JP2014124753A - 加工廃液処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例え濾過手段が新品であっても十分に加工屑が分離された清水のみを清水タンクに貯留する加工廃液処理装置を提供することである。
【解決手段】 加工装置に付設され該加工装置で発生した加工廃液を収容する加工廃液処理装置であって、廃液タンクに収容された加工廃液を送給するポンプと、該ポンプによって送給された加工廃液を濾過する筒状濾紙と、該筒状濾紙内に投入された微粒子粉体と、を含んだ濾過手段と、該濾過手段で濾過された液体を受ける清水受け部と、該清水受け部から流出された清水を貯留する清水タンクとを備えている。第2流出路の一端が該清水受け部に接続された状態で濁度検出手段で検出された該第2流出路を流れる液体の濁度が所定値以下となった際に、切り替え手段を作動させて該第2流出路の該清水受け部への接続を遮断するとともに第1流出路の一端を該清水受け部に接続する。
【選択図】図3

Description

本発明は加工装置に付設され、加工で生じた加工廃液を処理する加工廃液処理装置に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスでは、半導体ウエーハの表面にICやLSI等の回路素子を複数形成した後、ウエーハの裏面を研削装置で研削して所定の厚みへと薄化し、薄化したウエーハを切削装置で切削することで個々の半導体デバイスを製造している。
これらの研削装置や切削装置では、加工によって生じる加工屑を除去する目的や、加工で生じた加工熱を冷却する目的等のために、加工水を供給しつつ加工が遂行される。半導体デバイス上にごく微量でも不純物が残っていると半導体デバイスの品質に重大な影響を及ぼす。そのため、これらの研削装置や切削装置でも純水が加工水として用いられている。
純水は、市水をフィルタ、活性炭フィルタ、イオン交換樹脂や逆浸透膜に通過させることで生成され、例えば特開平9−29245号公報で開示されるような純水製造装置を用いて生成される。
一般に純水は高価であるため、加工装置等で使用された使用後の純水は回収されリサイクルされて使用されている。ところが、加工装置で使用された使用後の純水には大量の加工屑が混入しており、これらの加工屑を除去して再度純水を生成しようとすると、純水製造装置のフィルタやイオン交換樹脂、逆浸透膜等がすぐに詰まってしまうという問題がある。
そこで本出願人は、これらの純水製造装置における純水の生成を補助するために、加工によって生じた加工廃液をフィルタで濾過して加工廃液から加工屑を除去する加工廃液処理装置を特開2009−95941号公報で提案した。
この加工廃液処理装置は2つのフィルタを備え、一方のフィルタが詰まってしまった場合でも他方のフィルタへ加工廃液を送給することで、連続的に濾過作業を行える構成となっている。詰まったフィルタは作業者が新品へと交換する。
特開2009−95941号公報に開示された加工廃液処理装置では、濾過手段に送給された加工廃液が濾過手段を通過することで濾紙内に投入された微粒子紛体が濾紙の内面に付着する。微粒子紛体と濾紙とが加工廃液をフィルタリングすることで比較的目の粗い濾紙でも確実に加工廃液に含まれる加工屑を分離できる。
特開2009−95941号公報 特開2009−190128号公報
しかし、新品の濾過手段においては、微粒子紛体が濾紙の内面に付着するまでに一度送給された加工廃液が濾過手段を通過する必要があり、十分に微粒子紛体が濾紙の内面に付着する前では、微粒子紛体が濾紙の内面に十分付着した状態に比べて濾過度が劣り、加工屑を十分に分離できない恐れがある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、例え濾過手段が新品であっても十分に加工屑が分離された清水のみを清水タンクに貯留する加工廃液処理装置を提供することである。
本発明によると、加工装置に付設され該加工装置で発生した加工廃液を処理する加工廃液処理装置であって、加工装置で発生した加工廃液を収容する廃液タンクと、該廃液タンクに収容された加工廃液を送給するポンプと、該ポンプによって送給された加工廃液を濾過する筒状濾紙と、該筒状濾紙の外周を覆い側面に複数の開口を備えた筒体と、該筒状濾紙の下端を閉塞する底板と、該筒状濾紙の上端を閉塞するとともに該ポンプで送給された加工廃液を導入する廃液導入口を有する天板と、該筒状濾紙内に投入された微粒子粉体と、を含んだ濾過手段と、該濾過手段で濾過された液体を受ける清水受け部と、該清水受け部から流出された清水を貯留する清水タンクと、一端が該清水受け部に選択的に接続され他端が該清水タンクに接続された第1流出路と、一端が該清水受け部に選択的に接続され他端が該廃液タンクに接続された第2流出路と、該第2流出路上に配設されて該第2流出路中を流れる液体の濁度を検出する濁度検出手段と、該第1流出路と該第2流出路との該清水受け部への接続を切り替える切り替え手段と、該第2流出路の一端が該清水受け部に接続された状態で該濁度検出手段で検出された該第2流出路を流れる液体の濁度が所定値以下となった際に、該切り替え手段を作動させて該第2流出路の該清水受け部への接続を遮断するとともに該第1流出路の一端を該清水受け部に接続する制御手段と、を具備したことを特徴とする加工廃液処理装置が提供される。
好ましくは、前記清水受け部には、該第1流出路の一端に接続されて液体を前記清水タンクへと排出する第1排液孔と、該第2流出路の一端に接続されて液体を前記廃液タンクへと排出する第2排液孔とが形成されており、該第1排液孔の排液面は該第2排液孔の排液面より上方に形成される。
好ましくは、前記制御手段は、前記ポンプから前記濾過手段への加工廃液の送給が停止されたときに、前記切り替え手段を作動させて該第1流出路の前記清水受け部への接続を遮断するとともに、該第2流出路の一端を該清水受け部に接続する。
本発明の加工廃液処理装置は、濁度検出手段で検出された濁度が所定値以下になった際に、第2流出路の清水受け部への接続を遮断するとともに第1流出路を清水受け部に接続する。つまり、十分に微粒子紛体が濾紙の内面に付着しておらず濾過手段で濾過された液体が加工屑を含んでいる場合には、濾過手段で濾過された液体は廃液タンクに流出される。
濾過手段で濾過された液体が所定の濁度以下となった際に初めて濾過手段で濾過された液体は清水タンクに流出される。よって、清水タンクに加工屑が混入することはなく、十分に加工屑が分離された清水のみが清水タンクに貯留される。
請求項2のように排液タンクに通じる第2排液孔が清水タンクに通じる第1排液孔よりも下面に形成されることで、濾過手段での濾過が不十分であった場合に濾過手段から流出した不純物が、第1排液孔を通じて清水タンクに流出せずに清水受け部に留めておくことができる。
誤って加工屑を含む液体が清水タンクに流出すると、清水タンク内が汚染されてしまうという問題も生じるが、第2排液孔の排液面より第1排液孔の排液面が上方に形成されているため、加工屑が清水タンクに流出することが防止される。
加工廃液処理装置の外観斜視図である。 加工廃液処理装置の分解斜視図である。 加工廃液処理装置の構成ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係る加工廃液処理装置2の外観斜視図が示されている。図2は図1の加工廃液処理装置の分解斜視図である。
加工廃液処理装置2は、加工廃液を収容する廃液タンク4と、清水を収容する清水タンク5と、廃液タンク4に収容された加工廃液を送給するポンプ6と、ポンプ6によって送給された加工廃液を濾過するための濾過手段44を備えている。廃液タンク4は上壁に加工廃液戻し口4aを有しているとともに、清水タンク5は上壁に清水流入口5aを有している。
廃液タンク4は、端壁に廃液流入口10を備えており、廃液流入口10が図示しない切削装置等の加工装置の加工廃液送出口に接続される。廃液タンク4の上壁に加工廃液を送給するポンプ6が配設されている。廃液タンク4及び清水タンク5は、支持基台12の上面に配設される。
濾過手段44は、ポンプ6によって送給された加工廃液を濾過するための第1フィルタユニット8a及び第2フィルタユニット8bを具備している。第1フィルタユニット8a及び第2フィルタユニット8bは、それぞれ筒状に形成された濾紙(筒状濾紙)14と、濾紙14の外周を覆う筒体16と、筒状の濾紙14の下端を閉塞する底板18と、筒状の濾紙14の上端を閉塞する天板20とからなっている。
筒状の濾紙14は、放射状に複数折りたたまれて形成され、濾過面積が増大するように構成されている。尚、筒状の濾紙14は、例えば粒径が0.3〜0.4μm以下の粒子が通過することのできるメッシュサイズの大きい比較的安価な濾紙が用いられている。筒状の濾紙14内にはシリカ等の微粒子紛体15が投入されている。
この筒状の濾紙14の外周を覆う筒体16は、側面に複数の開口17が形成されている。筒状の濾紙14の上端を閉塞する天板20には、中央部に廃液導入口22が設けられている。
このように構成された第1フィルタユニット8a及び第2フィルタユニット8bは、支持基台12に配設された廃液タンク4の上側に配置されたフィルタラック24上に配設される。
フィルタラック24は、矩形状に形成された底壁26と、底壁26の両側面から立設された側壁28,30と、底壁26の両端縁から立設された端壁32,34から構成されており、4本の支柱36によって支持され、支持基台12に配設された廃液タンク4の上側に配置されている。
フィルタラック24は、底壁26と、側壁28,30と、端壁32,34とによって第1フィルタユニット8a及び第2フィルタユニット8bによって加工屑が分離された濾過済みの加工液(清水)を収容する清水受け部38を形成している。
フィルタラック24の底壁26、即ち清水受け部38には、第1排液孔40と第2排液孔41が形成されている。図3に最もよく示されるように、第1排液孔40の排液面は第2排液孔41の排液面より上方に形成されている。
第1排液孔40は第1流出路40aを介して清水タンク5の清水流入口5aに接続されている。第2排液孔41は第2流出路41aを介して排液タンク4の加工廃液戻し口4aに接続されている。
第2流出路41aには濁度検出手段43が配設されている。濁度検出手段43はコントローラ54に接続されている。47は栓43及び栓43に連結されたエアシリンダ45からなる切り替え手段であり、第2排液孔41を選択的に閉鎖することで第1流出路40aと第2流出路41aとの清水受け部38への接続を切り替える。
フィルタラック24の底壁26には、第1フィルタユニット8a及び第2フィルタユニット8bを支持するための第1支持台42a及び第2支持台42bが配設されている。第1支持台42a上に第1フィルタユニット8aが載置され、第2支持台42b上に第2フィルタユニット8bが載置される。
図3に示すように、濾過手段44は、それぞれ着脱可能に配設された第1及び第2フィルタユニット8a,8bと、送給ポンプ6で加工廃液を送給する送給先を第1フィルタユニット8aと第2フィルタユニット8bとの間で選択的に切り替える切替弁(切替手段)46と、第1フィルタユニット8aへ送給される加工廃液の圧力を検出する第1圧力検出手段48aと、第2フィルタユニット8bへ送給される加工廃液の圧力を検出する第2圧力検出手段48bを含んでいる。
切替弁46は電磁切替弁から構成され、切替弁46がオフの状態では配管50と、配管50a及び配管50bとの連通を遮断しており、一方の電磁コイル52aを励磁(オン)すると、配管50と配管50aが連通し、他方の電磁コイル52bを励磁(オン)すると、配管50と配管50bが連通する。
配管50aには第1のフィルタユニット8aに送給される加工廃液の圧力を検出する第1圧力検出手段48aが配設され、配管50bには第2のフィルタユニット8bに送給される加工廃液の圧力を検出する第2圧力検出手段48bが配設されている。第1圧力検出手段48aで検出した圧力及び第2圧力検出手段48bで検出した圧力はコントローラ54に送られる。
以下、上述した加工廃液処理装置2の作用について説明する。廃液タンク4に収容された加工廃液を処理するに際しては、コントローラ54はまずポンプ6を作動するとともに、コントローラ54の切替制御部56は電磁切替弁46の一方の電磁コイル52aを励磁(オン)する。その結果、ポンプ6によって送給される加工廃液は、配管50、電磁切替弁46、配管50a及び廃液導入口22を介して第1フィルタユニット8aに導入される。
第1フィルタユニット8aに導入された加工廃液は筒状の濾紙14によって濾過されるが、第1フィルタユニット8aが新品の場合には、投入された微粒子紛体15は濾紙14の内面に十分に付着していない。
微粒子紛体15が濾紙14の内面に付着するまでには一度送給された加工廃液が第1フィルタユニット8aを通過する必要があり、微粒子紛体15が濾紙14の内面に十分に付着した状態に比べて濾過度が劣り、十分に加工屑を分離できない恐れがある。
濾紙14によって濾過された加工廃液は、濾紙14の外周を覆う筒体16の側面に形成された複数の開口17を通してフィルタラック24の清水受け部38に流出する。清水受け部38に流出した加工廃液は第2排液孔41及び第2流出路41aを介して排液タンク4の加工廃液戻し口4aから廃液タンク4内に落下して排液タンク4内に収容される。
第2流出路41aには濁度検出手段49が配設されているので、廃液中の濁度が濁度検出手段49で検出される。上述したように、第1フィルタユニット8aが新品の場合には、微粒子紛体15が濾紙14の内面に十分付着していないので、微粒子紛体15が濾紙14の内面に付着した状態に比べて濾過度が劣っている。
よって、加工廃液処理装置2の作動の初期状態においては、清水受け部38に落下した加工廃液は第2排液孔41を介して排液タンク4内に収容される。第1フィルタユニット8aで濾過作業を継続すると、微粒子紛体15が濾紙14の内面に十分付着する。よって、濾紙14で濾過された加工廃液は清水に近くなる。
従って、第2流出路41aに設けられた濁度検出手段49が加工廃液の濁度が所定値以下になったことを検出すると、コントローラ54が切り替え手段47を作動して、第2流出路41aの清水受け部38への接続を遮断する。即ち、エアシリンダ45を駆動して栓43が第2排液孔41を閉鎖する。
その結果、第1フィルタユニット8aで濾過された清水が清水受け部38に溜まり出す。清水の液面が第1排液孔40の排液面まで上昇すると、清水受け部38に貯留された清水は第1排液孔40、第1流出路40a及び清水流入口5aを介して清水タンク5内に落下して清水タンク5内に収容される。
清水タンク5内に収容された清水は、図示しない清水排出口から排出されて、図示しない加工装置に装備された加工液供給手段によって再循環されるか、又は廃棄手段を介して廃棄される。
以上のようにして第1フィルタユニット8aによる加工廃液の処理を実施していると、第1フィルタユニット8aの筒状の濾紙14の内側には加工屑が堆積する。濾紙14の内側に加工屑が堆積すると、加工液が筒状の濾紙14を通過し難くなり、フィルタとしての機能が失われる。
筒状の濾紙14の内側に加工屑が堆積すると、筒状の濾紙14内の圧力、即ち配管50a内の圧力が上昇する。そこで、第1圧力検出手段48aで検出した配管50aの圧力が予め設定した所定値、例えば2気圧になると、コントローラ54が第1フィルタユニット8aの詰まりと判定する。
そして、コントローラ54の切替制御部56が電磁切替弁46の電磁コイル52bを励磁(オン)し、電磁切替弁46のスプールを左方向に移動して、配管50を配管50bに連通する。その結果、ポンプ6によって送給された加工廃液は、配管50、電磁切替弁46、配管50b及び加工廃液導入口22を介して第2フィルタユニット8bに導入される。
配管50a内の圧力が所定値を超えた際には、コントローラ54に接続されている警告手段が警告を発信し、作業者に第1フィルタユニット8aの交換を促す。この警告はランプの点灯又はブザー等により行うことができる。
第2フィルタユニット8bで加工廃液を濾過している間に、作業者は第1フィルタユニット8aを新たなフィルタユニットに交換する。この間に加工廃液の処理は第2フィルタユニット8bによって実施されるので、加工装置の作業を中断する必要はない。
電磁切替弁46の切り替えと同時に、コントローラ54は切り替え手段47を作動させて、栓43を第2排液孔41から引き抜き、閉鎖していた第2流出路41aを清水受け部38に接続する。
第2フィルタユニット8bに導入された加工廃液が筒状の濾紙14によって濾過され、濾紙14の外周を覆う筒体16の側面に形成された複数の開口17を通してフィルタラック24の清水受け部38に流出する。
この時、第2フィルタユニット8bは新品であるので、微粒子紛体15が十分に濾紙14の内面に付着していない。よって、第2フィルタユニット8bの濾過初期時に清水受け部38に排出される加工廃液は濾過度が劣っている。この加工廃液は第2排液孔41、第2流出路41a及び加工廃液戻し口4aを介して排液タンク4内に落下し排液タンク4内に収容される。
第2流出路41aに配設された濁度検出手段49が所定以下の濁度を検出すると、切り替え手段47の栓43が第2排液孔41を閉鎖する。よって、清水受け部38に貯留された清水が第1排液孔40の排液面(上端)まで上昇すると、清水受け部38内に貯留された清水は第1排液孔40、第1流出路40a及び清水流入口5aを介して清水タンク5内に落下して清水タンク5内に収容される。
電磁切替弁46の切り替え時と同様に、ポンプ6から濾過手段44への加工廃液の送給が停止されたとき、コントローラ54は切り替え手段47を作動させて、栓43を第2排液孔41から引き抜き、閉鎖していた第2流出路41aを清水受け部38に接続する。
2 加工廃液処理装置
4 廃液タンク
5 清水タンク
6 ポンプ
8a 第1フィルタユニット
8b 第2フィルタユニット
14 筒状の濾紙
15 微粒子紛体
24 フィルタラック
40 第1排液孔
40a 第1流出路
41 第2排液孔
41a 第2流出路
44 濾過手段
46 電磁切替弁
47 切り替え手段
49 濁度検出手段
54 コントローラ

Claims (3)

  1. 加工装置に付設され該加工装置で発生した加工廃液を処理する加工廃液処理装置であって、
    加工装置で発生した加工廃液を収容する廃液タンクと、
    該廃液タンクに収容された加工廃液を送給するポンプと、
    該ポンプによって送給された加工廃液を濾過する筒状濾紙と、該筒状濾紙の外周を覆い側面に複数の開口を備えた筒体と、該筒状濾紙の下端を閉塞する底板と、該筒状濾紙の上端を閉塞するとともに該ポンプで送給された加工廃液を導入する廃液導入口を有する天板と、該筒状濾紙内に投入された微粒子粉体と、を含んだ濾過手段と、
    該濾過手段で濾過された液体を受ける清水受け部と、
    該清水受け部から流出された清水を貯留する清水タンクと、
    一端が該清水受け部に選択的に接続され他端が該清水タンクに接続された第1流出路と、
    一端が該清水受け部に選択的に接続され他端が該廃液タンクに接続された第2流出路と、
    該第2流出路上に配設されて該第2流出路中を流れる液体の濁度を検出する濁度検出手段と、
    該第1流出路と該第2流出路との該清水受け部への接続を切り替える切り替え手段と、
    該第2流出路の一端が該清水受け部に接続された状態で該濁度検出手段で検出された該第2流出路を流れる液体の濁度が所定値以下となった際に、該切り替え手段を作動させて該第2流出路の該清水受け部への接続を遮断するとともに該第1流出路の一端を該清水受け部に接続する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする加工廃液処理装置。
  2. 前記清水受け部には、該第1流出路の一端に接続されて液体を前記清水タンクへと排出する第1排液孔と、該第2流出路の一端に接続されて液体を前記廃液タンクへと排出する第2排液孔とが形成されており、
    該第1排液孔の排液面は該第2排液孔の排液面より上方に形成されている請求項1記載の加工廃液処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記ポンプから前記濾過手段への加工廃液の送給が停止されたときに、前記切り替え手段を作動させて該第1流出路の前記清水受け部への接続を遮断するとともに、該第2流出路の一端を該清水受け部に接続する請求項1又は2記載の加工廃液処理装置。
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