JP2014127885A - 表示制御装置、方法及びプログラム並びに記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
アスペクト比の異なる画像を含む場合にも、内容を把握しやすく束表示する。
【解決手段】
束表示のグループを構成する代表画像以外の画像のサムネイル画像を記録媒体から読み出す(S401)。アスペクト比4:3とは異なるサムネイル画像をアスペクト比4:3に引き伸ばす(S403)。各サムネイル画像(引き伸ばされたサムネイル画像は引き伸ばし後のもの)を所定のずらし量ずらして重ねる(S404)。代表画像を記録媒体から読み出し、最前面に配置する(S409〜413)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の画像を束として表示する表示装置の表示制御装置、方法及びプログラム並びに記録媒体に関する。
近年、デジタルカメラをはじめとする携帯端末の記憶媒体としてよく用いられるメモリカードの大容量化・低価格化が進んだことからその普及が進み、多くのユーザが大量の画像ファイルを気軽に持ち運ぶことができるようになった。そこで、大量の画像ファイルからユーザが所望の画像をいち早く見つけ出せるように、画像検索向上のニーズが高まってきている。
この時、複数の画像を同じグループとして扱うことで、一覧表示もしくは一枚表示する場合に検索効率が向上する。
特許文献1には、複数の画像をグループとして扱う場合に、同じグループ内の画像を重ねて束表示とすることで、一つのデータとして扱うことを可能としつつ、複数の画像であることを示すことができるようにしている。
特開平7−160728号公報
しかし、従来の方法では、アスペクト比が異なる画像を束表示した時に問題がある。すなわち、アスペクト比の異なる画像を一定アスペクト比で束表示すると、画像の表示順によっては、下に位置する画像がほとんど隠れてしまい、内容を把握しにくくなる。また、束表示であっても束になっているようには見えない。
本発明は、このような不都合を解消する表示制御装置、方法及びプログラム並びに記録媒体を提示することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、グループを構成する複数の画像の束表示を制御する表示制御装置であって、前記画像を読み出す読み出し手段と、前記複数の画像のうち代表画像以外の画像であって、所定アスペクト比とは異なるアスペクト比の画像を前記所定アスペクト比にリサイズするリサイズ手段と、前記複数の画像を所定のずらし量をもって束状に配置する配置手段であって、代表画像を前面に配置し、前記代表画像以外の画像であって、所定アスペクト比とは異なるアスペクト比の画像は前記リサイズ手段によりリサイズした画像で配置する配置手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、グループに含まれるアスペクト比の異なる複数の画像を、束感を出した上でなおかつどのような画像が含まれるかを把握する一助となるように表示できる。
本発明の一実施例の外観背面図である。 本実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の再生動作のフローチャートである。 画像表示処理のフローチャートである。 束画像表示処理のフローチャートである。 表示画像例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。静止画像と動画との撮影が可能なデジタルカメラである撮像装置に本発明を適用した場合を例にして説明する。
図1Aは、本発明に係る表示制御装置の一実施例を適用した、静止画像と動画の撮影が可能なデジタルカメラである撮像装置の外観図を示す。
デジタルカメラ100の背面部に配置される表示部28は、画像や各種情報を表示する。シャッタボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モードダイアル60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112には、接続ケーブル111を接続できる。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オンと電源オフを切り替えるのに使用される。記録媒体200は、メモリカード又はハードディスク等からなる。記録媒体スロット201に記録媒体200を格納し、蓋203で閉成する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100の内部回路に電気的に接続する。
図1Bは、デジタルカメラ100の概略構成ブロック図である。
撮影レンズ103は、鏡筒80に収納されているズームレンズ及びフォーカスレンズを含む。シャッタ101は絞り機能を備える。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD又はCMOSの撮像素子等で構成される。A/D変換部23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア102は、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッタ101及び撮像部22を含む撮像系を汚れや破損から保護する。
画像処理部24は、A/D変換部23からの画像データ又はメモリ制御部15からの画像データに対し所定の画素補間及び縮小といったリサイズ処理並びに色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御及び測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理及びEF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
A/D変換部23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換部23によりデジタルデータ化された画像データ、及び表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
メモリ32は、画像表示用メモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。D/A変換部13は、メモリ32に格納されている表示用画像データをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、表示部28は、メモリ32に書き込まれた表示用画像データの示す画像を表示する。撮像部22により撮像された画像信号をA/D変換部23、メモリ32及びD/A変換部13を介して逐次、表示部28に供給することで、表示部28が電子ビューファインダとして機能する。表示部28は、いわゆるスルー画像を表示する。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数及びプログラム等が記憶される。ここでいうプログラムは、以下にフローチャート等を参照して説明する動作をシステム制御部50に実現させるプログラムである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録された制御プログラムを実行することで以下の各処理を実現する。システムメモリ52は、RAMからなる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数及び変数、並びに不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。システム制御部50は、メモリ32、D/A変換部13及び表示部28等を制御することにより、表示部28の表示を制御する。
システムタイマ53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替えスイッチ60、第1シャッタスイッチ61a、第2シャッタスイッチ61b及び操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード及び再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードには、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、プログラムAEモード及びカスタムモード等が含まれる。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモードがある。シーンモードには、種々のシーンに対応する以下のようなモードが含まれる。すなわち、ポートレートモード、ムービーダイジェストモード、オートシャッターモード、夜景モード、風景モード、ナイト&スナップモード、キッズ&ペットモードがある。更には、新緑&紅葉モード、パーティーモード、スノーモード、ビーチモード、花火モード、水族館モード、水中モード等がある。モード切替えスイッチ60により、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替え可能である。モード切替えスイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタスイッチ61aは、シャッタボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなって、第1シャッタスイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタスイッチ信号SW1により、システム制御部50は、AF処理、AE処理、AWB処理及びEF処理等の動作を開始する。
第2シャッタスイッチ61bは、シャッタボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタスイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタスイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200への画像データの書き込みまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
動画ボタン63は、動画撮影の開始と終了をシステム制御部50に指示する。動画開始時に、システム制御部50は、AF処理、AE処理及びAWB処理等を行い、撮像部22からの信号読み出しを行い、メモリ制御部15を介してメモリ32に書き込むと同時に記録媒体200に動画データを書き込む。これにより、動画が記録媒体200に記録される。動画終了時には、システム制御部50は、メモリ32に保存されている残りの動画データを記録媒体200に書き込み、動画記録を終了する。
操作部70は、上述した操作部材72,74以外に、十字型に別個に配置された上ボタン、下ボタン、左ボタン及び右ボタンからなる4方向ボタンを含む。この4方向ボタンは、単一の操作部材で構成しつつ十字の4方向に操作可能な構成であってもよい。操作部70はまた、セットボタン及びメニューボタンを有する。セットボタンは、各種設定操作において主に決定の指示に用いされる。メニューボタンは、通常再生モードや撮影モードにおいてスルー画像を表示している状態から、メニュー画面を呼び出すためと、各種設定操作において主に「戻る」指示に用いられる。その他にも操作部材を有していてもよいが、以下の説明においては不要であるので、説明を省略する。
操作部70の1又は幾つかの操作部材は、表示部28に種々の機能アイコンとして表示され、場面ごとに適宜の機能が割り当てられる機能ボタンとしても実現されうる。このような機能ボタンとしては、例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン及び属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると、各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向ボタン及びセットボタンを用いて、各種設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類及び電池残量を検出する。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池又はACアダプタ等からなる。メモリカードやハードディスク等の記録媒体200は、インターフェース18に接続する。
図2は、デジタルカメラ100における再生モード処理のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現される。
モード切替えスイッチ60の操作等によって再生モードに切り替えられると、システム制御部50は、図2に示す処理を開始する。
S201で、システム制御部50は、最後に撮影された画像又は前回の電源オフ時に表示されていた画像を記録媒体200から読み出し、表示部28に表示する。ステップS201の画像表示処理の詳細は、図3で後述する。
S202で、システム制御部50は、ホイール73、左右キー75,76又はタッチパネルの操作による画像送り(表示中の画像を所定の順番で前または後の画像に切替える指示)があったか否かを判定する。画像送り指示の操作がなければ、S206に処理が進む。画像送り指示の操作があった場合、S203に処理が進む。
S203で、システム制御部50は、画像送りによって次に表示すべき画像の画像Noを決定する。
S204で、システム制御部50は、S203で決定した画像を記録媒体200から読み出して表示部28に表示する。この画像表示処理の詳細は図3を用いて後述する。
S205で、システム制御部50は、その他の指示操作があったか否かを判定する。システム制御部50は、その他の指示があった場合、S206で指示内容に応じた処理を行い、その他の指示が無ければS207に進む。その他の処理には、複数の画像を一度に表示するマルチ再生を行う指示、画像の拡大縮小指示、表示画像を他の機器に転送する指示及び表示画像を削除する指示などが含まれる。また、後述するグループの束表示から、グループに含まれる各要素画像の一覧表示に遷移する指示もここで受け付け可能である。
S207で、システム制御部50は、再生モードを終了させるイベントが発生したか否かを判定する。再生モードを終了させるイベントには、モード切替えスイッチ60による他のモードに移行する操作、第1シャッタスイッチ61aのオンの場合及び電源スイッチ72等による電源オフ等がある。システム制御部50は、再生モードを終了させるイベントが無かった場合はS202に進み、あった場合には再生モード処理を終了する。
図3は、画像表示処理(S201,S204)のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現される。
S301で、システム制御部50は、現在の表示モードが束表示モードか否かを判定する。束表示モードとは、グループに含まれる複数の画像をまとめて表示するモードである。束表示モードでは、グループに含まれる画像は代表画像を先頭とした束でまとめて表示され、グループに含まれる代表画像以外の所定枚数の画像はその一部分が束の一部として表示され、グループに含まれるその他の画像は表示されない。一方、束表示モードでない場合、グループに含まれる各画像はそれぞれ1枚ずつ別個に表示される。すなわち、1枚ずつの画像送りが可能である。
グループにまとめられる画像としては以下の例がある。もちろん、下記の例に限られるものではない。
・1回の連写撮影で撮影された画像。各画像の属性情報より同一の連写で撮影された画像であると判別され、グループにまとめられる。
・1回の撮影指示によって露出等を変えた複数設定で撮影された画像(ブラケット画像)や、異なる色処理で撮影された画像。各画像の属性情報より同一の撮影指示により撮影された画像であると判別され、グループにまとめられる。
・同じ撮影日に撮影された画像。各画像の撮影日時により同じ撮影日に撮影された画像であると判別され、グループにまとめられる。
各グループにおいて代表画像をどの画像にするかは適宜設計できる。以下の説明では、各グループ内で最も撮影日時の古い画像(先頭画像)をグループの代表画像としている。
システム制御部50は、S301で束表示モードであると判定すると、S302に進み、そうでないと判定するとS304に進む。
S302で、システム制御部50は、表示すべき画像の画像ファイルがいずれかのグループの代表画像であるか否かを判定する。束表示モードなので、グループに属する画像は代表画像しか表示すべき画像として決定されない。グループの代表画像である場合はS303に進み、そうでない場合、すなわち束表示の対象となるグループには属さない画像である場合はS304に進む。
S303で、システム制御部50は、束表示処理を行う。束表示処理の詳細は図4を参照して後述する。
S304で、システム制御部50は、表示すべき画像の画像ファイルに含まれるサムネイル画像と本画像のうち、本画像を表示部28に表示する。
図4は、束画像表示処理(S303)のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現される。図5は画像表示例を示す。図5(a)は、代表画像のアスペクト比が4:3の場合の束表示の表示例を示す。図5(b)は代表画像のアスペクト比が4:3ではない場合の束表示の表示例を示す。図5(c)は、グループに含まれる各画像を一覧表示した場合の表示例を示す。
S401で、システム制御部50は、表示すべきグループに属する画像群のうち、代表画像でない画像の画像ファイルに含まれるサムネイル画像を記録媒体200から読み出す。本実施例では、サムネイル画像と本画像の画像ファイルにサムネイル画像を格納しているが、もちろん、サムネイル画像を単独の画像ファイルに格納してもよい。例えば、画像ファイル名の一部を共通化する事で、両画像ファイルを関連付けることができる。
S402で、システム制御部50は、読みだしたサムネイル画像のアスペクト比を判断する。システム制御部50は、画像のアスペクト比が束表示に採用する所定アスペクト比4:3以外の場合、S403に進み、画像のアスペクト比が4:3である場合、S404に進む。
S403で、システム制御部50は、読みだしたサムネイル画像を縦方向と横方向とで異なる変倍率で変倍することにより、アスペクト比4:3の所定サイズに引き伸ばし、S404に進む。
S404で、システム制御部50は、S402でアスペクト比4:3と判定された画像又はS403で引き伸ばした画像を表示部28に表示する。引き伸ばされた画像は、図5(a)の画像502に示すように、一部分が束の一部として表示される。また、アスペクト比4:3の所定サイズに引き伸ばされているので、他の画像と同じサイズとなり、きれいな束の一部として表示される。
なお、束の一部分として表示される画像は、S403で縦と横で異なる変倍率で引き伸ばされているので、被写体の正確な形状は示さない。また一部分しか表示されない。これらの結果、どのような色合いをもった画像であるかという程度には内容を把握できるものの、それ以上の内容はユーザが見てわかる可能性は低い。目的から高い解像度又は高い画像品位は必要とされず、色味程度がわかれば良いので、本実施例では、本画像ではなく、処理負荷の軽いサムネイル画像を用いている。
S405で、システム制御部50は、S404で処理された画像が束表示の一番下に当たる画像かどうかを判断する。システム制御部50は、一番下であると判断した場合、S407に進み、一番下では無いと判断した場合、S406に進む。
S406で、システム制御部50は、束画像間に影があるように見せる為、描画した画像の周りに縁取りを描画する処理を行う。図5(b)で、503が縁取り部分である。
S407で、システム制御部50は、束表示の次の画像を所定のずらし量を持って重ねて表示するように、所定のずらし量をだけずらした画像の配置位置を指定してメモリ32上に配置する。このようなずらした表示により、最終的に束状の表示になる。続いて、S408に進む。
S408で、システム制御部50は、束画像の表示画像の残数が残り一枚か否かを判断する。システム制御部50は、残り一枚でない場合、S401に戻り、残り一枚と判断した場合は、S409に進む。
S409で、システム制御部50は、グループの代表画像の画像ファイルに含まれる本画像を記録媒体200から読み出す。ここでサムネイル画像ではなく本画像を読み出すのは、代表画像は束の一番上に画像の全体が大きく表示されるので、高い解像度と画像品位が求められるからである。
S410で、システム制御部50は、S409で読み出した代表画像のアスペクト比が所定アスペクト比4:3か否かを判断する。システム制御部50は、4:3であると判断した場合はS413に進み、4:3以外であると判断した場合、S411に進む。
S411で、システム制御部50は、代表画像の本画像をアスペクト比4:3の所定サイズのエリアに入る最大のサイズまでリサイズする。このリサイズで、アスペクト比は維持される。
S412で、システム制御部50は、リサイズした結果、画像の上下左右のどこかに余白が発生するので、その余白部分を黒塗りする。図5(c)で、504が黒塗り部分を示す。一般的な手法として、余白部分は所定色/パターンで塗りつぶす。
S413で、システム制御部50は、表示部28に代表画像を描画表示して、処理を終了する。図5(a)で、501は代表画像を示す。代表画像が束表示の前面に配置され、表示されている。
以上の処理によって、代表画像のアスペクト比が4:3の場合は図5(a)に示すように束表示される。代表画像のアスペクト比が4:3ではない場合、図5(b)に示すように束表示される。このように、本実施例では、束表示での重なりの上下で画像のサイズが変わらないので、束の耳が揃い、きれいに見た目を保持できる。先頭の代表画像には本画像を使って品位よく表示しつつ、一方、束の耳部分はサムネイル画像から生成するので、少ない処理負荷で品位の高い束表示を行うことができる。束の耳部分に関しても実際にグループに含まれる画像のサムネイル画像を用いるので、色味程度には画像の概要を視覚的に確認でき、従って、束表示を見ただけでグループの中身の概要を把握できる。
図5(a)及び図5(b)に示すように束表示された状態で、例えば代表画像がタッチされるか、セットボタンが押下されるなどのユーザ操作があると、システム制御部50は、グループに含まれる各要素画像を図5(c)に示すように一覧表示する。これによって、グループ内の個々の画像の詳細を確認できる。なお、このときは各要素画像を、そのアスペクト比を元々のままで表示する。図5(c)に示すように、束としてきれいに見えていた画像群も、各画像のアスペクト比はそれぞれ異なっていることがある。
なお、上述の例では、代表画像以外の画像を4:3になるように変倍し、代表画像を4:3の枠内に表示する例を述べたが、合わせるアスペクト比は4:3でなくてもよい。また、代表画像のアスペクト比に応じて、代表画像以外の画像を代表画像のアスペクト比と等しくなるように変倍してもよい.この場合、代表画像に余白を付けて表示する必要がなくなる。
システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担してもよい。
本発明をその好適な実施形例に基づいて詳述したが、本発明はこれら特定の実施形例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した実施例は本発明を説明するための一実施例を示すものにすぎない。
また、デジタルカメラに適用した実施例を説明したが、本発明は、撮像装置に限らず、複数の画像を束表示する装置一般に適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤ、ゲーム機、電子ブックリーダなどに適用可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (7)

  1. グループを構成する複数の画像の束表示を制御する表示制御装置であって、
    前記画像を読み出す読み出し手段と、
    前記複数の画像のうち代表画像以外の画像であって、所定アスペクト比とは異なるアスペクト比の画像を前記所定アスペクト比にリサイズするリサイズ手段と、
    前記複数の画像を所定のずらし量をもって束状に配置する配置手段であって、代表画像を前面に配置し、前記代表画像以外の画像であって、所定アスペクト比とは異なるアスペクト比の画像は前記リサイズ手段によりリサイズした画像で配置する配置手段
    とを具備することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記配置手段で配置される前記代表画像が本画像から生成され、前記配置手段で配置される前記代表画像以外の画像が、サムネイル画像から生成されることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 更に、前記代表画像のアスペクト比が前記所定アスペクト比でない場合に、前記代表画像を前記所定アスペクト比に入るようにリサイズし、前記所定アスペクト比に対する余白部分を所定色/パターンで塗りつぶす画像処理手段を具備し、
    前記配置手段は、前記画像処理手段で処理された代表画像を前記前面に配置する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記所定アスペクト比が、前記代表画像のアスペクト比に等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  5. グループを構成する複数の画像の束表示を制御する方法であって、
    前記画像を読み出す読み出しステップと、
    前記複数の画像のうち代表画像以外の画像であって、所定アスペクト比とは異なるアスペクト比の画像を前記所定アスペクト比にリサイズするリサイズステップと、
    前記複数の画像を所定のずらし量をもって束状に配置する配置ステップであって、代表画像を前面に配置し、前記代表画像以外の画像であって、所定アスペクト比とは異なるアスペクト比の画像は前記リサイズステップによりリサイズした画像で配置する配置ステップ
    とを具備することを特徴とする表示制御方法。
  6. コンピュータを請求項1乃至4のいずれか1項に記載される表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  7. コンピュータを請求項1乃至4のいずれか1項に記載される表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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