JP2014136916A - 縦庇式太陽電池モジュールユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】取付け作業や保守点検作業が容易となる縦庇式太陽電池モジュールユニットを提供する。
【解決手段】カーテンウォールの縦枠6側の室外側の左右いずれか一方にユニット1の回動支持部30を設け、他方にユニット1の固定用受け部31を設ける。ユニット1の縦枠材13に、回動支持部30に水平回動可能に係合させる係合部32と、固定用受け部31に当接して固定具37により固定する固定部33とを設ける。係合部32を回動支持部30に係合させると共に、ユニット1を回動支持部30を中心に水平回動させて固定部33を固定用受け部31に当接させ、固定部33を固定用受け部31に固定具37によって固定する。
【選択図】図8
【解決手段】カーテンウォールの縦枠6側の室外側の左右いずれか一方にユニット1の回動支持部30を設け、他方にユニット1の固定用受け部31を設ける。ユニット1の縦枠材13に、回動支持部30に水平回動可能に係合させる係合部32と、固定用受け部31に当接して固定具37により固定する固定部33とを設ける。係合部32を回動支持部30に係合させると共に、ユニット1を回動支持部30を中心に水平回動させて固定部33を固定用受け部31に当接させ、固定部33を固定用受け部31に固定具37によって固定する。
【選択図】図8
Description
本発明は、建物に設置される太陽電池モジュールユニットに係わり、特にビルの外壁に縦庇として取付ける場合に好適なものに関する。
太陽電池モジュールの建物への設置例として、例えば特許文献1に記載のように、カーテンウォールのガラスパネルの代わりに太陽電池モジュールを組み込んだり、庇に太陽電池モジュールを設けたものが開示されている。これらの太陽電池モジュールの設置例のほか、ビルの外壁に太陽電池モジュールを取付けたものとして、太陽電池モジュールを枠内に組み込んで太陽電池モジュールユニットとし、これをカーテンウォールに縦に取付けたものがあり、この縦庇式のユニットの場合、図13の横断面図に示す取付け構造が採用されていた。
図13において、50はカーテンウォールの縦枠であり、51はこの縦枠50に縦庇として取付けられる太陽電池モジュールユニットである。このユニット51は発電素子(図示せず)を含む樹脂層52の表裏面をガラスパネル53で挟持して一体化し、周囲を枠54で囲んでユニット化したものである。54aはこの枠54の一部を構成する縦枠材であり、この縦枠材54aは左右にカーテンウォール側に突出する取付け用の突条55,56を有する。一方、カーテンウォールの縦枠50にボルト57、ナット58によりブラケット59を固定する。そして、このブラケット59の左右の突条60,61の嵌合部60a,61aに、縦枠材54aの突条55,56の嵌合溝55a,56aを嵌合して重ね合わせ、ねじ62,63により突条55,56と突条60,61とを結合することにより、ユニット51をカーテンウォールの縦枠50に取付けていた。
しかしながら、図13に示した従来構造によると、例えばゴンドラを利用した不安定な足場で突条55,56と60,61どうしの嵌合とねじ62,63による結合作業を、ユニット51の両側から行なう必要がある。また太陽電池モジュールユニット51は4年に一度の保守点検作業が義務づけられているが、ユニット51の取外し作業を行なう場合もねじ62,63の取外しをユニット51の両側から行なう必要があり、保守点検作業が容易ではないという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、取付け作業や保守点検作業が容易となる縦庇式太陽電池モジュールユニットを提供することを目的とする。
請求項1の縦庇式太陽電池モジュールユニットは、カーテンウォールの縦枠の室外側の左右いずれか一方に太陽電池モジュールユニットの回動支持部を設け、他方に太陽電池モジュールユニットの固定用受け部を設け、
太陽電池モジュールユニットの縦枠材に、前記回動支持部に水平回動可能に係合させる係合部と、前記固定用受け部に当接して固定具により固定する固定部とを設け、
前記太陽電池モジュールユニットの前記縦枠材の前記係合部を、前記カーテンウォールの縦枠側の前記回動支持部に係合させると共に、前記太陽電池モジュールユニットを前記回動支持部を中心に水平回動させて前記固定部を前記固定用受け部に当接させ、前記固定部を前記固定用受け部に固定具によって固定することにより、太陽電池モジュールユニットを前記縦枠に取付ける構造としたことを特徴とする。
太陽電池モジュールユニットの縦枠材に、前記回動支持部に水平回動可能に係合させる係合部と、前記固定用受け部に当接して固定具により固定する固定部とを設け、
前記太陽電池モジュールユニットの前記縦枠材の前記係合部を、前記カーテンウォールの縦枠側の前記回動支持部に係合させると共に、前記太陽電池モジュールユニットを前記回動支持部を中心に水平回動させて前記固定部を前記固定用受け部に当接させ、前記固定部を前記固定用受け部に固定具によって固定することにより、太陽電池モジュールユニットを前記縦枠に取付ける構造としたことを特徴とする。
請求項2の縦庇式太陽電池モジュールユニットは、請求項1に記載の縦庇式太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記カーテンウォールの縦枠側に太陽電池モジュールユニットの荷重受けを設け、前記荷重受けに前記太陽電池モジュールユニットを水平回動可能に支持させたことを特徴とする。
前記カーテンウォールの縦枠側に太陽電池モジュールユニットの荷重受けを設け、前記荷重受けに前記太陽電池モジュールユニットを水平回動可能に支持させたことを特徴とする。
請求項3の縦庇式太陽電池モジュールユニットは、請求項1または2に記載の縦庇式太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記太陽電池モジュールユニットの縦枠材の前記係合部を、水平断面が弧状をなす形状に形成し、
前記縦枠側の回動支持部を、前記係合部の内周の弧状面を嵌合する軸部と、前記係合部の外周の弧状面に嵌合する凹状弧状面を有して縦枠側に固定具により取付けられる外れ止め部材とにより構成したことを特徴とする。
前記太陽電池モジュールユニットの縦枠材の前記係合部を、水平断面が弧状をなす形状に形成し、
前記縦枠側の回動支持部を、前記係合部の内周の弧状面を嵌合する軸部と、前記係合部の外周の弧状面に嵌合する凹状弧状面を有して縦枠側に固定具により取付けられる外れ止め部材とにより構成したことを特徴とする。
請求項4の縦庇式太陽電池モジュールユニットは、請求項1から3までのいずれか1項に記載の縦庇式太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記回動支持部および前記固定用受け部を、前記カーテンウォールの縦枠にボルト、ナットにより取付けるブラケットに設けたことを特徴とする。
前記回動支持部および前記固定用受け部を、前記カーテンウォールの縦枠にボルト、ナットにより取付けるブラケットに設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、太陽電池モジュールユニットの縦枠材の係合部をカーテンウォールの縦枠側の回動支持部に係合させ、ユニットを水平回動させてユニットの固定部を縦枠側の固定用受け部に当接させて固定具によって固定することにより、ユニットを縦枠に取付ける構造としたので、ユニットをユニットの片側における作業で取付けることができるため、取付けが容易となる。また、ユニットの取外しも片側から行なえるので、保守点検作業が容易となる。
請求項2の発明によれば、カーテンウォールの縦枠側に荷重受けを設け、この荷重受けユニットの荷重を受けさせたので、ユニットの取付け、取外しの際にユニットの荷重を支えておく必要がなく、ユニットの取付け取外しがさらに容易となる。
請求項3の発明によれば、縦枠側の回動支持部を、ユニットの係合部の弧状部の内周面に嵌合する軸部と、前記係合部の外周の弧状面に嵌合する凹状弧状面を有して縦枠側に固定具により取付けられる外れ止め部材とにより構成したので、ユニットがガタつくことなく強固に、かつ係合部が外れることなく係合されると共に、ユニット取付け取外し時におけるユニットの回動範囲が拡大され、取付け取外しがさらに容易となる。
また、外れ止め部材を後付けすることにより、ユニットを上から吊り込むのではなく、横から嵌めることで取付けることが可能となり、保守点検のためにユニットを外す場合もまず外れ止め部材を外し、その後ユニットを外すことにより、横方向に容易にユニットを外すことができる。
請求項4の発明によれば、カーテンウォールの縦枠にユニット取付けのためのブラケットが後付けできるため、既存の縦枠に対しても上記構造のユニットを取付けることが可能となる。
図1は本発明の太陽電池モジュールユニット1の一実施の形態を示すビルの斜視図、図2はその部分拡大図である。図1、図2に示すように、太陽電池モジュールユニット1は、縦庇の役目も果たすものであり、ビルの外壁を構成するカーテンウォール2に取付けられるものである。図1に示すように、各階において、各カーテンウォール2ごとに2枚のユニット1が縦並びに取付けられ、縦に隣接して配置されるユニット1のケーブルどうしを直列に接続し、図2に示すように、2枚1組で横並びに配置されるユニットどうしはケーブル3aにより接続され、戻りケーブル3bは、ビルの片側等に縦に配線するケーブル3cを通して各階のユニットどうしが接続される。また、1グループとなる複数階に共通のケーブル3dも配線され、図1に示すように、全体として太陽電池モジュールの直流出力がビル内に設置したパワーコンディショナー4に集約され、ここで直流を交流に変換する等の処理を行なう。
カーテンウォール2には、予め工場においてカーテンウォールがユニットとして組まれて施工現場において互いに外壁として躯体に取付けられるユニット式カーテンウォールと、施工現場においてカーテンウォールとして組立てられるノックダウン方式のものがあるが、本例ではノックダウン方式のものを示している。このカーテンウォール2は、鉄筋コンクリート製床5等の躯体に縦枠6がブラケット(図示せず)を介して取付けられる。
図2に示すように、このカーテンウォール2の枠体は、隣接する縦枠6,6の間に各階対応の横枠7と、上下の横枠7,7間の横枠8とを備える。そして、図3、図4の縦断面図および図5の横断面図に示すように、左右の縦枠6,6と、中間の横枠8と、その下の横枠7で囲まれた枠内にペアガラス9が組み込まれて光透過壁を構成し、左右の縦枠6,6と、中間の横枠8と、その上の横枠7とで囲まれた枠内にガラスパネル10と耐火ボード11とが組み込まれて遮光壁を構成する。縦枠6と横枠7,8はいずれも金属製押出形材でなる。
図6はユニット1を示す正面図、図7はその縦断面図である。図6、図7に示すように、このユニット1は、太陽電池モジュール12をユニット枠18で囲んで構成される。ユニット枠18は、ケーブル引き出し側となる一方の縦枠材13と、その反対側の縦枠材14と、上枠材15と、下枠材16とをタッピングねじ17で結合して組んだものである。これらの枠材13〜16はいずれも押出形材でなる。
図7に示すように、太陽電池モジュール12は、縦横に配列された複数の発電素子19を含む樹脂層20を表裏面のガラスパネル21A,21Bで挟んで一体化する。そして、図6に示すように、縦枠材13を装着する側の側面に、端子ボックス22A,22Bおよびダイオード25を固着すると共に、各端子ボックス22A,22Bにそれぞれケーブル23A,23Bを介して接続されたコネクタ24A,24Bを備えたものである。ダイオード25は、互いに直列に接続される複数の発電素子19のうち、発電しない素子についてはバイパス回路を構成して発電している素子のみの発電電圧を外部に導くために設けられたものである。
図8の横断面図に示すように、太陽電池モジュール12の端子ボックス22A,22Bに接続されるケーブル23A,23Bは、縦枠材13に設けた開口部13aからコネクタ24A,24Bと共に引き出される。
図8に示すように、カーテンウォール2の縦枠6の室外側端部には、ユニット1を取付けるためのブラケット27が、ボルト28およびナット29により取付けられる。このブラケット27は水平断面形状がほぼコ字形をなし、このブラケット27の左右いずれか片側(本実施の形態においては室外側から見て左側)にユニット1の回動支持部30を設け、他側には固定用受け部31を設ける。一方、ユニット1の縦枠材13には、回動支持部30に水平回動可能に係合させる係合部32と、固定用受け部31に固定する固定部33を設ける。
ブラケット27に設ける回動支持部30は、室外側に突出して形成されたL字形縦板部34の先端に形成された軸部34aと、外れ止め部材35とにより構成される。図9に示すように、係合部32は軸部34aの外周の弧状面34bに嵌合される内周の弧状面32aを有する。また、外れ止め部材35は、係合部32の外周の弧状面32bに嵌合する凹状の弧状面35bを有する。
また、ブラケット27のL字形縦板部34は、外れ止め部材35を取付けるための傾斜した縦板部34cを有し、この縦板部34cにねじ孔34dを有する。外れ止め部材35は、この外れ止め部材35に設けた貫通孔35aに固定具としてのねじ36を通して縦板部34cに設けたねじ孔34dに螺合し締結することにより、縦板部34cに取付けられる。この外れ止め部材35は、ユニット1の係合部32を軸部34aに嵌めた後、係合部32と縦板部34cとの間に嵌めこんでねじ36により固定するものである。
図8に示すように、ブラケット27に設ける固定用受け部31は、ユニット1の縦枠材13に設けた固定部33の先端を当接させる段部31aを有すると共に、固定具であるねじ37を螺合するねじ孔31bを有する。
このユニット1は、図10に2点鎖線で示すように、カーテンウォール2に対して平面視において傾斜した姿勢で係合部32を軸部34aに係止させ、この状態で図9で示したように係合部32と縦板部34cとの間に外れ止め部材35をねじ36によって取付ける。その後、縦枠材13に設けた固定部33の先端がブラケット27の固定用受け部31の段部31aに当接するまで回動させ、図10に実線で示す状態とする。この実線で示す状態においては、縦枠材13に設けた固定部33を固定用受け部31に当接する。この状態で、図8に示すように、縦枠材13に設けた固定部33に設けた貫通孔33aにねじ37を通して固定用受け部31のねじ孔31bに螺合し締結することにより、ユニット1が縦枠6に取付けられる。
次にユニット1の荷重受け機構について説明する。図11(A)に示すように、前記係合部32の途中に側面から切欠き32cを設ける。一方、前記ブラケット27に、図11(B)に示すように、切欠き32cに遊嵌して切欠き32cの上辺32dを上面に当接させるブロック状の荷重受け38を固定具であるねじ39により取付ける。この荷重受け38の取付け部位を図8に2点鎖線で示す。図11(A)には、この荷重受け38を嵌めて縦板部34cにユニット1の荷重を負担させるための切欠き34eを設ける。また、外れ止め部材35には、この荷重受け38を回避するための切欠き35cを設ける。このような荷重受け38は、2枚1組の各ユニット1ごとに設ける。
この荷重受け38のブラケット27への取付けは、縦枠6にブラケット27を取付ける前に行ない、ユニット1の取付けは、荷重受け38に縦枠材13の係合部32の切欠き32cを嵌めると共に、軸部34aに係合部32を嵌め、その後、外れ止め部材35の切欠き35cを嵌め、ねじ36により縦板部34cに外れ止め部材35を固定する。その後、前述のようにユニット1を水平回動させて固定部33をねじ37により固定用受け部31に固定する。
図2は2枚1組で各カーテンウォール2毎に設けられるユニット1の配線構造を示す正面図である。上下に隣接して設けられるユニット1は、上側のユニット1の下側のコネクタ24Bが、下側のユニット1の上側のコネクタ24Aに接続されて上下のユニット1間が接続される。また、下側のユニット1の下側のコネクタ24Bには、横並びに隣接するユニット1に接続されるケーブル3aの端部に設けたコネクタ24Cが接続され、ケーブル3aはブラケット27を通して上方に引き出され、縦枠6,6間に設けた横枠8の室外側に設けたダクト40を通して(図3参照)横並びに隣接する上側のユニット1の上側のコネクタ24Aに接続される。
上述のように、本実施の形態のユニット1は、縦枠材13の係合部32を縦枠6側に設けた回動支持部30に係合させ、ユニット1を水平回動させて固定部33を縦枠6側の固定用受け部31に当接させてねじ37によって固定することにより、ユニット1を縦枠6に取付ける構造としたので、ユニット1をその片側から取付けることができるため、取付けが容易となる。また、ユニット1の取外しも片側から行なえるので、保守点検作業が容易となる。
また、本実施の形態においては、ユニット1の荷重をカーテンウォール2の縦枠6側に設けた荷重受け38により受けるようにしたので、ユニット1の取付け、取外しの際にユニット1の荷重を支えておく必要がなく、ユニット1の取付け取外しがさらに容易となる。
また本発明は、軸部34aとその軸部34aに回動可能に嵌合する弧状の係合部32とによってもユニット1の回動可能な支持機構を構成することも可能であるが、本実施の形態においては、縦枠6側の回動支持部30を、係合部32の弧状部の内周面32aに嵌合する軸部34aと、係合部32の外周の弧状面32bに嵌合する凹状の弧状面35bを有して縦枠6側に固定具36により取付けられる外れ止め部材35とにより構成したので、ユニット1がガタつくことなく強固に、かつ係合部32が外れることなく係合される。また、ユニット取付け取外し時におけるユニット1の回動範囲、すなわち図10に示す角度θが拡大され、取付け取外しがさらに容易となる。
また、外れ止め部材35を後付けすることにより、ユニット1を上から吊り込むのではなく、横から嵌めることで取付けることが可能となり、保守点検のためにユニット1を外す場合もまず外れ止め部材35を外し、その後ユニット1を外すことにより、横方向に容易にユニット1を外すことができる。
また、本発明は、縦枠6に回動支持部30や固定用受け部31を設けてもよいが、本実施の形態のように、縦枠6にボルト28、ナット29により取付けるブラケット27に回動支持部30や固定用受け部31を設けたので、カーテンウォール2の縦枠6にユニット取付けのためのブラケット27を後付けすることができ、既存の縦枠6に対しても上記構造のユニット1の取付けが可能となる。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明を実施する場合、ブラケット27としてユニット1のカーテンウォール2に対する傾斜角度(図10の角度θの方向の角度)が変更できるように、複数種類のものから選択されたブラケット27を取付けるようにしてもよい。また本発明は、カーテンウォールがユニット式である場合にも適用できる。また、本発明を実施する場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成部材やその組み合わせについて、種々の変更、付加が可能である。
1:太陽電池モジュールユニット、2:カーテンウォール、3a〜3d:ケーブル、4:パワーコンディショナー、6:縦枠、7,8:横枠、9:ぺアガラス、10:ガラスパネル、11:耐火ボード、12:太陽電池モジュール、13,14:縦枠材、15:上枠材、16:下枠材、17:タッピングねじ、18:ユニット枠、19:発電素子、20:樹脂層、21A,21B:ガラスパネル、22A,22B:端子ボックス、23A,23B,23C:ケーブル、24A,24B,24C:コネクタ、25:ダイオード、27:ブラケット、28:ボルト、29:ナット、30:回動支持部、31:固定用受け部、31a:段部、31b:ねじ孔、32:係合部、32a:内周弧状面、32b:外周弧状面、32c:切欠き、33:固定部、33a:貫通孔、34:L字形縦板部、34a:軸部、34c:縦板部、34d:ねじ孔、34e:切欠き、35:外れ止め部材、35a:貫通孔、35b:凹状の弧状面、35c:切欠き、36:ねじ(固定具)、37:ねじ(固定具)、38:荷重受け、39:ねじ(固定具)
Claims (4)
- カーテンウォールの縦枠の室外側の左右いずれか一方に太陽電池モジュールユニットの回動支持部を設け、他方に太陽電池モジュールユニットの固定用受け部を設け、
太陽電池モジュールユニットの縦枠材に、前記回動支持部に水平回動可能に係合させる係合部と、前記固定用受け部に当接して固定具により固定する固定部とを設け、
前記太陽電池モジュールユニットの前記縦枠材の前記係合部を、前記カーテンウォールの縦枠側の前記回動支持部に係合させると共に、前記太陽電池モジュールユニットを前記回動支持部を中心に水平回動させて前記固定部を前記固定用受け部に当接させ、前記固定部を前記固定用受け部に固定具によって固定することにより、太陽電池モジュールユニットを前記縦枠に取付ける構造としたことを特徴とする縦庇式太陽電池モジュールユニット。 - 請求項1に記載の縦庇式太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記カーテンウォールの縦枠側に太陽電池モジュールユニットの荷重受けを設け、前記荷重受けに前記太陽電池モジュールユニットを水平回動可能に支持させたことを特徴とする縦庇式太陽電池モジュールユニット。 - 請求項1または2に記載の縦庇式太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記太陽電池モジュールユニットの縦枠材の前記係合部を、水平断面が弧状をなす形状に形成し、
前記縦枠側の回動支持部を、前記係合部の内周の弧状面を嵌合する軸部と、前記係合部の外周の弧状面に嵌合する凹状弧状面を有して縦枠側に固定具により取付けられる外れ止め部材とにより構成したことを特徴とする縦庇式太陽電池モジュールユニット。 - 請求項1から3までのいずれか1項に記載の縦庇式太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記回動支持部および前記固定用受け部を、前記カーテンウォールの縦枠にボルト、ナットにより取付けるブラケットに設けたことを特徴とする縦庇式太陽電池モジュールユニット。
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