JP2014120549A - 絶縁放熱基板およびそれを用いた回路モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】配線パターンに近接した部分の、樹脂層の急激な温度上昇による、樹脂層の伝熱特性の劣化を抑制するもの。
【解決手段】金属板7と、金属板7の上面に設けた絶縁樹脂層8と、絶縁樹脂層8の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターン9と、配線パターン9の上面に接合部を介して接続配置させた、実装用伝熱ブロック10とを備え、実装用伝熱ブロック10は配線パターン9に接合部を介して面接触させたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】金属板7と、金属板7の上面に設けた絶縁樹脂層8と、絶縁樹脂層8の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターン9と、配線パターン9の上面に接合部を介して接続配置させた、実装用伝熱ブロック10とを備え、実装用伝熱ブロック10は配線パターン9に接合部を介して面接触させたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載用の電子回路などの各種電子機器に用いられる絶縁放熱基板およびそれを用いた回路モジュールに関するものである。
従来の放熱基板は、図7に示すように金属板1の上面に設けた樹脂層2に埋設した配線パターン3へ、半導体素子4をはんだ5などによって接合させることにより配線パターン3との接続を行うことによって電気的に動作をさせると同時に、半導体素子4にて生じる熱に関しては、半導体素子4からはんだ5および配線パターン3を介して樹脂層2および金属板1へ伝えることによって放熱を行うものであった。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては例えば特許文献1が知られている。
しかしながら従来の放熱基板では、半導体素子4で発生した熱は直下の配線パターン3へとはんだ5を介して即座に伝達されるため、特に半導体素子4が瞬間的に高温へと温度上昇を起こす場合は、半導体素子4の直下に位置する配線パターン3の温度もまた瞬間的に高い温度へと上昇することとなるが、その熱は短時間においては樹脂層2における配線パターン3に近接した領域にしか伝わらないものであった。
そしてこの結果として、配線パターン3に近接した部分の樹脂層2の温度が急激にそして高い温度へと上昇するため、その部分の樹脂層2の温度がガラス転移点を超越することで絶縁性の劣化を生じる恐れや、あるいは急激な温度の上昇による形状の変化に伴う樹脂層2と配線パターン3との密着度の低下で樹脂層2による伝熱性や放熱基板としての放熱性の劣化を生じる恐れがあるという課題を有するものであった。
そこで本発明は、熱源から放熱部への熱の伝達を時間的および位置的に分散させることで樹脂層の絶縁性の劣化や、密着度の低下に伴う放熱性の劣化を抑制することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明の絶縁放熱基板は、金属板と、この金属板の上面に設けた絶縁樹脂層と、この絶縁樹脂層の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターンと、この配線パターンの上面に接合部を介して接続配置させた実装用伝熱ブロックとを備え、前記実装用伝熱ブロックの高さ方向寸法は前記配線パターンの厚み寸法よりも大きくする構成としたものである。
以上のように本発明による絶縁放熱基板は、発熱素子が急激に高温の発熱を生じた際に、その熱は実装用放熱ブロックによって外気へ放出されると共に、その熱は実装用放熱ブロックに一旦蓄えられた後に配線パターンおよび絶縁樹脂層を介して金属板に伝達されることとなる。これにより、発熱素子や配線パターンおよび絶縁樹脂層の温度上昇幅を抑制することができると共に、配線パターンや絶縁樹脂層に伝達される熱は時間的に幅を持たせて分散させられることとなるため、配線パターンや絶縁樹脂層では急激な温度上昇が緩和されることとなる。この結果、樹脂層の過度の温度上昇に伴う絶縁性の劣化や、局部的な温度上昇に伴う樹脂層の変形による樹脂層と配線パターンとの密着度の低下からの伝熱性や放熱性の劣化を抑制することが可能となるものである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は絶縁放熱基板およびこれを用いた回路モジュールの断面図であり、絶縁放熱基板6は金属板7と、この金属板7の上面に設けた絶縁樹脂層8と、この絶縁樹脂層8の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターン9と、この配線パターン9の上面に面接触配置させた実装用伝熱ブロック10とを備えている。そして、実装用伝熱ブロック10は配線パターン9に、接合部分である半田11を介して面接触させている。
図1は絶縁放熱基板およびこれを用いた回路モジュールの断面図であり、絶縁放熱基板6は金属板7と、この金属板7の上面に設けた絶縁樹脂層8と、この絶縁樹脂層8の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターン9と、この配線パターン9の上面に面接触配置させた実装用伝熱ブロック10とを備えている。そして、実装用伝熱ブロック10は配線パターン9に、接合部分である半田11を介して面接触させている。
この構成として、実装用伝熱ブロック10の上に、熱源であるところの発熱素子12を実装配置することで、発熱素子12で生じた熱は直接に配線パターン9には伝わらず一旦実装用伝熱ブロック10へ伝わることとなる。そして、この実装用伝熱ブロック10において放熱が行われると共に、実装用伝熱ブロック10へ熱が蓄えられることとなる。そして同時に、実装用伝熱ブロック10から半田11を介して配線パターン9へと伝熱が行われることとなる。従って、発熱素子12で生じた熱は実装用伝熱ブロック10が介在しない場合に比較して、熱エネルギーが既に減衰された状態で、さらに時間的に幅を有した状態で配線パターン9へと伝熱が行われることとなる。
また、図2の上面図に示すように、実装用伝熱ブロック10は発熱素子12に比較して上面方向の面積を大きくしているため、上記のように時間的に幅を有した状態で配線パターン9へと伝熱が行われるのみならず、面方向についても物理的に幅を有した状態で配線パターン9へと伝熱が行われることとなる。また、配線パターン9は上面側のみを露出させて他の3面を絶縁樹脂層8へ接触させることで、配線パターン9の前記3面各方向へと分散させて伝熱が行われることともなる。
これにより、配線パターン9に隣接した絶縁樹脂層8のうち、特に熱を受けやすいこととなる絶縁樹脂層8aでは、急激な温度上昇は生じにくく、時間的に幅を有した緩やかな温度上昇が生じることとなる。従って、絶縁樹脂層8における過度の温度上昇に伴い、その部分の絶縁樹脂層8の温度がガラス転移点を超越することに起因する絶縁性の劣化や、あるいは急激な温度の上昇による形状の変化に伴う絶縁樹脂層8と配線パターン9との密着度の低下に起因する伝熱性や放熱性の劣化を抑制することができる。つまり、高い温度へと発熱素子12が発熱した際の絶縁放熱基板の信頼性を向上させることができるものである。
ここで、例えば実装用伝熱ブロック10の上面に発熱素子12を半導体素子として実装し、絶縁放熱基板6を回路モジュールとして機能させた場合、発熱素子12を発熱素子12が実装される領域の配線パターン9へ、および、発熱素子12から引き出されるワイヤ22が、配線パターン9aへと接続されることとなる。この場合においても、発熱素子12にて生じる熱は大部分が実装用伝熱ブロック10へと伝わるが、上記の場合と同様に熱は時間的にも位置的にも分散されて実装用伝熱ブロック10から配線パターン9を介して絶縁樹脂層8へと伝わる。このため、半導体回路モジュールとしての絶縁性、伝熱性、放熱性劣化を抑制することができる。
以上の説明で用いた発熱素子12を半導体素子として実装するにあたっては、半導体素子はFETなどのスイッチ素子や、冷却により高効率を維持可能となる発光LEDなど、いずれのものであっても構わない。
また、実装用伝熱ブロック10と配線パターン9との接触、接続、接合は半田11を用いることにより説明したが、これは半田11に限るものではなく熱伝導接着剤や導電性接着剤、あるいは双方の特性を有するものであっても構わない。
また、ここまでに述べたように実装用伝熱ブロック10は、実装用伝熱ブロック10そのものにより放熱を行うこと、あるいは短時間であっても熱が蓄えられ、そして熱を絶縁樹脂層8へ伝えることが目的で設けられており、かつ、発熱素子12と配線パターン9とを電気的に接続することともなる。よって、実装用伝熱ブロック10は銅やあるいは電気抵抗が低くかつ熱伝導率が高い材質によって形成されていることが望ましい。
つまり、配線パターン9と実装用伝熱ブロック10とは一体形成したものではなく、個々に独立したものを接合することで、配線や接続の自由度を向上させることができる。そしてその一方で、熱的には、熱伝導率が銅に比較して低い半田11を介して配線パターン9と実装用伝熱ブロック10とを接続することで、実装用伝熱ブロック10に熱が留まる時間を長くし、同時に実装用伝熱ブロック10そのものにより放熱させることができる。
またさらに、実装用伝熱ブロック10は一時的な蓄熱、伝熱、電気的接続を目的としているため、実装用伝熱ブロック10として放熱の機能も有してはいるものの、その機能を最優先とする必要性は必ずしもない。よって、実装用伝熱ブロック10の形状については同一の質量であるならば、伝熱に位置的なムラが生じ易い凹凸を有するような異形状ではなく立方体あるいは直方体のような塊状とすることが望ましい。
そして、一時的な蓄熱に対する能力を向上させるという点では図1に示すように、銅板を打抜きあるいはエッチングなどによって形成した配線パターン9の厚み寸法dよりも実装用伝熱ブロック10の高さ方向寸法hを大きくしている。そして図2における上面視での単位面積あたりの熱容量を配線パターン9よりも実装用伝熱ブロック10が大きくなるようにすることが望ましい。これにより、一層の熱の時間的な分散が可能となる。
また、実装用伝熱ブロック10の形状については塊状とすることが望ましいものの、実装用伝熱ブロック10から配線パターン9への熱伝達の効率向上を考慮すると、図1における半田11を介して配線パターン9へ対向する面、つまり実装用伝熱ブロック10の下面については凹凸を設けて表面積を大きくすることが望ましい。
さらに、実装用伝熱ブロック10の下面においては発熱素子12との遠近によって熱の伝わり方が異なることから、発熱素子12から離れた領域の下面のみについて凹凸を設けることにより熱伝達の効率を図ることとしても構わない。一般的には、実装用伝熱ブロック10の上面のほぼ中心に発熱素子12を配置することが通常であるため、実装用伝熱ブロック10の下面の外周側へ環状に連なった凹凸を設け、これによって熱伝達の効率を図ることとしても構わない。
ここでは図示していないが、発熱素子12の実装用伝熱ブロック10への実装は半田(図示せず)などによる一般的な電気的接続であっても構わないものである。当然ながら、熱容量の大きな実装用伝熱ブロック10へ発熱素子12を実装しているため、発熱素子12が瞬間的に高温状態となっても発熱素子12と実装用伝熱ブロック10とを接続している半田(図示せず)が再溶融することを抑制できるものでもある。
また、図1においては配線パターン9の幅寸法に比較して、その幅よりも小さな寸法の実装用伝熱ブロック10を配置しているが、実装用伝熱ブロック10は配線パターン9の幅寸法よりも大きなものとし、かつ、実装用伝熱ブロック10の底面を、絶縁樹脂層8の上面と同一平面へ上面を露出させて埋設した配線パターン9と、絶縁樹脂層8との双方に面接触させた状態で配置させても構わない。このように配置することにより、実装用伝熱ブロック10からの熱は実装用伝熱ブロック10から配線パターン9を介して絶縁樹脂層8へと伝えられるとともに、実装用伝熱ブロック10から直接に絶縁樹脂層8へと伝えられることとなる。よって、実装用伝熱ブロック10から配線パターン9を経て絶縁樹脂層8へ熱が伝えられる経路のみを有する場合に比較して伝熱の経路が並列して存在することとなるため、伝熱の効率が向上することとなる。
そしてこの効果に加えて、実装用伝熱ブロック10からは直接に絶縁樹脂層8へと伝熱が行われる部位を有しているため、絶縁樹脂層8と配線パターン9との間での伝熱の過渡状態における大きな温度差の発生を緩和、抑制することができる。従って絶縁性の劣化や、あるいは急激な温度の上昇による形状の変化に伴う絶縁樹脂層8と配線パターン9との密着度の低下に起因する伝熱性や放熱性の劣化を抑制することができる。つまり、高い温度へと発熱素子12が発熱した際に対する信頼性を向上させることができるものである。
ここで、実装用伝熱ブロック10の底面と、絶縁樹脂層8および配線パターン9との面接触の手段として、配線パターン9に対しては半田11で行い、絶縁樹脂層8に対しては接着剤(図示せず)によって行えばよい。
あるいは、実装用伝熱ブロック10と絶縁樹脂層8との接触については接着剤を用いずに、絶縁樹脂層8を仮硬化状態から硬化状態へと移行させる工程において、実装用伝熱ブロック10を絶縁樹脂層8へ密着させて絶縁放熱基板6を形成しても構わない。一般的に絶縁放熱基板6における絶縁樹脂層8は熱硬化性樹脂を用いるため、この熱硬化性樹脂に対しては未硬化から仮硬化、仮硬化から硬化へと状態を変化させるための工程が必要となる。そこで、仮硬化から硬化への段階において絶縁樹脂層8へ実装用伝熱ブロック10を密着させることにより、硬化後の段階で絶縁樹脂層8そのものを接着剤として機能させた形態とすればよい。この場合、実装用伝熱ブロック10と絶縁樹脂層8との間に熱的に介在するものが存在しないため、熱伝導の効率を向上させることができる。
またあるいは、実装用伝熱ブロック10の底面と、絶縁樹脂層8および配線パターン9との面接触を共に導電性の接着剤などによって行っても構わない。
以上の例では、配線パターン9の上に設けた実装用伝熱ブロック10として、単独の配線パターン9への熱伝導を考慮したものであったが、実装用伝熱ブロック10が複数の配線パターン9を渡すように配置、接続しても構わない。図3は絶縁放熱基板の断面図であり、絶縁放熱基板6は金属板7と、この金属板7の上面に設けた絶縁樹脂層8と、この絶縁樹脂層8の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターン9、9b、9cと、この配線パターン9b、9cの上面にこれらを渡して面接触配置させた実装用伝熱ブロック10とを備えている。そして、実装用伝熱ブロック10は配線パターン9b、9cに半田11を介して面接触させている。
この構成により、実装用伝熱ブロック10の上に、熱源であるところの発熱素子12を実装配置することで、発熱素子12で生じた熱は直接に配線パターン9b、9cには伝わらず一旦実装用伝熱ブロック10へ伝わることとなる。そして、この実装用伝熱ブロック10へ熱が蓄えられると同時に、実装用伝熱ブロック10から半田11を介して配線パターン9b、9cへと伝熱が行われることとなる。従って、発熱素子12で生じた熱は実装用伝熱ブロック10が介在しない場合に比較して時間的に幅を有した状態で配線パターン9b、9cへと伝熱が行われることとなる。この効果に関しては先に述べた例と同様であるが、ここでは、発熱素子12から実装用伝熱ブロック10に伝えられた熱が面方向についても幅を有した状態で分散されるとともに、更に複数の配線パターン9b、9cへと分散が行われるため、絶縁性、伝熱性、放熱性劣化を抑制する効果を一層期待できることとなる。
また更に、発熱素子12を複数の配線パターン9b、9cの間に位置する絶縁樹脂層8bの上方の領域の実装用伝熱ブロック10上に配置することにより、発熱素子12により生じた熱を複数の配線パターン9b、9cおよび絶縁樹脂層8bへと容易に分散が可能となる。
この場合、実装用伝熱ブロック10から半田11を介して配線パターン9b、9cへと高い効率で熱伝導が可能な経路と、実装用伝熱ブロック10から絶縁樹脂層8bへと前者に比較して低い効率での熱伝導を行う経路とが並列することとなるが、発熱素子12から実装用伝熱ブロック10を介して配線パターン9b、9cへと至る経路は発熱素子12からの距離が大きくなるため熱の相対量が小さく、その一方で、発熱素子12から実装用伝熱ブロック10を介して絶縁樹脂層8bに至る経路は発熱素子12からの距離が小さくなるため熱の相対量が大きくなる。
つまり、熱量が小さく伝熱効率が高い経路と、熱量が大きく伝熱効率が低い経路とが並列して存在することとなる。これにより、配線パターン9b、9cと絶縁樹脂層8bとの温度分布の平準化を図りやすい状況となる。従って、いずれか一方のみが急激な温度上昇を生じることにはなりにくく、かつ、実装用伝熱ブロック10を適用していることで、時間的に幅を有した状態で配線パターン9b、9cへと伝熱が行われるのみならず、面方向についても幅を有した状態で配線パターン9b、9cへと伝熱が行われることとなる。この結果、絶縁樹脂層8bの温度がガラス転移点を超越することでの絶縁性の劣化や、あるいは急激な温度の上昇による形状の変化に伴う絶縁樹脂層8bと配線パターン9b、9cとの密着度の低下に起因する伝熱性や放熱性の劣化を抑制することができる。
(実施の形態2)
ここまでの実施の形態では、絶縁放熱基板6そのもの、あるいは絶縁放熱基板6へ発熱素子12を実装することでモジュール化させたものとして説明したが、以下の実施形態では図4の断面図に示すように絶縁放熱基板6へ回路ブロック13を接続、実装するにあたり、実装用伝熱ブロック10を介して行うことで回路モジュールを構成したものについて説明する。
ここまでの実施の形態では、絶縁放熱基板6そのもの、あるいは絶縁放熱基板6へ発熱素子12を実装することでモジュール化させたものとして説明したが、以下の実施形態では図4の断面図に示すように絶縁放熱基板6へ回路ブロック13を接続、実装するにあたり、実装用伝熱ブロック10を介して行うことで回路モジュールを構成したものについて説明する。
ここでは、第1の接合部14により配線パターン9と実装用伝熱ブロック10とを面接触させ、また、実装用伝熱ブロック10と回路ブロック13との接続は、実装用伝熱ブロック10での第1の接合部14の反対面となる第2の接合部15により実装用伝熱ブロック10と回路ブロック13とを面接触させている。
そして個別の配線パターン9に対してそれぞれに実装用伝熱ブロック10を配置し、特に2つ以上の異なる複数の配線パターン9に対してそれぞれの実装用伝熱ブロック10を介し、単一で共通の回路ブロック13を絶縁放熱基板6へ実装することにより熱伝導の経路を分散させている。これにより、回路ブロック13において生じる熱を速やかに効率よく絶縁放熱基板6へ伝えることができるとともに、伝熱時における配線パターン9へ近接した絶縁樹脂層8へのストレスを抑制することができる。
よって、絶縁樹脂層8と配線パターン9との密着度の低下に起因する伝熱性や放熱性の劣化を抑制することができる。つまり、高い温度へと回路ブロック13が発熱した際に対する信頼性を向上させることができるものである。
また、双方の実装用伝熱ブロック10と回路ブロック13、および絶縁樹脂層8に囲まれた領域については、図示はしていないがこの空間に樹脂を充填することが望ましい。特に、互いの実装用伝熱ブロック10や配線パターン9が小さな距離で接近している場合には、互いの実装用伝熱ブロック10の間で短絡を生じる恐れが高くなるため、上記の空間に樹脂を充填することにより絶縁性を向上させることが可能となる。
さらに、第2の接合部15の熱伝導性あるいは熱伝導率は、第1の接合部14の熱伝導性あるいは熱伝導率よりも高く、熱を伝え易くすることが望ましい。
これは、回路ブロック13で高温が発生した場合、この熱は実装用伝熱ブロック10を介して絶縁放熱基板6へと伝えられることとなるが、熱から保護されるべき回路ブロック13から早急にそこに存在する熱を排除するために、まず熱伝導性あるいは熱伝導率の高い第2の接合部15によって実装用伝熱ブロック10へ伝える。そしてここでは第1の接合部14の熱伝導性あるいは熱伝導率は第2の接合部15に比較して低いため、実装用伝熱ブロック10には熱が蓄積し易い状況となる。しかしながら実装用伝熱ブロック10は、それ自身においても放熱の機能を有するため第1の接合部14を通じて配線パターン9へ熱を伝えると共に放熱を行うことから、回路ブロック13からは効率よく熱をその外側へ排出できることが可能となる。
つまり、第2の接合部15の熱伝導性あるいは熱伝導率は、第1の接合部14の熱伝導性あるいは熱伝導率よりも高くすることで実装用伝熱ブロック10に熱を留め易くして実装用伝熱ブロック10の放熱特性を有効活用でき、これにより回路ブロック13からの放熱を早急に行うことができるものである。ここでは例えば、第2の接合部15として半田や、あるいは第1の接合部14として導電性樹脂や導電性接着剤などを用い、実装用伝熱ブロック10で熱の一時的な蓄積と、放熱とを同時に行えばよい。
当然ながら、実装用伝熱ブロック10から配線パターン9への熱伝導は、回路ブロック13から実装用伝熱ブロック10への熱伝導に比較してゆっくりと行われることとなるため、伝熱時における配線パターン9へ近接した絶縁樹脂層8へのストレスを抑制することができる。
よって、ここでも絶縁樹脂層8と配線パターン9との密着度の低下に起因する伝熱性や放熱性の劣化を抑制することができる。つまり、高い温度へと回路ブロック13が発熱した際に対する信頼性を向上させることができるものである。
また、図中では実装用伝熱ブロック10の幅寸法を配線パターン9の幅寸法よりも小さなものとしているが、実装用伝熱ブロック10の幅寸法を配線パターン9の幅寸法よりも大きくし、実装用伝熱ブロック10の底面を絶縁樹脂層8の上面と同一平面へ上面を露出させて埋設した配線パターン9と、絶縁樹脂層8との双方に面接触させた状態で配置させても構わない。これにより、実装用伝熱ブロック10からの絶縁樹脂層8および金属板7への伝熱の効率を向上させることができる。また、実装用伝熱ブロック10からは直接に絶縁樹脂層8へと伝熱が行われる部位を有しているため、絶縁樹脂層8と配線パターン9との間での伝熱の過渡状態における大きな温度差の発生を緩和、抑制することができる。従って絶縁性の劣化や、あるいは急激な温度の上昇による形状の変化に伴う絶縁樹脂層8と配線パターン9との密着度の低下に起因する伝熱性や放熱性の劣化を抑制することができる。つまり、高い温度へと発熱素子12が発熱した際に対する信頼性を向上させることができる。
また、図中では2つの実装用伝熱ブロック10を配置したことによる回路モジュールを一例として示しているが、回路ブロック13の電極数に応じて実装用伝熱ブロック10を3つ、あるいはそれ以上の複数箇所に配置しても構わない。また、このように複数箇所に実装用伝熱ブロック10を配置した場合、回路ブロック13における発熱が大きくなり易い部分に対応した実装用伝熱ブロック10は、他の実装用伝熱ブロック10よりも大きな体積として熱容量を大きくし、一時的な蓄積性と、放熱性とを向上させるとよい。
(実施の形態3)
ここまでの実施の形態1、2では、図1あるいは図3に示すように配線パターン9を絶縁樹脂層8へ埋め込み、配線パターン9の上面のみを露出させた絶縁放熱基板やあるいはそれを用いた回路モジュールについて説明したが、図5の断面図に示すように金属板7の上に設けた絶縁樹脂層8の上面へ板状導体16を貼り付け、この板状導体16の上に実装用伝熱ブロック10を接続、配置することで絶縁放熱基板6を構成しても、あるいはこの実装用伝熱ブロック10の上に回路ブロック13や、あるいは発熱素子(図示せず)を実装し、回路モジュールを構成しても構わない。ここで、板状導体16と実装用伝熱ブロック10との接続は半田などの溶接によって行えばよい。
ここまでの実施の形態1、2では、図1あるいは図3に示すように配線パターン9を絶縁樹脂層8へ埋め込み、配線パターン9の上面のみを露出させた絶縁放熱基板やあるいはそれを用いた回路モジュールについて説明したが、図5の断面図に示すように金属板7の上に設けた絶縁樹脂層8の上面へ板状導体16を貼り付け、この板状導体16の上に実装用伝熱ブロック10を接続、配置することで絶縁放熱基板6を構成しても、あるいはこの実装用伝熱ブロック10の上に回路ブロック13や、あるいは発熱素子(図示せず)を実装し、回路モジュールを構成しても構わない。ここで、板状導体16と実装用伝熱ブロック10との接続は半田などの溶接によって行えばよい。
ここでは、板状導体16は絶縁樹脂層8の上面に貼り付けられていることにより、板状導体16の厚みやあるいは面方向寸法が絶縁樹脂層8の寸法に対する制限をほとんど受けることがない。これにより、板状導体16を実装用伝熱ブロック10とともに、回路ブロック13やあるいは発熱素子(図示せず)からの熱の放熱に利用することができる。当然ながら、絶縁樹脂層8は同一の厚みを持たせて面状に設けることができるため、この場合は絶縁に関する特性も位置によって変化を生じることがなく均一とすることができる。
また、板状導体16の平面視の面積は実装用伝熱ブロック10の平面視の面積に比較して大きくすることが容易にできる。よってこの場合、板状導体16と絶縁樹脂層8との接触面積も大きくなり、単位面積あたりでの伝熱量は小さくなる。これにより、絶縁樹脂層8における特定の部位に伝熱が集中しにくくなるため、絶縁樹脂層8が急激なあるいは大きな熱を受けることでの形状変化や組成の劣化は生じにくく、絶縁樹脂層6としての信頼性を損なうことなく、安定した伝熱および放熱特性を維持することができる。
またさらに、板状導体16へは電気的な配線のためのバスバー(図示せず)やリード端子(図示せず)などを接続する場合が生じることとなるが、これらの接合の際に生じることとなる熱についても予め設けられた実装用伝熱ブロック10と板状導体16とが放熱の機能を果たすこととなる。よって、接合時の熱が絶縁樹脂層8へ伝わるにあたっては、その熱容量が低減されるとともに短時間に集中して伝わらないようにさせている。
そしてこれによって、絶縁樹脂層8が急激なあるいは大きな熱を受けることでの形状変化や組成の劣化は生じにくく、絶縁樹脂層6としての信頼性を損なうことなく、安定した伝熱および放熱特性を維持することができる。
ここで、絶縁樹脂層8への板状導体16の貼り付けは接着剤あるいは接着性を有した樹脂を用い、その熱伝導性は絶縁樹脂層8と同等もしくはそれ以上であることが望ましい。あるいは、絶縁樹脂層8を硬化させるときに絶縁樹脂層8が硬化過程で有する接着力を用いて板状導体16を絶縁樹脂層8へ貼り付けても構わない。
また、以上で説明した実施の形態1〜3での金属板7としては平板状の金属板7として説明しているが、図6の斜視図に示すように大きな厚みを有した金属板7であってもよい。そして、厚みを有した部分に開口部17を設けるとともに、絶縁樹脂層8を形成した面と平行に走向する貫通孔18を設け、この貫通孔18へ空気や液体などの流体を通過させることで、発熱素子12あるいは回路ブロック(図示せず)が発する熱の位置的、時間的の更なる分散による伝導、放出、および絶縁放熱基板6の冷却を促進させても構わない。
ここで、貫通孔18の走向と複数の発熱素子12あるいは回路ブロック(図示せず)および実装用伝熱ブロック10との位置関係としては、それぞれに電気的な機能を有した第1機能体19、第2機能体20と第3機能体21とが並んだ方向が貫通孔18の走向方向となるよう、つまり、単独の貫通孔18を流れる流体が共通して第1機能体19、第2機能体20と第3機能体21との全てに対し冷却を行うよう配置することが望ましい。これにより、単独の貫通孔18を流れる流体で、特定の部位である例えば第1機能体19を冷却するのではなく絶縁放熱基板6の全体を均等に冷却することができ、この結果として絶縁樹脂層8全体の温度を近似させることができる。これにより、絶縁樹脂層8が急激な、あるいは大きな熱を受けることでの形状変化や組成の劣化は生じにくく、絶縁樹脂層6としての信頼性を損なうことなく、安定した伝熱および放熱特性を維持することができる。
ここでは第1機能体19、第2機能体20、第3機能体21として絶縁樹脂層8の上面にそれぞれを配置しているが、これらは例えば昇圧コンバータ部、電力回生部、インバータ部などとしてそれぞれに異なった電気的な機能を有した部分として置き換えても構わない。そして、単一の貫通孔18が昇圧コンバータ部、電力回生部、インバータ部の何れもを冷却の対象とするように、昇圧コンバータ部、電力回生部、インバータ部を配置すればよい。また、貫通孔18は直線状である必要はなく、例えば第1機能体19に対する冷却が重点的に必要であれば、第1機能体19の下部では貫通孔18を蛇行させ、流体の滞留期間を特定の対象については長くしても構わない。
本発明の絶縁放熱基板は、高温の発熱に対する信頼性を向上させる効果を有し、各種電子機器において有用である。
6 絶縁放熱基板
7 金属板
8、8a、8b 絶縁樹脂層
9、9a、9b、9c 配線パターン
10 実装用伝熱ブロック
11 半田
12 発熱素子
13 回路ブロック
14 第1の接合部
15 第2の接合部
16 板状導体
7 金属板
8、8a、8b 絶縁樹脂層
9、9a、9b、9c 配線パターン
10 実装用伝熱ブロック
11 半田
12 発熱素子
13 回路ブロック
14 第1の接合部
15 第2の接合部
16 板状導体
Claims (9)
- 金属板と、
この金属板の上面に設けた絶縁樹脂層と、
この絶縁樹脂層の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターンと、
この配線パターンの上面に面接触配置させた実装用伝熱ブロックとを備え、
前記実装用伝熱ブロックは前記配線パターンに接合部を介して面接触させた絶縁放熱基板。 - 金属板と、
この金属板の上面に設けた絶縁樹脂層と、
この絶縁樹脂層の上面側へ天面を露出させて埋設した配線パターンと、
この配線パターンの上面と前記絶縁樹脂層の上面とに面接触配置させた実装用伝熱ブロックとを備え、
前記実装用伝熱ブロックは複数の前記配線パターンを渡して配置させるとともに、
前記実装用伝熱ブロックはこれら複数の前記配線パターンに接合部を介して面接触させた絶縁放熱基板。 - 実装用伝熱ブロックの高さ方向寸法は前記配線パターンの厚み寸法よりも大きくした請求項1もしくは請求項2に記載の絶縁放熱基板。
- 実装用伝熱ブロックは銅によって形成した、
請求項1〜3のいずれかに記載の絶縁放熱基板。 - 請求項1から4に記載のいずれかの絶縁放熱基板を用い、
実装用伝熱ブロックの上面に発熱素子を接続配置した回路モジュール。 - 金属板と、
この金属板の上面に設けた絶縁樹脂層と、
この絶縁樹脂層の上面側へ天面を露出させて埋設した複数の配線パターンと、
これら複数の配線パターンのそれぞれ上面に面接触配置させた実装用伝熱ブロックと、
これらの実装用伝熱ブロックに接続した共通の回路ブロックとを備え、
それぞれの前記実装用伝熱ブロックは前記配線パターンに第1の接合部を介して面接触させるとともに、
それぞれの前記実装用伝熱ブロックは前記回路ブロックに前記実装用伝熱ブロックでの前記第1の接合部の反対面となる第2の接合部を介して面接触させた回路モジュール。 - 第2の接合部の熱伝導率は第1の接合部の熱伝導率よりも高くした請求項6に記載の回路モジュール。
- 金属板と、
この金属板の上面に設けた絶縁樹脂層と、
この絶縁樹脂層の上面側へ貼り付けた板状導体と、
この板状導体の上面に面接触配置させた実装用伝熱ブロックとを備え、
前記実装用伝熱ブロックは前記板状導体に接合部を介して面接触させた絶縁放熱基板。 - 絶縁樹脂層の上面には、
複数の板状導体と、
それぞれの板状導体の上面に面接触配置させた実装用伝熱ブロックとを備え、
金属板には冷却のための流体を通過させる流路を設けるとともに、
この流路は単一の流路が共通して前記複数の板状導体に対して冷却を行うように配置された請求項8に記載の絶縁放熱基板。
Priority Applications (1)
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JP2012273174A JP2014120549A (ja) | 2012-12-14 | 2012-12-14 | 絶縁放熱基板およびそれを用いた回路モジュール |
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ID=51175156
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107211530A (zh) * | 2015-02-02 | 2017-09-26 | 日本发条株式会社 | 金属底座电路基板及其制造方法 |
CN113270379A (zh) * | 2020-02-14 | 2021-08-17 | 夏普株式会社 | 电子设备 |
WO2023157583A1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-08-24 | サンデン株式会社 | 電動圧縮機 |
-
2012
- 2012-12-14 JP JP2012273174A patent/JP2014120549A/ja active Pending
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