JP2014128111A - 充電システム - Google Patents

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直視 岡村
Yoshinori Aikawa
佳則 相川
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Abstract

【課題】適切な車種判別を行うこと。
【解決手段】CPLT信号の電圧として12V→9Vを検出した場合(ステップS11)、タイマt1を起動させる(ステップS12)。このとき、CPLT信号発生器からはデューティ比100%のCPLT信号を発生させる。この状態で時間Xが経過した時点においてCPLT信号の電圧を検出する(ステップS14)。そして、この検出結果をもとに車種を判別する(ステップS15,S16)。つまり、CPLT信号の電圧が9Vであるか、それ以外の電圧であるかによって車種を判別する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載された蓄電池の充電を行う充電システムに関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両に搭載された蓄電地の充電を行う充電システムは、例えば特許文献1に開示されている。そして、充電システムを複数台の車両に対して電力供給可能に構成した場合には、同時に複数台の車両の充電を行わせることもできる。
特開2012−143026号公報
ところで、充電システムは、無限に電力を供給できる訳ではなく、一度に供給可能な電力量には上限がある。例えば、電力系統から送電される電力を充電用電力として供給する場合には、需給契約上の電力量を超えないように電力を供給する必要がある。このため、充電システムでは、供給可能な電力量の上限を越えないように供給電力を制御するエネルギーマネジメントも行われている。
しかしながら、車両が対応する充電形式(モード)は複数種類ある。例えば、充電形式としてモード1に対応する車両は、電圧が印加されると直ちに充電を開始する。また、充電形式としてモード2に対応する車両は、車両側にも制御回路を備え、車両側と充電システム側で制御信号(CPLT信号)のやりとりを行ってから充電を開始する。このため、充電システムでエネルギーマネジメントを行う場合には、車種の特性に合った制御を行うことが好ましく、そのためには車種を適切に判別する必要がある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、適切な車種判別を行い得る充電システムを提供することにある。
上記課題を解決する充電システムは、車両に搭載された蓄電池の充電を行う充電システムにおいて、CPLT信号を発生するCPLT信号発生器と、CPLT信号の電圧を検出する検出部と、前記検出部が第1電圧を検出してからの時間を計測する計測部と、前記検出部の検出電圧及び前記計測部の計測時間をもとに車種を判定する車種判定部と、を備えている。
この構成によれば、車種に応じたCPLT電圧の変化特性を用いて、検出部の検出電圧と計測時間をもとに車種を判定し得る。このため、車両の蓄電池を充電する際に充電システムが車種の特性に合った制御を行うための適切な車種判別を行うことができる。
上記充電システムにおいて、前記CPLT信号発生器は、前記検出部が前記第1電圧を検出すると、当該第1電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号を発生させ、前記車種判定部は、前記計測部の計測時間が予め定めた判定時間に達した時点での前記CPLT信号の電圧が前記第1電圧である場合には前記デューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種と判定し、前記第1電圧とは異なる第2電圧である場合には前記デューティ比100%のCPLT信号に対応不能な非対応車種と判定する。
この構成によれば、充電システムがデューティ比100%のCPLT信号を用いて車両の充電を制御する場合に、デューティ比100%のCPLT信号に対応可能な車両であるか否かを判定し得る。このため、車種の特性に合った制御を行うことができる。
上記充電システムにおいて、前記CPLT信号発生器は、前記車両がデューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種である場合、前記第1電圧の発振信号を発生させ、前記検出部が前記第1電圧とは異なる第3電圧を検出したことを契機に前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号を発生させ、前記計測部は、前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号が発生してからの時間をさらに計測し、前記車種判定部は、前記CPLT信号の電圧が前記第1電圧に戻った時の時間をもとに前記対応車種に含まれている前記車両の車種を判定する。この構成によれば、対応車種に含まれている車両の車種をさらに判定し得る。このため、車種の特性に合った制御を行うことができる。
上記充電システムにおいて、前記CPLT信号発生器は、前記車両がデューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種である場合、前記第1電圧の発振信号を発生させ、前記検出部が前記第1電圧とは異なる第3電圧を検出したことを契機に前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号を発生させ、前記計測部は、前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号が発生してからの時間をさらに計測し、前記車種判定部は、前記計測部の計測時間が予め定めた判定時間に達した時点での前記CPLT信号の電圧が前記第1電圧である場合には第1車種と判定し、前記第3電圧である場合には第2車種と判定する。この構成によれば、対応車種に含まれている車両の車種をさらに判別し得る。このため、車種の特性に合った制御を行うことができる。
上記充電システムにおいて、前記第3電圧は、前記車両が受電可能であることを検出し得る電圧であることが好ましい。
上記充電システムにおいて、前記第1電圧は、前記車両の接続を検出し得る電圧であることが好ましい。
本発明によれば、適切な車種判別を行うことができる。
充電システムの構成を示すブロック図。 車種判定処理のフローチャート。 対応車種判定処理のフローチャート。 非対応車種におけるCPLT信号の電圧の変化特性を示すタイミングチャート。 対応車種におけるCPLT信号の電圧の変化特性を示すタイミングチャート。 対応車種におけるCPLT信号の電圧の変化特性を示すタイミングチャート。
以下、充電システムを具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1に示すように、EVやPHVなどの車両10は、当該車両10の原動機となる図示しない電動機(モータ)への供給電力を蓄える蓄電池11が搭載されている。また、車両10には、電力変換器12及び制御回路13が搭載されている。そして、車両10の蓄電池11は、車両用の充電システム14から供給される電力が電力変換器12で充電に適した形態に変換され、その変換後の電力によって充電される。
充電システム14は、各種の判定などの処理を行う充電制御部17を有し、その充電制御部17には前記判定に必要な時間を計測するタイマt1,t2が内蔵されている。また、充電システム14は、所定のデューティ比(パルス幅/パルス周期)の充電制御信号としてのCPLT(コントロールパイロット)信号を発生させるCPLT信号発生器18を有する。CPLT信号のデューティ比の初期値は、車両10の充電時に車両10と充電システム14を接続する充電ケーブル19の種類などによって定められている。
充電ケーブル19は、充電電路を構成するとともに2本の交流ラインからなる電源ライン20と、CPLT信号を通信するCPLTライン21と、グランドライン22と、を有する。そして、充電システム14は、充電ケーブル19の電源ライン20に繋がる電源ライン23と、CPLTライン21に繋がるCPLTライン24と、グランドライン22に繋がるグランドライン25と、を備えている。充電システム14の電源ライン23には、外部電源26から電力が供給される。外部電源26には、例えば電力会社が保有する電力系統からの電力が供給される。また、充電システム14の電源ライン23には、リレー接点27を有する開閉器28が接続されている。開閉器28は、充電制御部17によって開閉が制御される。そして、開閉器28は、開状態のときに電源ライン23を非通電状態とし、閉状態のときに電源ライン23を通電状態とする。
また、充電制御部17には、充電作業者の操作によって電源ライン23を通電状態とさせる閉路操作ボタン29が接続されている。この閉路操作ボタン29は、モード1の車両の充電に対応し得るように設けられている。
充電システム14は、モード2などの車両に対して、CPLT信号の電圧の変化から車両の接続確認などを行う。CPLT信号の電圧は、以下に説明するように変化する。
CPLT信号の電圧は、充電ケーブル19を車両10に接続していない状態で12Vとなるように設計されている。そして、充電システム14に充電ケーブル19を介して車両10が接続された場合には、車両10側の制御回路13の抵抗R2がCPLTライン24上の抵抗R1と直列に接続される。これにより、電圧は、12V→9Vに変化する。充電制御部17は、CPLT信号の電圧が9Vになったことを検出すると、車両10が接続されたことを検知する。
充電制御部17は、車両10の接続を確認すると、充電システム14が充電可能な状態(タイマ制御などが設定されていない状態)であれば、CPLT信号発生器18から9Vの発振信号(パルス状の信号)を発生させる。これにより、電圧は、9V発振の状態となる。そして、CPLT信号発生器18から発生した9VのCPLT信号は、CPLTライン21を介して車両10に入力される。すると、車両10側の制御回路13は、受電許可スイッチ30をオンする。ここで、蓄電池11としてリチウムイオン電池が搭載されている場合には、抵抗R3によってCPLT信号の電圧は6V発振(6Vの発振信号)に変化する。このように電圧が9V→6Vに変化すると、充電制御部17は、車両10側の受電準備が完了したことを検知する。
そして、充電制御部17は、車両10の受電準備が完了すると、開閉器28の各リレー接点27をオンして電源ライン23を通電状態とする。これにより、車両10の蓄電池11には、充電システム14の電源ライン23及び充電ケーブル19の電源ライン20を介して充電用の電力が供給される。
この実施形態の充電制御部17は、上記したCPLT信号の電圧の変化を検知し、その変化状態から以下に説明するように車種の判定を行う。この実施形態の充電制御部17は、以下に説明する処理を行うことで、検出部及び車種判定部となる。
図2に示す車種判定処理において充電制御部17は、CPLT信号発生器18から発振を停止させた12Vの信号(デューティ比100%の信号)を発生させる(ステップS10)。そして、充電制御部17は、CPLT信号の電圧として9Vの検出待機状態となり、9Vを検出したか否かを判定する(ステップS11)。充電制御部17は、ステップS11の判定結果が否定、すなわちCPLT信号の電圧が12Vである場合、検出待機状態を維持する。
一方、充電制御部17は、ステップS11の判定結果が肯定、すなわちCPLT信号の電圧が12V→9Vに変化したことを検出すると、タイマt1を起動させて時間の計測を開始する(ステップS12)。つまり、計測部としてのタイマt1は、ステップS12において充電制御部17が第1電圧としての9Vを検出してからの時間を計測する。また、この時点において充電制御部17は、CPLT信号の電圧として9Vを検出した場合でも、CPLT信号発生器18から9Vの発振信号を発生させない。つまり、充電制御部17は、CPLT信号としてデューティ比100%の状態を維持させる。次に、充電制御部17は、タイマt1の計測時間をもとにタイマt1を起動させてから時間Xが経過したか否かを判定する(ステップS13)。充電制御部17は、ステップS13の判定結果が否定の場合、時間Xの経過待機状態となる。
一方、充電制御部17は、ステップS13の判定結果が肯定、すなわち時間Xを経過した場合、その時点におけるCPLT信号の電圧が9Vであるか否かを判定する(ステップS14)。つまり、充電制御部17は、CPLT信号の電圧が12V→9Vに変化してから時間Xの間に、CPLT信号の電圧が変化しているか否かを判定する。そして、充電制御部17は、ステップS14の判定結果が肯定、すなわちCPLT信号の電圧として9V(第1電圧)が維持されている場合、デューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種(車種Z1,Z2)として判定する(ステップS15)。一方、充電制御部17は、ステップS14の判定結果が否定、すなわちCPLT信号の電圧が9Vから変化している場合、デューティ比100%のCPLT信号に対応不可の非対応車種(車種Z3)として判定する(ステップS16)。ステップS14の判定結果が否定となる電圧が、第1電圧である9Vとは異なる第2電圧となる。そして、車種判定処理において充電制御部17は、予め定めた判定時間としての時間Xに達した時点での電圧を検出し(ステップS13,S14)、その検出電圧に応じて車種を判定する(ステップS15,S16)。なお、ステップS16で非対応車種と判定した充電制御部17は、CPLT信号発生器18から発生させるCPLT信号を0Vとする。
この車種の判定は、充電システム14側の制御指示に対して対応可能な車種であるか否かを判定するものである。例えば、充電システム14側が充電を停止させる手段としてデューティ比100%のCPLT信号を出力した場合に、それに追従可能か否かを判定する。充電システム14側が充電を停止させる場合には、例えば、充電システム14の供給電力が上限を超えるようなときがある。このような場合、充電制御部17は、充電を停止させるなどしてエネルギーマネジメントを行う。したがって、前述の車種の判定は、充電システム14主導によるエネルギーマネジメントに対して対応可能な車種であるか否かを判定している。そして、充電制御部17は、図2の車種判定処理において、CPLT信号の検出電圧(ステップS14)とタイマt1の計測時間(ステップS13)をもとに車種を判定する。
また、充電制御部17は、前述した車種判定処理で対応車種と判定した場合、当該車両10については対応車種に含まれている車種のうち、何れの車種であるかをさらに判定する。
図3に示す対応車種判定処理において充電制御部17は、車両10が接続されている状態において、CPLT信号発生器18から9Vの発振信号を発生させる(ステップS20)。そして、充電制御部17は、CPLT信号の電圧として6Vの検出待機状態となり、6Vを検出したか否かを判定する(ステップS21)。充電制御部17は、ステップS21の判定結果が否定、すなわちCPLT信号の電圧が9Vである場合、検出待機状態を維持する。
一方、充電制御部17は、ステップS21の判定結果が肯定、すなわちCPLT信号の電圧が9V→6Vに変化したことを検出すると、車両10の充電を開始させる(ステップS22)。次に、充電制御部17は、充電を一旦停止させるために、CPLT信号発生器18から発振を停止させた6Vの信号(デューティ比100%の信号)を発生させる(ステップS23)。そして、充電制御部17は、タイマt2を起動させて時間の計測を開始する(ステップS24)。つまり、計測部としてのタイマt2は、ステップS24において第3電圧としての6Vに基づくデューティ比100%のCPLT信号が発生してからの時間をさらに計測する。そして、充電制御部17は、CPLT信号の電圧として9Vの検出待機状態となり、9Vを検出したか否かを判定する(ステップS25)。充電制御部17は、ステップS25の判定結果が否定、すなわちCPLT信号の電圧が6Vである場合、検出待機状態を維持する。
一方、充電制御部17は、ステップS25の判定結果が肯定、すなわちCPLT信号の電圧が6V→9Vに変化したことを検出すると、タイマt2による時間計測を終了し、そのタイマt2の計測時間が時間y未満であるか否かを判定する(ステップS26)。そして、充電制御部17は、ステップS26の判定結果が肯定、すなわちタイマt2の計測時間が時間y未満である場合、対応車種の中の車種Z1として判定する(ステップS27)。一方、充電制御部17は、ステップS26の判定結果が否定、すなわちタイマt2の計測時間が時間y以上である場合、対応車種の中の車種Z2として判定する(ステップS28)。対応車種判定処理において充電制御部17は、CPLT信号の電圧が6V→9Vに戻った時の時間をもとに車種を判定する(ステップS25〜S28)。
以下、本実施形態の作用を説明する。
図4〜図6は、図2の車種判定処理及び図3の対応車種判定処理によって充電制御部17がCPLT信号を制御した場合に生じる電圧の変化特性として3車種の変化特性を示したものである。
図4は、図2の車種判定処理のステップS16で非対応車種として判定される車種Z3の変化特性である。図4に示すように、車種Z3の場合、充電ケーブル19が車両の給電口に接続された時点taから所定時間が経過した時点tbでCPLT信号の電圧が12V→9Vに変化する。その後、CPLT信号発生器18から9V発振のCPLT信号が発生されなかった場合は、車両側の制御により、時間Xが経過した時点tcにおいてCPLT信号の電圧が9V→12Vに変化している。
一方、図5及び図6は、図2の車種判定処理のステップS15で対応車種として判定される車種Z1,Z2の変化特性である。図5及び図6に示すように、車種Z1,Z2の場合、充電ケーブル19が車両の給電口に接続された時点taから所定時間が経過した時点tbでCPLT信号の電圧が12V→9Vに変化する。その後、CPLT信号発生器18から9V発振のCPLT信号が発生されなかった場合は、9V発振のCPLT信号の入力待機状態となる。このため、車種Z1,Z2の場合は、時間Xが経過した時点tcにおいてCPLT信号の電圧は9Vを維持している。
このため、上記した車種Z1〜Z3の変化特性を検出することにより、対応車種(車種Z1,Z2)と非対応車種(Z3)を判別することが可能である。したがって、この実施形態における充電制御部17は、図4〜図6に示す車種Z1〜Z3の変化特性をもとに構築した図2に示す車種判定処理を実行することで、対応車種と非対応車種を判別することができる。なお、図4に示すように、非対応車種の場合は、時点tdでCPLT信号の電圧が0Vとなる。
また、充電制御部17は、対応車種であることを判定した場合、時点teでCPLT信号発生器18から9Vの発振信号を発生させる。これにより、CPLT信号の電圧は、図5及び図6に示すように、対応車種としての車種Z1,Z2の制御によって時点tfで9V→6Vに変化する。その後、時点tgでCPLT信号発生器18から発振を停止させた信号が発生されると、図5及び図6に示すように、車種Z1と車種Z2は異なる特性を示す。
車種Z1の場合は、図5に示すように、時点tgから時間T1経過後の時点thでCPLT信号の電圧が6V→9Vに変化している。この時間T1は、図3の対応車種判定処理のステップS26を肯定判定する時間(t2<y)である。一方、車種Z2の場合は、図6に示すように、時点tgから時間T2経過後の時点tiでCPLT信号の電圧が6V→9Vに変化している。この時間T2は、図3の対応車種判定処理のステップS26を否定判定する時間(t2≧y)である。
このため、上記した車種Z1,Z2の変化特性を検出することにより、対応車種の中の何れの車種であるかを判別することが可能である。したがって、この実施形態における充電制御部17は、図5及び図6に示す車種Z1,Z2の変化特性をもとに構築した図3に示す対応車種判定処理を実行することで、対応車種に含まれる車種をさらに判別することができる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)車種に応じたCPLT電圧の変化特性を用いて、CPLT信号の検出電圧と計測時間をもとに車種を判定し得る。このため、車両10の蓄電池11を充電する際に充電システム14が車種の特性に合った制御を行うための適切な車種判別を行うことができる。
(2)そして、充電システム14側が充電対象の車両10の車種を把握することで、充電システム14主導による適切な充電制御を行うことができる。
(3)充電システム14では、何時、如何なる車種の車両10が充電されるか、特定することはできない。このため、充電システム14側で車種を判別できるように構成することで、常時、車種の特性に合った充電制御を行うことができる。
(4)図2の車種判定処理では、デューティ比100%のCPLT信号に対応可能な車両であるか否かを判定する。このため、充電システム14がデューティ比100%のCPLT信号を用いて車両の充電を制御する場合であっても、車種の特性に合った制御を行うことができる。
(5)図3の対応車種判定処理では、対応車種に含まれている車両10の車種を判定する。このため、車種の特性に合った制御を行うことができる。
(6)車種を判別する方法として、例えばカメラなどで車両10の外観を撮影し、その撮影結果から車種を判別することも可能である。しかし、車両10の外観からは当該車両10の充電仕様を一義的に判別することができない。例えば、製造年度が異なっている場合には、同じ外観の車両10であっても充電仕様までが同じであるとは限らない。このため、充電システム14と車両10の通信手段であるCPLT信号を用いることで、外観からは判別し得ない制御的な充電仕様を正確に判別することができる。したがって、適切な車種判別を行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 対応車種に含まれる車種を判別する場合において、タイマt2の計測時間が予め定めた判定時間に達した時点での電圧を検出し、その電圧に応じて車種を判別しても良い。例えば、実施形態の場合では、時間yを判定時間にすると、その時間yの経過時点で電圧を検出する。図5及び図6に示す車種Z1,Z2の場合は、時間yの経過時点において電圧が異なる。このため、時間yの経過時点での電圧が9V(第1電圧)であれば第1車種として車種Z1と判定し、前記電圧が6V(第3電圧)であれば第2車種として車種Z2を判定しても良い。
○ 充電制御部17は、図2に示す車種判定処理のみを行う構成でも良い。
○ また、充電制御部17は、予め対応車種であることが分かっている前提において、図3に示す対応車種判定処理のみを行っても良い。
○ 図2に示す車種判定処理において、タイマt1の計測時間を複数段階に設定し、段階毎にCPLT信号の電圧を検出し、車種を判別しても良い。つまり、この別例は、非対応車種の中に電圧が9Vから変化するタイミングが異なる車種が存在する場合に有効である。
○ 図3に示す対応車種判定処理において、タイマt2と比較する時間yを複数段階に設定しても良い。つまり、この別例は、実施形態で例示した2車種に限らず、他の車種も対応車種に含む場合に有効である。
○ 充電システム14は、複数台の車両10を同時に充電可能に構成されていても良い。実施形態では、充電対象の車両10の車種を適切に判別することができるので、複数台の車両10を同時に充電する場合であっても、各車両10に合った制御を行い、複数台の同時充電を効率的に行うことができる。
○ 充電ケーブル19は、充電システム14に据え付けられていても良いし、充電を行う際に充電作業者が充電システム14に取り付けても良い。
○ 充電システム14は、公共施設(教育機関、公民館など)、商業施設(宿泊施設、ショッピング施設、充電ステーションなど)又は家庭用の設備として具体化しても良い。
○ 充電システム14を、モード2などのCPLT信号を用いて車両10側と通信し、充電を開始させるシステムとしても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)第2電圧は、車両が接続されていない時に検出し得る電圧、又は車両が受電可能であることを検出し得る電圧である。
10…車両、11…蓄電池、14…充電システム、18…CPLT信号発生器、17…充電制御部。

Claims (6)

  1. 車両に搭載された蓄電池の充電を行う充電システムにおいて、
    CPLT信号を発生するCPLT信号発生器と、
    CPLT信号の電圧を検出する検出部と、
    前記検出部が第1電圧を検出してからの時間を計測する計測部と、
    前記検出部の検出電圧及び前記計測部の計測時間をもとに車種を判定する車種判定部と、を備えたことを特徴とする充電システム。
  2. 前記CPLT信号発生器は、前記検出部が前記第1電圧を検出すると、当該第1電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号を発生させ、
    前記車種判定部は、前記計測部の計測時間が予め定めた判定時間に達した時点での前記CPLT信号の電圧が前記第1電圧である場合には前記デューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種と判定し、前記第1電圧とは異なる第2電圧である場合には前記デューティ比100%のCPLT信号に対応不能な非対応車種と判定する請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記CPLT信号発生器は、前記車両がデューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種である場合、前記第1電圧の発振信号を発生させ、前記検出部が前記第1電圧とは異なる第3電圧を検出したことを契機に前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号を発生させ、
    前記計測部は、前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号が発生してからの時間をさらに計測し、
    前記車種判定部は、前記CPLT信号の電圧が前記第1電圧に戻った時の時間をもとに前記対応車種に含まれている前記車両の車種を判定する請求項1又は請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記CPLT信号発生器は、前記車両がデューティ比100%のCPLT信号に対応可能な対応車種である場合、前記第1電圧の発振信号を発生させ、前記検出部が前記第1電圧とは異なる第3電圧を検出したことを契機に前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号を発生させ、
    前記計測部は、前記第3電圧に基づくデューティ比100%のCPLT信号が発生してからの時間をさらに計測し、
    前記車種判定部は、前記計測部の計測時間が予め定めた判定時間に達した時点での前記CPLT信号の電圧が前記第1電圧である場合には第1車種と判定し、前記第3電圧である場合には第2車種と判定する請求項1又は請求項2に記載の充電システム。
  5. 前記第3電圧は、前記車両が受電可能であることを検出し得る電圧である請求項3又は請求項4に記載の充電システム。
  6. 前記第1電圧は、前記車両の接続を検出し得る電圧である請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の充電システム。
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