JP2014130005A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チルド室および野菜室を有する冷蔵庫本体と、チルド室および野菜室を冷却するための冷却器と、チルド室および野菜室の空気を冷却器に接触させて循環させる送風機と、貯水部の水を霧化してミスト放出部からミストを放出するミスト放出手段と、チルド室用ミスト吹出口と、野菜室用ミスト吹出口と、を備える。ミスト放出部には、送風機によって循環される、冷却器通過後の空気の一部が供給され、その空気とともにミスト放出部から放出されたミストを、チルド室用ミスト吹出口からチルド室に吹き出すとともに、野菜室用ミスト吹出口から野菜室に吹き出すように構成する。野菜室用ミスト吹出口の開口面積を、チルド室用ミスト吹出口の開口面積よりも小さく設定する。
【選択図】図4
Description
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。図1および図2に示すように、冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上段から順に、冷蔵室3、野菜室4が設けられ、その下方に製氷室5と小冷凍室6が左右に並べて設けられ、これらの下方に冷凍室7が設けられている。製氷室5内には、周知の自動製氷装置8(図1参照)が設けられている。なお、断熱箱体2は、基本的には、鋼板製の外箱2aと合成樹脂製の内箱2bとの間に断熱材2cを設けて構成されている。
ミスト放出手段を構成する静電霧化装置48のミスト放出部50には、冷蔵用送風機35によって循環される、冷蔵用冷却器24通過直後の空気(冷気)の一部が、ミスト用冷気供給口62から供給される。このとき、ミスト放出部50から放出されたミストは、ミスト放出部50に供給された空気(冷気)とともに、チルド室用ミスト吹出口65からチルド室14内に吹き出されるとともに、野菜室用ミスト吹出口67から連通口44を通して野菜室4内に吹き出される。ここで、野菜室用ミスト吹出口67の開口面積S1は、チルド室用ミスト吹出口65の開口面積S2より小さく設定しているので、野菜室用ミスト吹出口67から野菜室4側へ吹き出される風量(冷気の量)は、チルド室用ミスト吹出口65からチルド室14内に吹き出される風量(冷気の量)よりも少なくなる。このため、野菜室用ミスト吹出口67から野菜室4側へ吹き出される風量(冷気の量)を抑えることができ、野菜室4が、冷蔵用冷却器24通過後の冷気で冷やされ過ぎてしまうことを防止できる。
ミスト放出ピン57に供給する水は、貯水容器56に貯留した冷蔵用冷却器24の除霜水を利用しているので、貯水容器56への給水を自動的に行うことができ、使用者が給水するという手間を省くことができる。
冷気ダクト34は、冷蔵用冷却器24が配置される冷蔵用冷却器室36の前部壁36a(第1の膨出部)と、この前部壁36aの下方であって貯水容器56が配置される下部膨出部36c(第2の膨出部)とを有し、ミスト用専用ダクト45内に風(冷気)を供給するミスト用冷気供給口62は、第1の膨出部となる前部壁36aに設けている。この構成によれば、貯水容器56は冷気ダクト34内に配置され、貯水容器56には、ミスト用冷気供給口62からミスト用専用ダクト45内に供給される冷気(風)は供給されないから、貯水容器56に貯留された水は蒸発し難く、ミスト用の水を良好に確保することができる。
図10は第2実施形態を示す。この第2実施形態では、ミスト放出手段を構成する静電霧化装置70におけるミスト発生ユニット71の構成が、第1実施形態とは異なっている。
ミスト発生ユニット71は、ミスト放出部72と、このミスト放出部72に水分を供給する給水部73とを備えている。給水部73は、正面から見て円形をなす円形部73aと、この円形部73aから下方に延びる垂直部73bとを有していて、ケース74内に第1実施形態と同様な保水材55を収容して構成されている。垂直部73bの下端部は、ダクト構成部材46の下部、前記冷蔵用冷却器室36の前部の段部36b(図8参照)を貫通し、冷蔵用冷却器室36内に設けられた貯水容器56内に上方から挿入されている。給水部73における円形部73aおよび垂直部73bは、冷気ダクト34における冷蔵用冷却器室36の前部壁36aに平行となるように当該前部壁36aに沿って配置されている。
図11は第3実施形態を示す。この第3実施形態では、次の点が第1実施形態とは異なっている。
野菜室用ミスト吹出口67の上流の通路67bを狭くする通路狭小壁67aに、風向板81を固定状態に設けている。この風向板81は、通路67bを一層狭くしている。風向板81を設けたことにより、野菜室用ミスト吹出口67から野菜室4側へ吹き出される冷気の量を一層少なくすることが可能となり、野菜室4の冷え過ぎを一層防止することが可能になる。
図12は第4実施形態を示す。この第4実施形態では、次の点が第3実施形態とは異なっている。
通路狭小壁67aに、固定状態の風向板81に代えて、風向板82を回動可能に設けている。その風向板82の回動位置により、通路67bの開口面積を変えることが可能となる。図示しないモータにより、その風向板82の回動位置を制御することが好ましい。これによっても、第3実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
図13は第5実施形態を示す。この第5実施形態では、次の点が第1実施形態とは異なっている。
野菜室用ミスト吹出口67の上方の通路67bに、電気ヒータからなるヒータ83を設けている。通路67bを通る空気(冷気)をそのヒータ83で温めることにより、野菜室用ミスト吹出口67から吹き出される空気の温度を高くすることが可能になり、野菜室4の冷え過ぎを一層確実に防止することが可能になる。
図14は第6実施形態を示す。この第6実施形態では、次の点が第1実施形態とは異なっている。
冷蔵室3と野菜室4との間を仕切る仕切板10内に、前後方向(図14では左右方向)へ延びる延長ダクト85(ダクト)を設ける。この延長ダクト85は、上段ダクト85aと下段ダクト85bの上下2段で、かつ前部の連通部85cで上段ダクト85aと下段ダクト85bが連通している。このうちの上段ダクト85aの後部の上部が、前記連通口44を介して野菜室用ミスト吹出口67に連通している。下段ダクト85bの下面には、野菜室4の上部において開口する吹出口86が複数個設けられている。
ミスト放出手段としては、静電霧化装置に限られず、例えば、貯水部に貯留された水を、超音波振動子の超音波振動により霧化させてミストを放出させる、超音波式霧化装置を用いるようにしてもよい。
また、ミスト放出手段から放出されたミストを吹き出すためのミスト吹出口としては、冷蔵室用ミスト吹出口63aおよび卵ケース用ミスト吹出口66はなくてもよい。
Claims (6)
- チルド室および野菜室を有する冷蔵庫本体と、
この冷蔵庫本体に設けられ、前記チルド室および野菜室を冷却するための冷却器と、
前記チルド室および野菜室の空気を前記冷却器に接触させて循環させる送風機と、
貯水部を有し当該貯水部の水を霧化してミスト放出部からミストを放出するミスト放出手段と、
チルド室用ミスト吹出口と、
野菜室用ミスト吹出口と、
ミスト用冷気供給口と、を備え、
前記ミスト放出部には、前記送風機によって循環される、前記冷却器通過後の空気の一部が前記ミスト用冷気供給口から供給され、その空気とともに前記ミスト放出部から放出されたミストを、前記チルド室用ミスト吹出口から前記チルド室に吹き出すとともに、前記野菜室用ミスト吹出口から前記野菜室に吹き出すように構成され、
前記野菜室用ミスト吹出口の開口面積を、前記チルド室用ミスト吹出口の開口面積よりも小さく設定し、
前記ミスト用冷気供給口と前記野菜室用ミスト吹出口との間の距離は、前記ミスト用冷気供給口と前記チルド室用ミスト吹出口との間の距離よりも長く設定し、
前記ミスト用冷気供給口と前記野菜室用ミスト吹出口との間に、前記ミスト放出部を配置したことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記野菜室用ミスト吹出口は、前記チルド室と野菜室とを仕切る仕切板に形成された連通口に連通し、前記野菜室用ミスト吹出口から吹き出されたミストは、前記連通口を通って前記野菜室へ供給されることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記冷却器通過後の空気を前記チルド室に直接供給するチルド室用冷気供給口が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室用ミスト吹出口に、風向板を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室用ミスト吹出口に、加熱用のヒータを設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室用ミスト吹出口から前記野菜室までの経路にダクトを設けたことを特徴とする請求項1、3、4、5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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