JP2014133764A - ステロイド化合物を中間担体としたタクソールサブマイクロエマルション - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明はタクソールサブマイクロエマルション剤の一種を公開した。本発明のサブマイクロエマルション剤は、タクソールステロイド化合物、注射用油類、注射用水、乳化剤、補助乳化剤や等張性剤を含む。紹介したタクソールステロイド化合物の中で、タクソールとステロイドのモル比は1:0.2〜4で、1:0.25〜2を優先選択する。本発明はタクソールサブマイクロエマルション剤の作製方法や用途も公開した。ステロイド化合物を中間担体として、ステロイド化合物を利用した薬物油溶性に改善して、タクソールステロイド化合物を油相に溶け、400nm平均の粒径以下、pH3.5-6の水中で油サブマイクロエマルション剤を作製し、悪性腫瘍の治療に用いた。より高い安全性と有効性を持つ。
【選択図】図1
Description
本発明の一つ目的は、一種タクソールサブマイクロエマルション剤を提供することである。それはタクソール/ステロイド化合物、注射用油、注射用水、乳化剤、補補助乳化剤と等張性剤を含める。前述のタクソール/ステロイド化合物の中のステロイドは、天然ステロイドやその派生物の中で少なくとも1種もある。前述の天然ステロイドは、コレステロール、7-水素化コレステロール(別名7 -脱水素コレステロール)、ラノステロール、シトステロール、ブラシカステロール、真菌ステロイド、イタボガキ属ステロールやスチグマステロール、マイケルステロールやエルゴステロールから選択する。コレステロール、7-水素化コレステロールとエルゴステロールを優先選択し、さらにコレステロールを優先選択する。前述の天然ステロイド派生物は、コール酸、デオキシコール酸、チェノーデオキシコール酸から選択する。
やり方1の次第:
a . タクソールをステロイドと比例によって混ぜて、適当量の有機溶剤を加入して溶解し、任意選択で抗酸化安定剤を加入する。
b . 適当の温度の条件の下で撹拌して、回転蒸発あるいはスプレー乾燥を通じて、有機溶剤を取り除いて、真空乾燥を得る。
a .一定の割合タクソールとステロイドを取り、それぞれ適当量の多様な有機溶剤を加入して溶解させ、それを混ぜて、任意選択で抗酸化安定剤を加入する。
b.適当の温度の条件の下で撹拌して、回転蒸発あるいはスプレー乾燥を通じて、有機溶剤を取り除いて、真空乾燥してそれを得る。
グリセロール含有量は本発明のタクソールサブマイクロエマルション剤総量の1. 0〜3.0%(g/ml)で、1.5〜2.5%g/ml)を優先選択する。
本発明では前述のタクソールサブマイクロエマルション剤も安定剤を加入することもでき、オレイン酸、オレイン酸ナトリウムやPEG類の一種から選択し、優先選択した安定剤がオレイン酸やPEGで、最もオレイン酸を優先選択する。
オレイン酸の含有量は本発明のタクソールサブマイクロエマルション剤総量の0.05-0.5%(g/ml)で、0.1-0.2%(g/ml)を優先選択する。
本発明では前述の「一種又はその混合物」や「少なくとも一種」は選択した物質の中の一種または2種類の混合物とか、もっと多様な混合物である。
▲注射用水を取り、乳化剤、補補助乳化剤と等張性剤を加入して、ワーリングブレンダーやカット機の中に入れ、均一の水相を分散で作られ、40-80℃まで加熱し、温度を保つ。
▲タクソール/ステロイド化合物を別に取り、任意選択で安定剤と一緒に40-80℃まで予熱した注射の油の中に溶かして、ワーリングブレンダーやカット機の中に入れ、均一の油相を分散で作られている
▲攪拌する条件の下で、水相を油相の中にゆっくりと加入し、10000-20000回転/ min切り取り5〜10minによって、均一の初乳になり、高圧均質機の中へ迅速に移転し、粒径を抑制して400nm以下まで均質乳化して、300nm以下を優先選択し、全部乳液を収集し、塩酸でpH 3.5〜6.0まで調節し、4.0〜5.0を優先選択し、また適切な水を添加してそれを得ることになる。
それは以下の次第を含める:
▲注射用水を取り、乳化剤、補補助乳化剤と等張性剤を加入して、攪拌して水相になり、40-80℃まで加熱し、温度を保つ。
▲タクソール/ステロイド化合物、乳化剤/又は安定剤を別に取り、40-80℃まで予熱した注射の油の中に溶かして、ワーリングブレンダーやカット機の中に入れ、均一の油相を分散で作られている。
▲攪拌する条件の下で、水相を油相の中にゆっくりと加入し、10000-20000回転/ min切り取り5〜10minによって、均一の初乳になり、高圧均質機の中へ迅速に移転して乳化する、粒径を抑制して400nm以下まで、100-300nm以下を優先選択し、全部乳液を収集し、塩酸でpH 3.5〜6.0まで調節し、4.0〜5.0を優先選択し、また適量の水を添加する(全量まで)、それを得ることになる。
実験化合物1〜実験化合物6:本発明特許の技術要求のとおりに、コレステロール、7 水素化コレステロールとエルゴステロールを選択して使用したリポソーム材料として、2組タクソール/コレステロール化合物モル比は1:1と1:2)、2組タクソール/7 水素化コレステロール化合物(モル比は1:1と1:4)、2組タクソール/エルゴステロール化合物(モル比は1:1と1:4)を作製する。具体的に作製やり方: タクソールとステロイドをいっしょに三角フラスコの中に置いて、アセトン2000mlをその中に入れて溶解し、40℃温度の条件の下で1時間で攪拌する回転蒸発器の中に移す、回転蒸発法によって溶剤を取り除く、40℃減圧と真空乾燥24時間によって得ることができる。
6組の実験化合物と4組参照比較化合物の構成および作製結果は下の表を参照比較してください。
▲ 約130 〜 140ml注射用水を取り、処方量によって卵黄レシチン、ポロキサマー(188)とグリセロールを加入して、ワーリングブレンダーの中に入れて分散し、均一の水相を作られ、40℃まで加熱し、温度を保つ。
▲処方量によって大豆油を取り、40℃まで予熱し、実施例1の作製したタクソールコレステロール化合物1を量って取り、予熱の大豆油の中に溶かして、ワーリングブレンダーの中に入れて均一の油相を分散で作られる。
▲攪拌する条件の下で、水相を油相の中にゆっくりと加入し、10000回転/ min切り取り5〜10minによって、均一の初乳になり、高圧均質機の中へ迅速に移転して、6回均質を行って、全部乳液を収集し、0.1mol/L塩酸でpH を4.0±0.5まで調節し、また水を200mlまで添加し、均等に振り、分けて入れ、115℃/ 30分で滅菌し、それを得ることになる。
▲約130 〜 140ml注射用水を取り、処方量によってポロキサマー(188)とグリセロールを加入して、ワーリングブレンダーの中に入れて分散し、均一の水相を作られ、80℃まで加熱し、温度を保つ。
▲処方量によって大豆油を量り取り、80℃まで予熱し、処方量によって化合物2、卵黄レシチンやビタミンEを量って取り、予熱の大豆油の中に入れ、ワーリングブレンダーの中に入れて均一透明の油相を分散溶解で作られる。
▲攪拌する条件の下で、水相を油相の中にゆっくりと加入し、20000回転/ min切り取り10minによって、均一の初乳になり、高圧均質機の中へ迅速に移転して、6回均質を行って、全部乳液を収集し、0.1mol/L塩酸でpH 5.5±0.5まで調節し、また水を200mlまで添加し、均等に振り、分けて入れ、115℃/ 30分で滅菌し、それを得ることになる。
実施例3と同じである。そのうちpH値を5.0±0.5に調節する。
サブマイクロエマルション9-サブマイクロエマルション12、乳化剤(大豆リン脂質)の用量は、それぞれサブマイクロエマルション剤の総量の1.2%(g/ml)と1.2%(g /ml)と1.2%(g/ml)と1.5%(g/ml)である。補助乳化剤ポロキサマー(188)の用量は、みなサブマイクロエマルション剤の総量の2.0(g/ml)である。タクソールの装薬量は、それぞれ0.5mg/ml、1.0mg/ml、2.0mg/mlと5.0mg/mlである。レーザー粒度寸法測定器によって測定し、4組の乳剤の平均粒径はそれぞれ165nm、153nm、127nm、138nmである。
実施例3と同じである。そのうちpH値を4.5±0.5に調節する。
サブマイクロエマルション13-サブマイクロエマルション16、乳化剤(大豆リン脂質)の含有量は、それぞれサブマイクロエマルション剤の総量の1.2%(g/ml)と1.2%(g /ml)と1.2%(g/ml)と2.0%(g/ml)である。補助乳化剤ポロキサマー(188)の用量は、サブマイクロエマルション剤の総量の1.5%(g/ml)、1.5%(g/ml)、2.0%(g/ml) と2.0%(g/ml))である。タクソールの装薬量は、それぞれ1.0mg/ml、1.5mg/ml、2.0mg/mlと5.0mg/mlである。レーザー粒度寸法測定器によって測定し、4組の乳剤の平均粒径はそれぞれ145nm、138nm、133nm、146nmである。
実施例2と同じである。そのうちpH値を5.5±0.5に調節する。
サブマイクロエマルション17-サブマイクロエマルション20、乳化剤(卵黄レシチン)の含有量は、それぞれサブマイクロエマルション剤の総量の1.5%(g/ml)、1.5%(g/ml)、2.0%(g/ml) と3.0%(g/ml)である。補助乳化剤ポロキサマー(188)の用量は、サブマイクロエマルション剤の総量の2.0%(g/ml)、2.0%(g/ml)、3.0%(g/ml) と3.0%(g/ml)である。タクソールの装薬量は、それぞれ0.5mg/ml、1.0mg/ml、2.0mg/mlと5.0mg/mlである。レーザー粒度寸法測定器によって測定し、4組の乳剤の平均粒径はそれぞれ255nm、263nm、285nm、232nmである。
実施例3と同じである。
サブマイクロエマルション21とサブマイクロエマルション22の中で、脂肪酸グリセロールエステル乳化剤の用量は、サブマイクロエマルション剤の総量の1.5%(g/ml)と2.0%(g/ml)である。サブマイクロエマルション23と24は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを使用して乳化剤とする、その用量は、サブマイクロエマルション剤の総量の2.0%(g/ml)と3.0%(g/ml)である。サブマイクロエマルション21-サブマイクロエマルション24の中で、補助乳化剤ポロキサマー(188) の用量は、サブマイクロエマルション剤の総量の1.5%(g/ml)、2.0%(g/ml)、2.0%(g/ml) と3.0%(g/ml)である。タクソールの装薬量は、それぞれ0.5mg/ml,1.0mg/ml,2.0mg/mlと4.0mg/mlである。レーザー粒度寸法測定器によって測定し、4組の乳剤の平均粒径はそれぞれ145nm、133nm、126nm、158nmである。
実施例5と同じである。
サブマイクロエマルション25-サブマイクロエマルション28の中で、タクソールの装薬量はみな1.0mg/mlである。レーザー粒度寸法測定器によって測定し、4組の乳剤の平均粒径はそれぞれ143nm、138nm、141nm、132nmである。
実施例2 -実施例8の中で作製した28.組のサブマイクロエマルション各50mlを取り、3%(w/v)マンニトールを入れ、攪拌して溶解させ、0.2μm精密濾過膜で濾過し、冷凍乾燥を行う、干乳剤を得る。
テスト例1:さまざまなステロイド用量の化合物はサブマイクロエマルション剤の封入率に対して影響を考察している
サブマイクロエマルション剤の中で薬物総量の測定:乳剤10mlを精密的に量り取り、250mlメスフラスコに入れ、無水エタノールを入れて乳剤を破壊した後,目盛りまで希釈して、均等に振り、試験製剤とする。また適量のタクソール対照物質を精密的に量り取り、無水エタノールで溶解して、濃度40μg / mLの溶液を希釈して対照液とする。精密的に量り取って各20μLの試験製剤と対照液をクロマトグラフに注入し、Kromasil-C18(300mm×4.6mm,5μm)をクロマトグラフィーカラムとして、アセトニトリル-水(54:46)を移動相とする、流速が1.0mL/min、検出波長が230nm、カラム温度は部屋の温度で、サンプルサイズが10μLである。クロマトグラム図を記録しピーク面積によると外部標準法どおり乳剤の中でタクソール濃度と乳剤の中で薬物の総量を計算し、W総を記載している。
油相と油水面は含まれた薬物総量: W油相+油水油水面= W総-W水相、
実施例2 -実施例7作製した28組サブマイクロエマルション剤を取り、上述のやり方のとおりに封入率を測定したり計算している、下表2中のとおりである。結果によると、中間担体のステロイド用量はタクソール重量の0.09〜1.86(その中ではコレステロールをリポソーム材料とする場合、用量がタクソールの0.45〜090)の時、作製した違う装薬量のサブマイクロエマルション剤の封入率は、いずれも90%以上で、このうち装薬量が2mg/mlより低い場合、封入率は95%以上、水相の中に遊離している薬物が少ないからである。
実施例1項で作製の参照比較化合物1-参照比較化合物4を取り、下記の処方のとおり作製したサブマイクロエマルション剤29〜サブマイクロエマルション剤32によって、装薬量はそれぞれ0.5、1.0、1.0と2.0mg/mlで、対比研究を使ってきた。
具体的な処方、作製やり方や測定の封入率の結果は以下のとおり。
約130〜140ml注射用水を取り、処方量によって卵黄レシチン、ポロキサマー(188)とグリセロールを加入して、ワーリングブレンダーの中に入れて分散し、均一の水相を作られ、40-80℃まで加熱し、温度を保つ。
サブマイクロエマルション剤29〜サブマイクロエマルション剤32を取り,前述の封入率測定やり方によって則で測定して,封入率は65.7%〜84.5%で、詳しい下の表3のように。
実施例2 -実施例8で作製した28組サブマイクロエマルション剤(下表が乳剤1〜28で表記されている)とテスト例1で作製した4組の参照比較サブマイクロエマルション剤(下表が乳剤29〜32で表記されている)を取り、それぞれ4℃条件の下に貯蔵12ヵ月間、0、6、12ヵ月でサンプリング調査し、以下のやり方によって外観、粒径、含有量および不純物の変化を考察します。
粒径:サブマイクロエマルション剤を取り, MASTER SIZER 2000レーザー粒度寸法測定器(MALVERN)を採用して粒径を測定する。
含有量および関連物質:適量のタクソールサブマイクロエマルション剤を精密的に量り取り、無水エタノールを入れて乳剤を破壊し、適当濃度の試験製剤を作製する。精密的に量り取って各20μLの試験製剤をクロマトグラフに注入し、HPLC 法によってKromasil-C18(300mm×4.6mm,5μm)をクロマトグラフィーカラムとして、アセトニトリル-水(54:46)を移動相とする、流速が1.0mL/min、検出波長が230nm、カラム温度は部屋の温度で、法則に従って測定し、クロマトグラム図を記録し、ピーク面積で外部標準法によって乳剤の中で薬物の含有量を計算し、帰一法によって不純物の含有量を計算する。
測定結果:細かいことは下表のとおり。
テスト薬物:
試作薬物溶液:実施例5で作製したサブマイクロエマルション剤14;
参照比較製剤溶液:市販されているタクソール注射液「紫杉素」(規格が5ml:30mg)は、使用する前に生理塩水でタクソール濃度2mg/mlの溶液を含有しているものを薄めで作られている
陽性対照薬の溶液:1.0%のオボアルブミン;
空白乳剤溶液:実施例5のサブマイクロエマルション剤14処方で構成され、タクソールコレステロール化合物を加入しない、空白乳剤を作製する;
ケイビー,体重300g±20g,雌と雄は半々である。
体重300g±20gの健康ケイビー30頭を取り、5組にランダムに分けて、組ごとに6頭で、雌と雄は半々である。実験の開始前に、動物をあらかじめ1週間に飼育して、行事の表現を観察する。各組ケイビーを一日おきに、それぞれ0.3mlの供試薬物溶液(サブマイクロエマルション剤組)、参照比較製剤溶液(参照比較製剤組)、陽性対照溶液(陽性対照組)、空白乳剤(空白乳剤組)と空白溶媒(空白溶媒組)を腹腔内に注射して、計3回の注射をした、その感作をさせることで、このうち供試薬物組のタクソール剤量が2mg/kgである。最後に次々と投薬した第12dには、各組の動物に静脈注射して、それぞれ1.0mlの供試薬物溶液、参照比較製剤溶液、陽性対照溶液、空白乳剤と空白溶媒を静脈注射して激発を行う、このうち供試薬物組のタクソール激発剤量が6mg/kgである。各組ケイビーに静脈注射した後の動物の反応を観察し、結果が下表のとおりである。
テスト薬物:サブマイクロエマルション供試溶液は、実施例5で作製したサブマイクロエマルション剤14を取って、参照比較製剤溶液が市販したCremophor ELのタクソール注射液(規格は5ml:30mg)を含有して、使用する前に、生理塩水で薄めで作られているのが含有されてタクソール濃度は2mg/mlの溶液である。
組1:参照比較製剤溶液25mg/kg剤量を単回投与する;
組2:参照比較製剤溶液29mg/kg剤量を単回投与する;
組3:参照比較製剤溶液29mg/kg剤量を投与した後、間隔4日で1回を繰り返して投与する;
組4:サブマイクロエマルション供試溶液29mg/kg剤量を二日連続して投与する;
組5:サブマイクロエマルション供試溶液29mg/kg剤量を三日連続して投与する;
組6:サブマイクロエマルション供試溶液29mg/kg剤量を投与した後、間隔4日で1回を繰り返して投与する;
組7:サブマイクロエマルション供試溶液は44mg/kg剤量によって単回投与する;
毒性の結果は下表のとおり、体重変化の曲線のダイヤグラムが付図2を参照してください
テスト動物:ヌードマウス
テストサンプル:
市販したCremophor ELの一般注射剤を含有するものは、20、30、45mg/kgに合計3つ剤量組を設ける;
実施例5では作製したサブマイクロエマルション剤14は、30、45、67.5、101.25mg/kgに合計4つ剤量組を設ける;
テスト目的:最大の耐受剤量の下で、タクソールサブマイクロエマルション剤によって人間の乳癌MDA-MB-231ヌードマウス異種移植腫瘍の成長抑制の効果に対することを観察比較して、注射用の白相アルブミンのタクソールナノ粒および市販されている一般注射液(紫杉素)と比較している。
1)実施例5の作製されていたタクソールサブマイクロエマルション剤14;
2)市販されているタクソール一般注射液(紫杉素、北京協和製薬廠)、許可番号100102、規格30mg / 5ml;
3)注射用アルブミン接合型タクソールナノ粒(アイコンは注射用タクソール)、米国医薬パートナーズ公司の製品、許可番号205133、規格100mg/1g;
陰性対照組、タクソール一般注射液組、アルブミンナノ粒組、タクソールサブマイクロエマルション組を設ける
タクソール注射液組の剤量は20mg/kg/1回である。
タクソールサブマイクロエマルション剤組の剤量は45mg/kg/1回と67.5mg/kg/1回である。
動物模型:
人の乳癌MDA-MB-231ヌードマウス異種移植性腫瘍の模型、
媒介性腫瘍マウスは北京中米冠科バイオ技術(北京)有限公司から導入する
腫瘍成長が良い、全身の状況が相対的によくMDA-MB-231媒介性腫瘍の動物を選択し、頚椎脱臼で殺される。無菌の条件の下で腫瘍を取り出すと、好ましい組織を選択し、外科用メスで腫瘍を直径2〜3mmの腫瘍塊に切り分けて、套管針でヌードマウスのわき後の皮下に接種する。接種後では腫瘍が自生している。
分組投与その日をゼロ日(DO)として、実験過程の中で、3日ごとに被試動物腫瘍と体重の変化を1回検査する。
、その他の投与組の各組腫瘍生長状況について観察比較を続ける。
実験第45日間(D45)では、紫杉素注射液20mg/ kg組の動物の平均腫瘍体積が1500mm3に接近し、この組のマウスを殺す。
実験第53日間(D53)では、注射用アルブミン接合型タクソールナノ粒45mg/kg組の動物の平均腫瘍体積が1700mm3大きさに達し、この組のマウスを殺す。
実験第80日間(D80)では、実験を終え、この時タクソールサブマイクロエマルション剤45mg/kg剤量組の動物の平均腫瘍体積がわずか198mm3ほどの大きさで、67.5mg/kg投与組の動物腫瘍がすべてなくなり、再発しなかった。
薬を投与した後の第25日まで、タクソール一般注射液と注射用アルブミンタクソールナノ粒実験組は、動物の相対的に腫瘍体積がそれぞれ1.41と0.92で、タクソールサブマイクロエマルション剤腫瘍体積がほとんどなくなって、相対的に腫瘍体積が0.06で僅かである。
薬を投与した後の第45日までの場合、一般注射液組腫瘍が高速の生長し、相対的に腫瘍体積が14.3に達した(この時、殺す)。注射アルブミンナノ粒腫瘍の成長速度は一般の注射液より著しくゆっくりであるが、相対的に腫瘍の体積も6 . 5に達する。タクソールサブマイクロエマルション剤腫瘍体積がほとんど目立って増加傾向を示さない、相対的に腫瘍体積が0.11で僅かである。
Claims (20)
- タクソール/ステロイド化合物、注射用油、注射用水、乳化剤、補助乳化剤と等張性剤が含まれており、
前述のタクソール/ステロイド化合物の中でタクソールとステロイドのモル比は、1:0.2〜4であることを特徴とするサブマイクロエマルション剤。 - 前述のタクソール/ステロイド化合物の中のステロイドは天然ステロイドやその派生物からなる群より選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項1のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 前述の天然ステロイドとして、コレステロール、7水素化コレステロール、ラノステロール、シトステロール、ブラシカステロール、真菌ステロイド、イタボガキ属ステロール、スチグマステロール、マイケルステロールとエルゴステロールの中から少なくとも一種を選択し、
前述の天然ステロイド派生物として、コール酸、デオキシコール酸、チエノーデオキシコール酸の中から少なくとも1種を選択することを特徴とする請求項2に記載のタクソールサブマイクロエマルション剤。 - 前述のサブマイクロエマルション剤の乳剤液滴の平均粒径は400nm以下で、前述の油相の用量の割合はサブマイクロエマルション剤総量の5〜35%(ml/ml)で、タクソールで装薬量をはかることは0.25mg/ml〜5mg/mlであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 前述の注射用油として、長鎖の油と中鎖の油(MCT)の一種あるいはそれらの混合物から選択し、
前述の長鎖の油は長鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸エステルと長鎖脂肪アルコールから選択し、
前述の中鎖の油は中鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸エステルと中鎖脂肪アルコールから選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。 - 前述の注射用油が長鎖脂肪酸で、前述の中鎖の油(MCT)が中鎖脂肪酸グリセロールドであることを特徴とする請求項5に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 前述の乳化剤が非イオン界面活性剤や天然界面活性剤であり、
前述の非イオン界面活性剤として、脂肪酸グリセリド、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタンアルコ−ルおよびソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ビタミンE派生物類やポリウレタンオレフイン共重合体の中で少なくとも一種から選択し、
前述の天然界面活性剤として、卵黄レシチン、大豆リン脂、コレステロールとエ−ル酸、アルギン酸ナトリウムやキトサンの中で少なくとも一種から選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。 - 前述の乳化剤の含有量がサブマイクロエマルション剤総量の0.5〜5%(g/ml)であることを特徴とする請求項7に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 前述の補助乳化剤がポリエチレンクリゴール(PEG)類とポロキサマー1888の中で少なくとも一種から選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 前述の補助乳化剤の含有量がサブマイクロエマルション剤総量の0%〜5%(g/ml)であることを特徴とする請求項9に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 前述の等張性剤がグリセロール、キシリトール、ソルビンアルコ−ル(砂糖)とマンニト−ルの中の一種または複数であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。
- さらに、オレイン酸、オレイン酸ナトリウムやPEGの中で一種から選択される安定剤を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。
- さらに、ビタミンEやビタミンEエステル派生物から選択される抗酸化剤を含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤。
- 次の工程を含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤の作製方法。
注射用水を取り、乳化剤、補助乳化剤と等張性剤を加入して、ワーリングブレンダーやカット機の中に入れ、均一の水相を分散で作られ、40−80℃まで加熱し、温度を保つ。
タクソールとステロイド化合物を別に取り、前述の比率によって混合し、適量の有機溶剤を加入して溶解し、適切な温度条件の下で攪拌し、有機溶剤を取り除いて、真空乾燥で化合物に作られた。タクソール/ステロイド化合物を別に取り、任意選択で安定剤と一緒に40−80℃まで予熱した注射の油の中に溶かして、ワーリングブレンダーやカット機の中に入れ、均一の油相を分散で作られている。
攪拌する条件の下で、水相を油相の中にゆっくりと加入し、10000−20000回転/min切り取り5〜10minによって、均一の初乳になり、高圧均質機の中へ迅速に移転し、400nm以下まで粒径を抑制して、全部乳液を収集し、塩酸でpH3.5〜6.0まで調節し、また適切な水を添加してそれを得ることになる。 - 次の工程を含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤の作製方法。
注射用水を取り、補助乳化剤と等張性剤を加入して、攪拌して水相になり、40−80℃まで加熱し、温度を保つ。
タクソールとステロイド化合物を別に取り、前述の比率によって混合し、適量の有機溶剤を加入して溶解し、適切な温度条件の下で攪拌し、有機溶剤を取り除いて、真空乾燥で化合物に作られた。タクソール/ステロイド化合物を別に取り、40−80℃まで予熱した注射の油の中に溶かして、ワーリングブレンダーやカット機の中に入れ、均一の油相を分散で作られている。
攪拌する条件の下で、水相を油相の中にゆっくりと加入し、高速的な攪拌して切り取り、均一の初乳になり、高圧均質機の中へ迅速に移転し、400nm以下まで粒径を抑制して、全部乳液を収集し、塩酸でpH3.5〜6.0まで調節し、また適量の水を添加してそれを得ることになる。 - 輸液剤や干乳剤の形式として作成されて提供され、
請求項1〜13のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤をふくむことを特徴とする製剤。 - 製剤の形式が輸液剤であって、
請求項1〜13のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤を、スチーム殺菌や熱圧滅菌で、無菌工芸処理を通じて、バルキングし、請求項16に記載の製剤を得ることを特徴とする製剤の製造方法。 - 製剤の形式が干乳剤であって、
請求項1〜13のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤を、プロッパントを適量入れ、無菌処理した後、冷凍乾燥し、請求項16に記載の製剤を得ることを特徴とする製剤の製造方法。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載のサブマイクロエマルション剤または、請求項16に記載の製剤の、卵巣癌と乳癌、非小細胞肺がん、頭頸部がん、肝臓がんと胃がんを治療するための薬剤としての応用。
- 請求項16に記載の製剤の、卵巣癌と乳癌、非小細胞肺がん、頭頸部がん、肝臓がんと胃がんを治療するための薬剤としての応用。
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