JP2014120811A - ゲートウェイ装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

ゲートウェイ装置、通信システムおよび通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トラフィックが増加するのを防止しつつ、特定のノードから優先的にデータを収集することが可能なゲートウェイ装置を得ること。
【解決手段】本発明は、複数のノード装置とともにマルチホップネットワークを形成し、複数のノード装置から定期的にデータを収集してサーバ装置に中継するゲートウェイ装置であって、マルチホップネットワークに対してノード装置が新たに参入する場合に、新たに参入するノード装置である新規ノード装置に設定されている優先度またはこれに関する情報である機器情報を新規ノード装置から取得する機器情報取得手段(ノード管理部16)と、機器情報に基づいて新規ノード装置の優先度を判別するとともに、新規ノード装置にデータを送信させる期間として、優先度が高ければ短い期間を優先度が低ければ長い期間を割り当てるデータ送信期間決定手段(優先度管理部17,アプリ制御部18)と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、マルチホップネットワークを形成するゲートウェイ装置に関し、特に、自動検針システムで利用されるマルチホップネットワークを形成している各ノードから検針データを収集するゲートウェイ装置に関する。
集約局であるゲートウェイ(GW)を中心としたマルチホップネットワークを利用した自動検針システムでは、複数存在するそれぞれのセンサノードが、計量値(電気やガス、水道等の使用量)を中継しながら集約局に送信する。なお、計量値を中継するノードには、センシング機能を有さないノードが含まれていてもよい。このようなシステムでは、複数存在しているセンサノードのうち、どのセンサノードから優先的に計量値を取得するか決まっていない。ネットワークの観点からするとマルチホップネットワークの根に近い(GWに近い)上位ホップより優先して取得できることが良い。一方、自動検針システムでは、センサノードの優先度や機器情報により、一部のセンサノードから早いタイミングで優先して計量値を取得したい場合がある。しかしながら、ネットワークの構築と重要なセンサノード(優先的に計量値を取得したいセンサノード)の関係は必ずしも一致しない。
ここで、複数の機器のうち、優先度の高い機器からより早く情報を取得するための技術として、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載された方式では、主局が、優先順位の高い従局を優先してポーリングする。
特開2000−13409号公報
自動検針システムなど、集約局が存在するマルチホップネットワークにおいては、集約局の近辺にトラヒックが集中するため、集約局と各ノードとの間でやり取りされるトラフィックの増加を抑えることが課題の一つとして挙げられる。しかしながら、上記特許文献1の技術を適用して特定のノードから優先的に計量値を取得する構成とした場合、要求するコマンドが必要なため、トラヒックが増加すると共に計量値を取得するまでの所要時間が長くなるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トラフィックが増加するのを防止しつつ、特定のノードから優先的にデータを収集することが可能なゲートウェイ装置、通信システムおよび通信方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のノード装置とともにマルチホップネットワークを形成し、当該複数のノード装置から定期的にデータを収集してサーバ装置に中継するゲートウェイ装置であって、前記マルチホップネットワークに対してノード装置が新たに参入する場合に、新たに参入するノード装置である新規ノード装置に設定されている優先度またはこれに関する情報である機器情報を当該新規ノード装置から取得する機器情報取得手段と、前記機器情報に基づいて前記新規ノード装置の優先度を判別するとともに、前記新規ノード装置にデータを送信させる期間として、優先度が高ければ短い期間を優先度が低ければ長い期間を割り当てるデータ送信期間決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、新たに参入するノードの優先度を判別し、優先度が高いノードの場合、送信を許可する期間として、他のノード(優先度が低いノード)よりも短い期間を割り当てるので、トラヒックが増加するのを抑えつつ高優先度のノードのデータを優先的に収集できる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。 図2は、ノードの構成例を示す図である。 図3は、GWの構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図5は、実施の形態2の通信システムの構成例を示す図である。 図6は、実施の形態2の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図7は、実施の形態3の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態4の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態5の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図10は、実施の形態6の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図11は、実施の形態7の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図12は、実施の形態8の動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下に、本発明にかかるゲートウェイ装置、通信システムおよび通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。図示したように、本実施の形態の通信システムは、サーバ装置1、ゲートウェイ装置(GW)2および複数のノード装置3(ノード装置31〜310)を含み、GW2とノード装置3はマルチホップネットワークを形成している。なお、以下の説明においてはサーバ装置およびノード装置をそれぞれサーバおよびノードと記載する。
サーバ1は、マルチホップネットワークの経路や状態を管理するとともに、各ノード3から計量値を収集するサーバである。GW2はマルチホップネットワークの集約局であり、光回線や携帯電話回線などのIP網を介してサーバ1と接続されている。ノード3は、電気等の使用量を計量するためのセンサを備える、または、計量機器に接続されており、センサによるセンシングで得られた計量値または接続されている計量機器から取得した計量値をGW2経由でサーバ1へ送信する。なお、GW2とノード3およびノード3同士は無線伝送路を介して通信する。図1では、GW2およびノード3の接続関係を破線で示しており、GW2に対してはノード31、34および37が接続されている。ノード31にはノード32および33が接続されている。同様に、ノード34にはノード35および36が接続されており、ノード37にはノード38および39が接続されている。ノード35にはノード310が接続されている。
各ノード3(ノード31〜310)は、GW2と直接通信することができない場合、他のノード3をホップ(中継)してGW2と通信する。例えば、GW2がノード310と通信する場合、GW2は、ノード34および35を経由してノード310と通信する。なお、本実施の形態ではGW2が1台、ノードが10台、新規ノードが1台の場合について説明するが、これは一例であり、それぞれ図1で示す台数に限定するものではない。GW2およびノード31〜310により形成されているマルチホップネットワークは、電気やガス、水道などの計量値をサーバ1に通知するために使用されるネットワークであり、各ノード3が計量値を通知する際にはノードの優先度に応じた通知タイミングで行うように構成されている。また、通知タイミングは必要に応じて変更できるように構成されている。なお、図1の例では、ノード35および38の優先度とその他のノードの優先度が異なっているものとする。
図2はノード3の構成例を示す図である。ノード3は、アンテナ30、無線部31、送受信IF(インタフェイス)部32、計量部33、経路管理部34、機器情報管理部35、時刻管理部36および記憶部37を備える。例えば無線部31は無線ICによって実現され、送受信IF部32、計量部33、経路管理部34、機器情報管理部35および時刻管理部36はCPUにより提供される一つの機能として実現される。記憶部37は不揮発性のメモリによって実現される。
無線部31は、アンテナ30を使用して他のノード3またはGW2と通信する。送受信IF部32はCPUと無線部31のインタフェイスであり、無線部31との間でデータの送受信を行う。計量部33は、サーバ1が必要としているデータを得るための計量を行う。なお、計量部33が計量を行うのではなく、外部の計量機器から計量結果(計量値)を取得するようにしてもよい。経路管理部34は、GW2までの経路(マルチホップ通信経路)を構築・管理する。機器情報管理部35は、計量値(センサ値)を送信する優先度や自身の機器情報(例えば、契約情報など)、その他の情報を管理する。時刻管理部36は、計量値を送信するタイミングの決定などに必要な時刻を計時する。記憶部37は、各種情報、例えば、計量値を送信する送信期間やこれに関連する情報などを記憶する。なお、送信期間はGW2から指定される。送信期間は、計量値を送信する期間を導き出す際に必要な情報である。ノード3は、送信期間に基づいて求めた期間内のランダムなタイミングで計量値を送信する。
図3はGW2の構成例を示す図である。GW2は、アンテナ10、無線部11、有線部12、送受信IF部13,14、経路管理部15、ノード管理部16、優先度管理部17、アプリ制御部18、時刻管理部19、記憶部20およびクロック21を備える。例えば無線部11は無線ICによって実現され、送受信IF部13,14、経路管理部15、ノード管理部16、優先度管理部17、アプリ制御部18および時刻管理部19はCPUにより提供される一つの機能としてそれぞれ実現される。記憶部20は不揮発性のメモリによって実現される。
無線部11は、アンテナ10を使用してノード3と通信する。有線部12は、有線伝送路を介して接続されたサーバ1と通信する。なお、GW2とサーバ1が無線伝送路を介して接続された構成としても構わない。送受信IF部13はCPUと無線部11のインタフェイスであり、無線部11との間でデータの送受信を行う。送受信IF部14はCPUと有線部12のインタフェイスであり、有線部12との間でデータの送受信を行う。経路管理部15は、マルチホップネットワークを形成している各ノード3までの経路(マルチホップ通信経路)を管理・構築する。機器情報取得手段としてのノード管理部16は、自身配下のノード3から機器情報を取得してこれを管理する。優先度管理部17は、ノード3の機器情報に基づき、各ノード3が計量値を送信するタイミング(後述する送信期間、オフセットなど)を決定し、これを管理する。アプリ制御部18は、自身配下のノード3の台数の変化・契約の変化などに応じて、各ノード3が計量値を送信するタイミング(後述する送信期間、オフセットなど)の調整などを行う。時刻管理部19は、時刻を計時する。記憶部20は、各種情報を記憶する。なお、優先度管理部17およびアプリ制御部18はデータ送信期間決定手段を構成する。
次に、本実施の形態にかかる通信システムの特徴的な動作、具体的には、ノード3が新たに設置されてからマルチホップネットワークに参加(登録)し、データ(計量値)の送信を開始するまでの動作について説明する。
図4は、実施の形態1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図4では、ノード34、ノード35、ノード36およびノード310が順次マルチホップネットワークに参加する場合のシーケンスを示している。ここでは、ノード35が優先ノード(優先的にデータを送信する必要があるノード)、これ以外は通常ノード(優先的にデータを送信する必要のないノード)とする。また、各ノード3の設置位置およびGW2の関係は図1に示したものとする。
図4に示した例では、まず、通常ノードであるノード34がGW2との直接通信が可能な場所に設置される(ステップS101)。設置されたノード34は、GW2に対して登録を要求する(ステップS102)。このときノード34は、自身の機器情報として、GW2が自ノードの優先度を判別するための情報も一緒に送信する。例えば、優先度の情報そのもの、設置された需要家の契約内容の情報、などを機器情報として送信する。登録要求を受けたGW2は、送信されてきた機器情報に基づいて、要求元ノードが優先ノードに該当するかどうかを判別する。優先度そのものが機器情報として送信されてきた場合、GW2は、優先度が高ければ優先ノードと判断する。優先度以外の情報が機器情報として送信されてきた場合、GW2は所定の方法で機器情報を評価し、優先ノードに該当するか否か判断する。そして、優先ノードに該当する場合、GW2は、非優先ノードである通常ノードよりも早いタイミングで計量値を送信するように、要求元ノードの送信期間を決定する。ここで、送信期間とは、要求元ノードに計量値を送信させる期間であり、要求元ノードは、送信期間内の所定のタイミングで計量値を送信する。
GW2は、ここでは、要求元ノードであるノード34を通常ノードと判断し、通常ノード用の送信期間(送信期間#1とする)をノード34に割り当てる。そして、ノード34の登録が完了したことを示す登録通知をサーバ1へ送信する(ステップS103)。さらに、ノード34に対して登録応答を送信する(ステップS104)。登録応答では、ノード34を通常ノードとして登録したこと、および上記決定した送信期間#1を通知し、サーバ1は通知された内容を記憶する。ノード34は、通知された送信期間#1を記憶し、自動検針の開始タイミングとなった場合には、送信期間#1内で計量値をサーバ1へ送信する。
ノード34の設置および登録が完了後、優先ノードであるノード35が、GW2との直接通信が不可能かつノード34との直接通信が可能な場所に設置される(ステップS111)。この場合、設置されたノード35は、直接通信が可能なノード34を介してGW2に対して登録を要求する(ステップS112)。なお、上記のノード34と同様に、ノード35は、自身の機器情報とともに登録要求を送信する。登録要求を受けたGW2は、送信されてきた機器情報に基づいて、要求元のノード35が優先ノードに該当するかどうか判別する。
GW2は、要求元ノードであるノード35を優先ノードと判断し、優先ノード用の送信期間(送信期間#2とする)をノード35に割り当てる。そして、ノード35の登録が完了したことを示す登録通知(ノード35を登録したこと、および送信期間#2を割り当てたことを示す通知)をサーバ1へ送信し(ステップS113)、さらに、ノード35に対して登録応答を送信する(ステップS114)。ノード34への登録応答送信時と同様に、決定した送信期間(ここでは送信期間#2となる)をノード35へ通知する。ノード35は、通知された送信期間#2を記憶し、自動検針の開始タイミングとなった場合には、送信期間#2内で計量値をサーバ1へ送信する。
以下同様に、ノード36およびノード310を対象として、設置および登録を行う(ステップS121〜S124、ステップS131〜S134)。
設置された各ノード3(ノード34〜36,310)は、自動検針の開始タイミングになると、登録動作時に通知された送信期間内において計量値をサーバ1宛に送信する。図4の例では優先ノードであるノード35が送信期間#2において計量値を送信し(ステップS115)、通常ノードであるノード34、36および310は送信期間#1において計量値を送信する(ステップS105,S125,S135)。
優先ノードに割り当てた送信期間#2は通常ノードに割り当てた送信期間#1よりも期間長が短いため、サーバ1は、自動的に検針を行う時刻(自動検針の開始タイミング、図4の例では毎時0分0秒)となってから短時間の間に優先ノードからの計量値を収集できる。すなわち、通常ノードよりも優先させて、優先ノードの計量値を収集できる。なお、図4では、送信期間#2が#1と重複しているため、通常ノードの計量値が優先ノードの計量値よりも先に送信される可能性もある。しかし、自動検針の開始タイミングとなってから短時間の間に、サーバ1は優先ノードの計量値を確実に収集できる。
各ノード3は、自動検針の開始タイミングを予め認識しているものとする。この自動検針開始タイミングは、優先ノードか否かによらず各ノード3で共通とし、例えば、ネットワークへの登録動作時にサーバ1からノード3へ通知するようにしてもよいし、設置時に外部から設定してもよい。自動検針開始タイミングは、例えば、1時間ごと(毎時0分0秒)とする。
このように、本実施の形態の通信システムでは、ノード3がマルチホップネットワークに参加するための登録動作において、登録要求元のノード3が優先ノードに該当するか否かをGW2が判別し、優先ノードに該当する場合、計量値の送信を許可する期間を示す送信期間として、他のノード(非優先ノードである通常ノード)よりも短い期間を指定し、各ノード3は、指定された送信期間において計量値をサーバ1へ送信することとした。これにより、トラヒックが増加するのを抑えつつ優先ノードの計量値を優先的に(早いタイミングで)サーバ1が確実に取得できる。
なお、本実施の形態では、優先度が2種類(優先ノードと通常ノード)の場合の例について説明したが、2種類以上としてもよい。例えば3種類の場合、送信期間の長さも3種類となる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1で説明した通信システムのマルチホップネットワークに優先ノードを追加登録する場合の動作を説明する。なお、本実施の形態、および後述する各実施の形態においては、それまでに説明した実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
図5は、実施の形態2の通信システムの構成例を示す図である。図5は、実施の形態1の通信システム(図1)に対して優先ノードであるノード311を追加した場合の構成を示している。ノード311はノード36と通信が可能な場所に設置されている。
図6は、実施の形態2の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図6では、ノード34、ノード35、ノード36およびノード310がマルチホップネットワークに参入済みで自動的に計量値をサーバ1へ送信する動作を行っている(ステップS201〜S204)。なお、ノード35が優先ノード、その他は通常ノードである。優先ノードは送信期間#2内で計量値を送信し、通常ノードは送信期間#1内で計量値を送信している。この状態において、ノード311(優先ノード)が新たに設置されると(ステップS211)、ノード311は、GW2に対して登録を要求する(ステップS212)。このとき自身の機器情報も一緒に送信する。
ノード311から登録要求を受信したGW2は、機器情報に基づいて、ノード311が優先ノードに該当するか否か判断する。ノード311は優先ノードであるため、GW2は、ノード311に対して優先ノード用の送信期間(送信期間#2Bとする)を割り当てる。ここで、本実施の形態のGW2は、マルチホップネットワークに参加しているノードの台数を考慮し、台数が多いほど送信期間が長くなるように、期間長を決定する。すなわち、送信期間#2Bは送信期間#2よりも長い値に決定する。そして、GW2は、ノード311の登録が完了したことを示す登録通知をサーバ1へ送信し(ステップS213)、さらに、ノード311に対して登録応答を送信する(ステップS214)。登録応答では、上記決定した送信期間#2Bを通知する。ノード311は、通知された送信期間#2Bを記憶し、自動検針の開始タイミングとなった場合には、送信期間#2B内で計量値をサーバ1へ送信する。
GW2は、また、上記の登録動作において優先ノード用の送信期間#2Bを決定する際、通常ノード用の新しい送信期間#1Bを決定する(通常ノード用の送信期間を更新する)。送信期間#1Bは、送信期間#1よりも長い値とする。そして、上記のステップS214に続いて、マルチホップネットワーク内の各ノードへ更新後の各送信期間(優先ノード用の送信期間#2B,通常ノード用の送信期間#1B)を広告メッセージとして送信する(ステップS215)。このステップS215では、各送信期間をブロードキャストで通知する。これを受信した各ノード3もブロードキャストで通知(フラッティング)を行う。通常ノードは通知されてきた送信期間のうち、送信期間#1Bを記憶し、優先ノードは通知されてきた送信期間のうち、送信期間#2Bを記憶する。なお、#1Bおよび#2Bを決定した結果、送信期間の更新が不要な場合には、ステップS215を省略できる。すなわち、送信期間#1B=送信期間#1かつ送信期間#2B=送信期間#2の場合には、ステップS215を省略してもよい。
以上の手順により送信期間の通知を受けた各ノード3(新たに参入したノード311を含む)は、自動検針の開始タイミング(図6の例では毎時0分0秒)になった後、記憶している送信期間内で計量値をサーバ1へ送信する。本実施の形態では、ノード35および311が優先ノードであるため、これらのノードは送信期間#2Bで計量値を送信する(ステップS221,S222)。ノード34、36および310は通常ノードであるため、これらのノードは送信期間#1Bで計量値を送信する(ステップS223,S224,S225)。
優先ノードが計量値を送信する期間の長さは通常ノードが計量値を送信する期間よりも短くなるように設定しているが、優先ノードの数が増加すると、優先ノードの送信が短期間に集中し、衝突が発生する確率が高くなる。そこで、本実施の形態では、上述したように、マルチホップネットワークへ参入しているノードの数が増加すると、送信期間の長さを参入済ノードの数に応じた値に更新する。
なお、優先ノードが増加した場合の動作について説明したが、通常ノードが増加した場合、GW2は通常ノード用の送信期間を更新し、更新後の送信期間を各ノードへ通知する。通常ノードが増加した場合、優先ノード用の送信期間は更新しなくてもよい。
マルチホップネットワークに参入しているノードの数が増加した場合の動作例を説明したが、参入しているノードの数が減少した場合にも送信期間を更新するようにしてもよい。減少した場合には、増加した場合とは逆に、送信期間を短くする。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、GW2は、ノード3の参入数が変動した場合、変動後の優先ノードの数および通常ノードの数に基づいて、優先ノードが計量値を送信する送信期間および通常ノードが計量値を送信する送信期間を更新し、更新後の送信期間をマルチホップネットワーク内の各ノード3に通知することとした。また、通知を受けた各ノードは、更新後の送信期間に従って計量値を送信することとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、優先ノードの台数および通常ノードの台数に応じた最適な送信期間を設定できる。例えば、ノードが増加した場合に各ノードが送信する信号同士が衝突する確率が増加するのを防止できる。
実施の形態3.
本実施の形態では、マルチホップネットワークに参入済みのノードの優先度が変更された場合の動作について説明する。通信システムの構成は実施の形態2と同様とする。ノードの優先度は、例えば、契約内容(設置されている需要家の契約内容)が変更されることに伴って変化する。
図7は、実施の形態3の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図7では、ノード310の契約内容が変更されたことにより通常ノードから優先ノードに変化する場合の動作例を示している。
ノード34、ノード35、ノード36、ノード310およびノード311はマルチホップネットワークに参入済みであり、参入時に通知された送信期間に従って計量値をサーバ1へ自動的に送信している(ステップS301〜S305)。なお、ノード35および311が優先ノード、その他は通常ノードである。優先ノードは送信期間#2内で計量値を送信し、通常ノードは送信期間#1内で計量値を送信している。この状態において、ノード310(通常ノード)の契約内容が変更され優先ノードに変化すると、サーバ1で管理している情報が更新される(ステップS311)。これに伴い、サーバ1は、ノード310の契約変更内容を示す契約変更通知をGW2経由でノード310へ通知する(ステップS312)。GW2は、ノード310の契約内容が変更され、通常ノードから優先ノードに変更となったことを検出すると、通常ノード用の送信期間および優先ノード用の送信期間を更新し、更新後の各送信期間(優先ノード用の送信期間#2B,通常ノード用の送信期間#1B)を広告メッセージとして各ノード3へ送信する(ステップS313)。このステップS313では、各送信期間をブロードキャストで通知する。これを受信した各ノード3もブロードキャストで通知(フラッティング)を行う。通常ノードは通知されてきた送信期間のうち、送信期間#1Bを記憶し、優先ノードは通知されてきた送信期間のうち、送信期間#2Bを記憶する。なお、#1Bおよび#2Bを決定した結果、送信期間の更新が不要な場合には、ステップS313を省略できる。すなわち、送信期間#1B=送信期間#1かつ送信期間#2B=送信期間#2の場合には、ステップS313を省略してもよい。
以上の手順により送信期間の通知を受けた各ノード3(通常ノードから優先ノードに変更となったノード310を含む)は、自動検針の開始タイミング(図7の例では毎時0分0秒)になった後、記憶している送信期間内で計量値をサーバ1へ送信する。本実施の形態では、ノード35、310および311が優先ノードであるため、これらのノードは送信期間#2Bで計量値を送信する(ステップS321〜S323)。ノード34および36は通常ノードであるため、これらのノードは送信期間#1Bで計量値を送信する(ステップS324およびS325)。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、GW2は、ノード3の種別(優先ノード、通常ノード)が変更となった場合、変更後の優先ノードの台数および通常ノードの台数に基づいて、計量値の送信期間を更新し、更新後の送信期間をマルチホップネットワーク内の各ノード3に通知することとした。通知を受けた各ノードは、更新後の送信期間に従って計量値を送信することとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、優先ノードの台数および通常ノードの台数に応じた最適な送信期間を設定できる。
契約変更時にはサーバから設定するだけで、現地作業を必要とせず、このように送信期間を設定するだけで優先度の高いノードの計量値をマルチホップネットワークの中で契約変更時に送信期間を調整し、優先するノードが少ない時には短い送信期間、多い時には長い送信期間と調整ができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3の通信システムでは、優先ノード用の送信期間と通常ノード用の送信期間が重複していたが、本実施の形態では、優先ノード用の送信期間と通常ノード用の送信期間が重複しないように設定することが可能な通信システムについて説明する。通信システムの構成は実施の形態1と同様とする(図1参照)。
図8は、実施の形態4の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図8に示したシーケンスは、実施の形態1で説明したシーケンス(図4)のうち、ステップS104、S105、S114、S115、S124、S125、S134およびS135を、それぞれステップS104a、S105a、S114a、S115a、S124a、S125a、S134aおよびS135aに置き換えたものである。
本実施の形態のGW2は、ノード3から登録要求を受けると、要求元のノード3の優先度(優先ノードと通常ノードのどちらに該当するか)を判断し、判断結果に応じた送信期間およびオフセットを決定する(割り当てる)。具体的には、通常ノードと判断した場合には送信期間#1およびオフセット#1を割り当て、優先ノードと判断した場合には送信期間#2およびオフセット#2を割り当てる。ここで、オフセットとは、自動検針の開始タイミングとなってから送信期間の開始点までの時間間隔を示す。よって、自動検針の開始タイミング(例えば毎時0分0秒)にオフセットを加算した時点が送信期間の開始点となる。
図8に示したシーケンスのステップS104a、S114a、S124aおよびS134aでGW2が送信する登録応答では、送信期間およびオフセットを通知する。マルチホップネットワークの各ノード3は、登録応答で通知された送信期間およびオフセットに基づくタイミングで計量値を送信する(ステップS105a、S115a、S125aおよびS135a)。図8の例では、GW2は、通常ノード用の送信期間#1と優先ノード用の送信期間#2が重複しないように、オフセット#1および#2を決定している。すなわち、オフセット#2+送信期間#2≦オフセット#1となるように、オフセット#1および#2ならびに送信期間#1および#2を決定している。ただし、通常ノード用の送信期間#1と優先ノード用の送信期間#2が重複しないように各オフセットを決定することは必須ではない。送信期間同士が一部重複するように設定してもよい。なお、各オフセットを0に設定した場合、各ノード3が計量値を送信するタイミングは実施の形態1と同様となる。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、GW2は、ノード3から登録の要求を受けた場合、要求元のノード3の種別(優先ノード、通常ノード)に応じた送信期間に加えて、オフセットを割り当てることとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、優先ノードの送信期間と通常ノードの送信期間は重複しないように設定するなど、より柔軟に送信期間を設定することができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、GW2が送信期間およびオフセットを割り当てる場合の動作について説明したが、この場合にも、実施の形態2と同様に、ノード3の参入数の変化に応じて各送信期間および各オフセットを変更できる。本実施の形態では、ノード3の参入数が変化した場合の送信期間およびオフセットの更新動作について説明する。
図9は、実施の形態5の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図9に示したシーケンスは、実施の形態2で説明したシーケンス(図6)のうち、ステップS201〜S204、S214、S215およびS221〜S225を、それぞれステップS201a〜S204a、S214a、S215aおよびS221a〜S225aに置き換えたものである。
ノード34、ノード35、ノード36およびノード310はマルチホップネットワークに参入済みであり、参入処理時に割り当てられた送信期間およびオフセットに基づくタイミングで自動的に計量値をサーバ1へ送信する動作を行っている(ステップS201a〜S204a)。この状態でノード311が新たに設置されるとGW2に対して登録要求が行われ(S211,S212)、GW2は、ノード311に対して優先ノード用の送信期間#2Bおよびオフセット#2Aを割り当てる。GW2は、また、参入済みの各ノードの新たな送信期間およびオフセットを決定する。通常ノード用の新たな送信期間およびオフセットを送信期間#1Bおよびオフセット#1Aとし、参入済みの優先ノード用の新たな送信期間およびオフセットは送信期間#2Bおよびオフセット#2Aとする。すなわち、GW2は、ノード311が参入した後の優先ノードおよび通常ノードのそれぞれの数に基づいて、優先ノードおよび通常ノードのそれぞれの送信期間およびオフセットを更新する。その後、GW2は、登録応答をノード311へ送信して送信期間#2Bおよびオフセット#2Aを通知する(ステップS214a)。さらに、マルチホップネットワーク内の各ノードへ更新後の送信期間およびオフセット(優先ノード用の送信期間#2Bおよびオフセット#2A,通常ノード用の送信期間#1Bおよびオフセット#1A)を広告メッセージとして送信する(ステップS215a)。なお、#1A、#2A、#1Bおよび#2Bを決定した結果、送信期間およびオフセットの更新が不要な場合には、ステップS215aを省略できる。すなわち、オフセット#1A=オフセット#1かつオフセット#2A=オフセット#2かつ送信期間#1B=送信期間#1かつ送信期間#2B=送信期間#2の場合には、ステップS215aを省略してもよい。
なお、GW2は、ノードの数が増加した場合は、それまでの送信期間(旧送信期間)よりも長くなるように更新後の送信期間(新送信期間)を決定し、これに合わせてオフセットを適宜調整する(オフセットを更新する)。
以上の手順により送信期間およびオフセットの通知を受けた各ノード3(新たに参入したノード311を含む)は、自動検針の開始タイミングになった後、記憶している送信期間およびオフセットに基づくタイミングで計量値をサーバ1へ送信する。本実施の形態では、ノード35および311が優先ノードであるため、これらのノードは送信期間#2Bおよびオフセット#2Bに基づくタイミングで計量値を送信する(ステップS221a、S222a)。ノード34、36および310は通常ノードであるため、これらのノードは送信期間#1Bおよびオフセット#1Bに基づくタイミングで計量値を送信する(ステップS223a,S224a,S225a)。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、GW2は、ノード3の参入数が変動した場合(例えば新たにノード3が参入した場合)、計量値の送信期間およびオフセットを更新し、更新後の送信期間およびオフセットをマルチホップネットワーク内の各ノード3に通知することとした。また、通知を受けた各ノードは、更新後の送信期間およびオフセットに基づくタイミングで計量値を送信することとした。これにより、実施の形態2と同様の効果が得られる。また、優先ノードの送信期間と通常ノードの送信期間が重複しないように設定するなど、より柔軟に送信期間を設定することができる。
実施の形態6.
実施の形態5では、ノード3の参入数の変動に応じて送信期間およびオフセットを更新する場合の動作について説明したが、本実施の形態では、参入済みのノード3の優先度が変更された場合の動作について説明する。
図10は、実施の形態6の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図10に示したシーケンスは、実施の形態3で説明したシーケンス(図7)のうち、ステップS301〜S305、S312、S313およびS321〜S325を、それぞれステップS301a〜S305a、S312a、S313aおよびS321a〜S325aに置き換えたものである。
ノード34、ノード35、ノード36、ノード310およびノード311はマルチホップネットワークに参入済みであり、参入時に通知された送信期間およびオフセットに基づくタイミングで計量値をサーバ1へ自動的に送信している(ステップS301a〜S305a)。なお、ノード35および311が優先ノード、その他は通常ノードである。優先ノードは送信期間#2およびオフセット#2に基づいて導き出される期間内で計量値を送信し、通常ノードは送信期間#1およびオフセット#1に基づいて導き出される期間内で計量値を送信している。この状態において、ノード310(通常ノード)の契約内容が変更され優先ノードに変化すると、サーバ1で管理している情報が更新される(ステップS311)。これに伴い、サーバ1は、ノード310の契約変更内容を示す契約変更通知をGW2経由でノード310へ通知する(ステップS312a)。GW2は、ノード310の契約内容が変更され、通常ノードから優先ノードに変更となったことを検出すると、通常ノード用の送信期間およびオフセットと、優先ノード用の送信期間およびオフセットとを更新し、更新後の各送信期間およびオフセット(優先ノード用の送信期間#2Bおよびオフセット#2A,通常ノード用の送信期間#1Bおよびオフセット#1A)を広告メッセージとして各ノード3へ送信する(ステップS313a)。このステップS313aでは、各送信期間をブロードキャストで通知する。これを受信した各ノード3もブロードキャストで通知(フラッティング)を行う。通常ノードは通知されてきた送信期間のうち、送信期間#1Bおよびオフセット#1Aを記憶し、優先ノードは通知されてきた送信期間のうち、送信期間#2Bおよびオフセット#2Aを記憶する。なお、#1A、#2A、#1Bおよび#2Bを決定した結果、送信期間およびオフセットの更新が不要な場合には、ステップS313aを省略できる。すなわち、オフセット#1A=オフセット#1かつオフセット#2A=オフセット#2かつ送信期間#1B=送信期間#1かつ送信期間#2B=送信期間#2の場合には、ステップS313aを省略してもよい。
以上の手順により送信期間の通知を受けた各ノード3(通常ノードから優先ノードに変更となったノード310を含む)は、自動検針の開始タイミング(図10の例では毎時0分0秒)になった後、記憶している送信期間およびオフセットに基づくタイミングで計量値をサーバ1へ送信する。本実施の形態では、ノード35、310および311が優先ノードであるため、これらのノードは送信期間#2Bおよびオフセット#2Aに基づくタイミングで計量値を送信する(ステップS321a〜S323a)。ノード34および36は通常ノードであるため、これらのノードは送信期間#1Bおよびオフセット#1Aに基づくタイミングで計量値を送信する(ステップS324およびS325)。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、GW2は、ノード3の種別(優先ノード、通常ノード)が変更となった場合、変更後の優先ノードの台数および通常ノードの台数に基づいて、計量値の送信期間およびオフセットを更新し、更新後の送信期間およびオフセットをマルチホップネットワーク内の各ノード3に通知することとした。通知を受けた各ノードは、更新後の送信期間およびオフセットに基づいて導き出された期間内に計量値を送信することとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、優先ノードの台数および通常ノードの台数に応じた最適な送信期間を設定できる。
実施の形態7.
実施の形態1〜6の通信システムでは、マルチホップネットワークに参入しているノードの種別に応じて異なる送信期間を設定したが、本実施の形態では、送信期間に加え、自動検針の開始タイミングもノードの種別に応じて異なる値に設定する。通信システムの構成は実施の形態1と同様とする(図1参照)。
図11は、実施の形態7の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図11に示したシーケンスは、実施の形態1で説明したシーケンス(図4)のうち、ステップS104、S114、S124およびS134を、それぞれステップS104b、S114b、S124bおよびS134bに置き換え、さらに、ステップS105、S115、S125およびS135を、それぞれステップS106、S116〜S119、S126およびS136に置き換えたものである。
本実施の形態のGW2は、ノード3から登録要求を受けると、要求元のノード3の優先度(優先ノードと通常ノードのどちらに該当するか)を判断し、判断結果に応じた送信期間および送信間隔を決定する(割り当てる)。具体的には、通常ノードと判断した場合には送信期間#1および送信間隔#1を割り当て、優先ノードと判断した場合には送信期間#2および送信間隔#2を割り当てる。ここで、送信間隔とは、自動検針の開始タイミングの間隔を示し、例えば、送信間隔#1=1時間、送信間隔#2=15分などとする。優先ノードの送信間隔#2は通常ノードの送信間隔#1よりも短くなるように設定する。送信期間および送信間隔は、上述した実施の形態と同様に、マルチホップネットワークに参入済みのノードの数、優先ノードの数、通常ノードの数などに応じて適宜調整するようにしてもよい。
図11に示したシーケンスのステップS104b、S114b、S124bおよびS134bでGW2が送信する登録応答では、送信期間および送信間隔を通知する。マルチホップネットワークの各ノード3は、登録応答で通知された送信期間および送信間隔に基づくタイミングで計量値を送信する(ステップS106、S116〜S119、S126およびS136)。図11の例では、優先ノードであるノード35が計量値を送信する頻度が通常ノード(ノード34、36および310)の4倍となっている(送信間隔#2は送信間隔#1の1/4に設定されている)。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、GW2は、ノード3から登録の要求を受けた場合、要求元のノード3の種別(優先ノード、通常ノード)に応じた送信期間に加えて、送信間隔を割り当てることとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、優先ノードが計量値を送信する間隔を狭めて送信頻度を高めることができる。
なお、上記の送信間隔の情報についても実施の形態2などと同じように、GW2が送信期間および送信間隔情報をブロードキャストで通知し、受信したノード3もブロードキャストで通知(フラッティング)することにより各ノード3に通知するようにしてもよい。このような動作を行うことで、参入済みのノード3の送信間隔の調整を行うことができる。送信期間と送信間隔に加え、送信期間のオフセットも設定・調整するようにしても構わない。
実施の形態8.
本実施の形態では、計量値の収集に失敗した場合の動作について説明する。なお、通信システムの構成は実施の形態2と同様とする(図5参照)。
図12は、実施の形態8の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図12の例では、ノード34、35、36、310および311が、ネットワークへの参入時などにGW2から通知された送信期間、オフセット、送信間隔などに基づいて導き出される期間において計量値を送信する(ステップS401〜S405)。ここで、何らかの理由により、ノード35が送信した計量値がGW2に到達しないこととする。GW2は、自身の配下のノード3を管理しており、送信期間などに基づいて導き出される期間(各ノード3が計量値を送信する期間)が経過しても計量値を受信していない場合、当該ノード(図12の例ではノード35)に対して計量値の送信を要求する(ステップS406)。この要求を受けたノード35は、計量値を再送する(ステップS407)。GW2は、再送された計量値をサーバ1へ中継する。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態1〜7のいずれの構成に対しても適用可能である。
このように、本実施の形態のGW2は計量値を送信してこないノード(計量値を受信できないノード)が存在する場合、計量値の再送を指示することとした。これにより、サーバ1は、各ノードの計量値を確実に収集できる。
なお、トラヒックが必要以上に増加するのを回避するために、優先ノードのみを対象として再送指示を行うようにしてもよい。また、一定期間にわたって計量値の受信ができない場合(例えば、送信間隔×Nの期間にわたって計量値を受信できなかった場合)に再送指示を行うようにしてもよい。
上述した実施の形態のうち、実施の形態1〜3、7および8については、一部の実施の形態または全てを組み合わせることが可能である。同様に、実施の形態4〜6、7および8については、一部の実施の形態または全てを組み合わせることが可能である。
以上のように、本発明にかかる通信システムは、マルチホップネットワークを含み、マルチホップネットワークを形成している代表ノード(例えば集約局としてのゲートウェイ)が他のノードからデータを収集する構成の通信システムとして有用であり、例えば、自動検針システムに適している。
1 サーバ、2 ゲートウェイ(GW)、31〜311 ノード、10,30 アンテナ、11,31 無線部、12 有線部、13,14,32 送受信インタフェイス(IF)部、15,34 経路管理部、16 ノード管理部、17 優先度管理部、18 アプリ制御部、19,36 時刻管理部、20,37 記憶部、21 クロック、33 計量部、35 機器情報管理部。

Claims (11)

  1. 複数のノード装置とともにマルチホップネットワークを形成し、当該複数のノード装置から定期的にデータを収集してサーバ装置に中継するゲートウェイ装置であって、
    前記マルチホップネットワークに対してノード装置が新たに参入する場合に、新たに参入するノード装置である新規ノード装置に設定されている優先度またはこれに関する情報である機器情報を当該新規ノード装置から取得する機器情報取得手段と、
    前記機器情報に基づいて前記新規ノード装置の優先度を判別するとともに、前記新規ノード装置にデータを送信させる期間として、優先度が高ければ短い期間を優先度が低ければ長い期間を割り当てるデータ送信期間決定手段と、
    を備えることを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記データ送信期間決定手段は、マルチホップネットワークに参入済みのノード装置の数、参入済の各ノード装置の優先度、および前記機器情報に基づいて、前記新規ノード装置にデータを送信させる期間の長さを決定することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記データ送信期間決定手段は、マルチホップネットワークに参入済みのノード装置の数が変動した場合、変動後のマルチホップネットワークに参入済みのノード装置の数および参入済の各ノード装置の優先度に基づいて、各ノード装置にデータを送信させる期間を更新し、更新後の期間を各ノード装置に通知することを特徴とする請求項1または2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記データ送信期間決定手段は、マルチホップネットワークに新たなノード装置が参入した場合に前記期間を更新することを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記データ送信期間決定手段は、マルチホップネットワークに参入済みのノード装置の優先度が変化した場合に前記期間を更新することを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記期間は、所定の基準タイミングからの経過時間を示すオフセットおよびノード装置に対してデータ送信を許可する区間を示す送信期間により構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のゲートウェイ装置。
  7. 前記データ送信期間決定手段は、優先度の高いノード装置ほど前記基準タイミングに近いタイミングでデータを送信するように、各ノード装置の前記オフセットおよび前記送信期間を割り当てることを特徴とする請求項6に記載のゲートウェイ装置。
  8. 前記データ送信期間決定手段は、優先度の高いノード装置ほど高頻度でデータを送信するように、各ノード装置がデータを送信する間隔を割り当てることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のゲートウェイ装置。
  9. 前記データ送信期間決定手段は、データを送信してこないノード装置を検出した場合、当該ノード装置に対して再送を要求することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のゲートウェイ装置。
  10. 複数のノード装置と、
    前記複数のノード装置とともにマルチホップネットワークを形成し、前記複数のノード装置から定期的にデータを収集してサーバ装置に中継するゲートウェイ装置と、
    を備え、
    前記マルチホップネットワークに対してノード装置が新たに参入する場合、
    新たに参入するノード装置である新規ノード装置は、自身の優先度またはこれに関する情報である機器情報を前記ゲートウェイ装置へ送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、前記機器情報に基づいて前記新規ノード装置の優先度を判別するとともに、前記新規ノード装置にデータを送信させる期間として、優先度が高ければ短い期間を優先度が低ければ長い期間を割り当てることを特徴とする通信システム。
  11. 複数のノード装置と、前記複数のノード装置とともにマルチホップネットワークを形成し、前記複数のノード装置から定期的にデータを収集してサーバ装置に中継するゲートウェイ装置と、を備えた通信システムにおける通信方法であって、
    前記マルチホップネットワークに対してノード装置が新たに参入する場合、
    新たに参入するノード装置である新規ノード装置が自身の優先度またはこれに関する情報である機器情報を前記ゲートウェイ装置へ送信する機器情報送信ステップと、
    前記ゲートウェイ装置が、前記機器情報に基づいて前記新規ノード装置の優先度を判別するとともに、前記新規ノード装置にデータを送信させる期間として、優先度が高ければ短い期間を優先度が低ければ長い期間を割り当てる送信期間割り当てステップと、
    前記新規ノード装置が、前記送信期間割り当てステップで割り当てられた期間内においてデータを送信するデータ送信ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
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