JP2014128016A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像面上の画素毎の露光期間に時間的なずれがある撮像部と、振れを検出する振れ検出部と、撮像装置が振れたとき、撮像部の画素毎の露光期間に時間的なずれがあることによって発生する画像の歪みを補正する補正部と、振れ検出部の出力に基づいて、補正部による補正量を演算する演算部と、を備え、演算部は、撮像部の画素のラインのうち、離散的に間引かれた複数のラインに対応する複数の補正量を演算するとともに、各ラインに対応する補正量を、該当するラインの露光期間の中央から前後に等しい所定時間範囲に含まれる複数の振れ検出部の出力に基づいて演算する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態としてのビデオカメラの構成を示すブロック図である。以下、図1の撮像装置100の各構成部とその動作について具体的に説明する。
角速度センサ102は、撮像装置100に加わる振れを角速度信号として検出し、その角速度信号をA/D変換器103に供給する。A/D変換器103は、角速度センサ102からの角速度信号をデジタル化して、角速度データとしてμCOM101内部のローリングシャッタ歪み補正量演算部200に供給する。ここで、RSとはローリングシャッタの略称のことである。
次に、本実施形態における、ローリングシャッタ歪み補正部128の動作について説明する。図2はローリングシャッタ歪みを説明するための図である。例えば、撮像装置を静止させた状態で、静止している正方形の被写体を撮影した時の撮像画像は、図2(a)のように正方形の被写体像として撮像される。同じ被写体を、撮像装置を右から左の方向に動かしながら撮影すると、被写体像は左から右に向かって移動する。このとき、撮像素子125の露光時間は、ライン毎(画素毎)に時間的なずれを持っているため、図2(b)のように被写体像はひし形に歪むことになる。また、撮影時に撮像装置を上下方向に動かしながら撮影した場合は、図2(c)のように、被写体像が上下方向に伸びたり、縮んだりした画像になる。これが、ローリングシャッタ現象やフォーカルプレーン現象と呼ばれる現象であり、本実施形態ではこの現象による画像の歪みを「ローリングシャッタ歪み」と呼ぶ。
次に、本実施形態における、ローリングシャッタ歪み補正量演算部200の動作について具体的に説明する。
Ten=(F/T−1)+(R/T/M×n) …(式2)
(式1)、(式2)において、例えば、F=1/60秒、S=1/60秒、R=1/60秒、T=1/960秒、M=8とすると、各ライン毎の開始時刻Ts0〜Ts8、終了時刻Te0〜Te8は図9のように設定される。このように算出されたTsnからTenの範囲の振れデータを用いて、各ラインのローリングシャッタ歪み補正量を生成する。例えば、図7に示したように、ラインL0においては0〜15の範囲の振れデータ、ラインL1においては2〜17の範囲の振れデータを使用して該当ラインのローリングシャッタ歪み補正量を算出する。
本実施形態では、図1のローリングシャッタ歪み補正量演算部200が実行する処理の第2の方法について説明する。第1の実施形態では、各ラインのローリングシャッタ歪み補正量の演算において、所定範囲の振れデータの平均値を用いて演算した。従って、振れデータを取得する範囲が、複数のラインで重複する場合、複数の振れデータの保持や平均値の演算等の処理を、重複したラインの数だけ並列して処理する必要があった。そこで、本実施形態のローリングシャッタ歪み補正量演算部200が実行する処理では、角速度データを2回積分し、振れ量の積算値を演算しておき、振れデータを取得する範囲の開始時刻と終了時刻の2点の振れ量の積算値を用いてローリングシャッタ歪み補正量を演算する。これによって、並列処理を極力減らしシステムへの負荷を軽減している。以下、本実施形態におけるローリングシャッタ歪み補正量演算部200が実行する処理について具体的に説明する。
図14は、本発明の撮像装置の第3の実施形態としてのビデオカメラの構成を示すブロック図である。なお、図14において、図1と同様の構成には、同じ符号を付し、説明は省略する。図14は、図1の構成に対し、撮像画像の振れを光学的に補正する補正光学系122と、補正光学系122を制御するためのブロックが追加された構成となっている。
Claims (7)
- 撮像面上の画素毎の露光期間に時間的なずれがある撮像手段と、
振れを検出する振れ検出手段と、
前記撮像装置が振れたとき、前記撮像手段の画素毎の露光期間に時間的なずれがあることによって発生する画像の歪みを補正する補正手段と、
前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記補正手段による補正量を演算する演算手段と、を備え、
前記演算手段は、前記撮像手段の画素のラインのうち、離散的に間引かれた複数のラインに対応する複数の補正量を演算するとともに、各ラインに対応する補正量を、該当するラインの露光期間の中央から前後に等しい所定時間範囲に含まれる複数の前記振れ検出手段の出力に基づいて演算することを特徴とする撮像装置。 - 前記演算手段は、前記振れ検出手段の出力を前記撮像面上の像の変位量に変換する変換手段を有し、前記撮像手段の各ラインに対応する前記補正量を、前記所定時間範囲に含まれる前記変位量の平均値を用いて算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記演算手段は、前記振れ検出手段の出力を前記撮像面上の像の変位量に変換する変換手段と、前記変位量を積分する積分手段とを有し、前記撮像手段の各ラインに対応する前記補正量を、前記所定時間範囲の開始時刻における前記積分手段の出力と、前記所定時間範囲の終了時刻における前記積分手段の出力とを用いて算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記演算手段は、前記撮像手段の各ラインに対応する前記補正量を、該当するラインの露光期間と等しい範囲に含まれる複数の前記振れ検出手段の出力に基づいて演算することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記画像の振れを光学的に補正する光学補正手段と、
前記光学補正手段の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段の出力に基づいて、前記光学補正手段によって補正された前記撮像面上の移動量に相当する光学補正量を演算する光学補正量演算手段と、を更に備え、
前記光学補正量演算手段は、前記撮像手段の画素のラインのうち、離散的に間引かれた複数のラインに対応する複数の光学補正量を演算するとともに、各ラインに対応する光学補正量は、該当するラインの露光期間の中央から前後に等しい所定時間範囲に含まれる複数の前記位置検出手段の出力に基づいて演算し、
前記演算手段は、前記撮像手段の各ラインに対応する補正量の演算において、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算された補正量から、前記光学補正量を減算して、最終的な各ラインの補正量を演算することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記光学補正量演算手段は、前記撮像手段の各ラインに対応する前記光学補正量を、該当するラインの露光期間と等しい範囲に含まれる複数の前記位置検出手段の出力に基づいて演算することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 撮像面上の画素毎の露光期間に時間的なずれがある撮像手段を備える撮像装置を制御する方法であって、
振れを検出する振れ検出工程と、
前記撮像装置が振れたとき、前記撮像手段の画素毎の露光期間に時間的なずれがあることによって発生する画像の歪みを補正する補正工程と、
前記振れ検出工程での出力に基づいて、前記補正工程における補正量を演算する演算工程と、を備え、
前記演算工程では、前記撮像手段の画素のラインのうち、離散的に間引かれた複数のラインに対応する複数の補正量を演算するとともに、各ラインに対応する補正量を、該当するラインの露光期間の中央から前後に等しい所定時間範囲に含まれる複数の前記振れ検出工程の出力に基づいて演算することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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