JP2014119454A - 可変的な軸方向特性を有する燃料棒、及びこれを使用した核燃料集合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料集合体内の多様な位置での予測される条件に基づいて燃料性能を最適化する軸方向特性を有する燃料棒及び燃料集合体を提供する。
【解決手段】内側と外側のクラッド120、及び燃料122bの直径又は幅、容積、質量、内部容積、厚さ、棒の幅などのパラメータを燃料棒114の全体の長さ、及び/又は燃料集合体の位置にわたる軸方向位置での算定された動作条件、及び/又は所望の燃料応答に基づいて選択し、実装する。
【選択図】図3

Description

本発明は、可変的な軸方向特性を有する燃料棒、及びこれを使用した核燃料集合体に関する。
図1は、世界中で発電のための商用軽水原子炉で通常使用される従来の核燃料集合体10の部分図である。核分裂連鎖反応を持続させるため、幾つかの燃料集合体10が密接して原子炉内に配置される。従来は、流体減速剤及び/又は冷媒が燃料集合体10を長手方向(軸方向)に通過し、連鎖反応を促進し、且つ/又は熱を集合体10から輸送する。
図1に示すように、燃料集合体10は、分裂性材料を格納し、集合体10内で軸方向に延在する複数の燃料棒14を含んでいる。図1には図示していないが、燃料棒14は下部タイプレート16に着座し、燃料集合体10の両端で上部タイプレート17へと上方に延びている。燃料棒14は、集合体10の外部を形成する溝12によって界接され、集合体10の軸方向長さにわたって集合体10内での流体流を維持する。従来の燃料棒10は更に、さまざまな位置に1つ又は複数の従来の燃料スペーサ18を含んでいる。燃料スペーサ18によって、燃料棒14はスペーサ18内の格子状開口を通り、それによって燃料棒14の配列と間隔を整えることが可能になる。所望のレベルの減速剤又は冷媒が通過して集合体10へと流れるように、1つ又は複数の水ロッド19があってもよい。
図2は、先行技術の燃料棒14の内部の図である。図2に示すように、燃料棒14は、燃料棒14のクラッド22により形成される内部容積又はハウジング内に軸方向に堆積されたペレット状又はその他の同様の形状の1つ又は複数の燃料要素22を含んでいる。燃料要素22は核分裂燃料を含んでおり、且つ、核分裂生成物を生成し、これは一般にペレット22、及びペレット22から生成される核分裂性生成物を囲み、不透過性格納するクラッド20によって格納される。燃料棒14は、燃料ペレットがその内部に延在する燃料を備えている部分14aと、核分裂によって生成されたガスであってよい核分裂性生成物の累積を可能にし、燃料棒14の過圧を防止するオープンスペースが存在する燃料を備えていないゾーン14bとを含んでもよい。プレナム領域14b内の押さえばね23が燃料ペレット22を押圧し、これを燃料棒14内の位置に保ってもよい。ペレットとクラッドの相互作用の効果を軽減するために、(点線で示す)薄い内側ライナ21が燃料棒14の内周の周りに延びていてもよい。クラッド20は比較的硬質の及び/又は比較的強固なジルコニウム又はその他の合金から形成されてもよく、内側ライナ21は比較的軟質の材料から形成され、クラッド20の内表面から内側に延びていてもよい。
図2に示すように、先行技術の燃料棒14は、その軸方向長さ全体にわたって均一で一定の直径dicを有している。同様に、燃料ペレット22は各々、ペレット22とクラッド20との強固な接触を防止するように、燃料棒14の全体にわたってdicよりも小さい均一な幅dfを有している。燃料棒14は更に、燃料棒14の全体にわたって均一な厚さを有している。
米国特許第6327324号明細書
このような均一性は燃料要素、燃料棒、及び、燃料集合体のモジュール構造を促がし、異なる燃料棒及びその部品を燃料集合体内の多様な位置で使用できない。
例示的実施形態は、燃料及び/又はクラッド内に意図的な変化を有する核燃料棒、及びこれを格納する核燃料集合体を含んでいる。例えば、燃料要素、又は燃料要素を格納するクラッド燃料の容積、半径、及び/又は厚さのサイズは、燃料棒内の軸方向位置に基づいて決めることができる。クラッドの内径及び/又は外径、又は幅は、極小の2、3ミルから数百ミルまで、従来の、又は既存のサイズのゆうに2倍以上まで、燃料棒の例示的実施形態の軸方向位置に沿って意図的な変化を有してもよい。燃料のサイズも、クラッドの軸方向位置での内径の変化に比例して拡大又は縮小されることで、異なる軸方向位置で2つの燃料要素が同じ軸方向長さを有するが、容積と燃料質量は異なるようにしてもよい。クラッド及び/又は燃料の変更は、燃料を備えている領域と、累積した核分裂ガスを格納する燃料を備えていない領域の両方を含むことができる特定の軸位置での条件に基づいて行われる。クラッドの厚さ、燃料棒の幅、クラッドに内径と外径との比率、クラッドにより規定される内部容積、クラッドの内側ライナの存在の有無、燃料の形状又はサイズなどの変化は、製造中、又は焼結、アブレーション、エッチング、リーミング、研磨などの製造後の改良中に、所望の任意の組み合わせで、又、燃料の別の任意の変化で選択され、実装されてもよい。変化は、燃料インベントリの変化、圧力低下、加圧防護などの所望の燃料特性及び応答を達成するために用いられてもよい。燃料棒の例示的実施形態は、それ以外は既存の燃料タイプと互換性があってもよく、且つ炉心内の格納燃料集合体の現在の、又は所望の位置、又は燃料集合体及び/又は炉心内の現在の、又は所望の位置を含む燃料棒の径方向位置に基づいて径方向に構成されてもよい。例えば、これらの燃料棒は、スペーサと溝とを有する燃料集合体内に着座し、上部と下部のタイプレートの間に延びるように構成されてもよい。
例示的実施形態は、同一の要素は同一の参照番号で示され、説明目的のみであって、図示する用語を限定するものではない添付図面を詳細に説明することによって更に明らかにされる。
先行技術の核燃料集合体の部分図である。 先行技術の燃料棒の内部を示す図である。 燃料棒の例示的実施形態の図である。 燃料棒の例示的実施形態の図である。
本文献は特許文献であり、これを読み、理解する場合は一般的な大まかな解釈の規則が適用されるべきでる。本文献に記載され、図示される全ては、添付の特許請求の範囲に含まれる主題の例である。本明細書に記載のいかなる構造的、機能的な細部も単に、例示的実施形態をどのように製造し、使用するかを記載することを目的とする。本明細書に記載されない幾つかの別の実施形態が多くの代替形態で実施されてもよく、したがって、特許請求の範囲は多くの代替形態で実施されてもよく、本明細書に記載の例示的実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
本明細書では第1、第2などの用語は様々な要素を記載するために用いられるが、これらの要素はこれらに用語に限定されるべきではないことが理解されよう。これらの用語は単に、1つの要素を他の要素と区別するために用いられる。例えば、例示的実施形態に範囲から逸脱することなく第1の要素が第2の要素と呼ばれる可能性もあり、同様に、第2の要素が第1の要素と呼ばれる可能性もある。本明細書で用いられる「及び/又は」という用語は、関連する列挙される1つ又は複数の品目のいずれかの、及び全ての組み合わせを含むものである。
ある要素が別の要素に「接続され」、「接合され」、「取り付けられ」、又は「固定される」と記載される場合、これは別の要素に直接接続、又は結合されてもよく、又は介在要素があってもよいことが理解されよう。これに対して、ある要素が別の要素に「直接接続され」、又は「直接結合される」と記載される場合は、介在要素は存在しない。要素間の関係を記載するために用いられる他の表現も同様に解釈されるべきである(例えば「挟まれる」と「直接挟まれる」、「隣接する」と「直接隣接する」など)。同様に「通信可能に接続され」などの用語は、ワイヤレスで接続され、又はワイヤレスで接続されない中間デバイス、ネットワークなどを含む2つのデバイス間の情報交換ルートのあらゆるバリエーションを含むものである。
本明細書で用いられる単数形「a」、「an」及び「the」は、言語が「だけ」、「単一の」及び/又は「1つの」などの語で別途明確に表記しない限り、単数形と複数形の両方を含むことを意図するものである。更に、本明細書で用いられる「備える」、「備えている」、「含む」及び/又は「含んでいる」という用語は、記載される特徴、ステップ、動作、要素、考案、及び/又はコンポーネントを特定するものであるが、それ自体が1つ又は複数のその他の特徴、ステップ、動作、要素、コンポーネント、考案、及び/又はそれらのグループを除外するものではないことが理解されよう。
以下に記載する構造及び動作は、記載され、且つ/又は図に示される順序以外の順序で実施されてもよいことも付記しておく。例えば、続けて示される2つの動作及び/又は形状は実際には同時に実行されてもよく、又は、それに関与する機能性/作用に応じて場合によっては逆の順序で実行さえてもよい。同様に、以下に記載する例示的方法に含まれる個々の動作は、以下に記載する単独の動作に加えて循環的な、又はその他の一連の動作をさせるために、反復的に、個別的に、又は逐次的に実行されてもよい。以下に記載する特徴と機能性とを有する、いずれかの動作可能な組み合わせのどの実施形態も例示的実施形態の範囲に含まれるものと想定するべきである。
出願人は、核燃料棒は、稼働中の核反応炉内の軸方向位置で大きく変化することがある中性子及び熱水力的条件にさらされることを認識した。均一な燃料棒特性は、燃料棒の長さ全体にわたる平均的又は全体的な条件から外れたある一定の軸方向条件をうまく利用できず、且つ/又はその条件では燃料の性能が低下することがある。クラッドの厚さ、燃料要素の形状、及び/又は燃料棒の形状は均一性を必要とするとは限らず、異なる軸方向位置での予測される条件に基づいて燃料性能を最適化するために個々に調整することができる。出願人は、例えば安全裕度、燃料質量及び寿命期待度、及び/又はエネルギ生成効率を含む燃料棒の性能を高めるために、燃料、クラッド、及び燃料棒のどの特性も、集合体内の径方向位置に基づいて、精密な軸方向長さで変化させることができることを認識した。以下に記載する例示的実施形態は、出願人が認識した上記の、及びその他の問題点に、例示的実施形態によって可能となる独自の解決策によって対処するものである。
本発明は、クラッド内に格納される核燃料で原子力発電に使用可能な燃料棒、及び/又はこのような燃料棒を使用する燃料集合体である。本発明は、異なる軸方向位置で意図的に変化させるクラッドを有する燃料棒、及び/又は異なる軸方向位置で意図的に変化させる燃料要素を含んでいる。本明細書で用いられる「意図的に変化させる」という用語は、製造工程の一部として、又は損傷によって不可避的に生じる欠陥、並びに動作、及び内部容積を形成するために必要な成端によって生じる不慮の変化を除外するものとして定義される。このように、「意図的に変化させる」には、燃料棒の異なる応答を意図的に達成するために製造中に行われる変化、又はこのような特徴の目的のある、実質的な事後的な変化が含まれる。本明細書で用いられる「軸方向」は、稼働では垂直方向であることが多い、燃料棒又は集合体全体の最長寸法として定義される。
図3は、燃料棒114の例示的実施形態の断面図である。図3に示すように、燃料棒114は従来の燃料棒と同様の特徴を含んでもよく、従来の燃料棒の代わりに幾つかの異なるタイプの燃料集合体で使用されてもよい。燃料棒114の例示的実施形態は、原子力発電のために核分裂材料を提供する、例えば円筒形ペレット、粉末、角柱形固体などでよい燃料要素122を収容し、格納するクラッドを含んでいる。燃料棒114は更に、クラッド120内の燃料要素122を固定するために、その他の任意の位置に押さえばね123、又はその他の安定器具を含んでもよい。
図3に示すように、燃料棒114の例示的実施形態は、可変的な軸方向の構成を有している。例えば、第1のゾーン114aは、燃料要素122とクラッド120との不利な相互作用を引き起こす公算が高く、又はスペーサに誘発されるフレッティング摩耗や穿刺によるなどの損傷又は摩耗を受ける公算が高い、核反応炉内の減速剤の相の変化、又は制御素子の露出の変化などの動作条件にさらされる軸方向ゾーンとして特定されてもよい。第1のゾーン114aは、例えば燃料棒114の例示的実施形態の燃料を備えている部分の軸方向の上から2/3のゾーンであってよい。第1のゾーン114aの予測される条件の特定に基づいて、クラッド120及び/又は燃料要素122aはこれらの条件に最良に適応するように構成されてもよい。例えば、ペレットとクラッドとの相互作用の影響及び損傷を低減するために、クラッド120は、外径doc1と内径dic1との間に最大限の、又は従来の厚さを含んでもよい。クラッドの内径dic1と増大されたクラッドの厚さとを受容するために、第1の軸方向ゾーン114a内に配置された燃料要素122aは、最大限の、又は従来の幅df1を有してもよい。
第2の軸方向ゾーン114cは、例えばクラッドの損傷、燃料とクラッドとの相互作用のリスクが少なく、且つ/又はより大きい燃料インベントリの恩恵を受けるような位置に基づいて異なる動作条件にさらされる軸方向ゾーンとして特定されてもよい。第2のゾーン114cは、例えば燃料棒114の例示的実施形態の燃料を備えている部分の軸方向の下から1/3のゾーンであってよい。第2のゾーン114cの予測される条件の特定に基づいて、クラッド120及び/又は燃料要素122bはこれらの条件に最良に適応するように構成されてもよい。例えば、クラッド120は、内側ライナ121がある場合はこれを除去することによって、及び/又は例えば製造中に第2の軸方向ゾーン114c内のクラッドの厚さを薄くし、又は事後の内部アブレーションによって外径doc1と内径dic3との間の厚さをより薄くしてもよい。クラッドの内径dic3をより大きくし、クラッドの厚さを薄くすることによって得られるより大きい容積を利用するために、第2の軸方向ゾーン114c内に配置された燃料要素122bの幅df2を広くしてもよい。例えば、幾つかのタイプの従来の軽水燃料棒と比較して、dic3をic1よりも約7〜14ミル(千分の1インチ)だけ増大してもよく、それに比例してdf2も増大してもよい。もちろん、例示的実施形態では、その他の寸法を増大してもよい。
軸方向ゾーン114aと114cとの間のクラッド及び/又は燃料のパラメータを軸方向と径方向の両方のそれぞれの位置での予測動作条件に基づいて変化させることによって、安全裕度、及び/又は動作限度を確保し、しかも燃料容積、中性子応答、及び熱水力的パラメータを最適化することができる。例えば、燃料棒114の例示的実施形態の下から1/3の第2の軸方向ゾーン114cと、第2の軸方向ゾーン114c内のクラッド内径dic3とが増大され、それに比例して燃料容積が増大する場合、出願人は、燃料棒114の例示的実施形態を使用して通常のBWR燃料集合体内により多くのキログラムの核分裂ウランを格納することができ、しかも全ての軸方向位置にわたって単一の構成を用いた燃料棒とは別の安全性及び動作限度が確保されるものと算定した。
燃料棒114の例示的実施形態は、付加的な軸方向の変化を含んでもよい。例えば、第3の軸方向ゾーン114bは、例えばクラッドの損傷、燃料とクラッドとの相互作用のリスクが少なく、且つ/又は燃料インベントリの恩恵をより多く受けるような位置に基づいて異なる動作条件にさらされる軸方向ゾーン114として特定されてもよい。第3のゾーンは、例えばガスなどの核分裂生成物が累積する燃料棒114の例示的実施形態の燃料を分備えていない部分であってよい。第3のゾーン114bに予測される条件に基づいて、クラッド120は、これらの条件に最も適応するように構成されてもよい。例えば、クラッド120は、内側ライナ121がある場合はこれを除去し、例えば製造中に第3の軸方向ゾーン114b内のクラッドの厚さを薄くし、又は事後の成形によって外径doc2と内径dic2との間の厚さをより薄くしてもよい。クラッドの外径doc2は、例えば軸方向の高さと共に増大してもよく、クラッドの内径dic2は軸方向の高さと共に更に大きい比率で増大し、その結果、軸方向の高さと共にクラッドが薄くなるようにしてもよい。例えば、従来の幾つかのタイプの軽水燃料棒と比較して、第3のゾーン114bではdic2とdoc2との間のクラッド120の厚さを約3.5〜7ミル(千分の1インチ)だけ縮小してもよい。もちろん、例示的実施形態では、その他の寸法を縮小してもよい。
軸方向ゾーン114aと114bとの間のクラッドのパラメータを軸方向と径方向の両方のそれぞれの位置での予測動作条件に基づいて変化させることによって、安全裕度、及び/又は動作限度を最適化することができる。例えば、燃料棒114の例示的実施形態の燃料を備えていない部分の上部プレナム位置にある第3の軸方向ゾーン114bが薄くされたクラッドを含む場合は、プレナムの容積が増大し、それによって核分裂ガスの受容量が増加し、且つ/又は燃料棒の内圧を低下させることが可能になる。出願人は、それによって熱機械的動作限度とエネルギ生成効率とを向上させ、同時に単一の構成を用いて燃料棒にわたる全ての軸方向位置で安全性と動作限度を確保することができるものと算定した。
燃料棒114の例示的実施形態をクラッド及び/又は燃料構成が異なる別個の3つの軸方向ゾーン114a、b、cでこれらのゾーンの各々の予測動作条件に基づいて記載したが、任意の数の異なるゾーン及び/又は燃料変化を燃料棒114の例示的実施形態に使用できることが理解されよう。燃料棒の例示的実施形態は、例えば、異なる燃料を備えていない領域及び位置、異なる燃料濃縮度、及び/又は異なる軸方向位置でのクラッドの異なる熱機械的及び/又は中性子特性を含んでもよい。このような変化は、燃料棒の例示的実施形態を格納する燃料集合体の寿命を通して反応炉の軸方向の予測条件に基づいてなされてもよく、又は対処されてもよい。
図4は、核反応炉内で使用できる燃料棒214の別の例示的実施形態を示す図であり、燃料棒214は、押さえばね223、クラッド220、それがある場合は内側ライナ221、及び/又は燃料要素222などの幾つかの従来の特徴を含んでもよい。燃料棒214の例示的実施形態は、燃料インベントリが増加すべきではない動作条件、及び/又はクラッド220が安全性又は動作上の関連で最大限の、又は従来の厚さを有するべき動作条件にさらされる第1のゾーン214aを含んでもよい。第1のゾーン214aは、例えば燃料棒214の例示的実施形態の燃料を備えている部分の軸方向の上から2/3であってよい。第1のゾーン214aの予期される条件の特定に基づいて、クラッド220及び/又は燃料要素222はこれらの条件に最良に適応するように構成されてもよい。例えば、ペレットとクラッドとの相互作用の影響及び損傷を低減するために、クラッド220は、外径doc1と内径dic1との間に最大限の、又は従来の厚さを含んでもよい。燃料棒214の例示的実施形態の全体にわたって燃料要素222は標準化された幅df1を有してもよい。
別の軸方向ゾーン214b及び214cは、例えばクラッドの損傷、燃料とクラッドとの相互作用のリスクが少なく、且つ/又はより大きい減速剤の恩恵を受け、及び/又は圧力低下が少ないような位置に基づいて異なる動作条件にさらされる軸方向ゾーンとして特定されてもよい。ゾーン214cは、例えば燃料棒214の例示的実施形態の燃料を備えている部分であってよく、一方、ゾーン214bは、燃料を備えていない部分であってよい。ゾーン214c及び214b内の予測される条件の特定に基づいて、クラッド220はこれらの条件に最良に適応するように構成されてもよい。例えば、クラッド220は、軸方向ゾーン214bで薄くされてもよい。例えば製造中に軸方向ゾーン214cのクラッドを薄くすることによって、又は事後の外部エッチングにより、214cでの外径doc2が縮小され、一方、内径dic1及び燃料要素の幅df1は均一に保たれてもよい。同様に、クラッドの外径doc2は214b内の軸方向の高さと共に縮小され、内径dic2は増大されてもよい。例えば、doc3及び/又はdoc2はdoc1よりも約7〜14ミルだけ縮小されてもよい。もちろん、例示的実施形態では、その他の寸法を縮小してもよい。
軸方向ゾーン214a、b、cの間のクラッド及び/又は燃料のパラメータを軸方向と径方向の両方のそれぞれの位置での予測動作条件に基づいて変化させることによって、安全裕度、及び/又は動作限度を最適化することができる。例えば、軸方向ゾーン214b及び214cは、燃料棒214に沿って軸方向にたどる流体冷媒/減速剤の圧力低下を少なくし、且つ/又はより良好な減速をもたらし、水力学的性能及びプラントの効率を高めることができる。
図3及び4の燃料棒114及び214の例示的実施形態を軸方向特性の特定の組み合わせで記載したが、例示的実施形態には任意の単一の特徴があってもよく、任意の数の軸方向ゾーンで燃料棒の例示的実施形態にその他のどの組み合わせがあってもよいことが理解されよう。例えば、従来の燃料棒の代替として燃料棒の例示的実施形態を使用できるように、従来の燃料棒のクラッド外径に適合する一体の外径を有する燃料棒の例示的実施形態を使用することを希望するエンジニアは、所望の軸方向位置で使用するために図3のゾーン114cからの変化だけを実装してもよい。このようにして、燃料棒の例示的実施形態の全体に沿って外径doc1、及び従来の燃料棒に模した幾何的形状を一定に保ちつつ、増大した内径及び燃料質量により最適化という利点をもたらすことができる。又は、例えば製造上の互換性及びモジュール性のために単一サイズの燃料要素を使用することを希望する燃料製造者は、燃料要素222の単一の、均一な構成を有する図4の燃料棒21の例示的実施形態を使用して、特定の軸方向位置での外径の縮小により水力学的な、及びその他の利点を得ることができる。
更には、核燃料の供給業者は、燃料棒の所望の応答を達成するため、幾つかの異なる軸方向ゾーンにわたって、且つ様々な燃料集合体の位置でいずれかの、又は全ての修正を加えてもよい。例えば、燃料を備えていない下部プレナム位置に燃料棒214の例示的実施形態のゾーンよりも狭い外径及び内径dic2/doc3を使用し、燃料集合体又は炉心のパラメータに基づいてより大きい燃料インベントリが望まれる幾つかの軸方向位置で、燃料棒114の例示的実施形態のゾーン114cよりも広い内径及び燃料幅dic3/df2を使用し、より低い圧力低下とより大きい減速剤容積が望まれるより高いゾーンで燃料棒214の例示的実施形態のゾーン214cよりも狭い外径doc2を使用し、且つ、より大きい核分裂生成物を受容できるように、終端の燃料を備えていないプレナム容易器で燃料棒114の例示的実施形態のゾーン114bよりも広くした外径及び内径dic2/doc2を使用してもよい。更には、エンジニアは、同じゾーン内で特徴を混合してもよい。例えば、特定のゾーンでクラッドの内径の増大と、クラッドの外径の縮小の両方を行って、その領域でのより少ない圧力低下とより大きい燃料容積とを組み合わせてもよい。
燃料棒の例示的実施形態は、多様なタイプの反応炉及び燃料集合体で使用できる。図1の集合体10に使用されるように、燃料棒の例示的実施形態を構成することができる。個々の燃料棒の例示的実施形態は、予測される反応炉の動作条件、及びこれに対する好適な応答に基づく軸方向の変化を含んでいる。したがって、集合体内の幾つかの燃料棒の例示的実施形態は、予測されるバンドル配置、及び動作条件への相互の作用に基づいて構成さえる軸方向の特徴を有してもよい。このようにして、燃料棒の例示的実施形態は、炉心の設計者が炉心の応答及び動作特性をより精密の調整できるようにし、且つ向上した炉心燃焼、燃料の寿命、動作及び安全性の裕度、及び/又は向上したプラント効率を達成可能である。
上記のように例示的実施形態、及び方法を記載したが、例示的実施形態は通常の実験によって変更、代替されてもよく、それもなお以下の特許請求の範囲に含まれることが当業者には理解されよう。例えば、上部の軸方向位置だけの燃料を備えていない領域、及びモジュール式燃料構造を有する幾つかの例示的実施形態を記載したが、燃料棒の例示的実施形態は、燃料を備えていないゾーンと燃料を備えている領域との任意の組み合わせ、及び燃料要素用の異なるタイプ、形状、及び濃縮度を含んでもよいことが理解されよう。更に、例示的実施形態及び方法は、燃料棒が使用される任意のタイプの燃料、及びBWR、PWR、重水、高速スペクトル、黒鉛減速などの反応炉を含む反応炉と共に使用できることが理解されよう。上記のクラッド及び燃料のサイズの値は例示的なものであり、決して独立請求項を限定するものではない。このような変化は、以下の特許請求の範囲から離れるものと見なされるべきではない。
最後に、本願発明の代表的な実施態様を以下に示す。
[実施態様1]
核燃料集合体で使用される燃料棒であって、
核燃料要素と、
前記核燃料要素が格納される不透過性の内部容積を画成する内径を有するクラッドと、を備え、前記クラッドが前記内径に対して垂直な軸方向に延在すると共に、前記内径が前記軸方向に沿って意図的に変化する燃料棒。
[実施態様2]
前記内径が少なくとも3.5ミルだけ変化する実施態様1に記載の燃料棒。
[実施態様3]
前記核燃料要素が、第1の燃料ペレットと、前記内部容積内に軸方向に堆積された第2の燃料ペレットとを含むと共に、前記第1の燃料ペレットと前記第2の燃料ペレットとが意図的に異なる容積を有する実施態様1に記載の燃料棒。
[実施態様4]
前記第1及び第2の燃料ペレットが円筒形であり、前記クラッドの内径に基づいて意図的に異なる直径を有する実施態様3に記載の燃料棒。
[実施態様5]
前記第1及び第2の燃料ペレットが各々、他の燃料ペレットと少なくとも3.5ミルだけ異なる一定の直径を有する実施態様4に記載の燃料棒。
[実施態様6]
前記クラッドが円筒形であり、外径を含むと共に、前記クラッドの厚さが前記軸方向に沿って変化するように前記外径が一定である実施態様1に記載の燃料棒。
[実施態様7]
前記内部容積が、核分裂生成物を累積できる燃料を備えていない領域を含むと共に、前記内径が、燃料を備えていない領域で燃料を備えている領域よりも大きい実施態様1に記載の燃料棒。
[実施態様8]
前記クラッドが円筒形であり、外径を含み、
前記外径が、燃料を備えている領域で燃料を備えていない領域よりも大きく、
前記燃料を備えていない領域が、前記燃料棒がタイプレートに着座するように構成された終端の軸方向位置にある実施態様7に記載の燃料棒。
[実施態様9]
前記内径が、核燃料集合体内、及び炉心内の燃料棒の径方向位置に基づいて意図的に変化する実施態様1に記載の燃料棒。
[実施態様10]
前記クラッドが外径を含むと共に、前記外径が前記軸方向に沿って意図的に実施態様1に記載の燃料棒
[実施態様11]
核燃料集合体で使用される燃料棒であって、
核燃料要素と、
前記核燃料要素が格納される不透過性の内部容積を画成する外径と内径とを有するクラッドとを備え、前記クラッドが、前記内径及び外径に対して垂直な軸方向に延在すると共に、前記燃料棒の燃料棒を備えている領域の異なる少なくとも2/3が完全に異なる外径を有するように前記外径が前記軸方向に沿って意図的に変化する燃料棒。
[実施態様12]
前記外径が少なくとも3.5ミルだけ変化する実施態様11に記載の燃料棒
[実施態様13]
前記内部容積が、核分裂生成物を累積できる燃料を備えていない領域を含むと共に、前記外径が、燃料を備えていない領域で燃料を備えている領域よりも小さい実施態様11に記載の燃料棒。
[実施態様14]
前記クラッドの厚さが燃料備えていない領域で燃料棒を備えている領域よりも薄くなるように、前記内径が燃料を備えていない領域で燃料を備えている領域よりも大きい実施態様13に記載の燃料棒。
[実施態様15]
前記燃料を備えていない領域が、前記タイプレートに着座するように構成された終端の軸方向位置にあると共に、前記燃料を備えていない領域が押さえばねを復ぬ実施態様13に記載の燃料棒。
[実施態様16]
前記内径が前記軸方向位に沿って意図的に変化すると共に、前記内径が、軸方向位置にはなく、他の位置にあってもよい内側ライナによって形成さえる実施態様11に記載の燃料棒。
[実施態様17]
前記核燃料要素が、前記内部容積内に軸方向に堆積された第1の燃料ペレットと第2の燃料ペレットとを含むと共に、前記第1の燃料ペレットと前記第2の燃料ペレットとが意図的に異なる容積を有する実施態様11に記載の燃料棒。
[実施態様18]
前記第1及び第2の燃料ペレットが円筒形であり、前記クラッドの前記内径に基づいて変化する直径を有する実施態様17に記載の燃料棒。
[実施態様19]
核燃料集合体であって、
軸方向に延在する複数の燃料棒を備え、該燃料棒の少なくとも1つが、
核燃料要素と、
前記核燃料要素が格納される不透過性の内部容積を画成する内径を有するクラッドであって、前記クラッドが前記内径に対して垂直な軸方向に延在すると共に、前記内径が前記軸方向に沿って意図的に変化するクラッドと、
スペーサが含む前記燃料棒がそれを通過するスペーサと、
前記複数の燃料棒を囲む溝と、を備える核燃料集合体。
[実施態様20]
前記クラッドが更に外径を含むと共に、前記外径が、前記燃料棒の燃料を備えている少なくとも第3の領域で前記軸方向に沿って意図的に変化する実施態様19に記載の燃料集合体。
10 燃料集合体
12 溝
14 燃料棒
14a 燃料を備えている部分
14b 燃料を備えていない部分
16 下部タイプレート
17 上部タイプレート
18 燃料スペーサ
19 水棒
20 クラッド
21 内側ライナ
22 燃料要素
23 押さえばね
114 燃料棒の例示的実施形態
114a 第1のゾーン
114c 第2のゾーン
114b 第3のゾーン
120 クラッド
121 内側ライナ
122 燃料要素
122a 燃料要素
122b 燃料要素
123 押さえばね
214 燃料棒の例示的実施形態
214a 第1のゾーン
214b 第2のゾーン
214c 第3のゾーン
220 クラッド
221 内側ライナ
222 燃料要素
223 押さえばね

Claims (10)

  1. 核燃料集合体で使用される燃料棒であって、
    核燃料要素と、
    前記核燃料要素が格納される不透過性の内部容積を画成する内径を有するクラッドと、
    を備え、
    前記クラッドが前記内径に対して垂直な軸方向に延在すると共に、前記内径が前記軸方向に沿って意図的に変化する
    燃料棒。
  2. 前記核燃料要素が、第1の燃料ペレットと、前記内部容積内に軸方向に堆積された第2の燃料ペレットとを含み、
    前記第1の燃料ペレットと前記第2の燃料ペレットとが意図的に異なる容積を有する、
    請求項1に記載の燃料棒。
  3. 前記第1及び第2の燃料ペレットが円筒形であり、前記クラッドの内径に基づいて意図的に異なる直径を有する、請求項3に記載の燃料棒。
  4. 前記クラッドが円筒形で、外径を含み、
    前記クラッドの厚さが前記軸方向に沿って変化するように前記外径が一定である、
    請求項1に記載の燃料棒。
  5. 前記内部容積が、核分裂生成物を累積できる燃料を備えていない領域を含み、
    前記内径が、燃料を備えていない領域で燃料を備えている領域よりも大きい、
    請求項1に記載の燃料棒。
  6. 前記クラッドが円筒形で、外径を含み、
    前記外径が、燃料を備えている領域で燃料を備えていない領域よりも大きく、
    前記燃料を備えていない領域が、前記燃料棒がタイプレートに着座するように構成された終端の軸方向位置にある、
    請求項5に記載の燃料棒。
  7. 前記内径が、核燃料集合体内、及び炉心内の燃料棒の径方向位置に基づいて意図的に変化する、請求項1に記載の燃料棒。
  8. 核燃料集合体で使用される燃料棒であって、
    核燃料要素と、
    前記核燃料要素が格納される不透過性の内部容積を画成する外径と内径とを有するクラッドと、
    を備え、
    前記クラッドが、前記内径及び外径に対して垂直な軸方向に延在すると共に、前記燃料棒の燃料棒を備えている領域の異なる少なくとも2/3が完全に異なる外径を有するように前記外径が前記軸方向に沿って意図的に変化する、
    燃料棒。
  9. 前記内部容積が、核分裂生成物を累積できる燃料を備えていない領域を含み、
    前記外径が、燃料を備えていない領域で燃料を備えている領域よりも小さい、
    請求項8に記載の燃料棒。
  10. 前記クラッドの厚さが燃料備えていない領域で燃料棒を備えている領域よりも薄くなるように、前記内径が燃料を備えていない領域で燃料を備えている領域よりも大きい、請求項9に記載の燃料棒。
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