JP2014122736A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷房運転時において、補助上下風向板を上壁部に当接させる従来の空気調和機では、送風ファンからの冷気が補助上下風向板の上面側にほとんど流れないので、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付く。
【解決手段】この空気調和機は、補助上下風向板の一部が第2上壁部に当接した状態(第1状態)で冷房運転が行われているときに、補助上下風向板の一部が第2上壁部に当接した状態(第1状態)となってから所定時間t1が経過し(S3:Yes)、かつ吹出温度が所定温度以下である場合に(S4:Yes)、一時的に補助上下風向板を下方に回動させて、補助上下風向板が第2上壁部に当接しない状態(第2状態)に変更する(S5)。
【選択図】図6

Description

本発明は、上下風向板及び補助上下風向板が吹出口の近傍に配置された空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機には、吸込口から吹出口に至る空気流路に配置された送風ファンと、吹出口の近傍に配置された上下風向板と、上下風向板の上方に配置された補助上下風向板とを備えたものがある。上下風向板及び補助上下風向板は、回動可能に支持され、吹出口の長手方向に沿って延びている。また、吹出口に至る空気流路の上壁部が、前方に向かって下向きに傾斜するように設けられ、補助上下風向板が、下向きに傾斜する上壁部の近傍に配置されている。
特開2009−79846号公報
上記の空気調和機では、補助上下風向板が、下向きに傾斜する上壁部の近傍に配置されているので、その上壁部に沿って流れる吹出空気が、補助上下風向板に衝突して風量が低下してしまう問題がある。そこで、本発明者らは、補助上下風向板を上壁部に当接させて、補助上下風向板を上壁部と略平行にすることにより、上壁部に沿って流れる吹出空気の風量を多くしている。
しかしながら、冷房運転時において、補助上下風向板を上壁部に当接させた場合、送風ファンからの冷気が補助上下風向板の上面側(補助上下風向板と上壁部との間)にほとんど流れないので、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くという問題がある。
そこで、本発明の目的は、冷房運転時において、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くことを防止できる空気調和機を提供することである。
第1の発明にかかる空気調和機は、吸込口から吹出口に至る空気流路に配置された送風ファンと、前記吹出口の近傍において回動可能に支持された上下風向板と、前記上下風向板の上方において回動可能に支持された補助上下風向板と、前記補助上下風向板を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、冷房運転時において、前記補助上下風向板の一部が前記空気流路の上壁部に当接した第1状態で運転しているときに、所定のタイミングで一時的に前記補助上下風向板を回動させて、前記補助上下風向板が前記空気流路の上壁部に当接しない第2状態に変更することを特徴とする。
この空気調和機では、補助上下風向板の上面側(補助上下風向板と上壁部との間)を冷気がほとんど流れない状態で冷房運転が行われているときに、所定のタイミングで一時的に、補助上下風向板の上面側(補助上下風向板と上壁部との間)を冷気が流れる状態に変更されるので、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くことを防止できる。
第2の発明にかかる空気調和機では、第1の発明にかかる空気調和機において、前記空気流路の上壁部が、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部と、前記第1上壁部の前方において前記空気流路が広がるように配置された第2上壁部とを有し、前記補助上下風向板が、前記第1上壁部を延長した面より前記第2上壁部側に配置され、前記制御手段は、冷房運転時において、前記補助上下風向板の一部が前記第2上壁部に当接した第1状態で運転しているときに、所定のタイミングで一時的に前記補助上下風向板を回動させて、前記補助上下風向板が前記第2上壁部に当接しない第2状態に変更することを特徴とする。
この空気調和機では、空気流路の上壁部が、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部と、第1上壁部の前方において空気流路が広がるように配置された第2上壁部とを有する場合において、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くことを防止できる。また、補助上下風向板が第1上壁部を延長した面より第2上壁部側に配置されるので、補助上下風向板の一部が第2上壁部に当接した状態で冷房運転が行われている場合において、補助上下風向板は送風ファンからの冷気の流れ方向に配置されない。したがって、送風ファンからの冷気が補助上下風向板に衝突することで風量が低下することを防止できる。
第3の発明にかかる空気調和機では、第1または第2の発明にかかる空気調和機において、冷房運転時間に基づいて決定されたタイミングで、前記第1状態から前記第2状態に変更することを特徴とする。
この空気調和機では、冷房運転が長時間継続されて、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くようになったときに、補助上下風向板の上面側を冷気が流れる状態に変更できる。
第4の発明にかかる空気調和機では、第1〜第3のいずれかの発明にかかる空気調和機において、前記制御手段は、吹出温度に基づいて決定されたタイミングで、前記第1状態から前記第2状態に変更することを特徴とする。
この空気調和機では、吹出温度が低く、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付く運転状態において、補助上下風向板の上面側を冷気が流れる状態に変更できる。
第5の発明にかかる空気調和機では、第4の発明にかかる空気調和機において、前記空気流路に配置された室内熱交換器を備え、前記制御手段は、ファン回転数、室内熱交温度及び室内温度に基づいて決定されたタイミングで、前記第1状態から前記第2状態に変更することを特徴とする。
この空気調和機では、ファン回転数、室内熱交温度、室内温度に基づいて吹出温度を推定して、その吹出温度に基づいて補助上下風向板を制御できるので、吹出温度を検出する必要がない。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、補助上下風向板の上面側(補助上下風向板と上壁部との間)を冷気がほとんど流れない状態で冷房運転が行われているときに、所定のタイミングで一時的に、補助上下風向板の上面側(補助上下風向板と上壁部との間)を冷気が流れる状態に変更されるので、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くことを防止できる。
第2の発明では、空気流路の上壁部が、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部と、第1上壁部の前方において空気流路が広がるように配置された第2上壁部とを有する場合において、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くことを防止できる。また、補助上下風向板が第1上壁部を延長した面より第2上壁部側に配置されるので、補助上下風向板の一部が第2上壁部に当接した状態で冷房運転が行われている場合において、補助上下風向板は送風ファンからの冷気の流れ方向に配置されない。したがって、送風ファンからの冷気が補助上下風向板に衝突することで風量が低下することを防止できる。
第3の発明では、冷房運転が長時間継続されて、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くようになったときに、補助上下風向板の上面側を冷気が流れる状態に変更できる。
第4の発明では、吹出温度が低く、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付く運転状態において、補助上下風向板の上面側を冷気が流れる状態に変更できる。
第5の発明では、ファン回転数、室内熱交温度、室内温度に基づいて吹出温度を推定して、その吹出温度に基づいて補助上下風向板を制御できるので、吹出温度を検出する必要がない。
本発明の実施形態に係る空気調和機の外観図である。 補助上下風向板の一部が上壁部に当接した状態で冷房運転が行われるときの空気調和機の断面図である。 補助上下風向板の構成を説明する図である。 補助上下風向板が上壁部に当接しない状態で冷房運転が行われるときの空気調和機の断面図である。 図1に示す空気調和機の機能ブロック図である。 図1に示す空気調和機のフローを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態に係る空気調和機について説明する。
[空気調和機の構成]
本発明の実施形態に係る空気調和機は、図1に示す室内機1と、図示しない室外機とで構成されている。室内機1は、全体として一方向に細長い形状をしており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に据え付けられている。なお、以下の説明において、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。また、図1に示す左右方向を単に「左右方向」と称する。
[室内機1]
図2に示すように、室内機1は、ケーシング2と、ケーシング2内に収容された送風ファン3、室内熱交換器4、左右風向板5、上下風向板6、補助上下風向板7等を備えている。また、室内機1には、室内熱交換器4の温度(室内熱交温度)を検出する熱交温度センサ8と、室内温度を検出する室内温度センサ9が設けられている。
ケーシング2は、略直方体状のグリル11と、グリル11の前面を覆う前面パネル12とを有する。グリル11の上面には、左右方向に長い格子状の開口である吸込口13が形成されており、グリル11の下面には、左右方向に長い矩形状の開口である吹出口14が形成されている。そして、空調運転時には、吸込口13から吹出口14に至る空気流路に配置された送風ファン3が駆動されることによって吸込口13から吸い込まれた空気は、室内熱交換器4において加熱または冷却された後、吹出口14から室内に吹き出される。
<空気流路>
吸込口13から吹出口14に至る空気流路のうち左右風向板5から吹出口14に至る空気流路の上壁部15は、図2に示すように、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部16と、第1上壁部16の前方において空気流路が広がるように配置された第2上壁部17によって形成されている。第2上壁部17は、具体的には、前方に向かって略水平に延在しており、第1上壁部16を延長した面Sに対しておよそ30°上方に広がるように配置されている。また、左右風向板5から吹出口14に至る空気流路の下壁部18は、グリル11によって形成されており、前方に向かって下向きに傾斜している。なお、第1上壁部16を延長した面Sより第2上壁部17側(上方)は、第1上壁部16を延長した面Sより下壁部18側(下方)に比べて、送風ファン3からの吹出空気の風量が少ない。
<上下風向板6>
上下風向板6は、図2に示すように、吹出口14の近傍に配置され、支持部材19によって回転軸19aの周りを回動可能に支持されている。この上下風向板6は、吹出口14の長手方向(左右方向)に沿って延びており、上下方向について吹出口14から吹き出される空気の風向を変更すると共に、吹出口14の開閉を行う。
この上下風向板6は、図示しない駆動モータが駆動されることによって、回転軸19aを中心に上側構造当たり(全閉状態)から下側構造当たり(全開状態)までの範囲を回動できるようになっている。この上下風向板6は、図示しないリモコンの操作によって制御可能であって、所定の範囲(上限位置から下限位置までの範囲)において上下風向板6を往復可動させる「スイング動作」を行うことができる。また、リモコンの操作によって、上下風向板6を上限位置から下限位置までの範囲において所望の位置に固定することができる。
<補助上下風向板7>
補助上下風向板7は、図2に示すように、上下風向板6の上方において第2上壁部17の近傍に配置され、支持部材20によって回転軸20aの周りを回動可能に支持されている。この補助上下風向板7は、吹出口14の長手方向(左右方向)に沿って延びており、上下風向板6と共に上下方向について吹出口14から吹き出される空気の風向を変更する。なお、以下においては、補助上下風向板7の2つの面のうち下方側を表面7a(下面)、上方側を裏面7b(上面)と称する。
補助上下風向板7は、図3(a)に示すように、矩形状の板状部材であって、その裏面7bには、3つの支持部材20が配置されている。支持部材20は、取付孔21を有しており、第2上壁部17に配置された図示しない支持軸に回転可能に取り付けられる。したがって、補助上下風向板7は、支持軸の中心軸である回転軸20aの周りを回転可能である。また、図3(b)に示すように、補助上下風向板7の回転軸20aに垂直な断面において、補助上下風向板7の後端部7dが、補助上下風向板7の後端に近づくにつれて回転軸20aから離れる方向に傾斜している(図3(b)では、補助上下風向板7の後端部7dが、後方に近づくにつれて下方に傾斜している)。なお、本実施形態において、補助上下風向板7とは、矩形状の板状部材を指し、支持部材20や図示しない支持軸は、補助上下風向板7には含まれない。
この補助上下風向板7は、図示しない駆動モータが駆動されることによって、回転軸20aを中心に上側構造当たり(全閉状態)から下側構造当たり(全開状態)までの範囲を回動できるようになっている。なお、この補助上下風向板7は、リモコンの操作によって制御可能なものではなく、その配置位置は、空気調和機の運転状態などによって自動的に定められる。
この空気調和機では、冷房運転時において、図2に示すように、補助上下風向板7の一部(具体的には、先端部7c)が第2上壁部17に当接するように配置される。また、補助上下風向板7の全領域が第2上壁部17を延長した面Sより第2上壁部17側(上方)に配置される。したがって、第1上壁部16に沿って流れる冷気は、図2中に矢印で示すように、補助上下風向板7にほとんど衝突することなく、補助上下風向板7の表面7a側を流れ、吹出口14から吹き出される。一方、補助上下風向板7の先端部7cと第2上壁部17との間には隙間がほとんどないので、補助上下風向板7の裏面7b側(補助上下風向板7と第2上壁部17との間)には、冷気がほとんど流れない。
[リモコン]
図示しないリモコンは、図1に示す室内機1および図示しない室外機と赤外線通信可能であって、室内機1及び室外機の制御に係る各種指令をユーザの操作に応じて送信する。このリモコンにより、ユーザは、上下風向板6の固定位置、上下風向板6のスイング動作、冷房運転、暖房運転、除湿運転などの各運転モード、設定温度などを選択できる。
[制御部10]
制御部10(制御手段)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの複数のハードウェアから構成されている。ROMには、制御部10の動作を制御する制御プログラムなどが格納されている。そして、この制御部10は、図5に示すように、タイマ部21を有し、送風ファン3、左右風向板5、上下風向板6、補助上下風向板7、熱交温度センサ8、室内温度センサ9と電気的に接続されている。
この制御部10は、リモコンの操作などを受けて、上下風向板6の固定位置、上下風向板6のスイング動作、冷房運転、暖房運転、除湿運転などの各運転モードなどが設定された場合に、上下風向板6及び補助上下風向板7を所定の位置にそれぞれ配置したり、上下風向板6及び補助上下風向板7を上下方向に揺動させたりする。
<第1状態から第2状態への変更>
また、この制御部10は、冷房運転時において、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態(第1状態)で運転しているときに、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定されたタイミングで一時的に補助上下風向板7を下方に回動させて、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)に変更する。補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態に変更されると、図4に示すように、補助上下風向板7と第2上壁部17とに間隙が形成される。そのため、図4中に矢印で示すように、送風ファン3からの冷気が、補助上下風向板7の表面7a側と、裏面7b側(即ち、補助上下風向板7と第2上壁部17との間)の両方を流れる状態に変化する。
ここで、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定されたタイミングとは、具体的には、冷房運転時において、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態となってから所定時間t1(例えば、2時間)が経過し、かつ、吹出口14から吹き出される冷気の吹出温度が所定温度以下となったときを意味する。冷房運転が長時間継続され、かつ吹出温度が低い状態であると、補助上下風向板7の表面7aと裏面7bとの温度差が大きくなって、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露しやすい状態となる。そこで、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露して水滴が付く前に、第1上壁部16に沿って流れる冷気が補助上下風向板7の表面7a側と裏面7b側の両方を流れる状態に変更して、補助上下風向板7の裏面7bに水滴が付くことを防止している。
なお、この空気調和機では、吹出温度を検出する吹出温度センサが設けられておらず、吹出温度を直接検出することができないので、送風ファン3のファン回転数、熱交温度センサ8で検出された室内熱交温度、及び室内温度センサ9で検出された室内温度に基づいて吹出温度を推定することで、吹出温度が所定温度以下であるか否かを判断している。具体的には、ファン回転数が所定回転数以下であって、室内熱交温度が所定温度以下であって、かつ、室内温度が所定温度以下となった場合に、吹出温度が所定温度以下であると判断している。
また、図4に示すように、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態においても、補助上下風向板7の全領域が第2上壁部17を延長した面Sより上方に配置される。したがって、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態であっても、補助上下風向板7は送風ファン3からの冷気の流れをほとんど遮らない。その結果、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態において、送風ファン3からの冷気が補助上下風向板7に衝突することで風量が低下することが抑制される。
<第2状態から第1状態への変更>
また、この制御部10は、冷房運転時において、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)で運転しているときに、冷房運転時間に基づいて決定されたタイミングで補助上下風向板7を上方に回動させて、図2に示すように、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接する状態(第1状態)に再度変更する。
具体的には、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態に変更されてから所定時間t2(例えば、1時間)が経過したときに、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接する状態に変更する。補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態に変更されてから、冷房運転が長時間継続されると、送風ファン3からの冷気が補助上下風向板7の表面7aと裏面7bの両方を流れることで、表面7aと裏面7bとの温度差が小さくなって、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露しにくい状態となる。そこで、再度補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接する状態に変更して、送風ファン3からの冷気の風量を多くしている。
なお、この空気調和機では、冷房運転が長時間継続して行われると、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接する状態(第1状態)と、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)とを繰り返す。即ち、補助上下風向板7のスイング動作が行われる。しかし、この「スイング動作」は、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露して水滴が付く運転状態である第1状態と、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露しにくい状態に戻る第2状態とを繰り返すものであるため、通常のスイング動作(静止時間がほとんどなく、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露して水滴が付く課題が生じないもの)とはその性質が異なる。
タイマ部21は、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態となってから所定時間t1が経過したか否かを判断する際の所定時間t1、及び補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態に変更されてから所定時間t2が経過したか否かを判断する際の所定時間t2を計測するためのタイマを駆動制御する。
[フロー]
次に、図6を参照して本実施形態に係る空気調和機の動作(フロー)について説明する。スタート時においては、冷房運転中であり、かつ補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態(第1状態)であるものとする。
まず、冷房運転中であるか否かを判断する(S1)。冷房運転中でない場合(S1:No)、ステップS1を繰り返す。一方、冷房運転中である場合(S1:Yes)、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態(第1状態)であるか否かを判断する(S2)。補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態である場合(S2:Yes)、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態となってから所定時間t1が経過したか否かを判断する(S3)。
そして、所定時間t1が経過した場合(S3:Yes)、吹出口14から吹き出される冷気の吹出温度が所定温度以下であるか否かを判断する(S4)。なお、この空気調和機では、上記のとおり、吹出温度を直接検出できないので、ファン回転数、室内熱交温度、及び室内温度に基づいて吹出温度を推定することで、吹出温度が所定温度以下であるか否かを判断している。具体的には、ステップS4では、ファン回転数が所定回転数以下であって、室内熱交温度が所定温度以下であって、かつ、室内温度が所定温度以下となったか否かを判断している。
ステップS4において、吹出温度が所定温度以下である場合(S4:Yes)、制御部10は、一時的に補助上下風向板7を下方に回動させて、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)に変更する(S5)。一方、所定時間t1が経過していない場合や(S3:No)、吹出温度が所定温度より高い場合(S4:No)、ステップS1に戻る。
また、ステップS2において、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)である場合(S2:No)、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態となってから所定時間t2が経過したか否かを判断する(S6)。所定時間t2が経過した場合(S6:Yes)、制御部10は、補助上下風向板7を上方に回動させて、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接する状態(第1状態)に変更する(S7)。一方、所定時間t2が経過していない場合(S6:No)、ステップS1に戻る。
[本実施形態の空気調和機の特徴]
本実施形態の空気調和機には、以下の特徴がある。
この空気調和機では、図2に示すように、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態(第1状態)、すなわち補助上下風向板7の裏面7b側(補助上下風向板7と第2上壁部17との間)を冷気がほとんど流れない状態で冷房運転が行われているときに、図4に示すように、一時的に補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)、すなわち補助上下風向板7の裏面7b側(補助上下風向板7と第2上壁部17との間)を冷気が流れる状態に変更されるので、補助上下風向板7の裏面7b(上面)において結露して水滴が付くことを防止できる。
また、この空気調和機では、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定されたタイミングで、補助上下風向板7の裏面7b側(補助上下風向板7と第2上壁部17との間)を冷気が流れる状態に変更されるので、冷房運転が長時間継続され、かつ吹出温度が低い状態、すなわち補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露して水滴が付く運転状態において、補助上下風向板7の裏面7b側を冷気が流れる状態に変更できる。
また、この空気調和機では、空気流路の上壁部15が、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部16と、第1上壁部16の前方において空気流路が広がるように配置された第2上壁部17とを有する場合において、補助上下風向板7の裏面7b(上面)において結露して水滴が付くことを防止できる。また、補助上下風向板7が第1上壁部16を延長した面Sより第2上壁部17側に配置されるので、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態で冷房運転が行われている場合において、補助上下風向板7は送風ファン3からの冷気の流れ方向に配置されない。したがって、送風ファン3からの冷気が補助上下風向板7に衝突することで風量が低下することを防止できる。
また、この空気調和機では、ファン回転数、室内熱交温度、及び室内温度に基づいて吹出温度を推定して、推定した吹出温度に基づいて補助上下風向板7を制御することができるので、吹出温度センサ等を設けるなどして、吹出温度を直接検出する必要がない。
また、この空気調和機では、冷房運転時において、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)で運転しているときに、冷房運転時間に基づいて決定されたタイミングで、再度補助上下風向板7が第2上壁部17に当接する状態(第1状態)に変更される。したがって、補助上下風向板7の裏面7b側を冷気が流れる状態に変更されることにより、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露しにくい状態となったときに、補助上下風向板7の裏面7b側を冷気が流れない状態に変更できるので、補助上下風向板7の裏面7bにおいて結露しにくい状態において、送風ファン3からの冷気が補助上下風向板7に衝突することで風量が低下することを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
[変形例]
本実施形態の空気調和機では、図2に示すように、補助上下風向板7が第2上壁部17の近傍に配置されているが、補助上下風向板7は、第1上壁部16の近傍に配置されていてもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、図2に示すように、空気流路の上壁部15が、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部16と、第1上壁部16の前方において空気流路が広がるように配置された第2上壁部17とを有しているが、空気流路の上壁部15の構成は上記に限られない。例えば、空気流路の上壁部15が第1上壁部16のみから構成されていてもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、図2に示すように、補助上下風向板7の先端部7cが、空気流路の上壁部15に当接しているが、上壁部15に当接する部分は先端部7cに限られない。例えば、補助上下風向板7の裏面7b略全体が上壁部15に当接していてもよい。そうすることで、補助上下風向板7が上壁部15に対してより平行になり、送風ファン3からの冷気が補助上下風向板7に衝突して風量が低下することをさらに防止できる。
また、本実施形態の空気調和機では、補助上下風向板7の裏面7b側を冷気が流れる状態に変更するタイミングを、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定したが、冷房運転時間及び吹出温度のどちらか一方に基づいて決定してもよいし、その他の所定の方法(例えば、リモコン操作)に基づいて決定してもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定されたタイミングとは、具体的には、補助上下風向板7の一部が第2上壁部17に当接した状態となってから所定時間t1が経過し、かつ吹出温度が所定温度以下となったときを意味するが、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定されたタイミングとは、上記に限られるものではない。例えば、上記のタイミングとは、冷房運転時において、吹出温度が所定温度以下である状態が所定時間継続したときであってもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、吹出温度を直接検出できないので、ファン回転数、室内熱交温度、及び室内温度に基づいて吹出温度を推定することで、吹出温度が所定温度以下であるか否かを判断したが、吹出温度センサを設けて吹出温度を直接検出してもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、補助上下風向板7の裏面7b側を冷気が流れる状態に変更された後で、再度補助上下風向板7の裏面7b側を冷気が流れない状態に変更するタイミングを、冷房運転時間に基づいて決定したが、吹出温度に基づいて決定してもよいし、冷房運転時間及び吹出温度に基づいて決定してもよいし、その他の所定の方法(例えば、リモコン操作)に基づいて決定してもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、図4に示すように、補助上下風向板7が第2上壁部17に当接しない状態(第2状態)において、補助上下風向板7の全領域が第2上壁部17を延長した面Sより上方に配置されるが、補助上下風向板7が第2上壁部17を延長した面S上又は面Sより下方に配置されてもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、冷房運転時において、補助上下風向板7が上壁部15に当接しない状態(第2状態)に変更された場合を除いて、補助上下風向板7の一部が上壁部15に当接するよう配置されることとした。しかし、この空気調和機は、補助上下風向板7を上壁部15に当接しない所定の位置に固定する運転モードを備えていてもよいし、また、補助上下風向板7を上下方向に揺動させる通常のスイング動作を行う運転モードを備えていてもよい。そして、これらの運転モードが実行されている場合には、図6に示す本実施形態の動作(フロー)が実行されないようにしてもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、左右風向板5を備えているが、左右風向板5はなくてもよい。
また、本実施形態の空気調和機では、補助上下風向板7は、リモコン操作によって制御不可としたが、リモコン操作によって制御可能であってもよい。
また、空気調和機の除湿運転時に、冷房運転時と同様の動作が行われるようにしてもよい。したがって、本発明における「冷房運転時」には、「除湿運転時」が含まれる。
本発明を利用すれば、冷房運転時において、補助上下風向板の上面において結露して水滴が付くことを防止できる。
1 室内機
3 送風ファン
4 室内熱交換器
6 上下風向板
7 補助上下風向板
13 吸込口
14 吹出口
15 上壁部
16 第1上壁部
17 第2上壁部

Claims (5)

  1. 吸込口から吹出口に至る空気流路に配置された送風ファンと、
    前記吹出口の近傍において回動可能に支持された上下風向板と、
    前記上下風向板の上方において回動可能に支持された補助上下風向板と、
    前記補助上下風向板を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    冷房運転時において、前記補助上下風向板の一部が前記空気流路の上壁部に当接した第1状態で運転しているときに、所定のタイミングで一時的に前記補助上下風向板を回動させて、前記補助上下風向板が前記空気流路の上壁部に当接しない第2状態に変更することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記空気流路の上壁部が、前方に向かって下向きに傾斜した第1上壁部と、前記第1上壁部の前方において前記空気流路が広がるように配置された第2上壁部とを有し、
    前記補助上下風向板が、前記第1上壁部を延長した面より前記第2上壁部側に配置され、
    前記制御手段は、
    冷房運転時において、前記補助上下風向板の一部が前記第2上壁部に当接した第1状態で運転しているときに、所定のタイミングで一時的に前記補助上下風向板を回動させて、前記補助上下風向板が前記第2上壁部に当接しない第2状態に変更することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御手段は、冷房運転時間に基づいて決定されたタイミングで、前記第1状態から前記第2状態に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記制御手段は、吹出温度に基づいて決定されたタイミングで、前記第1状態から前記第2状態に変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記空気流路に配置された室内熱交換器を備え、
    前記制御手段は、ファン回転数、室内熱交温度及び室内温度に基づいて決定されたタイミングで、前記第1状態から前記第2状態に変更することを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
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