JP2014129992A - アース・ソーラーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 石油、ガス、電気等の人工エネルギーの浪費を抑え、太陽熱や、地中の地中熱を有効に利用して、住宅の室温調整を行うものであり、エネルギーコストが低く、構造が簡単な冷暖房装置を提供する事を課題とする。
【解決手段】 冬期においては、全熱交換換気扇と太陽熱集熱器と地中熱回収パイプで暖めた1階床下内部の空気を、居室に給気する事により居室を暖め、夏期においては、全熱交換換気扇と地中熱回収パイプで冷やした1階床下内部の空気を、居室に給気する事により居室を冷やすように構成した。
【選択図】図1

Description

石油、ガス、電気等の人口エネルギーの浪費を抑え、太陽光や地中の地熱を有効に活用して住宅の室温調節を行うための、エネルギーコストが低く構造が簡単な冷暖房装置に関する。
従来の、小規模な住宅における室温調整は、夏期にはクーラーを使用し、冬期には電気、ガス、石油等のエネルギーを利用して冷暖房を行って来たが、近年では地球温暖化防止の観点から、エネルギー消費に伴うCO2排出量の削減が急務となり、エネルギー消費量の削減や、さらに自然エネルギーへの代替が早急に望まれている。
これに伴い、自然エネルギーの利用手段として、現在、一般的に普及しているものは、太陽エネルギーを利用した、太陽熱温水器(熱効率50〜60%)と太陽光発電(変換効率10〜15%)があるが、いずれも、太陽エネルギーだけを利用する省エネ技術は天候に左右され易く、不安定な点から単独では利用が出来ず、他のエネルギーと兼用して利用されて来たため、なお一層の改良が求められている。
これに対して、地下4〜5mの地中は、年間を通じて安定した温度を保つことから、夏期は外気と比べて低温となり、冬期は外気と比べて暖温となる。そのため、従来からこのような地中熱を利用した設備は、大型の建物や公共設備等で実験的に施工されているが、その利用方法は、冬の間に自然界で出来た氷を保存しておき、その氷を夏期に地下に設けた蓄熱槽に移して冷水を作り、その冷水を各室に循環させて冷房を行うことが一般的であり、大掛かりな工事が必要となり、しかも、定期的に蓄熱層に氷を補充しなければならず、小規模な住宅用としては不向きであった。
さらに、地中熱を利用したヒートポンプ方式で、家庭内の給湯と、室内の冷暖房を行う方法も行われているが、水平ループ方式(地中に深さ1〜2mの堀を堀り、そこに採熱用パイプを這わせて埋設する)では、建て坪100mの住宅の熱源を得るために400〜600mの採熱用パイプを埋設することが必要であり、又、垂直ループ方式(地中に深さ50〜100mの井戸を堀り、そこに採熱用パイプを埋設する)では2本の井戸が必要となり、一般住宅用で300〜500万円の費用を要すると共に、ヒートポンプの稼動コスト(電気代)が、深夜電力を利用した電気温水器の約75%かかるといった問題があった。
また、平成15年7月に建築基準法が改正され、「シックハウス対策」として、居室の24時間換気(1時間で居室体積の0.5回分を換気させる事)が義務づけられた。
そこで、本出願人は、特許文献1に記載された、建築基準法に対応できる「アース・ソーラーシステム(二層式)」を発明し出願した。この発明によれば、貯水タンクと、貯温水タンクの2つのタンクを地中に埋設し、その双方のタンク内に、外気取入口から各室の24時間給気パイプに連通する熱交換パイプを配管し、貯水タンクを雨水又は地下水又は水道水で満たすと共に、貯温水タンクは太陽熱温水器からの温水で満たし、前記、熱交換パイプに設けた開閉バルブを操作する事により、夏期においては、冬期の冷たい外気で冷やしておいた貯水タンク内の冷水を利用して、外気を貯水タンク内の熱交換パイプを経由させ、暑い外気を冷やして各室に送り込むため、効率よく冷風運転を行うことが出来る。また、冬期においては、夏期の暑い外気で温めておいた貯水タンクの弱温水に冷たい外気を熱交換バイプを経由して暖めると共に、さらに太陽熱温水器を利用した、貯温水タンク内の温水中の熱交換パイプを経由するため、各室に温風を送り込むことが可能となった。
特願2007−42895
しかしながら、本出願人の出願した特許文献1の発明においては、貯水タンクと貯温水タンクの2つのタンクを必要としたため、配管が複雑になり、開閉バルブの数も増え、高価格になると共に、施工するための工期も長く必要であった。
そこで、本出願人は、特許文献2に記載された、「アース・ソーラーシステム(一層式)」を発明して出願した。この発明によれば、建物の下部の地中に、建物の基礎部と一体に構成したコンクリート製タンクを構築し、コンクリート製タンク内に熱交換パイプを配管し、コンクリート製タンク内を雨水、又は水道水、又は地下水で満たし、全熱交換型換気扇からの供給空気をコンクリート製タンク内の熱交換パイプに導き、夏期は、全熱交換型換気扇からの供給空気を、地中熱で冷やされたコンクリート製タンク内の水と、熱交換パイプとの間で熱交換して冷やした後、給気パイプを経由して各階に給気し、冬期は、太陽熱温水器からの温水を、コンクリート製タンク内に循環させて、コンクリート製タンク内を温水状態とし、全熱交換型換気扇からの供給空気を、コンクリート製タンク内の熱交換パイプに導き、コンクリート製タンク内の温水と、熱交換パイプとの間で熱交換して暖めた後、給気パイプを経由して各階に給気した事により、各室に温風を送り込むことが可能となった。
特願2008−134783
しかしながら、本出願人の出願した特許文献2の発明においても、建物の下部の地中にコンクリート製タンクを必要としたため、高価になると共に、施工するための工期も長く必要であった。
そこで、本出願人は、特許文献3に記載された、「アース・ソーラーシステム(地中熱回収パイプ方式)」を発明して出願した。この発明によれば、建物の基礎部に外部との通気口を設置せず、1階床下内部の空気を外気と遮断して密封状態とし、建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が室内側に供給する新鮮な外気を、建物の1階床下内部に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤に下部をU字形に成形した複数の地中熱回収パイプを、両端を基礎底盤より1階床下部に突き出すように地中に埋設し、地中熱回収パイプの一端には送風機を取付け、その送風機を作動させる事により1階床下内部の空気が地中熱回収パイプに吸い込まれ、その地中熱回収パイプに吸い込まれた空気は、冬期は地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められると共に、さらに、1階床下部に設けた温水蓄熱槽に太陽熱温水器で温めた温水を循環させて1階床下内部の空気を暖め、また、夏期は1階床下部に設けた温水蓄熱槽に太陽熱温水器からの温水を循環させず、地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされた空気が1階床下内部に給気され、その1階床下の空気をダクトを通して各階の天井内部に給気し、天井内部に給気した空気を各室天井に設けたガラリより室内に給気した事により、冬期には弱暖房された暖かい空気を各室に送り込むと共に、夏期には弱冷風された涼しい空気を各室に送り込むことが可能となった。
特願2009−158863
しかしながら、本出願人の出願した特許文献3の発明においても、雨や曇りの日が続いた場合、太陽熱温水器のお湯の温度が上がらず、雨や曇りの日と、晴天の日の温度差が大きいといった問題が発生した。
そこで、本出願人は、特許文献4に記載された、「アース・ソーラーシステム(地中熱回収パイプ方式)」を発明して出願した。この発明によれば、冬期においては、建物の基礎部に外部との通気口を設置せず、1階床下内部の空気を外気と遮断して密封状態とし、建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が室内側に供給する新鮮な外気を、建物の1階床下部に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤に下部をU字形に成形した複数の地中熱回収パイプを、両端を基礎底盤より1階床下部に突き出すように地中に埋設し、地中熱回収パイプの一端には送風機を取付け、その送風機を稼動させる事により1階床下内部の空気が地中熱回収パイプに吸い込まれ、地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められて1階床下内部の空気を暖めると共に、太陽熱温水器からの温水をお風呂で利用した後、温水蓄熱槽に流して溜湯したため、雨や曇りが続いた場合においても、1階床下内部の空気の温度を地中熱だけに頼らず暖かくする事が可能となり、これまで排水溝に流していた温かい風呂の残り湯のエネルギーを再利用する事により、1階床下内部の弱暖房された暖かい空気を各室に給気する事が可能となった。また、夏期においては、温水蓄熱槽に風呂の残り湯を供給せず、全熱交換型換気扇から1階床下内部に送り込まれた外気は、地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされて1階床下部の空気と混ぜ合わされた後、各階天井内部に設けられたダクトの送風機を稼動させる事により、1階床下内部からダクトを経由して各階の天井内部に送られ、天井に設けたガラリより室内に給気して室内を冷やす事が可能となった。
特願2010−56088
しかしながら、本出願人の出願した特許文献4の発明においても、床下に設置する温水蓄熱槽の長期耐久性に問題が残ると共に、冬期において風呂の残り湯と地中熱だけでは暖房効果が不足するといった問題が発生した。
また、従来から地中熱交換機を利用した建物の空調換気システムとして知られている、特許文献5に記載したジオパワーシステムの場合、冬期において、地中熱だけでは暖房効果(地下5mでも地中温度は約18度前後だから、外気を地中熱により暖めても、それ以下の温度にしかならない)が低く、さらに価格が高いため、一般住宅に施工する場合はコストの面で問題があった。
特開2007−303693
さらに、太陽エネルギーを利用するソーラーシステムとして知られている、特許文献6に記載したOMソーラーの場合、雨や曇りの日が続いた場合には暖房効果が下がるため補助暖房装置が必要になるといった問題と、さらに夏期においては冷風運転が出来ないといった欠点があった。
特開平08−005161
本発明は、このような、従来の欠点に鑑みて、自然との調和を図る事を目的とし、石油、ガス、電気等の人工エネルギーの浪費を抑え、太陽熱や、地中の地中熱を有効に利用して、住宅の室温調整を行うものであり、エネルギーコストが低く、構造が簡単な冷暖房装置を提供する事を課題とする。
本出願人の出願した特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4による発明では、上記のような問題が発生したため、当社では、新たに、特許文献4の発明を改良して、冬期においては、屋根に設置した太陽熱集熱器で暖めた空気を1階床下内部に送り込むタイプのアース・ソーラーシステムを新たに開発し、本発明を特許出願すると同時に、本製品の発売を開始した。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が室内に給気する新鮮な外気を、建物の1階床下に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤に、下部をU字形に構成した地中熱回収パイプの両端を、基礎底盤より1階床下内部に突き出すように地中に埋設し、地中熱回収パイプの一端に送風機を取付けて作動させる事により、1階床下内部の空気が地中熱回収パイプに吸い込まれ、その地中熱回収パイプに吸い込まれた空気は、冬期においては地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められて1階床下内部を暖めると共に、屋根に太陽熱集熱器を取付け、太陽光で暖められた太陽熱集熱器の内部の暖かい空気を送風機で1階床下内部に給気して1階床下内部を暖め、このようにして暖められた1階床下内部の空気を各階の室内に給気して室内を暖め、また、夏期においては地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされた1階床下内部の空気を各階の室内に給気して室内を冷やした事を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、複数の地中熱回収パイプを互いに離して施工すると共に、地中熱回収パイプの基礎底盤から1階床下内部に突き出した先端部に90°エルボを取付け、地中熱回収パイプの送風機が空気を送り出す方向と、別の位置の地中熱回収パイプの空気吸込口が、互いに向い合うように構成した事を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、太陽熱集熱器は、黒色のガルバリウム鋼板の両側をコの字形に折り曲げ、上端には太陽光で暖められた暖かい空気を集めるため、黒色のガルバリウム鋼板を直方体に成形した集熱箱を取付けた事を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、基礎の外側に基礎外断熱材を施工すると共に、1階床には断熱材を施工せず、1階床下内部を外気温度調整槽として利用する事により、1階床下内部を外気から遮断した密封状態として構成した事を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が室内に給気する新鮮な外気を、建物の1階床下に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤に、下部をU字形に構成した地中熱回収パイプの両端を、基礎底盤より1階床下内部に突き出すように地中に埋設し、地中熱回収パイプの一端に送風機を取付けて作動させる事により、1階床下内部の空気が地中熱回収パイプに吸い込まれ、その地中熱回収パイプに吸い込まれた空気は、冬期においては地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められて1階床下内部を暖めると共に、屋根に太陽熱集熱器を取付け、太陽光で暖められた太陽熱集熱器の内部の暖かい空気を送風機で1階床下内部に給気して1階床下内部を暖め、このようにして暖められた1階床下内部の空気を各階の室内に給気して室内を暖め、また、夏期においては地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされた1階床下内部の空気を各階の室内に給気して室内を冷やした事により、エネルギー消費が少なく、省エネにも貢献する冷暖房装置を提供する事が出来るようになり、エネルギーコスト(電気・ガス・灯油代)を大幅に削減する事が可能となった。
請求項2に記載の発明によれば、複数の地中熱回収パイプを互いに離して施工すると共に、地中熱回収パイプの基礎底盤から1階床下内部に突き出した先端部に90°エルボを取付け、地中熱回収パイプの送風機が空気を送り出す方向と、別の位置の地中熱回収パイプの空気吸込口が、互いに向い合うように構成した事により、1階床下内部の空気が掻き混ぜられ空気が澱む場所が無くなり、1階床下内部の温度・湿度を均一に調整する事が可能となり、複数の地中熱回収パイプに対して、同一温度・湿度の空気を供給する事が可能となり、各階に給気する1階床下内部の空気の温度・湿度を一定温度・湿度に安定させる事が可能となった。
請求項3に記載の発明によれば、太陽熱集熱器は、黒色のガルバリウム鋼板の両側をコの字形に折り曲げ、上端には太陽光で暖められた暖かい空気を集めるため、黒色のガルバリウム鋼板を直方体に成形した集熱箱を取付けた事により、簡単な構造で安価に製造できる太陽熱集熱器を提供する事が可能となった。
請求項4に記載の発明によれば、基礎の外側に基礎外断熱材を施工すると共に、1階床には断熱材を施工せず、1階床下内部を外気温度調整槽として利用する事により、1階床下内部を外気から遮断した密封状態として構成した事により、1階床下内部の温度を一定に保つ事により、1階の室内の温度も一定温度に保つ事が可能となると共に、各階の室内に送り込む給気の温度の変化も最小限に抑える事が可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図7には、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、本発明の太陽熱集熱器3と地中熱回収パイプ31、35、41、43を利用した、住宅1の立体解説図である。以下に、太陽熱と地中熱を利用した住宅の冷暖房システムを説明する。
図1は、本発明のアース・ソーラーシステムを分かりやすく説明するため、アース・ソーラーシステムを組み込んだ住宅1を立体解説図で示したものである。屋根2の上に太陽熱集熱器3を設置すると共に、基礎底盤24の四隅には2本の塩ビパイプ(4mの塩ビパイプ)の下部を塩ビ製の90°エルボと塩ビパイプで継いで、下部をU字形(図2の拡大図で示す)に構成した4組の塩ビパイプの地中熱回収パイプ31、35、41、43が、両端を基礎底盤24より1階床下内部に突き出すように地中に埋設され、地中熱回収パイプ31の1階床下内部に突き出した塩ビパイプの先端には塩ビ製の90°エルボ25、90°エルボ27が取付けられ、塩ビ製の90°エルボ27の先端には送風機28が取付けられる。同様に、地中熱回収パイプ35の1階床下内部に突き出した塩ビパイプの先端には塩ビ製の90°エルボ33、90°エルボ37が取付けられ、塩ビ製の90°エルボ37の先端には送風機38が取付けられる。同様に、地中熱回収パイプ41の1階床下内部に突き出した塩ビパイプの先端には塩ビ製の90°エルボ15、90°エルボ17が取付けられ、塩ビ製の90°エルボ17の先端には送風機18が取付けられる。同様に、地中熱回収パイプ43の1階床下内部に突き出した塩ビパイプの先端には塩ビ製の90°エルボ47、90°エルボ48が取付けられ、塩ビ製の90°エルボ48の先端には送風機49が取付けられると共に、地中熱回収パイプ31、35、41、43を構成する2本の塩ビパイプに取付けた塩ビ製の90°エルボの空気取入口と空気吐出口を互いに直角になるように構成し、隣り合う4組の地中熱回収パイプの空気排出口と、空気取入口が互いに向き合うように配置される。
さらに、太陽熱集熱器3の集熱盤4で暖められた屋根2と集熱盤4の間の空気が上昇して集熱箱5に集められ、室内ダクト13に取付けられた送風機21を稼動させる事により、集熱箱5に集められた外気は外気導入ダクト7から室内に取付けられた室内ダクト13を経由して1階床下内部に給気される。この場合、集熱箱5に取付けられ断熱材で囲まれた外気導入ダクト7の内部の外気は、冬期の冷たい外気による温度低下を防ぐため、屋根2の直下の壁面から室内に導入し、断熱材で囲まれた室内ダクト13を経由して矢印20で示すように1階床下内部に給気される。
さらに、図6で示すように、送風機18、28、38、49を稼動させる事により、地中熱回収パイプ31が吸い込んだ1階床下内部の空気は、地中熱回収パイプ31の中を矢印30方向から矢印29方向に流れて地中熱により温度調整され、送風機28により1階床下内部に排出される。このようにして1階床下内部に排出された空気は矢印32方向に送風され、1階床下内部の空気と混ぜ合わされて温度が均一になるように調整され、塩ビ製の90°エルボ33から再び地中熱回収パイプ35に吸い込まれ、地中熱回収パイプ35の中を矢印34方向から矢印36方向に流れて地中熱により温度調整され、送風機38により1階床下内部に排出される。このようにして1階床下内部に排出された空気は矢印55方向に送風され、1階床下内部の空気と混ぜ合わされて温度が均一になるように調整され、塩ビ製の90°エルボ47から再び地中熱回収パイプ43に吸い込まれ、地中熱回収パイプ43の中を矢印44方向から矢印42方向に流れて地中熱により温度調整され、送風機49により1階床下内部に排出される。このようにして1階床下内部に排出された空気は矢印50方向に送風され、1階床下内部の空気と混ぜ合わされて温度が均一になるように調整され、塩ビ製の90°エルボ15から再び地中熱回収パイプ41に吸い込まれ、地中熱回収パイプ41の中を矢印40方向から矢印39方向に流れて地中熱により温度調整され、送風機18により1階床下内部に排出される。このようにして1階床下内部に排出された空気は矢印22方向に送風され、1階床下内部の空気と混ぜ合わされて温度が均一になるように調整され、塩ビ製の90°エルボ25から再び地中熱回収パイプ31に吸い込まれる。このように基礎底盤24の四隅に配置された地中熱回収パイプ31、35、41、43の空気取入口(塩ビ製の90°エルボ25、33、47、15)と、地中熱回収パイプの空気排出口(塩ビ製の90°エルボ27、37、48、17)を、互いに向き合うように構成する事により、1階床下内部の空気は、床下内部の場所によって澱む事が無くまぜ合わされ、床下内部の空気の温度が何れの場所でも均一になるように調整される。
さらに、1階床下の基礎底盤24の四隅に、地中熱回収パイプ31、35、41、43を互いに離して埋め込む事により、地中内部において地中熱回収パイプから発生する熱による、お互いの地中熱回収パイプ同士による熱干渉を少なくする事が可能となる。特に、狭小地に地中熱回収パイプを埋め込む場合、地中熱回収パイプ同士の熱による熱干渉により、地中の温度が変化(夏期には暑い外気を地中熱回収パイプに送り込むため地中の温度が上昇し、冬期には寒い外の外気を地中熱回収パイプに送り込むため地中の温度が下がる)してしまい、地中熱回収パイプのメリットが減少する事となる。
このように、地中熱回収パイプ31、35、41、43に各々1台の送風機を取付け地中熱を回収した事により地中熱を効率良く回収する事が可能となった。さらに、それぞれの地中熱回収パイプ31、35、41、43に独立して1台づつ送風機を取付けた事により、1階床下内部の空気の温度が、夏(冬)の初めに冷え(暖か)すぎる場合には、4本の地中熱回収パイプ31、35、41、43の内の数本のみ稼動させ、他の地中熱回収パイプの稼動を停止させる事により、1階床下内部の温度を調節する事が可能となった。なお、当社では、この発明の実施の形態1で説明している地中熱回収パイプを4組み使用したアース・ソーラーシステムは、述べ床面積40坪迄の住宅仕様とし、それ以上の述べ床面積の住宅の場合には、述べ床面積に応じて地中熱回収パイプを増設して対応している。
本発明において、地中熱回収パイプ31、35、41、43には内径100ミリメートルの塩ビパイプを使用し、地中に埋め込む深さは約4メートルである。その理由は、塩ビパイプの標準的な長さは4メートルで入手しやすい上に価格が安く、さらに関東地区の地中4〜5メートルの温度は、年間を通して約17℃〜19℃と温度変化が少ないためです。ちなみに、東京都足立区大谷田の、当社ショールーム(地下室付)で、毎日、地中1メートル、3メートル、5メートルの地中温度を測定しているが、その測定結果によると地中5メートルの地中温度は、毎年5月〜6月の間で最低温度の17.1℃となり、11月〜12月の間で最高温度の19.3℃となる。外気の最低気温(2月頃)に対して地中5メートルの最低温度が5月〜6月となるのは、地表面の温度が地中に浸透するのに時間がかかるためである。夏期の場合も同様である。
さらに、地中熱回収パイプ31、35、41、43を地中に埋設する際は、小型重機(穴堀建柱車等)にオーガーを取付け、オーガーで地中に穴を掘り、その穴に地中熱回収パイプを埋め込むため、工期を短縮し安価に施工する事が可能である。
なお、一般的な住宅の1階床下の基礎は、1階床下内部に湿気が溜まるのを防ぐため、外気と1階床下内部の空気が常に通気するように、基礎と土台の間に通気基礎パッキンを使用しているが、本発明においては、1階床下内部を外気温度調整槽として利用するため、ベタ基礎を施工し、外気が1階床下部に直接流入しないように、基礎と建物の土台の間に気密基礎パッキンを使用し、1階床下内部が外気と通気せず密封状態となるように施工する。
以上のような構成において、図2において冬期における居室の弱温風運転について説明する。
最初に、一般的な全熱交換型換気扇の使用方法では、全熱交換型換気扇の内部で熱交換を終えた新鮮な外気は居室に給気されるが、本発明のアース・ソーラーシステムでは全熱交換型換気扇の内部で熱交換を終えた新鮮な外気を1階床下内部83に給気する方法について説明する。1階の居室Aの室内側吐出空気(よごれた室内空気)は、全熱交換型換気扇75に吸い込まれダクト77を経由してフード78から室外に排気される。その際、全熱交換型換気扇75が排気する室内の空気(室内側吐出空気)と、フード78から室内に給気する外気(室外側吸込空気)とが全熱交換型換気扇75の内部で熱交換されると共に、全熱交換型換気扇75が吸い込んだ室外側吸込空気(新鮮な空気)は全てダクト86を経由して1階床下内部83に供給される。同様にして、2階の居室Bの室内側吐出空気(よごれた室内空気)は、全熱交換型換気扇67に吸い込まれダクト68を経由してフード69から室外に排気される。その際、全熱交換型換気扇67が排気する室内の空気(室内側吐出空気)と、フード69から室内に給気する外気(室外側吸込空気)とが全熱交換型換気扇67の内部で熱交換されると共に、全熱交換型換気扇67が吸い込んだ室外側吸込空気(新鮮な空気)は全てダクト71を経由して1階床下内部83に供給される。
このように、全熱交換型換気扇67、75を使用する事により、冬期における室内の暖かい空気を、外の冷たい外気と入れ替える(換気する)際に、室内の暖かい空気の温度が下がるのを最小限に抑える事が可能となる。ちなみに、三菱電機株式会社のホームページでは、ロスナイ(全熱交換型換気扇の商品名)の熱交換機能を、「外気温度0℃、室内温度20℃、温度交換効率75%の場合」、室内温度20℃の空気をロスナイで換気した場合、外気(0℃)の空気の温度は熱交換機の働きで15℃となって室内に給気(新鮮空気)されると説明している。
つづいて、このようにして1階床下内部83に供給された全熱交換型換気扇67、75からの外気(室外側吸込空気)が、どのようにして1階床下内部83で熱交換されて弱温風になるかを説明する。
ダクト71、86から供給された全熱交換型換気扇67、75からの外気は、1階床下内部83の空気と混ざり合い、地中熱回収パイプ92に取付けられた送風機93を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印91方向から地中熱回収パイプ92に吸い込まれ、地中熱回収パイプ92の中で地中熱により暖められて弱温風となり、送風機93により矢印94方向に示すように1階床下内部83に排気される。同様にして、地中熱回収パイプ96に取付けられた送風機98を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印95方向から地中熱回収パイプ96に吸い込まれ、地中熱回収パイプ96の中で地中熱により暖められて弱温風となり、送風機98により矢印99方向に示すように1階床下内部83に排気される。同様にして、地中熱回収パイプ97に取付けられた送風機101を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印100方向から地中熱回収パイプ97に吸い込まれ、地中熱回収パイプ97の中で地中熱により暖められて弱温風となり、送風機101により矢印102方向に示すように1階床下内部83に排気される。同様にして、地中熱回収パイプ104に取付けられた送風機108を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印103方向から地中熱回収パイプ104に吸い込まれ、地中熱回収パイプ104の中で地中熱により暖められて弱温風となり、送風機108により矢印109方向に示すように1階床下内部83に排気される。
さらに、屋根66の上に取付けた太陽熱集熱器62の集熱盤63と屋根66の間の空気が太陽光により暖めら上昇して集熱箱64に集められ、送風機(図1で説明した送風機21)を稼動させる事により外気導入ダクト65と、室内に取付けられた室内ダクト(図1で説明した室内ダクト13)を経由して1階床下内部83に供給される。この場合、集熱箱64に取付けられ断熱材で保温された外気導入ダクト65は、冬期の寒い外気による温度低下を防ぐため屋根66の直下の壁面から室内に導入するように施工し、断熱材で保温された室内ダクトを経由して1階床下内部83に供給する事により、さらに1階床下内部83の空気を暖める。
このように、1階床下内部83で弱温風となった外気は、1階床を暖める事により1階の居室Aを暖めると共に、弱温風となった1階床下内部83の空気は、1階床下に取付けられた送風機82を稼動させる事により、ガラリ81から矢印80方向に給気されて1階室内を暖め、さらに1階床下内部83から2階床に配管されたダクト117の送風機114を稼動させる事により、1階床下内部83の弱温風はダクト117を経由してガラリ118より矢印72方向に給気され2階の居室Bを暖める。
つづいて、図3において夏期における居室の弱冷風運転について説明する。
最初に、一般的な全熱交換型換気扇の使用方法では、全熱交換型換気扇の内部で熱交換を終えた新鮮な外気は居室に給気されるが、本発明のアース・ソーラーシステムでは全熱交換型換気扇の内部で熱交換を終えた新鮮な外気を1階床下内部83に給気する方法について説明する。1階の居室Aの室内側吐出空気(よごれた室内空気)は、全熱交換型換気扇75に吸い込まれダクト77を経由してフード78から室外に排気される。その際、全熱交換型換気扇75が排気する室内の空気(室内側吐出空気)と、フード78から室内に給気する外気(室外側吸込空気)とが全熱交換型換気扇75の内部で熱交換されると共に、吸い込んだ室外側吸込空気(新鮮な空気)は全てダクト86を経由して1階床下内部83に供給される。同様にして、2階の居室Bの室内側吐出空気(よごれた室内空気)は、全熱交換型換気扇67に吸い込まれダクト68を経由してフード69から室外に排気される。その際、全熱交換型換気扇67が排気する室内の空気(室内側吐出空気)と、フード69から室内に給気する外気(室外側吸込空気)とが全熱交換型換気扇67の中で熱交換されると共に、吸い込まれた室外側吸込空気(新鮮な空気)は全てダクト71を経由して1階床下内部83に供給される。
このようにして、全熱交換型換気扇67、75を使用する事により、夏期における涼しい室内の空気を、外の暑い外気と入れ替える(換気する)際に、涼しい室内の空気の温度の上昇を最小限に抑える事が可能となる。
つづいて、このようにして1階床下内部83に供給された全熱交換型換気扇67、75からの外気(室外側吸込空気)が、どのようにして1階床下内部83で熱交換されて弱冷風になるかを説明する。ダクト71、86から供給された全熱交換型換気扇67、75からの外気は、1階床下内部83の空気と混ざり合い、地中熱回収パイプ92に取付けられた送風機93を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印91方向から地中熱回収パイプ92に吸い込まれ、地中熱回収パイプ92の中で地中熱により冷やされて弱冷風となり、送風機93により矢印94方向で示すように1階床下内部83に排気される。同様にして、地中熱回収パイプ96に取付けられた送風機98を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印95方向から地中熱回収パイプ96に吸い込まれ、地中熱回収パイプ96の中で地中熱により冷やされて弱冷風となり、送風機98により矢印99方向で示すように1階床下内部83に排気される。同様にして、地中熱回収パイプ97に取付けられた送風機101を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印100方向から地中熱回収パイプ97に吸い込まれ、地中熱回収パイプ97の中で地中熱により冷やされて弱冷風となり、送風機101により矢印102方向で示すように1階床下内部83に排気される。同様にして、地中熱回収パイプ104に取付けられた送風機108を稼動させる事により、1階床下内部83の空気は、矢印103方向から地中熱回収パイプ104に吸い込まれ、地中熱回収パイプ104の中で地中熱により冷やされて弱冷風となり、送風機108により矢印109方向で示すように1階床下内部83に排気される。
このようにして、1階床下内部83で弱冷風となった外気は、1階床を冷やす事により1階の居室Aを冷やすと共に、弱冷風となった1階床下内部83の空気は、1階床下に取付けられた送風機82を稼動させる事により、ガラリ81から矢印80方向に示すように1階の居室Aに給気され1階室内を冷やす。さらに1階床下内部83から2階床に配管されたダクト117に取付けられた送風機114を稼動させる事により、1階床下内部83の弱冷風はダクト117を経由してガラリ118から矢印72方向に示すように2階の居室Bに給気され2階の居室Bを冷やす。
なお、夏期においては、図1で説明した太陽熱集熱器3の室内ダクト13に取付けられた送風機21を停止し、送風機21の送風口に断熱材を取付けたキャップを取付けて送風口を塞ぎ、太陽熱集熱器3からの暖かい温風が1階床下内部83に流れ込まないようにする。
図4は、本発明における住宅60を、次世代省エネタイプの断熱材で施工(構成)した状態を示す。屋根の断熱に関しては、屋根断熱材123(一般的には、厚さ160mmの発泡ウレタン)を屋根裏側に施工する。外壁の断熱に関しては、外壁断熱材124(一般的には、厚さ75mmの発泡ウレタン)を壁内部に施工する。窓のサッシに関しては、各社から発売されている断熱等級4(次世代省エネタイプ)の断熱樹脂サッシ125を使用する。基礎の断熱に関しては、基礎外断熱材126(一般的には、厚さ50mmの発泡スチロール板)を基礎コンクリートの外側に施工したあと、発泡スチロール板の外側に無収縮コンクリートを厚さ10〜20ミリメートル施工する。但し、ここに書かれた断熱材の種類と材質に関しては、例えば、発泡スチロール板であっても、密度の違いにより断熱効果に変化が生じるため、同一メーカーであっても、密度により厚さが変わる場合がある。なお、次世代省エネタイプの住宅においては、1階床下、1階天井裏、2階天井裏に断熱材を施工しているが、本発明においては、住宅の各々室内同士の温度を出来るだけ均一に保つため、1階床下1や1階天井裏、2階天井裏には断熱材を施工しない。本発明における住宅60の断熱性能に関しては、最大限の省エネ効果を得るためにも、図4で説明した次世代省エネタイプの断熱を必ず施工する事が必要である。
つづいて、図5により、全熱交換型換気扇135の機能と、全熱交換型換気扇135の設置場所について説明する。
図5bに示すように、全熱交換型換気扇本体130の下面には室内空気取込口134が設けられ、室内空気取込口134から吸い込まれた室内の空気は、排気用配管138を経由して排気133方向(室外)に排気され、その際、全熱交換型換気扇135が排気133する室内の空気(室内側排出空気)と、外気取込配管131を経由して全熱交換型換気扇135に吸い込まれる外気132とが全熱交換型換気扇本体130の内部で熱交換されると共に、吸い込まれた外気132は4本の給気パイプ137に分岐されて各居室に給気136されるように構成される。
このように構成された全熱交換型換気扇135を、図5a(図2、図3で説明した符号と同一符号で説明する)で示すように1階の天井部分に全熱交換型換気扇75(図5bで説明した全熱交換型換気扇153と同一製品)を取付け、全熱交換型換気扇75を稼働させる事により、居室Aの室内空気が矢印84方向から廊下Eに流れ込み全熱交換型換気扇75に吸い込まれ、吸い込まれた室内空気はダクト77を経由して室外に排気されると共に、全熱交換型換気扇75内部で新鮮な外気と熱交換され、全ての給気はダクト86を経由して1階床下内部83に供給される。同様に、2階の天井部分に全熱交換型換気扇67(図5bで説明した全熱交換型換気扇153と同一製品)を取付け、全熱交換型換気扇67を稼働させる事により、居室Bの室内空気が矢印76方向から廊下Dに流れ込み全熱交換型換気扇67に吸い込まれ、吸い込まれた室内空気はダクト68を経由して室外に排気されると共に、フード69から吸い込まれた外気は全熱交換型換気扇67内部で熱交換され、全ての外気はダクト71を経由して1階床下内部83に供給される。このようにして1階床下内部83に供給された新鮮な外気は、図2、図3で説明したように、1階床下内部83よりダクトとガラリを経由して1階の居室A、2階の居室Bに給気される。このようにして、各階に全熱交換型換気扇を1台づつ設置する事により、居室のみならず廊下も含めて建物全体の室温調節が可能となるばかりでなく、さらにフィルターの清掃作業も各階1台の清掃で済むようになる。
図7は、図1で説明した屋根2の上に設置する太陽熱集熱器3の構造を示す。太陽熱集熱器3の集熱盤4は、黒色のガルバリウム鋼板の両端を、屋根2と集熱盤4の間の隙間が約3cmになるようにコの字形に折り曲げ(折り曲げ部148で示す)、集熱盤4の太陽光を受ける面には、集熱盤4を補強するためプレス機で約6mmの凸状の補強用折曲部143を形成し、集熱盤4の上部に位置する上端の接合部142には、集熱盤4と集熱箱5を接合するための複数の穴141を開けると共に、集熱箱5は黒色のガルバリウム鋼板を四角形の直方体に折り曲げ、集熱盤10の接合部174と重ねて接合するため、集熱箱3が集熱盤10の接合部174が接合する部分に約3cmの開口部を開けL形形状の接合部178を形成したうえ、集熱盤10に開けられた穴173に対応する位置に穴140を開け、集熱箱5の一方の直方体の部分はガルバリウム鋼板を折り曲げて塞ぎ、他方は、ガルバリウム鋼板を折り曲げて給気口144を開け、集熱箱5の接合部146と集熱盤4の接合部142を重ねて複数のビス139で固定したあと、接合部142と接合部146の接合部分をコーキング材で塞ぎ、このように構成した太陽熱集熱器3を屋根2の上に固定し、サイド部147と屋根2の隙間をコーキング材で塞ぎ、給気口144に外気導入ダクト7の取付部145を固定する事により、集熱盤4と屋根2の間の外気導入口11から外気が給気され、太陽光により集熱盤4と屋根2の間で暖められた外気は上昇して集熱箱5に集められ、このようにして集熱箱5に集められた暖かい外気は、図1で説明した送風機21を稼動させる事により外気導入ダクト7を経由して1階床下内部に給気される。なお、当社の埼玉県さいたま市緑区にある浦和支所の展示場において、本発明の太陽熱集熱器3を設置して温度測定を実施しているが、真冬(2月)の日中の外気温度が10℃の場合でも、日当たりの良い日中10時〜14時の時間帯において集熱箱3内の温度は約45度Cに達し、1時間当たり230立米の空気を送風する送風機を連続使用して集熱箱3内の空気を1階床下内部に給気しても、集熱箱3内部の外気の温度は下がらず約45度Cを保ったまま温度低下しない。この事実からも、冬期においては太陽熱集熱器を利用して1階床下内部に蓄熱する事により、夜間においても1階床下内部が暖かく保たれ、電気、ガス、石油等のエネルギーの消費を削減すると共に、省エネに大きく貢献する事が出来るようになった。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図8、図9は、この発明の実施の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では、図2(冬期)、図3(夏期)の何れの季節においても、1階床下内部83の空気を1階の居室Aに給気する場合、1階床に穴を開け、その穴の床上部にガラリ81を取付けると共に、穴の床下内部に送風機82を取付け、送風機82を稼動させる事により1階床下内部83の空気を1階の居室Aに給気し、さらに1階床下内部83の空気を2階の居室Bに給気する場合は、1階床下内部83から2階床部にダクト117を取付け、ダクト117の2階床部にガラリ118を取付けると共に、1階床下内部83に送風機114を取付け、送風機114を稼動させる事により1階床下内部83の空気を2階の居室Bに給気していたのに対して、この発明の実施の形態2では、図8、図9で示すように、1階床下内部183から1階の居室Dと2階の居室Eに連通するダクト186を取付け、そのダクト186の1階の居室Dの天井下部に送風機185とガラリ184を取付けると共に、ダクト186の2階の居室Eの天井下部に送風機187とガラリ188を取付け、送風機185、187を稼動させる事により、1階床下内部183の空気を1階の居室Dと2階の居室Eに給気するように構成した。
このように構成する事により、図9で示す夏期の弱冷風運転において、1階床下内部183の空気をダクト186を経由して1階の居室Dと2階の居室Eの天井下部から給気する事が可能となり、弱冷気を居室の天井部分から床面に向かって給気する事により、冷房効果が一層増して効率よく居室を冷やす事が可能となる。なお、このように夏期において1階床下内部183の空気をダクト186を経由して1階の居室Dと2階の居室Eに給気する際は、1階の居室Dのガラリ168と2階の居室Eのガラリ189に蓋を取付け、送風機169と送風機180の稼動を停止させる。
さらに、図8で示すように、冬期において1階床下内部183の空気を、1階床下内部183の送風機169、送風機180を稼動させて1階の居室Dと2階の居室Eに給気する場合は、ダクト186の1階の居室Dのガラリ184と2階の居室Eのガラリ188に蓋を取付け、送風機185と送風機187の稼動を停止させる。このように1階床下内部183の空気を1階の居室Dと2階の居室Eに給気する際、夏期と冬期で給気するガラリの位置を変更する理由は、室温に比べ、熱い空気は上昇し、冷たい空気は下降するためである。その他の構造においては、この発明の実施の形態1と同様である。
最後に、当社が販売しているアース・ソーラーシステムを装備した注文住宅の場合、お客様の要望(例えば、冬期の暖房を強化してほしい等)に応じ、費用対効果を考慮して各種バリエーション(屋根の上に設置する太陽熱集熱器、地中に埋設して地熱を利用する地中熱回収パイプ、風呂の残り湯を利用する温水放熱パイプ)を組み合わしたアース・ソーラーシステムを販売中である。本発明におけるアース・ソーラーシステムは、その商品(バリエーション)の内の一つである。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係るアース・ソーラーシステムについて詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図7において、集熱盤4にはガルバリウム鋼板を使用する、と説明したが、集熱盤4にガルバリウムの波板鋼板を使うことは、もちろん可能である。
図8、図9において、ダクト186の1階居室部分と2階居室部分に、それぞれ一台の送風機185と送風機187を取付けたが、コストを抑えるために1階居室の送風機185と2階居室の送風機187を取り外し、ダクト186の1階床下内部183の空気取込口に一台の送風機を取付け、1階居室と2階居室を同時に給気する事も、もちろん可能である。
この発明の実施の形態1に係る、アース・ソーラーシステムの立体図である。 同実施の形態に係る、冬期の住宅断面図における太陽熱集熱器と全熱交換型換気扇と地中熱回収パイプを利用したアース・ソーラーシステムの弱温風システム図である。 同実施の形態に係る、夏期の住宅断面図におけると全熱交換型換気扇と地中熱回収パイプを利用したアース・ソーラーシステムの弱冷風システム図である。 同実施の形態に係る、住宅に屋根断熱材、外壁断熱材、断熱樹脂サッシ、基礎外断熱材を施工した状態の断面図である。 同実施の形態に係る、天井取付専用型の全熱交換型換気扇を設置する場所を示した住宅断面図である。 同実施の形態に係る、地中熱回収パイプと1階床下空間の空気の流れを説明した斜視図である。 同実施の形態に係る、太陽熱集熱器の斜視図である。冬期において居室を暖めるための弱温風の給気経路を示す住宅断面図である。 この発明の実施の形態2に係る、冬期において居室を暖めるための弱温風の給気経路を示す住宅断面図である。 同実施の形態に係る、夏期において居室を冷やすための弱冷風の給気経路を示す住宅断面図である。
1 住宅
2 屋根
3 太陽熱集熱器
4 集熱盤
5 集熱箱
6 矢印
7 外気導入ダクト
8 矢印
9 フード
10 矢印
11 外気導入口
12 外気導入ダクト
13 室内ダクト
14 ダクト
15 90°エルボ
17 90°エルボ
18 送風機
19 矢印
20 矢印
21 送風機
22 矢印
23 矢印
24 基礎底盤
25 90°エルボ
26 基礎
27 90°エルボ
28 送風機
29 矢印
30 矢印
31 地中熱回収パイプ
32 矢印
33 90°エルボ
34 矢印
35 地中熱回収パイプ
36 矢印
37 90°エルボ
38 送風機
39 矢印
40 矢印
41 地中熱回収パイプ
42 矢印
43 地中熱回収パイプ
44 矢印
45 排水溝
46 排水パイプ
47 90°エルボ
48 90°エルボ
49 送風機
50 矢印
51 排水パイプ
52 風呂
53 給水管
54 風呂給湯器
55 矢印
60 住宅
61 太陽
62 太陽熱集熱器
63 集熱盤
64 集熱箱
65 外気導入ダクト
66 屋根
67 全熱交換型換気扇
68 ダクト
69 フード
70 矢印
71 ダクト
72 矢印
73 矢印
74 矢印
75 全熱交換型換気扇
76 矢印
77 ダクト
78 フード
79 矢印
80 矢印
81 ガラリ
82 送風機
83 1階床下内部
84 矢印
85 矢印
86 ダクト
87 風呂
88 矢印
89 基礎底盤
90 基礎
91 矢印
92 地中熱回収パイプ
93 送風機
94 矢印
95 矢印
96 地中熱回収パイプ
97 地中熱回収パイプ
98 送風機
99 矢印
100 矢印
101 送風機
102 矢印
103 矢印
104 地中熱回収パイプ
105 塩ビパイプ
106 エルボ
107 塩ビパイプ
108 送風機
109 矢印
110 排水溝
111 上水道
112 矢印
113 給水管
114 送風機
115 風呂給湯器
116 矢印
117 ダクト
118 ガラリ
119 矢印
123 屋根断熱材
124 外壁断熱材
125 断熱樹脂サッシ
126 基礎外断熱材
130 全熱交換型換気扇本体
131 外気取込配管
132 外気
133 排気
134 室内空気取込口
135 全熱交換型換気扇
136 給気
137 給気パイプ
139 ビス
140 穴
141 穴
142 接合部
143 補強用折曲部
144 給気口
145 取付部
146 接合部
147 サイド部
148 折り曲げ部
150 太陽
151 太陽熱集熱器
152 外気導入ダクト
153 屋根
154 室内ダクト
155 全熱交換型換気扇
156 ダクト
157 矢印
158 ダクト
159 全熱交換型換気扇
160 ダクト
161 フード
162 矢印
163 フード
164 矢印
165 矢印
166 ダクト
167 矢印
168 ガラリ
169 送風機
170 地中熱回収パイプ
171 送風機
172 地中熱回収パイプ
173 送風機
174 地中熱回収パイプ
175 送風機
176 地中熱回収パイプ
177 送風機
178 矢印
179 矢印
180 送風機
181 送風機
182 ダクト
183 1階床下内部
184 ガラリ
185 送風機
186 ダクト
187 送風機
188 ガラリ
189 ガラリ
190 矢印
191 矢印
192 矢印
193 矢印

Claims (4)

  1. 建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が室内に給気する新鮮な外気を、建物の1階床下に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤に、下部をU字形に構成した地中熱回収パイプの両端を、基礎底盤より1階床下内部に突き出すように地中に埋設し、地中熱回収パイプの一端に送風機を取付けて作動させる事により、1階床下内部の空気が地中熱回収パイプに吸い込まれ、その地中熱回収パイプに吸い込まれた空気は、冬期においては地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められて1階床下内部を暖めると共に、屋根に太陽熱集熱器を取付け、太陽光で暖められた太陽熱集熱器の内部の暖かい空気を送風機で1階床下内部に給気して1階床下内部を暖め、このようにして暖められた1階床下内部の空気を各階の室内に給気して室内を暖め、また、夏期においては地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされた1階床下内部の空気を各階の室内に給気して室内を冷やした事を特徴とするアース・ソーラーシステム。
  2. 複数の地中熱回収パイプを互いに離して施工すると共に、地中熱回収パイプの基礎底盤から1階床下内部に突き出した先端部に90°エルボを取付け、地中熱回収パイプの送風機が空気を送り出す方向と、別の位置の地中熱回収パイプの空気吸込口が、互いに向い合うように構成した事を特徴とする請求項1に記載のアース・ソーラーシステム。
  3. 太陽熱集熱器は、黒色のガルバリウム鋼板の両側をコの字形に折り曲げ、上端には太陽光で暖められた暖かい空気を集めるため、黒色のガルバリウム鋼板を直方体に成形した集熱箱を取付けた事を特徴とする請求項1に記載のアース・ソーラーシステム。
  4. 基礎の外側に基礎外断熱材を施工すると共に、1階床には断熱材を施工せず、1階床下内部を外気温度調整槽として利用する事により、1階床下内部を外気から遮断した密封状態として構成した事を特徴とする請求項1に記載のアース・ソーラーシステム。
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