JP2014119002A - ガスタンクの製造方法およびガスタンク製造装置 - Google Patents

ガスタンクの製造方法およびガスタンク製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特定のガスが充填されたガスタンクを製造する技術を提供する。
【解決手段】特定のガスが充填されたガスタンクの製造方法であって、不活性ガスが充填された製造対象である一または複数の製造対象ガスタンクのうちの少なくとも一の製造対象ガスタンクに、特定のガスを供給するためのガス供給流路を接続する接続工程と、ガス供給流路を介して一の製造対象ガスタンクへ特定のガスを供給する供給工程を含む工程であって、製造対象ガスタンクの内部を不活性ガスから特定のガスへ置換するガス置換工程と、ガス置換工程によるガスの置換の完了後に、一又は複数の製造対象ガスタンクに充填されていた不活性ガスをガス供給流路に供給して、ガス供給流路に残存する特定のガスをパージするパージ工程とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、特定のガスが充填されたガスタンクを製造する技術に関する。
特定のガスが充填されたガスタンクの製造する過程において、特定のガスを充填する前に、ガスタンクの気密試験を行う場合がある。気密試験を行う方法として、窒素と検知ガスとしての少量のヘリウムとを混合した不活性ガスをガスタンクに充填し、ガスタンクからのヘリウムの漏れを検知する試験方法が知られている(例えば、下記特許文献1)。そして、気密試験終了後、ガスタンクの内部を、不活性ガスから特定のガスに置換することによって、特定のガスが充填されたガスタンクを製造する。具体的には、特定のガスをガスタンクに充填可能なガス充填設備(例えば、水素ガス充填設備)を用いて、所定の方法によってガスタンクの内部を不活性ガスから特定のガスへ置換する。
特開平2011−089620号公報
しかし、ガスの置換終了後、ガス充填設備からガスタンクを取り外した際に、ガス充填設備の配管に残存していた高濃度の特定のガスが、ガスタンクとの接続部から流出することがあると言った問題が指摘されていた。また、ガス置換設備に残存した特定のガスを不活性ガスで除去(パージ)する場合には、別途、不活性ガスを用意する必要があり、ガスを用意する手間とコストがかかると言った問題が指摘されていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、特定のガスが充填されたガスタンクの製造方法が提供される。このガスタンクの製造方法は、不活性ガスが充填された製造対象である一または複数の製造対象ガスタンクのうちの少なくとも一の製造対象ガスタンクに、前記特定のガスを供給するためのガス供給流路を接続する接続工程と;前記ガス供給流路を介して前記一の製造対象ガスタンクへ前記特定のガスを供給する供給工程を含む工程であって、前記製造対象ガスタンクの内部を前記不活性ガスから前記特定のガスへ置換するガス置換工程と;前記ガス置換工程による前記ガスの置換の完了後に、前記一又は複数の製造対象ガスタンクに充填されていた前記不活性ガスを前記ガス供給流路に供給して、前記ガス供給流路に残存する前記特定のガスをパージするパージ工程と;を備える。この形態の製造方法によれば、パージ工程を備えるので、ガス置換工程後のガス供給流路に残存する特定のガスをパージすることができる。また、ガス置換工程後のガス供給流路に残存する特定のガスをパージする際に、ガス供給流路に供給する不活性ガスを別途用意する必要が無く、別途不活性ガスを用意する手間とコストを回避することができる。
(2)上記形態のガスタンクの製造方法において、前記ガス置換工程に先立つ工程であって、 前記一の製造対象ガスタンクとは異なるガスタンクであって前記不活性ガスを充填可能なバッファガスタンクに、前記ガス置換工程に先立って、前記一の製造対象ガスタンクに充填されている前記不活性ガスの少なくとも一部を移動させるガス移動工程を備え;前記パージ工程は、前記バッファガスタンクに移動した前記不活性ガスを前記ガス供給配管に供給する工程を含むものとしてもよい。このガスタンクの製造方法によると、一の製造対象のガスタンクに充填されていた不活性ガスを用いて、ガス置換工程後のガス供給流路に残存する特定のガスをパージすることができる。
(3)上記形態のガスタンクの製造方法であって、前記ガス移動工程において、前記不活性ガスを移動する前の前記バッファガスタンクは、前記一の製造対象ガスタンクより内部の気圧が低く;該ガス移動工程は、前記一の製造対象ガスタンクと前記バッファガスタンクとを連通させることによって前記不活性ガスを移動させる工程を含むものとしてもよい。このガスタンクの製造方法によると、一の製造対象ガスタンクとバッファガスタンクとを連通させるだけで不活性ガスの移動を行うことができる。
(4)上記形態のガスタンクの製造方法であって、前記製造対象ガスタンクは複数であり;前記パージ工程に先立って、前記一の製造対象ガスタンクとは異なる他の製造対象ガスタンクを、前記ガス供給流路と連通する連通流路に接続する工程を備え;前記パージ工程は、前記他の製造対象ガスタンクに充填されていた不活性ガスを前記連通流路を介して前記ガス供給配管に供給する工程を含むものとしてもよい。このガスタンクの製造方法によると、一の製造対象ガスタンクとは異なる他の製造対象ガスタンクに充填されていた不活性ガスを用いて、ガス置換工程後のガス供給流路に残存する特定のガスをパージすることができる。
(5)また本発明の他の形態によれば、特定のガスが充填されたガスタンクを製造するガスタンク製造装置が提供される。このガスタンク製造装置は、前記特定のガスを供給するためのガス供給流路と;前記供給流路に不活性ガスが充填された製造対象のガスタンクを接続するための接続部と;前記ガス供給流路を介して前記接続部に接続された前記製造対象のガスタンクへ前記特定のガスを供給すると共に、前記製造対象のガスタンクの内部を前記不活性ガスから前記特定のガスへ置換するガス置換部と;前記接続部に接続された前記製造対象のガスタンクと同一または異なる製造対象のガスタンクに充填されていた不活性ガスを、前記ガス供給流路に供給して、前記ガスの置換後の前記ガス供給流路に残存する前記特定のガスをパージするパージ部とを備える。この形態のガスタンク製造装置によれば、パージ部を備えるので、ガス置換後のガス供給流路に残存する特定のガスをパージすることができる。
また、このような形態によれば、装置の小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等の種々の課題の少なくとも1つを解決することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、ガスタンク内のガスの置換方法、ガスの除去方法(パージ方法)、ガスタンクへのガスの充填方法などの形態で実現することができる。
ガス充填システム10の構成を示す説明図である。 水素ガスタンクの製造工程を示す説明図である。 水素ガスタンクの製造工程の流れを示す工程図である。 ガス充填システム50の構成を示す説明図である。 第2実施例における水素ガスタンクの製造工程を示す説明図である。 第2実施例における水素ガスタンクの製造工程の流れを示す工程図である。
A.第1実施形態:
(A1)システム構成:
図1は本発明の第1実施形態としての水素ガスタンクの製造方法に用いるガス充填システム10の構成を説明する説明図である。ガス充填システム10は、メインガスタンク30に水素ガスを充填して水素ガスタンクを製造するためのシステムである。本実施形態においては、水素を充填後のメインガスタンク30は燃料電車に搭載される。そして、メインガスタンク30内の水素ガスは、燃料電池が発電を行うための燃料ガスとして用いられる。
水素ガスタンクを製造するために用いるメインガスタンク30は、気密試験が行われた後のものであり、内部には気密試験に用いられた不活性ガスが充填された状態である。メインガスタンク30に充填されている不活性ガスは、窒素ガスと少量のヘリウムガスとで構成されている。気密試験は、ヘリウムガスがガスタンクから漏れ出すか否かを測定することによって行われる。ガス充填システム10は、この気密試験終了後のメインガスタンク30内の不活性ガスを水素ガスに置換することによって、メインガスタンク30に水素ガスを充填する。
ガス充填システム10は、ガスの流路としての配管12〜19と、ガスの流量を調整可能なバルブV1〜V4と、メインガスタンク30と、バッファタンク40とを備える。ガス充填システム10は、配管12〜19を接続部J1〜4で接続することによって図示するような配管構造を構成する。また、ガス充填システム10は、システム全体を制御する制御部20を備える。
配管12は、水素カードルによって構成されるガス充填設備22と接続されている。配管12は、接続部J1を介して配管13と接続されている。配管13は、接続部J2を介して配管14と接続される。配管14はメインガスタンク30が備えるバルブV31と接続されている。ガス充填設備22から供給された水素ガスは、配管12,13,14を介してメインガスタンク30に供給される。配管12には、バルブV1が設けられており、ガス充填設備22からメインガスタンク30への水素ガスの供給量の調整を行う。メインガスタンク30のバルブV31は、メインガスタンク30に流入するガスの流量を調整する手動式のバルブである。
メインガスタンク30が備えるバルブV32は、配管15と接続されている。バルブV32は、メインガスタンク30から流出するガスの流量を調整する電磁弁である。配管15は、接続部J3を介して配管16と接続されている。配管16は、接続部J4を介して配管17と接続されている。配管17は、ガス充填システム10内に流通するガスを大気に開放するための大気開放設備24と接続されている。配管17は、バルブV2を備えている。バルブV2は、ガス充填システム10から大気開放設備24へのガスの排出量の調整を行う。
配管18は、配管12と配管17とを接続する。配管18は、主に、接続部J1および接続部J4に蓋をして、ガス充填設備22から配管12,18,17の経路で水素ガスを流通させる流通試験を行う際に用いられる。配管18は、バルブV3を挟んで両側に圧力計P1と、圧力計P2とを備える。圧力計P1,P2は、いずれも配管18を流通するガスの圧力を測定する。圧力計P1,P2は、バルブV1〜V4,V31,V32の開閉の組み合わせによって構成される種々のガス流通経路内のガスの圧力を測定する。
配管19は、配管16から分岐してバッファタンク40と接続される配管である。バッファタンク40は、メインガスタンク30に充填されている不活性ガスの一部を一時的に貯蔵するためのガスタンクである。配管19はバルブV4を備える。バルブV4は、バッファタンク40への不活性ガスの流入量および流出量の調整を行う。
ここで、本実施形態においては、バッファタンク40の容積をC1、配管12〜19の総容積をC2、メインガスタンク30の容積をC3とすると、C1、C2、C3は、C2<C1<<C3の関係を有する。なお、C1、C2、C3は、C2<C1?C3の関係を有するとしてもよい。
制御部20は、バルブV1〜V4,V32と接続されている。バルブV1〜V4,V32は、電磁弁によって構成されている。バルブV1〜V4,V32は、制御部20によってその開閉量が制御される。また、制御部20は、圧力計P1,P2と接続されている。制御部20は、圧力計P1,P2が測定した圧力値を取得し、種々の制御に用いる。
(A2)水素ガスタンクの製造方法:
次に、ガス充填システム10によって行う水素ガスタンクの製造方法について説明する。図2は水素ガスタンクの製造工程の大凡の流れを説明する説明図である。図2においては、図示の便宜上、説明に必要な符号のみ記載した。図示するように、水素ガスタンクの製造工程は、主に、不活性ガス移動工程と、ガス置換工程と、パージ工程とからなる。
不活性ガス移動工程を行うに当たり、その前段階として、気密試験によって不活性ガスが充填された状態のメインガスタンク30を、配管14,15に接続する。本実施形態においては、メインガスタンク30は容積が60リットルである。メインガスタンク30には、約0.8MPa〜0.9MPaの不活性ガスが充填されている。また、バッファタンク40の容積は10リットルである。バッファタンク40には、約0.1MPaの不活性ガスが充填されている。なお、メインガスタンク30を配管14,15に接続する段階においては、各バルブは閉状態である。
メインガスタンク30およびバッファタンク40を各配管に接続後、不活性ガス移動工程を行う。具体的には、図示するように、制御部20の制御によって、バルブV3と、バルブV4と、バルブV32とを開状態にする。メインガスタンク30はバッファタンク40より内部の圧力が高いため、メインガスタンク30に充填されていた不活性ガスの一部は、バッファタンク40に流入する。不活性ガス移動工程では、このようにして、メインガスタンク30に充填されていた不活性ガスの一部をバッファタンク40に移動させる。具体的には、制御部20がバルブV3と、バルブV4と、バルブV32とを制御し、バッファタンク40の内部の圧力が約0.8MPaに上昇するまで不活性ガスの移動を行う。バッファタンク40の内部の圧力は、制御部20が、圧力計P1,P2によって測定された圧力値から推定する。
バッファタンク40への不活性ガスの移動が終了すると、制御部20は、全てのバルブを閉状態にする。本実施形態においては、制御部20によるバルブの開閉の制御は、制御部20に接続された操作部(図示省略)を用いて作業者が行った操作に応じて、制御部20がバルブの開閉を制御する。なお、本実施形態において作業者が操作部を操作することによって行われるバルブの制御の一部または全部を、制御部20が、予め設定されたシーケンスに従って自動で行うとしてもよい。
不活性ガス移動工程後、ガス置換工程を行う。具体的には、不活性ガスが充填されているメインガスタンク30の内部を水素ガスで置換する。本実施形態においては、ガスの置換は、一般的なガス置換方法として知られる正圧による希釈置換によって行う。
図2においては、説明の便宜上、バルブV1,V2とバルブV31,V32を同時に開状態にするように表現しているが、実際には、バルブの開閉は経時的に順次行う。具体的には、最初に、バルブV1とバルブV31とを開状態にして、ガス充填設備22からメインガスタンク30に水素ガスを供給する。メインガスタンク30への水素ガスの供給は、メインガスタンク30の内部の圧力が予め定められた所定の圧力に達するまで行われる。メインガスタンク30の圧力は、制御部20が圧力計P1の測定値に基づいて推定する。メインガスタンク30の内部は、ガス充填設備22から供給された水素ガスと、元から充填されていた不活性ガスとが混合して充填された状態となる。
その後、バルブV1とバルブV31とを閉状態にし、バルブV2とバルブV32とを開状態にする。メインガスタンク30の内部に充填されていた水素ガスと不活性ガスとの混合ガスは大気開放設備24に排出される。そして、メインガスタンク30の内部の圧力が予め定めた所定値まで下降すると、バルブV2とバルブV32とを閉状態にする。メインガスタンク30の圧力は、制御部20が圧力計P2の測定値に基づいて推定する。
そして、再度、バルブV1とバルブV31とを開状態にして、ガス充填設備22からメインガスタンク30に水素ガスを供給する。メインガスタンク30の内部の圧力が所定の圧力値まで上昇したら、バルブV1とバルブV31とを閉状態にし、ガス置換工程を終了する。このような方法によってメインガスタンク30の内部のガスの置換を行うことによって、メインガスタンク30は、高濃度の水素ガスが充填された状態になる。
ガス置換工程の終了後、パージ工程を行う。パージ工程は、ガス置換工程後に各配管に残存する水素ガスをパージする工程である。パージ工程においては、最初に、バルブV2〜V4を開状態にする。バルブV2〜V4を開状態にすることによって、バッファタンク40に充填されていた不活性ガスが配管12〜19に供給される。そして、配管12〜19に供給された不活性ガスは、ガス置換工程によって配管12〜19に残存していた水素ガスとともに大気開放設備24に排出される。その結果、配管12〜19に残存していた水素ガスはパージされる。その後、バルブV2〜V4を閉状態にすることによって水素ガスタンクの製造工程は終了する。
次に上記説明した水素ガスタンクの製造工程を、工程図によって説明する。図3は、水素ガスタンクの製造工程の流れを説明する工程図である。水素ガスタンクの製造を開始すると、メインガスタンク30を配管14,15に接続する(工程T12)。その後、上記説明した不活性ガス移動工程によって、メインガスタンク30に充填されていた不活性ガスの一部をバッファタンク40に移動する(工程T14)。不活性ガス移動工程終了後、ガス置換工程によって、メインガスタンク30内の不活性ガスを水素ガスに置換する(工程T16)。その後、パージ工程によって、配管12〜19内に残存する水素ガスをパージする(工程T18)。そして、水素ガスが充填されたメインガスタンク30を配管14,15から取り外すことによって、水素ガスタンクの製造は終了する(工程T20)。
以上説明したように、本実施形態における水素ガスタンクの製造方法は、ガス置換工程後の配管12〜19に残存する水素ガスをパージすることができる。実際にガス置換工程の前後において、配管内の水素ガス濃度を実測したところ、水素濃度を99%から4%にまで下降させることができた。従って、水素ガスタンク製造後、配管14,15からメインガスタンク30を取り外した際に、配管14,15から高濃度の水素ガスが外部に流出することを回避することができる。また、準備したメインガスタンク30に充填されていたガスを用いて配管12〜19に残存する水素ガスをパージするので、別途、水素ガスをパージするための不活性ガスを用意する手間とコストを削減することができる。
準備したバッファタンク40の内部の圧力は、準備したメインガスタンク30の内部の圧力より低いので、不活性ガス移動工程では、バルブV3、V4、V32を開状態にするのみで、メインガスタンク30に充填されていた不活性ガスの一部をバッファタンク40に移動させることができる。よって、別途、メインガスタンク30からバッファタンク40に不活性ガスを移動させるためのガスポンプ等の設備を必要としない。
特許請求の範囲との対応関係としては、工程16(図3参照)に供する構成が特許請求の範囲に記載のガス置換部に対応する。本実施形態においては、制御部20による工程16の処理がガス置換部に対応する。また、工程18に供する構成が特許請求の範囲に記載のパージ部に対応する。本実施形態においては、制御部20による工程18の処理がパージ部に対応する。
B.第2実施例:
(B1)システム構成:
図4は、本発明の第2実施形態としての水素ガスタンクの製造方法に用いるガス充填システム50の構成を説明する説明図である。ガス充填システム50は、メインガスタンク80に水素ガスを充填するためのシステムである。
本実施形態においては、メインガスタンク80とサブガスタンク90とを用いる。メインガスタンク80とサブガスタンク90とは同じ構成をしたガスタンクであり、いずれも、後に水素ガスが充填されて水素ガスタンクとして製造されるガスタンクである。メインガスタンク80およびサブガスタンク90は、いずれも気密試験が行われた後のものであり、内部には気密試験に用いられた不活性ガスが充填されている。メインガスタンク80およびサブガスタンク90に充填されている不活性ガスは、第1実施形態と同様、窒素ガスと少量のヘリウムガスとで構成される混合ガスである。本実施形態と第1実施形態との大きな差異は、本実施形態では、パージ工程において、サブガスタンク90に充填されている不活性ガスを用いて、配管内に残存した水素ガスをパージすることである。
ガス充填システム50は、ガス流路としての配管52〜65と、ガスの流量を調整可能なバルブV5〜V10と、メインガスタンク80と、サブガスタンク90とを備える。また、ガス充填システム50は、システム全体を制御する制御部70を備える。図示するように、第2実施形態におけるガス充填システム50の配管構成は、第1実施形態におけるガス充填システム10の配管構成が並列に接続された構成となっている。
配管52は、水素カードルによって構成されるガス充填設備72と接続されている。配管52は、接続部J5を介して配管53と接続されている。配管53は、接続部J6を介して配管54と接続される。配管54はメインガスタンク80が備えるバルブV81と接続されている。ガス充填設備72から供給された水素ガスは、配管52,53,54を介してメインガスタンク80に供給される。配管52には、バルブV5が設けられており、ガス充填設備72からメインガスタンク80への水素ガスの供給量の調整を行う。メインガスタンク80のバルブV81は、メインガスタンク80に流入するガスの流量を調整する手動式のバルブである。
メインガスタンク80が備えるバルブV82は、配管55と接続されている。バルブV82は、メインガスタンク80から流出するガスの流量を調整する電磁弁である。配管55は、接続部J7を介して配管56と接続されている。配管56は、接続部J8を介して配管57と接続されている。配管57は、配管64を介して、ガス充填システム50内のガスを大気に開放するための大気開放設備74と接続されている。配管57は、バルブV6を備えている。バルブV6は、ガス充填システム50から大気開放設備74へのガスの排出量の調整を行う。
配管58は、配管52と配管57とを接続する。配管58は、主に、接続部J5および接続部J8に蓋をして、ガス充填設備72から配管52,58,57の経路で水素ガスを流通させる流通試験を行う際に用いられる。配管58は、圧力計P3と、気圧計P4とを備える。圧力計P3,P4は、いずれも配管58を流通するガスの圧力を測定する。圧力計P3,P4は、バルブV5〜V10,V81,V82,V91,V92の開閉の組み合わせによって構成される種々のガス流通経路内のガスの圧力を測定する。
配管59は、配管52を介して、ガス充填設備72と接続されている。配管59は、接続部J9を介して配管60と接続されている。配管60は、接続部J10を介して配管61と接続される。配管61はサブガスタンク90が備えるバルブV91と接続されている。ガス充填設備72から供給された水素ガスは、配管59,60,61を介してサブガスタンク90に供給される。配管59には、バルブV8が設けられており、ガス充填設備72からサブガスタンク90への水素ガスの供給量の調整を行う。サブガスタンク90のバルブV91は、サブガスタンク90に流入するガスの流量を調整する手動式のバルブである。
サブガスタンク90が備えるバルブV92は、配管62と接続されている。バルブV92は、サブガスタンク90から流出するガスの流量を調整する電磁弁である。配管62は、接続部J12を介して配管63と接続されている。配管63は、接続部J12を介して配管64と接続されている。配管64は、大気開放設備74と接続されている。配管64は、バルブV9を備えている。バルブV9は、ガス充填システム50から大気開放設備74へのガスの排出量の調整を行う。
配管65は、配管59と配管64とを接続する。配管65は、主に、接続部J9および接続部J12に蓋をして、ガス充填設備72から配管59,65,64の経路で水素ガスを流通させる流通試験を行う際に用いられる。配管65は、圧力計P5と、気圧計P6とを備える。圧力計P5,P6は、いずれも配管65を流通するガスの圧力を測定する。圧力計P5,P6は、バルブV5〜V10,V81,V82,V91,V92の開閉の組み合わせによって構成される種々のガス流通経路内のガスの圧力を測定する。
制御部70は、バルブV5〜V10,V82,V92と接続されている。バルブV5〜V10,V82,V92は、電磁弁によって構成されている。バルブV5〜V10,V82,V92は、制御部20によってその開閉量が制御される。また、制御部70は、圧力計P3〜P6と接続されている。制御部70は、圧力計P3〜P6が測定した圧力値を取得し、種々の制御に用いる。
(B2)水素ガスタンクの製造方法:
次に、ガス充填システム50によって行う水素ガスタンクの製造方法について説明する。図5は水素ガスタンクの製造工程の大凡の流れを説明する説明図である。図5においては、図示の便宜上、説明に必要な符号のみ記載した。図示するように、水素ガスタンクの製造工程は、主に、ガス置換工程と、パージ工程とからなる。
ガス置換工程を行うに当たり、その前段階として、気密試験によって不活性ガスが充填された状態のメインガスタンク80を、配管54,55に接続する。また、同じく気密試験によって不活性ガスが充填された状態のサブガスタンク90を、配管61,62に接続する。メインガスタンク80、サブガスタンク90はその容積が60リットルである。いずれのガスタンクにも、約0.8MPa〜0.9MPaの不活性ガスが充填されている。なお、メインガスタンク80およびサブガスタンク90を各配管に接続する段階においては、各バルブは閉状態である。
メインガスタンク80およびサブガスタンク90を配管に接続後、メインガスタンク80の内部を水素ガスで置換するガス置換工程を行う。ガスの置換は、第1実施形態と同様、ガス置換方法として知られる正圧による希釈置換によって行う。
具体的には、最初に、バルブV5とバルブV81とを開状態にして、ガス充填設備72からメインガスタンク80に水素ガスを供給する。メインガスタンク80への水素ガスの供給は、メインガスタンク80の内部の圧力が予め定めた所定の圧力に達するまで行われる。メインガスタンク80の圧力は、制御部70が圧力計P3の測定値に基づいて推定する。メインガスタンク80の内部は、ガス充填設備72から供給された水素ガスと、元から充填されていた不活性ガスとが混合して充填された状態となる。
その後、バルブV5とバルブV81とを閉状態にし、バルブV6とバルブV82とを開状態にする。メインガスタンク80の内部に充填されていた水素ガスと不活性ガスとの混合ガスは大気開放設備74に排出される。そして、メインガスタンク80の内部の圧力が予め定めた所定値まで下降すると、バルブV6とバルブV82とを閉状態にする。メインガスタンク80の圧力は、制御部70が圧力計P4の測定値に基づいて推定する。
そして、再度、バルブV5とバルブV81とを開状態にして、ガス充填設備72からメインガスタンク80に水素ガスを供給する。メインガスタンク80の内部の圧力が所定の圧力値まで上昇したら、バルブV5とバルブV81とを閉状態にし、ガス置換工程を終了する。このような方法によってメインガスタンク80の内部のガスの置換を行うことによって、メインガスタンク80は、高濃度の水素ガスが充填された状態になる。
ガス置換工程の終了後、パージ工程を行う。上述したように、本実施形態においては、ガス置換工程後に各配管に残存する水素ガスをサブガスタンク90に充填されている不活性ガスによってパージする。パージ工程においては、最初に、バルブV5〜V6,7,9,10,V92を開状態にする。バルブV6,7,9,10,V92を開状態にすることによって、サブガスタンク90に充填されていた不活性ガスが配管52〜65に供給される。そして、配管52〜65に供給された不活性ガスは、ガス置換工程によって配管52〜65に残存していた水素ガスとともに大気開放設備74に排出される。その結果、配管52〜65に残存していた水素ガスはパージされる。その後、バルブV5〜V6,7,9,10,V92を閉状態にすることによって水素ガスタンクの製造工程は終了する。なお、このようにしてメインガスタンク80に充填し水素ガスタンクを製造後、サブガスタンク90として用いたガスタンクを、次に行う水素ガス製造工程においてメインガスタンク80として用いる。そして、気密試験が終了し不活性ガスが充填された状態の新たなガスタンクをサブガスタンク90として用いる。
次に、上記説明したガスタンクの製造工程を、工程図によって説明する。図6は、水素ガスタンクの製造工程の流れを説明する工程図である。水素ガスタンクの製造を開始すると、メインガスタンク80を配管54,55に接続する(工程T32)。また、サブガスタンク90を配管61,62に接続する(工程T34)。その後、上記説明したガス置換工程によって、メインガスタンク80内の不活性ガスを水素ガスに置換する(工程T36)。ガス置換工程後、パージ工程によって、配管52〜65内に残存する水素ガスをパージする(工程T38)。水素ガスタンクの製造を終了する場合には(工程T40:YES)、メインガスタンク80を配管54,55から取り外し(工程T42)、水素ガスタンクの製造を終了する。
一方、続けて、水素ガスタンクを製造する場合には(工程T40:NO)、1回目のガス置換工程でサブガスタンク90として取り扱ったガスタンクを、2回目のガス置換工程におけるメインガスタンク80として適用する。さらに、2回目のガス置換工程においては、気密試験終了後の新たなガスタンクをサブガスタンク90として準備する(工程T44)。そして、工程T32から製造工程を行う。この場合、水素ガスが充填されたメインガスタンク80を取り外した配管54,55に、新たに準備したサブガスタンク90を接続し、1回目のガス置換工程でサブガスタンク90として取り扱ったガスタンク(2回目のガス置換工程でメインガスタンク80として取り扱うガスタンク)の配管61,62への接続は維持する。そして、2回目に行うガス置換工程では、新たにメインガスタンク80となったガスタンクの内部を水素ガスに置換する。このようにすることで、水素ガスタンク製造工程を繰り返す毎に、ガスタンクの入れ替えを行う手間を省くことが可能になる。このようにして、水素ガスタンクの製造を行う。
以上説明したように、第2実施形態における水素ガスタンクの製造方法は、別途、バッファタンクを必要としないので低コスト化を実現できる。また、第1実施形態で説明したような不活性ガス移動工程を必要としないので、高速に水素ガスタンクを製造することができる。従って、第2実施形態における水素ガスタンクの製造方法は、水素ガスタンクを大量生産する場合に最適な製造方法である。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(C1)変形例1:
上記実施形態においては、特定のガスとして水素ガスを採用したが、それに限らず、種々のガスを採用することができる。例えば、メタンガスや、プロパンガスなどの炭化水素を採用することができる。その他、酸素ガスや、一酸化炭素ガス、アンモニアガスなどを採用することができる。また、このようのガスを充填して製造したガスタンクは、燃料電池に利用されるだけでなく、家庭用燃料、医療用、工業用など種々の用途に利用可能である。
(C2)変形例2:
上記実施形態においては、不活性ガスとして窒素とヘリウムとの混合ガスを採用したが、それに限らず、窒素のみから構成されるガスや、二酸化炭素など、化学反応を起こしにくいガスであれば種々のガスを採用することができる。なお、特定のガスタンクの製造前に気密試験を行う場合には、不活性ガスとして、窒素ガスと少量の水素ガスとからなる不活性ガスを採用することもできる。
(C3)変形例3:
上記実施形態においては、水素ガスタンク製造工程を制御部による制御によって行うとしたが、全ての工程を作業者が行うとしてもよい。例えば、ガス充填システム10,50が備える全てのバルブを手動式にするとしてもよい。そして、作業者が、水素ガス製造工程において必要なバルブ操作を行うとしてもよい。また、全ての工程を制御部20,70が行うとしてもよい。この場合、全てのバルブを電磁弁とし、制御部20,70が制御することによって実現することができる。
(C4)変形例4:
第1実施形態における不活性ガス移動工程は、メインガスタンク30からバッファタンク40に、配管を介して不活性ガスを直接に移動させるとしたが、それに限ることなく、種々の方法によって不活性ガスの移動を行うとしてもよい。例えば、配管にガスポンプやピストン機構を設置し、その機能によって、メインガスタンク30からバッファタンク40にガスの移動を行うとしてもよい。その他、複数のガスタンクを介してメインガスタンク30からバッファタンク40へガスを移動させるとしてもよい。
(C5)変形例5:
本発明は、上述の実施形態、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…ガス充填システム
12〜19…配管
20…制御部
22…ガス充填設備
24…大気開放設備
30…メインガスタンク
40…バッファタンク
50…ガス充填システム
52〜65…配管
70…制御部
72…ガス充填設備
74…大気開放設備
80…メインガスタンク
90…サブガスタンク
V1〜V10…バルブ
J1〜J12…接続部
P1〜P6…圧力計

Claims (5)

  1. 特定のガスが充填されたガスタンクの製造方法であって、
    不活性ガスが充填された製造対象である一または複数の製造対象ガスタンクのうちの少なくとも一の製造対象ガスタンクに、前記特定のガスを供給するためのガス供給流路を接続する接続工程と、
    前記ガス供給流路を介して前記一の製造対象ガスタンクへ前記特定のガスを供給する供給工程を含む工程であって、前記製造対象ガスタンクの内部を前記不活性ガスから前記特定のガスへ置換するガス置換工程と、
    前記ガス置換工程による前記ガスの置換の完了後に、前記一又は複数の製造対象ガスタンクに充填されていた前記不活性ガスを前記ガス供給流路に供給して、前記ガス供給流路に残存する前記特定のガスをパージするパージ工程と
    を備えるガスタンクの製造方法。
  2. 請求項1記載のガスタンクの製造方法であって、
    前記一の製造対象ガスタンクとは異なるガスタンクであって前記不活性ガスを充填可能なバッファガスタンクに、前記ガス置換工程に先立って、前記一の製造対象ガスタンクに充填されている前記不活性ガスの少なくとも一部を移動させるガス移動工程を備え、
    前記パージ工程は、前記バッファガスタンクに移動した前記不活性ガスを前記ガス供給配管に供給する工程を含む
    ガスタンクの製造方法。
  3. 請求項2記載のガスタンクの製造方法であって、
    前記ガス移動工程において、前記不活性ガスを移動する前の前記バッファガスタンクは、前記一の製造対象ガスタンクより内部の気圧が低く、
    該ガス移動工程は、前記一の製造対象ガスタンクと前記バッファガスタンクとを連通させることによって前記不活性ガスを移動させる工程を含む
    ガスタンクの製造方法。
  4. 請求項1記載のガスタンクの製造方法であって、
    前記製造対象ガスタンクは複数であり、
    前記パージ工程に先立って、前記一の製造対象ガスタンクとは異なる他の製造対象ガスタンクを、前記ガス供給流路と連通する連通流路に接続する工程を備え、
    前記パージ工程は、前記他の製造対象ガスタンクに充填されていた不活性ガスを前記連通流路を介して前記ガス供給配管に供給する工程を含む
    ガスタンクの製造方法。
  5. 特定のガスが充填されたガスタンクを製造するガスタンク製造装置であって、
    前記特定のガスを供給するためのガス供給流路と、
    前記供給流路に不活性ガスが充填された製造対象のガスタンクを接続するための接続部と、
    前記ガス供給流路を介して前記接続部に接続された前記製造対象のガスタンクへ前記特定のガスを供給すると共に、前記製造対象のガスタンクの内部を前記不活性ガスから前記特定のガスへ置換するガス置換部と、
    前記接続部に接続された前記製造対象のガスタンクと同一または異なる製造対象のガスタンクに充填されていた不活性ガスを、前記ガス供給流路に供給して、前記ガスの置換後の前記ガス供給流路に残存する前記特定のガスをパージするパージ部と
    を備えるガスタンク製造装置。
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