JP2014127378A - イオン発生装置およびこれを備えた空気清浄装置 - Google Patents

イオン発生装置およびこれを備えた空気清浄装置 Download PDF

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正徳 河合
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泰久 白山
Tomoaki Takatsuchi
与明 高土
Tetsuya Ezaki
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Abstract

【課題】 効率よくイオンを放出することができるイオン発生装置、およびこれを備えた空気清浄装置を実現することにある。
【解決手段】 本願発明に係るイオン発生装置は、放電電極2および誘導電極3間に電圧を印加し、イオンを発生させるイオン発生装置において、誘導電極3には、発生させるイオンと同極性のバイアス電圧を印加し、放電電極2には、発生させるイオンと同極性のパルス状電圧及びバイアス電圧を印加することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、空気清浄機などに搭載されるイオン発生装置およびこれを備えた空気清浄装置に関するものである。
イオン発生装置には、放電電極および誘導電極間に電圧を印加し、放電電極の近辺でコロナ放電を生じさせることで、正イオンあるいは負イオンを発生させ、放出するものがある。近年、市販されている空気清浄装置に搭載されているイオン発生装置は大きく別けると2種類あり、負イオンだけを放出するものと、正イオンおよび負イオンを放出するものがある。前者のイオン発生装置は、リラックス効果を生むことができ、後者のイオン発生装置は、空気中に浮遊するカビ菌やウィルスの分解、ニオイの除去、集塵等の効果を生むことができる。このような効果は、放出するイオン量を多くすることで、一層高めることができる。そのため、放出するイオン量を増加させる提案がされている。
例えば、特許文献1には、イオンの発生量に対する外部への放出量を増加させることができるイオン発生装置が開示されている。図12は、特許文献1のイオン発生装置のマイナスイオン生成回路を示す回路図である。マイナスイオン生成回路101は、イオン放出用の針電極102と、低電位側の対向電極103と、対向電極103をグランド電位より高い所定電位に設定する抵抗104が備えられる。この構成によると、針電極102と対向電極103との電位差が、対向電極103をグランド電位とした場合よりもマイナスイオンの発生量自体は減少する。これに対して、対向電極103の電位がグランド電位よりも高くされることから、対向電極103をグランド電位とした場合よりも対向電極103への付着量が減少し、外部への放出量が増加する。
特開2010−187766号公報(平成22年9月2日公開)
しかしながら、特許文献1では、針電極に直流電圧が印加されており、常に針電極と対向電極の間に電位差が存在するため、針電極と対向電極の間に電界が形成される。そのため、発生したイオンの一部は、その電界に沿って対向電極に付着してしまうといった問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率よくイオンを放出することができるイオン発生装置、およびこれを備えた空気清浄装置を実現することにある。
本願発明に係るイオン発生装置は、放電電極および誘導電極間に電圧を印加し、イオンを発生させるイオン発生装置において、誘導電極には、発生させるイオンと同極性のバイアス電圧を印加し、放電電極には、発生させるイオンと同極性のパルス状電圧及びバイアス電圧を印加することを特徴とする。
また、放電電極に印加するバイアス電圧の大きさは、誘導電極に印加するバイアス電圧以下であることを特徴としても良い。また、正イオン発生用の放電電極および誘導電極と、負イオン発生用の放電電極および誘導電極と、を備えることを特徴としても良い。また、放電電極は針状の電極であることを特徴としても良い。
本発明によれば、効率よくイオンを放出することができる。また、放電音を減少させ、放電電極の長寿命化を図ることができる。
本発明におけるイオン発生装置の構成例を示した断面図である。 本発明におけて発生したイオンの軌跡を模式的に表した図である。 実施例1におけるバイアス電圧の印加前後の各電極の電圧波形図である。 実施例1におけるバイアス電圧とイオン濃度の関係を表した図である。 実施例1におけるパルス状電圧の周波数とイオン濃度の関係を表した図である。 比較例におけるバイアス電圧の印加前後の各電極の電圧波形図である。 比較例におけるバイアス電圧とイオン濃度の関係を表した図である。 実施例2におけるバイアス電圧の印加前後の各電極の電圧波形図である。 実施例3における正イオンおよび負イオンを発生させる放電素子を示した模式図である。 実施例4におけるイオン発生装置の構成例を示した模式図である。 実施例4における金属壁電圧とイオン濃度の関係を表した図である。 従来技術である特許文献1に係る放電電極に印加する電圧波形図である。
本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。図1は、本発明の一つの実施形態を示すイオン発生装置の断面図である。このイオン発生装置9は、放電素子1、電圧印加装置5、6、送風ファン7および風洞8を備える。放電素子1は、針状の放電電極2および孔を有する誘導電極3を備え、放電電極2の先端部を誘導電極3の孔の中央に配置されるように、放電電極2および誘導電極3を基板4で固定する。
また、放電電極2および誘導電極3には、電圧印加装置5、6が接続され、電圧印加装置5、6は、放電電極2および誘導電極3に正あるいは負の電圧を印加する。この構成により、従来は接地状態であった誘導電極3に、発生させるイオンと同極性のバイアス電圧を印加する。また、放電電極2には、正あるいは負のパルス状電圧を印加するとともに、発生させるイオンと同極性のバイアス電圧を印加する。なお、各電極にバイアス電圧を印加させた後においても、放電電極2および誘導電極3間で放電が生じるように、放電電極2および誘導電極3間の電位差を設定する必要がある。
図2は、放電電極2および誘導電極3にバイアス電圧を印加する場合において、発生したイオンの軌跡を表した図である。放電電極2の近辺で発生させるイオンの一部は、発生直後に電気力線に沿って誘導電極3の方向へ引き寄せられるが、誘導電極3がイオンと同極性の電位を持つため、イオンを風洞8の方向へ反発させる。
反発された正イオンあるいは負イオンは、送出手段である送風ファン7によって風洞8を通り、室内空間に放出される。以下、上記の実施形態を用いたいくつかの具体的な実施例について説明する。
図3は、放電電極2にパルス状電圧を印加し、正イオンを発生させた場合の放電電極2および誘導電極3に印加する電圧波形を示す。図3(a)は、誘導電極3を接地させ、放電電極2にピーク値がVである正のパルス状電圧を印加し、正イオンを発生させる場合における、各電極の電圧波形である。実線が放電電極2に印加する電圧を示し、破線が誘導電極3に印加する電圧を示す。
実施例1では、上記の印加電圧の状態において、さらに放電電極2および誘導電極3に発生させるイオンと同極性のバイアス電圧Vを印加した。図3(b)は、正のバイアス電圧Vを放電電極2および誘導電極3に印加する場合における、各電極の電圧波形である。バイアス電圧Vを印加したあと、放電電極2には電圧Vと電圧V+Vとの間で変動するパルス状電圧が印加され、誘導電極3には電圧Vが印加される。
放電を生じる際の放電電極2と誘導電極3間の電位差は、バイアス電圧を印加する前と等しいため、放電電極2の近辺で発生させるイオン量はバイアス電圧を印加する前と変化しないが、誘導電極3が電位Vを持ち、イオンを反発させる効果を持つため、空間内に放出されるイオン量は増加した。
図4は、放電電極2へピーク値Vが4kVのパルス状電圧を印加し、誘導電極3を接地させて、正イオンを発生させる状態において、0〜2kVのバイアス電圧Vを印加したときのバイアス電圧とイオン濃度の関係を表した図である。イオン濃度は、バイアス電圧V=0の時のイオン濃度を100とし、基準とする。
図4より、実施例1と同様に、バイアス電圧Vを大きくしていくにつれ、イオン濃度も高くなっていることがわかる。例えば、バイアス電圧2kVを印加したときには、バイアス電圧を印加していない状態と比較すると、6倍以上のイオン濃度を測定された。
上記のように、従来と同程度の電位差でイオンを発生させる場合において、放電電極2および誘導電極3に発生させるイオンと同極性のバイアス電圧を印加することで、イオンの放出量を格段に増やすことができる。また、実施例1においては放電電極2と誘導電極3の間の電圧差は変化させていないので、放電音はほとんど変化しない。
図5は、放電電極2にパルス状電圧を印加させて、イオンを発生させたときの、パルス状電圧の周波数とイオン濃度の関係を表した図である。実線がDuty比50%のパルス状電圧を印加させた場合を示し、破線がDuty比5%のパルス状電圧を印加させた場合を示す。このとき、各電極に印加するバイアス電圧は5kVであった。
図5より、放電電極2に印加するパルス状電圧のDuty比を小さくして、消費電力を抑えた状態において、周波数を大きくすると、イオンを効率よく発生させられることがわかる。なお、Duty比は固定であるため、周波数を上げても全体の消費電力はほとんど同じである。
<比較例>
実施例1では放電電極2にパルス状電圧を印加したが、比較例では放電電極2に直流電圧を印加した場合について説明する。図6は、放電電極2に直流電圧を印加し、正イオンを発生させた場合の放電電極2および誘導電極3に印加する電圧波形を示す。図6(a)は、誘導電極3を接地させ、放電電極2に正の電圧を印加し、正イオンを発生させる場合における、各電極の電圧波形である。実線が放電電極2に印加する電圧を示し、破線が誘導電極3に印加する電圧を示す。
比較例でも実施例1と同様に、上記の印加電圧の状態において、さらに放電電極2および誘導電極3に発生させるイオンと同極性のバイアス電圧Vを印加した。図6(b)は、正のバイアス電圧Vを放電電極2および誘導電極3に印加する場合における、各電極の電圧波形である。
このとき、放電電極2と誘導電極3間の電位差は、バイアス電圧を印加する前と等しいため、放電電極2の近辺で発生させるイオン量はバイアス電圧を印加する前と変化しないが、誘導電極3が電位Vを持ち、イオンを反発させる効果を持つため、空間内に放出されるイオン量は増加した。
図7は、放電電極2に4kVの直流電圧を印加し、誘導電極3を接地させて、正イオンを発生させる状態において、0〜3kVのバイアス電圧Vを印加したときのバイアス電圧とイオン濃度の関係を表した図である。イオン濃度は、バイアス電圧V=0の時のイオン濃度を100とし、基準とする。
図7より、バイアス電圧Vを大きくしていくにつれ、イオン濃度も高くなっていることがわかる。例えば、バイアス電圧2kVを印加したときには、バイアス電圧を印加していない状態と比較すると、3倍以上のイオン濃度が測定された。
ここで、実施例1と比較例を比較すると、バイアス電圧に対するイオン濃度の増加率は、比較例よりも実施例1のほうが大きいことがわかる。これは、放電電極2に印加する電圧をパルス状にすることで、放電させた直後に放電電極2と誘導電極3の電位差が小さくなり、発生したイオンを反発させる効果が強まるからである。
それに対して比較例のように放電電極2に直流電圧を印加すると、放電させた後も放電電極2と誘導電極3の間に高い電位差が存在し、電界が形成されている。そのため、発生したイオンの一部は、その電界に沿って誘導電極3に回収されてしまう。
また、パルス状にすることにより、放電電極2に直流電圧を印加する比較例に比べると消費電力を低く抑えることができるうえ、放電時間を短縮することができるため、放電電極2の長寿命化を図ることができる。
また、イオンの放出量が必要以上に多い場合、放電電極2に印加するパルス状電圧のピーク値を下げることでイオンの放出量を調整することができる。このとき、放電の電位差をバイアス電圧の印加前より小さくするため、放電音を減少させることができる。また、放電の電界強度を低くすることができるため、放電電極2の長寿命化を図ることができる。
以上のことから、放電電極2および誘導電極3にバイアス電圧を印加する場合において、放電電極2に印加する電圧は、直流電圧よりもパルス電圧のほうが好ましいことがわかる。
実施例1では放電電極2にパルス状の電圧波形を印加しつつ、放電電極2および誘導電極3に等しい大きさのバイアス電圧を印加したが、実施例2では放電電極2および誘導電極3に異なる大きさのバイアス電圧を印加した場合を説明する。
図8は、放電電極2にパルス状電圧を印加し、正イオンあるいは負イオンを発生させた場合の放電電極2と誘導電極3に印加する電圧波形を示す。図8(a)は、実施例1で説明した図3(a)と等しい電圧波形であり、実線が放電電極2に印加する電圧を示し、破線が誘導電極3に印加する電圧を示す。
実施例2では、上記の印加電圧の状態において、さらに放電電極2へバイアス電圧Vb1、誘導電極3へバイアス電圧Vb2を印加する。それぞれのバイアス電圧は発生させるイオンと同じ極性とし、バイアス電圧Vb1はバイアス電圧Vb2より小さいとする。図8(b)は、放電電極2および誘導電極3に大きさの異なるバイアス電圧を印加する場合における、各電極の電圧波形である。バイアス電圧を印加したあと、放電電極2には電圧Vb1と電圧Vb1+Vとの間で変動するパルス状電圧が印加され、誘導電極3には電圧Vb2が印加される。
この状態は、実施例1とは異なり、放電電極2と誘導電極3との間の電位差は、バイアス電圧を印加する前の電位差より小さくなるため、放電電極2の近辺で発生させるイオンの量は減少する。しかしながら、実施例1と同様で、放電電極2および誘導電極3による反発の効果により、効率よくイオンを放出することが可能になる。
また、バイアス電圧を印加する前より放電電極2および誘導電極3間の電位差を小さくするため、放電音を減少させることや、放電による放電電極2の消耗を抑えることができる。そのため、バイアス電圧Vb1、バイアス電圧Vb2を調整することで、バイアス電圧を印加する前と同量のイオンを放出させつつ、放電音を減少させ、放電電極2の長寿命化を図ることができる。
実施例1、2では、図1に示すように放電電極2および誘導電極3を1つずつ持つ構成において、正イオンあるいは負イオンのいずれかを発生させたが、実施例3では、放電電極2および誘導電極3を2つずつ持つ構成において、正イオンおよび負イオンを発生させた場合を説明する。
図9は、正イオンおよび負イオンを発生させる放電素子1を示した模式図である。放電素子1は、正イオンを発生させるための放電電極2aと誘導電極3a、負イオンを発生させるための放電電極2bと誘導電極3bを備え、各々の電極を基板4で固定する。
上記放電素子1を、図1のイオン発生装置に搭載し、本発明を実施することで、正イオンおよび負イオンを同時に効率よく放出させることが可能となる。正イオンおよび負イオンを同時に放出させることにより、空気中に浮遊するカビ菌やウィルスの分解、ニオイの除去、集塵等の効果を生むことができる。
実施例1、2の放電素子1の近傍に金属壁10を備えた構成において、イオンを発生させた場合を説明する。図10(a)は、放電素子1の近傍に金属壁10を備えた本発明の一つの実施形態を示すイオン発生装置の断面図であり、図10(b)は、このイオン発生装置を開口側から見た構成図である。金属壁10は、放電素子1の部分を除いた放電素子1近傍の風洞内側に配置され、接続されている電圧印加装置11により、放電素子1で発生させるイオンと同極性の電圧を印加される。なお、金属壁10は、導電性、加工性、汎用性の高いものが適しており、例えば銅、アルミニウムなどの材料が用いられる。
図11は、誘導電極3は接地され、放電電極2はピーク値が5kVのパルス状電圧を印加される状態へ、バイアス電圧3kVあるいは4kVを印加させた実施例3と同様の構成において、金属壁10に0〜5kVの電圧を印加したときの金属壁電圧とイオン濃度の関係を表した図である。実線がバイアス電圧3kVのときを示し、破線がバイアス電圧4kVのときを示す。
図11より、金属壁10へ印加する電圧が、バイアス電圧印加後の誘導電極3にかかる電圧より約1kVほど低いとき、イオン濃度がより高いことがわかる。例えば、金属壁10に印加する電圧がバイアス電圧より大幅に低いときは、金属壁に接触し消滅するイオンが増え、一方、金属壁10に印加する電圧がバイアス電圧より高いときは、放電電極2およびに誘導電極3に接触し消滅するイオンが増えると考えられる。
上記の測定結果から、バイアス電圧を印加させている構成において、誘導電極3にかかる電圧より少し低い電圧を印加させた金属壁10を放電素子1の近傍に設置することで、各電極や壁で消滅するイオンを減らして、より効率よくイオンを室内空間へ放出することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本発明の実施形態では、放電電極2には針状の放電電極を用いているが、細いワイヤー状の電極や、ノコギリ状の電極、または、平板上に先端部が細い形状をパターンニングしたものでも良い。また、送出手段として送風ファン7を用いたが、送風ファン7による効果は、イオンをより広い範囲に拡散させるためであり、目的に応じては送風ファン7がない構成でも良い。
また、放電電極2および誘導電極3間の電位差と、バイアス電圧は、電極の形状、電極間の距離、発生させたいイオン量等に応じて設定される。
また、本実施例1、2では正イオンを発生させた場合を述べたが、負イオンを発生させる場合についても放電電極2および誘導電極3に印加する電圧を逆極性にすることで、同様の結果を得ることができることは言うまでもない。
また、本発明に係るイオン発生装置は、イオン発生により各種効果が高められるために空気清浄装置に搭載することが可能である。なお、ここでいう空気清浄装置は、空気調和機、除湿器、加湿器、空気清浄機、ファンヒ−タ等であり、主として、家屋の室内、ビルの一室、病院の病室、自動車の車室内、飛行機の機内、船の船室内等の空気を調整すべく用いられる装置である。
1 放電素子
2 放電電極
3 誘導電極
4 基板
5 電圧印加装置
7 送風ファン
8 風洞
9 イオン発生装置
10 金属壁
11 電圧印加装置

Claims (5)

  1. 放電電極および誘導電極間に電圧を印加し、イオンを発生させるイオン発生装置において、
    前記誘導電極には、発生させるイオンと同極性のバイアス電圧を印加し、
    前記放電電極には、発生させるイオンと同極性のパルス状電圧及びバイアス電圧を印加することを特徴とするイオン発生装置。
  2. 前記放電電極に印加するバイアス電圧の大きさは、前記誘導電極に印加するバイアス電圧以下であることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 正イオン発生用の前記放電電極および前記誘導電極と、
    負イオン発生用の前記放電電極および前記誘導電極と、を備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のイオン発生装置。
  4. 前記放電電極は針状の電極であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のイオン発生装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のイオン発生装置を備えることを特徴とする空気清浄装置。
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