JP2014135704A - 携帯電子機器、音出力制御方法及び音出力制御プログラム - Google Patents

携帯電子機器、音出力制御方法及び音出力制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】著作物の権利を保護しつつ、利用者の利便性を低下させにくくすること。
【解決手段】1つの態様において、携帯電子機器(例えば、携帯電話100)は、外部装置が接続されるUSBコネクタと、前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されると、デジタル放送の放送波が受信されている場合、当該デジタル放送に係る著作権保護された音が前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御する制御部とを有する。携帯電子機器(例えば、携帯電話100)は、テレビチューナ140の起動中に、接続された外部装置が、例えば、USB−Audio対応のオーディオ機器200である場合、放送データに含まれる音データがオーディオ機器200から出力されないように制御するために、デコードした放送データに含まれる音データを無音データに加工する。
【選択図】図1

Description

本出願は、携帯電子機器、音出力制御方法及び音出力制御プログラムに関する。
近年、著作権保護の観点から、地上デジタル放送を受信可能な携帯電話等において、携帯電話に外部装置が接続されると、デジタル放送に係る著作権保護された音の外部装置からの出力が制限される場合がある。非特許文献1には、そのような外部装置からの出力の制限について記載されている。
一般社団法人、電波産業会、地上デジタルテレビジョン放送運用規定、ARIB TR−B14、第三分冊、第八編、「地上デジタルテレビジョン放送コンテンツ保護規定」
しかしながら、非特許文献1には、USB−Audio(USBで音声を扱うためのデバイスクラス(Audioクラス)に準拠したUSBデバイス)に対応した外部装置が接続された場合についての記載はない。
本発明は、携帯電子機器において、USB−Audioに対応した外部装置が接続された場合に、著作権保護された音の当該外部機器からの出力を制御する手法を提案する。
1つの態様に係る携帯電子機器は、外部装置が接続されるUSBコネクタと、前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されると、デジタル放送の放送波が受信されている場合、当該デジタル放送に係る著作権保護された音が前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御する制御部とを有する。
1つの態様に係る音出力制御方法は、外部装置が接続されるUSBコネクタを有する携帯電子機器によって実行される音出力制御方法であって、前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されたかを判定するステップと、前記USB−Audio対応の外部装置が接続されたと判定されると、デジタル放送の放送波が受信されているかを判定するステップと、デジタル放送の放送波が受信されていると判定されると、前記デジタル放送に係る著作権保護された音データが前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御するステップとを含む。
1つの態様に係る音出力制御プログラムは、外部装置が接続されるUSBコネクタを有する携帯電子機器に、前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されたかを判定するステップと、前記USB−Audio対応の外部装置が接続されたと判定されると、デジタル放送の放送波が受信されているかを判定するステップと、デジタル放送の放送波が受信されていると判定されると、前記デジタル放送に係る著作権保護された音データが前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御するステップとを実行させる。
図1は、実施形態に係る携帯電話のブロック図である。 図2は、制御部における制御を説明するための概念図である。 図3は、本実施形態に係る携帯電話による制御の流れを示すフローチャートである。 図4は、本実施形態に係る携帯電話による制御の流れを示すフローチャートである。 図5は、図4に示す制御が実行されるときの携帯電話の表示部における表示イメージの遷移図である。 図6は、図4に示す制御が実行されるときの携帯電話の表示部における表示イメージの遷移図である。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、本発明に係る携帯電子機器の一例として、携帯電話について説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る携帯電話の機能構成を示すブロック図である。図1に示すように携帯電話100は、通信部110と、表示部120と、操作部130と、テレビチューナ140と、スピーカ150、第1コネクタ160A、第2コネクタ160Bと、記憶部170と、制御部180とを有する。
通信部110は、公衆回線ネットワークなどのネットワークを通じて、データの送受信、通話などの通信を行うことができるように構成されている。通信部110がサポートする通信規格には、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。通信部110は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
表示部120は、制御部180から供給される画像データ、及び地上デジタル放送の放送データ(以下、放送データ)に含まれる画像データを表示する。画像データには、動画および静止画が含まれる。表示部120は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electro−Luminescence)などで構成される。図1には示していないが、携帯電話100は、表示部120に表示される画面などの操作を行うためのタッチセンサを備えてもよい。
操作部130は、複数のキーおよびボタンなどを備えて構成され、利用者の操作入力を受け付ける。操作部130は、利用者によるキーおよびボタンなどを操作することにより、入力された操作内容に対応する信号を発生させる。発生した信号は、制御部180に入力される。
テレビチューナ140は、デジタル放送の放送データ(放送波)を取得する。放送データには、放送される番組の画像データ及び音データに加え、番組の構成情報などが含まれる。テレビチューナ140により取得される放送データは、制御部180に送られる。テレビチューナ140が取得する放送データは、1つのセグメントで構成される、いわゆるワンセグの放送データであってもよいし、12セグメントで構成される放送データであってもよい。
スピーカ150は、音を出力する。スピーカ150は、制御部180から送り出された音信号を音として出力する。スピーカ150から出力される音には、例えば、テレビチューナ140により取得される放送データに含まれる音データに対応する音が含まれる。
第1コネクタ160Aは、ヘッドセット、イヤホンマイクなどが接続される端子である。第1コネクタ160Aには、例えば、ヘッドセット又はイヤホンマイク側の端子が差し込まれて接続される。第1コネクタ160Aは、接続されたヘッドセット又はイヤホンなどに対して、制御部180から送り出された音信号を送り出す。
第2コネクタ160Bは、外部装置が接続されるUSBコネクタである。第2コネクタ160Bには、外部装置側の端子が差し込まれて接続される。第2コネクタ160Bに接続される外部装置には、例えば、USB−Audioに対応したスピーカなどのオーディオ機器200の他、外部ストレージ、通信装置などが含まれる。
記憶部170は、プログラム及びデータを記憶する。記憶部170は、制御部180の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。記憶部170は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。記憶部170は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。記憶部170は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。記憶部170は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
本実施形態において、記憶部170は、図1に示すように、少なくとも、音出力制御プログラム170aを記憶する。音出力制御プログラム170aは、テレビチューナ140の起動中に、USB−Audio対応の外部装置の接続が検出された場合には、デジタル放送に含まれる著作権保護された音がUSB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御するための機能を提供する。
さらに、音出力制御プログラム170aは、テレビチューナ140の起動中に、USB−Audio対応の外部装置の接続が検出された場合には、著作権保護された音はUSB−Audio対応の外部装置から出力することはできない旨の情報を表示部120に表示するための機能を提供する。
さらに、音出力制御プログラム170aは、テレビチューナ140の起動中に、著作権保護された音の出力先をUSB−Audio対応の外部装置に切り替えるための操作を検出した場合には、著作権保護された音の出力先をUSB−Audio対応の外部装置に切り替えることはできない旨のメッセージを表示部120に表示するための機能を提供する。
制御部180は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、及びFPGA(Field−Programmable Gate Array)を含むが、これらに限定されない。制御部180は、携帯電話100の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、制御部180は、記憶部170に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部170に記憶されているプログラム(又はアプリケーション)に含まれる命令を実行する。そして、制御部180は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、通信部110、表示部120、テレビチューナ140、スピーカ150、第1コネクタ160A、第2コネクタ160Bを含むが、これらに限定されない。制御部180は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、通信部110、表示部120、操作部130を含むが、これらに限定されない。
本実施形態において、制御部180は、上記音出力制御プログラム170aを記憶部170から読込んで実行することにより、テレビチューナ140の起動中に、USB−Audio対応の外部装置の接続が検出された場合には、デジタル放送に含まれる著作権保護された音がUSB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御する。テレビチューナ140の起動中には、テレビチューナ140によりデジタル放送の放送データ(放送波)が受信されている場合を含む。
具体的に説明すると、制御部180は、テレビチューナ140の起動中に、第2コネクタ160Bに対する外部装置の接続を検出した場合には、接続された外部装置から取得される情報に基づいて、接続された外部装置が、例えば、USB−Audio対応のオーディオ機器200であるか否かを判別する。USB−Audio対応のオーディオ機器200である場合、制御部180は、放送データに含まれる音データがオーディオ機器200から出力されないように制御するために、例えば、図2に示すように、デコードした放送データに含まれる音データを無音データに加工する。図2は、制御部180により実行される制御を説明するための概念図である。図2に示すように、制御部180は、デコードした放送データを、USB−Audio対応のオーディオ機器200に伝送するためのUSB対応のフレームD1において、音データを格納するための領域の中身(データ)を0にした無音データに加工する。音データを格納するための領域の中身(データ)を0にすることには、音データを格納するための領域のデータを0にすること、及び音量を格納するための領域のデータを0にすることが含まれる。そして、制御部180は、第2コネクタ160Bを介して、無音データをオーディオ機器200に送り出す。その結果、オーディオ機器200からは音が出力されない。制御部180は、音データを格納するための領域の中身を0にする代わりに、音データを格納するための領域に、予め設定された音声データを格納してもよい。この場合、音量は所定の音量で良い。予め設定された音声データは、例えば「著作権保護の観点から、接続されたスピーカからは音を出力することができません」という音声データである。なお、テレビチューナ140が起動中である場合には、制御部180が、テレビチューナ140により取得された放送データをデコードしている場合が含まれる。また、テレビチューナ140が起動中である場合には、制御部180が、デコードした放送データに含まれる画像データを表示部120に送り出すとともに、デコードした放送データに含まれる音データをスピーカ150、あるいは第1コネクタ160Aに接続されたイヤホンなどに送り出している場合が含まれる。
さらに、制御部180は、テレビチューナ140の起動中に、USB−Audio対応の外部装置の接続が検出された場合には、著作権保護された音はUSB−Audio対応の外部装置から出力することはできない旨の情報を表示部120に表示する。
さらに、制御部180は、テレビチューナ140の起動中に、著作権保護された音の出力先をUSB−Audio対応の外部装置に切り替えるための操作を検出した場合には、著作権保護された音の出力先をUSB−Audio対応の外部装置に切り替えることはできない旨のメッセージを表示部120に表示する。
図3〜図6を用いて、本実施形態に係る携帯電話100により実行される制御の流れを説明する。図3及び図4は、本実施形態に係る携帯電話100による制御の流れを示すフローチャートである。図5及び図6は、図4に示す制御が実行されるときの携帯電話100の表示部120における表示イメージの遷移図である。図3〜図6に示す制御は、制御部180が、音出力制御プログラム170aを記憶部170から読込んで実行することにより実現される。以下では、携帯電話100により、例えば、ワンセグの放送データが取得されているときの制御の例について説明する。
図3は、携帯電話100で取得された放送データに含まれる音データがオーディオ機器200から出力されないようにするための制御の手順を示している。図3に示すように、制御部180は、第2コネクタ160Bに対して、USB−Audio対応のオーディオ機器200の接続されたことが検出されると(ステップS101)、テレビチューナ140が起動中であるかを判定する(ステップS102)。
制御部180は、判定の結果、テレビチューナ140が起動中である場合には(ステップS102、Yes)、ワンセグの放送データに含まれる音データを無音データに加工する(ステップS103)。続いて、制御部180は、ワンセグの放送データに含まれる音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える(ステップS104)。制御部180は、音データの出力先を自動的に切り替えてもよいし、利用者の切替操作に応じて切り替えてもよい。
制御部180は、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えた後、無音データをオーディオ機器200に送出して(ステップS105)、図3に示す制御を終了する。このように、携帯電話100からオーディオ機器200に対して無音データが送られるので、ワンセグの放送データに含まれる音データが音としてオーディオ機器200から出力されることはない。
ステップS102において、制御部180は、判定の結果、テレビチューナ140が起動中ではない場合には(ステップS102、No)、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えて(ステップS106)、図3に示す制御を終了する。制御部180は、動画コンテンツあるいは音楽コンテンツなどの再生中である場合には、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えた後、コンテンツに含まれる音データをオーディオ機器200に送出する。これにより、例えば、携帯電話100において、動画コンテンツあるいは音楽コンテンツなどの再生中である場合には、動画コンテンツあるいは音楽コンテンツに含まれる音データが音としてオーディオ機器200から出力される。
図4は、図3に示す制御に対して、さらに別の制御が追加されるときの手順を示している。図4に示す制御は、ステップS206〜ステップS208の手順が、図3に示す制御とは異なる。
すなわち、図4に示すように、制御部180は、第2コネクタ160Bに対して、USB−Audio対応のオーディオ機器200の外部接続が検出されると(ステップS201)、テレビチューナ140が起動中であるかを判定する(ステップS202)。
制御部180は、判定の結果、テレビチューナ140が起動中である場合には(ステップS202、Yes)、ワンセグの放送データに含まれる音データを無音データに加工する(ステップS203)。続いて、制御部180は、ワンセグの放送データに含まれる音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えて(ステップS204)、無音データをオーディオ機器200に送出する(ステップS205)。
続いて、制御部180は、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が検出されたかを判定する(ステップS206)。
制御部180は、判定の結果、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が検出された場合には(ステップS206、Yes)、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えることはできない旨のメッセージを表示部120に表示して(ステップS207)、図4に示す制御を終了する。
これとは反対に、制御部180は、判定の結果、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が検出されない場合には(ステップS206、No)、ワンセグ(の放送データ)がオーディオ機器200に非対応である旨のメッセージを表示部120に表示して(ステップS208)、図4に示す制御を終了する。制御部180は、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が検出されない場合には、直ちに、非対応である旨のメッセージを表示してもよいし、切り替える操作が検出されない状態が一定時間継続した場合には、非対応である旨のメッセージを表示してもよい。
ステップS202において、制御部180は、判定の結果、テレビチューナ140が起動中ではない場合には(ステップS202、No)、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えて(ステップS209)、図4に示す制御を終了する。
図5及び図6を用いて、上記図4に示す制御について表示イメージを交えつつ説明する。図5に示す例は、上記図4に示すステップS201〜ステップS204の制御に対応する。図6に示す例は、上記図4に示すステップS201〜ステップS206,ステップS208の制御に対応する。
図5に示すように、制御部180は、テレビチューナ140が起動中である場合、デコードしたワンセグの放送データに含まれる画像データ10を表示部120に表示させ、デコードした放送データに含まれる音データをスピーカ150などから出力させる(ステップS301)。
続いて、テレビチューナ140の起動中に、USB−Audio対応のオーディオ機器200の接続されたことが検出されると、制御部180は、ワンセグの放送データに含まれる音データをオーディオ機器200から出力しないように制御する(ステップS302)。具体的には、制御部180は、ワンセグの放送データに含まれる音データを無音データに加工する(図3のステップS103参照)。オーディオ機器200の接続が検出された際、制御部180は、表示部120にオーディオ機器200の接続の検出を示すアイコン20を表示部120に表示させてもよい。
続いて、制御部180は、例えば、利用者の操作に応じて、インタフェース30を表示部120に表示する(ステップS303)。インタフェース30は、音の出力先を、第2コネクタ160Bに接続されたオーディオ機器200に切り替えるための操作画面である。
そして、制御部180は、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が検出されると(ステップS304)、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替えることはできない旨のメッセージ40を表示部120に表示する(ステップS305)。
実際には、切替操作が行えるようにしても、携帯電話100からオーディオ機器200に対して無音データ或いは予め設定された音声データが送出されるので、著作権保護の観点からは問題はない。しかしながら、切替操作を行えるようにした場合、切替操作を行っても、ワンセグの放送データに含まれる音データがオーディオ機器200から音として出力されないので、利用者が携帯電話100又はオーディオ機器200の故障と勘違いしてしまう恐れがある。そこで、このような不都合な事態が起こりえないようにするために、テレビチューナ140の起動中(ワンセグ起動中)は、切替操作そのものをできないようにする趣旨である。仮に、切替操作が行えるようにする場合には、切替操作自体は受入れて、USB対応のオーディオ機器200が、ワンセグの放送データに対応していない旨のメッセージを表示することにより、オーディオ機器200から音が出力されなくても、故障であると勘違いしないようにすることができる。また、携帯電話100は、OSによっては、音データの出力先を利用者が切り替える仕様である場合が考えられる。この場合、メッセージ40を表示部120に表示することは有効である。
図6に示すように、制御部180は、テレビチューナ140が起動中である場合、デコードしたワンセグの放送データに含まれる画像データ10を表示部120に表示させ、デコードした放送データに含まれる音データをスピーカ150などから出力させる(ステップS401)。
続いて、テレビチューナ140の起動中に、オーディオ機器200の外部接続が検出されると、制御部180は、ワンセグの放送データに含まれる音データをオーディオ機器200から出力しないように制御する(ステップS402)。具体的には、制御部180ワンセグの放送データに含まれる音データを無音データに加工する(図4のステップS203参照)。オーディオ機器200の外部接続が検出された際、制御部180は、表示部120にオーディオ機器200の外部接続の検出を示すアイコン20を表示部120に表示させてもよい。
続いて、制御部180は、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が検出されない場合には、ワンセグ(の放送データ)がオーディオ機器200に非対応である旨のメッセージ50を表示部120に表示する(ステップS403)。
例えば、音データの出力先を利用者が切り替えることを前提とする装置である場合、オーディオ機器200の接続後、続いて、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作が行われる場合が多いものと想定される。しかしながら、オーディオ機器200の接続後、直ぐに切替操作が行われない場合には、ワンセグの放送データがオーディオ機器200に非対応である旨を表示させることにより、例えば、図5に示すように、音データの出力先をオーディオ機器200に切り替える操作に応じて、出力先をオーディオ機器200に切り替えることができない旨のメッセージを表示するよりも前に、ワンセグの放送データの音が、USB対応のオーディオ機器200からは出力されないことを利用者にいち早く知らせる趣旨である。
上述してきたように、本実施形態では、携帯電話100が、テレビチューナ140の起動中に、USB対応のオーディオ機器200の外部接続を検出すると、デコードした放送データに含まれる音データを無音データに加工して、オーディオ機器200に送り出す。このため、本実施形態によれば、ワンセグの放送データに含まれる音データが音としてオーディオ機器200から出力されることはなく、著作物の権利を保護することができる。
さらに、本実施形態では、携帯電話100は、テレビチューナ140の起動中である場合に音データの出力先を変更できない旨のメッセージ、あるいはワンセグの放送データがUSB対応のオーディオ機器200に対応していない旨のメッセージを表示する。このため、本実施形態によれば、ワンセグの放送データに含まれる音データがオーディオ機器200から音として出力されなくても、利用者が携帯電話100又はオーディオ機器200の故障と勘違いしてしまうなどの不都合を防止でき、利用者の利便性を低下させにくい。
本実施形態では、携帯電話100が、USB対応のオーディオ機器200の外部接続を検出すると、デコードした放送データに含まれる音データを無音データに加工する制御の例を説明した。しかしながら、この例に限定されるものではなく、携帯電話100は、放送データに含まれる音データの音量(音圧レベル)そのものを「0」に調整する、あるいはミュートするような制御を行ってもよい。携帯電話100は、例えば、着信・通知音量、アラーム音量、メディア音量の中から、放送データに含まれる音データに対応するメディア音量を選択して、音量を0に調節する。あるいは、制御部180は、放送データに含まれる音データをオーディオ機器200に出力しないように制御するために、放送データの全てをバックグラウンドにするような制御を行ってもよい。
本実施形態では、第2コネクタ160BがUSBに対応する端子である例について説明したが、他の規格に準拠した端子であってもよい。すなわち、本実施形態における携帯電話100により実行される制御(図3、図4など)は、放送データに含まれる音データを外部接続された他の装置に出力する場合に、符号化を行うなど、セキュアな処理に対応していない端子であれば、適用することができる。
上記の実施形態では、添付の請求項に係る装置の例として、携帯電話について説明したが、添付の請求項に係る装置は、携帯電話に限定されない。添付の請求項に係る装置は、携帯電話以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、スマートフォン、タブレット、メディアプレイヤなど、音データを外部に出力可能な装置を含むが、これらに限定されない。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 携帯電話
110 通信部
120 表示部
130 操作部
140 テレビチューナ
150 スピーカ
160A 第1コネクタ
160B 第2コネクタ
170 記憶部
180 制御部

Claims (5)

  1. 外部装置が接続されるUSBコネクタと、
    前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されると、デジタル放送の放送波が受信されている場合、当該デジタル放送に係る著作権保護された音が前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御する制御部と
    を有する携帯電子機器。
  2. 表示部をさらに有し、
    前記制御部は、前記著作権保護された音が前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御すると共に、前記著作権保護された音は前記外部装置から出力することができない旨の情報を前記表示部に表示する請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 表示部をさらに有し、
    前記制御部は、前記著作権保護された音が前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御すると共に、前記著作権保護された音の出力先を前記外部装置に切り替えるための操作を検出した場合には、前記著作権保護された音の出力先を前記外部装置に切り替えることはできない旨の情報を前記表示部に表示する請求項1に記載の携帯電子機器。
  4. 外部装置が接続されるUSBコネクタを有する携帯電子機器によって実行される音出力制御方法であって、
    前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されたかを判定するステップと、
    前記USB−Audio対応の外部装置が接続されたと判定されると、デジタル放送の放送波が受信されているかを判定するステップと、
    デジタル放送の放送波が受信されていると判定されると、前記デジタル放送に係る著作権保護された音データが前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御するステップと
    を含む音出力制御方法。
  5. 外部装置が接続されるUSBコネクタを有する携帯電子機器に、
    前記USBコネクタにUSB−Audio対応の外部装置が接続されたかを判定するステップと、
    前記USB−Audio対応の外部装置が接続されたと判定されると、デジタル放送の放送波が受信されているかを判定するステップと、
    デジタル放送の放送波が受信されていると判定されると、前記デジタル放送に係る著作権保護された音データが前記USB−Audio対応の外部装置から出力されないように制御するステップと
    を実行させる音出力制御プログラム。
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