄水や廃液の例を説明したが、この吸着装置は原子力発電プラントからの炉水や廃液等の被処理水だけでなく、一般産業の廃液、火力発電プラントの炉水、さらには放射性ヨウ素やセシウムを含む地表水(海水や淡水)から不純物として存在するイオンを分離回収する場合にも適用することができる。
10,10A,10B,10C,10D,10E…吸着装置、11,11A…収納容器(密閉容器)、12…容器下部、12a…外周フランジ、13…容器上部、13a…外周フランジ、14,15…U溝、16…スイングボルト締結機構、17…基材ベース、18…スイングボルト、19…締付ナット、20…Oリング、22…被処理水入口、23…流入側スクリーン、24…吸着剤、25…処理水回収装置、26…処理水排出機構、27…フィルタ(ウールフィルタ)、28…フィルタ抑え部材、29…水処理排出管、30…穴(通水孔)、32…出口配管、33…接続管(ゴム接続管)、34…シール継手(ウィルソンシール)、36…設置台(吸着塔設置台)、37…遮蔽体容器、38…蓋体、39…遮蔽体(鉛遮蔽体)、40…吊りボルト、45…ドラム缶、46…弾性体(ゴムシート)、47…、弾性体(スポンジゴムシート)、50…入口三方弁、51…被処理水配管、52…粒子フィルタ、54…出口三方弁、55…ドレン用ポンプ、56…ヒータ付ブロア。

Claims (10)

  1. 分割可能に締結された収納容器と、
    この収納容器の流入口後段に設置され、供給される被処理水を均一に拡散させる流入側スクリーンと、
    前記収納容器内に充填され、被処理水から放射性物質を吸着する吸着剤と、
    前記収納容器内に設けられ、前記吸着剤で処理された処理水を回収する処理水回収装置と、
    この処理水回収装置の排出側と処理水出口ラインに接続された出口配管とを接続する接続管とを有し、
    前記処理水回収装置は、前記吸着剤の流出を防止する一方、前記吸着剤で処理された前記処理水を回収し、前記出口配管から処理水出口ラインに排出されることを特徴とする放射性物質の吸着装置。
  2. 前記処理水回収装置は、
    処理水排出機構と、
    この処理水排出機構を覆い、前記吸着剤の流出を防止するフィルタと、
    このフィルタを抑えて固定するメッシュ状フィルタ抑え部材とから汎用部材を組み合せた吸着剤流出防止構造に構成された請求項1に記載の放射性物質の吸着装置。
  3. 前記収納容器は、容器上部の外周フランジと容器下部の外周フランジを合せて分割可能に構成され、
    前記容器上部および容器下部の両外周フランジは複数のU溝を放射状に開口させて設けられ、
    前記両外周フランジの放射状のU溝にスイングボルト締結機構がそれぞれ着脱自在に設けられた請求項1に記載の放射性物質の吸着装置。
  4. 前記収納容器は、前記出口配管を案内する挿通口にシール継手が設けられた請求項1または3に記載の放射性物質の吸着装置。
  5. 請求項1に記載の放射性物質の吸着装置において、
    前記収納容器を収納する有底筒状の遮蔽体容器と、
    この遮蔽体容器に一体に設けられた放射性物質の遮蔽体と、
    前記遮蔽体容器を設置する設置台とをさらに備え、
    前記遮蔽体容器は、放射線の表面線量率を基準値以下に抑制したことを特徴とする放射性物質の吸着装置。
  6. 請求項1に記載の放射性物質の吸着装置において、
    前記収納容器内に設置されたオープン型ドラム缶と、
    このドラム缶の寸法公差を調整するために、前記収納容器の底部に設置された弾性体と、
    前記オープン型ドラム缶と収納容器の接触圧を確保するために、前記収納容器の頂部下面に設置された弾性体とが設けられ、
    前記収納容器を再利用可能に構成したことを特徴とする放射性物質の吸着装置。
  7. 請求項1または6に記載の放射性物質の吸着装置において、
    前記収納容器の内部に残留した被処理液をドレンするポンプと、
    前記収納容器内部の吸着剤を乾燥させるヒータ付ブロアと、
    このヒータ付ブロアにより発生する蒸気を含む空気から放射性物質を取り除く粒子フィルタとを追設し、
    前記収納容器内部の吸着剤から水分を除去する構成を備えたことを特徴とする放射性物質の吸着装置。
  8. 請求項1および請求項5ないし7に記載の放射性物質の吸着装置において、前記吸着装置は収納容器が2つ以上直列に配置されたことを特徴とする放射性物質の吸着装置。
  9. 請求項1および請求項5ないし7に記載の放射性物質の吸着装置において、前記吸着装置は収納容器が2つ以上並列に配置されたことを特徴とする放射性物質の吸着装置。
  10. 分割可能に締結された収納容器内に吸着剤を充填させる一方、
    前記収納容器内に供給される被処理水から、充填された前記吸着剤に放射性物質を吸着させて捕捉し、
    前記吸着剤で処理された処理水を処理水回収装置で回収し、
    前記処理水回収装置は前記吸着剤の流出を防止するとともに、回収された処理水を接続管から出口配管を経て、前記収納容器以外に排出することを特徴とする放射性物質の吸着方法。
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