JP2014125107A - 作業車のボンネット構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボンネット23の内面23D側に接着される第一接着面45Aおよび突っ張り部材37を揺動自在に支持する支持部材40側に接着される第二接着面45Bを有する両面接着部材45と、ボンネット23を閉姿勢にしたときに、ボンネット23の内部空間を2つの空間に仕切る仕切部材25が備えられ、仕切部材25は、閉姿勢にされたボンネット23の内側において、両面接着部材45に対して第二接着面45B側から当接するように配置されている。
【選択図】図6
Description
前記ボンネットの内側に、起立姿勢となって前記ボンネットを前記開姿勢に突っ張り支持可能な突っ張り部材と、前記突っ張り部材を揺動自在に支持する支持部材と、が備えられ、
前記ボンネットの内面側に接着される第一接着面および前記支持部材側に接着される第二接着面を有する両面接着部材と、
前記ボンネットを前記閉姿勢にしたときに、前記ボンネットの内部空間を2つの空間に仕切る仕切部材が備えられ、
前記仕切部材は、前記閉姿勢にされた前記ボンネットの内側において、前記両面接着部材に対して前記第二接着面側から当接するように配置されている点にある。
前記弾性部材は、前記仕切部材において前記ボンネットの内側に当接する部位の全長に亘って備えられている点にある。
〔トラクタの概略構成〕
図1に示すように、トラクタ10は、左右一対の操向操作および駆動自在な前輪11と、左右一対の駆動自在な後輪12と、前輪11および後輪12に支持された走行車体と、が備えられた四輪駆動仕様に構成されている。走行車体の前部には、エンジン13および燃料タンク14が備えられ、エンジン13の後方には、ステアリングホイール15および運転座席16が装備された運転操縦部17が備えられている。運転座席16の後側近くには転倒防止用のロプスフレーム18が備えられている。走行車体の後部には、ミッションケース19と、ミッションケース19に支持されたリンク機構20と、ミッションケース19の後部に設けられた動力取出軸21と、が備えられている。
ボンネット23は、走行車体の前部の後端側に位置する横軸心周りの支点P1を揺動支点として上下に揺動することで、図2に示す閉姿勢と図3に示す開姿勢とに切換可能に構成されている。ボンネット23の後端部側には、図2ないし図4に示すように、車体横幅方向に一対の支持ステー22が備えられ、その支持ステー22にボンネット23の後端部が揺動自在に枢支されている。支点P1は、それら一対の支持ステー22を通る横軸心周りで形成されている。
ボンネット23の内側には、図2ないし図5に示すように、ボンネット23を開姿勢に維持するための突っ張り構造36が備えられている。突っ張り構造36には、起立姿勢となってボンネット23を開姿勢に突っ張り支持可能な突っ張り部材37が備えられている。突っ張り部材37には、上端部37Aと、上端部37Aの下方に連なる中央側部37Bと、中央側部37Bの下方に連なる鉤状部37Cが備えられている。そして、突っ張り部材37の上端部37Aを揺動自在に支持する支持部材40と、突っ張り部材37の下方側部位を受け止め支持する支持ブラケット39と、が備えられている。突っ張り部材37には、
ボンネット23を揺動させて開姿勢とすると、突っ張り構造36としては、図3および図5に示すように、突っ張り部材37が支持部材40による支持箇所を支点として揺動し、突っ張り部材37が支持ブラケット39の挿通孔部39A内で摺動する。この摺動に伴って、突っ張り部材37において挿通孔部39Aにより受け止め支持される箇所が、突っ張り部材37の下方側へと移動し、突っ張り部材37が上下方向に延びて起立姿勢となる。突っ張り部材37が起立姿勢になったとき、突っ張り部材37の鉤状部37Cが支持ブラケット39の係合孔部39Bに係合しており、この係合によって突っ張り部材37が起立姿勢に保持されて、ボンネット23が開姿勢に維持されるようになっている。
図2ないし図4に示すように、突っ張り部材37を支持する支持部材40は、両面接着部材45によって、ボンネット23の上方側部位23Cの内面23D側の部位に取り付けられている。両面接着部材45には、ボンネット23の上方側部位23Cの内面23D側の部位に接着される第一接着面45Aと、支持部材40側に接着される第二接着面45Bと、が備えられている。第一接着面45Aは、両面接着部材45の上面の全ての領域とされている。第二接着面45Bは、両面接着部材45の下面のうち支持部材40が接する部分にのみ形成されており、両面接着部材45の下面のうち残余部分が非接着面45Cとされている。また、詳細な図示は省略するが、両面接着部材45は、例えば、第一接着面45Aである上面側接着面と、第二接着面45Bである下面側接着面と、を有する基台紙により形成されていてもよい。その場合、両面接着部材45には、上面側接着面や下面側接着面を覆うカバー体が取り付けられていてもよく、そのカバー体を取り付け時に取り外すことで、両面接着部材45が、上面側接着面および下面側接着面にて接着が可能となるようにされている。
図1ないし図3、図9、図10に示すように、走行車体の前部における前部フレーム33には、エンジン13の側方側から車体前方向きに延出された車体横幅方向に一対の縦向きの板材からなる側プレート47と、一対の側プレート47の前端部を接続するように溶接固定されている縦向きの板材からなる前プレート48と、が備えられている。一対の側プレート47の上部には、それら側プレート47に亘って車体横幅方向に沿った板状部材からなる水平状の支持プレート32が溶接固定されている。支持プレート32上には、バッテリ29と、バッテリ29の車体後方側に位置するラジエータ26が配置されている。バッテリ29とラジエータ26の間に車体前後方向の隙間tが空けられている。
(1)上記実施形態では、仕切部材25において両面接着部材45の第二接着面45B側に当接する当接部位には、弾性部材が備えられているものを示したが、これに限られず、弾性部材が備えられていない仕切部材であってもよい。
13 :エンジン
23 :ボンネット
23D :内面
25 :仕切部材
34 :第一弾性部材(「弾性部材」)
37 :突っ張り部材
40 :支持部材
45 :両面接着部材
45A :第一接着面
45B :第二接着面
ER :エンジンルーム
RR :後方側空間
Claims (5)
- 上下に揺動して閉姿勢と開姿勢とを切り換え可能に構成されたボンネットが備えられ、
前記ボンネットの内側に、起立姿勢となって前記ボンネットを前記開姿勢に突っ張り支持可能な突っ張り部材と、前記突っ張り部材を揺動自在に支持する支持部材と、が備えられ、
前記ボンネットの内面側に接着される第一接着面および前記支持部材側に接着される第二接着面を有する両面接着部材と、
前記ボンネットを前記閉姿勢にしたときに、前記ボンネットの内部空間を2つの空間に仕切る仕切部材が備えられ、
前記仕切部材は、前記閉姿勢にされた前記ボンネットの内側において、前記両面接着部材に対して前記第二接着面側から当接するように配置されている作業車のボンネット構造。 - 前記仕切部材は、前記ボンネットが前記閉姿勢にされたときに、エンジンを収納するエンジンルームとそれよりも後方側空間とに車体前後方向で2つの空間に仕切るように構成されている請求項1に記載の作業車のボンネット構造。
- 前記仕切部材において前記両面接着部材の前記第二接着面側に当接する当接部位には、弾性部材が備えられている請求項1または2に記載の作業車のボンネット構造。
- 前記仕切部材は、前記ボンネットが前記閉姿勢にされたときに、車体横幅方向の全長に亘って前記ボンネットの内側に当接して車体前後方向で2つの空間に仕切るように構成され、
前記弾性部材は、前記仕切部材において前記ボンネットの内側に当接する部位の全長に亘って備えられている請求項3に記載の作業車のボンネット構造。 - 前記突っ張り部材の起立姿勢は、前記突っ張り部材にて前記支持部材を前記ボンネットの内側に押し付けるように突っ張る姿勢に設定されている請求項1ないし4のいずれか一項に記載の作業車のボンネット構造。
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