JP2014129636A - リグノセルロース材料をリファイニングするための短い溝セグメントを有するリファイナープレート、及びそれに関する方法 - Google Patents

リグノセルロース材料をリファイニングするための短い溝セグメントを有するリファイナープレート、及びそれに関する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リグノセルロース材料をリファイニングする為のメカニカルリファイナーにおいて電力消費の削減、より高い流体的効率、及び二重ディスクリファイナーの場合には、ローターの均衡化によるギャップ安定性を向上できる低コンシステンシーリファイナーを提供すること。
【解決手段】主表面上の溝(150,180)にダムが全体に設けられた又はダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント100及びリファイナープレートは、リファイナーにおけるリファイニングプレート間を通るリグノセルロース材料の流れ挙動を制御し得る。ダムが設けられた溝は、溝セグメントを形成し、各溝セグメントが約30mm以下又はその部分範囲内の長さを有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、概して、これらに限定はされないが、ディスクリファイナー、コニカルリファイナー、円筒リファイナー、二重ディスクリファイナー、二重コニカルリファイナー、二重円筒リファイナー、又は同様の設備等のリファイナー、並びに、それらのプレートやプレートセグメントに関する。より詳細には、これらリファイナープレート又はリファイナープレートセグメントのリファイニング部分を規定するバー及び溝の形状に関する。
リグノセルロース材料、例えば、木材チップ、鋸屑およびその他木材又は植物繊維材は、リグノセルロース材料を形成する繊維のネットワークから繊維を分離するメカニカルリファイナー又は同様の設備によりリファイニングされる。リグノセルロース材料用のリファイナーには、リファイナープレート又はリファイナープレートセグメントが装着され、このリファイナープレート又はリファイナープレートセグメントは、リファイナー充填物(filling)が形成されるように配列されている。リファイナープレートは、「ディスク」とも称される。リファイナーには、対向する2つのリファイニング面(プレート)が、少なくとも一方のリファイナープレートが他方のリファイナープレートに対して回転するように配置されている。ここで、一方のリファイナープレートは、実質的に固定されていてもよく、これは一般に「ステーター」と呼ばれる。他方の回転するリファイナープレートは、一般に「ローター」と呼ばれる。
リファイニングされるリグノセルロース材料は、一方のリファイナープレートの中央入口を通って、2枚のリファイナープレート又はリファイナー面の間のギャップに流入する。一方又は両方のリファイナープレートが回転すると、遠心力によりリグノセルロース材料がギャップを通って外側に移動し、そしてリファイナープレートの外周部へと移動する。
リファイナープレートの対向するリファイニング面は、バーと溝とを有する環状の部分を備えている。溝により、リファイナープレートの表面の間で材料が平面上に移動する通路が設けられる。リグノセルロース材料はまた、溝からバーを乗り越えこの面の外へ移動する。リグノセルロース材料がバーを乗り越え移動すると、リグノセルロース材料は、対向するリファイナープレートの交差するバーの間のリファイニングギャップに流入する。バーの交差により、リグノセルロース材料中の繊維を分離するように作用しうる力が、リファイニングギャップ内のリグノセルロース材料に加わる。リファイニングギャップ内でこの力が繰り返し加わることによって、その加わり方に応じて、リグノセルロース材料を、分離・リファイニングされた繊維からなるパルプにリファイニングしたり、結合力が増すよう繊維を塑性変形させたり、微細物や、より短い繊維を生成したりする。
リグノセルロース材料をリファイニングするためのリファイナープレートとして、例えば、米国特許第7,896,276号公報、同第7,712,694号公報、及び同第6,032,888号公報に記載されているようなものが当該分野において知られている。
本開示の一実施形態は、対向するリファイナープレートを有するリファイナーにおいてリグノセルロース材料を機械的にリファイニングするための、ダムが全体に設けられたリファイナープレート(fully dammed refiner plate)を包含し得る。このダムが全体に設けられたリファイナープレートは、リファイナープレートの主表面上にある少なくとも一つのリファイニングゾーンと、前記リファイニングゾーンにある少なくとも一つの種類の溝と、全ての又は実質的に全ての溝にある少なくとも一つの全高ダム(full height dam) とを含む。全高ダムとは、溝に設置されるダムであって、ダムの底面は溝の実質的に平坦な底面であり、且つ、ダムの頂面はバーの頂面又はリファイナープレートの表面と実質的に同じ高さである。リファイナープレートの表面上の、ダムが設けられた溝が、溝のセグメントを形成し、各溝セグメントが、約30mm以下、約25mm以下、約15mm以下、約10mm以下、又は約5mm以下の長さを有する。本開示において使われる「実質的に(substantially)」及び「約(about)」という用語は、5%〜10%以内のばらつきをいう。
別の実施形態は、対向するリファイナープレートを有するリファイナーにおいてリグノセルロース材料を機械的にリファイニングするための、ダムが部分的に設けられたリファイナープレートを包含し得る。このダムが部分的に設けられたリファイナープレートは、リファイナープレートの主表面上にある少なくとも一つのリファイニングゾーンと、前記リファイニングゾーンにある少なくとも一つの種類の溝と、前記少なくとも一つの溝にある少なくとも一つの全高ダムを含む。リファイナープレート上の、ダムが設けられた溝は、溝のセグメントを形成し、各溝セグメントは、約30mm以下、約25mm以下、約15mm以下、約10mm以下、又は約5mm以下の長さを有する。
本開示の一実施形態を使用するための例示的な方法は、一組の対向するリファイナープレートの間のリファイニングギャップに、リファイナープレート又はリファイナー面の内縁からリグノセルロース材料を供給することと、このリグノセルロース材料を前記特定の組のリファイナープレートの間でリファイニングすることと、このリファイナープレートの外縁にリファイニングされたリグノセルロース材料を受容することを含み、リグノセルロース材料は、約30mm以下の長さを有する少なくとも一つの溝セグメントを含むリファイナープレートによってリファイニングされる。
ある実施形態として、前記リファイナープレートの表面上に2種類のダムが設けられた溝も含み得る。他の実施形態として、前記リファイナープレートに、繊維フロックを脱水するための孔を含ませることもできる。
リファイナープレートのダムが全体に設けられたリファイナープレートセグメントの図である。
実質的に矩形状の第1種類の溝の断面図である。
実質的に矩形状の第1種類の溝の三次元図である。
ダムが全体に設けられたリファイナープレートの一部の拡大図である。
リファイナープレートのダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメントの図である。
実質的に台形状の第2種類の溝の断面図である。
実質的に台形状の第2種類の溝の三次元図である。
ダムが部分的に設けられたリファイナープレートの一部の拡大図である。
完全に組み立てられたリファイナープレートの概略図である。
リファイナープレートセグメントは、例えば、低コンシステンシー(又は高ろ水度)のリグノセルロース材料をリファイニングするためのリファイニング機において使用し得る。低コンシステンシーとは、一般に、リファイナーに供給されるリグノセルロース材料及び液体の組成物(スラリー)中の固形分が6%(重量換算)未満であることをいい、或いは、スラリーの固形分が5%未満又は2%未満(重量換算)をいうこともある。リファイナープレートセグメントは、リファイナーに供給されるリグノセルロース材料及び液体の組成物(スラリー)中の固形分が約6%〜約12%(重量換算)である中コンシステンシーのリファイニングにも使用し得る。ある局面において、バー及び溝の構成は、様々な構造のリファイナー、例えば、ディスクリファイナー、コニカルリファイナー、二重ディスクリファイナー、二重コニカルリファイナー、円筒リファイナー、二重円筒リファイナー、又は同様の設備に適用し得る。
本開示は、リファイナー(及びリファイナーにおいて使用されるリファイナープレート)が遠心ポンプ(非効率のものであろうとも)と同様に挙動し得るという考え方に基づくものであり、ここで、ローターは、遠心ポンプのインペラーに相当し、ステーターはポンプのいわゆるシュラウドのように作用する(例えば、インペラーとポンプハウジングと間の空間)。
本開示の特定の特徴は、いかなるリファイナープレート設計にも適用可能である。この設計には、直線状の(又は実質的に平行な)バーの設計や対数螺旋バーの設計が含まれる。
従来、大多数のリファイナープレートでは、ローターとステーターとに対して同じ設計が採用されていた。このことは、シュラウドがポンプのインペラーのように形成されていたことを意味する。リファイナープレートに対する対数螺旋設計は流体的に(hydraulically)優れており(例えば、同じ流速で圧力がより増加し)、これは対数螺旋構造の放射状の性質に起因する効果であり、どの技術(対数螺旋又は直線設計)においても、シュラウド(例えば、ステーター)の機能及び形成、並びに、流体的(hydraulic)装置であるリファイナーの動作、シュラウド(例えば、ステーター)とインペラー(例えば、ローター)との間の相互作用に対するシュラウドの影響を特に重要視していないと考えられている。
本開示は、遠心ポンプ由来の洞察にも関するものである。遠心ポンプ設計では、シュラウド内の流れ挙動を重要視してきた。この流れのための用語は「漏出(leakage)」である。シュラウド(間隙)の大きさ及び形状、並びに流れの方向は、下記の項目において役割を果たす:(a)摩擦損失、結果として(i)電力消費(例えば、リファイナーのアイドリンク出力に相当する)が増大すること、及び(ii)圧力水頭(デルタp、リファイナーに渡る圧力の増加)が減少すること、並びに、(b)インペラーにかかる力、例えば(i)軸受によって消費される力に影響を与え、これにより、軸受アセンブリーの設計及び安全要因に影響を及ぼすこと、また(ii)低コンシステンシーリファイナーにおいて、ローターにかかる力に作用し、ローターが移動させられることによりリファイニングギャップの安定性に影響を及ぼす(二重ディスクリファイナーにおいてリファイニングが不揃いとなる)こと。低コンシステンシーリファイナーに対して、これらの効果自体が、アイドリンク出力の増大、圧力増加の減少、及びギャップの不安定性による不均衡なリファイニング作用として提示され得る。
一局面において、ある実施形態では、ポンプのシュラウドを最適化し、これにより低コンシステンシーリファイナーのローターとステーターとの相互作用を最適化して、以下の一つ又は複数の意図した利点を実現することによって、リファイナーの流動挙動を最適化し得る。その利点とは、(i)電力消費の削減、(ii)より高い流体的効率(より高いデルタp)、及び(iii)二重ディスクリファイナーの場合には、ローターの均衡化によるギャップ安定性の向上である。
遠心ポンプに関して、シュラウドを通る乱されていない内方向の流れが負の効果の主な原因となり得ると考えられている。ポンプハウジングでは、これら負の効果に応答する能力が限定されている可能性があり、試みとしてその影響を推定することに着目する傾向にある。しかしながら、低濃度リファイナーでは、シュラウドは、性能に影響を及ぼし、材料の内方向の流れに関する負の効果を最小限にする可能性がある。ステータープレートのバーが、滑らかな壁というよりも、遠心ポンプのシュラウドのように作用し得るため、そのバーの配列及び設計を、リファイニング作用をもたらすのに適切にする一方で、シュラウド性能に影響を及ぼすためにも使用し得る。同じ設計及び効果を、中コンシステンシーリファイナーに適用可能である。
ポンプのシュラウド内の内方向の流れが性能を低下させるという問題の根本的な原因となり得ると考えられていることから、本開示は、開放流路が長く伸張するのを最小限化することに関する。リファイナープレートの溝において流体が速度を増すことを妨げるべきである。これは、各溝内に一連の全高ダムを設けることによって、並びに溝の長さを調整することによって達成し得る。
ある実施形態において、ロータープレートのバー及び溝のパターンは、従来のロータープレートと比較して異なる役割を要求される。ステーターを最適化する結果としての流体的性能の上昇、エネルギー消費の削減化及びより良いインペラーの均衡化により、ローターは、リファイナープレートの流体的ポテンシャルをその適用に対して調節し適応させるように設計される。この作業には3つの選択肢がある:(i)ダムが全体に設けられたロータープレート(必要とされる流量が少ない場合に適していると考えられる)、(ii)ダムが部分的に設けられたロータープレート(必要とされる流量が平均的である場合に適していると考えられる)、及び(iii)全くダムを有さないロータープレート(必要とされる流量が最大である場合に適していると考えられる)。ダムが全く設けられていないロータープレートは、従来のリファイナープレートと実質的に同一である。別の実施形態において、ステータープレートも、ロータープレートと同じ3つの選択肢から設計し得る。
前記ローター及びステーターの設計は、リファイナーに供給されるリグノセルロース材料及び液体の組成物(スラリー)中の固形分が6%未満、或いはスラリー中の固形分が5%未満又は2%未満である、低コンシステンシーリファイナーに採用し得る。この設計は、リファイナーパルプに供給されるリグノセルロース材料及び液体の組成物(スラリー)中の固形分が約6%〜約12%の間となる、流体状の媒体を含む中コンシステンシーリファイナーにも採用し得る。
ダムが設けられたリファイナープレートセグメント100の一実施形態を図1に示す。ここで、リファイナープレートセグメント100は、内縁110と外縁120とを有する。ダムが設けられたリファイナープレートセグメント100は、またリファイナー内でリファイナープレートセグメントを動作可能に安定化させる一連のボルト孔130を有する。ダムが設けられたリファイナープレートセグメント100は、供給ゾーン101と、第1リファイニングゾーン102と、第2リファイニングゾーン103とを有する。リファイナープレートによりリファイニングされる供給物は、内縁110から供給ゾーン101へと供給され、外縁120に向かって半径方向に進む。
図1は、リファイナープレートのダムが設けられた例示的なリファイナープレートセグメント100を示す。このリファイナープレートは、第1リファイニングゾーン102、第2リファイニングゾーン103、又は第1リファイニングゾーン102と第2リファイニングゾーン103との両方において、少なくとも一つの全高ダムを有する全ての又は実質的に全て(例えば、90%超又は95%超)の溝を含む。図1では、第1種類のダムが設けられた溝は、線Bで示され、A方向の拡大断面図が図2に詳細に示されている。
一実施形態において、第1種類の溝150は、ダム160によって分離され、(図2に示すように)約30mm以下、約25mm以下、約15mm以下、約10mm以下、又は約5mm以下の長さXを有する。全高ダムとは、溝に設置されるダムであって、このダムの底面は溝の実質的に平坦な底面であり、且つ、ダムの頂面はバー140又はリファイナープレートセグメントの表面と実質的に同じ高さである。この実施形態において、2種類の溝、即ち第1種類の溝150と第2種類の溝180、及びダム160は、繰り返しパターンで連続して配置されているように示されている。バー140は、溝(第1種類の溝150及び第2種類の溝180)とダム160とからなる線の間に設置されている。
三次元図における第1種類の溝150の一実施形態を図3に示す。第1種類の溝150は、実質的に平坦な底面151と、この底面151に対して傾斜した第1短側面152(傾斜した第1短側面152の、底面151に接触している縁とは反対の縁には実質的に鉛直なリップ153が設けられている)と、第1の実質的に鉛直な長側面154と、第2の実質的に鉛直な長側面155と、実質的に鉛直な短側面156とを含むことができる。一実施形態において、傾斜した第1短側面152は、底面151に対して角度θ1を有し得る。角度θ1は、約90°以下、約75°以下、約45°以下、約30°以下、又は約15°以下であってもよい。第1種類の溝150のB方向における断面は、実質的に矩形状である。
ダムが設けられたリファイナープレートセグメント100の一部拡大図を図4に示す。第1種類の溝150及びダム160は、対数線に沿って、繰り返しパターンで連続して配置されているように示されており、溝の対数線を形成している。第2種類の溝180及びダム160もまた、対数線に沿って、繰り返しパターンで配置され、第1種類の溝150及びダム160の前記一連の対数線と平行である。バー140は、溝(第1種類の溝150及び第2種類の溝180)の対数線の間に設置されている。
本開示の一実施形態は、対数溝線上のダム160の間に設置される第1種類の溝150又は第2種類の溝180のうち一方のみの使用を包含し得る。この溝線も、平行バー140と共に、直線状のパターンであってもよい。本開示の更なる実施形態は、第1種類の溝150及び第2種類の溝180が交互にダム160の間に、且つ、直線状の又は対数溝線に沿って、設置される交互の繰り返しパターンを有し得る。
本開示の別の実施形態は、ダムが部分的に設けられた、例えば、図5に示すダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント200(他の図における類似の要素には類似の番号が付されている)であってもよい。ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント200は、内縁210と外縁220とを有する。ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント200は、またメカニカルリファイナー内でリファイナープレートセグメントが動作可能に安定化されるのを可能にする一連のボルト孔230を有する。ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント200は、供給ゾーン201と、第1リファイニングゾーン202と、第2リファイニングゾーン203とを有する。リファイナープレートによりリファイニングされる供給物は、内縁210から供給ゾーン201へと供給され、半径方向の外周縁220に向かって外側に進む。
ダムが部分的に設けられた例示的なリファイナープレートセグメント200は、第1リファイニングゾーン202において、ダムが部分的に設けられた溝(例えば、溝のうち約10%〜約90%、好ましくは約25%〜約75%、より好ましくは約35%〜約60%にダムが設けられている)と、ダムが設けられていない溝とを含み、第2リファイニングゾーン203において、ダムが設けられていない溝を含む。存在する場合、ダムは、全高ダムである。図5では、第2種類の溝180が線Bで示され、A方向の拡大断面図が図6に詳細に示されている。一実施形態において、第2種類の溝180は、ダム160によって分離され、(図6に示すように)約30mm以下、約25mm以下、約15mm以下、約10mm以下、又は約5mm以下の長さYを有する。
三次元図における第2種類の溝180の一実施形態を図7に示す。第2種類の溝180は、実質的に平坦な底面181と、この底面181に対して傾斜した短側面182と、第1傾斜長側面183と、第2傾斜長側面184と、実質的に鉛直なリップ185とを含み、リップ185は、底面181に接触している3つの傾斜側面(182、183及び184)の縁とは反対の傾斜側面の縁に、3つの傾斜側面に沿っている。第2種類の溝180は、実質的に鉛直な短側面186も含む。
一実施形態において、傾斜側面(182、183及び184)は、各々の傾斜側面に対して角度を有する:底面181に対して傾斜した第1短側面182の角度θ2、底面181に対して第1傾斜長側面183の角度θ3、及び底面181に対して第2傾斜長側面184の角度θ4である。各角度は、約90°以下、約75°以下、約45°以下、約30°以下、又は約15°以下の同様の又は区別可能な傾斜角度であってもよい。第2種類の溝180のB方向における断面は、実質的に台形状であってもよい。
ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント200の一部拡大図を図8に示す。第1種類の溝150及びダム160は、対数形状に従う繰り返しパターンで連続して配置されているように示されている。第2種類の溝180及びダム160もまた、この実施形態に存在していてもよく、対数形状に従う繰り返しパターンで連続して配置されていてもよい。バー140は、溝(ダム160を伴う第1種類の溝150及びダム160を伴う第2種類の溝180を含む)の対数線の間に設置されている。ダムが設けられていない第1種類の溝260及びダムが設けられていない第2種類の溝270は、第1種類の溝150、第2種類の溝180及びダム160を含む溝線と平行であってもよい。ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント200によって、実質的にダムが設けられたリファイナープレートセグメント100よりも速い流速を実現できる。
或いは、上記設計は、リファイナープレート内にドリル又はキャストされた一連の孔からなるものでもよく、孔の形状は、ステーターを通る連続的な内方向の流れを許可せずに、リファイニングプロセスにおいて繊維フロックを脱水するための凹部を形成する、例えば、円、矩形、三角形の形状である。この孔は、約15mm以下、約10mm以下、約5mm以下、約3mm以下、又は約2mm以下の直径又は幅を有し得る。
図9は、6つのリファイナープレートセグメントを含む完全に組み立てられたリファイナープレートの概略図を示す。このリファイナープレートセグメントは、上述のダムが全体に設けられたリファイナープレートセグメントでも、ダムが部分的に設けられたものでもよい。リファイナープレートは、これよりも多く又は少なくセグメントを有することができ、例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12個のセグメントを含むリファイナープレートが形成される。
以上より、ある局面において、本開示は、二重ディスクリファイナーにおけるローターの均衡化に関係する問題の軽減化に関する。本開示はまた、リファイナー、例えば、低コンシステンシーリファイナーや流体媒体を含む中コンシステンシーリファイナーにおけるエネルギー消費の削減化及び流動性の向上に寄与する。
本開示は、ステータープレートの特別な形成にも関するものであり、これは、約25mm以下〜約30mm以下の間隔で離したダムをリファイナープレート上に使用することによって、或いは、約25mm以下〜約30mm以下の溝セグメントのデザインをもたらすステーターの代替設計を採用することによって、達成し得る。このステーター設計では、適用上の流体的要求に合わせてローターを調節する必要がある場合もあり、これは、プレート設計、例えば、ダムが全体に設けられた、ダムが部分的に設けられた、又は通常のリファイナープレート設計を採用することによって達成し得る。
本開示の特徴は、アイドリンク出力エネルギーの顕著な削減を可能とし、ローターとステーターとの組み合わせによる流体的処理能力を管理するための手段を提供し、及び二重ディスク低コンシステンシーリファイナーにおいて中心となるローターの問題に関連する潜在的問題を軽減化するものである。
以上、本発明を、現在最も実用的で好ましい実施形態であると考えられるものに関して説明したが、本発明は、開示された実施形態に限定されず、逆に、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な修正や均等な配置構成を包含することを意図していると理解されたい。リファイナープレート及びリファイナープレートセグメントの設計は、上述の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態として、実質的に直線状の溝及びバー、及び/又は他の組み合わせを含んでもよい。

Claims (21)

  1. 対向するリファイナープレートを有するリファイナーにおいてリグノセルロース材料を機械的にリファイニングするための、ダムが設けられたリファイナープレートセグメントであって、
    少なくとも一つのリファイニングゾーンと、
    前記少なくとも一つのリファイニングゾーンにある複数の溝と、
    全ての又は実質的に全ての前記溝にある複数の全高ダムと
    を含み、
    前記全ての又は実質的に全ての溝にある全高ダムが、全高ダムの間に溝セグメントを規定し、この溝セグメントが、約30mm以下の長さを有する、リファイナープレートセグメント。
  2. リファイナープレートセグメントは、実質的に矩形状の第1隣接ダムの第1面によって規定される一つの短側面を有するとともに第2隣接ダムの第2面によって規定される一つの傾斜した短側面を有する少なくとも一つの溝セグメントを含む、請求項1に記載のダムが設けられたリファイナープレートセグメント。
  3. リファイナープレートセグメントは、実質的に台形状の第1隣接ダムの面によって規定される一つの短側面を有するとともに第2隣接ダムの面によって規定される一つの傾斜した短側面を有する少なくとも一つの溝セグメントを含む、請求項1に記載のダムが設けられたリファイナープレートセグメント。
  4. リファイナープレートセグメント内にドリル又はキャストされた一つ又は複数の孔を更に含み、この孔がリファイニングプロセスにおいて繊維フロックを脱水するための凹部を形成し、前記一つ又は複数の孔は約15mm以下の直径を有する、請求項1に記載のダムが設けられたリファイナープレートセグメント。
  5. 溝及びダムが、繰り返しパターンで連続して配置されており、
    前記溝及びダムは、少なくとも一本の直線状のパターンを形成して、溝及びダムの直線間にバーが平行に設置されているか、又は、対数パターンを形成して、溝及びダムの対数パターン間にバーが設置されている、請求項1に記載のダムが設けられたリファイナープレートセグメント。
  6. 対向するリファイナープレートを有するリファイナーにおいてリグノセルロース材料を機械的にリファイニングするための、ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメントであって、
    少なくとも一つのリファイニングゾーンと、
    前記少なくとも一つのリファイニングゾーンにある複数の溝と、
    少なくとも一つの前記溝にある少なくとも2つの全高ダムと
    を含み、
    前記全高ダムが、全高ダムの間に溝セグメントを規定し、各溝セグメントが、約30mm以下の長さを有する、リファイナープレートセグメント。
  7. リファイニングゾーンにある前記溝のうち約10%〜約90%が、複数の全高ダムを含む、請求項6に記載のダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント。
  8. リファイナープレートセグメントは、実質的に矩形状の第1隣接ダムの第1面によって規定される一つの短側面を有するとともに第2隣接ダムの第2面によって規定される一つの傾斜した短側面を有する少なくとも一つの溝セグメントを含む、請求項6に記載のダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント。
  9. 溝及びダムが、繰り返しパターンで連続して配置されており、
    前記溝及びダムは、少なくとも一本の直線状のパターンを形成して、溝及びダムの直線間にバーが平行に設置されているか、又は、対数パターンを形成して、溝及びダムの対数パターン間にバーが設置されている、請求項6に記載のダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメント。
  10. リファイナープレートセグメントは、実質的に台形状の第1隣接ダムの面によって規定される一つの短側面を有するとともに第2隣接ダムの面によって規定される一つの傾斜した短側面を有する少なくとも一つの溝セグメントを含む、請求項6に記載のダムが設けられたリファイナープレートセグメント。
  11. 前記リファイナープレートセグメント内にドリル又はキャストされた一連の孔を更に含み、この孔がリファイニングプロセスにおいて繊維フロックを脱水するための凹部を形成し、前記孔は約15mm以下の直径を有する、請求項6に記載のダムが設けられたリファイナープレートセグメント。
  12. リグノセルロース材料を機械的にリファイニングするためのリファイナープレートであって、
    円形を形成するように動作可能に取り付けられた複数のリファイナープレートセグメントを含み、
    このリファイナープレートセグメントは各々、バーと、溝と、溝にある複数の全高ダムとを含み、2つの全高ダムの間に溝セグメントが規定され、
    少なくとも一つの溝セグメントが約30mm以下の長さを有する、リファイナープレート。
  13. リファイナープレートのリファイナープレートセグメント上の溝は、全高ダムが実質的に設けられたものか、又は全高ダムが部分的に設けられたものである、請求項12に記載のリファイナープレート。
  14. ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメントは、2つの全高ダムによって規定される溝セグメントを含み、
    リファイニングゾーンにある前記溝のうち約10%〜約90%が、複数の全高ダムを含む、請求項13に記載のリファイナープレート。
  15. 溝、ダム及びバーが、繰り返しパターンで連続して配置されており、
    前記溝及びダムは、直線状のパターンの少なくとも一本を形成して、溝及びダムの直線間にバーが平行に設置されているか、又は、対数パターンを形成して、溝及びダムの対数パターン間にバーが設置されている、請求項12に記載のリファイナープレート。
  16. 対向するリファイナープレートを有するリファイナーにおいてリグノセルロース材料を機械的にリファイニングする方法であって、
    一組の対向するリファイナープレートの間のリファイニングギャップに、リファイナープレートの内縁を介してリグノセルロース材料を供給する工程と、
    前記リグノセルロース材料を、前記一組のリファイニングプレートの間でリファイニングする工程と、
    リファイナープレートの外縁から、リファイニングされたリグノセルロース材料を受容する工程と
    を含み、前記一組のリファイナープレートのうち少なくとも一つのリファイナープレートが、少なくとも一つのリファイナープレートセグメントを含み、リファイナープレートセグメントが、2つの全高ダムによって規定され、約30mm以下の長さを有する少なくとも一つの溝セグメントを含む、機械的にリファイニングする方法。
  17. 少なくとも一つの前記対向するリファイナープレート上の溝は、全高ダムが実質的に設けられたものか、又は全高ダムが部分的に設けられたものである、請求項16に記載の方法。
  18. ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメントにおいて、リファイニングゾーンにある溝のうち約10%〜約90%が、複数の全高ダムを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 対向するリファイナープレートを有する、リグノセルロース材料をリファイニングされるためのメカニカルリファイナーであって、
    ローターリファイナープレートと、
    ローターリファイナープレートと対向する主面を有するステーターリファイナープレートと
    を含み、
    ローターリファイナープレート及び前記ステーターリファイナープレートの一つは、少なくとも一つのリファイナープレートセグメントを含み、
    リファイナープレートセグメントは、約30mm以下の長さを有する少なくとも一つの溝セグメントを含むメカニカルリファイナー。
  20. リファイナープレートセグメント上の溝は、全高ダムが実質的に設けられたものか、又は全高ダムが部分的に設けられたものである、請求項19に記載のメカニカルリファイナー。
  21. ダムが部分的に設けられたリファイナープレートセグメントは、2つの全高ダムによって規定される溝セグメントを含み、
    リファイニングゾーンにある溝のうち約10%〜約90%が、複数の全高ダムを含む、請求項に20記載のメカニカルリファイナー。
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