JP2014118607A - 長尺樹脂フィルムの冷却装置と冷却方法および長尺樹脂フィルムの表面処理装置 - Google Patents
長尺樹脂フィルムの冷却装置と冷却方法および長尺樹脂フィルムの表面処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014118607A JP2014118607A JP2012274664A JP2012274664A JP2014118607A JP 2014118607 A JP2014118607 A JP 2014118607A JP 2012274664 A JP2012274664 A JP 2012274664A JP 2012274664 A JP2012274664 A JP 2012274664A JP 2014118607 A JP2014118607 A JP 2014118607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- roll
- resin film
- long resin
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
【解決手段】案内ロール435を介し長尺フィルム413が巻き付け領域に巻き付けられかつ案内ロール438を介し巻き付け領域から搬出される回転ロール436と、巻き付け領域に巻き付けられたフィルム413を冷却する冷却手段を真空チャンバー内に備える冷却装置であって、冷却手段が、フィルム413の巻き付け領域とは反対側に位置する回転ロール436外周面の非巻き付け領域近傍に配置されかつ130K以下に冷却可能な冷凍機を有する冷却パネル439と、回転ロール436外周面の非巻き付け領域と冷却パネル439との間に冷却ガスを導入する冷却ガス導入手段とで構成されることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
上流側からロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムが搬入側案内ロールを介して外周面の巻き付け領域に巻き付けられると共に搬出側案内ロールを介して上記外周面の巻き付け領域から下流側へ搬出される回転ロールと、回転ロール外周面の巻き付け領域に巻き付けられた回転ロール上の長尺樹脂フィルムを冷却する冷却手段とを真空チャンバー内に備える長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
上記冷却手段が、回転ロール外周面と搬入側案内ロール並びに搬出側案内ロールの各外周面とで区画される空間領域内に設けられかつ長尺樹脂フィルムの上記巻き付け領域とは反対側に位置する回転ロール外周面の非巻き付け領域近傍に配置されると共に130K以下に冷却可能な冷凍機を有する冷却パネルと、回転ロール外周面の上記非巻き付け領域と冷却パネルとの間に冷却ガスを導入する冷却ガス導入手段とで構成されることを特徴とする。
請求項1に記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
冷却パネルと回転ロール外周面の上記非巻き付け領域を囲む冷却ボックスが設けられていることを特徴とし、
請求項3に係る発明は、
請求項1または2に記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
冷却パネルと回転ロール外周面の上記非巻き付け領域との間の間隔が20〜200μmに設定されていることを特徴とし、
請求項4に係る発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
上記冷却ガス導入手段が、回転ロール外周面の非巻き付け領域と冷却パネルとの間に向けてノズル先端が配置されかつ上記ノズル先端から冷却ガスを放出するガスノズルにより構成されていることを特徴とし、
請求項5に係る発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される中空構造体と、中空構造体の上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に開設された複数の冷却ガス放出孔とで構成されていることを特徴とし、
請求項6に係る発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される多孔質構造体で構成されていることを特徴とする。
上流側からロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムが搬入側案内ロールを介して回転ロール外周面の巻き付け領域に巻き付けられかつ搬出側案内ロールを介して回転ロール外周面の巻き付け領域から下流側へ搬出されると共に回転ロール外周面の巻き付け領域に巻き付けられた回転ロール上の長尺樹脂フィルムを真空チャンバー内に設けられた冷却手段により冷却する長尺樹脂フィルムの冷却方法において、
上記冷却手段が、回転ロール外周面と搬入側案内ロール並びに搬出側案内ロールの各外周面とで区画される空間領域内に設けられかつ長尺樹脂フィルムの上記巻き付け領域とは反対側に位置する回転ロール外周面の非巻き付け領域近傍に配置されると共に130K以下に冷却可能な冷凍機を有する冷却パネルと、回転ロール外周面の上記非巻き付け領域と冷却パネルとの間に冷却ガスを導入する冷却ガス導入手段とで構成されることを特徴とし、
請求項8に係る発明は、
請求項7に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法において、
上記冷却パネルのパネル温度を、冷却ガス導入手段により導入される冷却ガスの圧力条件下において冷却ガスの平衡蒸気圧曲線に従い該冷却ガスが凝集する温度よりも高く設定することを特徴とし、
請求項9に係る発明は、
請求項7または8に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法において、
上記冷却ガス導入手段が、回転ロール外周面の非巻き付け領域と冷却パネルとの間に向けてノズル先端が配置されかつ上記ノズル先端から冷却ガスを放出するガスノズルにより構成されていることを特徴とし、
請求項10に係る発明は、
請求項7または8に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法において、
上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される中空構造体と、中空構造体の上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に開設された複数の冷却ガス放出孔とで構成されていることを特徴とし、
請求項11に係る発明は、
請求項7または8に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法において、
上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される多孔質構造体で構成されていることを特徴とする。
ロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムの表面側を処理する表面処理手段と、表面処理により加熱された長尺樹脂フィルムを冷却する冷却装置とを真空チャンバー内に備える長尺樹脂フィルムの表面処理装置において、
請求項1〜6のいずれかに記載の冷却装置により上記冷却装置が構成され、かつ、長尺樹脂フィルムが巻き付けられる回転ロール外周面の巻き付け領域側に上記表面処理手段が配置されていることを特徴とし、
請求項13に係る発明は、
請求項12に記載の長尺樹脂フィルムの表面処理装置において、
上記表面処理が、イオンビーム処理若しくはプラズマ処理であることを特徴とし、
請求項14に係る発明は、
請求項12に記載の長尺樹脂フィルムの表面処理装置において、
上記表面処理が、真空成膜法による成膜処理であることを特徴とし、
また、請求項15に係る発明は、
請求項14に記載の長尺樹脂フィルムの表面処理装置において、
上記真空成膜法が、マグネトロンスパッタリングであることを特徴とする。
このスパッタリングウェブコーターは、図1に示した装置と同様、図3に示すように成膜前の耐熱性長尺樹脂フィルム413を巻き出すための巻出ロール414を有する巻き出し室410と、冷却ロール(回転ロール)436並びに従来の冷却手段(冷媒を用いた冷却手段)に代えて上記回転ロールを冷却する130K以下に冷却可能なクライオ冷凍機440を有する冷却パネル439と図示外の冷却ガス導入手段から成る冷却手段および冷却パネル439等を囲む冷却ボックス441を有し、巻き出し室410から搬入された耐熱性長尺樹脂フィルム413表面へ向けてイオンビーム照射装置437からイオンビームを照射するイオンビーム室434と、マグネトロンスパッタリングカソード430、431、432、433と冷媒(冷却水等)により冷却された冷却キャンロール(回転ロール)423を有し、イオンビーム室434から搬入された耐熱性長尺樹脂フィルム413に成膜を行なう成膜室411と、成膜室411から搬入された成膜後の耐熱性長尺樹脂フィルム413を巻き取るための巻取ロール429を有する巻き取り室412とでその主要部が構成されている。
金属膜の密着力を向上させるため、イオンビーム室434において耐熱性長尺樹脂フィルム413表面にイオンビーム照射処理を実施することが効果的である。しかし、耐熱性長尺樹脂フィルム413にイオンビームを照射すると、熱負荷により皺が発生する原因となる。このため、冷却水等の冷媒を内部に循環させた複雑な構造を有する冷却ロールにより耐熱性長尺樹脂フィルムを冷却しながらでないと、密着力が期待できる程度の強いエネルギーを有するイオンビーム照射処理を行うことができなかった。
次に、イオンビーム室434に設けられる冷却ロール(回転ロール)436を冷却する「冷却パネル」と「冷却ガス導入手段」とで構成される冷却手段について説明する。
(3−1)冷却パネルと冷却ロールの温度差による輻射冷却
(3−2)冷却パネルで冷やされた冷却ガスを冷却ロールに噴き付けることによるガス冷却
(3−3)冷却パネルと冷却ロールの狭い領域における分子流による冷却
(4-1)長尺樹脂フィルム
本発明の長尺樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムのような長尺樹脂フィルムや、ポリイミドフィルムのような耐熱性長尺樹脂フィルム等が例示される。
図3に示す本発明の真空成膜装置(スパッタリングウェブコーター:表面処理装置)を用いて、フィルム皺等の不具合の無い銅張積層樹脂フィルム(金属膜付耐熱性樹脂フィルム)基板を製造することができる。
図1に示す巻き出し室110とイオンビーム室134と成膜室111および巻き取り室112を備える従来の真空成膜装置(スパッタリングウェブコーター:表面処理装置)を用い、耐熱性長尺樹脂フィルム113には、幅500mm、長さ1000m、厚さ25μmの東レ・デュポン株式会社製の耐熱性ポリイミドフィルム「カプトン(登録商標)」を使用した。
実施例1においては、図3に示す冷却パネル439と冷却ロール436外周面との間に冷却ガスを導入する方法として、ガスノズルを用いた図5に示す方法が採られている。尚、耐熱性ポリイミドフィルム413へのイオンビーム処理、成膜処理等の実施手順は参考例の手順と同一である。
実施例2においては、図3に示す冷却パネル439と冷却ロール436外周面との間に冷却ガスを導入する方法として、冷却パネル231に取付けられた中空構造体(ガス導入板)235と冷却ガス放出孔237を用いた図6に示す方法が採られている。尚、耐熱性ポリイミドフィルム413へのイオンビーム処理、成膜処理等の実施手順は参考例の手順と同一である。
実施例3においては、図3に示す冷却パネル439と冷却ロール436外周面との間に冷却ガスを導入する方法として、冷却パネルに取付けられた多孔質構造体(ガス導入多孔質板)を用いた図7に示す方法が採られている。尚、耐熱性ポリイミドフィルム413へのイオンビーム処理、成膜処理等の実施手順は参考例の手順と同一である。
11 回転軸
12 冷媒導入2重配管
13 ロータリージョイント
14 給水ホース
15 排水ホース
16 磁気シール
17 軸受け
18 ベアリング
20 真空チャンバー壁
21 モーター
22 プーリー
23 ベルト
110 巻き出し室
111 成膜室
112 巻き取り室
113 耐熱性長尺樹脂フィルム
114 巻出ロール
115、121、125、128 張力センサーロール
116 ヒーターボックス
117、118 ヒーター
119、120、126、127 フリーロール
122 搬入側案内ロール(前フィードロール)
123 冷却キャンロール(回転ロール)
124 搬出側案内ロール(後フィードロール)
129 巻取ロール
130、131、132、133 マグネトロンスパッタリングカソード(ターゲット)
134 イオンビーム室
135 搬入側案内ロール(フリーロール)
136 冷却ロール
137 搬出側案内ロール(フリーロール)
138 イオンビーム照射装置
210 冷却ロール(回転ロール)
211 冷却パネル
212 冷却ボックス
213、214 ガスノズル
230 冷却ロール(回転ロール)
231 冷却パネル
232 冷却ボックス
233、234 ガス導入管
235 中空構造体(ガス導入板)
236 ガス導入路
237 冷却ガス放出孔
250 冷却ロール(回転ロール)
251 冷却パネル
252 冷却ボックス
253、254 ガス導入管
255 多孔質構造体(ガス導入多孔質板)
256 ガス導入路
410 巻き出し室
411 成膜室
412 巻き取り室
413 耐熱性長尺樹脂フィルム
414 巻出ロール
415、421、425、428 張力センサーロール
416 ヒーターボックス
417、418 ヒーター
419、420、426、427 フリーロール
422 搬入側案内ロール(前フィードロール)
423 冷却キャンロール(回転ロール)
424 搬出側案内ロール(後フィードロール)
429 巻取ロール
430、431、432、433 マグネトロンスパッタリングカソード(ターゲット)
434 イオンビーム室
435 搬入側案内ロール(フリーロール)
436 冷却ロール(回転ロール)
437 イオンビーム照射装置
438 搬出側案内ロール(フリーロール)
439 冷却パネル
440 クライオ冷凍機
441 冷却ボックス
Claims (15)
- 上流側からロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムが搬入側案内ロールを介して外周面の巻き付け領域に巻き付けられると共に搬出側案内ロールを介して上記外周面の巻き付け領域から下流側へ搬出される回転ロールと、回転ロール外周面の巻き付け領域に巻き付けられた回転ロール上の長尺樹脂フィルムを冷却する冷却手段とを真空チャンバー内に備える長尺樹脂フィルムの冷却装置において、
上記冷却手段が、回転ロール外周面と搬入側案内ロール並びに搬出側案内ロールの各外周面とで区画される空間領域内に設けられかつ長尺樹脂フィルムの上記巻き付け領域とは反対側に位置する回転ロール外周面の非巻き付け領域近傍に配置されると共に130K以下に冷却可能な冷凍機を有する冷却パネルと、回転ロール外周面の上記非巻き付け領域と冷却パネルとの間に冷却ガスを導入する冷却ガス導入手段とで構成されることを特徴とする長尺樹脂フィルムの冷却装置。 - 冷却パネルと回転ロール外周面の上記非巻き付け領域を囲む冷却ボックスが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置。
- 冷却パネルと回転ロール外周面の上記非巻き付け領域との間の間隔が20〜200μmに設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置。
- 上記冷却ガス導入手段が、回転ロール外周面の非巻き付け領域と冷却パネルとの間に向けてノズル先端が配置されかつ上記ノズル先端から冷却ガスを放出するガスノズルにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置。
- 上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される中空構造体と、中空構造体の上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に開設された複数の冷却ガス放出孔とで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置。
- 上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される多孔質構造体で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の長尺樹脂フィルムの冷却装置。
- 上流側からロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムが搬入側案内ロールを介して回転ロール外周面の巻き付け領域に巻き付けられかつ搬出側案内ロールを介して回転ロール外周面の巻き付け領域から下流側へ搬出されると共に回転ロール外周面の巻き付け領域に巻き付けられた回転ロール上の長尺樹脂フィルムを真空チャンバー内に設けられた冷却手段により冷却する長尺樹脂フィルムの冷却方法において、
上記冷却手段が、回転ロール外周面と搬入側案内ロール並びに搬出側案内ロールの各外周面とで区画される空間領域内に設けられかつ長尺樹脂フィルムの上記巻き付け領域とは反対側に位置する回転ロール外周面の非巻き付け領域近傍に配置されると共に130K以下に冷却可能な冷凍機を有する冷却パネルと、回転ロール外周面の上記非巻き付け領域と冷却パネルとの間に冷却ガスを導入する冷却ガス導入手段とで構成されることを特徴とする長尺樹脂フィルムの冷却方法。 - 上記冷却パネルのパネル温度を、冷却ガス導入手段により導入される冷却ガスの圧力条件下において冷却ガスの平衡蒸気圧曲線に従い該冷却ガスが凝集する温度よりも高く設定することを特徴とする請求項7に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法。
- 上記冷却ガス導入手段が、回転ロール外周面の非巻き付け領域と冷却パネルとの間に向けてノズル先端が配置されかつ上記ノズル先端から冷却ガスを放出するガスノズルにより構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法。
- 上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される中空構造体と、中空構造体の上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に開設された複数の冷却ガス放出孔とで構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法。
- 上記冷却ガス導入手段が、冷却パネルの上記回転ロール外周面の非巻き付け領域と対向する側に取付けられかつ接続されたガス導入管から冷却ガスが導入される多孔質構造体で構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の長尺樹脂フィルムの冷却方法。
- ロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムの表面側を処理する表面処理手段と、表面処理により加熱された長尺樹脂フィルムを冷却する冷却装置とを真空チャンバー内に備える長尺樹脂フィルムの表面処理装置において、
請求項1〜6のいずれかに記載の冷却装置により上記冷却装置が構成され、かつ、長尺樹脂フィルムが巻き付けられる回転ロール外周面の巻き付け領域側に上記表面処理手段が配置されていることを特徴とする長尺樹脂フィルムの表面処理装置。 - 上記表面処理が、イオンビーム処理若しくはプラズマ処理であることを特徴とする請求項12に記載の長尺樹脂フィルムの表面処理装置。
- 上記表面処理が、真空成膜法による成膜処理であることを特徴とする請求項12に記載の長尺樹脂フィルムの表面処理装置。
- 上記真空成膜法が、マグネトロンスパッタリングであることを特徴とする請求項14に記載の長尺樹脂フィルムの表面処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274664A JP5892056B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 長尺樹脂フィルムの冷却装置と冷却方法および長尺樹脂フィルムの表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274664A JP5892056B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 長尺樹脂フィルムの冷却装置と冷却方法および長尺樹脂フィルムの表面処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014118607A true JP2014118607A (ja) | 2014-06-30 |
JP5892056B2 JP5892056B2 (ja) | 2016-03-23 |
Family
ID=51173703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012274664A Active JP5892056B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 長尺樹脂フィルムの冷却装置と冷却方法および長尺樹脂フィルムの表面処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5892056B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104467311A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-25 | 遵义天义利威机电有限责任公司 | 一种气动间歇式铜丝输送装置 |
JP2016040396A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 住友金属鉱山株式会社 | キャンロールと長尺基板処理装置および長尺基板処理方法 |
JP2016079494A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 住友金属鉱山株式会社 | キャンロールと長尺基板処理装置および長尺基板処理方法 |
CN105887031A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-08-24 | 苏州瑞众新材料科技有限公司 | 一种抗电磁波天然面料的制备装置及其制造工艺 |
JP2017155286A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 住友金属鉱山株式会社 | ロールツーロール処理装置及び処理方法 |
CN117107209A (zh) * | 2023-10-18 | 2023-11-24 | 潍坊坤祥包装材料有限公司 | 一种用于薄膜镀银的自动化生产设备及加工工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01263274A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜製造装置 |
JP2011058079A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 薄膜形成装置および薄膜形成方法 |
-
2012
- 2012-12-17 JP JP2012274664A patent/JP5892056B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01263274A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜製造装置 |
JP2011058079A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 薄膜形成装置および薄膜形成方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016040396A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 住友金属鉱山株式会社 | キャンロールと長尺基板処理装置および長尺基板処理方法 |
JP2016079494A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 住友金属鉱山株式会社 | キャンロールと長尺基板処理装置および長尺基板処理方法 |
CN104467311A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-25 | 遵义天义利威机电有限责任公司 | 一种气动间歇式铜丝输送装置 |
CN104467311B (zh) * | 2014-12-09 | 2017-03-29 | 遵义天义利威机电有限责任公司 | 一种气动间歇式铜丝输送装置 |
JP2017155286A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 住友金属鉱山株式会社 | ロールツーロール処理装置及び処理方法 |
CN105887031A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-08-24 | 苏州瑞众新材料科技有限公司 | 一种抗电磁波天然面料的制备装置及其制造工艺 |
CN117107209A (zh) * | 2023-10-18 | 2023-11-24 | 潍坊坤祥包装材料有限公司 | 一种用于薄膜镀银的自动化生产设备及加工工艺 |
CN117107209B (zh) * | 2023-10-18 | 2024-02-27 | 潍坊坤祥包装材料有限公司 | 一种用于薄膜镀银的自动化生产设备及加工工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5892056B2 (ja) | 2016-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI739892B (zh) | 卷對卷方式之表面處理裝置及包含其之成膜裝置、以及卷對卷方式之表面處理方法及包含其之成膜方法 | |
JP5892056B2 (ja) | 長尺樹脂フィルムの冷却装置と冷却方法および長尺樹脂フィルムの表面処理装置 | |
JP5459188B2 (ja) | ガス導入機構を備えたキャンロールおよびそれを用いた長尺基板の処理装置ならびに処理方法 | |
JP5516388B2 (ja) | ガス導入機構を備えたキャンロールおよびこれを用いた長尺基板の処理装置ならびに処理方法 | |
JP5573637B2 (ja) | ガス導入機構を備えた長尺基板の処理装置および処理方法、ならびに長尺基板の搬送方法 | |
JP5488477B2 (ja) | キャンロール、長尺樹脂フィルム基板の処理装置及び処理方法 | |
JP6508080B2 (ja) | キャンロールと長尺体の処理装置および処理方法 | |
CN109898066B (zh) | 长条基板的处理装置和处理方法 | |
WO2019078015A1 (ja) | キャンロールと長尺基板処理装置 | |
JP5849934B2 (ja) | 真空成膜装置と真空成膜方法 | |
JP2018031040A (ja) | ロールツーロール方式の表面処理装置並びにこれを用いた成膜方法及び成膜装置 | |
JP6201162B2 (ja) | キャンロールと長尺基板処理装置および長尺基板処理方法 | |
JP5527186B2 (ja) | ガス導入機構を備えた長尺基板処理装置および処理方法 | |
JP6269385B2 (ja) | キャンロールと長尺基板処理装置および長尺基板処理方法 | |
JP5888154B2 (ja) | ガス放出機構付きキャンロール及びそれを備えた長尺基板の処理装置及び処理方法 | |
JP6217621B2 (ja) | ガス放出機構を備えたキャンローラ並びにこれを用いた長尺基板の処理装置及び処理方法 | |
JP6575399B2 (ja) | ロールツーロール処理装置及び処理方法 | |
EP3699318B1 (en) | Can roll, long-substrate processing device, and method for managing long-substrate processing device | |
JP6319116B2 (ja) | 長尺基板の表面処理装置と表面処理方法 | |
JP2020045524A (ja) | イオンビーム処理手段を備えた金属膜付樹脂フィルム基板の製造装置及び製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5892056 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |