JP2014118177A - ポリ袋製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポリ袋製品として形状や大きさが限定される中で,ポリ袋の容量ならびに強度を損なわないポリ袋製品を提供する。
【解決手段】ポリ袋と,複数のポリ袋を収納する外容器からなるポリ袋製品であって,前記ポリ袋は,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていない両端部が中心軸方向に対して平行に折り曲げられる形で,複数枚折重ねられ外容器に収納されていることを特徴とするポリ袋製品。
【選択図】図9
【解決手段】ポリ袋と,複数のポリ袋を収納する外容器からなるポリ袋製品であって,前記ポリ袋は,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていない両端部が中心軸方向に対して平行に折り曲げられる形で,複数枚折重ねられ外容器に収納されていることを特徴とするポリ袋製品。
【選択図】図9
Description
本発明は,ポリ袋製品に関する。さらに詳しくは,家庭用もしくは業務用に用いられる,使い捨ての小型ポリ袋を複数枚収納した,ポリ袋製品に関する。
ポリエチレン製の袋(以下,「ポリ袋」)は,その材質によって種々の特徴を有する。
例えば,おおよその目安として密度が0.942未満の低密度ポリエチレンのポリ袋(以下,「低密度ポリ袋」)は,透明度が高く,柔らかく伸びるのが特徴である。低密度ポリ袋は,製造上の制限から,厚みが20μm以上のものがほとんどである。加えて低密度ポリ袋はシール性にも優れることから,菓子や衣類などの簡易包装やごみ袋,生鮮食品などの耐水性包装にも用いられている。
一方,おおよその目安としてその密度が0.942以上の高密度ポリエチレンのポリ袋(以下,「高密度ポリ袋」)は,低密度ポリ袋と比較して,その厚みを薄くできるという特徴を有する。このことから,高密度ポリ袋は,低密度ポリ袋と比較して,単位袋あたりの製品単価を下げることが可能である。そのため,頻度高く使い捨てられる用途に向いており,例えば,スーパーでの小分け袋や,台所でのキッチンパックとして用いられている。しかしながら,これらのような高密度ポリ袋では,低密度ポリ袋と比較して,シール性が劣ったり,突刺し延伸度が低いなどの課題もある。
このようにポリ袋は,その材質によって種々の特徴を有するものの,低密度ポリ袋,高密度ポリ袋,いずれも使い捨ての用途には適しており,使い捨てポリ袋製品が開示されている。
特許文献1には,ロール状のポリ袋を製品(以下,「ロール状ポリ袋製品」)が開示されている。
ロール状ポリ袋製品の場合,その円柱状の形状から輸送の際,隙間ができてしまい輸送効率が悪い。加えて,トイレットペーパーホルダーのような,ロール状のポリ袋製品用のホルダーも普及していない。
これらの事情から,日本において,ロール状ポリ袋製品は,業務用としてしか用いられておらず,家庭向けの製品としては皆無である。そのため,日本においては,ティッシュペーパーのように,開口部があり,そこから連続的にポリ袋を取り出すことができるポリ袋製品がほとんどである。
なお,以下では,このようなポリ袋製品をティッシュペーパー状ポリ袋製品と定義する。ティッシュペーパー状ポリ袋製品は,ポリ袋を取り出した後ティッシュペーパーのように次のポリ袋が開口部から出ているものだけでなく,次のポリ袋が出ていないものや,出ていない状態のまま開口部を封できるものも含むものとする。
ロール状ポリ袋製品の場合,その円柱状の形状から輸送の際,隙間ができてしまい輸送効率が悪い。加えて,トイレットペーパーホルダーのような,ロール状のポリ袋製品用のホルダーも普及していない。
これらの事情から,日本において,ロール状ポリ袋製品は,業務用としてしか用いられておらず,家庭向けの製品としては皆無である。そのため,日本においては,ティッシュペーパーのように,開口部があり,そこから連続的にポリ袋を取り出すことができるポリ袋製品がほとんどである。
なお,以下では,このようなポリ袋製品をティッシュペーパー状ポリ袋製品と定義する。ティッシュペーパー状ポリ袋製品は,ポリ袋を取り出した後ティッシュペーパーのように次のポリ袋が開口部から出ているものだけでなく,次のポリ袋が出ていないものや,出ていない状態のまま開口部を封できるものも含むものとする。
このティッシュペーパー状ポリ袋製品については,日本の取引事情に合致するという事情もある。
すなわち,ティッシュペーパー状ポリ袋製品をはじめとした商品を取り扱う販売店では,取引業者に対し,棚単位で一定のスペース(箱代等のコストダウン)を与え,商品の選択や配置,補充等を行うよう指示し,商品の販売を行っていく事業形態が多い。そのため,一定スペースに収まるという意味で,ティッシュペーパー状ポリ袋製品は,幅や高さ,奥行きをコントロールしやすく,また,製品を置く場合の安定性も高い。
このような事情もあって,日本においてはティッシュペーパー状ポリ袋製品が,製品の主流となっている。逆にこのことは,日本において,ティッシュペーパー状ポリ袋製品は,販売店の商品配置スペースに収まるような形状,大きさに限定されることを意味する。
すなわち,ティッシュペーパー状ポリ袋製品をはじめとした商品を取り扱う販売店では,取引業者に対し,棚単位で一定のスペース(箱代等のコストダウン)を与え,商品の選択や配置,補充等を行うよう指示し,商品の販売を行っていく事業形態が多い。そのため,一定スペースに収まるという意味で,ティッシュペーパー状ポリ袋製品は,幅や高さ,奥行きをコントロールしやすく,また,製品を置く場合の安定性も高い。
このような事情もあって,日本においてはティッシュペーパー状ポリ袋製品が,製品の主流となっている。逆にこのことは,日本において,ティッシュペーパー状ポリ袋製品は,販売店の商品配置スペースに収まるような形状,大きさに限定されることを意味する。
ティッシュペーパー状ポリ袋製品の例として,図1ないし図2に示す様なポリ袋を収納するポリ袋製品が販売されている。これらのポリ袋では,両側にまち(ポリ袋中心軸に対して平行に入っている折り込み)が入っているのが特徴である。このまちが入っている理由は,ポリ袋の容積を大きくするためであり,現在販売されている様々なポリ袋製品において,まちが入っていることが現在の小型箱化技術の潮流といえる(特許文献2,3,4)。
しかしながら,このまちが入っているポリ袋は,まちの折り目部分と底の部分が重なる個所に応力が集中してしまう(図1,図2)。そのため,応力が集中する部分からポリ袋が破裂しやすくなってしまう(特許文献2,3)。さらに,まち部を形成することにより,厚みが異なる4枚と2枚の境を作り出すため,完璧な熱シールが難しく,その境目が漏水の不良原因となってしまう。
この課題を解決するために,図1のように,溶着部分を波線状にしたり,図2のように直線状の溶着部分を二重に設けつつ,その他の部分にも,かぎ状の溶着部分を設けたポリ袋などが開発されている。しかしながら,このような溶着処理を行う場合,不良率が高い(歩留まりが低い)ものとなってしまい,ポリ袋の製造単価が上がってしまうという問題があった。
この課題を解決するために,図1のように,溶着部分を波線状にしたり,図2のように直線状の溶着部分を二重に設けつつ,その他の部分にも,かぎ状の溶着部分を設けたポリ袋などが開発されている。しかしながら,このような溶着処理を行う場合,不良率が高い(歩留まりが低い)ものとなってしまい,ポリ袋の製造単価が上がってしまうという問題があった。
これらに見られるように,従来のティッシュペーパー状ポリ袋製品では,形状や大きさが限られたポリ袋製品において,大きな容積を保つためにポリ袋にまちを入れる必要があった。しかしながら,そのまちが原因で生じるポリ袋の水漏れと破裂しやすさという課題を,従来のティッシュペーパー状ポリ袋製品では,克服しなければならなかった。
上記事情を背景として本発明では,ポリ袋製品として形状や大きさが限定される中で,ポリ袋の容量ならびに水漏れ強度などを損なわない,ポリ袋製品の開発を課題とする。
発明者は,鋭意研究の結果,現在の技術常識に反し,まちを入れないポリ袋の利用に着想し,本発明を完成させた。
まちを入れないポリ袋であれば,ポリ袋の底は直線状に溶着される(図7a)。この場合,応力が一点に集中することが無く,直線上に分散されて働くため,ポリ袋は水漏れや破裂をしにくくなる。
このように,まちを入れないポリ袋を用いるとすると,ポリ袋の容積を稼げないという問題が一見生じるようにみえる。しかし,発明者は,この点についても克服し,外容器より横幅の大きなポリ袋を用いることにより容積を稼ぎ,さらに,両端をポリ袋の中心軸に沿って平行に折り曲げることにより,外容器に収納可能な幅に調整することに着想した。
結果として,折り曲げられた場合の両端の厚みは,まちを入れたポリ袋を用いた,まち部分の厚み(4枚分の厚み)と同じであり,外容器への収納性についても,従来のまち入りポリ袋と同様,何ら問題は生じないものである。加えて,この両端を折り曲げる手法により,外容器に収納する際のポリ袋の横幅をコントロールしやすくなり,ポリ袋製品を製造する際も,種々の大きさに対応し得るという効果を有するものである。
まちを入れないポリ袋であれば,ポリ袋の底は直線状に溶着される(図7a)。この場合,応力が一点に集中することが無く,直線上に分散されて働くため,ポリ袋は水漏れや破裂をしにくくなる。
このように,まちを入れないポリ袋を用いるとすると,ポリ袋の容積を稼げないという問題が一見生じるようにみえる。しかし,発明者は,この点についても克服し,外容器より横幅の大きなポリ袋を用いることにより容積を稼ぎ,さらに,両端をポリ袋の中心軸に沿って平行に折り曲げることにより,外容器に収納可能な幅に調整することに着想した。
結果として,折り曲げられた場合の両端の厚みは,まちを入れたポリ袋を用いた,まち部分の厚み(4枚分の厚み)と同じであり,外容器への収納性についても,従来のまち入りポリ袋と同様,何ら問題は生じないものである。加えて,この両端を折り曲げる手法により,外容器に収納する際のポリ袋の横幅をコントロールしやすくなり,ポリ袋製品を製造する際も,種々の大きさに対応し得るという効果を有するものである。
本発明は,以下の構成からなる。
本発明の第一の構成は,ポリ袋と,複数のポリ袋を収納する外容器からなるポリ袋製品であって,前記ポリ袋は,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていない両端部が中心軸方向に対して平行に折り曲げられる形で,複数枚折重ねられ外容器に収納されていることを特徴とするポリ袋製品である。
本発明の第二の構成は,前記ポリ袋の材質が,高密度ポリエチレンであることを特徴とする第一の構成に記載のポリ袋製品である。
本発明の第三の構成は,前記ポリ袋の厚さが,7から12μmであることを特徴とする第一または第二の構成に記載のポリ袋製品である。
本発明の第四の構成は,外容器が,ポリ袋もしくは直方体状の紙箱からなることを特徴とする第一から第三の構成に記載のポリ袋製品である。
本発明の第三の構成は,前記ポリ袋の厚さが,7から12μmであることを特徴とする第一または第二の構成に記載のポリ袋製品である。
本発明の第四の構成は,外容器が,ポリ袋もしくは直方体状の紙箱からなることを特徴とする第一から第三の構成に記載のポリ袋製品である。
本発明の第五の構成は,円筒形であってロール状に巻かれたポリ袋を,熱処理により直線状に溶着処理を行う溶着工程と,両端を折り曲げる折曲げ工程と,直線状に切断する切断工程(一枚ずつ平袋を束ねた),取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていない両端部が中心軸方向に対して平行に折り曲げられたポリ袋を製造することを特徴とする製造方法である。
本発明により,従来技術の課題を克服した,ポリ袋製品の提供が可能となった。すなわち,本発明のポリ袋製品により,まちを入れていない底シール強度が向上・改善されたポリ袋が入ったポリ袋製品の提供が可能となったものである。
以下では,本発明のポリ袋製品について,図面を例にとり説明を行うが,本発明の内容は,当然のことながら,以下の内容に限定されるものではない。
1.ポリ袋製品概略
本発明のポリ袋製品は,複数枚のポリ袋が外容器に収納される形の製品である(図3,4)。図5のように,外容器には開口部が設けられており,その開口部からポリ袋を連続的に引き出すことができる。
本発明のポリ袋製品は,複数枚のポリ袋が外容器に収納される形の製品である(図3,4)。図5のように,外容器には開口部が設けられており,その開口部からポリ袋を連続的に引き出すことができる。
2.ポリ袋
(1) 本発明で用いられるポリ袋は,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていないポリ袋を用いる(図6)。このようなポリ袋としては,通常,用いられるポリ袋を用いればよい。
(1) 本発明で用いられるポリ袋は,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていないポリ袋を用いる(図6)。このようなポリ袋としては,通常,用いられるポリ袋を用いればよい。
(2) ポリ袋の材質としては,高密度ポリエチレンを用いることが好ましい。これにより,ポリ袋をムラなく薄く,シール強度を高めることが可能となり,外容器への収納性が向上する効果を有する。このような高密度ポリエチレンとして,例えば,HD7000Fなどが挙げられる
なお,本発明において,高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene)とは,繰り返し単位のエチレンが分岐をほとんど持たず直鎖状に結合した熱可塑性樹脂に属する合成樹脂であって,密度が0.942以上のものとして定義される。密度と融点は比例しており,高い融点を有するポリエチレンほど,フィルム強度を増す製造工程が可能となる。
なお,本発明において,高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene)とは,繰り返し単位のエチレンが分岐をほとんど持たず直鎖状に結合した熱可塑性樹脂に属する合成樹脂であって,密度が0.942以上のものとして定義される。密度と融点は比例しており,高い融点を有するポリエチレンほど,フィルム強度を増す製造工程が可能となる。
(3) ポリ袋の一例として,図7aに示す様なポリ袋が挙げられる。図7aのポリ袋は,縦が350mm,横250mmの透明又は半透明のポリ袋である。
図7のbからdに示すとおり,このポリ袋の両端を数十mm単位で折りたたんで,外容器に収納する(図8)。この折りたたむ幅を調整することにより,ポリ袋を外容器に収納する際の横幅を調整することができ,ポリ袋製品の横幅を調整しやすいという効果を有する。
図7のbからdに示すとおり,このポリ袋の両端を数十mm単位で折りたたんで,外容器に収納する(図8)。この折りたたむ幅を調整することにより,ポリ袋を外容器に収納する際の横幅を調整することができ,ポリ袋製品の横幅を調整しやすいという効果を有する。
3.外容器
(1) 本発明で用いられる外容器は,ポリ袋の収納が可能であり,かつ,開口部からポリ袋を連続的に取り出すことが出来る限り,特に限定する必要はなく,箱状のものや袋状のものなど,種々の外容器を用いることができる。
(2) 外容器の好ましい例として,図3のようなポリ袋状のものや,直方体状の紙箱などが挙げられる。これにより,ポリ袋製品としての輸送性や,配置した時の安定性,製造コストに優れるという効果を有する。さらに最も好ましい例として,図3のポリ袋状のものが挙げられる。これにより,紙箱と比較しても,より優れた輸送性,安定性,製造コストが低いという効果を有する。
(1) 本発明で用いられる外容器は,ポリ袋の収納が可能であり,かつ,開口部からポリ袋を連続的に取り出すことが出来る限り,特に限定する必要はなく,箱状のものや袋状のものなど,種々の外容器を用いることができる。
(2) 外容器の好ましい例として,図3のようなポリ袋状のものや,直方体状の紙箱などが挙げられる。これにより,ポリ袋製品としての輸送性や,配置した時の安定性,製造コストに優れるという効果を有する。さらに最も好ましい例として,図3のポリ袋状のものが挙げられる。これにより,紙箱と比較しても,より優れた輸送性,安定性,製造コストが低いという効果を有する。
4.製造方法ならびに製造装置
(1) 本発明の製造方法の概略を図8に,製造装置を図9に示す。
(2) 円筒形でロール状に巻かれたポリ袋(Film Roll)が流れていき,ヒートシーラー(Heat Sealer)により熱処理され,溶着処理がなされる(溶着工程)。これにより,ポリ袋の底部が作成される。
(3) 次に,フォールディングプレート(folding plate)により,ポリ袋両端が折りたたまれる(折曲げ工程)。このフォールディングプレートを用いた手法により,折りたたまれる幅の微調整可能であり,結果として,外容器に収納する際のポリ袋の横幅の調整が容易になるという効果を有する。
(4) 続いて,切断機(Bag Cutting Machine)により,ポリ袋が切断され(切断工程)。
(5) その切断されたポリ袋は,製袋機で一枚ずつ送られ,自動的に束ねられる。
(6) これら一連の工程をへて作製されたポリ袋は,所定の枚数重ねられた後,外容器に入れられ,ポリ袋製品として製品化される。
(1) 本発明の製造方法の概略を図8に,製造装置を図9に示す。
(2) 円筒形でロール状に巻かれたポリ袋(Film Roll)が流れていき,ヒートシーラー(Heat Sealer)により熱処理され,溶着処理がなされる(溶着工程)。これにより,ポリ袋の底部が作成される。
(3) 次に,フォールディングプレート(folding plate)により,ポリ袋両端が折りたたまれる(折曲げ工程)。このフォールディングプレートを用いた手法により,折りたたまれる幅の微調整可能であり,結果として,外容器に収納する際のポリ袋の横幅の調整が容易になるという効果を有する。
(4) 続いて,切断機(Bag Cutting Machine)により,ポリ袋が切断され(切断工程)。
(5) その切断されたポリ袋は,製袋機で一枚ずつ送られ,自動的に束ねられる。
(6) これら一連の工程をへて作製されたポリ袋は,所定の枚数重ねられた後,外容器に入れられ,ポリ袋製品として製品化される。
Claims (5)
- ポリ袋と,複数のポリ袋を収納する外容器からなるポリ袋製品であって,前記ポリ袋は,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,
まち入れ処理がなされていない両端部が中心軸方向に対して平行に折り曲げられる形で,複数枚折重ねられ外容器に収納されていることを特徴とするポリ袋製品。 - 前記ポリ袋の材質が,高密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項1に記載のポリ袋製品
- 前記ポリ袋の厚さが,7から12μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のポリ袋製品
- 外容器が,ポリ袋もしくは直方体状の紙箱からなることを特徴とする請求項1から3に記載のポリ袋製品
- 円筒形であってロール状に巻かれたポリ袋を,熱処理により直線状に溶着処理を行う溶着工程と,
両端を折り曲げる折曲げ工程と,直線状に切断する切断工程により,取っ手を有さず,上側に開口部,下側に直線状に熱処理され溶着処理により閉鎖されている底部を有し,まち入れ処理がなされていない両端部が中心軸方向に対して平行に折り曲げられたポリ袋を製造することを特徴とする製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274142A JP2014118177A (ja) | 2012-12-15 | 2012-12-15 | ポリ袋製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274142A JP2014118177A (ja) | 2012-12-15 | 2012-12-15 | ポリ袋製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014118177A true JP2014118177A (ja) | 2014-06-30 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012274142A Pending JP2014118177A (ja) | 2012-12-15 | 2012-12-15 | ポリ袋製品 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014118177A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017028406A1 (zh) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 江苏万乐自动化装备有限公司 | 塑料编织袋全自动套内膜袋切缝两用一体机 |
JP2020124401A (ja) * | 2019-02-05 | 2020-08-20 | クリロン化成株式会社 | カバン |
-
2012
- 2012-12-15 JP JP2012274142A patent/JP2014118177A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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