JPH06101188A - 摩砕プレート - Google Patents

摩砕プレート

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JPH06101188A
JPH06101188A JP5082490A JP8249093A JPH06101188A JP H06101188 A JPH06101188 A JP H06101188A JP 5082490 A JP5082490 A JP 5082490A JP 8249093 A JP8249093 A JP 8249093A JP H06101188 A JPH06101188 A JP H06101188A
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JP
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pattern
grinding plate
groove
refining
plate
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Application number
JP5082490A
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English (en)
Inventor
Gregory R Kohler
グレゴリー・アール・コーラー
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Andritz Sprout Bauer Inc
Original Assignee
Andritz Sprout Bauer Inc
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Publication date
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Publication of JPH06101188A publication Critical patent/JPH06101188A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C7/00Crushing or disintegrating by disc mills
    • B02C7/11Details
    • B02C7/12Shape or construction of discs

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸気の除去が容易でパルプが精砕領域に良好
に保留され、高品質のパルプが生産できるリファイナデ
ィスク用の摩砕プレートを提供すること。 【構成】 中心と実質的に円形の周縁部102を有する
リファイナディスク100の面104に用いる摩砕プレ
ート10が、リファイナディスクの面104上に側部同
志を並べて配設され、中心に近い内縁部22とリファイ
ナディスク周縁部に近い外縁部24とを有する実質的に
環状の精砕領域を形成する複数の摩砕プレートセグメン
ト12を包含している。それぞれの摩砕プレートセグメ
ント12は実質的に半径方向に延在し、バーとバー間の
溝とから成るパターンを有し、これにより精砕される材
料および精砕中に生ずる蒸気が精砕領域の内縁部22か
ら外縁部24に向う方向に溝内を流れる。このパターン
は、実質的に半径方向に向いた内側バー30と内側溝3
2から成る内側パターン18と、45度の角度で傾斜し
ている外側バー36と外側溝38から成る外側パターン
20とを包含する。内側パターンの内側溝32にはせき
34が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクグラインダま
たはその類似装置、さらに詳しくはこのような装置の摩
砕プレートセグメントに関する。
【0002】
【背景技術】高濃度メカニカルパルプリファイナでは、
通常半径方向のバーと溝とを有するふたつのリファイナ
プレートの間で木材繊維が処理される。この精砕作業の
結果リファイナプレート間には多量の蒸気が発生する。
効果的な精砕を行なうためには、材料の流れが高速であ
っても、また大きな遠心力が作用しても、木材繊維はリ
ファイナプレートの間でバーの表面にとどまっていなけ
ればならない。典型的には、リファイナプレートの溝に
せきを設けて紙料の流れをさえぎって、精砕領域におけ
る紙料の滞溜時間を改善するのである。
【0003】半径方向のバーおよび溝を有する典型的な
リファイナプレートでは、バーは衝撃すなわち圧力パル
スを与えて、繊維を離解しフィブリル化する。溝は材料
の供給および蒸気の抽出を可能とする。周辺部近くで
は、高速の半径方向の蒸気の流れと遠心力とが共に作用
して繊維をリファイナプレートの間から押し出し、この
ために精砕効率を減じさせている。リファイナプレート
間の間隙を小さくして流れが制約されたり、溝に繊維が
一杯になって流れが制約されたりすることは、リファイ
ナプレート間で蒸気圧力のピークを生じさせることとな
る。この蒸気圧力ピークが精砕スラストの主要部分であ
って、高電動機負荷における不安定性を制御することに
寄与している。溝内のせきは繊維を保留しこれをバー表
面へ向かわせる役割を果す。しかしながら、このような
せきは蒸気の流れを制約することにもなる。
【0004】従って、精砕作業中に発生する蒸気はでき
るだけすみやかに精砕領域から放出せしめる一方、パル
プは精砕領域内にできるだけ長時間保留するようにする
ことが望ましいのである。米国特許第4,676,440
号明細書には、精砕領域から蒸気を取り去ることを助成
する排気チャンネルを包含する摩砕プレートのパターン
についての記載がある。さらに詳しくは、この米国特許
には、それぞれ数枚のセグメントで形成されたふたつの
対向配置の摩砕ディスクプレートであって、少なくとも
そのうちの一方が回転せしめられるようにしたディスク
プレートが記載されている。これらのセグメントには、
たとえば木材チップのような原料を摩砕するための粗面
すなわちバーおよび溝を設けてある。リファイナプレー
トの少なくとも一方におけるこのようなセグメントに
は、溝の断面積よりも基本的に大きな断面積を有するひ
とつまたはそれ以上の排気チャンネルをそなえている。
これらの排気チャンネルは、ディスクプレート上で紙料
通過方向に配設した3つの精砕領域のうちの外側のふた
つに重なり、これらにかけわたされている。このような
排気チャンネルの大きな欠点は、米国特許第4,676,
440号明細書に記載の型式のプレート面を製作するの
が全くコスト高につくという事実から生ずるものであ
る。
【0005】
【発明の開示】従って本発明のひとつの目的は、蒸気の
除去が容易でパルプが精砕領域に保留され、満足できる
パルプの品質が得られる、リファイナディスクの面用の
摩砕プレートを提供するにある。
【0006】この目的は、それぞれ内縁部と外縁部とを
有しその間に少なくともふたつの各別のバーと溝のパタ
ーンをそなえた複数の摩砕プレートセグメントから構成
された摩砕プレートを提供することにより達成される。
実質的に半径方向に向いた内方のバーと内方の溝との内
方パターンが第1番目の精砕領域を形成している。この
精砕領域においては、それぞれの溝は少なくともひとつ
の表面または表面下のせきを有し、リファイナの作業中
溝を通過する紙料の半径方向の流れを中断せしめてい
る。外方のバーと外方の溝との外方パターンは第1番目
の精砕領域からプレートセグメントの外縁部へと延在す
る第2番目の精砕領域を形成する。外方のバーと外方の
溝は、第1番目の精砕領域内の内方の溝の大体の方向に
対して少なくとも約45度の角度で延在する流れチャン
ネルを画成している。外方の精砕領域における流れチャ
ンネルは何等の表面せきも有しておらず、好適にはどん
な種類のせきもないものとしてある。好適には、外方の
精砕領域の各チャンネルの横断面積が、内方の溝のそれ
ぞれの横断面積よりも大きく、これによって蒸気の除去
が容易になるようにしてある。このチャンネルの壁と基
部とは好適には非対称形として、チャンネルがディスク
と共に回転するにつれ、固形物がバーの上面に向けて上
方へと壁構造により案内され、このバー上面で精砕がさ
らになされるようにする。
【0007】本発明によれば好適には、外方の精砕領域
は蒸気圧力がピークを示すところから摩砕プレートの全
周辺へと半径方向外向きに位置せしめられている。外方
の精砕領域におけるバーと溝とは典型的には、半径方向
とは少なくとも45度、好適には60度の角度をなし
て、前方へ流れる蒸気と同一の外延を有する環状体内に
横たわっており、これによって遠心力の方向を横切る、
すなわちこれと斜めの方向を指向する蒸気流路を与えて
いる。遠心力が繊維を溝を横切って運び、これら繊維は
精砕領域の外方の溝のそれぞれの全長に沿って次の外方
のバー表面へと再び押し込められる。このことはせきの
必要性をなくし、各せきにおける従来の集中転移で得ら
れるよりもはるかに大面積にわたってバー表面に繊維を
案内することを容易に行なっている。本発明の外方の領
域における溝により画成される流れチャンネルは従来の
ものよりも広く、ことに第1番目の内方の領域における
溝よりも広くすることができる。これは、各チャンネル
における繊維がバー表面へ連続して押し戻されて、半径
方向のバーおよび溝のパターンの場合のように溝に沿っ
て実質的な距離を移行することがないからである。
【0008】外方の溝の底部における角度は繊維を次の
バーの頂面に向けて優先的に差し向け、これにより開放
チャンネルをきれいにして、その先行壁に沿う蒸気の流
れをよくする。蒸気の流れによって影響を受け易い微細
な繊維は、バー表面に再び乗せられる厚く従ってフィブ
リル化が余りされていない繊維に先立ってチャンネル内
を前方へと運ばれる。これによる分級作用は、少ないエ
ネルギで一層均質なパルプを製造することとなる。
【0009】外方の領域において一方の方向に角度をな
しているバーおよび溝は、従来のプレートにおける表面
せきが果しているのと同じ目的に役立っている。しかし
ながら、チャンネルにおける開放面積の増加および制約
するせきがないことは、リファイナプレートの外への蒸
気の流れに対する抵抗を少なくする。典型的には、従来
型のプレートにおいてむずかしい設計上の相反が、蒸気
を流出せしめるに充分な面積を与えることと、精砕領域
に繊維をできるだけ長く保留しておくこととの間に存在
する。本発明によって、より自由な蒸気流れを生じさせ
ることの利益は、プレート間のピーク蒸気圧力を減じさ
せることにあり、このため全体的なスラストを減じリフ
ァイナにおける機械的な載荷を減じさせ、外方への蒸気
の流れが繊維をプレートの外へと投げるように作用する
遠心力に加わることを妨げることにより作動上の安定性
を改善するのである。
【0010】このようにして、本発明は周辺部における
蒸気の抜き出しを改善する一方、バー表面への繊維の制
御を強化するものである。本発明の利点は、本発明のプ
レートセグメントを担持する回転ディスクがたったひと
つだけで、これが対向する静止のプレート上の従来型の
半径パターンに対して作用する場合でさえも認めること
ができる。
【0011】
【実施例】図1は摩砕プレート10の一部分を示す。こ
の摩砕プレートは部分12a,12bを有する摩砕プレ
ートセグメント12から成り、図3に示すようにこれら
の部分は実質的に円形のリファイナディスク100の前
面104に固定することができる。図示の実施例では、
単位となる摩砕プレートセグメント12は実質的に同形
の部分12a,12bを有するものとして示してある
が、部分12a,12bのそれぞれはひとつの一体のセ
グメントとすることもできる。これらの部分または摩砕
プレートセグメント12は、たとえば孔50を通るボル
ト(図示してない)のような任意適当な従来手段により
リファイナディスクの前面104に取付けられる。この
ボルトの一方の端部はリファイナディスクに係合し、他
方の端部は皿穴面52に当接する頭部構造を有してい
る。一部分だけを図示してあるこのリファイナディスク
は、これが回転する際の中心と実質的に円形の周縁部1
02とを有する。摩砕プレートセグメント12a,12
bはリファイナディスクの前面104上で側部同志を接
して配置してあり、これによって実質的に環状の摩砕面
14を形成している。この摩砕面14は、向い合うもう
ひとつの摩砕プレート(図示してない)がほかのリファ
イナディスクで担持されている時摩砕領域の一部を形成
するものである。
【0012】各部分12a,12bまたは摩砕ディスク
セグメントにはリファイナディスクの中心に近い内縁部
22と、リファイナディスクの周縁部102に近い外縁
部24とを有する。以下の記述では、単一の摩砕プレー
トセグメント12に関して述べるが、環状のリファイナ
プレートを形成する全セグメントは好適には実質的に同
じであることを理解すべきである。このような摩砕プレ
ートセグメント12のそれぞれは実質的に半径方向すな
わちリファイナディスク100の半径を表わす矢印10
8によって示される方向に延びている。この摩砕プレー
トセグメント12はその摩砕面14に少なくともふたつ
の、好適には3つのバーとこの間の溝とのなす各別のパ
ターンを有する。これらのパターンにより、精砕しよう
とする材料および精砕中に生ずる蒸気は、摩砕プレート
セグメントの内縁部22から外縁部24への全般的な方
向へ溝内をながれることができる。
【0013】図1および図3に例示の実施例において、
第1の領域または入口領域16には多数のバー26およ
び隣接バー間の多数の溝28があり、これらバーおよび
溝はすべて平行かつ実質的に半径方向に延びている。こ
の入口領域16のバーと溝のパターンは、木材チップま
たはその類似材料を受けいれ、これを粗砕してチップ寸
法を減小させ、これを第2の領域18へと半径方向外方
へ押し出すのに適している。第2の領域18は多数のバ
ー30と隣接バー間の多数の溝32とを有し、これらバ
ーおよび溝と平行かつ実質的に半径方向に延びている。
【0014】リファイナディスク100および摩砕プレ
ート10が回転するので、このようにして部分的に精砕
された材料は遠心力の作用で半径方向外方へと差し向け
られる。この材料をできるだけ長い時間にわたって第2
の領域または精砕領域18内に保留しておくには、溝3
2のそれぞれに、少なくともひとつ、好適にはふたつの
せき34を設けておく。図3に示すように、3つのせき
34は好適には表面せきとしてある(場合によっては表
面下せきとすることもできる)。表面せきとは、その頂
面36が隣接するバー30の頂面と同じ高さまで上方に
延在しているせきを意味するものとする。上述のように
せき34は、溝32を通る材料のながれを遮断し、この
材料を隣接するバーへと押しやり、ここでさらに精砕さ
れるようにするのである。第2の領域18においては、
実質的な量の蒸気も発生して、高速で半径方向外方へ流
れる蒸気流を生じる。
【0015】ことに比較的大径のディスクでは、この蒸
気および部分的に精砕されたチップに作用する遠心力
は、材料が半径方向外方に移動するにつれて飛躍的に増
大する。蒸気ははやく精砕領域から排出されることが最
も望ましいのであるが、部分的に精砕された繊維が早ま
って蒸気と共に放出されないようにすることが肝要であ
る。この条件は、高濃度における精砕により発生する蒸
気によるディスク面に沿う半径方向圧力プロファイルに
よって影響を受ける。圧力ピークは摩砕プレート10の
内外縁部22,24間にあるので、蒸気はこの圧力ピー
クの外側から前方(半径方向外方)へと流れ、次いで圧
力ピーク内方へと逆流(半径方向内方)へと材料の供給
に逆って流れる。
【0016】本発明によれば、外方の精砕領域20がリ
ファイナプレートの第2の領域18と外縁部24との間
に設けてあり、蒸気をすみやかに排出する一方、第2の
領域18から放出される繊維に付加的な精砕作用を与え
るようにしてある。この外方の精砕領域20のバー36
と溝38のパターンは、外方の精砕領域20の半径方向
すぐ内側に位置する第2の領域18のパターンの溝32
における流れ領域に比べて、比較的広い流れチャンネル
を画成している。外方の精砕領域20のバー36および
溝38は内方の第2の領域18のパターンから摩砕プレ
ートセグメント12の外縁部24まで、ディスク半径1
08に対して少なくとも45度、好適には60度の角度
をなして延在している。換言すれば、バー36および溝
38の角度Aは第2の領域18の溝32を流れる流れの
一般的な方向に対して少なくとも45度の角度をなして
いる。さらに、外方の精砕領域20の溝38は表面せき
を持たず、好適には何等の種類のせきも有していないも
のとする。
【0017】図2は外方の精砕領域20のバー36およ
び溝38の断面を示す。所定の溝38は先行するバー3
6と後続するバー36′との間に位置する。ここで先行
および後続という用語は回転方向106に対して云うも
のとする。バー36の後続壁により画成される溝38の
先行壁40はほとんど垂直に近く、溝の基部42へと下
方に延びている。この溝38の後続壁は後続するバー3
6′の一部分によって画成され、バー36′の頂面近く
だけでは実質的に垂直である。斜めの部分44は溝の基
部42から壁部分46へと延在しており、これによって
非対称の溝の境界を定めている。図2に符号48で略示
しているこの溝の境界の横断面積は蒸気の排気流れチャ
ンネルを画成するもので、これは精砕領域18の各溝3
2の横断面積よりも実質的に大きい、すなわち少なくと
も2倍である。
【0018】外側の精砕領域20のバー36および溝3
8の角度方向および蒸気さらには部分的に精砕繊維に作
用する遠心力の結果として、蒸気および繊維の自然な分
離が都合よく生ずるのである。チャンネルまたは溝38
内のせきによって邪魔されない蒸気はチャンネル内を比
較的容易に流れて外縁部24で排出される。より重い繊
維はそれぞれの溝38の後続壁部分46に向けて投げ出
され、これによって後続するバー36の上面へと押し付
けられて、ここでさらに精砕作用を及ぼされる。
【0019】好適には、図3に寸法d3で示した外側の
精砕領域20の半径方向長さは圧力ピークから外縁部2
4までの距離に大略等しいものとする。図示の実施例で
は、寸法d3は摩砕プレートセグメント12の摩砕面1
4の全半径方向長さんの1/4以下である。3つの精砕
領域16,18,20を有する図示の実施例において
は、領域16の半径方向寸法d1は領域18の半径方向
寸法d2よりも大きく、この領域18の半径方向寸法d2
は領域20の半径方向寸法d3よりも大きい。
【0020】本発明は3つの領域を有する摩砕プレート
セグメント12に限定されるものではなく、ふたつの領
域を有する摩砕プレートセグメントにも好適に用いるこ
とができる。たとえば、図1において領域18のバーお
よび溝は摩砕プレートセグメント12の面に沿って内縁
部22まで延ばすことができる。寸法d1+d2が図3に
示すようにふたつの領域16,18に関連しているか、
あるいはひとつの領域だけに関連しているかは、特定の
エンドユーザーまたは用途に対する設計上の選択の問題
である。一般に、寸法d3は数インチ程度であるが、好
適な値は上述のように所定の精砕機の設計における圧力
ピークの位置の最善の予測に依存する。
【0021】いずれにしても本発明は、内側領域すなわ
ち実質的に半径方向に向くバー30と材料の半径方向流
れを中断するせきを有する狭い内側の溝32との内側パ
ターンと、外側領域20すなわち外側のバー36と内側
の溝32に対して少なくとも約45度の角度で内側パタ
ーンから摩砕プレートの外縁部24へと延在する流れチ
ャンネル48を画成する広い外側の溝38とから成る外
側領域20とを包含するものである。チャンネル48は
内側領域18の溝32から摩砕プレートの外縁部24へ
と実質的にデイスクの回転方向106に延在しており、
これには流れを中断させるせきは全くないか、ほとんど
ないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるふたつの摩砕プレートセグメント
の立面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 摩砕プレート 12 摩砕プレートセグメント 12a 部分 12b 部分 14 摩砕面 16 第1の領域または入口領域 18 第2の領域または精砕領域 20 外方の精砕領域 22 内縁部 24 外縁部 26 バー 28 溝 30 バー 32 溝 34 せき 36 バー 36′ バー 38 溝 40 先行壁 42 溝の基部 44 斜めの部分 46 壁部分 48 チャンネル 50 孔 52 皿穴面 100 リファイナディスク 102 周縁部 104 前面 106 回転方向 108 半径

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リファイナディスクの面上に側部同志をく
    っつけて配設されリファイナディスク中心に近い内縁部
    とリファイナディスク周縁部に近い外縁部とを有する実
    質的に環状の精砕領域を形成する複数の摩砕プレートセ
    グメントを包含し、それぞれの摩砕プレートセグメント
    が実質的に半径方向に延び、バーとバー間の溝とから成
    るパターンを有し、これによって、精砕される材料およ
    び精砕中に生ずる蒸気が前記溝の中をおおよそ前記精砕
    領域の内縁部から外縁部へ向う方向に流れることができ
    るようにしたこと、および前記パターンが、実質的に半
    径方向に向く内側バーと内側溝とから成り実質的に各内
    側溝がここを流れる材料の半径方向流れを中断するせき
    の構造を有するようにした内側パターンと、外側バーと
    外側溝とから成り前記内側溝を流れる流れの方向に対し
    て少なくともおおよそ45度の角度で前記内側パターン
    から前記摩砕プレートセグメントの外縁部へと延在す
    る、表面せきのない流れチャンネルを画成している外側
    パターンとを包含することを特徴とする、中心と実質的
    に円形の周縁部とを有するリファイナディスクの表面に
    用いる摩砕プレート。
  2. 【請求項2】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、各
    チャンネルの横断面積が各内側溝の横断面積よりも大で
    あることを特徴とする摩砕プレート。
  3. 【請求項3】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、前
    記精砕領域が、前記内側パターンと前記リファイナディ
    スク中心との間に位置する第3の溝と第3のバーとから
    成る第3のパターンを包含し、この第3のパターンに比
    較的粗い材料を受け入れてこれを部分的に精砕し、前記
    第3の溝から前記内側パターンの内側溝へこの部分的に
    精砕された材料を通すようにしたことを特徴とする摩砕
    プレート。
  4. 【請求項4】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、前
    記チャンネルの角度が約60度であることを特徴とする
    摩砕プレート。
  5. 【請求項5】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、こ
    の摩砕プレートおよびその上のパターンがリファイナデ
    ィスクの半径に沿うそれぞれの半径寸法を有し、前記外
    側パターンの半径寸法が前記内側パターンの半径方向寸
    法よりも小さいことを特徴とする摩砕プレート。
  6. 【請求項6】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、前
    記内側溝のそれぞれが少なくともふたつの表面せきを有
    することを特徴とする摩砕プレート。
  7. 【請求項7】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、前
    記リファイナディスクが特定の方向に回転するように装
    架されており、前記チャンネルが前記内側パターンから
    前記精砕領域の外縁部へと実質的に前記リファイナディ
    スクの回転方向に延在していることを特徴とする摩砕プ
    レート。
  8. 【請求項8】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、前
    記流れチャンネルがせき構造を持たないことを特徴とす
    る摩砕プレート。
  9. 【請求項9】請求項1記載の摩砕プレートにおいて、前
    記内側溝の各せきが表面せきであることを特徴とする摩
    砕プレート。
  10. 【請求項10】請求項7記載の摩砕プレートにおいて、
    前記流れチャンネルがせきによって中断されていること
    を特徴とする摩砕プレート。
  11. 【請求項11】請求項8記載の摩砕プレートにおいて、
    前記内側溝の各せきが表面せきであることを特徴とする
    摩砕プレート。
  12. 【請求項12】請求項11記載の摩砕プレートにおい
    て、前記内側溝のそれぞれが少なくともふたつの表面せ
    きを有することを特徴とする摩砕プレート。
  13. 【請求項13】請求項10記載の摩砕プレートにおい
    て、前記チャンネルのそれぞれが、回転方向に前記溝を
    導く第1の実質的に垂直の壁と、溝基部と、前記溝を回
    転方向にたどる実質的に垂直の壁部分および前記溝基部
    から前記実質的に垂直の壁部分へと斜め上方に延びるも
    うひとつの部分を有する第2の壁とにより画成されてい
    ることを特徴とする摩砕プレート。
  14. 【請求項14】請求項10記載の摩砕プレートにおい
    て、前記チャンネルのそれぞれの横断面積が前記内側溝
    のそれぞれの横断面積よりも大きいことを特徴とする摩
    砕プレート。
  15. 【請求項15】請求項10記載の摩砕プレートにおい
    て、摩砕プレートとその上のパターンはそれぞれリファ
    イナディスクの半径に沿う半径方向寸法を有し、外側パ
    ターンの半径方向寸法は内側パターンの半径方向寸法よ
    りも小さいことを特徴とする摩砕プレート。
  16. 【請求項16】請求項14記載の摩砕プレートにおい
    て、前記チャンネルのそれぞれが、回転方向に前記溝を
    導く第1の実質的に垂直の壁と、溝基部と、前記溝を回
    転方向にたどる実質的に垂直の壁部分および前記溝基部
    から前記実質的に垂直の壁部分へと斜め上方に延びるも
    うひとつの部分を有する第2の壁とにより画成されてい
    ることを特徴とする摩砕プレート。
  17. 【請求項17】請求項14記載の摩砕プレートにおい
    て、前記チャンネルの角度が約60度であることを特徴
    とする摩砕プレート。
  18. 【請求項18】請求項14記載の摩砕プレートにおい
    て、前記精砕領域が、前記内側パターンと前記リファイ
    ナディスク中心との間に位置する第3の溝と第3のバー
    とから成る第3のパターンを包含し、この第3のパター
    ンに比較的粗い材料を受け入れてこれを部分的に精砕
    し、前記第3の溝から前記内側パターンの内側溝へこの
    部分的に精砕された材料を通すようにしたことを特徴と
    する摩砕プレート。
  19. 【請求項19】請求項18記載の摩砕プレートにおい
    て、摩砕プレートとその上のパターンはそれぞれリファ
    イナディスクの半径に沿う半径方向寸法を有し、外側パ
    ターンの半径方向寸法は内側パターンの半径方向寸法よ
    りも小さいことを特徴とする摩砕プレート。
  20. 【請求項20】請求項18記載の摩砕プレートにおい
    て、前記第3のパターンの第3の溝がせき構造を持たな
    いことを特徴とする摩砕プレート。
  21. 【請求項21】請求項7記載の摩砕プレートにおいて、
    摩砕プレートが高コンシステンシーパルプリファイナ中
    に回転可能に装架され、蒸気が前記精砕領域内に発生
    し、この蒸気の若干が半径方向外方に流れ、若干が前記
    精砕領域内を半径方向内方に流れるようにしたこと、お
    よび前記外側パターンの半径方向寸法が前記精砕領域内
    で外方へ流れる蒸気と実質的に同大であることを特徴と
    する摩砕プレート。
JP5082490A 1992-04-17 1993-03-18 摩砕プレート Pending JPH06101188A (ja)

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