JP2014126908A - 定電圧電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来構成に比べて消費電流およびレイアウトサイズを低減する。
【解決手段】抵抗R1、基準電圧回路4、トランジスタT1、起動抵抗Rsの直列回路に電流I1が流れると、抵抗R2、トランジスタT3、抵抗R4、トランジスタT2、ツェナーダイオードD3の直列回路にも電流I2が流れる。トランジスタT1、T2のエミッタ電位は等しいので、抵抗R1と基準電圧回路4の直列回路に印加される電圧と、抵抗R2とトランジスタT3と抵抗R4の直列回路に印加される電圧は等しくなる。抵抗R1、R2、R3の電圧降下は等しく、トランジスタT3のベース・エミッタ間電圧はVfに等しい。抵抗R4の電圧はVfに等しくなり、ツェナーダイオードD3に定電流I2が流れる。出力回路5は、トランジスタT4の出力電流を増幅し、ツェナーダイオードD3の定電圧Vcに基づく一定の電圧Voで電流を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】抵抗R1、基準電圧回路4、トランジスタT1、起動抵抗Rsの直列回路に電流I1が流れると、抵抗R2、トランジスタT3、抵抗R4、トランジスタT2、ツェナーダイオードD3の直列回路にも電流I2が流れる。トランジスタT1、T2のエミッタ電位は等しいので、抵抗R1と基準電圧回路4の直列回路に印加される電圧と、抵抗R2とトランジスタT3と抵抗R4の直列回路に印加される電圧は等しくなる。抵抗R1、R2、R3の電圧降下は等しく、トランジスタT3のベース・エミッタ間電圧はVfに等しい。抵抗R4の電圧はVfに等しくなり、ツェナーダイオードD3に定電流I2が流れる。出力回路5は、トランジスタT4の出力電流を増幅し、ツェナーダイオードD3の定電圧Vcに基づく一定の電圧Voで電流を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電源電圧を降圧して定電圧を出力する定電圧電源装置に関する。
近年、車両に構築されるシステムの大規模化に伴い、車両に搭載される制御ユニットの数が増大している。このような状況では、制御ユニットのスタンバイ電流(IGオフ時のバックアップ用電流など)が減少しない限り、車載機器全体で消費されるスタンバイ電流が増加の一途を辿り、バッテリ上がりが問題となる。特に、マイコンのRAMをバックアップするためにバックアップ用の電源が必要となるが、RAMの消費電流のみならず、電源そのものの消費電流も低減させる必要に迫られている。
定電圧電源回路は、例えば所望のツェナー電圧を持つツェナーダイオードや直列接続したダイオードにより簡単に構成できる。しかし、この構成ではダイオードに流れる電流が変化してリファレンス電圧が変動し、或いは出力電流能力が不足する。そこで、複数の電流源を備え、各電流源にそれぞれ定電流回路、定電圧回路および電流増幅回路を接続し、さらに定電流回路に起動抵抗を付加した定電圧電源回路が用いられている(特許文献1参照)。
具体的には、カレントミラー回路を構成する電流源としての第1から第4のPNP形トランジスタが高電位側電源線に接続され、第1、第2のPNP形トランジスタと低電位側電源線との間にそれぞれ接続された2つのNPN形トランジスタにより自己バイアス形式の定電流回路が構成されている。第3のPNP形トランジスタと低電位側電源線との間には、上記定電流が流れることで定電圧を生成する定電圧回路が接続されている。電流増幅回路(出力回路)は、第4のPNP形トランジスタから出力される電流を入力して増幅し、上記定電圧で電流を出力する。
上述した従来の定電圧電源回路では、起動抵抗に流れる電流(一例として5μA)、第1、第2、第3のPNP形トランジスタに流れる電流(各5μA)および第4のPNP形トランジスタに流れる電流(30μA)が必要になる。これらの電流は、4つのPNP形トランジスタから各回路に独立して流れるので、定電圧電源回路の消費電流が大きくなる。また、これらの電流を並列に流すために、電流源(PNP形トランジスタ)の数も多くなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、従来構成に比べ消費電流が少なく、レイアウトサイズも小さい定電圧電源装置を提供することにある。
請求項1に記載した手段は、第1電源線と第2電源線との間の電圧を降圧し、出力端子から定電圧を出力する定電圧電源装置である。この定電圧電源装置は、第1から第4トランジスタ、起動抵抗、基準電圧回路、定電圧回路、電流設定抵抗および出力回路を備えている。以下の説明で、制御端子はベースまたはゲート、第1主端子はコレクタまたはドレイン、第2主端子はエミッタまたはソースである。
第1トランジスタの制御端子と第1主端子および第2トランジスタの制御端子は、互いに接続されている。第1トランジスタの第1主端子と第2電源線との間には起動抵抗が接続されており、第1電源線と第1トランジスタの第2主端子との間には基準電圧回路が接続されている。第2トランジスタの第1主端子と第2電源線との間には定電圧回路が接続されており、第1電源線と第2トランジスタの第2主端子との間には第3トランジスタと電流設定抵抗が直列に接続されている。第3トランジスタの制御端子と第1主端子および第4トランジスタの制御端子は互いに接続されており、これら第3、第4トランジスタによりカレントミラー回路が構成されている。出力回路は、第4トランジスタの出力電流を入力し、定電圧回路が出力する定電圧により定まる電圧で電流を出力する。
この構成によれば、基準電圧回路と第1トランジスタと起動抵抗の直列回路を通して電流が流れ、それに応じて第3トランジスタと電流設定抵抗と定電圧回路の直列回路および第4トランジスタにも電流が流れる。このとき、基準電圧回路の電圧と、第3トランジスタと電流設定抵抗の直列回路の電圧とが等しくなる。これにより、電流設定抵抗には、基準電圧回路の電圧から第3トランジスタの制御端子・第2主端子間の電圧を減じた電圧が印加される。この電圧は一定であるため、第3トランジスタと電流設定抵抗と定電圧回路の直列回路に定電流が流れ、定電圧回路は一定の電圧を生成する。
定電流回路は、基準電圧回路、第1、第2、第3トランジスタおよび電流設定抵抗により構成される。従って、第1電源線と第2電源線との間には、定電流回路と起動抵抗が縦積みされるとともに、カレントミラー回路と定電流回路と定電圧回路が縦積みされる。本構成によれば、従来構成で並列して横並びに設けられていた回路を縦積み構成としたので、従来構成に比べて消費電流が少なくなり、電流源の数も少なくなってレイアウトサイズが小さくなる。
請求項2記載の手段によれば、第1電源線と第3トランジスタの第2主端子との間、および第1電源線と第4トランジスタの第2主端子との間に抵抗を備えている。これにより、第3、第4トランジスタの制御端子・第2主端子間の電圧ばらつきによる影響を低減できる。加えて、第1電源線と基準電圧回路との間にも抵抗を備え、これらの3つの抵抗の電圧降下が等しくなるように抵抗値を設定することにより、抵抗を設けたことによる定電流値のずれを低減することができる。
請求項3記載の手段によれば、基準電圧回路は、ダイオード、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタおよびゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタの中から選択した2以上の素子(組み合わせは任意)を直列に接続して構成されている。この基準電圧回路の構成および第3、第4トランジスタの構成に応じて、電流設定抵抗に様々な値の電圧を作り出すことができる。
請求項4記載の手段によれば、第3、第4トランジスタがバイポーラトランジスタである場合、基準電圧回路は、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタを含んでいる。これにより、温度変化による第3トランジスタのベース・エミッタ間電圧の変動と基準電圧回路の電圧変動とが相殺され、生成される定電流の温度特性が改善される。
請求項5記載の手段によれば、第3、第4トランジスタがMOSトランジスタである場合、基準電圧回路は、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタを含んでいる。これにより、温度変化による第3トランジスタのゲート・ソース間電圧の変動と基準電圧回路の電圧変動とが相殺され、生成される定電流の温度特性が改善される。
請求項6記載の手段によれば、定電圧回路は、ダイオード、ツェナーダイオードまたはバンドギャップリファレンスから構成されている。これらの定電圧回路は、定電流が流れることにより高精度の定電圧を生成する。
請求項7記載の手段によれば、出力回路は、第4トランジスタの第1主端子と第2電源線との間に接続され、制御端子に定電圧が与えられるエミッタフォロアまたはソースフォロアの第5トランジスタと、第1電源線と出力端子との間に接続され、第5トランジスタの出力電圧を入力とするエミッタフォロアまたはソースフォロアの出力トランジスタとを備えている。これにより、定電圧電源装置は、負荷電流が増えても定電圧を出力することができる。
請求項8記載の手段によれば、出力回路は、第1電源線と出力端子との間に接続された出力トランジスタと、第4トランジスタの出力電流を差動対の電流とし、定電圧と出力端子の電圧が等しくなるように出力トランジスタを制御するオペアンプとを備えている。これにより、定電圧電源装置は、より高精度に定電圧で電流を流し出すことができる。
請求項9記載の手段によれば、出力トランジスタはダーリントン接続されているので、負荷が増大しても定電圧を出力することができる。
各実施形態において実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略する。以下の説明において、ベースとゲートは制御端子、コレクタとドレインは第1主端子、エミッタとソースは第2主端子に相当する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。図1に示す定電圧電源回路1(定電圧電源装置)は、車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)に組み込まれている。例えばボデー系ECUは、回路全体に電源が供給される通常動作モードと、データを記憶したRAMなどの必要最小限の回路にだけ電源が供給される低消費電力動作モード(スタンバイモード)で動作する。ボデー系ECUは、ドアを開けた時、ルームランプの点灯スイッチが操作された時などに、低消費電力動作モードから通常動作モードにウェイクアップする。
本発明の第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。図1に示す定電圧電源回路1(定電圧電源装置)は、車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)に組み込まれている。例えばボデー系ECUは、回路全体に電源が供給される通常動作モードと、データを記憶したRAMなどの必要最小限の回路にだけ電源が供給される低消費電力動作モード(スタンバイモード)で動作する。ボデー系ECUは、ドアを開けた時、ルームランプの点灯スイッチが操作された時などに、低消費電力動作モードから通常動作モードにウェイクアップする。
定電圧電源回路1は、出力トランジスタT7を除いて電源ICとして構成されている。このICの入力電源端子は、電源ハーネスを介して車載バッテリに接続されている。IC内において、入力電源端子に繋がる第1電源線2と第2電源線3との間には、入力電圧としてバッテリ電圧VBが常時与えられている。
第1トランジスタT1のベースとコレクタおよび第2トランジスタT2のベースは互いに接続されている。トランジスタT1のコレクタと電源線3との間には起動抵抗Rsが接続されており、電源線2とトランジスタT1のエミッタとの間には抵抗R1とダイオードD1、D2が直列に接続されている。起動抵抗Rsは、例えば2MΩ程度の抵抗値を持つ。ダイオードD1、D2は、電流を流すことにより基準電圧Vrを生成する基準電圧回路4を構成している。
トランジスタT2のコレクタと電源線3との間には、定電圧回路としてのツェナーダイオードD3が接続されている。第3トランジスタT3と第4トランジスタT4はカレントミラー回路を構成しており、その各エミッタと電源線2との間にはそれぞれ抵抗R2、R3が接続されている。トランジスタT3のコレクタとトランジスタT2のエミッタとの間には、電流設定用の抵抗R4が接続されている。
出力回路5は、トランジスタT4の出力電流を入力して増幅し、ツェナーダイオードD3で作られる定電圧Vcに基づく一定の電圧Voで電流を出力する。出力回路5は、エミッタフォロアの接続形態を持つトランジスタT5、電源線2とICの出力端子との間に接続された出力トランジスタT6、T7および抵抗R5から構成されている。トランジスタT5のエミッタ、コレクタ、ベースは、それぞれトランジスタT4のコレクタ、電源線3、ツェナーダイオードD3のカソードに接続されている。トランジスタT6、T7と抵抗R5は、インバーテッドダーリントン回路を構成している。外付けのトランジスタT7は、ICに内蔵してもよい。
次に、図2も参照しながら本実施形態の作用を説明する。定電圧電源回路1は、バッテリ電圧VBを降圧して定電圧Voを出力する。抵抗R1、基準電圧回路4、トランジスタT1および起動抵抗Rsの直列回路に電流I1が流れると、抵抗R2、トランジスタT3、抵抗R4、トランジスタT2およびツェナーダイオードD3の直列回路にも電流I2が流れる。これらの電流I1、I2は、基準電圧回路4が基準電圧Vrを安定して生成でき、ツェナーダイオードD3が定電圧Vcを安定して生成できるだけの電流であって、従来構成と同程度の電流値(例えば5μA)とされている。
定電流を生成するためのバイアスを設定するため、トランジスタT1、T2のベースは互いに接続されて同電位とされている。トランジスタT1、T2に流れる電流I1、I2をほぼ等しく設定することにより、トランジスタT1、T2のエミッタ電位は等しくなる。すなわち、抵抗R1と基準電圧回路4の直列回路に印加される電圧と、抵抗R2とトランジスタT3と抵抗R4の直列回路に印加される電圧とは等しくなる。
ここで、抵抗R2、R3は、トランジスタT3、T4のベース・エミッタ間電圧のばらつきによる影響を低減するために用いられており、抵抗R4に比べて十分に小さい抵抗値に設定されている。抵抗R1は、抵抗R2、R3の電圧降下による電流値のずれを補償するため、および回路の保護のために設けられており、例えば抵抗R2と同じ抵抗値に設定されている。抵抗R1、R2、R3の電圧降下は設計中心において互いに等しく、その電圧値は0.1V程度と低く設定されている。
その結果、基準電圧回路4の電圧2・Vf(=Vf(D1)+Vf(D2);VfはPN接合の順方向電圧)と、トランジスタT3と抵抗R4の直列回路に印加される電圧とは等しくなる。トランジスタT3のベース・エミッタ間電圧はVfに等しいので、結局のところ抵抗R4の電圧はVfに等しくなり、(1)式で示す定電流I2が流れる。電流I2はツェナーダイオードD3に流れるので、ツェナーダイオードD3は精度よく定電圧Vcを生成できる。
I2=Vf(D2)/R4 …(1)
I2=Vf(D2)/R4 …(1)
トランジスタT3、T4は、PNP形バイポーラトランジスタである。そこで、基準電圧回路4のうち少なくともダイオードD1を、ベース・コレクタ間が接続されたPNP形トランジスタで構成し、トランジスタT3、T4と密に温度結合すれば、ダイオードD1とトランジスタT3のベース・エミッタ間電圧は温度変化にかかわらず等しくなる。その結果、両ベース・エミッタ間電圧は相殺され、抵抗R4の電圧はダイオードD2の温度特性にだけ依存する。
ツェナーダイオードD3のインピーダンスは高いので、出力回路5がバッファリングして低インピーダンスで出力する。すなわち、ツェナーダイオードD3の定電圧Vcは、エミッタフォロアとして動作するトランジスタT5、T6でバッファされて出力電圧Voになる。トランジスタT3に電流が流れると、トランジスタT4からトランジスタT6にベース電流が流れ、トランジスタT6はベース電流のhFE倍のコレクタ電流を負荷(図示せず)に対し出力する。
出力電流が小さいときには、抵抗R5の電圧が小さいのでトランジスタT7はオフしている。出力電流が大きくなって抵抗R5の電圧がVfを超えると、トランジスタT6がトランジスタT7のベース電流を流し込む。トランジスタT7は、ベース電流のhFE倍のコレクタ電流を負荷に対し出力する。トランジスタT3とT4のエミッタ面積比は、従来構成と同様に出力電流(負荷)の大きさに応じて決めればよい。本実施形態では1:6に設定しているので、トランジスタT4は30μAの電流I3を出力する。これに合わせて、抵抗R3は抵抗R2の1/6の抵抗値に設定されている。
図2は、入力するバッテリ電圧VBが0Vから14Vまでリニアに上昇したときの、定電圧電源回路1の出力電圧Voおよび消費電流を示すシミュレーション結果である。出力端子と電源線3との間には、500kΩの負荷抵抗が接続されている。出力電圧Voは、バッテリ電圧VBにほぼ追従して上昇し、バッテリ電圧VBが約6Vに達すると定電圧5Vになる。バッテリ電圧VBが6Vより低下しても、出力電圧Voが急激に低下することがないので、定電圧電源回路1は入力電圧変動が大きい車載機器への適用に特に適している。
定電圧電源回路1の消費電流は、例示したように電流I1、I2が5μA、電流I3が30μAであり、出力電圧Voが定電圧5Vに達した時点で40μAとなっている(図2では、消費電流をマイナス符号を付して表している)。これは、背景技術で述べた従来の一般的な定電圧電源回路の消費電流と比較して、5μA×2=10μAだけ少なくなっている。
以上説明した作用から明らかとなるように、定電圧電源回路1において、定電流回路は、基準電圧回路4、第1、第2、第3トランジスタT1、T2、T3および電流設定抵抗R4から構成されている。つまり、定電圧電源回路1は、電源線2、3間に定電流回路と起動抵抗Rsが縦積みされた構成、および電源線2、3間に定電流回路とツェナーダイオードD3(定電圧回路)が縦積みされた構成を備えている。定電流回路は、トランジスタT3を介して出力回路5に定電流を供給するカレントミラー回路の機能も備えている。
このように、本実施形態の定電圧電源回路1は、従来構成において並列して設けられていた起動抵抗、定電流回路および定電圧回路を縦積み構成としたので、従来構成に比べて消費電流が少なくて済む。これにより、電流源(カレントミラーを構成するトランジスタ)の数が少なくなるので、レイアウトサイズも小さくなる。
トランジスタT3、T4のエミッタと電源線2との間に抵抗R2、R3を設けたので、ベース・エミッタ間電圧のばらつきによるミラー比の誤差を低減することができる。さらに、抵抗R1を設けたので、抵抗R2、R3を設けたことによる定電流値のずれを低減できる。
トランジスタT3、T4をバイポーラトランジスタとし、基準電圧回路4をダイオードD1、D2により構成したので、トランジスタT3のベース・エミッタ間電圧とダイオードD1の順方向電圧Vfの温度特性を相殺することができる。特に、ダイオードD1またはD2をベース・コレクタ間が接続されたトランジスタで構成すれば、定電流I2の温度特性を一層改善できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。定電圧電源回路6の出力回路7は、ICに内蔵されたLDMOSトランジスタにより出力トランジスタT7を構成している。トランジスタT7のゲート・ソース間には、保護用のツェナーダイオードD4、D5が互いに逆向きに直列接続されている。その他の構成は、定電圧電源回路1(図1参照)と同様である。本構成によれば、トランジスタT7が出力する電流を例えば300mA程度に増大することができる。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。定電圧電源回路6の出力回路7は、ICに内蔵されたLDMOSトランジスタにより出力トランジスタT7を構成している。トランジスタT7のゲート・ソース間には、保護用のツェナーダイオードD4、D5が互いに逆向きに直列接続されている。その他の構成は、定電圧電源回路1(図1参照)と同様である。本構成によれば、トランジスタT7が出力する電流を例えば300mA程度に増大することができる。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図4、図5、図6を参照しながら説明する。定電圧電源回路8、9、10は、トランジスタT1からT4を高耐圧のMOSトランジスタで構成したBiCMOS構造である。出力端子と電源線3との間に抵抗R6が接続されている。
第3の実施形態について図4、図5、図6を参照しながら説明する。定電圧電源回路8、9、10は、トランジスタT1からT4を高耐圧のMOSトランジスタで構成したBiCMOS構造である。出力端子と電源線3との間に抵抗R6が接続されている。
図4に示す定電圧電源回路8の基準電圧回路4は、ダイオードD1、D2により構成されている。図5に示す定電圧電源回路9の基準電圧回路4は、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタT8とダイオードD2により構成されている。図6に示す定電圧電源回路10の基準電圧回路4は、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタT8、T9により構成されている。
MOSトランジスタT3、T8、T9が同一サイズで同一特性の素子であればVGS(T3)=VGS(T8)が成立するので、定電圧電源回路8、9、10における抵抗R4の電圧V(R4)は、それぞれ(2)式、(3)式、(4)式となる。
V(R4)=2・Vf−VGS(T3) …(2)
V(R4)=Vf(D2) …(3)
V(R4)=VGS(T9) …(4)
V(R4)=2・Vf−VGS(T3) …(2)
V(R4)=Vf(D2) …(3)
V(R4)=VGS(T9) …(4)
定電圧電源回路8の電圧V(R4)は、ダイオードD1、D2の温度特性とMOSトランジスタの温度特性の影響を受ける。これに対し、定電圧電源回路9、10の電圧V(R4)は、それぞれダイオードD2の温度特性、MOSトランジスタT9の温度特性にのみ影響を受ける。そのため、定電圧電源回路9、10は、定電圧電源回路8に比べて定電流I2の温度特性を把握し易く、温度依存性を低減するためのプロセスの選択および制御が容易になる利点がある。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図7から図10を参照しながら説明する。図7に示す定電圧電源回路11は、出力回路12に誤差アンプであるオペアンプ13を備えている点において、定電圧電源回路1(図1参照)と相違する。オペアンプ13は、出力電圧Voが定電圧Vcに等しくなるようにトランジスタT6を制御して出力電圧Voを安定化する。
第4の実施形態について図7から図10を参照しながら説明する。図7に示す定電圧電源回路11は、出力回路12に誤差アンプであるオペアンプ13を備えている点において、定電圧電源回路1(図1参照)と相違する。オペアンプ13は、出力電圧Voが定電圧Vcに等しくなるようにトランジスタT6を制御して出力電圧Voを安定化する。
オペアンプ13は、電源線2、3からバッテリ電圧VBの供給を受けて動作する。初段の差動対には、トランジスタT4から定電流I3が与えられている。オペアンプ13の非反転入力端子には定電圧Vcが与えられ、反転入力端子には出力電圧Voが与えられている。オペアンプ13の出力端子はトランジスタT6のベースに接続されており、定電圧電源回路11の出力端子と電源線3との間には抵抗R6が接続されている。
図8に示す定電圧電源回路14は、オペアンプ13がトランジスタT7を直接駆動するように構成した出力回路15を備えている。図9に示す定電圧電源回路16は、定電圧電源回路11のダイオードD1を、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタT8に置き替えた構成を備えている。図10に示す定電圧電源回路17は、定電圧電源回路14のダイオードD1、D2を、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタT8、T9に置き替えた構成を備えている。
図示しないが、定電圧電源回路11のダイオードD1、D2を、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタT8、T9に置き替えた構成、定電圧電源回路14のダイオードD1を、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタT8に置き替えた構成としてもよい。本実施形態によれば、電圧フィードバック制御を行い出力を安定化しているので、負荷変動が大きい場合でも高精度の定電圧出力が得られる。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態について図11から図14を参照しながら説明する。図11、図12、図14に示す定電圧電源回路18、19、21は、それぞれ図7、図8、図10に示す定電圧電源回路11、14、17を高耐圧のMOSトランジスタで構成したものである。図13に示す定電圧電源回路20は、定電圧電源回路18のダイオードD1、D2を、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタT8、T9に置き替えた構成を備えている。
第5の実施形態について図11から図14を参照しながら説明する。図11、図12、図14に示す定電圧電源回路18、19、21は、それぞれ図7、図8、図10に示す定電圧電源回路11、14、17を高耐圧のMOSトランジスタで構成したものである。図13に示す定電圧電源回路20は、定電圧電源回路18のダイオードD1、D2を、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタT8、T9に置き替えた構成を備えている。
図示しないが、定電圧電源回路18、19のダイオードD1を、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタT8に置き替えた構成としてもよい。本実施形態によっても、第4の実施形態と同様に高精度の定電圧出力が得られる。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態について図15を参照しながら説明する。ハイサイド側のスイッチ回路22は、電源線2と出力端子との間に接続されたPチャネル型のMOSトランジスタT10、MOSトランジスタT10を駆動するドライバ23、およびドライバ23に定電圧を出力する定電圧電源回路24から構成されている。
第6の実施形態について図15を参照しながら説明する。ハイサイド側のスイッチ回路22は、電源線2と出力端子との間に接続されたPチャネル型のMOSトランジスタT10、MOSトランジスタT10を駆動するドライバ23、およびドライバ23に定電圧を出力する定電圧電源回路24から構成されている。
ドライバ23は、電源線2と定電圧電源回路24の出力ノードN1との間から一定の電源電圧の供給を受け、入力電圧Vin(Hレベル/Lレベル)に応じてMOSトランジスタT10にゲート電圧を与える。定電圧電源回路24が必要になるのは、ドライバ23がMOSトランジスタT10をオン駆動するときに、ゲート耐圧を超えるゲート電圧を出力しないためである。
定電圧電源回路24は、図1に示した構成に対し、電源線3を第1電源線とし、電源線2を第2電源線とした構成、すなわち各素子の接続形態を高電位側と低電位側とで逆にした構成を備えている。出力回路25は、トランジスタT5、T6および抵抗R5から構成されている。定電圧電源回路24の作用および効果は、定電圧電源回路1(図1参照)と同様であり、定電圧Vcに等しい電圧Voで電流を流し込む。本実施形態によれば、ハイサイド側に配置したMOSトランジスタT10のゲートを、耐圧以下の適正なゲート電圧で駆動できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
抵抗R1、R2、R3を省略してもよい。また、トランジスタには、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタ、高耐圧MOSトランジスタ、LDMOSトランジスタなどを適宜組み合わせて使用することができる。
基準電圧回路4は、ダイオード、ベース・コレクタ間が接続されたバイポーラトランジスタおよびゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタの中から選択した2以上の素子を直列に接続して構成すればよい。
定電圧回路は、1個のダイオードまたは直列接続されたn個(n=2、3、…)のダイオードから構成してもよい。この場合には、定電圧VcはVfまたはn・Vfになる。
定電圧回路は、バンドギャップリファレンスから構成してもよい。これにより、より高精度の定電圧Vcが得られる。この構成は、オペアンプ13を備えた出力回路12、15を用いる場合に特に有効である。
定電圧回路は、バンドギャップリファレンスから構成してもよい。これにより、より高精度の定電圧Vcが得られる。この構成は、オペアンプ13を備えた出力回路12、15を用いる場合に特に有効である。
基準電圧回路4のダイオードD1、D2を、ベース・コレクタ間が接続されたバイポーラトランジスタT8、T9で置き替える場合、PNP形トランジスタとNPN形トランジスタの何れを用いてもよい。基準電圧回路4のダイオードD1、D2を、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタT8、T9で置き替える場合、Pチャネル型、Nチャネル型の何れを用いてもよい。
第2から第5の実施形態を適用しても、第6の実施形態で説明したスイッチ回路を構成できる。
第2から第5の実施形態を適用しても、第6の実施形態で説明したスイッチ回路を構成できる。
図面中、1、6、8〜11、14、16〜21、24は定電圧電源回路(定電圧電源装置)、2または3は第1電源線、3または2は第2電源線、4は基準電圧回路、5、7、12、15、25は出力回路、13はオペアンプ、D1、D2はダイオード、D3はツェナーダイオード(定電圧回路)、T1〜T5は第1〜第5トランジスタ、T6、T7はトランジスタ(出力トランジスタ)、T8、T9はベース・コレクタ間が接続されたトランジスタまたはゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタ、R1、R2、R3は抵抗、R4は抵抗(電流設定抵抗)、Rsは起動抵抗である。
Claims (9)
- 第1電源線(2,3)と第2電源線(3,2)との間の電圧を降圧して出力端子から定電圧を出力する定電圧電源装置において、
制御端子と第1主端子とが接続された第1トランジスタ(T1)と、
前記第1トランジスタと制御端子同士が接続された第2トランジスタ(T2)と、
前記第1トランジスタの第1主端子と前記第2電源線との間に接続された起動抵抗(Rs)と、
前記第1電源線と前記第1トランジスタの第2主端子との間に接続され、電流を流すことにより基準電圧を生成する基準電圧回路(4)と、
前記第2トランジスタの第1主端子と前記第2電源線との間に接続され、電流を流すことにより定電圧を生成する定電圧回路(D3)と、
一端が前記第2トランジスタの第2主端子に接続された電流設定抵抗(R4)と、
前記第1電源線と前記電流設定抵抗との間に設けられ、制御端子と第1主端子とが前記電流設定抵抗の他端に接続された第3トランジスタ(T3)と、
前記第3トランジスタと制御端子同士が接続された第4トランジスタ(T4)と、
前記第4トランジスタの出力電流を入力し、前記定電圧により定まる電圧で電流を出力する出力回路(5,7,12,15,25)とを備えていることを特徴とする定電圧電源装置。 - 前記第1電源線と前記基準電圧回路との間、前記第1電源線と前記第3トランジスタの第2主端子との間、および前記第1電源線と前記第4トランジスタの第2主端子との間に、互いに電圧降下が等しくなるように抵抗値が設定された抵抗(R1,R2,R3)を備えていることを特徴とする請求項1記載の定電圧電源装置。
- 前記基準電圧回路は、ダイオード(D1,D2)、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタ(T8,T9)およびゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタ(T8,T9)の中から選択した2以上の素子を直列に接続して構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の定電圧電源装置。
- 前記第3、第4トランジスタがバイポーラトランジスタである場合、前記基準電圧回路は、ベース・コレクタ間が接続されたトランジスタを含んでいることを特徴とする請求項3記載の定電圧電源装置。
- 前記第3、第4トランジスタがMOSトランジスタである場合、前記基準電圧回路は、ゲート・ドレイン間が接続されたMOSトランジスタを含んでいることを特徴とする請求項3記載の定電圧電源装置。
- 前記定電圧回路は、ダイオード、ツェナーダイオード(D3)またはバンドギャップリファレンスから構成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の定電圧電源装置。
- 前記出力回路(5,7,25)は、
前記第4トランジスタの第1主端子と前記第2電源線との間に接続され、制御端子に前記定電圧が与えられるエミッタフォロアまたはソースフォロアの第5トランジスタ(T5)と、
前記第1電源線と前記出力端子との間に接続され、前記第5トランジスタの出力電圧を入力とするエミッタフォロアまたはソースフォロアの出力トランジスタ(T6)とを備えていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の定電圧電源装置。 - 前記出力回路(12,15)は、
前記第1電源線と前記出力端子との間に接続された出力トランジスタ(T6,T7)と、
前記第4トランジスタの出力電流を差動対の電流とし、前記定電圧と前記出力端子の電圧が等しくなるように前記出力トランジスタを制御するオペアンプ(13)とを備えていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の定電圧電源装置。 - 前記出力トランジスタは、ダーリントン接続された構成を備えていることを特徴とする請求項7または8記載の定電圧電源装置。
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JP2012280984A JP2014126908A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 定電圧電源装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107066008A (zh) * | 2017-05-23 | 2017-08-18 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | 参考电压产生电路 |
US10082813B1 (en) | 2017-09-13 | 2018-09-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Constant voltage circuit |
US10862293B2 (en) | 2018-07-23 | 2020-12-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle electronic control apparatus |
-
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- 2012-12-25 JP JP2012280984A patent/JP2014126908A/ja active Pending
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CN107066008B (zh) * | 2017-05-23 | 2018-06-26 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | 参考电压产生电路 |
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