JP2014129715A - 自発光式視線誘導標識柱及び台座灯 - Google Patents

自発光式視線誘導標識柱及び台座灯 Download PDF

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Abstract

【課題】同一仕様でどの方向への発光にも容易に対応可能であり、良好な視認性を確保することができる自発光式視線誘導標識柱を提供すること。
【解決手段】上記課題は、台座部2と、台座部2に対して立設される標識柱本体3を備え、台座部2の上部には、天板部2aを有し、天板部2aは、透光性を有する樹脂によって形成されると共に、天板部2aの下面には、下方に開口する空間22が形成されており、空間22内に、少なくとも一つの発光体4が着脱可能に配置されていることを特徴とする自発光式視線誘導標識柱によって解決される。
【選択図】図3

Description

本発明は、台座内に設けられた発光体が自ら発光することによって、車線誘導、交通規制等を行う自発光式視線誘導標識柱及び台座灯に関し、詳しくは、同一仕様でどの方向への発光にも容易に対応可能な自発光式視線誘導標識柱及び台座灯に関する。
自発光式視線誘導標識柱は、太陽電池とバッテリー、LED等の発光体を有し、車線誘導、交通規制等を行うために路面に設置されて使用され、特に夜間に発光体が自ら発光することで視認性を確保する。
例えば特許文献1には、標識柱本体や台座部に窓部を設け、内部に設けられた発光体からの光を窓部から外に向けて放射させるようにしたものや、発光体と太陽電池を有する独立した発光体ユニットを用意し、この発光体ユニットを台座部に設けた穴部に固着するようにしたもの、更には、台座部自体の表面に周方向に沿って発光体を配置させるようにしたものが記載されている。
また、特許文献2には、発光体と太陽電池を有する発光体ユニットを台座部に設けた穴部に装着することで、台座部の周囲2方向又は4方向に向けて発光させるようにしたものが記載されている。
特開2003−119728号公報 国際公開第2008/026572号公報
自発光式視線誘導標識柱は、その設置場所によって発光時の視認性が求められる方向が様々であることが多い。
例えば標識柱本体の軸回りの360°全方向からの視認性が求められる場合に限らず、任意の一方向又は複数方向からの視認性があれば良い場合等、様々なパターンがある。
このため、例えば一方向のみからの視認性があれば足りるような設置場所に360°全方向に対して発光する標識柱を設置することは、視認性に関与しない発光体及びそれらを駆動するための電力が無駄となる問題がある。
この問題に対し、設置場所毎の視認性の要求に応じた仕様の標識柱を設置することも考えられるが、上記従来技術のように標識柱本体や台座部に窓部を設けたり、台座部表面の周方向に発光体を配置させたり、発光体を有するユニットを台座部の穴部に装着する構成では、視認性の要求に応じた構造の標識柱本体や台座部、発光体ユニットをそれぞれ複数種用意しておき、それらを設置場所毎に選択して交換する必要がある。
従って、複数仕様の標識柱本体、台座部又は発光体ユニットを製造して用意しておかなくてはならず、製造コストがかかる問題及び保守管理が煩雑となる問題がある。
また、実際の使用状態に着目すると、自発光式視線誘導標識柱に対するドライバーの視線の角度は車両の移動に伴って変化するため、一定方向の視認性向上を満足させるように発光体が配置されていても、移動するドライバーからの視認性を良好とするために水平方向及び垂直方向にある程度広い角度範囲で光を照射できるようにすることが望まれる。
しかしながら、発光体として一般に用いられるLEDは指向性が強い点光源であるため、発光体の配置方向以外の方向から見た場合に極端に視認性が落ちる問題がある。
図15は、特許文献2記載の台座部100の周囲4方向に向けて光を放射する発光体102が配置された自発光式視線誘導標識柱の平面図を示している。
発光体102は、台座部100の穴部に装着されたユニット101内に設けられている。この場合、発光体102の光軸である照射方向Aは台座部100の周囲4方向に向かうため、一見すると360°の広い範囲に亘って視認性が向上しているように思われるが、実際には、照射方向Aに対して斜め方向Bから見た場合は、発光体102の光軸から外れるために光量は大きく低下して視認性は低くなる。従って、移動するドライバーから見た場合の視認性は必ずしも良好とは言えなかった。
この場合は斜め方向Bへの発光も可能となるように発光体102の数を増やす必要があるが、発光体102の数を増やしたユニット101を別途用意して交換する必要があり、結局、発光体102が異なる複数種のユニット101を用意しなくてはならないことから、上記同様に製造コストがかかり、保守管理が煩雑となる問題がある。
そこで、本発明は、同一仕様でどの方向への発光にも容易に対応可能であり、良好な視認性を確保することができる自発光式視線誘導標識柱を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は以下の各発明によって解決される。
1.台座部と、該台座部に対して立設される標識柱本体を備え、
前記台座部の上部には、天板部を有し、
該天板部は、透光性を有する樹脂によって形成されると共に、該天板部の下面には、下方に開口する空間が形成されており、
該空間内に、少なくとも一つの発光体が着脱可能に配置されていることを特徴とする自発光式視線誘導標識柱。
2.前記発光体の発する光が、前記天板部の内面側から、前記透光性を有する樹脂を透過して、外面側に向かって照射されることを特徴とする前記1記載の自発光式視線誘導標識柱。
3.前記天板部を構成する樹脂には、光拡散材を配合してなることを特徴とする前記1または2記載の自発光式視線誘導標識柱。
4.前記台座部の天板部が円形状に形成され、前記装着部の外周近傍に位置する前記空間内に、発光体取付け部が円周方向に複数設けられており、
該発光体取付け部のうちの少なくとも1箇所に前記発光体が少なくとも1つ着脱可能に装着されていることを特徴とする前記1〜3の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
5.前記発光体取付け部のうちの少なくとも1箇所に、前記発光体を取り付ける発光体ホルダを着脱可能に装着していることを特徴とする前記4記載の自発光式視線誘導標識柱。
6.前記発光体ホルダは、前記発光体取付け部に設けられたスリットに対して挿脱可能に係合していることを特徴とする前記5記載の自発光式視線誘導標識柱。
7.前記発光体取付け部における前記発光体ホルダと接触する部位に、電源と電気的に接続された第1の電極をそれぞれ有すると共に、前記発光体ホルダにおける前記発光体取付け部と接触する部位に、前記発光体の端子と電気的に接続された第2の電極をそれぞれ有し、前記発光体ホルダが前記発光体取付け部に装着されることによって、前記第1の電極と前記第2の電極とを介して前記発光体が前記電源と電気的に接続されていることを特徴とする前記5又は6記載の自発光式視線誘導標識柱。
8.前記台座部を形成する樹脂は、半透明蛍光赤色であることを特徴とする前記1〜7の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
9.前記台座部に底面を備え、該底面に、前記発光体から照射された光を反射する反射部を設けることを特徴とする前記1〜8の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
10.前記台座部の天板部表面に、凹凸加工することを特徴とする前記1〜9の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
11.台座が自発光する自発光式台座灯において、
該台座灯は、透光性を有する樹脂によって形成された天板部を有し、
該天板部の内面には、下方に開口する空間が形成されており、
該空間内に、少なくとも一つの発光体が着脱可能に配置されていることを特徴とする自発光式台座灯。
本発明によれば、同一仕様でどの方向への発光にも容易に対応可能であり、良好な視認性を確保することができる自発光式視線誘導標識柱を提供することができる。
本発明に係る自発光式視線誘導標識柱の一例を示す斜視図 図1に示す自発光式視線誘導標識柱の台座部の底面図 図2中の(iii)−(iii)線断面図 発光体が発光した様子を説明する図 発光体から照射された光が台座部本体表面を通過する様子を説明する図 台座部本体表面に凹凸加工を施した状態を説明する図 台座部底面を光を反射する構造とした際に発光体が発光した様子を説明する図 発光体ホルダを説明する斜視図 発光体の配置態様と発光の様子を説明する図 発光体ホルダの別の態様を説明する斜視図 発光体ホルダの別の態様を説明する斜視図 台座部底面を光を反射する構造とした際の視認性を示す図 台座部底面を光を反射する構造とした際の光量計測箇所を示す図 台座部本体表面に凹凸加工を施した際の視認性を示す図 従来の自発光式視線誘導標識柱の平面図
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明に係る自発光式視線誘導標識柱の一例を示す斜視図、図2はその台座部の底面図、図3は図2中の(iii)−(iii)線断面図である。
自発光式視線誘導標識柱1(以下、単に標識柱1という。)は、台座部2と、台座部2に対して立設されるポリウレタン等の軟質樹脂製の標識柱本体3を備える。台座部2は、たとえば、路面に設置される。
台座部2の上面に円形壁部21が形成されており、その円形壁部21の内側に、標識柱本体3の下端部31が挿入される凹部21aと、その凹部21aの底部中央に、標識柱本体3の下端部31から突設される取付けボルト32が挿通されるボルト挿通穴21bとが形成されている。
取付けボルト32は、路面に埋設される不図示の埋設用脚に対して螺着されることによって、標識柱本体3を台座部2上に立設させている。
なお、本実施形態では平面円形状の台座部2を例示して説明するが、台座部2の平面形状は特に限定されず、楕円形状、矩形状等任意である。
台座部2の円形壁部21の周囲には、天板部2aを有する。台座部2、特に天板部2aの形状は格別限定されるわけではなく、円盤状、楕円形状、矩形状等任意であるが、好ましいのは円盤状である。以下、円盤状の場合について説明する。
天板部2aは、透光性を有する樹脂、たとえば透明又は半透明樹脂によって形成される。
円形壁部21から径方向に延びる円盤状の天板部2aの内面には、下方に開口する空間22形成されている。
このため実質的に薄肉とされる台座部2の天板部2aを補強する目的で、空間22に、円形壁部21から放射状に延びる複数の放射リブ23と、各放射リブ23間を連結するように円形壁部21と同心円状に設けられた1つの円形リブ24とが形成されている。
本実施形態では、この空間22内に形成された放射リブ23と円形リブ24とのうち、台座部2の天板部2aの周方向に沿う円形リブ24に、外周側に向けて少なくとも一つの発光体4が配置される。
発光体4はその全体が天板部2aの下面の空間22に配置されており、天板部2aの外表面には露出していない、つまり台座部2の外表面には露出していない。
従って、発光体4は台座部2の内面から外面に向けて光を照射する。発光体4はその全体が台座部2の天板部2aによって覆われるため、風雨に晒されることがなく、耐久性を向上させることができる。
発光体4としては小電力、長寿命である観点から一般にLEDが好ましく用いられる。各発光体4は、同じく空間22に設けられた電源ユニット5と不図示のリード線によって直列又は並列に電気的に接続される。円形天板部2aと円形リブ24との間に位置する各放射リブ23には、不図示のリード線を収容するための切り欠き部23aが形成されている。
電源ユニット5は、太陽電池、電力を蓄電するバッテリー、発光体4を駆動するための電子基板等を有している。台座部2には、電源ユニット5に装備された太陽電池5aを外表面に露出させるための窓部25が開設されている。電源ユニット5は、耐水性向上のためにケーシング内にシリコンジェル等で封止されていることが好ましい。
図2では、台座部2の空間22内の放射リブ23で区切られた円形リブ24に合計11個の発光体取付け部24aがほぼ等間隔となるように並設されている。そして、この発光体取付け部24aにそれぞれ発光体4が配置されている。
図2は、台座部2の周方向に沿って最大数である11個の発光体4が配置され、発光体4からの光を全周360°に亘って照射させる最も高輝度となる態様を示している。
しかし、本発明において発光体4は発光体取付け部24aに対して着脱可能に装着されている。
任意の数の発光体4を任意の位置にある発光体取付け部24aに装着することで、任意の一方向又は複数方向に重点をおいた発光を行うことができる。この構成の詳細については後述する。
台座部2の底面側には、空間22内への水の浸入を防止するための発泡ゴム等からなる防水シート26と、その外側から台座部2の底面を被蓋するための金属製又は樹脂製の底蓋27とが、台座部2に形成された各ネジ穴部28に対してタッピングビス29によって取り付けられ、内部の発光体4及び電源ユニット5を保護している。
標識柱1は、この台座部2の内側の空間22に配置された少なくとも一つの発光体4が発光、点滅することによって特に夜間の視認性を向上させるものであるが、特に台座部2は光拡散材が配合された透光性樹脂(たとえば透明又は半透明の樹脂)によって形成されていることが好ましい。
この台座部2に使用可能な樹脂は、透明又は内部に配置される発光体4からの光の透過を阻害しない程度の半透明な樹脂を用いることができるが、特に車両等によって踏み付けられた際の耐久性を考慮すると強度の高い樹脂を用いることが好ましく、具体的にはポリカーボネートが好適である。
また、台座部2に半透明蛍光赤色の樹脂を用いることは、台座本体自体が良好な視認性を持つため、好ましい。特に、発光体4が点灯し始める薄暗時は、発光体4の点灯自体は目立たないが台座本体に蛍光赤色樹脂を使用することで、台座の視認性を向上させることができる。
光拡散材は、台座部2を形成する上記の樹脂中に添加されることで、台座部2の一定領域に照射された光を、台座部2自身を通して広範囲に導いて拡散させる。これにより発光体4を中心として台座部2の全体を光らせ、周囲の広い角度に光を照射する。従って、発光体4が点光源であっても台座部2の周方向の広範囲に亘って良好な視認性を確保することができる。
図3には、空間22に配置された発光体4から台座部2の内面側に照射された光が、台座部2自身を通して垂直方向に導かれて拡散する様子が矢印で示されている。
また、図4には、水平方向にも光が拡散する様子が矢印で示されている。(a)では隣接する3つの発光体4からの光が台座部2の内面側に照射されることによって、台座部2自身を通してその周囲に広範囲に光が拡散している。
台座部2の光拡散効果によって、隣接する発光体4間であっても光量は大きく低下することはなく、十分な視認性を確保することができる。
一方、(b)では2つの発光体4間の発光体取付け部24aには、発光体4が装着されていないが、この場合でも台座部2の光拡散効果によって発光体4間の光量が著しく低下することはなく、広い範囲に亘って視認性を確保することができる。
すなわち、この標識柱1によれば、発光体4からの光を光拡散材が配合された台座部2自身を通して導くことで広い範囲に亘って拡散させ、広範囲に亘る視認性を確保することができる。従って、たとえ一方向のみへの視認性を満足させれば足りるために発光体4が最小限の数しか配置されない場合であっても、その光軸を中心として水平方向及び垂直方向のある程度広い範囲に亘って光を照射させることが可能となり、移動するドライバーからの視認性を良好に確保することができるようになる。
また、光拡散材を配合した台座部2本体表面、特に、天板部2a表面に凹凸状の加工を施す構成とすることは、台座部2がより面発光に近く見え、光拡散効果による視認性を向上させることができ、好ましい。
図5には、凹凸加工がある場合とない場合に光が拡散する様子が矢印で示されている。発光体4から照射された光は、台座部2表面の凹凸を通過する際に様々な方向に向かい、光拡散効果を向上させる。
表面の凹凸状加工は、一般にシボ加工や梨地加工と呼ばれており、表面に凹凸を作り艶消し状態にする加工のことをいう。図6に実際に表面シボ加工を行なった台座(a)と、シボ加工を行なっていない台座(b)を例示するが、光を拡散することが出来る凹凸加工であれば、シボ加工、梨地加工に限定されない。
凹凸状加工は20μm〜200μm程度の粗さとすることが好ましい。
また本発明においては、台座部2の天板部2a表面に、梨地処理したフィルムを貼着することもできる。
さらに、底面27aを、発光体4から照射される光を反射させる構成とすることで、電気回路を変更しなくても、暗闇で本発明を使用した際の光量を上げることができ、さらに良好な視認性を確保でき好ましい。この場合、電気回路に変更がないため、放電時間の性能を落とすことなく視認性を向上できる。
図7には、発光体4から照射される光が底蓋27の底面27aで反射する様子が矢印で示されている。台座底蓋27方向へ照射された光は、底蓋27の底面27aが、光を反射させる面で形成されていることによって、光は吸収されずに反射され、光を効率的に用いることができる。
光を反射させる手段としては、底蓋27をアルミ等の光沢のある金属を使用して形成し、底蓋27の自然光沢面を発光体4側に露出させておく構成にする、或いは防水シート26の上面に、光をよく反射する白色系のシート材設けたり、白色塗料等を塗布することや、底面に鏡を設けることなどが挙げられるが、これらの構成に限定されるものではなく、発光体4から照射される光を効率よく反射させる底面27aが形成されれば、どのような手段をとってもよい。
また、底蓋27をアルミ等の光沢のある金属を使用して形成する際は、底面27aに凹凸をつけて光を乱射させる構造にすることも、光拡散効果による視認性を向上させることができ、好ましい。
台座部2を形成する樹脂中に添加される光拡散材としては、例えばアクリル系架橋微粒子、スチレン系架橋微粒子、シリコーン系架橋微粒子、フッ素系微粒子、ガラス微粒子、シリカ微粒子、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アルミナ、タルク、マイカ等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、複数を併用して用いてもよい。
光拡散材の添加量は、ポリカーボネート等の台座部2のベース材料となる樹脂全体に対して0.001重量%〜30重量%とすることが好ましく、0.01重量%〜10重量%がより好ましく、0.02重量%〜1重量%が最も好ましい。
光拡散材の粒径は、平均粒径0.01μm〜100μmの範囲であることが好ましく、0.1μm〜30μmであることがより好ましい。ここで平均粒径とは、電子顕微鏡観察により3000倍の画像で観察される光拡散材の粒径を全量計測したときの、その平均値をいう。また、粒径とは、二軸平均径、すなわち、短径と長径の平均値をいう。ここで短径、長径とは、それぞれ粒子に外接する面積が最小となる外接長方形の短辺、長辺である。
光拡散材の形状としては、真球状、楕円状、不定形状、針状、板状、中空状、柱状、錐状等の形状が挙げられる。
次に、発光体取付け部24aに発光体4を着脱可能に装着する具体的な構成について説明する。
図8は円形リブ24に形成された一つの発光体取付け部24aの拡大図である。同図に示すように、発光体4は発光体ホルダ6に装着されており、この発光体ホルダ6が発光体取付け部24aに対して着脱可能に装着される。
発光体ホルダ6は、適宜の合成樹脂によって形成された板状部材からなり、発光体4を取り付けるための発光体装着穴6aが貫通形成されている。ここでは縦方向に3つの発光体装着穴6aが並設され、そのうちの一つに発光体4が装着された態様を示しているが、発光体装着穴6aは少なくとも一つあればよい。本実施形態に示す発光体ホルダ6は最大3個の発光体4を装着可能となっており、設置場所等に応じて、一つの発光体取付け部24aに装着する発光体4の数を適宜増減することができるようになっている。
発光体ホルダ6に複数の発光体装着穴6aを形成する場合、図示するように縦方向に並設する態様に限らず、図示しないが、横方向に複数並設してもよく、また、縦横方向に複数並設するようにしてもよい。
発光体取付け部24aは、この発光体ホルダ6の外形形状に合致するように台座部2の底面側から凹状に切り欠かれており、そのうちの対向する両側部には、発光体ホルダ6の両側部にそれぞれ形成された凸条部6b、6bに対応して係合するスリットからなる凹条部24b、24bが形成されている。
このため、発光体ホルダ6は、台座部2の底面側から凸条部6b、6bを発光体取付け部24aの凹条部24b、24bに挿入することで、挿脱可能に係合して装着される。従って、発光体取付け部24aに対する発光体4の装着作業が極めて簡便であり、台座部2の周方向に並設される複数の発光体取付け部24aに対して、視認性が求められる任意の一方向又は複数方向に向けて重点をおいた発光を行うべく、任意の発光取付け部24aに対して発光体ホルダ6を係合させることで、容易に発光体4を配置させることができる。
例えば、図9(a)は発光体4を1箇所のみに配置して主として一方向への発光を行う場合、(b)は発光体4を2箇所に分けて配置して主として二方向への発光を行う場合、(c)は発光体4を3箇所に分けて配置して主として三方向への発光を行う場合をそれぞれ示している。このように台座部2の周方向の任意の一方向又は複数方向に向けて重点をおいて発光させるように、発光体取付け部24aの位置を適宜選択し、発光体4を有する発光体ホルダ6を装着するだけで、容易に発光体4を配置させることができ、360°全方向に限らず、任意の一方向又は複数方向への視認性に重点をおいた発光態様を容易に実現することができる。
また、この態様によれば、任意の一方向又は複数方向へ重点をおいた発光を行うために、設置場所毎に台座部2の仕様を異ならせる等の必要は全くなく、同一仕様の台座部2を使用して、発光体取付け部24aに対して発光体ホルダ6を装着する数及び装着する位置を適宜選択するだけで済み、どの方向への発光に重点をおく場合にも容易に対応可能である。しかも、上述したように、台座部2は光拡散材が配合されていることで広い範囲に亘って光を拡散できるので、発光体4の数が少ない場合であっても、また、隣接する発光体4の間であっても、光量が著しく低下することがなく、重点をおいた方向を中心としてその周囲の広い範囲に亘って良好な視認性を確保することができる。
図10は発光体ホルダ6の別態様を示している。この態様では、発光体ホルダ6を発光体取付け部24aに装着するだけで、発光体4との電気的接続が完了するように構成されている。
すなわち、発光体取付け部24aは、発光体ホルダ6と接触する部位である対向する両側部にそれぞれ第1の電極24c、24cを有している。ここでは、第1の電極24c、24cによって凹条部24b、24bが形成されている。また、第1の電極24c、24cはリード線24d、24dによって、電源ユニット5と並列接続の場合は直接的に、直列接続の場合は隣接する発光体取付け部24aのリード線24dを介することによって間接的に電気的に接続されている。
一方、発光体ホルダ6は、発光体取付け部24aと接触する部位である両側部にそれぞれ第2の電極6c、6cを有している。ここでは、第2の電極6c、6cによって凸条部6b、6bが形成されている。また、発光体4の一対の端子4a、4aは、第2の電極6c、6cに電気的に接続されている。
この発光体ホルダ6によれば、その凸条部6b、6bを発光体取付け部24aの凹条部24b、24bに係合させて挿入するだけで、発光体取付け部24aの第1の電極24c、24cと発光体ホルダ6の第2の電極6c、6cとが接触して電気的に接続され、発光体4と電源ユニット5とが電気的に接続される。従って、発光体4の装着作業がより簡便となる効果がある。
複数の発光体4が電源ユニット5に対して直列に接続される場合において、発光体4が装着されない発光体取付け部24aが存在する場合は、図11に示すように、発光体4を有しない発光体ホルダ6の第2の電極6c、6c同士をリード線6dによって短絡させたものを用意しておき、この発光体ホルダ6を、発光体4が装着されない発光体取付け部24aに装着して、発光体ホルダ6を介して第1の電極24c、24c間の導通を確保するようにしておけばよい。この場合の発光体ホルダ6には発光体装着穴6aが形成されていなくてもよい。また、図示しないが、発光体ホルダ6自体を銅板、アルミ板等の導電材料によって形成してもよい。
以上、本発明の自発光式視線誘導標識柱の好ましい実施形態について説明したが、次に、本発明の自発光式台座灯の一例を説明する。
すなわち、この台座が自発光する自発光式台座灯において、台座の部位に関しては、前述の自発光式視線誘導標識柱において説明した台座の説明をそのまま援用し、その説明を省略する。また作用効果についても、援用し、その説明を省略する。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明はかかる実施例によって限定されない。
(実施例1)
図2に示したものと同様の構造となる台座部2本体を、半透明蛍光赤色のポリカーボネート(住友ダウ社製「カリバー 303−10 GA116」)を用いて形成し、台座部底面27aがアルミ光沢面となるように構成した台座を製造した。
作成した台座部に並設された合計11個の発光体取付け部24aのうち、電源ユニット5のすぐ脇の発光体取付け部24aにLEDを設置し、さらにそこから一つおきにLEDを合計6個設置した。
(参考例1)
実施例1において、底面27aを黒色の止水シール材で構成した以外は実施例1と同様にして台座を製造し、LEDを実施例1と同様に6個設置した。
<評価>
暗闇においてLEDを点灯し、視認性の違いを確認した。結果を図12に示す。
また、該台座について、5人の被験者における視認性試験を行なったが、5人中5人が比較例1の台座よりも実施例1の台座が「視認し易い」と評価した。
さらに、図13に示したように、LED点灯部(A部)と、LED点灯部以外の最も明るく視認できる箇所(B部)において、光量を測定した。結果を表1に示す。
図12、視認性試験より、台座部底蓋27の底面27aがアルミ光沢面となるように構成した台座は、発光体から照射された光を底面27aにおいて反射させ、より多くの光を外部に放出させていることが確認できた。
また、表1によると、LED点灯部においては同等の明るさであるのに対して、LED点灯部以外の箇所においては、底面27aを、光を反射させる構成とした方が、約3倍の光量となることが確認できた。
(実施例2)
実施例1に用いた台座部2において、台座部底面27aを黒色の止水シール材で構成し、本体表面に凹凸加工を施した以外は、実施例1と同様にして台座を製造し、LEDを実施例1と同様に6個設置した。
<評価>
参考例として、参考例1に使用した台座を用いた。
暗闇においてLEDを点灯し、その視認性の違いを確認した。結果を図14に示す。
また、該台座について、5人の被験者における視認性試験を行なったが、5人中5人が参考例1の台座よりも実施例2の台座が「視認し易い」と評価した。
台座部表面に凹凸状加工を施すことにより、LED光は表面の凹凸を通過する際に様々な方向に向かうため、光拡散性が向上し、より台座全体が発光しているように見えることが確認できた。
1:自発光式視線誘導標識柱
2:台座部
2a:天板部
21:円形壁部
21a:凹部
21b:ボルト挿通穴
22:空間
23:放射リブ
23a:切り欠き部
24:円形リブ
24a:発光体取付け部
24b:凹条部
24c:第1の電極
24d:リード線
25:窓部
26:防水シート
27:底蓋
27a:底面
28:ネジ穴部
29:タッピングビス
3:標識柱本体
31:下端部
32:取付けボルト
4:発光体
4a:端子
5:電源ユニット
5a:太陽電池
6:発光体ホルダ
6a:発光体装着穴
6b:凸条部
6c:第2の電極
6d:リード線端子

Claims (11)

  1. 台座部と、該台座部に対して立設される標識柱本体を備え、
    前記台座部の上部には、天板部を有し、
    該天板部は、透光性を有する樹脂によって形成されると共に、該天板部の下面には、下方に開口する空間が形成されており、
    該空間内に、少なくとも一つの発光体が着脱可能に配置されていることを特徴とする自発光式視線誘導標識柱。
  2. 前記発光体の発する光が、前記天板部の内面側から、前記透光性を有する樹脂を透過して、外面側に向かって照射されることを特徴とする請求項1記載の自発光式視線誘導標識柱。
  3. 前記天板部を構成する樹脂には、光拡散材を配合してなることを特徴とする請求項1または2記載の自発光式視線誘導標識柱。
  4. 前記台座部の天板部が円形状に形成され、前記装着部の外周近傍に位置する前記空間内に、発光体取付け部が円周方向に複数設けられており、
    該発光体取付け部のうちの少なくとも1箇所に前記発光体が少なくとも1つ着脱可能に装着されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
  5. 前記発光体取付け部のうちの少なくとも1箇所に、前記発光体を取り付ける発光体ホルダを着脱可能に装着していることを特徴とする請求項4記載の自発光式視線誘導標識柱。
  6. 前記発光体ホルダは、前記発光体取付け部に設けられたスリットに対して挿脱可能に係合していることを特徴とする請求項5記載の自発光式視線誘導標識柱。
  7. 前記発光体取付け部における前記発光体ホルダと接触する部位に、電源と電気的に接続された第1の電極をそれぞれ有すると共に、前記発光体ホルダにおける前記発光体取付け部と接触する部位に、前記発光体の端子と電気的に接続された第2の電極をそれぞれ有し、前記発光体ホルダが前記発光体取付け部に装着されることによって、前記第1の電極と前記第2の電極とを介して前記発光体が前記電源と電気的に接続されていることを特徴とする請求項5又は6記載の自発光式視線誘導標識柱。
  8. 前記台座部を形成する樹脂は、半透明蛍光赤色であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
  9. 前記台座部に底面を備え、該底面に、前記発光体から照射された光を反射する反射部を設けることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
  10. 前記台座部の天板部表面に、凹凸加工することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の自発光式視線誘導標識柱。
  11. 台座が自発光する自発光式台座灯において、
    該台座灯は、透光性を有する樹脂によって形成された天板部を有し、
    該天板部の内面には、下方に開口する空間が形成されており、
    該空間内に、少なくとも一つの発光体が着脱可能に配置されていることを特徴とする自発光式台座灯。
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