JP2014125248A - 包装体の検査システム - Google Patents
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Abstract
【課題】製品が透明な包材で包み込まれた包装体の移送ラインに容易に組込み可能とし、包装体の全数に対し、輪郭を有する包材の検査部位を正確に検査可能とした包装体の検査システムを提供する。
【解決手段】包装体の検査システムは、包装体又はその中間体である検査対象、即ち、中間体Iの移送ラインに規定された検査位置P3と、検査位置P3に中間体Iが到達したとき、中間体Iの検査部位(開封テープの重ね合わせ部位)に対し、検査部位の近傍で且つ検査部位の周囲から検査部位に向けて光をローアングルにて照射するリングライト20と、検査位置P3にて検査部位に正対すべく配置され、検査部位を撮像するカメラ装置28と、カメラ装置28から検査部位の画像を取込み、この画像に基づき検査部位を検査する画像処理装置30と備える。
【選択図】図3
【解決手段】包装体の検査システムは、包装体又はその中間体である検査対象、即ち、中間体Iの移送ラインに規定された検査位置P3と、検査位置P3に中間体Iが到達したとき、中間体Iの検査部位(開封テープの重ね合わせ部位)に対し、検査部位の近傍で且つ検査部位の周囲から検査部位に向けて光をローアングルにて照射するリングライト20と、検査位置P3にて検査部位に正対すべく配置され、検査部位を撮像するカメラ装置28と、カメラ装置28から検査部位の画像を取込み、この画像に基づき検査部位を検査する画像処理装置30と備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、製品を透明な包材で包み込んだ包装体の検査システムに関する。
例えば、この種の包装体としてシガレットパッケージが知られている。このシガレットパッケージは、シガレットを収容したヒンジリッド型の外箱と、この外箱を包み込む包材として透明なフィルムを含み、このフィルムはタブを備えた開封テープを有する。
開封テープは外箱の胴回りに沿い1周以上に亘って延び、タブの近傍にて、開封テープは上下に重なり合う重ね合わせ部位を有する。それ故、外箱がフィルムによって正確に包み込まれていれば、開封テープの重ね合せ部位は開封テープの幅に一致した幅を有する。
開封テープは外箱の胴回りに沿い1周以上に亘って延び、タブの近傍にて、開封テープは上下に重なり合う重ね合わせ部位を有する。それ故、外箱がフィルムによって正確に包み込まれていれば、開封テープの重ね合せ部位は開封テープの幅に一致した幅を有する。
しかしながら、外箱がフィルムによって正確に包み込まれていなければ、開封テープの重ね合わせ部位を形成する上下のテープ部分が正確に合致せず、これらテープ部分間に隙間が発生する。
このような隙間はシガレットパッケージの美観を損なわせることから、隙間を有するシガレットパッケージは不良品として排除されなければならず、また、このためには、製造されたシガレットパッケージの全数に対して開封テープの重ね合わせ部位の検査が必要不可欠となる。
このような隙間はシガレットパッケージの美観を損なわせることから、隙間を有するシガレットパッケージは不良品として排除されなければならず、また、このためには、製造されたシガレットパッケージの全数に対して開封テープの重ね合わせ部位の検査が必要不可欠となる。
しかしながら、開封テープはフィルムと同様に透明であるため、開封テープの視認性は元々低いうえに、外箱の外面に模様や着色が施されていることから、開封テープの視認性は更に低くなる。
一方、透明なフィルムの折り目を光学的に検査する検査装置が知られており、この検査装置は、折り目に向けて光を照射する光源と、折り目からの反射光に基づき、折り目を撮像するカメラとを備えている(特許文献1の図4参照)。特許文献1の場合、折り目の欠陥は、カメラにより撮像して得た折り目の画像を画像処理することで検出される。
一方、透明なフィルムの折り目を光学的に検査する検査装置が知られており、この検査装置は、折り目に向けて光を照射する光源と、折り目からの反射光に基づき、折り目を撮像するカメラとを備えている(特許文献1の図4参照)。特許文献1の場合、折り目の欠陥は、カメラにより撮像して得た折り目の画像を画像処理することで検出される。
上述した特許文献1の検査装置はフィルムにおける折り目、即ち、線状の検査部位の欠陥検出には有効であるが、前述した開封テープの重ね合わせ部位のように輪郭を有す検査部位の欠陥検出には不向きである。
また、特許文献1の検査装置の場合、折り目を有するシガレットパッケージの面と同一のレベルに光源を配置する必要があるから、シガレットパッケージの包装ラインや箱詰めライン等の移送ラインに特許文献1の検査装置を組み込むことは容易ではなく、シガレットパッケージの全数検査は実際上不可能である。
また、特許文献1の検査装置の場合、折り目を有するシガレットパッケージの面と同一のレベルに光源を配置する必要があるから、シガレットパッケージの包装ラインや箱詰めライン等の移送ラインに特許文献1の検査装置を組み込むことは容易ではなく、シガレットパッケージの全数検査は実際上不可能である。
本発明は上述の事情に基づいてなされ、その目的とするところは輪郭を有する検査部位を正確に検査でき、また、包装体の移送ラインへの組込みが容易であり、包装体の全数検査を可能にする包装体の検査システムを提供することにある。
上述の目的は、製品が透明な包材で包み込まれた包装体又はその中間体である検査対象の移送過程にて、輪郭によって特定される包材の検査部位を検査する本発明の検査システムによって達成され、この検査システムは、
前記検査対象の移送ラインに規定された検査位置と、
前記検査位置に到達した前記検査対象の検査部位に対し、前記検査部位の近傍で且つ前記検査部位を囲むべく位置付けられた複数の箇所から前記検査部位に向けて光を照射する光源と、
前記検査位置にて前記検査部位に正対すべく配置され、前記検査部位を撮像するカメラ装置と、
前記カメラ装置から前記検査部位の画像を取込み、この画像に基づき前記検査部位を検査する画像処理装置と
を具備する(請求項1)。
前記検査対象の移送ラインに規定された検査位置と、
前記検査位置に到達した前記検査対象の検査部位に対し、前記検査部位の近傍で且つ前記検査部位を囲むべく位置付けられた複数の箇所から前記検査部位に向けて光を照射する光源と、
前記検査位置にて前記検査部位に正対すべく配置され、前記検査部位を撮像するカメラ装置と、
前記カメラ装置から前記検査部位の画像を取込み、この画像に基づき前記検査部位を検査する画像処理装置と
を具備する(請求項1)。
上述の検査システムによれば、光源は移送ライン中の検査位置にて、包材の検査部位をその周囲からローアングルにて照明し、一方、カメラ装置は、ローアングルにて照明された検査部位の輪郭(エッジ)での拡散反射光に基づき、検査部位の輪郭をカメラ撮像される。このようにて得られた検査部位の撮像画像にはその背景が暗いものの、検査部位の輪郭が際立って出現することから、画像処理装置は撮像画像に基づき、検査部位の検査を実施できる。
本発明の包装体の検査システムは、包装体の移送ラインへの組込みはその検査位置にて包装体の検査部位をローアングルにて照明する光源を配置するだけで済むことから、移送ラインへの組込みが容易となり、また、包装体の全数に対して、その検査部位の検査を実施することができる。
図1を参照すれば、包装体の一例としてシガレットパッケージCPは、シガレットを収容したヒンジリッド型の外箱Bと、この外箱Bを包み込む透明なフィルム(包材)Fとを含み、このフィルムFはタブTbを備えた透明な開封テープTtを有する。図2に示すフィルムFの展開図から明らかなように、フィルムFは矩形をなし、図2でみて、上下方向に離間した一対の端縁Feと、左右に離間した一対の側縁Fsを有する。
このようなフィルムFは、フィルムウエブWの繰出し過程にて、フィルムウエブWを所定の長さ毎に切断することで得られ、ここでの切断はフィルムFの一対の端縁Feを形成し、同時にフィルムFにU字形のタブTbが一体に形成される。この場合、タブTbは図2でみて下側の端縁Feから突出するように形成され、一方、上側の端縁FeにはタブTbに対応したU字形の切欠Uが形成される。なお、タブTbの切断形成に際し、フィルムFは、タブTbの両側縁からフィルムF内にそれぞれ延びる切込みKを有する。
開封テープTtはフィルムFの内面に貼り合わされ、タブTbの先端から切欠Uに至るまで、側縁Fsと平行に延びている。なお、開封テープTtはフィルムウエブWからフィルムFを形成する切断位置よりも上流にて、フィルムウエブWの内面に既に貼り合わされている。
上述したフィルムFは以下の折込み手順を経て外箱Bを包み込む。
先ず、フィルムFは外箱Bの胴回りに沿ってU字形状に巻付けられる(胴巻き)。ここでの胴巻きはフィルムFに一対の胴フラップFfを形成し、これら胴フラップFfは外箱Bの一方の側面Bsから突出する。この後、これら胴フラップFfは側面Bsに向けて順次折り込まれ(胴折り)、側面Bs上にて互いに重ね合わされる。更に、一対の胴フラップFfはヒートシールにより互いに接着される(胴シール)。
先ず、フィルムFは外箱Bの胴回りに沿ってU字形状に巻付けられる(胴巻き)。ここでの胴巻きはフィルムFに一対の胴フラップFfを形成し、これら胴フラップFfは外箱Bの一方の側面Bsから突出する。この後、これら胴フラップFfは側面Bsに向けて順次折り込まれ(胴折り)、側面Bs上にて互いに重ね合わされる。更に、一対の胴フラップFfはヒートシールにより互いに接着される(胴シール)。
図1から明らかなように側面Bs上にて、上側となる胴フラップFfはタブTbを有し、下側の胴フラップFfは切欠Uを有する。開封テープTtはタブTbから切欠Uに亘る領域にて上下に重なり合い、検査部位としての重ね合わせ部位Xを形成し、切欠Uは重ね合わせ部位Xの近傍に位置付けられている。上述したフィルムFの胴巻きから胴折りを経て胴シールに至る胴折込み工程はフィルムFを矩形のチューブに形成し、このチューブは外箱Bの頂面及び底面からそれぞれ突出した矩形の耳を有する。
この後、これら耳はサイド折込み工程を経て図1に示す形態に折り込まれ、外箱Bの頂面及び底面をそれぞれ覆う閉鎖面Efに形成される。なお、図1には外箱Bの頂面を覆う閉鎖面Efのみが示されている。付け加えると、閉鎖面Efは上下に重ね合わされた一対のサイドフラップsfを有し、これらサイドフラップsfはヒートシールにより互いに接着されている。
図3は、シガレットパッケージCPに係る移送ラインの1つである包装ライン10を概略的に示し、この包装ライン10にて、外箱Bに対して上述のフィルム包装が実施される。包装ライン10はその始端に胴折りターレット12を有し、胴折りターレットは外周に複数のポケット(図示しない)を有し、図3でみて反時計方向CCに間欠的に回転される。1つのポケットが受取り位置P1に位置付けられたとき、そのポケットはフィルムFとともに外箱Bを受取り、この際、フィルムFの胴巻きが行なわれる。なお、フィルムF及び外箱Bはそれぞれの供給ライン14,16に沿って受取り位置P1まで供給される。
この後、胴折りターレット12の間欠回転に伴い、フィルムF及び外箱Bを受け取ったポケットは受取り位置P1から排出位置P2に向けて移送され、この移送過程にて、前述した胴折り及び胴シールが順次実施される。この時点にて、前述したフィルムFの胴折込み工程が完了し、外箱Bの回りにてフィルムFが矩形のチューブに形成されたシガレットパッケージCPの中間体Iが得られる。
それ故、中間体Iは前述した開封テープTtの重ね合わせ部位Xを有しており、この重ね合わせ部位X(外箱Bの側面Bs)は胴折りターレット12でみて径方向外側を向いた状態にある。
ポケット、即ち、中間体Iが排出位置P2に到達したとき、中間体Iはプッシャ(図示しない)によりポケットからサイド折込み経路18上に押し出され、このサイド折込み経路18に沿って移送される。ここでの移送過程にて、中間体Iに対して前述したサイド折込み工程が実施され、シガレットパッケージCPの製造が完了する。
ポケット、即ち、中間体Iが排出位置P2に到達したとき、中間体Iはプッシャ(図示しない)によりポケットからサイド折込み経路18上に押し出され、このサイド折込み経路18に沿って移送される。ここでの移送過程にて、中間体Iに対して前述したサイド折込み工程が実施され、シガレットパッケージCPの製造が完了する。
上述した包装ライン10には、本発明の一実施例に係る検査システムが組み込まれており、この検査システムは例えばフィルムFの検査部位として、開封テープTtの重ね合わせ部位Xを検査する。この検査システムに関して以下に詳述する。
検査システムは光源としてのリングライト20を備え、このリングライト20は胴折りターレット12の外周に近接した取付け位置に配置されている。具体的には、リングライト20は胴シールが実施される胴シール位置と排出位置P2との間に規定された検査位置P3に配置され、この検査位置P3に到達した中間体Iを検査対象として、その開封テープTtの重ね合わせ部位Xに光を照射する。また、取付け位置へのリングライト20の取付け構造には取り外しが容易で、且つ、取付け位置へ再取付け時、その取付けの姿勢の再現性に高いものが採用されている。
中間体Iが検査位置P3に位置付けられたとき、図4から明らかなようにリングライト20は、開封テープTtの重ね合わせ部位Xがリングライト20内の中央に位置付けられ且つ重ね合わせ部位Xに可能な限り近接して配置されている。例えば検査位置P3にて、中間体Iとリングライト20との間にはリングライト20が中間体Iの移送を妨げない程度の僅かなギャップ(例えば1〜10mm)が確保されているに過ぎない。
本実施例のリングライト20はその内周面に光出射面20Lを有し、この光出射面20Lは内周面の全周に亘って確保されている。それ故、リングライト20は、重ね合わせ部位Xを囲繞可能な光出射面20Lを有し、この光出射面20Lから重ね合わせ部位X及びその周辺をローアングルにて照明することができる。
具体的には、図5に示されるようにリングライト20はリング形状のアルミ筐体22を含む。このアルミ筐体22はその内周面に周溝24を有し、この周溝24はアルミ筐体22の内周全域に亘って延びている。周溝24内には多数のLED(発光ダイオード)26が配置され、これらLED26はアルミ筐体22の周方向に等間隔を存して分布されている。
一方、検査システムはその前面にレンズ(図示しない)を有したカメラ装置28を更に備え、このカメラ装置28は検査位置P3にて、重ね合わせ部位Xに正対し且つ重ね合わせ部位Xから遠く離れて配置されている。例えば、カメラ装置28はリングライト20から胴折りターレット12の径方向外側に所定の距離(例えば500mm程度)離れている。
リングライト20及びカメラ装置28は画像処理装置30に電気的に接続され、この画像処理装置30は更に、中間体の検出器32、表示装置34及び排除装置36にも電気的に接続されている。
検出器32は検査位置P3に配置され、中間体Iを検出したとき、検出信号を画像処理装置30に送信する。一方、排除装置36は、例えばサイド折込み経路18に規定された排除位置Epに配置され、製造されたシガレットパッケージCPを必要に応じてサイド折込み経路18から排除することができる。なお、排除位置Epは前述のサイド折込み工程が実施される領域よりも下流に規定されている。
検出器32は検査位置P3に配置され、中間体Iを検出したとき、検出信号を画像処理装置30に送信する。一方、排除装置36は、例えばサイド折込み経路18に規定された排除位置Epに配置され、製造されたシガレットパッケージCPを必要に応じてサイド折込み経路18から排除することができる。なお、排除位置Epは前述のサイド折込み工程が実施される領域よりも下流に規定されている。
図6に示されるように画像処理装置30は駆動部としてのドライバ38を含み、このドライバ38は検出器32からの検出信号に基づき、リングライト20及びカメラ装置28の作動を制御する。更に、画像処理装置30は、画像検査部40、トレンド分析部42及び出力部44を更に含み、出力部44は表示装置34及び排除装置36に電気的に接続されている
図7は、画像処理装置30が実施する検査手順のフローチャートを示し、このフローチャートを参照しながら検査手順を以下に説明する。また、ここでの説明により、画像処理装置30における各部の機能も明らかとなる。
先ず、検出器32からの検出信号に基づき、検査位置P3に中間体Iが有るか否かが判別され(ステップS1)、ここでの判別結果が真(Yes)の場合、即ち、検出器32から検出信号が出力されたとき、ステップS2に進む。なお、ステップS1の判別結果が偽(No)である場合、ステップS14に進み、このステップ14にて検査が完了か否かが判別される。ステップS14の判別結果が偽の場合、ステップS1が繰り返して実施され、一方、その判別結果が真の場合、検査手順を終了する。
ステップS2にて、ドライバ38はリングライト20を点灯させる一方、カメラ装置28を作動させる。それ故、リングライト20は検査位置P3にある中間体I、即ち、その開封テープTtの重ね合わせ部位X及びその周辺をローアングルにて照明し、カメラ装置28は照明された重ね合わせ部位X及びその周辺を撮像する。
図8は、リングライト20の働きを説明するための概略図である。
図8から明らかなようにリングラント20は検査部位である重ね合わせ部位Xに近接して配置されているから、リングライト20から出射された照射光L1は重ね合わせ部位Xが配置された中間体Iの面、即ち、外箱Bの側面Bsとほぼ平行となる。それ故、照射光L1が開封テープTtのタブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭(エッジ)にて反射されたとき、正反射光L2は側面Bsとほぼ平行となり、カメラ装置28に向かうことはない。それ故、正反射光L2が重ね合わせ部位X及びその周辺の撮像に寄与することはない。
図8から明らかなようにリングラント20は検査部位である重ね合わせ部位Xに近接して配置されているから、リングライト20から出射された照射光L1は重ね合わせ部位Xが配置された中間体Iの面、即ち、外箱Bの側面Bsとほぼ平行となる。それ故、照射光L1が開封テープTtのタブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭(エッジ)にて反射されたとき、正反射光L2は側面Bsとほぼ平行となり、カメラ装置28に向かうことはない。それ故、正反射光L2が重ね合わせ部位X及びその周辺の撮像に寄与することはない。
しかしながら、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭にて反射された拡散反射光成分や拡散相互反射成分からなる拡散反射光L3はその一部がカメラ装置28に向かうことから、カメラ装置28は拡散反射光L3に基づき、重ね合わせ部位X及びその周辺を撮像することができる。
拡散反射光L3の光強度は正反射光L2の光強度に比べて弱いので、重ね合わせ部位X及びその周辺の画像は全体的に暗い。しかしながら、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭とその暗い背景との間のコントラストの差は大きいことから、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭が背景から明瞭に浮き出すことになり、その輪郭の視認は十分に可能となる。
拡散反射光L3の光強度は正反射光L2の光強度に比べて弱いので、重ね合わせ部位X及びその周辺の画像は全体的に暗い。しかしながら、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭とその暗い背景との間のコントラストの差は大きいことから、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭が背景から明瞭に浮き出すことになり、その輪郭の視認は十分に可能となる。
また、本実施例の場合、リングライト20からカメラ装置28に至る光学系に偏光板や偏光フィルム等を介在させていないので、これら偏光板や偏光フィルムによる照射光L1や拡散反射光L3の吸収が回避され、リングライト20に比較的小型で且つ低出力のものを使用可能となる。
更に、外箱Bの側面Bsに色彩付きの模様や文字が存在し、又は、外箱Bの外表面がフリッカー感等の質感を有していても、これら模様や文字、そして、質感が拡散反射光L3に影響を及ぼすことはない。この結果、カメラ装置28はリングライト20よるローアングル照明の助けを借りることで、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭を明瞭に撮像することができる。
更に、外箱Bの側面Bsに色彩付きの模様や文字が存在し、又は、外箱Bの外表面がフリッカー感等の質感を有していても、これら模様や文字、そして、質感が拡散反射光L3に影響を及ぼすことはない。この結果、カメラ装置28はリングライト20よるローアングル照明の助けを借りることで、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭を明瞭に撮像することができる。
図9は、重ね合わせ部位X及びその周辺の撮像画像Pcを示す。
この撮像画像Pcはドットの分布で表された暗い背景BGと、この背景BGから浮き出すようにして表れるタブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭を含む。また、撮像画像Pcには前述した胴フラップFfの輪郭(Fe)の一部や、切欠Uの輪郭もまた含まれている。更に、側面Bsに例えばA,Bの文字が描かれていれば、これらの文字もまた背景BGに含まれることになる。しかしながら、これら文字は背景BGに紛れ、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭を識別するうえで、悪影響を及ぼすものではない。
この撮像画像Pcはドットの分布で表された暗い背景BGと、この背景BGから浮き出すようにして表れるタブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭を含む。また、撮像画像Pcには前述した胴フラップFfの輪郭(Fe)の一部や、切欠Uの輪郭もまた含まれている。更に、側面Bsに例えばA,Bの文字が描かれていれば、これらの文字もまた背景BGに含まれることになる。しかしながら、これら文字は背景BGに紛れ、タブTbや重ね合わせ部位Xの輪郭を識別するうえで、悪影響を及ぼすものではない。
上述したようにしてカメラ装置28による撮像が完了すると、リングライト20は消灯され、そして、画像処理装置30の画像検査部40はカメラ装置28にて得た撮像画像Pcを取込み(ステップS3)、この撮像画像Pcに基づき、重ね合わせ部位Xの幅を演算する(ステップS4:幅演算部)。
具体的には、ステップS4では、図10に示されるように撮像画像Pc中、タブTbの根元近傍にて重ね合わせ部位Xを横断する第1検査域K1を設定し、この第1検査域K1内での重ね合わせ部位Xの幅Wxを演算する。
具体的には、ステップS4では、図10に示されるように撮像画像Pc中、タブTbの根元近傍にて重ね合わせ部位Xを横断する第1検査域K1を設定し、この第1検査域K1内での重ね合わせ部位Xの幅Wxを演算する。
この後、幅Wxが適合しているか否かが判別される(ステップS5:判別部)。具体的には、幅Wxが開封テープTtの幅Wtに対して下式の関係を満たすか否かが判別される。
Wx≦2・Wt
図10に示された重ね合わせ部位Xの場合、開封テープTtの上下のテープ部分は正確に合致した状態で重なり合っていないが、一部が重なり合っていることから、その重ね合わせ部位Xは適合しているものと判別される。
Wx≦2・Wt
図10に示された重ね合わせ部位Xの場合、開封テープTtの上下のテープ部分は正確に合致した状態で重なり合っていないが、一部が重なり合っていることから、その重ね合わせ部位Xは適合しているものと判別される。
しかしながら、図11に示された重ね合わせ部位Xの場合にあっては、開封テープTtの上下のテープ部分が重なり合うことなく互いに分離していることから、その重ね合わせ部位Xは不適合であると判別される。この場合、ステップS5の判別結果は偽となり、次のステップS6(出力部44))にて排除信号が出力された後、ここではその排除信号に対応した不良の重ね合わせ部位Xに係るデータ(幅Wx)が収集され(ステップS7)、そして、次のステップS12が実施される。これに対し、ステップS5の判別が真の場合、次のステップS8にて良品の重ね合わせ部位Xに係るデータ(幅Wx)が収集される。
この後、画像検査部40は、図12から明らかなように撮像画像Pc中にタブTbに隣接し且つ切欠Uを十分に横断する矩形の第2検査域K2を設定し、この第2検査域K2内がサーチされ(ステップS9)。
ここでサーチの結果、画像検査部40は第2検査域K2内にU字形が有るか否かを判定する(ステップS10:判定部)。ここでの判定結果が偽である場合、つまり、タブTbに隣接して切欠Uが存在しておらず、前述した胴フラップFfの折込みが正常に実施されていない場合には、次のステップS6(出力部44)にて排除信号を出力した後、折込み不良に係るデータが収集され(ステップS7)、次のステップS12が実施される。
ここでサーチの結果、画像検査部40は第2検査域K2内にU字形が有るか否かを判定する(ステップS10:判定部)。ここでの判定結果が偽である場合、つまり、タブTbに隣接して切欠Uが存在しておらず、前述した胴フラップFfの折込みが正常に実施されていない場合には、次のステップS6(出力部44)にて排除信号を出力した後、折込み不良に係るデータが収集され(ステップS7)、次のステップS12が実施される。
一方、ステップS10の判別結果が真の場合、次のステップS11にて折込みに関し良品に係るデータが収集された後、ステップS12が実施される。
ステップS12では収集したデータに基づき、前述した不良データの動向(検査対象の良否に係る動向)、即ち、検査対象の品質に関してのトレンドが分析される(トレンド分析部42)。例えば、ステップS12では検査した中間体I、即ち、シガレットパッケージCPの全数に対する良品率、排除率及び不良率がそれぞれ演算され、更に不良率に関しては不良の程度、つまり、不良の軽重率もまた合わせて分析される。ここで不良の軽重は、前述した幅Wxと2・Wtとの間の偏差の程度に応じて決定される。
ステップS12では収集したデータに基づき、前述した不良データの動向(検査対象の良否に係る動向)、即ち、検査対象の品質に関してのトレンドが分析される(トレンド分析部42)。例えば、ステップS12では検査した中間体I、即ち、シガレットパッケージCPの全数に対する良品率、排除率及び不良率がそれぞれ演算され、更に不良率に関しては不良の程度、つまり、不良の軽重率もまた合わせて分析される。ここで不良の軽重は、前述した幅Wxと2・Wtとの間の偏差の程度に応じて決定される。
ステップS12にて得られた分析結果は出力部44を経て前述の表示装置34に送信され、この表示装置34にて表示される(ステップS13)。具体的には、図13に示されているように表示装置34の表示画面DPには前述の撮像画像Pcに加えて、良品率、排除率、不良率、不良の軽重率のそれぞれが対応するウインドウに表示される。
この後、ステップS14の判別が実施され、ここでの判別が偽の場合、ステップS1以降のステップが繰り返して実施される。
この後、ステップS14の判別が実施され、ここでの判別が偽の場合、ステップS1以降のステップが繰り返して実施される。
一方、ステップS6にて出力部44から排除信号が出力されたとき、前述した排除装置36は不良の重ね合わせ部位Xや不良の折込みを有した不良のシガレットパッケージCPが排除位置Epに到達するタイミングで作動し、不良のシガレットパッケージCPをサイド折込み経路18、即ち、包装ライン10から排除する。
上述の検査手順によれば、製造されるシガレットパッケージCPの全数に対し、開封テープTtにおける重ね合わせ部位Xの検査や、胴フラップFfの折込みの検査が実施され、しかも、重ね合わせ部位Xや胴フラップFfの折込みが不良のシガレットパッケージCPはその包装ライン10から排除されるので、不良のシガレットパッケージCPが市場に出荷される虞はない。
上述の検査手順によれば、製造されるシガレットパッケージCPの全数に対し、開封テープTtにおける重ね合わせ部位Xの検査や、胴フラップFfの折込みの検査が実施され、しかも、重ね合わせ部位Xや胴フラップFfの折込みが不良のシガレットパッケージCPはその包装ライン10から排除されるので、不良のシガレットパッケージCPが市場に出荷される虞はない。
上述の検査を実施するにあたり、本発明の検査システムは、包装ライン10、具体的には胴折りターレット12の近傍にリングライト20を配置するだけで実現可能であるから、シガレットパッケージCPの製造や包装ライン10の清掃作業を阻害することなく包装ライン10への組込みが容易となる。
また、万一、胴折りターレット12にてフィルムFの折込み不良が発生し、この折込み不良の解消にリングライト20が支障となる虞は少なく、たとえ支障になったとしても、リングライト20のみを取り外すだけで折込み不良の解消が可能となる。
また、万一、胴折りターレット12にてフィルムFの折込み不良が発生し、この折込み不良の解消にリングライト20が支障となる虞は少なく、たとえ支障になったとしても、リングライト20のみを取り外すだけで折込み不良の解消が可能となる。
更に、リングライト20は照射対象、即ち、開封テープTtの重ね合わせ部位X及びその周辺に対し、その周囲からローアングルにて光を照射することから、前述したように外箱Bの側面Bsに描かれた模様や文字、これら模様や文字の色彩、又は、外箱Bにおける外表面の質感等に影響を受けることなく、重ね合わせ部位Xや切欠Uの輪郭を規定するエッジのみを際立たせた撮像画像Pcを得ることができる。
それ故、本発明の検査システムによれば、撮像画像Pcに基づき、重ね合わせ部位Xの幅Wxや切欠Uの欠落を正確に求めることができ、不良のシガレットパッケージCPのみの排除が高精度に可能となる。
しかも、本実施例の場合には、トレンド分析(トレンド分析部42、ステップS12)にて、品質に係るトレンド、即ち、良品率、排除率、不良率及び不良の軽重率等が表示装置34にて表示されることから、包装ライン10に加えた改良の効果をトレンド表示から容易に把握することができる。
しかも、本実施例の場合には、トレンド分析(トレンド分析部42、ステップS12)にて、品質に係るトレンド、即ち、良品率、排除率、不良率及び不良の軽重率等が表示装置34にて表示されることから、包装ライン10に加えた改良の効果をトレンド表示から容易に把握することができる。
本発明は上述の一実施例に節約されるものではなく種々の変形が可能である。
例えば、光源は一体構造のリングライト20に限らず、複数の発光器を含み、これら発光器が開封テープTtの重ね合わせ部位X及びその周辺を囲繞する囲繞ライン上に間隔を存して配置されたものであってもよい。
例えば、光源は一体構造のリングライト20に限らず、複数の発光器を含み、これら発光器が開封テープTtの重ね合わせ部位X及びその周辺を囲繞する囲繞ライン上に間隔を存して配置されたものであってもよい。
また、光源(リングライト20)は胴折りターレット12に限らず、シガレットパッケージCPを検査対象とし、シガレットパッケージCPを箱に詰め込む移送ラインとしての箱詰めライン(図示しない)に配置されてもよい。この場合にも、光源は上述の囲繞ラインから開封テープTtの重ね合わせ部位X及びその周辺に向けて光をローアングルにて照射すべく配置されることは言うまでもない。更に、本発明の検査システムは、開封テープTtにおける重ね合わせ部位Xの幅Wxや切欠Uの有無に加えて、タブTbの位置や長さ等を検査対象に加えることもできる。
10 包装ライン(移送ライン)
12 胴折りターレット
20 リングライト(光源)
30 画像処理装置
32 検出器
34 表示装置
36 排除装置
38 ドライバ(駆動部)
40 画像検査部
42 トレンド分析部
44 出力部
B 外箱(製品)
F フィルム(包材)
Tt 開封テープ
Tb タブ
U 切欠
X 重ね合わせ部位
12 胴折りターレット
20 リングライト(光源)
30 画像処理装置
32 検出器
34 表示装置
36 排除装置
38 ドライバ(駆動部)
40 画像検査部
42 トレンド分析部
44 出力部
B 外箱(製品)
F フィルム(包材)
Tt 開封テープ
Tb タブ
U 切欠
X 重ね合わせ部位
Claims (9)
- 製品が透明な包材で包み込まれた包装体又はその中間体である検査対象の移送過程にて、輪郭によって特定される前記包材の検査部位を検査する包装体の検査システムであって、
前記検査対象の移送ラインに規定された検査位置と、
前記検査位置に到達した前記検査対象の検査部位に対し、前記検査部位の近傍で且つ前記検査部位を囲むべく位置付けられた複数の箇所から前記検査部位に向けて光を照射する光源と、
前記検査位置にて前記検査部位に正対すべく配置され、前記検査部位を撮像するカメラ装置と、
前記カメラ装置から前記検査部位の画像を取込み、この画像に基づき前記検査部位を検査する画像処理装置と
を具備したことを特徴とする包装体の検査システム。 - 前記包材はタブを備えた透明な開封テープを含み、
前記検査部位は前記タブ近傍での前記開封テープの重ね合わせ部位を含むことを特徴とする請求項1に記載の包装体の検査システム。 - 前記画像処理装置は画像検査部を含み、
前記画像検査部は、前記重ね合わせ部位の幅を演算する幅演算部と、この幅演算部にて得られた前記幅が許容範囲にあるか否かを判別する判別部とを有することを特徴とする請求項2に記載の包装体の検査システム。 - 前記画像処理装置は、
前記判別部にて前記重ね合わせ部位の幅が許容範囲外にある不良の検査対象を検出したとき、この不良の検査対象に対する排除信号を出力する出力部を更に含み、
前記検査システムは、
前記出力部からの前記排除信号を受け、前記移送ラインから前記不良の検査対象を排除する排除装置を更に具備することを特徴とする請求項3に記載の包装体の検査システム。 - 前記画像処理装置は、
前記判別部にて得られた結果に基づき、検査対象の良否に係る動向を分析するトレンド分析部と、
前記トレンド分析部にて得られた分析結果を出力する出力部と
を含み、
前記検査システムは、
前記トレンド分析部からの前記分析結果を表示する表示装置を更に具備することを特徴とする請求項3又は4に記載の包装体の検査システム。 - 前記包材は前記タブの形成に伴って得られ且つ前記包装体でみて前記タブの近傍に位置付けられる切欠を更に含み、
前記検査部位は前記切欠を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の包装体の検査システム。 - 前記画像処理装置は、前記切欠の有無を判定する判定部を更に含み、
前記出力部は、前記判定部にて前記切欠が無いと判定されたとき、排除信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の包装体の検査システム。 - 前記光源はリングライトを含むことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の包装体の検査システム。
- 前記検査システムは、前記検査位置に前記検査対象が到達したとき、前記検査対象を検出し、検出信号を出力する検出器を更に具備し、
前記画像処理装置は、前記検出器からの検出信号に基づき、前記光源を点灯させる駆動部を更に含むことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の包装体の検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012284890A JP2014125248A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 包装体の検査システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014125248A true JP2014125248A (ja) | 2014-07-07 |
Family
ID=51405067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012284890A Pending JP2014125248A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 包装体の検査システム |
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JP (1) | JP2014125248A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013702A1 (ko) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 엘지전자 주식회사 | 포장된 식품의 개봉여부 판단 및 개봉시간과 관련된 정보를 제공하는 착용형 디바이스 및 제어 방법 |
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-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012284890A patent/JP2014125248A/ja active Pending
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