JP2014131251A - コードホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】一対のコードのもつれ防止機能を具え、径や形状の異なるコードであっても一定の位置に保持することができるとともに、後付けすることができ、釣り糸にあっては係止跡が付くことのないコードホルダーを提供する。
【解決手段】並行する2本のコードのそれぞれが挿通される一対の挿通孔を具える多面体で可撓性のある樹脂製のコードホルダー本体または合着可能な一対のコードホルダー片からなり、前記挿通孔の内壁面には該挿通孔の挿通方向に斜行しまたは直交する1つ以上の凸条が凸設されて該内壁面には距離幅の広い幅広部と距離幅の狭い幅狭部とが形成されて、該幅広部の離間距離は数種類の前記コードの最大径よりも大きく、該幅狭部の離間距離は数種類の該コードの最小径よりも小さく形成され、前記コードホルダー本体または一対のコードホルダー片の側面または小口面には前記コードを嵌め込むことができるスリットが形成されている、構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、細径の電気コード、釣り糸などのコードのもつれを防止するコードホルダーに関する。
一端が携帯用音楽プレーヤーに接続され他端が途中で二股に分岐されてイヤフォンに接続される一対のコードのもつれ防止のために、コードを束ねて保持するためのコードホルダーが提案されている。また、リールに巻きつけた釣り糸のもつれ防止のために糸止めを具えているリールが提案されている。
例えば、特開2004−235699号公報に開示の「インナーイヤフォン」は「イヤフォン本体とコードとの絡み付きによるコード同士の絡み合いを簡単な構成で防止できるインナーイヤフォンを提供する。」ことを課題として、その解決手段を「このインナーイヤフォンは、棒状の保持部を有する左右一対のイヤフォン本体と、一端が音声機器側に接続され他端が途中で二股に分岐されて保持部を通して各イヤフォン本体に接続されたコードと、コードに移動可能に貫通された可撓性部材からなる固定部と、を備え、非使用時に固定部を移動させて各保持部の少なくとも一部に被せるようにして一対のイヤフォン本体を一体的に固定する。」構成としている。
また、特開2011−66758号公報に開示の「イヤフォン用コードホルダーおよびそのコードホルダーを備えたイヤフォン」は「イヤフォンから伸びるコードを束ねて保持するためのコードホルダーにおいて、その装飾性を向上させるとともに、イヤフォンのコードに対する保護性および保持性を向上させる技術を提供する。」ことを課題として、その解決手段を「イヤフォン用のコードホルダーは、イヤフォンから伸びるコード部に装着される。コードホルダーは、第1と第2の分岐コード部に直接的に接触するとともに、第1と第2の分岐コード部を束ねて保持するコード保持部と、コード保持部の外側に取り付けられるとともに、外表面に装飾処理が施される外装部とを備える。コード保持部を構成する部材は、外装部を構成する部材より硬度が低い。」構成としている。
そして、実用新案登録第3022320号公報に開示の「魚釣用リールのスプールの糸止め装置」は「魚釣用スピニングリールのスプールに捲着する釣糸の捲き始め部及び捲き終り部の双方を簡易な構成により係止してスプール捲着胴部における釣糸の捲着保持を確実にする。」ことを課題として、その解決手段を「スプールの捲着同部の後部に形成された大径の円筒部の外周面に釣糸係止部を有する釣糸係止部材を配置するに際して、その取付片を円筒部の前端面内側に当接して係止ピンで挟着して抜け止め固定し、該係止ピンには係止軸を後方に突設すると共に係止ピン近傍の円筒部の前端面には糸通孔を穿設し、釣糸の捲き始め部は係止軸に、捲き終り部は釣糸係止部に係止して釣糸の解れ及び絡みを防止する。」構成としている。
しかしながら、特開2004−235699号公報に開示のコードホルダー(当該公報では「固定部」と表示されている。)は、当該公報の段落〔0023〕に「分岐部とイヤフォン本体との間に分岐コードが貫通して固定部が配置されている。即ち、固定部は、比較的軟質で可撓性のある樹脂材料から略円筒状に構成され、その内部を分岐コードが貫通し、分岐部と保持部との間で移動可能になっている。固定部のイヤフォン本体側は、その反対側よりも径が大きく構成され、保持部をまとめて比較的堅く覆うことができるようなサイズとなっている。」と記載されているのみであって、当初から分岐コードに装着しておく必要があり、後から装着することはできない。
また、特開2011−66758号公報に提案のコードホルダーの機能は、当該公報の段落〔0027〕に「コードホルダーは、コード保持部の第1と第2の貫通孔における内壁面と、第1と第2の分岐コード部の外表面との間の摩擦力によって、第1と第2の分岐コード部の一定の位置に保持される。また、コードホルダーは、ユーザーがコードホルダーに付加する外力に従って、第1と第2の分岐コード部上において摺動する。これによって、ユーザーは、第1と第2の分岐コード部におけるコードホルダーの位置を任意に調整することが可能である。」と記載されている。一方で、コードの径は機種によって異なり、かつ、その断面形状も円形や扁平なものもあって多様であるので、対象となるコードによっては、「一定の位置に保持される」という機能が発揮されない場合も生ずる。
そして、実用新案登録第3022320号公報の糸止めは当該公報の段落〔0008〕に記載されているように、釣糸の捲き終り部を釣糸係止部材の釣糸係止部に挟着仮止め係止することとしているので、釣り糸に釣糸係止部材による曲折した「係止跡」が残り、実際に釣りをする際は、係止跡の部分から釣り糸が切れてしまうことがあるため、この部分をハサミで除去してから使用する場合がある。また、リールの機種によっては糸止め装置が設置されていないものもある。
特開2004−235699号公報 特開2011−66758号公報 実用新案登録第3022320号公報
そこで、本願発明は、一対のイヤフォン用のコードのもつれ防止の機能は勿論のこと、既存のイヤフォン用のコードにも無理なく装着でき、径や形状の異なるコードであっても「一定の位置に保持される」という機能を果たすことができるコードホルダーを提供し、さらに、後付けすることができるとともに、係止跡が付くことのないもつれ防止の釣り糸用のコードホルダーを提供することを課題とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1に係るコードホルダーは、対峙する一対の側面を有する多面体であって並行する2本のコードのそれぞれが該側面間に挿通される一対の挿通孔を具える可撓性のある樹脂製のコードホルダー本体からなり、前記挿通孔の内壁面には1つ以上の凸条が凸設されて対面する該内壁面には距離幅の広い幅広部と距離幅の狭い幅狭部とが形成されて、該幅広部の離間距離は数種類の前記コードの最大径よりも大きく、該幅狭部の離間距離は数種類の該コードの最小径よりも小さく形成され、前記コードホルダー本体の側面または小口面にはその表面からそれぞれの前記挿通孔に達し、かつコード挿通方向に貫通するスリットが形成されている、ことを特徴としている。なお、「コード」とは細径の電気コードや釣り糸などの糸状体をいう。また、「対峙する側面を有する多面体」とは、側面が互いに対峙する関係にあって側面同士は略平行な多面体をいい、面には曲面を含む。そして、「幅広部」とは挿通孔の凸条のない内壁間距離をいい、「幅狭部」とは挿通孔を通じて内接する円筒の直径をいう。また、「小口面」とは側面を除く他の面をいう。
また、本願請求項2に係るコードホルダーは、請求項1に記載のコードホルダーであって、前記コードホルダー本体は一対の前記挿通孔の間で二分割される一対のコードホルダー片からなり、該コードホルダー片の二分割された分割面同士は着脱自在に合着する合着手段を具えている、ことを特徴としている。なお、合着手段としてはコードホルダー片の分割面に固着された一対の磁石片、雄型および雌型からなる一対の面ファスナーおよび雄型および雌型からなる一対の嵌着子などがある。
そして、本願請求項3に係るコードホルダーは、請求項1または請求項2記載のコードホルダーであって、前記凸条はコード挿通方向に対して斜行して螺旋状に凸設され、該凸条の凸設数をn(n≧1の整数)としたときに平面から見て螺旋状の終点はその開始点よりも同一方向に360°/n以上ずれている、ことを特徴としている。なお、「同一方向にずれている」とは複数の凸条が互いに交わることがなく、略平行に斜行することをいう。また、「ずれ」とは挿通孔の中心から凸条の1の頂部に向かう線と他の頂部に向かう線との成す角度をいう。
さらに、本願請求項4に係るコードホルダーは、請求項1または請求項2記載のコードホルダーであって、前記凸条はコード挿通方向に対して直交して凸設されている、ことを特徴としている。
また、本願請求項5に係るコードホルダーは、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコードホルダーであって、前記コードホルダーはコードホルダー本体の側面と挿通孔に並行する小口面とを囲繞する平面形状がコの字状またはUの字状であって該コードホルダー本体の側面を押圧する着脱自在の一対の押圧板を具え、前記コードホルダー本体はエラストマー製であって、前記押圧板は該コードホルダー本体よりも硬い合成樹脂製または金属製である、ことを特徴としている。なお、「エラストマー」とは、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどのゴム状の弾力性を有する合成樹脂をいう。
上記構成により本願発明は以下の効果を奏する。
(1)挿通孔の内壁面には1つ以上の凸条が凸設されて、挿通孔内には幅広部分と幅狭部分とが形成されるので、挿通孔に挿通したコードと挿通孔の内壁面とは面接触ではなく、点あるいは線接触になる。そのため、摺動し易くコードホルダーの移動が容易になる。また、幅広部の離間距離は数種類のコードの最大径よりも大きく、幅狭部の離間距離は数種類のコードの最小径よりも小さいため、数種類の径や形状が異なるコードであっても、コードホルダーを装着することができ、外力を加えない限りコードホルダーは一定の位置に保持される。
(2)コードホルダー本体を二分割することによりコードホルダー片とした場合には、コードホルダー片をコード1本ずつに装着すれば良いのでその作業はきわめて容易になる。また、種々の色彩のコードホルダー片を組み合すことができるから、その組み合せの妙を楽しむことができる。なお、前述したように、合着手段は一対の磁石片、雄型および雌型からなる一対の面ファスナーおよび雄型および雌型からなる一対の嵌着子のいずれであっても良いが、一対の磁石片の場合はコードホルダー片に埋設できるので、コードホルダー片の前面同士が密着するとともに、コードホルダー片に余分な突出部分が生じない。
(3)コードホルダー本体やコードホルダー片の側面または小口面に形成されたスリットからコードホルダー本体を直接コードに着脱できるから、既存のイヤフォン用のコードや、リールに巻いた釣り糸にも容易に装着できる。
(4)挿通孔に挿通したコードは挿通孔の幅狭部分を押圧してコードホルダー本体やコードホルダー片の側面が膨出変形するが、挿通孔の内壁面に凸設される螺旋状の凸条とした場合には、この膨出変形は一様な外形変形となって現れ、コードに対する挿通孔の摩擦力も挿通孔全長を通じて一様な力が積み重ねられる。このため、微小な摩擦力であっても、全体としては相応の摩擦力となって働くので、コードは挿通孔に確りと挟持される。また、凸条数をn(n≧1の整数)としたときに螺旋状の終点はその開始点よりも少なくとも360°/nずれるようにした場合には、挿通したコードは必ず幅狭部分に接することになるから、扁平なコードであっても幅狭部分に挟持され、コードホルダーは一定の位置に保持される。
(5)前述したように、挿通孔に挿通したコードは挿通孔の幅狭部分を押圧してコードホルダー本体やコードホルダー片の側面が膨出変形するが、コードホルダー本体やコードホルダー片よりも硬い押圧板を取着した場合は、コードホルダー本体やコードホルダー片の側面を押圧するため、コードはより強固に挿通孔に挟持されるとともに、押圧板がコードホルダー本体やコードホルダー片からスリットを通って離脱することを防止できる。
(6)挿通孔の内壁面に凸設される凸条をコード挿通方向に対して直交させる場合は、表面が平滑で摩擦係数が小さな釣り糸のようなコードであっても、確りと幅狭部分で挟持される。
図1は、実施例1に係るコードホルダーの構成図である。 図2は、実施例2に係るコードホルダーの構成図である。 図3は、コードホルダーの実施例1および実施例2に係る挿通孔の図面であって、図3(a)は平面図、図3(b)はIII−III矢視断面図である。 図4は、コードホルダーの実施例3に係る挿通孔の図面であって、図3(a)は平面図、図3(b)はIV−IV矢視断面図である。
以下、本願発明を実施するための形態に係るコードホルダーについて、図1ないし図4に基づいて説明する。なお、図1ないし図4において、符号1は実施例1に係るコードホルダー、符号2は実施例2に係るコードホルダー、符号10はコードホルダー本体、符号11はコードホルダー片、符号21は押圧板、符号31は実施例1および実施例2に係る挿通孔、符号32は実施例3に係る挿通孔、符号35は突条、符号37はスリット、符号αは挿通孔の幅広部、符号βは挿通孔の幅狭部、符号41は磁石片、符号61はコード、である。
まず、図1および図3に基づいて実施例1に係るコードホルダー1を説明する。
コードホルダー1は、六面体である立方体のコードホルダー本体10と、コードホルダー本体10の側面と挿通孔31に並行する小口面とを囲繞する平面形状がコの字状の一対の押圧板21、21と、から構成されている。
コードホルダー本体10の側面は略正方形を呈していて、正方形の1辺の長さをLとすると側面同士の離間距離はL/2となっている。すなわち、立方体のコードホルダー本体10の小口面の大きさはL×L/2となる。また、実施例1に係るコードホルダー本体10自体はエラストマー製である。
コードホルダー本体10には、側面と側面に挟まれるようにして2本の挿通孔31、31が同方向に貫設されている。挿通孔31には略円筒状の内壁に山形に突出する2本の凸条35、35が対面する位置に凸設されていて、凸条数nが2であるので、螺旋状の凸条35の開始部である挿通孔31の一端と螺旋状の凸条35の終点部である挿通孔31の他端とは平面的に見て
360°/2=180°
以上ずれるようにするが、実施例1では180°としている。この2本の凸条35、35により、挿通孔31の内部には幅広部αおよび幅狭部βが形成される。
さらに、コードホルダー本体10の対峙する小口面にはその表面からそれぞれの挿通孔31に達し、かつ挿通方向に貫通する2本のスリット37、37が形成されている。
一対の押圧板21、21は平面から見た形状がコの字状となっていて、コードホルダー本体10よりも硬い金属製であり、コードホルダー本体10の小口面と2つの側面を囲繞するように形成されている。そして、対峙するコードホルダー本体10の小口面からそれぞれを挿入して小口面に密着させたときに側面の略全面を覆うようになっている。そのため、押圧板21、21をコードホルダー本体10に取着すると2本のスリット37、37は覆い隠されることになる。
つぎに、コードホルダー1の使用例と機能を説明する。
[イヤフォン用の一対のコードに使用する場合]
まず、一端が携帯用音楽プレーヤー(図示外)に接続され他端がイヤフォン(図示外)に接続される一対のコード61、61の内、一方をコードホルダー本体10の一方の挿通孔31にスリット37を介して嵌め込む。さらに、他方のコード61をコードホルダー本体10の他方の挿通孔31にスリット37を介して嵌め込み、一対の押圧板21、21のそれぞれを、スリット37を覆うようにしてコードホルダー本体10に挟着させる。
以上で、コードホルダー1を一対のコード61、61に取着させることができる。
イヤフォン用のコード径はその断面が扁平なものがあるが、概ね1.0mmφ〜2.0mmφである。そこで、実施例1では、挿通孔31の幅広部αを2.0mmφよりも僅かに広い2.3mmとし、幅狭部βを1.0mmφよりも僅かに狭い0.8mmとしている。このため、コード61を挿通孔31に嵌め込むと、スリット37は僅かにその幅を拡げ、押圧板21を挟着させることにより、コード61は挿通孔31により強固に挟持される。
[リールに巻いた釣り糸に使用する場合]
リールに巻きつけた釣り糸(以下、「コード」という。)の内の1本のコード61をコードホルダー本体10の一方の挿通孔31にスリット37を介して嵌め込む。さらに、リールに巻きつけた先端のコード61をコードホルダー本体10の他方の挿通孔31にスリット37を介して嵌め込み、一対の押圧板21、21のそれぞれを、スリット37を覆うようにしてコードホルダー本体10に挟着させる。
以上で、コードホルダー1を2本のコード61、61に取着させることができる。
釣り用のコードには0.1号〜60号まで多様な径のコードがあるが、実施例1が対象としているのは、汎用性が高い3号から5号で、その径は0.3mmφ〜0.4mmφである。そこで、実施例1では、挿通孔31の幅広部αを0.7mmとし、幅狭部βを0.2mmとしている。このため、コード61を挿通孔31に嵌め込むと、スリット37は僅かにその幅を拡げ、押圧板21を取着することにより、コード61は挿通孔31により強固に挟持される。さらに、コード61は、ゴム状弾性体からなる挿通孔31に全周にわたって挟持されるので、リールの糸止めのような係止跡が残ることはない。
つぎに、図2および図3に基づいて実施例2に係るコードホルダー2を説明するが、実施例2については、コードホルダー本体10の構成が異なるだけなので、主に、コードホルダー本体10の構成とその効果について説明する。
コードホルダー2は、六面体である立方体のコードホルダー本体10を形成する1対のコードホルダー片11、11と、コードホルダー片11の側面と挿通孔31に並行する小口面とを囲繞する平面形状がコの字状の一対の押圧板21、21と、から構成されている。
コードホルダー片11の側面はコードホルダー本体10を、並行する挿通孔31、31の中間部から二分割したような形状となっていて、コードホルダー片11の長さをLとすると、挿通孔31に直交するコードホルダー片11の断面形状はL/2×L/2の正方形となっている。
また、コードホルダー片11自体がエラストマー製であることは、実施例1と同様であり、挿通孔31の形状も実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
コードホルダー片11の一方の小口面には実施例1と同様にその表面から挿通孔31に達し、かつ挿通方向に貫通するスリット37が形成されていて、対峙するもう一方の小口面には微小な2個の磁石片41が埋設されている。この磁石片41同士が合着することにより、実施例1に係るコードホルダー本体10と略同一形状になる。なお、繰り返し合着することによる磁石片41の抜脱を防止するために、実施例2では磁石片41が埋設されている小口面全体をコードホルダー片11と同一材料でコーティングしている。
一対の押圧板21、21の形状も実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
コードホルダー2の使用例と機能については、イヤフォン用のコードに使用する場合でも、リールに巻いた釣り糸に使用する場合でも、コードホルダー片11、11同士を合着すれば、実施例1と同様の機能を発揮する。すなわち、予めコードホルダー片11、11同士を合着した後に使用すれば、実施例1と全く同様になる。なお、コードホルダー片11、11をそれぞれ独自にコード61に挟着させて、その後にコードホルダー片11、11同士を合着しても良く、コードホルダー片11を単独で使用しても良いことは勿論である。
つぎに、図4に基づいて実施例3に係るコードホルダー3を説明するが、実施例3については、挿通孔の形状が異なるだけなので、主に、実施例3に係る挿通孔32について説明する。
コードホルダー本体10またはコードホルダー片11、11には挿通孔32が貫設され、挿通孔32の略円筒状の内壁には挿通方向に直交する山形の2本の凸条35、35が凸設されていて、この凸条35、35により、挿通孔32の内部には挿通孔32の凸条のない内壁幅広部αおよび凸条35の頂部間距離である幅狭部βが形成される。
挿通孔32ではコード61を同一箇所で締め付けて挟持するので、コード61の径が極めて細い場合やコード61の表面が円滑になっている釣り糸に適したものとなる。
1 実施例1に係るコードホルダー
2 実施例2に係るコードホルダー
10 コードホルダー本体
11 コードホルダー片
21 押圧板
31 実施例1および実施例2に係る挿通孔
32 実施例3に係る挿通孔
35 突条
37 スリット
41 磁石片
α 挿通孔の幅広部
β 挿通孔の幅狭部

Claims (5)

  1. 対峙する一対の側面を有する多面体であって並行する2本のコードのそれぞれが該側面間に挿通される一対の挿通孔を具える可撓性のある樹脂製のコードホルダー本体からなり、
    前記挿通孔の内壁面には1つ以上の凸条が凸設されて対面する該内壁面には距離幅の広い幅広部と距離幅の狭い幅狭部とが形成されて、該幅広部の離間距離は数種類の前記コードの最大径よりも大きく、該幅狭部の離間距離は数種類の該コードの最小径よりも小さく形成され、
    前記コードホルダー本体の側面または小口面にはその表面からそれぞれの前記挿通孔に達し、かつコード挿通方向に貫通するスリットが形成されている、ことを特徴とするコードホルダー。
  2. 前記コードホルダー本体は一対の前記挿通孔の間で二分割される一対のコードホルダー片からなり、該コードホルダー片の二分割された分割面同士は着脱自在に合着する合着手段を具えている、ことを特徴とする請求項1に記載のコードホルダー。
  3. 前記凸条はコード挿通方向に対して斜行して螺旋状に凸設され、該凸条の凸設数をn(n≧1の整数)としたときに平面から見て螺旋状の終点はその開始点よりも同一方向に360°/n以上ずれている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコードホルダー。
  4. 前記凸条はコード挿通方向に対して直交して凸設されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコードホルダー。
  5. 前記コードホルダーはコードホルダー本体の側面と挿通孔に並行する小口面とを囲繞する平面形状がコの字状またはUの字状であって該コードホルダー本体の側面を押圧する着脱自在の一対の押圧板を具え、
    前記コードホルダー本体はエラストマー製であって、前記押圧板は該コードホルダー本体よりも硬い合成樹脂製または金属製である、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコードホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018154741A1 (ja) * 2017-02-25 2018-08-30 敦司 土屋 弾性材料を用いた挟み器具

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