JP2014136266A - ロボット制御システムおよび可搬式操作装置 - Google Patents

ロボット制御システムおよび可搬式操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来は無線通信の確立/遮断を行うための無線切り替えスイッチと、可搬式操作装置の電源供給/遮断を行うための電源ボタンとを個別に2つ備えているために、無線通信の終了と可搬式操作装置TPの電源遮断を素早く行うことができない。
【解決手段】ロボット制御システム1は、可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとの間で無線通信を行う。可搬式操作装置TPは、内部に搭載した二次電池36からの電源供給を制御するための電源ボタン7を備えている。可搬式操作装置TPの制御部35は、二次電池36から電源が供給された状態で電源ボタン7が長押し操作されると、その押下継続時間に応じて非常停止機能の無効化および電源の遮断を順番に実行する。簡単なキー操作により非常停止機能を無効化し、さらに可搬式操作装置の電源を遮断することができるので、利便性が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット制御装置と可搬式操作装置との間で無線通信によって各種データを送受信するロボット制御システムに関するものである。
近年、ロボットを動作制御するロボット制御装置と、ロボットを操作するための可搬式操作装置との間の通信を、IEEE802の規格に対応したネットワーク通信技術により無線化した産業用のロボット制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。以下、特許文献1に記載された従来のロボット制御システムについて説明する。
図4は、可搬式操作装置とロボット制御装置の間の通信を無線により行うようにしたロボット制御システム51の構成図である。同図に示すように、ロボット制御システム51は、アーク溶接、スポット溶接等の作業を行うロボットR、作業者HMが教示作業を行う際に用いる可搬式操作装置TP、そしてロボットRの動作制御を行うロボット制御装置RCから大略構成される。可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとは無線通信が可能になっており、1対1の対向通信が行われる。
ロボットRは、防護柵52の内側領域に設置されており、手首部先端にはアーク溶接トーチ、スポット溶接ガン等の作業ツールTが取り付けられている。
可搬式操作装置TPは、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステムが組み込まれた、いわゆるマイコンを搭載しており、具体的には、各種データを表示する表示部としてのディスプレイ5、ロボットRに教示操作を行うためのキーボード6、ロボットRを非常停止させるための非常停止スイッチ4、電源ボタン7および無線切り替えスイッチ8を備えている。内部には二次電池(図示せず)を備えており、電源ボタン7により二次電池からの電源供給が可能となっている。二次電池は、可搬式操作装置TPを充電装置(図示せず)に接続することにより商標電源から充電される。無線切り替えスイッチ8は、可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとの間の無線通信を確立または遮断するためのスイッチである。この無線切り替えスイッチ8により無線通信が確立すると、可搬式操作装置TPの操作信号(以下では教示操作信号という)は、無線通信によりロボット制御装置RCに送信される。教示操作信号には、ロボットRを手動操作により移動させるためのジョグ送り信号、ロボットRの作業位置を記憶する教示信号、緊急時にロボットRを非常停止させる非常停止信号等が含まれる。これら教示操作信号が送信されることにより、ロボット制御装置RCは、ロボットRのジョグ送り操作、教示データの作成、非常停止等の各処理を行う。
ロボット制御装置RCは、可搬式操作装置TPからの入力に従って教示データを作成し、内部の記憶部(図示せず)に記憶する。また、外部から起動信号が入力されることにより教示データを再生する。この結果、ロボットRが自動運転される。
図5は、可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとの間の送受信データについて説明するための図である。同図に示すように、可搬式操作装置TPは作業者HMからの入力に基づいて操作データDs(教示操作信号)を生成し、送信部72を介してロボット制御装置RCに送信する。ロボット制御装置RCは、操作データDsを受信部62により受信して解釈し、教示処理を行う。また、ロボット制御装置RCは、表示データDhを生成して送信部61により送信し、可搬式操作装置TPは表示データDhを受信部71により受信し、図示しない表示制御部がディスプレイ5に表示させるための表示処理を行う。
可搬式操作装置TPに備えられた非常停止スイッチ4が押下された場合には、送信部72にて、非常停止スイッチ4が押下された旨の操作データDsを生成し、ロボット制御装置RCに送信する。ロボット制御装置RCでは、受信した操作データDsに基づいてロボットRを非常停止させる処理を行う。すなわち、ロボットRの駆動モータへの電源供給を停止することにより、ロボットRを即座に停止させる。なお、非常停止スイッチ4が押されなくても、無線通信中にノイズ、電波強度不足等が原因で一時的に通信が遮断されたような場合は、ロボットRが非常停止するように構成されている。これらの処理のことを、以下では、非常停止機能と呼ぶ。
上述したように、可搬式操作装置TPは二次電池で駆動しているために、残っている充電量によっては無線通信の終了や可搬式操作装置TPの電源遮断を素早く行う必要がある。例えば、可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとの無線通信を確立した状態で自動運転を行っているときに可搬式操作装置TPの充電量が少なくなった場合は、無線通信を終了する必要がある(より厳密には、非常停止機能を無効にする必要がある)。これは、可搬式操作装置TPの充電量がなくなった時点で非常停止機能が働き、生産ラインをストップさせてしまうからである。さらに、無線通信の終了に加えて、可搬式操作装置TPのシャットダウン処理および電源遮断処理を行う必要がある。この処理がない場合は、充電量が完全になくなった段階で、電源が突然遮断されてしまうために、オペレーティングシステムを正常終了できないことになる。この結果、次回使用するときに起動できなくなったり、起動できたとしても可搬式操作装置TPの動作が不安定になったりすることが考えられる。
特許第4596376号公報
上述したように、無線通信が可能に構成されたロボット制御システムにおいては、無線通信の終了と可搬式操作装置TPの電源遮断を間を置くことなく連続して行う必要性が出てくる。しかしながら、特許文献1では、無線通信の確立と遮断を行うための無線切り替えスイッチと、可搬式操作装置TPの電源供給と遮断を行うための電源ボタンを個別に備えているために、無線通信の終了と可搬式操作装置TPの電源遮断を連続して実行しなければならないケースにおいては、作業者が操作に戸惑ったり時間を要したりする問題がある。
そこで、本発明は、非常停止機能の無効化および可搬式操作装置の電源遮断を簡単な操作で行うことができるロボット制御システムおよび可搬式操作装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、
ロボットと、充電可能な二次電池で作動する可搬式操作装置と、この可搬式操作装置と無線通信により接続され、前記可搬式操作装置から入力された教示データに基づいて前記ロボットを自動運転する一方、前記無線通信が途絶えたときに前記ロボットを非常停止させる非常停止機能を有するロボット制御装置とを備えたロボット制御システムにおいて、
前記可搬式操作装置は、
前記二次電池からの電源供給を制御する電源ボタンと、
前記二次電池から電源が供給された状態で前記電源ボタンが所定の操作パターンにより操作されると、前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とするロボット制御システムである。
請求項2の発明は、前記操作パターンが長押し操作であるときは、前記制御部は前記電源ボタンの押下継続時間に応じて前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行することを特徴とする請求項1記載のロボット制御システムである。
請求項3の発明は、前記操作パターンがダブルクリック操作であるときは、前記制御部は前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を順次実行することを特徴とする請求項1記載のロボット制御システムである。
請求項4の発明は、
ロボットを動作制御するロボット制御装置と無線通信により接続可能であるとともに充電可能な二次電池で作動する可搬式操作装置において、
前記二次電池からの電源供給を制御する電源ボタンと、
前記二次電池から電源が供給された状態で前記電源ボタンが所定の操作パターンにより操作されると、前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする可搬式操作装置である。
請求項5の発明は、前記操作パターンが長押し操作であるときは、前記制御部は前記電源ボタンの押下継続時間に応じて前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行することを特徴とする請求項4記載の可搬式操作装置である。
請求項6の発明は、前記操作パターンがダブルクリック操作であるときは、前記制御部は前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を順次実行することを特徴とする請求項4記載の可搬式操作装置である。
本発明によれば、簡単なキー操作により非常停止機能を無効化し、さらに可搬式操作装置の電源を遮断するようにしたので、利便性を向上させることができる。
本発明に係るロボット制御システムのブロック図である。 本発明の実施形態1に係る可搬式操作装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る可搬式操作装置の処理の流れを示すフローチャートである。 可搬式操作装置とロボット制御装置の間の通信を無線により行うようにしたロボット制御システムの構成図である。 可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとの間の送受信データについて説明するための図である。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施形態を示すロボット制御システムのブロック図である。ロボット制御システム1は、ロボットRを動作制御するロボット制御装置RC、ロボットRの操作を行うための可搬式操作装置TP、この可搬式操作装置TPを充電するための充電装置CUを備えている。
まず、可搬式操作装置TPについて説明する。可搬式操作装置TPは、自動運転中にロボットRを手動で緊急停止させるための非常停止スイッチ4、教示データ等の各種データが表示されるディスプレイ5、ロボットRに対するジョグ送り信号や教示信号を入力するためのキーボード6、中央演算処理装置であるCPU33、一時的な計算領域であるRAM34、ロボット制御装置RCと通信を行うための送受信機32、可搬式操作装置TPの駆動源としての二次電池36、この二次電池36からの電源供給を入/切する電源ボタン7、各種データを記憶するためのハードディスクや半導体メモリからなる記憶部15、制御中枢である主制御部35の各部を備えている。なお、各部はバス39を介して接続されている。
上述した二次電池36は、充電装置CUにより充電することが可能になっている。具体的には、可搬式操作装置TPを充電装置CUの所定位置に搭載することによって、図示しない充電回路が充電装置CUに電気的に接続され、二次電池36が充電される。充電装置CUの電源は、ロボット制御装置RCから供給しても良いし、商用電源から供給するようにしても良い。
送受信機32は、無線LANインタフェースを有しており、ロボット制御装置RCと可搬式操作装置TPとの間で無線通信を行う。記憶部15の接続情報格納部47には、ロボット制御装置RCと通信を行うための接続情報が記憶されている。接続情報とは、例えばIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、MACアドレス等を指す。
主制御部35は、図示しないオペレーティングシステム上で上記各部の総括的な制御を行うと共に、ソフトウェアプログラムとしての表示制御部45、キー入力監視部46、通信処理部41、充電量計測部48および電源制御部49等を備えている。表示制御部45は、ディスプレイ5に表示用データを表示する。キー入力監視部46は、キーボード6からのキー入力を監視する。通信処理部41は、ロボット制御装置RCとの通信確立・遮断処理および通信そのものを制御する処理を行う。また、接続したロボット制御装置RCの識別番号、IPアドレス等のネットワーク接続情報等を記憶部15やRAM34に記憶する処理を行う。キーボード6によって入力された各種データは、通信処理部41および送受信機32を介してロボット制御装置RCにパケット形式のデータで送信される。充電量計測部48は、二次電池の充電量を所定の計測周期で計測する。電源制御部49は、可搬式操作装置TP自身の電源を入/切するものであり、電源ボタン7を押下することにより、二次電池からの電源供給および電源遮断を制御する。
次に、ロボット制御装置RCについて説明する。ロボット制御装置RCは、中央演算処理装置であるCPU13、一時的な計算領域であるRAM14、制御中枢となる主制御部16、教示データ等の各種データや定数等を記憶するためのハードディスクや半導体メモリからなる記憶部19、ロボットRの軌跡演算等を行って演算結果を駆動信号として駆動指令部18に出力する動作制御部17、ロボットRの各サーボモータを回転制御するためのサーボ制御信号を出力する駆動指令部18、可搬式操作装置TPと通信を行うための送受信機12の各部を備えている。なお、各部はバス9を介して接続されている。
送受信機12は、無線LANインタフェースを有しており、ロボット制御装置RCと可搬式操作装置TPとの間で無線通信を行う。記憶部19の教示データ格納部30には、可搬式操作装置TPからの入力に応じて作成された教示データが記憶されている。接続情報格納部27には、可搬式操作装置TPと通信を行うための接続情報が記憶されている。接続情報とは、例えばIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、MACアドレス等を指す。
主制御部16は、図示しないオペレーティングシステム上で上記各部の総括的な制御を行うと共に、ソフトウェアプログラムとしての通信処理部21、表示処理部25および解釈実行部26等を備えている。通信処理部21は、可搬式操作装置TPとの通信処理を行う。表示処理部25は、可搬式操作装置TPのディスプレイ5に表示する表示用データを生成する。解釈実行部26は、教示データ格納部30に記憶された教示データを解釈して動作制御部17に動作制御信号を出力する。
このように、ロボット制御システム1においては、可搬式操作装置TPとロボット制御装置RCとの間で無線通信が可能に構成されている。また、無線通信中にノイズや電波強度不足等が原因で一時的に通信が遮断されたような場合においては、ロボットRを非常停止させる非常停止機能を有している。以下、上記のように構成されたロボット制御システム1における作用について説明する。
図2は、可搬式操作装置TPの主制御部35で実行される処理の流れを示すフローチャートである。以下、二次電池36から電源が供給された状態で電源ボタン7が長押し操作されると押下操作が継続されているか否かに応じて非常停止機能の無効化および電源遮断を順番に実行する処理の様子を説明する。
同図のステップS1において、電源ボタン7が押下されたか否かを確認する。押下されている場合(Yesの場合)は、ステップS2に移行する。続くステップS2において、押下継続時間の計測を開始する。
ステップS3において、押下継続時間が予め定めた所定時間(例えば2秒)以上経過したかを確認する。所定時間以上経過していない場合(Noの場合)は、ステップS2に戻り、押下継続時間の計測を継続する。所定時間以上経過した場合(Yesの場合)は、ステップS4に移行する。
ステップS4において、通信処理部41が非常停止機能を無効化するための指令をロボット制御装置RCに出力する。この処理により、非常停止機能が無効化される。その一方で無線通信は継続したままとなる。すなわち、非常停止信号の送受信処理のみが無効化され、非常停止機能以外の無線通信処理は続行される。以下では、非常停止機能のみを停止して無線通信処理が機能している状態のことをモニタモードと呼ぶことにする。このモニタモードは、ロボット制御装置RC内に記憶されている教示データや制御パラメータ等を確認したり、自動運転中の処理状態をモニタしたりするために使用するモードのことである。
ステップS5において、非常停止機能を無効化してモニタモードに遷移した旨を表示制御部45によりディスプレイ5に表示し、ステップS6に移行する。無効化した旨の表示は、ロボット制御装置RCから非常停止機能を無効化した旨のアンサーを待ってから行うことが望ましいが、ここでは簡略化するために説明を省略する。なお、このステップS5において、モニタモードに遷移した旨の表示を確認した作業者は、電源ボタン7をリリースすることにより、可搬式操作装置TPをモニタモードで継続使用することを選択できる。
ステップS6において、電源ボタン7の押下が継続されているか否かを確認する。押下が継続されていない場合(Noの場合)は、ステップS1に戻る。押下が継続している場合(Yesの場合)は、ステップS7に移行する。
ステップS7において、通信処理部41によりモニタモードを終了する。
ステップS8において、電源ボタン7の押下が継続されているか否かを確認する。押下が継続されていない場合(Noの場合)は、ステップS1に戻る。押下が継続している場合(Yesの場合)は、ステップS9に移行する。
ステップS9において、電源制御部49によりシャットダウン処理を行った上で電源を遮断する。以上で処理は終了である。
以上説明したように、本発明においては、電源ボタン7が長押し操作されると、押下継続時間に応じて非常停止機能の無効化および電源遮断を順番に実行するようにした。すなわち、長押し操作という簡単なキー操作により非常停止機能を無効化し、さらに可搬式操作装置の電源を遮断することができるので、利便性が向上する。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態1では、電源ボタン7の長押し操作によって非常停止機能の無効化および電源遮断を実行するようにした。これに対し、実施形態2では、電源ボタン7のダブルクリック操作によって非常停止機能の無効化および電源遮断を順次実行する。
図3は、可搬式操作装置TPの主制御部35で実行される処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップS1において、電源ボタン7のダブルクリック操作を検出したか否か(所定の時間内に2度連続して押下操作されたか否か)を確認する。ダブルクリックを検出した場合(Yesの場合)は、ステップS2に移行する。ダブルクリックを検出していない場合(Noの場合)は、フローの先頭に戻る(何もしない)。
ステップS2において、非常停止機能を無効化するための指令をロボット制御装置RCに出力する。実施形態1と同様、この処理により非常停止機能が無効化される。その一方で無線通信は継続したままのモニタモードに遷移する。
ステップS3において、通信処理部41によりモニタモードを終了する。
ステップS4において、電源制御部49によりシャットダウン処理を行った上で電源を遮断する。以上で処理は終了である。
以上説明したように、本発明においては、電源ボタン7がダブルクリック操作されると、非常停止機能の無効化および電源遮断を順次実行するようにした。すなわち、ダブルクリック操作という簡単なキー操作により非常停止機能を無効化し、さらに可搬式操作装置の電源を遮断することができるので、利便性が向上する。
1 ロボット制御システム
4 非常停止スイッチ
5 ディスプレイ
6 キーボード
7 電源ボタン
8 無線切り替えスイッチ
9 バス
12 送受信機
13 CPU
14 RAM
15 記憶部
16 主制御部
17 動作制御部
18 駆動指令部
19 記憶部
21 通信処理部
25 表示処理部
26 解釈実行部
27 接続情報格納部
30 教示データ格納部
32 送受信機
33 CPU
34 RAM
35 主制御部
36 二次電池
39 バス
41 通信処理部
45 表示制御部
46 キー入力監視部
47 接続情報格納部
48 充電量計測部
49 電源制御部
51 ロボット制御システム
52 防護柵
61 送信部
62 受信部
71 受信部
72 送信部
CU 充電装置
Dh 表示データ
Ds 操作データ
HM 作業者
R ロボット
RC ロボット制御装置
T 作業ツール
TP 可搬式操作装置

Claims (6)

  1. ロボットと、充電可能な二次電池で作動する可搬式操作装置と、この可搬式操作装置と無線通信により接続され、前記可搬式操作装置から入力された教示データに基づいて前記ロボットを自動運転する一方、前記無線通信が途絶えたときに前記ロボットを非常停止させる非常停止機能を有するロボット制御装置とを備えたロボット制御システムにおいて、
    前記可搬式操作装置は、
    前記二次電池からの電源供給を制御する電源ボタンと、
    前記二次電池から電源が供給された状態で前記電源ボタンが所定の操作パターンにより操作されると、前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とするロボット制御システム。
  2. 前記操作パターンが長押し操作であるときは、前記制御部は前記電源ボタンの押下継続時間に応じて前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行することを特徴とする請求項1記載のロボット制御システム。
  3. 前記操作パターンがダブルクリック操作であるときは、前記制御部は前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を順次実行することを特徴とする請求項1記載のロボット制御システム。
  4. ロボットを動作制御するロボット制御装置と無線通信により接続可能であるとともに充電可能な二次電池で作動する可搬式操作装置において、
    前記二次電池からの電源供給を制御する電源ボタンと、
    前記二次電池から電源が供給された状態で前記電源ボタンが所定の操作パターンにより操作されると、前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする可搬式操作装置。
  5. 前記操作パターンが長押し操作であるときは、前記制御部は前記電源ボタンの押下継続時間に応じて前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を実行することを特徴とする請求項4記載の可搬式操作装置。
  6. 前記操作パターンがダブルクリック操作であるときは、前記制御部は前記非常停止機能の無効化および前記電源の遮断を順次実行することを特徴とする請求項4記載の可搬式操作装置。
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