JP2014124756A - ボーリングヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このボーリングヘッドは、先端にバイト46が固定された内筒45と外筒46とが入子型に嵌合する第1ラムと第2ラムからなる一対のラムをヘッド本体40内に備え、さらに、一対の外筒45のみを互いに反対方向に同期してそれぞれ直線移動させる、二等辺三角形の各頂点に配置されたプーリに巻き掛けられた一対の三角伝動ベルトと、内筒46のみをそれぞれ直線移動させるボールねじ機構とからなるラム駆動機構と、ヘッド本体内で伝動軸の回転を一対の三角伝動ベルト機構に同期して伝動する第1の伝動系統と、ヘッド本体内40で伝動軸の回転を一対のボールねじ機構に同期して伝動する第2の伝動系統と、第1の伝動系統と第2の伝統系統のうち、いずれか一方を選択的に伝動軸に接続可能なクラッチ機構を備える。
【選択図】図1
Description
第1実施形態
図1は、本発明のボーリングヘッドが適用される片持ち式のボーリング加工装置を示す図である。図1において、参照番号2は、ベッドを示し、参照番号3は、サドルを示す。このサドル3の上には、Z軸ガイド4が設けられており、サドル3は、Z軸ガイド4に案内されてZ軸方向に移動することができる。サドル3の上には、コラム5が設置されており、このコラム5には、昇降台6がX軸ガイド7に沿って昇降自在に設置されている。昇降台6には主軸頭8が搭載されており、この主軸頭8はY軸方向に移動可能である。主軸頭8には、Z軸方向に水平に伸びるように主軸ユニットの筒10が片持ち支持されており、この主軸ユニットの筒10の先端にはスナウト12を介してボーリングヘッド20が取り付けられている。この実施形態では、ボーリングヘッド20の後部には、ボーリングヘッド20自身を旋回させる機構と、後述するラムを駆動する軸を備えている。ボーリングヘッド20を旋回させる機構としては、主軸ユニットの筒10の内部にボーリングヘッド20を旋回駆動する軸と、ラムを駆動する軸を内蔵する方式も適用可能である。
この第1伝動系統は、ベルト伝動によって、二重伝動軸48の回転運動を直線運動に転換して、第1ラム42、第2ラム43の外筒45に伝動する系統である。
この第2伝動系統は、歯車伝動機構によって、二重伝動軸48の回転運動を直線運動に変換して、第1ラム42および第2ラム43のそれぞれ内筒44に伝動する系統である。
Claims (9)
- 中ぐり加工装置の主軸に装着されるヘッド本体と、
前記ヘッド本体内に前記主軸の半径方向に進退可能に収容され、先端にバイトが固定された内筒と外筒とが入子型に嵌合する第1ラムと第2ラムからなる一対のラムと、
前記ヘッド本体に内蔵され、一対の前記外筒のみを互いに反対方向に同期してそれぞれ直線移動させる、二等辺三角形の各頂点に配置されたプーリに巻き掛けられた一対の三角伝動ベルトと、前記内筒のみをそれぞれ直線移動させるボールねじ機構とからなるラム駆動機構と、
前記ヘッド本体内で伝動軸の回転を前記一対の三角伝動ベルト機構に同期して伝動する第1の伝動系統と、
前記ヘッド本体内で前記伝動軸の回転を前記一対のボールねじ機構に同期して伝動する第2の伝動系統と、
前記第1の伝動系統と前記第2の伝統系統のうち、いずれか一方を選択的に前記伝動軸に接続可能なクラッチ機構と、
を備えたことを特徴とするボーリングヘッド。 - 前記一対の三角伝動ベルトは、二等辺三角形の底辺をなすベルト走行路が近接して平行に走行するように配置され、前記ベルト走行路はそれぞれブラケットを介して前記第1ラム、第2ラムの外筒と連結されたことを特徴とする請求項1に記載のボーリングヘッド。
- 前記伝動軸は、内側伝動軸と外側伝動軸との二重伝動軸からなり、前記第1伝動系統は、前記二重伝動軸と平行に配置され、先端に前記三角伝動ベルトの二等辺三角形の頂点位置に配置されるプーリを有する一対のベルト伝動軸と、前記外側伝動軸の回転を前記ベルト伝動軸に伝達する一対のベルト伝動機構と、からなることを特徴とする請求項2に記載のボーリングヘッド。
- 前記伝動軸は、内側伝動軸と外側伝動軸との二重伝動軸からなり、前記第2伝動系統は、前記第1ラムの移動方向と平行に配置され、両端部にそれぞれ歯車が固定された第1の歯車伝動軸と、前記第2ラムの移動方向と平行に配置され、両端にそれぞれ歯車が固定された第2の歯車伝動軸と、前記内側伝動軸とはすば歯車を介して接続され、前記第1歯車伝動軸と前記第2歯車伝動軸に同時に内側伝動軸の回転を伝動する中間伝動軸と、からなることを特徴とする請求項1に記載のボーリングヘッド。
- 前記第1ラム内のボールねじ機構のボールねじの後端部は、前記第1ラムの外筒が後退限位置にあるときに歯車列を介して前記第1歯車伝動軸の一端と接続され、前記第1ラムの外筒が前進限位置にあるときには前記歯車列を介して前記第1歯車伝動軸の他端と接続され、前記第2ラム内のボールねじ機構のボールねじの後端部は、前記第2ラムの外筒が後退限位置にあるときに歯車列を介して前記第2歯車伝動軸の一端と接続され、前記第2ラムの外筒が前進限位置にあるときには前記歯車列を介して前記第2歯車伝動軸の他端と接続されるようにしたことを特徴とする請求項4に記載のボーリングヘッド。
- 前記第1ラムと第2ラムは、前記ヘッド本体の中心に関して180°対称な位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のボーリングヘッド。
- 前記第1ラムと第2ラムは、それぞれ入れ子状に嵌合する角筒状の内筒と外筒からなることを特徴とする請求項6に記載のボーリングヘッド。
- 前記中ぐり加工装置は、片持ち式のボーリング加工機であることを特徴とする請求項 1に記載のボーリングヘッド。
- 前記中ぐり加工装置は、横中ぐり盤であることを特徴とする請求項1に記載のボーリングヘッド。
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- 2012-12-27 JP JP2012285344A patent/JP6017306B2/ja active Active
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JP6017306B2 (ja) | 2016-10-26 |
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