JP2014118245A - エレベーター及びエレベーターの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部13aは、テールコード3の揺れを揺れ検出部7で検出すると、管制運行へ切り替える。管制運行にて最寄り階に速やかに移動し乗客を避難させる。その後制御部13aは、乗りかご2を最下階へ移動し、ピット床15に設置したダクト5にテールコード3の湾曲部3aを収納して、テールコード3の揺れを抑制する。
【選択図】図2
Description
まず、テールコードが所定範囲より大きく揺れたことを検出した場合に、乗りかごを最寄り階に停止させる。
そして、乗りかごから乗客が降りたと判断した後、昇降路のピット床に形成されるテールコード揺れ抑制部にテールコードの湾曲部を収納させるまで乗りかごを下階に移動させるものである。
以下、本発明の一実施の形態例について、添付図面を参照して説明する。
本実施の形態例に係るエレベーターは、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する内部ブロックが連携して行うエレベーターの制御方法を実現する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
エレベーター1は、乗りかご2、テールコード3、ワイヤーロープ4、テールコード3の一部を収納するダクト5、乗りかご2の底面に設置される揺れ検出部6を備える。また、エレベーター1は、配電盤等(不図示)を保護する金網9と、釣り合いおもり10と、巻き上げ機11、昇降路12、ジャンクションボックス13、制御部13a、風速計14、ピット床15とを備える。
ダクト5は、揺れ検出部7と、接触検出部8を備える。
図2では、乗りかご2が1階からn階まで昇降路12内を昇降するものとしている。ここで、テールコード3の端部は中間階に設置されたジャンクションボックス13に接続される。
揺れ検出部6は、揺れ検出部7に向けて3本のレーザ光を発光している。各レーザ光は、テールコード3の接続部3bより離れて設置された発光部6a〜6c(後述する図4を参照)より発光される。このため、テールコード3の揺れが小さいときは、テールコード3がレーザ光を遮らない。しかし、テールコード3の揺れが大きくなると、テールコード3がレーザ光を遮るようになる。
乗りかご2の底面に接続されたテールコード3の接続部3bの周囲には、揺れ検出部6に含まれる発光部6a〜6cが設置される。発光部6a〜6cは、ダクト5の揺れ検出部7に向けて3本のレーザ光を発光する。発光部6a,6cは、乗りかご2の底面に接続されたテールコード3の接続部3bの長手方向に設置されており、揺れ検出部7がテールコード3の奥行き方向の揺れを検出するために用いられる。また、発光部6bは、接続部3bの短手方向に設置されており、揺れ検出部7がテールコード3の間口方向の揺れを検出するために用いられる。
ダクト5の開口部の3辺には、揺れ検出部7に含まれる受光部7a〜7cが設置される。受光部7a〜7cは、乗りかご2の底面に設置される発光部6a〜6cが発光した3本のレーザ光をそれぞれ受光する。受光部7a,7cは、ダクト5の短手方向に設置されており、受光部7bは、ダクト5の長手方向に設置されている。制御部13aは、受光部7a〜7cのいずれかがレーザ光を受光しない場合に、テールコード3が所定範囲より大きく揺れていると判断する
制御部13aは、乗りかご2の昇降を制御する。制御部13aには、揺れ検出部6と揺れ検出部7と、乗客検出部2bと、風速計14と、操作パネル2cが接続されている。
始めに、制御部13aは、通常運行でエレベーター1の通常運行を行う(ステップS1)。制御部13aは、通常運行を続けながらエレベーター1に生じる異常を監視している。本実施の形態例において、制御部13aは、エレベーター1に生じる異常として、テールコード3が所定範囲より大きく揺れたことを検出したかどうか判断している(ステップS2)。そして、制御部13aは、揺れ検出部7から受け取る検出結果により、テールコード3が所定範囲より大きく揺れていないと判断すると、エレベーター1の通常運行を続ける。
なお、乗りかご2の底面に重量センサーを設置しておき、制御部13aは、乗りかご2内の重量の増減によって乗客が避難したことを判断してもよい。
また、地震計を建屋に設置したり、気象会社から地震情報を受け取ったりすることにより、制御部13aは、テールコード3に揺れが生ずる前に乗りかご2を停止させ、最下階に移動させてもよい。
また、建屋自体の揺れを検出する揺れ検出器を建屋に設置しておき、建屋が所定の周期で揺れ始めると、制御部13aが乗りかご2を停止させ、最下階に移動させてもよい。
例えば、上記した実施形態例は本開示を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (6)
- 湾曲部が形成されるように乗りかごから吊り下げられ、前記乗りかごと該乗りかごが昇降移動する昇降路との間を連絡するテールコードの揺れを抑えるエレベーターにおいて、
前記テールコードが所定範囲より大きく揺れた場合に、前記テールコードの揺れを検出する揺れ検出部と、
前記昇降路のピット床に形成され、前記テールコードの湾曲部を収納するテールコード揺れ抑制部と、
前記テールコードの揺れを検出した場合に、前記乗りかごを最寄り階に停止させ、前記乗りかごから乗客が降りたと判断した後、前記テールコード揺れ抑制部に前記テールコードの湾曲部を収納させるまで前記乗りかごを下階に移動させる制御部と、を備える
エレベーター。 - 前記テールコード揺れ抑制部は、収納された前記テールコードの湾曲部を前記テールコード揺れ抑制部の内壁面に当てて、前記テールコードの揺れを抑える
請求項1記載のエレベーター。 - 前記テールコード揺れ抑制部は、前記テールコードの湾曲部が前記テールコード揺れ抑制部の内壁面に接触したことを検出する接触検出部を備え、
前記制御部は、前記テールコードの湾曲部が前記内壁面に接触していることを検出する間は、前記乗りかごを前記下階に停止したままとする制御を行う
請求項2記載のエレベーター。 - 前記揺れ検出部は、光ビームを照射する発光部と、前記光ビームを受光する受光部とを有し、
前記制御部は、前記受光部が前記光ビームを受光しない場合に、前記テールコードが前記所定範囲より大きく揺れていると判断する
請求項3記載のエレベーター。 - 前記発光部は、前記乗りかごの底面に接続された前記テールコードの接続部の周囲に設置され、
前記受光部は、前記テールコード揺れ抑制部の開口部に設置される
請求項4記載のエレベーター。 - 湾曲部が形成されるように乗りかごから吊り下げられ、前記乗りかごと該乗りかごが昇降移動する昇降路との間を連絡するテールコードの揺れを抑えるエレベーターの制御方法において、
前記テールコードが所定範囲より大きく揺れた場合に、前記テールコードの揺れを検出するステップと、
前記テールコードの揺れを検出した場合に、前記乗りかごを最寄り階に停止させるステップと、
前記乗りかごから乗客が降りたと判断した後、前記昇降路のピット床に形成されるテールコード揺れ抑制部に前記テールコードの湾曲部を収納させるまで前記乗りかごを下階に移動させるステップと、を含む
エレベーターの制御方法。
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JP2012273617A JP5985378B2 (ja) | 2012-12-14 | 2012-12-14 | エレベーター及びエレベーターの制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020007132A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 東芝エレベータ株式会社 | テールコードの破損検知方法および装置、エレベータ制御システム |
Citations (3)
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JPS4915149A (ja) * | 1972-06-06 | 1974-02-09 | ||
JPS62196287A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-29 | 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 | エレベ−タ−のテ−ルコ−ドの振れ検出装置 |
JP2005145614A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのテールコード振れ止め装置 |
-
2012
- 2012-12-14 JP JP2012273617A patent/JP5985378B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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