JP2014120307A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレートに衝撃が加わって割れた場合でも、プレートの飛散を防止できる。
【解決手段】本体の上面に被加熱物を載置するプレート3と、プレート3の下面に前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイルに電力を供給する出力制御基板とを備えた誘導加熱調理器において、プレート3には、割れた時に飛散を防止する中間膜3cを設けたものである。
【選択図】図4
【解決手段】本体の上面に被加熱物を載置するプレート3と、プレート3の下面に前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイルに電力を供給する出力制御基板とを備えた誘導加熱調理器において、プレート3には、割れた時に飛散を防止する中間膜3cを設けたものである。
【選択図】図4
Description
本発明は、プレートの飛散を防止する誘導加熱調理器に関するものである。
従来の誘導加熱調理器は、トッププレートの割れを電気的に検出して動作を停止する誘導加熱調理器が記載されている。
特許文献1に示す誘導加熱調理器においては、トッププレートが割れ、割れたトッププレートが飛散して、内部の加熱コイルが露出したり、飛散した大きなトッププレートが足元に落ちて怪我をする事が考えられる。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、本体の上面に被加熱物を載置するプレートと、該プレートの下面に前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、該加熱コイルに電力を供給する出力制御基板とを備えた誘導加熱調理器において、前記プレートには、割れた時に飛散を防止する中間膜を設けたことものである。
以上述べたように、プレートに衝撃が加わって割れた場合でも、プレートの飛散を防止できる。
以下、本発明の一実施例の誘導加熱調理器を図面に従って説明する。
図1は一実施例の誘導加熱調理器の外観斜視図、図2はその内部平面図、図3はその側面断面図、図4はそのプレートの外観斜視図である。
図において、1は誘導加熱調理器などを嵌め込むキッチンキャビネットである。2はキッチンキャビネット1に嵌め込んで設置するビルトイン型の誘導加熱調理器の本体である。そのため、本体2の大きさには制限が設けられている。
3はプレートで、鍋等の被加熱物(図示せず)を載置するもので、本体1の上面に水平に設けられている。3口の加熱部を有するビルトイン型の誘導加熱調理器では、プレート3の大きさは、概ね幅600(mm)、奥行き440(mm)である。プレート3は上板3aと下板3bの間に上板3aまたは下板3bの全面に広がる中間膜3cを挟んで構成した合わせガラスである。
近年は、ラジエントヒータに変わって全部の加熱部が誘導加熱方式が好まれている。そのため、プレート3の温度は、調理する温度以上に上昇する事が無くなり、中間膜3cに使用可能な材料の耐熱温度が低くて済むようになり、この中間膜3cは耐熱性の樹脂シート(フイルム)・ガラスやカーボンなどの繊維シートでもよい。
ここでは、上板3aと下板3bの夫々の幅、奥行きは同一寸法である。またプレート3は、合わせガラスの状態の厚さは約3.5mmから8mmである。ただし上板3aと下板3b夫々の板厚は同じでも、異なってもよい。
中間膜3cは上板3aと下板3bの夫々の幅、奥行きと同一寸法で、全面に広がっていて、一体ものである。
上板3aと下板3bは、無色透明または色のあるガラスで、下板3bは無色透明で無いものでもよい。中間膜3cは、樹脂・繊維シートで無色透明または着色したものでもよい。中間膜3cの働きは、プレート3の上面で衝撃によって上板3aと下板3bが割れても、中間膜3cによって最低限上板3aの飛散を防止するものである。そのため下板3bは無くても良い。
プレート3の側面周囲には側面を覆うように枠体30を設け、プレート3の左右には左右枠30a、プレート3の前側には前枠30b、後側には後枠30cを備える。
6は載置部で、加熱する被加熱物(図示せず)である鍋を載置する位置を示している。そして、載置部6のプレート3の下面には、被加熱物を誘導加熱する加熱コイル11が設けられている。
加熱コイル11はコイルベース11pにより固定され、加熱コイル右11a、加熱コイル左11bのコイルベース11pには複数、加熱コイル中央11cのコイルベース11pには温度センサ11tを備えている。温度センサ11tは、プレート3の温度を検知する接触型の例えばサーミスタ、また、非接触型の赤外線センサである。
プレート3が合わせガラスであるためサーミスタ、赤外線センサでの温度測定は可能である。
7は吸気口で、後枠30cに設けられ、本体2の外部の空気を吸引するための開口部である。7aは吸気口カバーで、吸気口7の開口部に鍋から落ちた食材などが入り込まないように吸気口7を覆う目が細かいカバーである。
8は排気口で、後枠30cに設けられ、本体2の内部の部品を冷却した後の排熱を放出するための開口部である。8aは排気口カバーで、排気口8の開口部に鍋から落ちた食材などが入り込まないように排気口8を覆う目が細かいカバーである。
5は操作部で、プレート3に載置する被加熱物である鍋を加熱するための火力や加熱する温度を設定するところである。9は上面操作部で、載置部6に載置された鍋を加熱する設定をするスイッチ群である。10は上面表示部で、上面操作部9で設定した内容や加熱状態を表示する表示部である。
図1は、操作部5は前枠30bに設けた例を示すが、操作部5は前枠30bに配置することに限定するものでなく、前枠30b奥側のプレート3に設けてもよい。
4はオーブンで、本体1の前面左部に設けられ中で魚等を焼くものである。4aはドアで、オーブン4に魚等を入れるために開閉するものである。
18はマエカバーで、該マエカバー18は回転式の開閉部で、開成することでオーブン4の加熱を設定する操作部が現れ、該操作部を操作できるようにしている。
14は出力制御基板で、操作部5で設定された火力に応じて、加熱コイル11に供給する電力を制御する制御回路を含んだ回路基板である。出力制御基板14は加熱コイル11の下方に配置される。
15は冷却ファンで、複数の加熱コイル11及び出力制御基板14を冷却するものである。
12は基板ケースで、基板ケース12は、出力制御基板14を固定収納し、出力制御基板14を囲い冷却ファン15から送風される冷却風を効率良く出力制御基板14に送れるように風路を構成している。そして基板ケース12内を流れる冷却風は、吸気口7から吸引されるもので、吸気口7と基板ケース12とは連通した風路を構成し、その風路内の吸気口7側に冷却ファン15が配置されている。
また、基板ケース12には、加熱コイル11や操作部5を構成している基板等を冷却するために、冷却ファン15から送風される冷却風を加熱コイル11や操作部5を構成している基板等に送風するための冷却口13を設けている。
第一の冷却口右13aは、冷却ファン15からの送風が基板ケース12より吹出される開口部の一つで、対応する加熱コイル右11aの側部に対向するように、基板ケース12の上部前方で切り起こし後方に向けて開口され、ここから吹出された冷却風は加熱コイル右11aに吹き付けられる。
第二の冷却口左13bは、冷却ファン15からの送風が基板ケース12より吹出される開口部の他の一つで、対応する加熱コイル左11bの側部に対向するように、基板ケース12の上部側面左側に切り起こし左側に向けて開口され、ここから吹出された冷却風は加熱コイル左11bに吹き付けられる。
17は支持具で、コイルベース11pを支えて加熱コイル11の位置決めと、加熱コイル11をプレート3に押し付ける役割を備えている。
16はギャップスペーサで、加熱コイル11とプレート3の間に設けられ、加熱コイル11とプレート3との間に冷却風を通すために設けられている。
以上の構成において、その動作を説明する。
使用者が被加熱物(図示せず)をプレート3の載置部6に載置し、操作部5を操作し火力を設定して調理開始すると、出力制御基板14は加熱コイル11に前記設定された火力に対応した電力を送り、設定された火力になるように制御する。この制御により、加熱コイル11に高周波電流が流れて磁束を発生し、この磁束によりプレート3に載置した被加熱物(図示せず)に渦電流が流れ、被加熱物(図示せず)自身が発熱して加熱される。
調理が開始されると、同時に、冷却ファン15も駆動する。冷却ファン15が駆動すると、冷却ファン15は吸気口7から外気を吸引し、吸引した外気を出力制御基板14、加熱コイル右11a、加熱コイル中央11c、加熱コイル左11bに送風して冷却する。そして、冷却した後の冷却風は、冷却風は排気口8に流れ本体2の外に排気される。
ここで、プレート3の上に、高い位置から重量物などを誤って落下させるなどして、プレート3が衝撃で割れても中間膜3cによって、割れたプレート3が飛散する事が無いので、加熱コイル11を露出することも無いし、また割れて飛散したプレート3で怪我をすることも無い。
1 キッチンキャビネット
2 本体
3 プレート
3a 上板
3b 下板
3c 中間膜
5 操作部
6 載置部
7 吸気口
8 排気口
11 加熱コイル
12 基板ケース
13 冷却口
14 出力制御基板
15 冷却ファン
2 本体
3 プレート
3a 上板
3b 下板
3c 中間膜
5 操作部
6 載置部
7 吸気口
8 排気口
11 加熱コイル
12 基板ケース
13 冷却口
14 出力制御基板
15 冷却ファン
Claims (2)
- 本体の上面に被加熱物を載置するプレートと、
該プレートの下面に前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
該加熱コイルに電力を供給する出力制御基板と、を備えた誘導加熱調理器において、
前記プレートには、割れた時に飛散を防止する中間膜を設けたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 請求項1に記載の誘導加熱調理器において、
前記中間膜は、耐熱性の樹脂シート(フイルム)、または、ガラスやカーボンの繊維シートであることを特徴とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274188A JP2014120307A (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274188A JP2014120307A (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014120307A true JP2014120307A (ja) | 2014-06-30 |
Family
ID=51174989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012274188A Pending JP2014120307A (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014120307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017041334A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 日立アプライアンス株式会社 | 誘導加熱調理器 |
-
2012
- 2012-12-17 JP JP2012274188A patent/JP2014120307A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017041334A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 日立アプライアンス株式会社 | 誘導加熱調理器 |
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