JP2014128128A - ケーブル支持具 - Google Patents

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則義 四戸
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Abstract

【課題】ケーブルの支持作業の容易化及び迅速化、並びに低コスト化。
【解決手段】不動部材2と、不動部材に対して対向及び非対向する方向に、不動部材に回転可能に軸支された可動部材3A,3Bと、可動部材の回転中心軸と平行な軸を有するケーブル挿通孔4A,4Bと、不動部材と可動部材とを貫通する貫通孔5とを備え、不動部材は、可動部材との対向面22に、ケーブル挿通孔の半周部を構成する複数の不動部材側凹部40A,40Bが並列状に形成され、可動部材は、不動部材との対向面32に、ケーブル挿通孔の半周部を構成する可動部材側凹部40Cが形成され、貫通孔は、ケーブル挿通孔の軸と交差する軸を有し、且つ不動部材と可動部材とをケーブル挿通孔から外れた位置で貫通するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信用ケーブルや各種ケーブルをその配線道中において支持するケーブル支持具に関する。
通信用ケーブルや各種ケーブルをその配線道中において支持するケーブル支持具は、ケーブルを径方向で挟持するクランプ構造のものが知られている。
下記、特許文献1に記載のケーブル支持具は、一対のクランプ腕が互いに接近・離間する方向に回転可能に軸支され、この一対のクランプ腕同士を接近させることで、ケーブルを支持する状態をロックするロック体が備えられており、この一対のクランプ腕同士を接近させることによって、ロック体がケーブルを支持する状態を自動的にロックするようになっている。
特許文献1の従来技術によると、鉄塔等の高所におけるボルトナットによる一対のクランプ腕同士の締め付け作業が不要であるので、作業の安全性や迅速性を良好なものとすることができる。
しかしながら、特許文献1の従来技術は、複数本のケーブルを支持する場合には、ケーブルの本数分のケーブル支持具を鉄塔等に取付ける作業が必要であるため、このケーブル支持具の取付け作業に相当の時間が掛かるという問題があった。
このような問題を解決するため、下記、特許文献2に記載されているように、相互に対をなすケーブル支持部材を備え、このケーブル支持部材の対向面に、適数個の半円状凹部を対向並設し、この半円状凹部を外れた両側部位において、半円状凹部の中心線と交差する方向にスタッドボルトを取付けるケーブル支持具が提案されている。
特許文献2の従来技術によると、ケーブルを挟んでケーブル支持部材を対向させるとともに、このケーブル支持部材に取付けられたスタッドボルト同士を螺合することによって、複数のケーブルを支持できるケーブル支持具を構成することができる。また、ケーブル支持部材を三個以上連結することによって、複数のケーブルを支持できるケーブル支持具を複数連設することができる。
特開平6−38342号公報 実用新案登録第3026426号公報
特許文献2の従来技術によると、複数のケーブルを支持できる構成のケーブル支持具であるので、ケーブル支持具の鉄塔等に対する取付け工程を削減でき、これによって、ケーブル支持具の取付けの時間短縮を実現できる。
この特許文献2の従来技術は、一対のケーブル支持部材を連結するために、ケーブル支持部材を対向させながら、夫々に取付けたスタッドボルトを螺合する作業が必要であり、しかも、この作業が複数のケーブル支持具を連設する分だけ必要であった。
また、一つのケーブル支持具を構成するのに、複数のケーブル支持部材及び複数のスタッドボルトという多くの構成部材が必要であった。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、ケーブル支持具の取付け工程を削減できること、ケーブル支持具の取付け作業時間を更に短縮できること、複数のケーブルの挿通作業時間を更に短縮できること、これにより、ケーブルの支持作業の容易化及び迅速化、並びに低コスト化が達成できること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明によるケーブル支持具は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
不動部材と、前記不動部材に対して対向及び非対向する方向に、該不動部材に回転可能に軸支された可動部材と、前記可動部材の回転中心軸と平行な軸を有するケーブル挿通孔と、前記不動部材と前記可動部材とを貫通する貫通孔とを備え、前記不動部材は、前記可動部材との対向面に、前記ケーブル挿通孔の半周部を構成する複数の不動部材側凹部が並列状に形成され、前記可動部材は、前記不動部材との対向面に、前記ケーブル挿通孔の半周部を構成する可動部材側凹部が形成され、前記貫通孔は、前記ケーブル挿通孔の軸と交差する軸を有し、且つ前記不動部材と前記可動部材とを前記ケーブル挿通孔から外れた位置で貫通するように形成されていることを特徴とするケーブル支持具である。
このような特徴を有することで本発明は、以下の効果を奏する。すなわち、ケーブル支持具の取付け工程を削減できるとともに、ケーブル支持具の取付け作業時間を更に短縮でき、且つ複数のケーブルの挿通作業時間を更に短縮ができる。これにより、ケーブルの支持作業の容易化及び迅速化、並びに低コスト化が達成できる。
本発明に係るケーブル支持具の一実施形態を示す平面図である。 図1の正面図である。 ケーブル支持具を取付け対象部に取付けた状態を示す側面図である。 図3の平面図である。 (a)(b)は、ケーブル支持具の取付け工程の一例を示す工程図である。 (c)(d)は、図5から連続するケーブル支持具の取付け工程の一例を示す工程図である。 (e)は、図6から連続するケーブル支持具の取付け工程の一例を示す工程図である。 取付け部材の他の例を示す側面図である。
本発明に係るケーブル支持具は、前記可動部材を二個一対とし、一対の前記可動部材が前記不動部材に対して観音開き状に回転するように軸支され、前記貫通孔が一対の前記可動部材の境を貫通するように形成されていることが好ましい。
また、前記可動部材側凹部が複数形成されていてもよい。
以下で説明するケーブルは、電話局や無線局等の各種通信施設の基地局と受信装置とにわたり敷設される給電線等の各種ケーブルである。
以下、本発明の実施形態に係るケーブル支持具1の一例を図1〜図4に基づいて説明する。以下で説明する実施形態は、本発明を限定するものではない。
ケーブル支持具1は、ケーブル支持具1の一方を構成する不動部材2と、他方を構成する二個の可動部材3A,3Bと、ケーブルAが挿通する二個のケーブル挿通孔4A,4Bと、取付け対象部B(図3、4参照)にケーブル支持具1を取付けるための取付け部材C(図3、4参照)の全ねじボルトC1が貫通する径、且つ全ねじボルトC1に螺合してケーブル支持具1を締め付け固定するナットC2〜C4よりも小径とする貫通孔5とを備えている。
本明細書において説明する取付け対象部とは、受信装置が設置される高所や鉄塔に設けられたラダーや鉄塔を構成する鉄骨等である。
不動部材2と可動部材3A,3Bとは、ケーブル挿通孔4A,4Bの軸と平行な支軸6を有する蝶番部60によって連結されており、この蝶番部60によって、可動部材3A,3Bが支軸6を回転中心軸として、不動部材2と対向する方向と非対向する方向とに回転するようにされている。
蝶番部60は、ケーブル挿通孔4A,4Bの軸と平行の不動部材2の両外縁部(図面上、不動部材2の短手側の外縁部)20,21と、外縁部20,21と対向する可動部材3A,3Bの外縁部30、31とにわたって設けられている。
不動部材2は、AES樹脂に代表される耐遮光性合成樹脂を用いて成型されており、可動部材3A,3Bが対向する対向面22にケーブル挿通孔4A,4Bの一方を構成する二個の不動部材側凹部40A,40Bが並列状に設けられている。
不動部材側凹部40A,40Bは、ケーブルAの半周の形状に相当する半円溝状に形成されており、不動部材側凹部40A,40Bの軸を平行として並列状に設けられている。
可動部材3A,3Bは、不動部材2と同素材を用いて成型されており、対向面22と対向する二個の可動部材3A,3Bの夫々の対向面32に、ケーブル挿通孔4A,4Bの他方を構成する可動部材側凹部40Cが設けられている。
この二個の可動部材3A,3Bは、不動部材2と対向した状態において、対向面22側の互いの側部33A,33B同士が正対し、この側部33A,33Bが不動部材側凹部40A,40Bの間の中央部で接触する、或いはわずかな隙間が生じるように軸支され、不動部材2に対する非対向状態において互いの側部33A,33Bが、図面上、正反対方向に向くように観音開き状に回転するように軸支されている。
可動部材側凹部40Cは、ケーブルAの半周の形状に相当する半円溝状に形成されており、不動部材側凹部40A,40Bの軸と平行な軸を有し、可動部材3A,3Bが不動部材2と対向した状態において、不動部材側凹部40A,40Bと可動部材側凹部40CとでケーブルAが挿通する円筒状のケーブル挿通孔4A,4Bを形成できるように設けられている。
対向面22の不動部材側凹部20A,20Bの間と、この対向面22と対向する対向面32とにわたり、不動部材2に対する可動部材3A,3Bの対向状態を保持する係合部Dが設けられている。
係合部Dは、ケーブルAを不動部材側凹部40A,40Bに嵌合し、可動部材3A,3Bを回転させて不動部材2と対向させたときに、係合部Dが係合することによって、挿通作業中におけるケーブルAの曲り等の動作による可動部材3A,3Bの非対向方向への回転を抑止することができるようになっている。
係合部Dは、不動部材2に設けられた凸部D1と、可動部材3に設けられた凹部D2とからなる凹凸係合構造のものであり、可動部材3を不動部材2に対向させたときに係合し、この係合状態を凹凸係合による摩擦抵抗で保持し、この摩擦抵抗に抗して可動部材3を非対向側に回転させることで係合を解除するようにされている。
貫通孔5は、不動部材側凹部40A,40Bの間の中央部を貫通するように形成された不動部材側貫通孔50と、この不動部材側貫通孔50と同軸となるように可動部材3A,3Bを貫通するように形成された可動側貫通孔51とから構成されている。
可動側貫通孔51は、可動部材3の側部33A,33Bを夫々半円状に切欠き形成した貫通凹部51A、51Bが、可動部材3A,3Bを不動部材2に対向させた状態において正対することによって貫通孔状となるように形成されている。
このような貫通孔5は、可動部材3A,3Bを不動部材2に対向させた状態において、不動側貫通孔50と可動側貫通孔51とが同軸で直列することで、不動部材2と可動部材3A,3Bを貫通するようになっている。
取付け部材Cは、貫通孔5に挿入されるとともに、取付け対象部Bに開孔されたボルト孔B1を貫通するように挿入される全ねじボルトC1と、ケーブル支持具1を挟むとともに、取付け対象部Bを挟むように全ねじボルトC1に螺合する三個のナットC2〜C4という周知の部材を用いて構成されている。
このような取付け部材Cを用いたケーブル支持具1の取付け対象部Bへの取付け工程を、図5(a)〜図7(e)に基づいて説明する。ケーブル支持具1の取付け個数はケーブルAの本数に対応して、一個の取付け部材Cで、一個乃至複数個(図示では三個)取付けることができる。ケーブル支持具1の取付け対象部Bへの取付け工程は、以下で説明する取付け工程に限るものではない。
第一工程として、図5(a)に示すように、全ねじボルトC1に、三個のケーブル支持具1、ナットC2〜C4を組み込んでおく。このようにすることによって、各種部材を一つにすることができるので、運搬中において部材を落下させてしまうことを防止できるとともに、各種部材の過不足を防止することができる。
この第一工程では、あらかじめ、可動部材3A,3Bを不動部材2に対して非対向位置に配置させておくことで、取付け部材Cの取付け対象部Bへの固定後に、可動部材3A,3Bの非対向状態への回転動作をすることなく、ケーブルAの挿通作業を行うことができる。
また、全ねじボルトC1の長さは、ケーブル支持具1の個数に対応する長さとしてもよいし、将来的にケーブル支持具1の個数が増えたときのことを考慮した長さとしてもよい。
第二工程として、図5(b)に示すように、ナットC2を外して全ねじボルトC1をボルト孔B1に挿入し、再びナットC2を螺合するとともに、このナットC2とで取付け対象部Bを挟むようにナットC3を螺合締め付けして、全ねじボルトC1を取付け対象部Bに取付ける。
第三工程として、図6(c)に示すように、不動部材側凹部40AにケーブルAを嵌合し、この不動部材側凹部40Aに対応する可動部材3Aを対向方向へ回転させて可動部材側凹部40CをケーブルAに嵌合するとともに、不動部材側凹部40BにケーブルAを嵌合し、この不動部材側凹部40Bに対応する可動部材3Bを対向方向へ回転させて可動部材側凹部40CをケーブルAに嵌合することで、2本のケーブルAがケーブル支持具1の二か所のケーブル挿通孔4A,4Bに挿通支持された状態となる(図6(d)参照)。
第四工程として、図6(d)に示すように、図5(c)と同様の方法でケーブルAを挿通させ、これを最後のケーブル支持具1にケーブルAを挿通するまで行う。
この第三工程及び第四工程では、ケーブルAの挿通作業における可動部材3A,3Bの回転スペースを確保できる程度に、各ケーブル支持具1をスライドさせて離間させておく。
第五工程として、図7(e)に示すように、ナットC3とナットC4とでケーブル支持具1を挟むように、ナットC4を螺合締め付けすることによって、ケーブル支持具1を取付け対象部Bに取付けることができるとともに、可動部材3A,3Bの対向状態を保持することができる。
このとき、可動部材3A,3Bが観音開き状に軸支されているため、一個のナットC4で可動部材3A,3Bの双方を螺合締め付けることによって、不動部材2に対する対向状態を保持できる。したがって、ナットC4の一回の締め付け動作によって、二個の可動部材3A,3Bの不動部材2に対する対向状態を保持することができる。
他の形態の取付け部材C’として、図8に示すように、全ねじボルトC1を螺合取付けするクランプ部材C5を備えた形態が例示でき、このクランプ部材C5を取付け対象部Bにクランプすることによって、全ねじボルトC1を取付け対象部Bに取付けることができ、しかも、全ねじボルトC1の取付け位置の調整も容易に行うことができる。
クランプ部材C5は、例示するように、取付け対象部Bに引っ掛けるように掛合する凹状部材C50と、凹状部材C50の一側壁に貫通して螺合するボルトC51とから構成され、螺合されるボルトC51の先端が取付け対象部Bに圧接することによって、クランプする周知構造のものを用いることができる。全ねじボルトC1は、凹状部材C50の他側壁に貫通螺合し、ナットC2とナットC3とで螺合締め付けすることによって、クランプ部材C5に固定することができる。
以上の構成のケーブル支持具1によると、周知の全ねじボルトC1及びナットC2〜C4からなる取付け部材C、周知のクランプ構造のクランプ部材C5に全ねじボルトC1をナットC2〜C4で締め付け固定した取付け部材C’によって、取付け対象部Bに取付けることができる。
また、ケーブル支持具1は、二個のケーブル挿入孔4A,4Bを備えており、夫々が独立してケーブルAを保持することができるため、一個のケーブル支持具によって、二本(複数本)のケーブルAを保持することができる。
また、このケーブル支持具1は、一本の全ねじボルトC1に複数個貫通支持することができるとともに、複数個のケーブル支持具1を一本の全ねじボルトC1に支持した状態で、ナットC4を螺合締め付けすることによって、全てのケーブル支持具1を取付け対象部Bに取付けることができる。しかも、ナットC4の螺合締め付けによって、全てのケーブル支持具1によるケーブルAの挿入状態を保持することができる。
また、ケーブル支持具1を全ねじボルトC1を回転中心として回転させることで、ケーブル挿通孔4A、4Bの軸方向を鉛直方向及びこの鉛直方向と交差する方向とにわたって任意に調整することができるため、ケーブルAの敷設方向にかかわらず、このケーブルAを支持することができる。
したがって、複数本のケーブルAを支持するのに、ケーブル支持具1の取付け個数を削減することができ、これによって、ケーブル支持具1の取付け時間の短縮及び取付け工程の削減ができるとともに、ケーブル支持具1を構成する構成部材を削減できる。これにより、ケーブルAの支持作業の容易化及び迅速化、並びに低コスト化が達成できる。
尚、本発明は、例示した実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
ケーブル支持具1は、二個の不動部材側凹部40A,40Bを備えた不動部材2と、夫々一個の可動部材側凹部40Cを備えた一対の可動部材3A,3Bとを備えた形態を例示しているが、不動部材側凹部40A,40Bを三個以上とし、可動部材3A,3Bを不動部材側凹部40A,40Bの個数と同数とするものとしてもよい(図示せず)。この場合、取付け部材Cの個数は、可動部材3A,3Bが三個以上、且つ奇数個の場合、その内の一対の可動部材3A,3Bに一個、更に、独立した一個の可動部材3A(又は可動部材3B)に一個となる。また、可動部材3A,3Bが四個以上、且つ偶数個の場合、一対の可動部材3A,3Bごとに一個となる。
一対の可動部材3A,3Bは、例示した観音開き状に回転するように軸支するものに限らない(図示せず)。
また、ケーブル支持具1は、可動部材3A(又は可動部材3B)に不動部材側凹部40A,40Bと同数の可動部材側凹部40Cを設け、可動部材3A(又は可動部材3B)の一端側を不動部材2の一端側に、可動部材3A(又は可動部材3B)が不動部材2に対して対向及び非対向となるように回転可能に軸支した形態としてもよい(図示せず)。この場合、取付け部材Cの全ねじボルトC1が貫通する貫通孔5の位置は、可動部材3A(又は可動部材3B)の軸支側とは反対側の端部側等、挿通孔4に干渉しない位置にあればよい。
また、三個以上の不動部材側凹部40A,40Bを備えた不動部材2と、複数の可動部材3A,3Bと備えたケーブル支持具1の場合、可動部材3A,3Bの両方又はいずれか一方の可動部材側凹部40Cを複数個としてもよい(図示せず)。
1:ケーブル支持具
2:不動部材
22:対向面
3A:可動部材
3B:可動部材
32:対向面
4A:ケーブル挿通孔
4B:ケーブル挿通孔
40A:不動部材側凹部
40B:不動部材側凹部
40C:可動部材側凹部
5:貫通孔
6:支軸
A:ケーブル
不動部材と、前記不動部材に対して対向及び非対向する方向に、該不動部材に回転可能に軸支された可動部材と、前記可動部材の回転中心軸と平行な軸を有するケーブル挿通孔と、前記不動部材と前記可動部材とを貫通する貫通孔とを備え、前記不動部材は、前記可動部材との対向面に、前記ケーブル挿通孔の半周部を構成する複数の不動部材側凹部が並列状に形成され、前記可動部材は、前記不動部材との対向面に、前記ケーブル挿通孔の半周部を構成する可動部材側凹部が形成され、前記貫通孔は、前記ケーブル挿通孔の軸と交差する軸を有し、且つ前記不動部材と前記可動部材とを前記ケーブル挿通孔から外れた位置で貫通するように形成され、取付け対象部に対して取付け部材を介して複数取付け可能とするケーブル支持具であり、複数の前記ケーブル支持具の取付け時に、前記不動部材における前記可動部材との前記対向面と反対側の面が、前記可動部材における前記不動部材との前記対向面と反対側の面に接触すると共に、複数の前記ケーブル支持具の前記貫通孔が同軸となるようにされていることを特徴とするケーブル支持具である。

Claims (3)

  1. 不動部材と、
    前記不動部材に対して対向及び非対向する方向に、該不動部材に回転可能に軸支された可動部材と、
    前記可動部材の回転中心軸と平行な軸を有するケーブル挿通孔と、
    前記不動部材と前記可動部材とを貫通する貫通孔とを備え、
    前記不動部材は、前記可動部材との対向面に、前記ケーブル挿通孔の半周部を構成する複数の不動部材側凹部が並列状に形成され、
    前記可動部材は、前記不動部材との対向面に、前記ケーブル挿通孔の半周部を構成する可動部材側凹部が形成され、
    前記貫通孔は、前記ケーブル挿通孔の軸と交差する軸を有し、且つ前記不動部材と前記可動部材とを前記ケーブル挿通孔から外れた位置で貫通するように形成されていることを特徴とするケーブル支持具。
  2. 前記可動部材を二個一対とし、一対の前記可動部材が前記不動部材に対して観音開き状に回転するように軸支され、前記貫通孔が一対の前記可動部材の境を貫通するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のケーブル支持具。
  3. 前記可動部材側凹部が複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル支持具。
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