JP2014133573A - 物品箱詰装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一端部4aが細く他端部4bが大径となるテーパ状の物品4を集積した物品群4Aを損傷することなく箱詰めする。
【解決手段】前記形状の複数の物品4を、逆方向の階段状に配置した2列のホルダ88、89に、一端部4aを下方に向けた起立状態で保持させ、このホルダ88、89の下端を内側に向けて回転させ、物品4を横臥姿勢にする。各列の物品4の一端部4aを向かい合う状態にした後、全体を所定角度回動させ、物品4の他端部4bを結ぶ線を端部の物品4の側面と直角な状態にする。その後、2列の物品4を互いに接近させ、一方の列の物品4の前記一端部4aと他の列の物品4の他端部4bを隣接させた状態にする。さらに、各物品4の間隔を狭めて隣接した物品4を密着させる。10個の物品4を集積させた物品群4Aの平面形状がケース16の形状と同じように長方形になる。
【選択図】図6

Description

本発明は複数の物品を集積して箱詰めする物品箱詰装置に係り、特に、一端部が他端部側よりも細いテーパ形状の物品を、前記一端部側が交互に逆方向を向くように集積して箱詰めを行う物品箱詰装置に関するものである。
一端部が細く他端部が次第に太くなったテーパ状の物品、例えば、円錐形状の物品等を集積して箱詰めを行う物品箱詰装置はすでに知られている(特許文献1または特許文献2参照)。特許文献1に記載された箱詰め装置では、円錐体(コーン)を、その小径の先端部が互いに逆方向を向くように交互に配置して複数個集積した後箱詰めをするようにしている。
この特許文献1に記載された箱詰め装置によりコーンを集積した状態では、コーンの大径側の平坦な底面が同一平面上に位置するように集積しているので、集積された物品群の両端部に位置するコーンの外側の面が、前記底面に対し傾斜した状態、つまり物品群の平面形状が平行四辺形になっている。
また、特許文献2に記載された装置は、複数のコーンを集積して箱詰めをする装置であり、前記特許文献1に記載された装置と同様に、コーンの底面を同一平面上に並ぶように集積した後、これら集積されたコーンの両端部を刃状壁43で押圧して、物品群全体の配置をほぼ長方形となるようにしている。
特開昭59−115202号公報 US4901502号公報
前記特許文献1に記載された発明の構成では、全体として平行四辺形の外形を有する物品を箱詰めするためには、箱のサイズに余裕を持たせるか、適度なサイズの箱に無理に押し込むことになる。余裕のあるサイズの箱に物品を収容した場合には、搬送中に物品が移動して破損するおそれがある。また、適度なサイズの箱に物品を無理に詰めようとすると、箱詰め時に物品が破損するおそれが生じる。
また、特許文献2に記載された発明の構成では、物品群の両側から刃状壁43によって強制的に圧縮することにより集積形態を形成しているので、物品が破損する可能性が高いという問題があった。
本発明は、一端部が他端部よりも小さいテーパ形状を有する物品を複数個、横臥姿勢でその一端部と他端部が交互に位置するように配置した物品群を形成する物品群形成手段と、前記物品群を収容可能なケースを供給するケース供給手段と、前記物品群を保持して前記ケース内に挿入する物品群挿入手段とを備えた物品箱詰装置において、前記物品群形成手段が、前記他端部を上方へ向けた起立姿勢の複数個の物品からなる2列の物品列を、第1の物品列がこの列の一方の端部に位置する物品から他方の端部に位置する物品へ徐々に高くなるように、また、第2の物品列がこの列の一方の端部に位置する物品から他方の端部に位置する物品へ徐々に低くなるように整列させて保持する物品列保持手段と、前記物品列保持手段に保持された2列の物品列を、各列の前記一端部側を互いに対向する方向に向けて横臥姿勢にするとともに、2列の各物品を互いに接近する方向に移動させて交互に位置するように配置して前記物品群を形成する姿勢変更手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記物品群挿入手段は、保持した物品群を水平面内で所定角度回転させて、物品群の平面視形状を前記ケースの形状に合致させることを特徴とするものである。
さらに、第3の発明は、前記第1の発明または第2の発明において、前記物品は円錐形状または円錐台形状であることを特徴とするものである。
本発明の物品箱詰装置は、2列の物品列を、起立した姿勢で、各列の物品が逆方向に順次高さを異ならせた状態でホルダに保持させ、これら2列の物品を、細い一端部が互いに他方の列側を向くように横臥姿勢に変更した後、各物品を互いに接近させるようにしたので、箱詰めを行う際や搬送時の物品への衝撃を最小限として物品の破損を避けることができ、しかも、集積した物品群全体の外形を箱の形状に合わせた矩形形状とすることが可能になり、箱内へスムーズに物品群を挿入することができるという利点がある。
図1は本発明の一実施例に係る物品箱詰装置の全体の構成を示す側面図である。(実施例1) 図2は移載装置の第2ヘッドを示す側面図である。 図3は移載装置の第2ヘッドの第1列を示す正面図である。 図4は移載装置の固定フレームおよび移動フレームを示す平面図である。 図5は姿勢変更装置のホルダおよびその駆動部を示す平面図である。 図6は姿勢変更装置の側面図であり、図5のVI方向矢視図である。 図7は姿勢変更装置の第2列のホルダを示す正面図であり、図5のVII方向矢視図である。 図8は姿勢変更装置の第1列のホルダを示す正面図であり、図5のVII方向矢視図である。 図9の(a)図は第1列のホルダに保持された物品を示す正面図、(b)図は第2列のホルダに保持された物品を示す正面図であり、いずれも図1のIX方向から見た図である。 図10はホルダに保持された物品を横臥姿勢にした状態を示す平面図である。 図11は図10のXI方向矢視図である。 図12は横臥姿勢にされた物品を所定角度回転させた状態を示す平面図である。 図13は箱詰め時の状態に集積された物品群を示す平面図である。
一端部が細く他端部に向かって次第に大径となるテーパ状の物品を、起立した状態で供給トレイに支持させ、トレイ供給コンベヤによって搬送して物品の抜き取り部へ供給する。供給トレイ上には複数列にそれぞれ複数個の物品(例えば、各列5個ずつ8列で合計40個の物品)が整列されて支持されている。この物品箱詰装置には、前記抜き取り部に隣接して2台の姿勢変更装置を備えた集積部が配置され、さらに、この集積部に隣接して空のケース内に前記物品を複数個集積した物品群を挿入する挿入部が配置されている。これら抜き取り部、集積部および挿入部の3箇所の処理部の上方を移動可能な移載手段が設けられている。この移載手段は、複数の物品を保持する第1ヘッドと第2ヘッドを備えており、これら第1ヘッドと第2ヘッドが一体として前記各処理部上を往復移動する。
第1ヘッドは、供給トレイ内に支持されている複数列の物品から2列分の物品を保持して取り出すように、2列のメカチャックを備えている。例えば、各列5個ずつ2列のメカチャックは、供給トレイに支持されている物品列の一つおきの2列分(例えば、第1列と第3列)の物品を保持できるように、これらの物品の配置と同じ間隔で第1ヘッドに固定されている。この第1ヘッドによって物品を取り出して、集積部の姿勢変更装置に受け渡す。姿勢変更装置は、2列で各列5個のホルダが階段状に設けられており、これらホルダを起立した状態で物品を保持する受け入れ姿勢と、横臥姿勢にした受け渡し姿勢とに姿勢を変更可能であり、かつ、一方の列を他方の列に対し、物品の配置の半ピッチ分ずらすことができる。第1ヘッドから姿勢変更装置に受け渡された物品は、一方の列を半ピッチ分ずらした後、前記一端部を互いに他方の列に向けた横臥姿勢に変更される。
移載装置の第2ヘッドは、2列の物品を保持できるように2列の吸着チャック列を備えている。これらの吸着チャックは、各列を接近させることおよび各列内で互いに接近させることができ、さらに、全体として回動させることができる。この第2ヘッドによって前記横臥姿勢の物品を吸着し、回動させ、物品列を互いに接近させて2列の物品が逆向きで交互に、つまり互い違いに配置させた後、各物品の間隔を詰めることにより集積された物品の全体の外形をケースの形状と同じ矩形にすることができる。このような構成によって、前記形状の物品を集積させて箱詰めする際に、物品の破損を防止するとともに、ケースの形状に対応させた物品をスムーズに挿入するという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この実施例に係る物品箱詰装置は、供給トレイ2上に載せられた複数の物品4が、トレイ供給コンベヤ6によって搬送され、抜き取り部Aまで供給される。供給トレイ2が抜き取り部Aに停止している間に、上方に配置された移載手段8の第1ヘッド10によって抜き取られる。複数本の物品4を抜き取った第1ヘッド10は、抜き取り部Aに隣接して配置された集積部Bの姿勢変更装置12、14にこれらの物品4を引き渡す。引き渡された物品4は、姿勢変更装置12、14で、複数の物品4をケース16内に挿入される形態に集積するために姿勢を変更された後、前記移載手段8の第2ヘッド18(物品群挿入手段)によって保持され、挿入部Cに配置されている空ケース供給コンベヤ20によって搬送されてきたケース16内に挿入される。内部に所定個数の物品4が収容された実ケース16Aは、実ケース排出コンベヤ22に移されて排出される。この実施例では、前記抜き取り部A、集積部Bおよび挿入部Cが、機枠24内に順次配置されており、前記第1ヘッド10および第2ヘッド18を備えた移載手段8が、機枠24の上部に固定されているYビーム26に沿ってY方向(図1の左右方向)に進退動して、物品4の受け渡しを行う。
この実施例に係る物品箱詰装置で扱われる物品4は、一端部4a側(図1の供給トレイ2に保持されている物品4の下部側)が細く、他端部4b側(前記物品4の上部側)が太くなったテーパ状をしている円錐形の物品である。この物品4が、供給トレイ2に前記一端部4aを下方に向けて直立した状態で支持されている。この実施例では、供給トレイ2に、それぞれ5個の物品4で構成される物品列が8列、合計40個の物品4が保持されている。なお、図1の供給トレイ2の下方に物品列の数(第1列〜第8列)を記載している。
移載手段8は、抜き取り部Aで供給トレイ2内に支持されている物品4を取り出して、隣接して配置された集積部Bの姿勢変更装置12、14に受け渡す第1ヘッド10と、姿勢変更装置12、14で姿勢が変更され所定の形状に配置された複数の物品4を取り出して、箱詰め時の形状に集積した物品群4A(後に説明する図13参照)とした後、空ケース供給コンベヤ20によって挿入部Cに搬送されてきた空のケース16に挿入する第2ヘッド18とを備えている。
第1ヘッド10は、供給トレイ2によって供給されてきた物品4を保持して取り出すもので、この実施例では、2列分の物品4を同時に保持するために、2列各5個ずつの10個のメカチャック28を備えている。この実施例では、供給トレイ2に収容されている物品4を1列おきの2列分保持するように、2列のメカチャック28は、供給トレイ2内に配置された物品4の、一列おきの2列の物品4の間隔(例えば、図1の供給トレイ2内の第1列と第3列の間隔)に取り付けられている。また、これらのメカチャック28は、X方向(図1の紙面の手前から奥に向けた方向)に並ぶ5個が、供給トレイ2内の各列5個の物品4の間隔に対応した間隔で固定されている。
10個のメカチャック28を備えた第1ヘッド10は、移載手段8のフレーム30の縦方向の部材30aに鉛直方向を向けて固定された昇降シリンダ32のピストンロッドに取り付けられており、この昇降シリンダ32の作動によって昇降する。第1ヘッド10の上昇時には、メカチャック28が、搬送されてきた供給トレイ2内の物品4に干渉しない高さ(図1に示す高さ)に位置し、下降時には、供給トレイ2内の物品4を掴む高さと、姿勢変更装置12、14に引き渡す高さに位置するようになっている。各メカチャック28は、前記テーパ形状の物品4に対応した複数の爪28aを有しており、これら複数の爪28aを開閉することにより物品4を保持し、また、解放する。
第2ヘッド18は、第1ヘッド10によって姿勢変更装置12、14に受け渡され、この姿勢変更装置12、14で姿勢が変更された物品4を取り出し、前記物品群4Aの形態に集積した後ケース16内に挿入するものであり、第1ヘッド10と同様に、同時に10個の物品4を保持するように、2列各5個の10個の吸着チャック34、35を有している。この吸着チャック34、35は、第1ヘッド10のメカチャック28と異なり、ピッチを変更できるようになっている。つまり、図2の右側の吸着チャック列(以下、第1列34Aの吸着チャック34と呼ぶ)と同図の左側の吸着チャック列(以下、第2列35Aの吸着チャック35と呼ぶ)との間隔を調整可能である。また、各列のX方向に並んだ5個の吸着チャック34、35の間隔も調整可能である。
第2ヘッド18は、前記移載装置18のフレーム30に直立して固定された昇降アクチュエータ36によって全体として昇降できるようになっている。この昇降アクチュエータ36に相対回転可能に連結されたロッド38(図2および図3参照)の下端にベース40が固定され、このベース40の下方に、ステー42を介して長方形の枠体から成る固定フレーム44(図4参照)が取り付けられている。この固定フレーム44の短辺44a、44bの内側に、両側の長辺44c、44d間に亘って2本のガイド軸46が取り付けられ、これら両ガイド軸46にそれぞれスライドブッシュ48が摺動自在に嵌合している。この両側のスライドブッシュ48に、前記固定フレーム44の長辺44c、44dと平行な可動フレーム50が固定されている。
この可動フレーム50の側面に、水平なレール52(図2参照)が固定されている。このレール52に第1列34Aの吸着チャック34がそれぞれ取り付けられたブラケット54のスライダ56が係合しており、このレール52に沿って各吸着チャック34が移動(X方向の移動)できるようになっている。第1列34Aの吸着チャック34が取り付けられている可動フレーム50は、ブラケット58(図4参照)を介して、固定フレーム44の短辺44a、44b上に固定された第1列移動用エアシリンダ60のピストンロッド60aに連結されており、このエアシリンダ60の作動によって可動フレーム50が移動(Y方向の移動)することにより、第1列34Aの吸着チャック34を第2列35Bの吸着チャック35に接近、離隔させることができる。
固定フレーム44の一方の長辺44c(図2の左側および図4の上方に示された辺)の内面に水平なレール62が固定され、このレール62に第2列35Aの吸着チャック35がそれぞれ取り付けられたブラケット64のスライダ66が係合しており、このレール62に沿って各吸着チャック35が移動(X方向の移動)できるようになっている。前記第1列34Aの5個の吸着チャック34がそれぞれ取り付けられているブラケット54と、第2列35Aの5個の吸着チャック35がそれぞれ取り付けられているブラケット64が、それぞれリンク68によって接続されており(図3に第1列34Aの吸着チャック34を連結するリンク68を示す)、水平に配置され、シリンダ本体とピストンロッドが両端のブラケット54、64に連結された吸着チャック拡縮用エアシリンダ70(図3参照)の伸縮動作により、第1列34Aおよび第2列35Aのそれぞれ5個の吸着チャック34、35のピッチを変更することができる。なお、第1列34Aおよび第2列35Aの各吸着チャック34、35は、それぞれ前記ブラケット54、64に対してダンパ71、72を介在させて取り付けられている。
第2ヘッド18の上面に直立して固定された回転ロッド38が、前記移載手段8の第2ヘッド昇降アクチュエータ36の基部74に回転自在に支持されている。第2ヘッド18のベース40上には、L字状の取付部材76(図2および図3参照)が固定され、この取付部材76の上部に、水平方向を向けた回動用エアシリンダ78の基端部78a(図2参照)が、縦方向の支点ピン80を中心に相対回転可能に連結されている。この回動用エアシリンダ78のピストンロッド78bにアーム82の一端が相対回転可能に連結され、アーム82の他端が前記昇降アクチュエータ36の基部74に相対回転可能に連結されている。従って、この回動用エアシリンダ78を作動させると、回転ロッド38を中心に第2ヘッド18全体が回動する。この実施例では、図2の状態から回動用エアシリンダ78のピストンロッド78bを収縮させると、第2ヘッド18が図中の矢印R方向に回転する。
この実施例では、集積部Bに2台の姿勢変更装置12、14が設置されている。2台の姿勢変更装置12、14は同一の構成で同一の作動を行うものであり、一方の姿勢変更装置12についてだけ説明する。姿勢変更装置12は、2列の姿勢変更部84、86を有しており(図5の上方を第1列の姿勢変更部84、下方を第2列の姿勢変更部86と呼ぶことにする)、前記第1ヘッド10が保持した2列各5個ずつの物品4を受け取るために、各列84、86にそれぞれ5個のホルダ88、89が設けられている。各列のホルダ88、89は、前記移載手段8の第1ヘッド10に設けられている各列のメカチャック28の間隔と同じ間隔で配置されている。各ホルダ88、89は、V字状に開いた物品保持面88a、89aを有しており、この物品保持面88a、89aは保持する物品4の形状に合わせて下方に向かって次第に細くなるテーパ状をしている。
各姿勢変更部84、86は、それぞれベース90上に底面92a、94aおよび直立した両側壁92b、92c、94b、94cを有する支持枠92、94が設置され(図7および図8参照)、両側壁92b、92c、94b、94c間にそれぞれ5個のホルダ88、89が配置されている。第1列の姿勢変更部84(図8参照)は、支持枠92の両側壁92b、92cにそれぞれ軸受け96を介して回転軸98が支持されている。両側の回転軸98は同じ高さに配置されており、これら両回転軸98に前記ホルダ88が取り付けられたブラケット100が連結されている。ブラケット100は、一端(図8の左端)が回転軸98に回転可能に連結され、他端(同図の右端)は回動レバー102を介して回転軸98に連結されている。従って、回動レバー102を下方に向けた状態ではブラケット100が傾斜しており、このブラケット100に取り付けられている5個のホルダ88が、順次高さを異ならせて、つまり階段状に配置される。
また、第2列の姿勢変更部86(図7参照)は、支持枠94の両側壁94b、94cに軸受け104を介して回転軸106が支持されている。両側の回転軸106は同じ高さに配置されており、これら両回転軸106に前記ホルダ89が取り付けられたブラケット108が連結されている。ブラケット108は、一端(図7の右端)が回転軸106に回転可能に連結され、他端は回動レバー110を介して回転軸106に連結されている。従って、回動レバー110を下方に向けた状態ではブラケット108が傾斜しており、このブラケット108に取り付けられている5個のホルダ89が、順次高さを異ならせて階段状に配置される。
第1列の姿勢変更部84と第2列の姿勢変更部86は、ブラケット100、108の傾斜方向が逆になっており、図7に示す第2列の姿勢変更部86では図の右端側のホルダ89が最も高い位置に有り、各ホルダ89は、左端側のホルダ89に向かって順次低い位置に取り付けられている。また、図8に示す第1列の姿勢変更部84では図の左端側のホルダ88が最も高い位置に有り、右端側のホルダ88に向かって順次低い位置に取り付けられている。
ブラケット100、108が回動レバー102、110を介して回転軸98、106に連結されている側の側壁92c、94bの外面に、姿勢変更用のエアシリンダ112、114が上方を向けて取り付けられている。この姿勢変更用エアシリンダ112、114のピストンロッド112a、114aに、前記回転軸98、106に一端が連結されたアーム116、118の他端が連結されている(図6には第1列の姿勢変更部84のアーム116を示している)。第1列の姿勢変更部84(図8参照)では、姿勢変更用エアシリンダ112のピストンロッド112aが収縮した状態の時には、図8の右側に位置するホルダ88が最も低く、左側に位置するホルダ88が最も高い位置にある。この状態の時には、各ホルダ88は下端部側をやや内側(第2列の姿勢変更部86方向)に向けた状態になっている(図6の右側に実線で示すホルダ88参照)。
このようにブラケット100が傾斜してホルダ88が縦方向を向いている状態の時に、前記第1ヘッド10のメカチャック28から物品4が供給され、起立した状態で保持するようになっており、ホルダ88のこの状態を受け入れ姿勢と呼ぶことにする。また、第1姿勢変更部84の前記姿勢変更用エアシリンダ112を作動させてピストンロッド112aを伸張させると、アーム116が図6に破線で示す上方位置に移動し、側壁92cの内側の回動レバー102がほぼ水平の状態になり、ブラケット100および各ホルダ88がほぼ水平の状態になる。ホルダ88がこの姿勢のときに、移載手段8の第2ヘッド18に設けられている吸着チャック34によって物品4が吸着されて取り出されるようになっており、このように物品4を横臥姿勢で保持する状態を受け渡し姿勢と呼ぶことにする。
一方、第2列の姿勢変更部86(図7参照)では、姿勢変更用エアシリンダ114のピストンロッド114aが収縮した状態の時には、図7の左側に位置するホルダ89が最も低く、右側に位置するホルダ88が最も高い位置にある。この状態の時には、第1列の姿勢変更部84のホルダ88と同様に、各ホルダ89は下端部側をやや内側に向けた状態になっている(図6の左側に実線で示すホルダ89参照)。この下降した状態の時に、前記第1ヘッド10のメカチャック28から物品4が供給されるようになっており、ホルダ89のこの状態が受け入れ姿勢である。また、第2列の姿勢変更部86の前記姿勢変更用エアシリンダ114を作動させてピストンロッド114aを伸張させると、第1列の姿勢変更部84と同様に、側壁94bの内側の回動レバー110がほぼ水平の状態になり、各ホルダ89がほぼ水平の状態になる(図6の左側に破線で示すホルダ89参照)。ホルダ89がこの姿勢のときに、移載手段8の第2ヘッド18に設けられている吸着チャック35によって物品4が吸着されて取り出されるようになっており、この姿勢が受け渡し姿勢である。
第1列の姿勢変更部84と第2列の姿勢変更部86は、何れも姿勢変更用エアシリンダ112、114の作動によってピストンロッド112a、114aを伸張させたときにホルダ88、89がほぼ水平な受け渡し姿勢になるが、両列のホルダ88、89に保持されている物品4の傾斜が異なっており、第1列のホルダ88に保持された物品4は、上側母線4cが水平になり、第2列のホルダ89に保持された物品4は、下側母線4dが水平になる(図6参照)。
移載手段8の第2ヘッド18は、姿勢変更装置12、14によって起立姿勢からほぼ水平な姿勢に変更された物品4を保持して、所定の形態に集積した後ケース16内に挿入するものであり、前記受け渡し姿勢の物品4を吸着するために、第1列34Aの吸着チャック34は、上面4cがほぼ水平な物品4を吸着できるように2個の吸盤34aが真下を向いて同じ高さに位置している。また、第2列35Bの吸着チャック35は、下面4d側がほぼ水平な状態で上面4cが傾斜した状態になった物品4を吸着するために、2個の吸盤35aを物品4の上面4cと同じ角度に傾斜させている。
第1列の姿勢変更部84では、ホルダ88を支持している支持枠92の底面92aにスライダ120が固定されており、ベース90上に設置されたレール122に嵌合し、このレール122に沿って支持枠92が移動できるようになっている。一方の側壁92b(図8の左側の側壁)に、スライド用エアシリンダ124のピストンロッド124aが連結されており、このスライド用エアシリンダ124の作動によって、第1列の姿勢変更部84の5個のホルダ88が第2列の姿勢変更部86の5個のホルダ89と互いに正面に向かい合う位置と、第1列のホルダ88を第2列のホルダ89に対して半ピッチ分スライドした位置とに往復移動できるようになっている。
ほぼ縦方向を向いた受け入れ姿勢にあるホルダ88、89の下方を向いている先端部88b、89bの下方に、突き上げ手段126が配置されている(図6参照)。この突き上げ手段126は、水平プレート128上に固定された2枚の突き上げ板130と、水平プレート128を昇降させる突き上げ板昇降用エアシリンダ132を備えている。突き上げ板130は、各列84、86のホルダ88、89が受け入れ姿勢にあるときに、ホルダ88、89と直角方向を向いた突き上げ部130aを有している。突き上げ板昇降用エアシリンダ132を作動させて突き上げ板130を上昇させると、その突き上げ部130aが、ホルダ88、89内に保持されてその先端部88b、89bから突出している物品4の細い一端部4a(先端)を押し上げて、メカチャック28から投入された物品4のホルダ88、89への嵌り込みを解除する。
姿勢変更装置12、14を備えた集積部Bに隣接して、集積された物品4をケース16内に挿入する挿入部Cが配置されている。この挿入部Cには、空ケース16を供給する空ケース供給コンベヤ20と、物品4が挿入された実ケース16Aを排出する実ケース排出コンベヤ22が平行して配置されている。空ケース供給コンベヤ20の下流端に物品4を空ケース16内に挿入する挿入ポジションSが設けられており、この挿入ポジションSに空ケース16を停止させるためのストッパ134が設けられている。このストッパ134は、ケース16を挿入ポジションSに停止させるとともに、物品4が挿入された実ケース16Aを押し出して、空ケース供給コンベヤ20から隣接する実ケース排出コンベヤ22へ乗り移らせるプッシャを兼ねている。
以上の構成に係る物品箱詰装置の作動について説明する。各列5個ずつ8列の物品4が起立した状態で載せられている供給トレイ2が、トレイ供給コンベヤ6によって搬送される。供給トレイ2が送られてくる時点では、移載手段8の第1ヘッド10は昇降シリンダ32によって上昇し、第2ヘッド18も昇降アクチュエータ36によって上昇した位置にある(図1に示す位置)。
供給トレイ2が搬送されて抜き取り部Aに停止すると、移載装置8の昇降シリンダ32を作動させて第1ヘッド10を下降させ、開放した状態のメカチャック28の爪28aにより物品4を囲んだ後、これらメカチャック28の爪28aを閉じて物品4を保持する。第1ヘッド10の2列のメカチャック28は、供給トレイ2内の物品4の一列おきの間隔で配置されており、供給トレイ2上の第1列と第3列の物品4を保持する。2列のメカチャック28が2列分の物品4を保持した後、昇降シリンダ32によって第1ヘッド10を上昇させる(図1に示す状態)。
第1ヘッド10が2列分の物品4を保持すると、移載手段18全体がYビーム26に沿ってY方向に移動し、第1ヘッド10が2台の姿勢変更装置12、14のうち第1姿勢変更装置12上に到達すると停止する。この位置で第1ヘッド10を下降させ、ホルダ88、89に保持されている各物品4が、姿勢変更装置12の第1列および第2列の姿勢変更部84、86の各ホルダ88、89に接近した位置でメカチャック28を開放して物品4をホルダ88、89に投入する。
第1姿勢変更装置12に物品4を供給した移載手段8の第1ヘッド10は、以下に説明するように、第1姿勢変更装置12で物品4の姿勢変更が行われている間に、供給トレイ2の上方に戻り、前記供給トレイ2上の第2列と第4列の物品4を把持する。その後、Yビーム26に沿って移動して第2姿勢変更装置14のホルダ88、89に物品4を投入する。
第1ヘッド10から物品4が供給される時点では、姿勢変更装置12の両姿勢変更部84、86は、姿勢変更用エアシリンダ112、114によって回動レバー102、110を下向きにして、ホルダ88、89が取り付けられているブラケット100、108を傾斜した状態にしておく(図7および図8に示す状態)。この状態では、ブラケット100、108に取り付けられている各ホルダ88、89は、先端88b、89bが下向きでやや内方に傾斜した受け入れ姿勢になっている。また、第1列の姿勢変更部84を、スライド用エアシリンダ124によって、そのホルダ88が第2列の姿勢変更部86の各ホルダ89と互いに向かい合う状態に位置させておく(図5に示す位置)。この受け入れ姿勢のホルダ88、89内に前記メカチャック28から物品4が投入される。受け入れ姿勢のホルダ88、89内に投入された物品4を図1のIX方向から見ると、第1列の姿勢変更部84のホルダ88に保持された物品4が、図9(a)に示すように、左端の物品4が高く右側の物品4が次第に低くなる階段状になっている。また、第2列の姿勢変更部86のホルダ89に保持された物品4は、図9(b)に示すように、右端の物品4が高く左側の物品4が次第に低くなる階段状になっている。
第1姿勢変更装置12に供給された物品4は、この姿勢変更装置12内で姿勢の変更が行われる。先ず、突き上げ手段126の昇降用エアシリンダ132を作動させて突き上げ板130を上昇させる。メカチャック28から各ホルダ88、89内に投入された物品4がホルダ88、89に嵌り込んでしまう場合があるので、突き上げ板130によって物品4の細い一端部4a(先端部)を押し上げてホルダ88、89と物品4との係合を解除する。
次に、スライド用エアシリンダ124を作動させて第1列の姿勢変更部84を、物品4の配列ピッチの半ピッチ分移動させる。半ピッチの移動により、第2列の姿勢変更部86の各ホルダ89の中間に、第1列の各ホルダ88が位置する状態にした後、第1列の姿勢変更部84と第2列の姿勢変更部86の姿勢変更用エアシリンダ112、114を作動させ、ピストンロッド112a、114aの先端に連結されているアーム116、118を上方へ回動させる。このアーム116、118の回動が回転軸96、106を介して、ブラケット100、108に連結されている回動レバー102、110をほぼ水平な状態まで回動させてブラケット100、102をほぼ水平な状態にする。このブラケット100、102の回動によって第1列と第2列のホルダ88、89が、ほぼ水平な受け渡し姿勢になる(図6の上部に破線で示すホルダ88、89参照)。
受け渡し姿勢になったホルダ88、89に保持されている物品4を上方から見ると、図10に示すように、ほぼ水平になった各列の物品4が、その一端部4a(先端)の位置を順次ずらして並び、第1列の物品4と第2列の物品4の一端部4aが互いに他方の列側を向き、しかも、その一端部4aが交互に位置している。また、この受け渡し姿勢の物品4を図10のXI方向から見ると、図11に示すように、第1列の物品4(図11の右側の物品4)の上面4cがほぼ水平であり、第2列の物品4は下面4dがほぼ水平な状態になっている。従って、第1列の物品4と第2列の物品4は、小径側の一端部4aが第1列と第2列で、大径側の他端部4bの径とほぼ同じ程度高さを異ならせている。このように第1列の姿勢変更部84と第2列の姿勢変更部86のホルダ88、89を上方へ向けて回転させる角度を変えることにより、後に第2ヘッド18によって物品4を集積する際に、物品4の先端部4aが段違いの状態で集積され、必要な集積寸法に寄せることが可能になる。
姿勢変更装置のホルダ88、89を上方へ向けて回転させて受け渡し姿勢にした後、移載手段8の第2ヘッド18をこの第1姿勢変更装置12の上方へ移動させ、昇降アクチュエータ36によって下降させて、各吸着チャック34、35によってホルダ88、89内の物品4を吸着保持する。姿勢変更装置12のホルダ88、89に保持されている物品4は、図10に示すように、後に箱詰めを行う際の基準線(図示はしていないが、例えば、物品4が挿入される平面形状が長方形のケース16の長手方向の両辺と平行なセンターライン)に対して水平面内で傾斜しているので、第2ヘッド18は、この状態の物品4を保持するために、固定フレーム44が回動した状態になっている(図4に示す状態)。この状態で下降させた吸着チャック34、35によって物品4を保持した後、第2ヘッド18を上昇させる。
その後、第2ヘッド18の上部に取り付けられている回動用エアシリンダ78を作動させ、ピストンロッド78bを収縮させる。ピストンロッド78bの先端がアーム82を介して昇降用アクチュエータ36側の基部74に連結されているので、第2ヘッド18が図2および図4の矢印R方向に回動する。このように第2ヘッド18が回転すると、第1列34Aおよび第2列35Aの吸着チャック34、35に保持されている物品4が回動する。なお、この実施例では、固定フレーム44を箱詰めを行う位置からほぼ10度回転させた状態で、吸着チャック34、35によって物品を保持し、その後、逆方向に10度回転させるようになっている。前記のように姿勢変更装置12のホルダ88、89を階段状に配置したことにより、第2ヘッド18の吸着チャック34、35によって物品4を吸着した後第2ヘッド18全体を回動させるだけで、集積される物品4をケース16の形状に合致させることが可能になる。第2ヘッド18の吸着チャック34、35によって10個の物品4を保持した時点では、図10に示すように、物品4の一端部4aの位置が順次ずれており、これらを結ぶ線が箱詰めを行うケース16の辺に対して傾斜しているが、第2ヘッド18を回転させると、図12に示すように、一端部4aの位置が一直線になり、第1列の物品4の一端部4aを結ぶ線と第2列の物品4の一端部4aを結ぶ線とが、箱詰めをするケース16の辺と平行な状態になる。
第1列34Aおよび第2列35Aの吸着チャック34、35に保持されている物品4を図12に示す配置にした後、第1列移動用エアシリンダ60を作動させて、吸着チャック34、35の第1列34Aを第2列35Aに接近させる。このように第1列34Aと第2列35Aの吸着チャック34、35を接近させた時点では、第1列34Aの吸着チャック34に保持されている物品4の一端部4aに隣接して、第2列35Aの吸着チャック35に保持されている物品4の他端部4bが位置し、10個の物品4が互いの向きを逆方向にして1列の状態になる。但し、この時点では、各物品4間に間隔が開いている。その後、第2ヘッド18の拡縮用エアシリンダ70を作動させ、第1列34Aの5個の吸着チャック34および第2列35Aの5個の吸着チャック35をそれぞれ接近させる。吸着チャック34、35を接近させて保持されている物品4を互いに接触した状態、または接近した状態に集合させると、図13に示すように、物品群4Aの両端部に位置する物品4の側面側母線4eと、各物品4の他端部4b(大径側の端部)を結ぶ線とがほぼ直角の状態になった物品群4Aが形成される。
図13に示す形状の物品群4Aに物品4を集積した後、空ケース供給コンベヤ20によって搬送され、挿入ポジションSでストッパ134により停止しているケース16内に物品群4Aを挿入する。この実施例では、ケース16内に2列10個の物品4を2段挿入するようになっており、第1姿勢変更装置12で姿勢変更された物品群4Aを第2ヘッド18によってケース16内に挿入した後、第2姿勢変更装置14によって姿勢変更された物品群4Aを第2ヘッド18によって、すでに一段目の物品群4Aが収容されているケース16内に挿入する。このように2回の動作によって箱詰め動作が完了する。物品4が収容された実ケース16Aは、前記ストッパ134を兼ねたプッシャによって実ケース排出コンベヤ22上に押し出されて排出され、図示しない封緘装置へ送られる。前記のように物品4を集積させて物品群4Aを形成すると、物品群4Aの外形がほぼ矩形になり、長方形のケース16内に挿入する際に干渉することが無く物品4を破損するおそれがない。また、ケース16内に収容した物品4が搬送中にケース16内で動いてしまうことが無く破損するおそれもない。なお、前記実施例では、物品4の形状を円錐形状としたが、円錐形状に限るものではなく、例えば円錐台形状等、一端部が小さく他端部に向かって次第に大きくなる形状の物品であれば本発明を適用可能である。また、前記実施例では、第2ヘッド18により物品群4Aを回動させるようにしたが、姿勢変更装置12、14において物品群4Aを回動させるようにしてもよい。
4 物品
4a 物品の一端部
4b 物品の他端部
4A 物品群
18 物品群挿入手段(第2ヘッド)
20 ケース供給手段(ケース供給コンベヤ)
88 物品列保持手段(ホルダ)
89 物品列保持手段(ホルダ)
112 姿勢変更手段(エアシリンダ)
114 姿勢変更手段(エアシリンダ)

Claims (3)

  1. 一端部が他端部よりも小さいテーパ形状を有する物品を複数個、横臥姿勢でその一端部と他端部が交互に位置するように配置した物品群を形成する物品群形成手段と、前記物品群を収容可能なケースを供給するケース供給手段と、前記物品群を保持して前記ケース内に挿入する物品群挿入手段とを備えた物品箱詰装置において、
    前記物品群形成手段が、前記他端部を上方へ向けた起立姿勢の複数個の物品からなる2列の物品列を、第1の物品列がこの列の一方の端部に位置する物品から他方の端部に位置する物品へ徐々に高くなるように、また、第2の物品列がこの列の一方の端部に位置する物品から他方の端部に位置する物品へ徐々に低くなるように整列させて保持する物品列保持手段と、前記物品列保持手段に保持された2列の物品列を、各列の前記一端部側を互いに対向する方向に向けて横臥姿勢にするとともに、2列の各物品を互いに接近する方向に移動させて交互に位置するように配置して前記物品群を形成する姿勢変更手段とを備えたことを特徴とする物品箱詰装置。
  2. 前記物品群挿入手段は、保持した物品群を水平面内で所定角度回転させて、物品群の平面視形状を前記ケースの形状に合致させることを特徴とする請求項1に記載の物品箱詰装置。
  3. 前記物品は円錐形状または円錐台形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品箱詰装置。
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