JP2003153679A - フィルタシガレット束の検査装置 - Google Patents

フィルタシガレット束の検査装置

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JP2003153679A
JP2003153679A JP2001354849A JP2001354849A JP2003153679A JP 2003153679 A JP2003153679 A JP 2003153679A JP 2001354849 A JP2001354849 A JP 2001354849A JP 2001354849 A JP2001354849 A JP 2001354849A JP 2003153679 A JP2003153679 A JP 2003153679A
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turret
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Junichi Ikeda
順一 池田
Toshio Aizawa
敏雄 相澤
Yuichi Watanabe
友一 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シガレットパックの製造過程にて、フィルタ
シガレット束の検査を画像処理に基づき、正確且つ容易
に行うことができる検査装置を提供する。 【解決手段】 フィルタシガレット束の検査装置は、包
装ターレット12の包装アーバ14が排出位置の直前位
置に到達したとき、包装アーバ14内のシガレット束B
のフィルタ側端面を青色光にて照らすリングライト52
と、反射ミラー80を介してフィルタ側端面を撮像する
CCDカメラ86と、CCDカメラ86にて撮像したフ
ィルタ側端面の画像を処理し、フィルタ側端面の良否を
判定する画像処理ユニット118とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタシガレッ
トのパックを製造する過程にて、フィルタシガレット束
を検査する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタシガレット包装機は一般的に、
20本のフィルタシガレットからなる俵積み状態のシガ
レット束を先ず包材により包込んで包か詰品とした後、
この包か詰品をさらに上包みフィルムにより包込んでパ
ックを製造する。このようなパックの製造過程では、そ
の品質の安定化を図るために種々の検査が実施され、そ
の検査の1つにシガレット束におけるフィルタ側端面の
端面検査がある。この端面検査では、シガレット束中で
のフィルタシガレットの本数や逆向きフィルタシガレッ
ト、そして、吸い口端面の汚れ等が検査され、この検査
はシガレット束のフィルタ側端面をカメラにより撮像し
て得た撮像画像を処理することで実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、前述した端面検
査は、そのシガレット束が包材に包込まれる前の段階
で、シガレット束のフィルタ側端面をカメラより撮像し
ているが、しかしながら、この段階でのシガレット束は
その個々のフィルタシガレットの吸い口端面が同一の面
内に完全に揃っておらず、しかも、シガレット束間での
フィルタシガレット相互の密着状態にもばらつきがあ
る。
【0004】このため、上述した段階にて得られたフィ
ルタ側端面の撮像画像は、個々のシガレット束間にて、
個々の吸い口端面の鮮明度や、隣接する吸い口端面間の
隙間面積が変動しているため、前述の検査を実施するう
えでの画像処理が難しく、フィルタ側端面の正確な検査
が行えない。本発明は上述の事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは画像処理が容易となり、
シガレット束のフィルタ側端面を正確かつ確実に検査す
ることができるフィルタシガレット束検査装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のフィルタシガレット束の検査装置(請求項
1)は、包装機内のシガレット束の搬送経路中、包材に
よる包込みプロセスのうち、フィルタ側端面を密封する
前記包材の口折りが残された状態にある包か詰品の搬送
領域に配置され、包か詰品がその搬送領域内の撮像位置
に位置付けられたとき、そのフィルタ側端面の撮像画像
を出力する撮像手段と、撮像手段により得た撮像画像の
処理に基づき、フィルタ側端面の良否を判定する判定手
段とを備えている。
【0006】上述の検査装置によれば、撮像手段がシガ
レット束のフィルタ側端面を撮像する際、シガレット束
はそのフィルタ側端面を残して包材により包込まれた状
態、つまり、実質的に包か詰品となった状態にあるの
で、この時点でのシガレット束は個々のフィルタシガレ
ットの吸い口端面が同一面にて揃い、しかも、シガレッ
ト束内でのフィルタシガレット相互の密着状態も一定で
ある。したがって、撮像手段により得られた撮像画像
は、シガレット束におけるフィルタシガレットの集積状
態に影響を受けることがなく、判定手段での画像処理が
容易となる。この結果、シガレット束中のフィルタシガ
レットの本数や逆向きフィルタシガレット、そして、吸
い口端面の汚れ等が正確かつ確実に検出される。
【0007】搬送経路に介挿され、包材の口折りを残し
て包か詰品を形成する包装ターレットと、包装ターレッ
トの直下流に設けられ、包装ターレットから包か詰品を
受取り、包材の口折りを行ってフィルタ側端面を密封す
る口折りターレットとを備えた包装機の場合、撮像手段
は、包か詰品が包装ターレットから口折りターレットに
移送される直前位置を撮像位置として、フィルタ側端面
を撮像することができる(請求項2)。
【0008】この場合、検査装置は、包材によるシガレ
ット束の包込みが完成する直前でのフィルタ側端面を撮
像して検査するから、検査後に吸い口端面が汚れる可能
性は殆どない。具体的には、撮像手段は、撮像位置にあ
る包か詰品に向けて青色光を出射し、そのシガレット束
のフィルタ側端面を照明する光源を含むことができる
(請求項3)。
【0009】光源からの青色光は、フィルタシガレット
の刻たばこの色やフィルタ側端面に付着する黄色や茶色
系の汚れと補色関係にあり、逆さのフィルタシガレット
やフィルタ側端面の汚れを確実に検出可能となる。具体
的には、光源は青色発光ダイオードを内蔵したリングラ
イトであるのが好ましく、この場合、撮像手段はリング
ライトの後方に配置したミラーを介してフィルタ側端面
を撮像するカメラを含むことができる。このようにフィ
ルタ側端面をミラーにて反射させれば、任意の方向から
フィルタ側端面の撮像が可能となり、カメラの配置が容
易となる。
【0010】また、リングライト内の発光ダイオードは
圧縮空気の供給を受けて空冷されているのが好ましく、
また、ミラーなどの光学系もまた圧縮空気の供給を受け
ることで、粉塵の堆積を避けることができる。さらに、
判定手段は、光源により照射されたフィルタ側端面の照
度を測定する測定手段と、測定した照度に基づき、フィ
ルタ側端面の良否判定のための閾値を変更する変更手段
とを含むことができる(請求項4)。
【0011】この場合、フィルタ側端面の照度が光源の
汚れや劣化等により低下しても、この照度低下が閾値の
変更により補償され、フィルタ側端面の良否判定を高精
度に行うことが可能となる。また、フィルタ側端面を照
明する光源の照明強度もまた、フィルタ側端面の照度に
基づき調整されるのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、フィルタシガレットのパ
ック包装機、たとえばそのソフトパック包装機を概略的
に示す。ソフトパック包装機は図1中右方から左方に延
びる搬送経路を備え、搬送経路の右端側部分はポケット
コンベア2として構成されている。ポケットコンベア2
は多数の集積ポケット4を有し、これら集積ポケット4
は搬送方向に一定の間隔を存して並び、図1でみて左方
に間欠的に搬送される。ポケットコンベア2の右端部に
は3つのホッパ6が搬送方向に並んで配置され、これら
ホッパ6は所定本数ずつのフィルタシガレットをその向
きを揃えた状態で、集積ポケット4に順次供給する。よ
り詳しくは、集積ポケット4はホッパ6の下方に順次位
置付けられる度に、各ホッパ6から7本,6本、そし
て、7本のフィルタシガレットの供給を受け、これによ
り、3つのホッパ6を通過した集積ポケット4内には合
計20本のフィルタシガレットを俵積み状態にしたシガ
レット束が形成される。
【0013】ポケットコンベア2の左端近傍には圧搾タ
ーレット8が設けられ、圧搾ターレット8はその外周に
複数の圧搾ポケット10を有する。これら圧搾ポケット
10は圧搾ターレット8の周方向に等間隔を存して配置
され、図1でみて反時計方向への圧搾ターレット8の間
欠回転に伴い、ポケットコンベア2側の受取り位置に順
次位置付けられる。受取り位置にて、圧搾ポケット10
はポケットコンベア2の右端に到達した集積ポケット4
に合致し、この際、集積ポケット4から圧搾ポケット1
0に向けてシガレット束が押出されることで、シガレッ
ト束は圧搾ポケット10に受取られる。この後、圧搾タ
ーレット8のさらなる間欠回転に伴い、シガレット束を
受取った圧搾ポケット10は受取り位置から排出位置に
向けて移動し、この移動過程にて、圧搾ポケット10は
受取ったシガレット束を圧搾し、シガレット束内の個々
のフィルタシガレット相互をしっかりと密着させた俵積
み状態に成形する。
【0014】圧搾ターレット8の近傍には包装ターレッ
ト12が設けられ、包装ターレット12はその外周に複
数の包装アーバ14を有する。これら包装アーバ14は
横向きの中空矩形筒からなり、包装アーバ14は包装タ
ーレット12の周方向に等間隔を存して配置されてい
る。包装ターレット12は図1でみて時計方向に間欠的
に回転し、この間欠回転に伴い、各包装アーバ14は包
装ターレット12を時計盤としてみたとき、1時から1
2時位置に順次位置付けられる。
【0015】包装アーバ14が12時位置にあるとき、
その包装アーバ14に対して内側包材S1が上方から供
給され、なお、内側包材S1は、繰出されてくるウエブ
W1を所定の長さ毎に切断して得られ、ウエブW1はその
表面にアルミコーティングされている。包装ターレット
12の間欠回転に伴い、包装アーバ14が12時位置か
ら1時位置に移動されると、包装アーバ14は内側包材
S1を胴折りし、これにより、内側包材S1が包装アーバ
14に巻付けられる。この後、包装アーバ14が1時位
置から2時位置に移動されると、この移動過程若しくは
2時位置にて内側包材S1の底折りがなされ、包装アー
バ14の一端開口は内側包材S1により閉じられる。
【0016】さらに、包装アーバ14が2時位置から3
時位置に移動されると、包装アーバ14の他端開口は、
圧搾ターレット8の排出位置にある圧搾ポケット10に
合致し、この際、圧搾ポケット10内のシガレット束が
包装アーバ14に向けて押出され、シガレット束はシガ
レット側を先頭にして、包装アーバ14内にその他端開
口を通じて押込められる。ここで、前述の底折りにより
形成された内側包材S1の底壁は平坦な底折りガイド
(図示しない)に保持された状態にあり、シガレット束
は内側包材S1の底壁を介し、底折りガイドに当接する
まで押込められる。したがって、包装アーバ14内に押
込められたシガレット束はそのフィルタシガレットの吸
い口端面が同一面にて揃った状態にある。
【0017】一方、3時位置には外側包材S2が水平方
向から供給されており、外側包材S2は、繰出されてく
る紙製のウエブW2を所定の長さ毎に切断して得られ
る。なお、外側包材S2はその表面にシガレット束の銘
柄を表す絵柄等が印刷されている。それゆえ、包装アー
バ14が3時位置から4時位置に移動されると、外側包
材S2は内側包材S1を介して包装アーバ14の回りに胴
折りされる。この後、包装アーバ14が4時位置から5
時位置に移動する過程および5時位置にて、外側包材S
2の胴折りにより形成した胴フラップの折込み接着、そ
して、外側包材S2の底折り接着が行われ、これによ
り、包装アーバ14を介して内側および外側包材S1,
S2からなる包材によりシガレット束を包込んだ包か詰
品が形成され、この時点での包か詰品は包装アーバ14
の他端開口側のみ、つまり、シガレット束のフィルタ側
端面のみが開かれた状態にある。なお、フィルタ側端面
の内側包材S1の開口縁は外側包材S2から突出した状態
にある。
【0018】この後、包装ターレット12の間欠回転に
伴い、包か詰品は包装アーバ14とともに11時位置に
ある排出位置に向けて移動される。包装ターレット12
の近傍には口折りターレット16が設けられており、口
折りターレット16もまたその外周に複数のポケット1
8を有する。これらポケット18は口折りターレット1
6の周方向に等間隔を存して配置され、口折りターレッ
ト16が図1でみて反時計方向に間欠回転されるに伴
い、排出位置にある包装ターレット12の包装アーバ1
4に順次合致する。この時点で、排出位置にある包装ア
ーバ14内のシガレット束はそのフィルタ側端面がプッ
シャにより押圧されることで、包装アーバ14の一端開
口から内側および外側包材S1,S2を伴って排出され、
これにより、包か詰品Pが口折りターレット16のポケ
ット18内に受取られることになる。この後、ポケット
18内の包か詰品Pは口折りターレット16の間欠回転
に伴って移動し、この移動過程にて、シガレット束のフ
ィルタ側端面から突出した内側包材S1の部分がフィル
タ側端面に向けて耳折りされ、そして、この耳折りによ
り形成された一対のフラップが順次フィルタ側端面に折
込まれることで、包か詰品Pのフィルタ側端面は内側包
材S1により完全に閉じられ、この時点で、包か詰品P
は完成する。
【0019】この後、包か詰品Pは口折りターレット1
6から、その外周にポケット22を有する反転ターレッ
ト20を経てベルトコンベア24に供給され、このベル
トコンベア24上を水平方向に搬送される。この搬送過
程にて、シールドラム26は包か詰品Pにおけるフィル
タ側端面の閉込み面に封緘シール(図示しない)を貼付
ける。
【0020】ベルトコンベア24の終端に到達した包か
詰品Pはエレベータ28を介して集積ホッパ30に送込
まれ、そして、集積コンベア30から水平なコンベア3
2を経て堆積ホッパ34に供給される。コンベア32の
途中には排除装置(図示しない)が配置されており、こ
の排除装置は後述するシガレット束の検査装置にて、包
か詰品Pが不良であると判定されたとき、その不良の包
か詰品Pをコンベア32上から排除する。
【0021】さらに、包か詰品Pは堆積ホッパ34の下
端からベルトコンベア36に供給され、このベルトコン
ベア36上を搬送される。なお、ベルトコンベア36の
直上の補給ホッパ38は必要に応じて、ベルトコンベア
36に包か詰品Pを補給することができる。ベルトコン
ベア36の終端に到達した包か詰品Pはエレベータ40
により上昇された後、上包みフィルムFとともに胴折り
ターレット42のポケット内に押込みプッシャ(図示し
ない)を介して押込まれる。なお、上包みフィルムF
は、繰出されてくるウエブW3を所定長さ毎に切断して
得られ、エレベータ40と胴折りターレット42との間
に順次供給される。
【0022】胴折りターレット42への押込みに伴い、
上包みフィルムFは包か詰品Pの回りに胴折りされ、こ
の後の胴折りターレット42の間欠回転に伴い、上包み
フィルムFの胴フラップ折りおよび胴シールが順次実施
される。さらに、包か詰品Pは胴折りターレット42か
らサイド折りターレット44のポケットに排出プッシャ
(図示しない)を介して押込まれ、サイド折りターレッ
ト44の間欠回転に伴い移動される。胴折りターレット
42からサイド折りターレット44への包か詰品Pの押
込み時や、サイド折りターレット44上での包か詰品P
の移動過程にて、胴折りシール後の上包みフィルムFは
包か詰品Pの両側面に対し、その耳折り、サイドフラッ
プ折り、サイドシールおよび外観検査がそれぞれ実施さ
れ、これにより、フィルタシガレットを包み込んだソフ
トパックSPが完成する。この後、ソフトパックSPは
サイド折りターレット44からのコンベア46上に供給
され、このコンベア46上を次の工程に向けて搬送され
る。なお、サイド折りターレット44内での外観検査に
て、ソフトパックSPの不良が検出されると、不良のソ
フトパックSPはコンベア46上から排除装置(図示し
ない)により排除される。
【0023】上述したソフトパック製造機において、前
述したシガレット束の検査装置は包装ターレット12の
近傍に配置されている。より詳しくは、図2に示される
ように、検査装置50は包装ターレット12の排出位置
の直前位置、すなわち、その回転方向でみて10時の位
置に配置されている。したがって、包装ターレット12
の間欠回転に伴い、シガレット束を収容した包装アーバ
14は検査装置50を順次通過する。なお、図2中、包
装アーバ14内のシガレット束は参照符号Bで示され、
また、包装アーバ14を囲んだ内側および外側包材S
1,S2は参照符号Sとして纏めて示されている。
【0024】なお、排出位置にある包装アーバ14内の
シガレット束Bはその包材Sとともに、前述した口折り
ターレット16のポケット18内にすでに押出された後
であり、それゆえ、排出位置の包装アーバ14は空とな
っている。検査装置50は図2でみて包装ターレット2
の背面側、つまり、口折りターレット16とは反対側に
配置され、包装アーバ14の移動経路の近傍にて、包装
アーバ14の他端開口と対向可能なリングライト52を
備えている。このリングライト52は包装アーバ14が
10時の位置に到達したとき、その包装アーバ14内の
シガレット束Bのフィルタ側端面、つまり、図3に示さ
れるように各フィルタシガレットFCにおける吸い口端
面を均一に照らし、ここで、各吸い口端面は前述したよ
うに圧搾ターレット8から包装ターレット12への押込
みにより同一の面内に揃った状態にある。
【0025】より詳しくは、リングライト52は両端が
開口した円形のライトハウジング内に多数の青色の発光
ダイオード(LED)56を有し、これら発光ダイオード5
6は青色光を出射する。これら発光ダイオード56はラ
イトハウジングの内周面に沿って2列の環状に配置さ
れ、その発光軸線は包装ターレット12側に位置するラ
イトハウジングの一端開口側に向けられている。さら
に、ライトハウジングの一端開口部は円形のランプシェ
ード54に嵌合され、このランプシェード54は放熱効
果に優れた比熱の小さい材料、たとえばアルミニウムか
らなっている。
【0026】図4から明らかなように、リングライト5
2におけるライトハウジングの他端開口部は板状のライ
トホルダ60の一端に支持され、ライトホルダ60の他
端はホルダプレート62の一端部に取付けねじ64を介
して取付けられている。これらライトホルダ60および
ホルダプレート62は包装ターレット12の回転面と平
行な面内を延び、そして、ホルダプレート62の他端は
ブラケット66を介してスタンド68に連結されてい
る。スタンド68はベースプレート70から立設され、
このベースプレート70は包装ターレット12の回転面
と平行にしてリングライト52側に延びている。
【0027】リングライト52側に位置するベースプレ
ート70の一端はヒンジホルダ72を介して、ソフトパ
ック製造機のフレーム側の取付け面74に固定され、一
方、ベースプレート70の他端はスペーサ部材76を介
して取付け面74に取付けられている。したがって、ベ
ースプレート70は包装ターレット12の回転面と平行
に維持されている。
【0028】ベースプレート70の一端部には中空のミ
ラーホルダ78が取付けられており、ミラーホルダ78
はリングライト52の直後方に配置されている。つま
り、ミラーホルダ78は包装ターレット12の包装アー
バ14が10時の位置に位置付けられたとき、この包装
アーバ14、リングライト52およびミラーホルダ78
は包装ターレット12の径方向に一線状に並ぶことにな
る。
【0029】ミラーホルダ78はリングライト52側の
端面が開口し、この開口はアクリル樹脂からなる透明カ
バー58により覆われている。ミラーホルダ78内には
反射ミラー80が収容され、この反射ミラー80は包装
ターレット12の回転面に対して45°傾斜し、包装ア
ーバ14が10時の位置に位置付けられたとき、その包
装アーバ14内のシガレット束Bのフィルタ側端面を包
装アーバ14の輪郭とともに映出し、包装アーバ14の
輪郭を含むフィルタ側端面の反射像をベースプレート7
0の他端側に導く。
【0030】ミラーホルダ78のベースプレート70の
他端側の端部にはアダプタ81およびレンズホルダ82
が順次連結されている。アダプタ81はミラーホルダ7
8内に連通する中空の円筒状をなし、その外周壁には複
数の空気逃がし口83が形成されている。また、レンズ
ホルダ82もまた中空の円筒状をなし、その内部にはア
ダプタ81側にレンズ84が装着されている。さらに、
レンズホルダ82にはCCDカメラ86が連なってお
り、このCCDカメラ86は反射ミラー80からレンズ
84を通じて導かれる反射像、つまり、包装アーバ14
の輪郭を含むシガレット束Bのフィルタ側端面を撮像
し、その撮像画像はケーブル88を介して画像処理ユニ
ットに供給される。また、前述したリングライト52か
らは、各発光ダイオード56への給電ケーブル90が延
び、この給電ケーブル90もまた画像処理ユニットに電
気的に接続されている。
【0031】なお、CCDカメラ86はベースプレート
70に取付部材87を介して取付けられており、そし
て、ベースプレート70の両側にはミラーホルダ78か
らCCDカメラ86に至る領域を覆うカバー89(2点
鎖線参照)がそれぞれ設けられている。また、図4に
は、排出位置にある包装アーバ14内のシガレット束B
をその包材Sとともに口折りターレット16のポケット
18に向けて排出する排出プッシャ92もまた示されて
いる。
【0032】一方、リングライト52のランプシェード
54には一対のチューブコネクタ94が備えられ、そし
て、ミラーホルダ78には1個のチューブコネクタ96
が備えられている。より詳しくは、チューブコネクタ9
4はランプシェード54の直径方向に離間して配置さ
れ、チューブコネクタ96は反射ミラー80の背面に対
向するように配置されている。
【0033】さらに、図5に示されているようにミラー
ホルダ78の透明カバー58の近傍にはエアノズル77
が配置されており、このエアノズル77は透明カバー5
8の一側縁に沿って延びるスリット状のエア吹き出し口
79(図6参照)を有している。そして、エアノズル7
9の両端には一対のチューブコネクタ85がそれぞれ備
えられている。
【0034】図6に示されているようにリングライト5
2側の一対のチューブコネクタ94からはチューブ98
がそれぞれ延び、これらチューブ98は分岐ジョイント
100を介して1本のチューブ102に接続されてい
る。チューブ102は集合コネクタ104に接続される
一方、その途中には絞り弁106が介挿されている。ま
た、ミラーホルダ78のチューブコネクタ96からはチ
ューブ108が延び、このチューブ108もまた分岐ジ
ョイント103及びチューブ105を介して集合コネク
タ104に接続され、そして、チューブ108の途中に
も絞り弁106が介挿されている。
【0035】さらに、エアノズル77の一対のチューブ
コネクタ85からはチューブ107がそれぞれ延び、こ
れらチューブ107は分岐ジョイント109を介してチ
ューブ111に接続されている。このチューブ111は
前記分岐ジョイント103に接続され、その途中に絞り
弁106が介挿されている。集合コネクタ104は調圧
器110、フィルタ112および手動弁114を介して
供給チューブ116に接続され、この供給チューブ11
6が圧縮空気源に接続されている。
【0036】リングライト52、ミラーホルダ78およ
びエアノズル77のそれぞれは上述したエア経路を介し
て圧縮空気源に接続されているので、リングライト52
側の一対のチューブコネクタ94はリングライト52の
ランプシェード54とインナシェード55との間のラン
プ室内に圧縮空気を噴出することができる。このように
してランプ室内に噴出された圧縮空気は、発光ダイオー
ド56を冷却した後、インナシェード55とライトホル
ダ60との間の隙間を通じ、リングライト52の両端側
からそれぞれ排出される。より詳しくは、前述したイン
ナシェード55は透明材料からなるフランジ付きの中空
円筒形状をなし、ランプシェード54との間にて発光ダ
イオード56のためのランプ室を形成している。この結
果、発光ダイオード56の過熱が防止されるばかりでな
く、ランプ室内への粉塵の侵入および堆積が防止され
る。
【0037】一方、ミラーホルダ78内にそのチューブ
コネクタ96から噴出された圧縮空気は、反射ミラー8
0およびレンズ84の外面に沿って流れた後、ミラーホ
ルダ78から排出され、反射ミラー80の背面側からレ
ンズ84に向けて流れた後、前述したアダプタ81の空
気逃がし口83からミラーホルダ78の外側に排出され
る。このようなミラーホルダ78内での空気の流れは、
反射ミラー80の反射面やレンズ80への粉塵の堆積を
防止する。また、ミラーホルダ78のリングライト52
側の開口は透明カバー58により覆われているので、こ
の透明カバー58はミラーホルダ78内への粉塵の侵入
を阻止する。
【0038】さらに、前述したエアノズル77内にその
一対のチューブコネクタ85から圧縮空気が供給される
と、この圧縮空気はエアノズル77のエア吹き出し口7
9から透明カバー58の外面に沿って吹き出され(図5
参照)、このような空気の吹き出しは透明カバー58外
面への粉塵の付着を確実に防止する。図7は前述した画
像処理ユニット118の概略的な機能ブロック図を示
す。
【0039】画像処理ユニット118は入力インタフェ
ース120を備え、この入力インタフェース120は外
部のCCDカメラ86および電源にそれぞれ接続される
一方、照度測定回路122、照度調整回路124および
判定回路126に接続されている。照度測定回路122
は照度調整回路124および判定回路126にそれぞれ
接続され、その出力を照度調整回路124および判定回
路126に供給することができる。そして、照度調整回
路124は出力インタフェース128を介してリングラ
イト52の発光ダイオード56に接続され、判定回路1
26は出力インタフェース128を介して前述した排除
信号を出力可能となっている。
【0040】図8は照度測定回路122および照度調整
回路124の働きを説明する照度調整ルーチンを示す。
この照度調整ルーチンでは先ず、CCDカメラ86から
の撮像データに基づき、リングライト52からの照明光
により照らされたシガレット束Bのフィルタ側端面の照
度、すなわち、端面照度が照度測定回路122により測
定され(ステップS1)、そして、測定した端面照度が
適正範囲にあるか否かが判別される(ステップS2)。
ここでの判別結果が真(Yes)の場合、ステップS1以降
が繰返して実施される。
【0041】一方、ステップS2の判別結果が偽(No)の
場合、照度測定回路122は、測定した端面照度とその
適正範囲との間の偏差に基づいた指令信号を照度調整回
路124に供給し、照度調整回路124は前記指令信号
に基づき、リングライト52の発光ダイオード56への
給電量、つまり、リングライト52の光度を調整する
(ステップS3)。
【0042】したがって、上述の照度調整ルーチンが繰
返して実施されることにより、ソフトパック製造機の始
動時や運転中、リングライト52内の発光ダイオード5
6の温度変化に起因し、発光ダイオード56の発光能力
が変動しても、リングライト52の光度を安定させるこ
とができる。この結果、CCDカメラ86はシガレット
束Bのフィルタ側端面を常時明瞭に撮像でき、この撮像
画像を判定回路126に供給することができる。
【0043】図9は判定回路126の働きを説明する不
良品判定ルーチンを示す。この不良判定ルーチンでは先
ず、前述した照度測定回路124にて測定した端面照度
が取り込まれ(ステップS8)、そして、端面照度に基
づき、後述する2値化閾値が変更、つまり、設定される
(ステップS9)。具体的には、2値化閾値は端面照度
の低下に伴い減少される。
【0044】この後、CCDカメラ86からの撮像画像
が取込まれ(ステップS10)、この取込み画像から包
装アーバ14の内周壁を輪郭とした画像が抽出される
(ステップS11)。そして、抽出画像中の全画素をそ
の輝度と設定された2値化閾値との比較に基づき「明」
または「暗」の画素に分類して、全画素を二値化処理す
る(ステップS12)。
【0045】この後、抽出画像から「明」の画素数Nが
集計され(ステップS13)、画素数Nが許容範囲内に
あるか否かが判別される(ステップS14)。ここで、
「明」の画素数Nはシガレット束Bにおける全吸い口端
面の総面積に相当するものとなるから、「明」の画素数
Nと許容範囲とを比較することで、シガレット束B中の
フィルタシガレットの本数不足や逆さフィルタシガレッ
トの有無、そして、吸い口端面の汚れ等の欠陥を検出す
ることができる。
【0046】ここで、リングライト52、すなわち、発
光ダイオード56からは青色光が出射されているので、
これら青色光は、フィルタシガレットの刻たばこの色や
黄色および茶色系の汚れと補色関係にあるので、逆さの
フィルタシガレットや吸い口端面の汚れの識別が容易と
なる。また、発光ダイオード56は蛍光灯などの光源に
比べ、周囲の温度変化による悪影響を受け難いので、温
度の低下が著しい冬季等でのソフトパック包装機の始動
時にも、上述した検査装置50はその機能を有効に発揮
することができる。
【0047】さらに、青色発光ダイオード56の代わり
に白色発光ダイオードの使用もまた可能であるが、青色
発光ダイオード56は白色発光ダイオードに比べても周
囲の温度変化に対して、その依存性が少なく、この種の
検査装置50の光源として頗る好適したものとなる。さ
らにまた、抽出画像の全画素を2値化処理する際、その
2値化閾値はフィルタ側端面の照度に応じて変更されて
いるので、フィルタ側端面の照度、つまり、個々の画素
の輝度がたとえリングライト52が汚れや劣化に起因し
て低下したとしても、フィルタ側端面の良否を高精度に
判定することができ、しかも、個々の包装アーバ14に
おける反射特性のばらつきに起因するような悪影響をも
排除することができる。
【0048】前述のステップS14の判別結果が偽の場
合、判定回路126は出力インタフェース128を介し
て排除信号を対応する排除装置に向けて出力する(ステ
ップS15)。したがって、このような排除信号を受
け、排除装置は前述したようにコンベア24上にて不良
の包か詰品Pを排除する。したがって、不良の包か詰品
Pが後段の胴折りターレット42側に搬送されることは
ない。
【0049】前述したように包装アーバ14、つまり、
シガレット束Bが包装ターレット12の11時の排出位
置に到達すると、シガレット束Bは包材Sとともに口折
りターレット16に供給され、そして、口折りターレッ
ト16にてシガレット束Bのフィルタ側端面が包材Sの
口折りにより直ちに密封されることになるが、上述した
検査装置50は、包装ターレット12でみて排出位置の
直前位置、つまり、10時の位置にて、そのフィルタ側
端面を撮像し、そして、その撮像画像に基づきシガレッ
ト束Bの良否を判定するので、この判定後に、フィルタ
側端面、つまり、吸い口端面が汚れてしまう可能性は少
なく、包か詰品Pの良否を正確に判定することができ
る。
【0050】しかも、包装ターレット12の包装アーバ
14内にシガレット束Bが収容された時点では、シガレ
ット束Bの各フィルタシガレットはそれら吸い口端面が
同一の面内にて揃った状態にあり、しかも、圧搾ターレ
ット8にて圧搾処理を受けていることから互いに密着し
た状態にある。それゆえ、検査装置50のCCDカメラ
86はシガレット束Bのフィルタ側端面、つまり、個々
の吸い口端面を明瞭に撮像することができ、そして、各
フィルタシガレット間の隙間の総面積はほぼ一定となっ
ているので、画像処理による包か詰品Pの良否を容易か
つ正確に行うことができる。
【0051】さらに、検査装置50のCCDカメラ86
は、反射ミラー80により反射されたフィルタ側端面の
反射像を撮像するので、CCDカメラ86から反射ミラ
ー80までの光学系を包装ターレット12の回転面と平
行な面内に配置することができ、検査装置50の配置が
容易となる。本発明は上述の一実施例に制約されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。たとえば、検査装
置50は包装ターレット12の10時の位置に必ずしも
配置される必要はなく、要は包装アーバ14内にシガレ
ット束Bが押入られる3時の位置から10時の位置まで
の位置に配置されていてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフィルタシ
ガレット束の検査装置(請求項1,2)によれば、パッ
クの包装過程にて、包か詰品のフィルタ側端面が包材の
口折りにより密封される直前に、そのフィルタ側端面を
撮像し、この撮像画像に基づきフィルタシガレット束の
良否を判定しているので、この判定のための画像処理が
容易となり、不良のフィルタシガレット束を正確に検出
することができる。
【0053】検査装置の撮像手段(請求項3)は、青色
光を出射する光源を備えているので、フィルタ側端面の
良否判定をより好適に行うことができ、そして、検査装
置の判定手段は、その良否判定のための閾値をフィルタ
側端面の照度に基づき変更させているので、良否判定を
より高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソフトパック製造機内でのソフトパックの製造
過程を示した概略図である。
【図2】検査装置の概略正面図である。
【図3】包装アーバ内におけるシガレット束のフィルタ
側端面を示した図である。
【図4】図2の検査装置の平面図である。
【図5】ミラーホルダの近傍に配置されたエアノズルを
示す図である。
【図6】検出装置への圧縮空気の供給経路を示した図で
ある。
【図7】画像処理ユニットの機能を示したブロック図で
ある。
【図8】画像処理ユニットが実施する照度調整ルーチン
を示したフローチャートである。
【図9】画像処理ユニットが実施する不良品判定ルーチ
ンを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 圧搾ターレット 12 包装ターレット 16 口折りターレット 50 検査装置 52 リングライト(リング光源) 80 反射ミラー 84 レンズ 86 CCDカメラ 118 画像処理ユニット 122 照度測定回路 124 照度調整回路 126 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 友一 神奈川県小田原市久野333 日本たばこ産 業株式会社小田原工場内 Fターム(参考) 4B044 CF04Y CL06 CL09 CL10 CM13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定本数のフィルタシガレットを集めた
    シガレット束を所定の搬送経路に沿って搬送し、この搬
    送過程にて、前記シガレット束を包材により包込んで包
    か詰品を形成した後、前記包か詰品を上包みフィルムに
    より包み込んでフィルタシガレットのパックを製造する
    フィルタシガレット包装機において、 前記搬送経路中、前記包材による包込みプロセスのう
    ち、前記シガレット束のフィルタ側端面を密封する最終
    的な前記包材の口折りが残された状態にある前記包か詰
    品の搬送領域に配置され、前記包か詰品が前記搬送領域
    内の撮像位置に位置付けられたとき、前記フィルタ側端
    面の撮像画像を出力する撮像手段と、 前記撮像手段により得た前記撮像画像の処理に基づき、
    前記フィルタ側端面の良否を判定する判定手段とを具備
    したことを特徴とするフィルタシガレット束の検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタシガレット包装機は、 前記搬送経路に介挿され、前記包材の前記口折りを残し
    て前記包か詰品を形成する包装ターレットと、 前記包装ターレットの直下流に設けられ、前記包装ター
    レットから前記包か詰品を受取り、前記包材の前記口折
    りを行って前記フィルタ側端面を密封する口折りターレ
    ットとを備え、 前記撮像手段は、前記包か詰品が前記包装ターレットか
    ら前記口折りターレットに移送される直前位置を前記撮
    像位置として、前記フィルタ側端面を撮像することを特
    徴とする請求項1に記載のフィルタシガレット束の検査
    装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は、前記撮像位置にある前
    記包か詰品に向けて青色光を照射し、前記包か詰品内に
    おける前記シガレット束の前記フィルタ側端面を照明す
    る光源を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    フィルタシガレット束の検査装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記光源により照明さ
    れた前記フィルタ側端面の照度を測定する測定手段と、
    測定した照度に基づき、前記良否判定のための閾値を変
    更する変更手段とを含むことを特徴とする請求項3に記
    載のフィルタシガレット束の検査装置。
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