JP2014136580A - 泡吐出容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 弁を設けることなく簡単な構造によって容器内に収容している洗浄液等の液体を泡状化しながらノズルから吐出することができるスクイズタイプの泡吐出容器を提供する。
【解決手段】 押圧によって弾性変形可能な胴部2と口元部3とを有し、且つ、胴部2内に液体を収容している容器本体1の上記口元部3にノズル4を装着し、このノズル4から胴部2の底部に向かって内部にスポンジ等の多孔部材7を充填した気液導入パイプ5を垂設して多孔部材7に胴部2内の液体を常時、含浸させてあり、使用時にノズル4を下向きにして胴部2を押圧することにより、容器本体1内の空気を多孔部材7に含浸している液体に混合させて泡状化させながらノズル4から吐出するように構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】 押圧によって弾性変形可能な胴部2と口元部3とを有し、且つ、胴部2内に液体を収容している容器本体1の上記口元部3にノズル4を装着し、このノズル4から胴部2の底部に向かって内部にスポンジ等の多孔部材7を充填した気液導入パイプ5を垂設して多孔部材7に胴部2内の液体を常時、含浸させてあり、使用時にノズル4を下向きにして胴部2を押圧することにより、容器本体1内の空気を多孔部材7に含浸している液体に混合させて泡状化させながらノズル4から吐出するように構成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内部に洗浄液などの液体を収容している容器本体を押圧して容器本体内に圧力を発生させるにより、容器本体内で空気と液体を混合させて泡状化させながら容器本体の口元部に装着しているノズルから吐出可能に構成しているスクイズタイプの泡吐出容器に関するものである。
従来から、この種の泡吐出容器としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているように、弾性変形可能な胴部と口元部とを有する容器本体の該口元部にキャップ体を螺着し、このキャップ体の上端にノズル部を設けると共にキャップ体の下端に、該キヤップ体から容器本体の胴部内に垂下して容器本体内の液体を上記ノズル部に送り込み可能な液体送り出しパイプを接続し、さらに、この液体送り出しパイプの上端と上記ノズル部との間のキャップ体内に、液体と空気を吸収して泡状化する多孔部材と上記液状送り出しパイプからの液状送り出し時に開いて液体を多孔部材に供給する弁体を備えた弁室を配設していると共に、キャップ体に外気を容器本体内に吸入する空気吸入孔と容器本体内の空気を上記多孔部材に送り込む空気通路とを設けなる構造のものが知られている。
このように構成した泡吐出容器は、使用時に容器本体の胴部を押圧して弾性的に凹ませることにより容器本体内の圧力を高めると、容器本体の胴部内の液体が送り出しパイプ内に送り込まれて該送り出しパイプの上端からその液圧によって弁体を押し上げながら多孔部材に吸収されると共に容器本体の胴部上部内の空気が空気通路を通じて上記多孔部材に供給され、この多孔部材内で上記液体と空気が混合して泡状化し、この泡をノズル部から吐出させることができる。
しかしながら、上記のように構成した泡吐出容器によれば、容器を倒立させてそのノズル部を下向きにした状態で使用した場合、空気通路から容器本体内の液体が多孔部材内に供給されると共に送り出しパイプ内の液体が全て多孔部材側に供給されたのち該送り出しパイプを通じて容器本体内の空気が多孔部材に供給されることになって泡状化することが困難となり、使用勝手が悪いといった問題点がある。
さらに、容器本体内の液体を送り出しパイプを通じて多孔部材内に吸収、保持させておくための弁機構を設けなければならず、構造が複雑化して製造に手間を要し,コスト高になるといった問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弁機構などを設けることなく簡単な構造によって液体の泡状化を可能にすることができると共に倒立させた状態にして使用することができる簡易な泡吐出容器を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の泡吐出容器は、請求項1に記載したように、押圧によって弾性変形可能な胴部と口元部とを有し,胴部内に液体を収容している容器本体と、この容器本体の口元部に装着したノズルと、上端をノズルの下端に直接連通させ、且つ、ノズルの下端開口部から容器本体の底部に向かって垂設している気液導入パイプと、この気液導入パイプ内に充填され、下端を胴部内の液体に浸漬させている多孔部材とから構成している。
このように構成した泡吐出容器において、請求項2に係る発明は、気液導入パイプの下端部の管壁一部に切欠開口部を設け、この切欠開口部からパイプ内に充填している多孔部材の下端部を胴部内に臨ませていることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、気液導入パイプ内に全長に亘って多孔部材を充填していると共にこの多孔部材の下端部をパイプの下端開口部から下方に突出させて容器本体の胴部の内底面に近接又は接触させていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、容器本体の口元部の上端部を小径口元部分に形成していると共にノズルの下端から垂設している気液導入パイプの上端部の外径を容器本体の口元部の内径に等しい径に形成してあり、さらに、ノズルの下端から外方に向かって容器本体の口元部の上端面から外周面に亘って被覆する蓋部を設けてこの蓋部の周壁部と上記気液導入パイプの上端部とにより容器本体の上記小径口元部分を挟着させていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、上半部をノズル被覆部に、下半部を容器本体の口元被覆部に形成しているキャップ体の上記口元被覆部を容器本体の口元部の下部外周面に着脱自在に螺合させると共に、上記ノズル被覆部の天壁下面にノズルの開口端を閉塞する栓部を突設していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、泡吐出容器は、胴部と口元部とからなる容器本体と、この容器本体の口元部に装着したノズルと、ノズルから容器本体の胴部内に垂下し、内部に多孔部材を充填している気液導入パイプとから構成されているので、構造が簡単で容易に製造することができ、安価に提供し得るばかりでなく、ノズルから容器本体の胴部内に垂下している気液導入パイプ内に多孔部材を充填しているので、不使用時には多孔部材の下端部を容器本体の胴部内の液体に浸漬させて多孔部材に液体を常時、吸収、浸透させておくことができ、従って、使用時にそのノズルを下向きにした場合に容器本体の口元部側の内部に存在していた空気が上向きになった容器本体の胴部側に移動し、この状態で容器本体の胴部を押圧することによって、空気をその圧力により気液導入パイプ内に送り込んで多孔部材内の液体と混合させ、泡状化させながらノズルから円滑に吐出させることができる。
さらに、容器本体の胴部に対する押圧力を解いて胴部を元の形状まで弾性膨張させた際に、容器本体内に負圧が発生してノズルから外気を気液導入パイプ内に吸入することができ、気液導入パイプ内の多孔部材に浸透している液体と混合させて泡状化に使用することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、気液導入パイプの下端部の管壁一部に切欠開口部を設け、この切欠開口部からパイプ内に充填している多孔部材の下端部を胴部内に臨ませているので、上記切欠開口部を通じて容器本体の胴部内の液体を気液導入パイプ内の多孔部材に円滑に吸収、含浸透させることができると共に、ノズルを下向きにして使用する際においても、胴部の底部内の空気を該切欠開口部を通じて多孔部材に円滑に送り込むことができ、空気と液体とを良好に混合させて確実に泡状化させることができる。
請求項3に係る発明によれば、上記気液導入パイプ内に全長に亘って多孔部材を充填していると共にこの多孔部材の下端部をパイプの下端開口部から下方に突出させて容器本体の胴部の内底面に近接又は接触させているので、泡状化に必要な気体と液体とを多孔部材内に吸収させることができると共に多孔部材内を通過中に気体と液体との混合を確実に行って細かい気泡をノズルから吐出させることができる。
請求項4に係る発明によれは、容器本体の口元部の上端部を小径口元部分に形成していると共にノズルの下端から垂設している気液導入パイプの上端部の外径を容器本体の口元部の内径に等しい径に形成しているので、泡吐出容器の組立に際して、気液導入パイプ内に多孔部材を充填したのち、この気液導入パイプを容器本体の口元部から胴部内に挿入した際に、気液導入パイプの上端部を容器本体の口元部に簡単且つ確実に密に内嵌、保持させることができ、さらに、ノズルの下端から外方に向かって容器本体の口元部の上端面から外周面に亘って被覆する蓋部を設けてこの蓋部の周壁部と上記気液導入パイプの上端部とにより容器本体の上記小径口元部分を挟着させるように構成しているので、上記気液導入パイプと共にノズルを容器本体の口元部に簡単且つ正確に取付けることができ、従って、泡吐出容器を能率よく組立てることができて多量生産に適し、安価に提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、キャップ体の上半部をノズル被覆部に、下半部を容器本体の口元被覆部に形成し、このキャップ体の上記口元被覆部を容器本体の口元部の下部外周面に着脱自在に螺合させると共に、上記ノズル被覆部の天壁下面にノズルの開口端を閉塞する栓部を突設しているので、容器本体の口元部に対するキャップ体の着脱が簡単に行えると共に、キャップ体を被せた際に、そのノズル被覆部の天壁下面に突設している栓部によってノズルの開口端を密に閉塞することができ、口元部に対する上記気液導入パイプ上端部の密嵌と共に胴部内の液体が不測に漏出するのを確実に防止することができる。
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1〜図3において、容器本体1は、押圧によって弾性変形可能な胴部2とこの胴部2の上端に一体に形成されている口元部3とからなり、口元部3はその上端部を基端側よりも小径に形成されていてこの小径口元部分3aの上端外周部に、後述するノズル4を係止状態で固定するための係止突起11を突設していると共に、この小径口元部分3aの下端から環状の周段部3bを介して大径口元部分3cを一体に設けていて、この大径口元部分3cの外周面に、後述するキャップ体9を着脱自在に螺合させるための雄螺子部12を設けている。なお、容器本体1は樹脂成形品であって、その胴部2は外周部を押圧することによって内方に弾性的に凹み変形し、押圧力を解くことによって弾性膨張して元の状態に復帰するように構成されている。
このように構成した容器本体1の上記口元部3にはノズル4が装着されている。このノズル4の下端開口部に、下端が容器本体1の胴部2の底面近傍部に達する長さを有する気液導入パイプ5の上端を一体に連設せてあり、ノズル4の下端開口部に該気液導入パイプ5の上端開口部を弁を設けることなく直接、連通させている。なお、これらのノズル4と気液導入パイプ5とは一体に成形された樹脂成形品である。
気液導入パイプ5は円筒形状に形成されていると共に、その上端部の外径を容器本体1の口元部3における上記小径口元部分3aの内径に等しい径に形成されていて、該上端部を小径口元部分3aに密に嵌合させている。さらに、この気液導入パイプ5の外周面を上端から下端に向かって徐々に小径となるテーパ面に形成して組立時における気液導入パイプ5の容器本体1内への挿入作業が容易に行えるように構成していると共に、気液導入パイプ5の下端部の管壁一部を切除して気液導入パイプ5内の下端部を該気液導入パイプ5の下端開口部と共に胴部3内に連通させている切欠開口部6を設けてあり、この切欠開口部6を通じて気液導入パイプ5内に充填している後述する多孔部材7の下端部外周面を胴部2内に臨ませている。
また、上記気液導入パイプ5の上端を一体に連結させている上記ノズル4の下端には、その下端から外方に向かって水平に突出した環状天壁部8aとこの環状天壁部8aの外周端から下方に向かって垂設した周壁部8bとからなる蓋部8を一体に設けている。この蓋部8の上記環状天壁部8aの下面を口元部3の小径口元部分3aの上端面に当接状態で密接させ、周壁部8bを小径口元部分3aの外周面に外嵌可能な内径に形成してこの周壁部8bと上記気液導入パイプ5の上端部とで容器本体1の小径口元部分3aを挟着させていると共に、周壁部8bの下端内周面に係止突起13を形成していて、この係止突起13を上記小径口元部分3aの上端部外周面に突設している係止突起11に係止させることによりノズル4を小径口元部分3aに固着している。
上記気液導入パイプ5内にはスポンジ或いは不織布等からなる液体を内部に吸収、浸透させることができる棒状の多孔部材7がその全長に亘って充填、収納されてあり、多孔部材7の上端面を上記ノズル4の下端開口部に臨ませていると共に下端面を気液導入パイプ5の開口下端から容器本体1の胴部3の内底面に近接させた状態で臨ませている。さらに、この多孔部材7の下端部は気液導入パイプ5の下端部周壁に設けている上記切欠開口部6から胴部3内に臨ませてあり、胴部3内に収容している液体aに多孔部材7を気液導入パイプ5の下端開口部及びこの切欠開口部6を通じて浸漬させて、該多孔部材7に液体を常時、浸透、含浸させている。
なお、容器本体1内の収容した液体aの量は、容器本体1をそのノズル4が下向きとなるように倒立させた際に、上向きとなった気液導入パイプ5に設けている上記切欠開口部6がその液面から上方に突出して上向きになった胴部3の底部内の空気bに触れることができる量に設定している。
容器本体1の上記ノズル4は、不使用時にはキャップ体9によって被覆されている。このキャップ体9は、その上半部をノズル被覆部9aに、下半部を容器本体1の口元部3を被覆する筒状の口元被覆部9bに形成している。ノズル被覆部9aは、ノズル4の上端開口部を被覆する小径円板状天壁9a-1の外周面に下方に向かってノズル4の外周面を被覆する末拡がり筒状の周壁9a-2を一体に設けなり、上記小径円板状天壁9a-1の下面にノズル4の上端開口部に内嵌して該開口部を閉塞する小径リング状の栓部10を突設している。
さらに、上記ノズル被覆部9aの下端から外方に向かってノズル4の上記蓋部8の環状天壁部8a上に受止される水平環状壁部9cを一体に設けてあり、この水平環状壁部9cの外周縁から下方に向かって上記筒状の口元被覆部9bを一体に形成してあり、この口元被覆部9bの内周面に、容器本体1の上記大径口元部分3cの外周面に設けている雄螺子部12に着脱自在に螺合する雌螺子部14を設けている。
このように構成した容器本体1は容器本体1と、多孔部材7と、気液導入パイプ5を一体に設けているノズル4と、キャップ体9とが別々に製作され、気液導入パイプ5内に多孔部材7を挿入、充填したのち、気液導入パイプ5を所定量の洗浄液或いは化粧液からなる液体aを収容している容器本体1の口元部3から胴部2内に挿入し、該気液導入パイプ5の上端部外周面を口元部3の小径口元部分3aに内嵌させると共にノズル4に一体に設けている蓋部8の環状天壁部8aを小径口元部分3aの上端面に当接、受止させ、且つ、周壁部8bを小径口元部分3aに外嵌させてその周壁部8bの下端内周面に突設している係止突起13を小径口元部分3aの上端部外周面に突設している係止突起11に係止させることによりノズル4を容器本体1の口元部3に抜止状態に取付け、しかるのち、キャップ体9を取付けることによって泡吐出容器を簡単に組み立てることができる。
容器本体1内においては、気液導入パイプ5の下部が液体a内に没入して、液体aはこの気液導入パイプ5内に充填している多孔部材7に浸透、含浸させた状態にあり、使用に際しては、キャップ体9を取り外したのち、図4、図5に示すように、容器本体1の胴部2を親指と人指し指で摘持してそのノズル4を下向きにすると、容器本体1の口元部3側に存在していた空気bが上向きとなった容器本体1の胴部2側に移動する。この状態にして容器本体1の胴部2を上記両方の指先で押圧して凹ませると、胴部2内の圧力が上昇してその圧力により上記胴部2内の空気が多孔部材7内に強制的に送り込まれ、多孔部材7内に含浸している液体bに混合しながら多孔部材7からノズル4に向かって移動して多孔部材7からノズル4内に泡状化しながら噴出し、ノズル4の先端から該泡状化した液体を吐出させることができる。
この泡状化した液体は、容器本体1の胴部2を繰り返し押圧する毎に形成されてノズル4から吐出させることができ、また、容器本体1の胴部2に対する押圧力を解除すると、胴部2が弾性復元して膨張して胴部2内が負圧となり、ノズル4から外気が気液導入パイプ5内の多孔部材7を通じて胴部2内に吸引することができると共に、多孔部材7に浸透している液体aと混合させることができる。従って、ノズル4を斜め下方に向けた状態にして泡状化させながらノズル4から吐出させることができるのは勿論のこと、ノズル4を斜め上方に向けた状態にしても多孔部材7内で液体aと空気bとを混合させて、ノズル4から泡浄化させながら吐出させることができる。
図4は、液体aとしてメガネ洗浄液を容器本体1の胴部2内に収容し、ノズル4をメガネのレンズに向けながら胴部2を押圧することにより、ノズル4から泡状化した該メガネ洗浄液をメガネレンズに吹き付けて洗浄する使用態様を示しているが、その他の部品等の洗浄液、或いは化粧液等を容器本体1の胴部2内に収容して目的に応じた液体の泡状化を得ることができるようにすればよい。
なお、上記実施例においては、気液導入パイプ5内に該気液導入パイプ5の長さと略同じ長さの多孔部材7を充填しているが、図6に示すように、気液導入パイプ5の長さよりも長い多孔部材7を用いて、その多孔部材7の下端部を気液導入パイプ5の下端から下方に突出させ、その突出下端面を胴部2の内底面に近接又は接触させた状態にしておいてもよい。このように構成することによって、気液導入パイプ5の下端部に切欠開口部6を設けることなく、泡状化に必要な気体と液体とを多孔部材7内に確実に吸収させることができる。
さらに、上記実施例においては、ノズル4と気液導入パイプ5とを一体に成形しているが、図8に示すように、ノズル4と気液導入パイプ5とを別々に形成しておき、ノズル4の下端に気液導入パイプ取付用短筒部15を一体に設けておいて、この短筒部15に気液導入パイプ5の上端部を内嵌させることによってノズル4に気液導入パイプ5を組み込むように構成しておいてもよい。
また、気液導入パイプ5内に充填している多孔部材7としては、気液導入パイプ5内を全体に亘って充塞する棒状の多孔部材7を使用しているが、図7に示すように、多孔部材7'を帯状に形成しておき、この帯状の多孔部材7'をジグザグ状に屈曲させながら気液導入パイプ5内に挿入、充填しておいてもよい。その他の構成については上記実施例と同様であるので同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
1 容器本体
2 胴部
3 口元部
4 ノズル
5 気液導入パイプ
7 多孔部材
8 蓋部
9 気液導入パイプ
10 栓部
2 胴部
3 口元部
4 ノズル
5 気液導入パイプ
7 多孔部材
8 蓋部
9 気液導入パイプ
10 栓部
Claims (5)
- 押圧によって弾性変形可能な胴部と口元部とを有し,胴部内に液体を収容している容器本体と、この容器本体の口元部に装着したノズルと、上端をノズルの下端に直接連通させ、且つ、ノズルの下端開口部から容器本体の底部に向かって垂設している気液導入パイプと、この気液導入パイプ内に充填され、下端を胴部内の液体に浸漬させている多孔部材とからなることを特徴とする泡吐出容器。
- 気液導入パイプの下端部の管壁一部に切欠開口部を設け、この切欠開口部からパイプ内に充填している多孔部材の下端部を胴部内に臨ませていることを特徴とする請求項1に記載の泡吐出容器。
- 気液導入パイプ内に全長に亘って多孔部材を充填していると共にこの多孔部材の下端部をパイプの下端開口部から下方に突出させて容器本体の胴部の内底面に近接又は接触させていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の泡吐出容器。
- 容器本体の口元部の上端部を小径口元部分に形成していると共にノズルの下端から垂設している気液導入パイプの上端部の外径を容器本体の口元部の内径に等しい径に形成してあり、さらに、ノズルの下端から外方に向かって容器本体の口元部の上端面から外周面に亘って被覆する蓋部を設けてこの蓋部の周壁部と上記気液導入パイプの上端部とにより容器本体の上記小径口元部分を挟着させていることを特徴とする請求項1に記載の泡吐出容器。
- 上半部をノズル被覆部に、下半部を容器本体の口元被覆部に形成しているキャップ体の上記口元被覆部を容器本体の口元部の下部外周面に着脱自在に螺合させると共に、上記ノズル被覆部の天壁下面にノズルの開口端を閉塞する栓部を突設していることを特徴とする請求項1に記載の泡吐出容器。
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- 2013-01-15 JP JP2013004453A patent/JP2014136580A/ja active Pending
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