JP2014128385A - 車両用シート - Google Patents

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【課題】比較的シンプルな構成により、アンカ部材と車室構造体の接触を性能良く規制することにある。
【解決手段】車室構造体(FS)を臨むアンカ部材20の平板部分(20a)表面を、パッド部材4Pの延長部4PEにて覆うとともに、係合部22と被係合部16が係合された状態において、アンカ部材20の平板部分(20a)と車室構造体(FS)の間に延長部4PEが配置する構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、発泡樹脂製のパッド部材と、パッド部材に埋設状に一体化される平板状のアンカ部材と、アンカ部材の係合部(車両構造体の被係合部に係合可能な部位)を備えた車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、シートクッションとシートバックを備える車両用シートが公知である(特許文献1を参照)。
シートクッションは、シート外形をなすパッド部材(発泡樹脂製)と、ワイヤ部材と、係合部を有する。ワイヤ部材(アンカ部材に相当)は、シート外形に倣った略矩形の枠状部材である。また係合部は、シート下方に突出する略U字状の部位であり、ワイヤ部材を途中でシート下方に湾曲させることで形成できる。
そして車室床面(車室構造体の一例)は略平坦な部位であり、被係合部を有する。被係合部は、係合部を挿設可能な筒材(樹脂製)であり、車室床面の孔部に嵌装されて係合部に対面可能に配置する。
公知技術では、パッド部材の成形と同時に(インサート成形にて)、ワイヤ部材をパッド部材に埋設状に一体化しつつ、係合部(略U字状)をパッド部材からシート下方に突出させる。そして係合部を被係合部に挿入係合して、車室床面に対するパッド部材の相対移動を規制することにより、シートクッションを適切な位置に配置することができる。
ところで公知技術の構成では、ワイヤ部材(比較的大型の部材)の一部に係合部を形成する。このため公知技術の構成は、シート構成のシンプル化や製造コスト低減化の観点から、すんなり採用できる構成ではなかった。
そこでワイヤ部材の代替えとして平板状のアンカ部材を用いるとともに、このアンカ部材に係合部を突設する。そしてアンカ部材(平板状)をパッド部材に埋設状に取付ける(パッド部材と面接触させる)ことで、アンカ作用を高めることができる。このため比較的小型のアンカ部材であってもパッド部材からの抜け外れが阻止される。
特開2012−51439号公報
ところで上述の構成では、アンカ部材(表面側)が車室床面側に露出し易い構成である。このため乗員着座時の押圧にてパッド部材が下方に撓み変形した場合、アンカ部材と車室床面が接触するなどして、異音が発生することが懸念される。
もっともアンカ部材と車室床面の間に、パッド部材とは別部材の緩衝材(フェルト等)を介装することもできる。しかしそうするとシート構成が複雑化するとともに、パッド部材の組付け作業時や車室環境の変化などにより緩衝材が脱落する危険性があった(取付け安定性に劣る構成となりがちであった)。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、比較的シンプルな構成により、アンカ部材と車室構造体の接触を性能良く阻止することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備える。そしてシート構成部材が、シート外形をなす発泡樹脂製のパッド部材と、平板状のアンカ部材と、アンカ部材に設けられた係合部とを有する。
本発明では、パッド部材の成形と同時に、アンカ部材が、パッド部材から係合部を露出させつつ、パッド部材に埋設状に一体化される。そして係合部を、車室床面や車室壁面等の車室構造体に設けられた被係合部に係合することで、シート構成部材と車室構造体の相対移動を規制する。この種のシート構成では、比較的シンプルな構成により、アンカ部材と車室構造体の接触を性能良く阻止できることが望ましい。
そこで本発明では、車室構造体を臨むアンカ部材の平板部分表面(全部又は一部)を、パッド部材の延長部にて覆うとともに、係合部と被係合部が係合された状態において、アンカ部材の平板部分と車室構造体の間に延長部が配置する構成とした。
本発明では、パッド部材の延長部を利用して(比較的シンプルな構成にて)、車室構造体とアンカ部材の接触を阻止することができる。また延長部が、パッド部材の一部にて形成されて脱落しにくい構成である。
第2発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートであって、延長部の厚み寸法を、係合部と被係合部が係合された状態におけるアンカ部材の平板部分と車室構造体の離間寸法よりも大きく設定する。
そして本発明では、上述の延長部を圧縮しつつ、車室構造体とアンカ部材の間に配置することで、車室構造体とアンカ部材の接触をより確実に規制できる。
本発明に係る第1発明によれば、比較的シンプルな構成により、アンカ部材と車室構造体の接触を性能良く阻止することができる。また第2発明によれば、アンカ部材と車室構造体の接触を更に性能良く阻止することができる。
車両用シートの斜視図である。 シートクッション一部の断面図である。 シートクッション一部と車室床面の断面図である。 (a)は、実施例2にかかる車両用シートの概略断面図であり、(b)は、シートバック一部の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図4を参照して説明する。各図には、適宜、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを付す。
図1の車両用シート2は、複数人が着座可能な幅広のシートであり、シートクッション4と、一対のシートバック6a,6b(略同一構成)と、一対のヘッドレスト8a,8b(略同一構成)を有する。
これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F,8F)と、シート外形をなすパッド部材4P(4P,6P,8P)と、パッド部材4Pを被覆するシートカバー(4S,6S,8S)を有する。
<実施例1>
本実施例では、シートクッション4(詳細後述)を車室床面FSに取付けつつ、車両用シート2を車室床面FS上に配設する(図1及び図3を参照)。
ここで車室床面FSは、略平坦(部分的に凹凸状)の面部位であり、凸部位12と、凹部位14と、被係合部16と、取付け部(図示省略)を有する(図3を参照)。
被係合部16は、車室床面FSに開口する孔部であり、シートクッション4の前部両側に対面可能な位置にそれぞれ形成される。被係合部16の開口周縁は、上方に屈曲してフランジ状とされている。また取付け部(図示省略)は、シート後方に配置する部位であり、典型的にシート幅方向に延びる棒材である。
そして凸部位12と凹部位14は、被係合部16の周囲に交互に配置しており、車室床面FSを部分的に凹凸状に変形させることで形成できる。そして本実施例では、被係合部16の開口周縁を除いて、凸部位12が、アンカ部材20の平板部分(後述)に最も近接して配置することとなる(図3を参照)。
[シートクッション]
シートクッション4は、上述の構成(4S,4P,4F)と、一対のアンカ部材20(係合部22)と、ストッパ部材30を有する(図1及び図2を参照、各部材の詳細は後述)。
本実施例では、パッド部材4Pを、フレーム部材4F上に配置しつつ、シートカバー4Sで被覆する。つぎに後述するようにパッド部材4Pを、各アンカ部材20とストッパ部材30(ともに詳細後述)を介して車室床面FSに取付ける。
このとき本実施例では、各アンカ部材20に設けた係合部22(詳細後述)を、車室床面FSの被係合部16に係合することで、シートクッション4(前部)と車室床面FSの相対移動を規制する。この種の構成では、比較的シンプルな構成により、アンカ部材20と車室床面FSの接触を性能良く阻止できることが望ましい。
そこで本実施例では、後述のシンプルな構成にて、アンカ部材20と車室床面FSの接触を性能良く阻止することとした。以下、各構成について詳述する。
(パッド部材)
パッド部材4Pは、略長方形状(上方視)の部材であり、発泡樹脂にて形成されて乗員を弾性的に支持できる(図2及び図3を参照)。
ここでパッド部材4P(材質)は特に限定しないが、発泡ポリプロピレン材やポリウレタンフォーム(密度:25〜70kg/m3、25%硬度:8〜25kgf/φ200)を例示できる。
本実施例では、パッド部材4Pを成形すると同時に、アンカ部材20とストッパ部材30(詳細後述)を、パッド部材4Pに埋設状に一体化する(製造工程は後述)。
(アンカ部材)
アンカ部材20は、略正方形(上方視)の平板部材であり、断面視でクランク状とされる(図2及び図3を参照)。本実施例のアンカ部材20は、近接部位20aと、離間部位20bと、係合部22を有する。
係合部22は、アンカ部材20の略中央から突出する筒状部位であり、係合ハネ24を有する。係合ハネ24は、係合部22の周面を部分的に切起こして形成されており、係合部22の径方向外側に向けて突出する。そして被係合部16との係合時(後述)においては、係合ハネ24が、径方向内側に撓み変形しつつ被係合部16を通過したのち、径方向外側に向けて突出して被係合部の周縁に係合する。
また近接部位20aは、係合部22周囲の面部位であり、離間部位20bは、近接部位20aよりも縁側の面部位であり、近接部位20aよりも一段低く形成される。そして本実施例のアンカ部材20(クランク状)は、縁側(離間部位20b)が相対的にパッド部材4Pの奥方に埋設される構成であり、近接部位20aが、車室床面FS(凸部位12)に対面状に配置して最も近接することとなる。
(ストッパ部材)
ストッパ部材30は、上方視で略矩形の環材(典型的に金属製)であり、パッド部材4Pの後面中央に配設できる(図1を参照)。
本実施例では、パッド部材4Pの後面中央にストッパ部材30を配設できる。このときストッパ部材30一側(略U字状)がパッド部材4P内に埋設されるとともに、ストッパ部材30他側(略U字状)が、パッド部材4Pからシート後方に向けて突出する。
[パッド部材(延長部)の成形作業]
図2を参照して、パッド部材4Pを、成形装置を用いて成形すると同時に、アンカ部材20とストッパ部材30を埋設状に一体化する(インサート成形する)。
ここで成形装置(図示省略)は、第一型と、第二型と、両型の間に形成されるキャビティ(パッド部材4Pの外形形状に倣った成形空間)を有する。
そこで本実施例では、キャビティ内に、アンカ部材20とストッパ部材30を適宜配置したのち、パッド部材4Pの原料(液状)を射出する。このときストッパ部材30一側をキャビティ内に挿入しつつ、パッド部材4Pの後部中央に相当する位置に配置する。そしてストッパ部材30他側を、キャビティ外に配置することでパッド部材4Pの後部から突出させる。
またアンカ部材20の平板部分(近接部位20a,離間部位20b)を、キャビティ内に挿入しつつ、パッド部材4Pの前部両側に相当する位置にそれぞれ配置する。そして係合部22を、キャビティ外に配置することでパッド部材4Pの前部裏面から突出させる。そして本実施例では、アンカ部材20(平板状)をパッド部材4Pに埋設状に取付ける(パッド部材と面接触させる)ことで、アンカ作用を高めることができる。
(延長部の成形)
本実施例では、アンカ部材20の平板部分(20a,20b)とキャビティ内面の間に隙間を設けて、パッド部材4Pの原料の侵入を許容する。
この状態でパッド部材4Pの原料をキャビティ内に射出して、両部位20a,20bの表面側(車室床面を臨む面側)に回り込ませる。こうして原料の回り込み部分にて延長部4PEを形成するとともに、延長部4PEにて、近接部位20aの表面側を部分的に覆うことができる。なお本実施例では、アンカ部材20とキャビティ内面の間の隙間寸法又は原料の発泡圧等を適宜調節するなどして、延長部4PEにて近接部位20aの表面全面を覆うこともできる。
ここで延長部4PEの厚み寸法T1は、車両用シート2の配設作業を極端に阻害しない限り特に限定しない(図2を参照)。
例えば本実施例では、延長部4PEの厚み寸法T1を、車両用シート2配設時における凸部位12と近接部位20aの離間寸法T2よりも大きく設定する(図3を参照)。そして後述するように、延長部4PEを弾性的に圧縮させることで、係合部22と被係合部16の係合(車両用シート2の配設作業)を極力阻害することなく、車室床面FSとストッパ部材20の間に配置させることができる。
[車両用シートの配設作業]
図1〜図3を参照して、シートクッション4を車室床面FSに取付けつつ、車両用シート2を車室床面FS上に配設する。
このとき本実施例では、延長部4PEを圧縮しつつ、各アンカ部材20(係合部22)を被係合部16に挿設する。こうすることでパッド部材4Pの前部側を車室床面FSに取付けるとともに、延長部4PEが、凸部位12と近接部位20aの間に配置する。
またストッパ部材30を、フック部材等を介して取付け部に係合して、パッド部材4Pの後部側を車室床面FSに取付ける。こうしてアンカ部材20とストッパ部材30にて、シートクッション4と車室床面FSの相対移動を規制することにより、車両用シート2を車室床面FSの適切な位置に配設することができる。
そして上述の構成では、乗員着座時の押圧にてパッド部材4Pが下方に撓み変形した場合、アンカ部材20の平板部分と車室床面FSが接触するなどして異音が発生することが懸念される。
そこで本実施例では、近接部位20aを延長部4PEにて覆う構成とした。こうすることで係合部22と被係合部16が係合された状態において、車室床面FS(凸部位12)と近接部位20aの間に延長部4PEが配置する。そして延長部4PEにて、アンカ部材20と車室床面FSの接触を性能良く阻止することにより、両部材の接触(干渉)が原因の異音発生を好適に防止又は低減できる。
以上説明したとおり本実施例では、パッド部材4Pの延長部4PEを利用して(比較的シンプルな構成にて)、車室床面FSとアンカ部材20の接触を阻止できる。また延長部4PEが、パッド部材4Pの一部にて形成されて脱落しにくい構成である(取付け安定性に優れる構成である)。そしてフェルト等の他部材を省略することができるため、シートの製造コスト削減に資する構成である。
また本実施例では、延長部4PEを圧縮しつつ介装することで、車室床面FSとアンカ部材20の接触をより確実に阻止できる。
このため本実施例によれば、比較的シンプルな構成により、アンカ部材20と車室床面FSの接触を性能良く阻止することができる。
<実施例2>
実施例2の車両用シート2Aの基本構成は、実施例1の車両用シート2とほぼ同一であるため、共通の構造等については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
そして本実施例では、シートバック6を、シートクッション4から起立させつつ、車室壁面WSに取付ける(図4を参照)。
ここで車室壁面WSは、車両用シート2Aの後方に立設する車室構造体であり、被係合部16Aを有する。被係合部16Aは、車室壁面WSに開口する孔部であり、アンカ部材20A(後述)に対面可能な位置に形成される。
またシートバック6は、基本構成(6S,6P,6F)と、アンカ部材20Aを有する。アンカ部材20Aは、近接部位20aと、離間部位20bと、係合部22を有する。本実施例では、アンカ部材20Aを、シートバック6(パッド部材6P)の上部後面に埋設状に一体化しつつ、係合部22をシート後方に突出させる。そしてシートバック6を起立させることで、近接部位20aが、(係合部を除いて)車室壁面WSに最も近接して配置することとなる。
そこで本実施例では、近接部位20aの表面側(車室壁面を臨む面側)を、パッド部材6Pの延長部6PEにて部分的に覆う(図4(b)を参照)。そしてシートバック6(起立状態)を車室壁面WSに接触させて、延長部6PEを圧縮しつつ、係合部22を被係合部16Aに挿設する。こうすることでパッド部材6Pの上部側を車室壁面WSに取付けるとともに、延長部6PEを、車室壁面WSと近接部位20aの間に配置させることができる。
そして延長部6PEにて、アンカ部材20Aと車室壁面WSとの接触を性能良く阻止することにより、両部材の接触が原因の異音発生を好適に防止又は低減できる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、アンカ部材20(20A)の構成(形状,配設数,配置位置など)を例示したが、同部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば本実施例では、クランク状(断面視)のアンカ部材を例示したが、略平坦なアンカ部材とすることもできる。また係合部(筒状)の構成は、シート構成に応じて適宜変更可能であり、また被係合部の構成も、係合部の構成に応じて適宜変更可能である。そしてアンカ部材に、孔状の係合部を設けるとともに、車室床面に、係合部に挿設可能な筒状の被係合部を設けることもできる。
(2)また本実施形態では、ストッパ部材30の構成(形状,配設数,配置位置など)を例示したが、同部材の構成を限定する趣旨ではない。なおシート構成に応じて、ストッパ部材を省略することもできる。
(3)また本実施形態では、シートクッション4とシートバック6を一例に説明したが、本実施例の構成は、ヘッドレスト、アームレスト、フットレストなどの各種シート構成に適用できる。また本実施例の構成は、車両用シートのほか、航空機や電車などの乗り物用シート全般に適用できる。
2 車両用シート
4 シートクッション
6a,6b シートバック
8a,8b ヘッドレスト
4S シートカバー
4P パッド部材
4F フレーム部材
4PE 延長部
12 凸部位
14 凹部位
16 被係合部
20 アンカ部材
20a 近接部位
20b 離間部位
22 係合部
24 係合ハネ
30 ストッパ部材
FS 車室床面

Claims (2)

  1. シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備えるとともに、前記シート構成部材が、シート外形をなす発泡樹脂製のパッド部材と、前記平板状のアンカ部材と、前記アンカ部材に設けられた係合部とを有し、前記パッド部材の成形と同時に、前記アンカ部材が、前記パッド部材から前記係合部を露出させつつ、前記パッド部材に埋設状に一体化される構成であり、
    前記係合部を、車室床面や車室壁体等の車室構造体に設けられた被係合部に係合することで、前記シート構成部材と前記車室構造体の相対移動を規制する車両用シートにおいて、
    前記車室構造体を臨む前記アンカ部材の平板部分表面を、前記パッド部材の延長部にて覆うとともに、前記係合部と前記被係合部が係合された状態において、前記アンカ部材の平板部分と前記車室構造体の間に前記延長部が配置する構成とした車両用シート。
  2. 前記延長部の厚み寸法を、前記係合部と前記被係合部が係合された状態における前記アンカ部材の平板部分と前記車室構造体の離間寸法よりも大きく設定し、
    前記延長部を圧縮しつつ、前記車室構造体と前記アンカ部材の間に配置する構成とした請求項1に記載の車両用シート。
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